ボケの神田伸一郎は、絵に描いたようなおぼっちゃま。実父は東大卒で、東大院修了。旧・通商産業省のキャリア官僚だ。姉は、セレブタレントにして実業家の神田うの。弟は元俳優で現在は、一般人だ。
家族は現在、うのが独身時代、都内一等地に建てた“パンスト御殿”で、悠々自適な生活を送っている。これにより、家族が住んでいた高級マンションが空き家になったため、伸一郎がひとり住まい。3LDKという恵まれた住居で、幼少期から変わらず貧乏知らずだ。
いっぽうの浜谷健司は打って変わって、赤貧芸人の道をしっかり歩んできた。無名時代は、仕事がないにもかかわらず、アルバイトは週に1度だけ。わずかな資金のすべてをパチンコにつぎ込み、同棲していた彼女に本やCDをBOOK OFFで換金させた。
本人も認める「クズ芸人」。その威力は、芸人合コンになると、レベルアップする。
合コンでは、左に座っていた女性のおっぱいを揉みながら、右に座っていた女性とキス。尻をまさぐるバージョンもある。また、キャミソールを着ていた女性には、みずからを「フック船長」と呼びながら、キャミの鎖骨部分に指をかけて脱がしたことも…。ストローを女性の胸にめがけて投げつけ、どれだけの距離が飛ぶかを競う“おっぱい槍投げ”なるゲームも発案した。
「下衆の極み」であり、「鬼畜の所業」でもあった浜谷。下衆な飲み会でいつも一緒に騒いでいたのは、同じく『THE MANZAI 2011』でブレイクしたHi-Hi(上田浩二郎)、『M-1グランプリ』(終了)で2度ファイナルに進出した東京ダイナマイト(松田大輔)、『R-1ぐらんぷり』の決勝舞台を2度踏んでいる岸学(どきどきキャンプ)。関東若手芸人は、おさかんなようで…。(伊藤由華)