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トレンド 2012年07月31日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol6 キャン×キャン)
驚いたときのマスオさん、『スーパーニュース』で噛む永島昭浩キャスター。そんな“細かすぎるものまね”を脳裏に焼きつかせるのが長浜。前髪を「パカパカさせる」のが玉城。沖縄出身のふたり。漫才は、掛け値なしのうまさである。(伊藤雅奈子) −−もう、沖縄を代表する芸人さんといっていいでしょうか? 長浜 (スリムクラブ・真栄田賢が扮するフランチェンの口調で)いいよ! 玉城 スリム、ガレッジセールさん。ダチョウ倶楽部の肥後(克広)さん。いっこく堂さん。その次…ぐらい?(笑)。 長浜 世間的なキャン×キャンの代名詞って、僕だったら永島キャスターと、「え〜っ!」のマスオさん。相方だったら、パカパカでしょうね。普通に自己紹介しても「はっ?」ですけど、「パカパカの…」って言うと、「あ〜!」って、だいたいそんな反応ですから。 −−パカパカ。つまり、薄毛をカミングアウトするのは勇気が必要だったんじゃ? 玉城 最初にカミングアウトしたのは、『草野キッド』っていう番組で(※1)、髪の毛に難がある芸人が3人呼ばれたんです。最初は引かれるかなぁと思ったんですけど、ウケて。以来、笑いになるならなんでもいいかって。最近は、テレビとかではあまりしませんけど、飲み会レベルならまだウケるんで、やってます(笑)。 −−すでに1回戦が終了した『THE MANZAI 2012』。今年をむかえる気持ちを聞かせてください。 長浜 僕たち、いろんな番組にひと通り出させてもらったきっかけが、『お笑いホープ大賞』(※2)の優勝。その年に一緒だった小島義雄(現:小島よしお)はあれきっかけで、のちに『M-1グランプリ』(終了)でスリム、去年はHi-Hiさんが売れていくのを見てるんで、チャンスってコンテストしかないなぁって思うんです。特に僕らはお笑いの事務所じゃないので、やってくれてるコンテストは、ほんっとに大事。去年は、50組の認定漫才師になれなくて、それがプレッシャーになってるというのがあるので、今年は是が非でも…っていうところです。ライバル? 緊張しぃの自分自身。誰かというよりはまず、僕らに勝ちたいですね。 玉城 闘争心に欠けるというか、平和主義的というか。僕らってそんな感じなので、ライバルって考えがないんですよね。(※1)浅草キッドが草野仁と手を組んだ異色コラボバラエティ。2007年7月の放映回では、海原はるか・かなたなどが出演して、髪の悩みを打ち明けた。番組はすでに終了。(※2)在京プロダクションが主催するコンテスト。アンガールズ、キングオブコメディ、東京03、ナイツなどは優勝を機に、ブレイクのきっかけをつかんだ。現在は『お笑いハーベスト大賞』に改称して、3度目になる本年度は三拍子が優勝した。【プロフィール】長浜之人(左)‘77年7月生まれ。玉城俊幸‘79年7月生まれ。ともに沖縄県出身。1999年結成。ヴィジョンファクトリー所属。玉城のTwitter https://twitter.com/intent/user?screen_name=kyanxtamakiヴィジョンファクトリーの公式サイト http://www.visionfactory.jp/(この連載の次回更新は8月最終週)
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芸能 2012年07月30日 15時30分
全国ライブ直前のトータルテンボス「お笑いライブを一度も見たことない人を夢中にさせる自信はあるんで」
お笑いコンビ、トータルテンボスが全国15か所で、漫才ライブツアー『BANZAITOUR』を8月4日の静岡からスタートする。そこで、今年、15周年を迎えた同コンビに、漫才ツアーに対する意気込みをインタビューした。 −−全国ライブの準備は進んでいますか? 大村 ライブの構成はネタとVTRなのですが、今、頑張っている最中ですね。まずは僕がネタを考えないとはじまらないのですが、それは3か月前からスタートしています。ネタ合わせは7月からはじめました。 −−ネタはすべて新ネタですか? 大村 もちろんです。全部、新ネタです。 −−全国ライブへ向けて、楽しみなことと、不安なことは? 藤田 僕はネタ合わせした段階で、「面白いネタがたくさんできたな」と思いました。早く反応を見たいと思っています。不安はあんまりないですね。 大村 確かにネタを持っていった時の藤田のリアクションは去年と全然違くて、よかったです。去年は、「あんまり、面白くねえ」みたいな空気がありました(笑)。 藤田 ただ、不安ちゃあ、不安なのですが、ネタをやってて、本当に楽しいんです。去年とかは、この時点で苦しかったです(笑)。去年のネタはウケたし、別につまんないというわけではなかったのですが…。ただ、僕は偏っているので、俺が面白いと思っているようなネタで大丈夫なのかなと。 大村 藤田のお気に入りのネタは、意外とウケない時もありましたからね。そういう意味では不安かもしれないです。手ごたえのあるネタは多いので、大丈夫だと思うんですけど。 藤田 大丈夫ですよ。こっちは面白いと思ってやっているネタなので、ウケなくても、面白いことをやっているという自信はあるので。 −−今年は全国の15か所ですね。 大村 15周年というのを兼ねて、15か所となりました。昨年よりも行く場所が増えたので楽しみです。 −−お二人の出身地にも行かれますね。思い入れはありますか? 藤田 …特にないです(笑)。 大村 …特にないです(笑) 逆にやりづらいです。ある程度の、親戚も来ると思いますし、実家の近所の人たちもくると思いますし。 藤田 単純にこっぱずかしいですよね。あとは、地元に僕らがいた時って、お笑いの文化なんか、なかったと思うんです。そんな地元の方たちに、お笑いがわかるのかなっていう心配はありますね(笑)。 −−テレビ番組でも活躍するトータルテンボスですが、そんな二人がライブをする意味は? 藤田 僕らが今、テレビに出演できているのも、ライブをやってきた恩恵でしかないです。逆にライブをまったくやらなくなる意味がわかりません。 −−これまでのライブで思い出深いものってありますか? 大村 『47都道府県ライブ』というのを2005年からやっていた時がありました。その頃って、知名度も全然で。ある会場では11人なんて時もありました。「マジか!」と思いましたよ。「俺たちは、M-1の決勝行ってるんだぜ」と。でも、考えてみたら、M-1とかも生放送でやっていない地域だったんですよね。 藤田 本当に泣きたくなりました(笑)。 大村 あと、初日は長崎だったのですが、そこの会場もすごかったです。まず、劇場じゃなくてホテルのロビーなんです。お客さんとも段差がありません。ロビーなので暗転、明転ができないんです。 藤田 音響設備もないので、CDラジカセでやったんですが、途中で、「もう、いいや」となってやめました。 大村 まず、スタートが、なぜ長崎だったんだと。当時のマネージャーが決めたんです。普通なら東京だったり、北からなら北海道、南からなら沖縄とか。あとは、地元からだったりすると思うんですよね。「なぜ、長崎?」とマネージャーに聞くと、おどおどしながら、「ハウステンボスもありますし…」とか言い出して(笑)。ただ、結局、調べてみたら、そのマネージャーは、長崎の女の子と遠距離恋愛をしていたんですね。その子とはやく会いたかっただけだったみたいで。なので、場所も考えずにホテルのロビーになったようです。 藤田 マネージャーには、「ふざけんじゃねーよ」って言ってやりましたよ。それから考えると、今年の全国ライブは扱いがよくなったと思います。ちゃんと劇場をとってくれてるし。あの時は、告知なんかもなかったんですよ。「近くは、レンタカーを借りて行ってくれ」みたいな感じでした。 大村 確かに、むちゃくちゃ。 藤田 よくなりましたよ。ホテルもとってくれるし。飛行機も乗せてくれるし。 −−今回のライブで、待遇で不満はまったくない? 藤田 ただ、やっぱりもっと告知に力を入れて欲しい。 大村 もっとバンバン、「笑っていいとも」とかで告知させて欲しいです。 藤田 ある程度売れている人なら、何もしなくても、お客さんは入りますよ。うちらこそ、やらして欲しい。あとは地方都市が難しいので、そういうところの告知もしっかりして欲しい。 大村 ツールは、オレのブログくらいしかないんですよ。 藤田 熱心なお笑いファンならば調べるかもしれませんが、他の人は、偶然、うちらのブログを見ていたから、わかったとかいうレベルだと思いますよ。 −−今年は、コンビ結成15周年ということですが、結成から変わったことは? 大村 変わりましたよ。 藤田 まず、漫才はやってませんでした。コントをやってました。 大村 最初はダウンタウンさんに憧れて、典型的なボケとツッコミでした。ただ、そういうのに向いていないことに気づくようになって。今でもそうですが、藤田に完璧なツッコミになって欲しいというのはあり得ない話なんですよね。当時は会議で、「(ダウンタウンの)浜田さんとかはさあ…」とか例を出して、ぶつかっていましたね。ただ、ライブやネタ見せをしていく中で、いわゆる、タイミングが絶妙なうまいツッコミではなくて、一言一言の言葉が面白い方へ進めようと考えるようになってから、うまくいくようになりました。 −−逆に変わっていないところは? 大村 やっぱり、コンビの関係性じゃないですかね。もともと、小学生からの友人で、遠慮がない関係です。マイナスの部分ももちろんあるんですけどね。なあなあになってしまったり、喧嘩になってしまったり…。 藤田 あとは肉体関係も…。 大村 信じちゃうぞ、俺たちがそれを言っちゃったら(笑)。 −−最後に全国ライブを楽しみにしているファンの方に一言、お願いします。 大村 ファンの方が満足して頂けるということは、もちろん自信があるんですが、そうじゃなくて、「お笑いライブってどんなもんだろう」という感じで見に来る方にも、「面白かったね」と思わせる自信があります。たくさんの方に見て欲しいです。 藤田 楽しんで欲しいですね。ぜひ、トータルテンボスを知らない人を誘って見にきて欲しいです。お笑いを一度も見たことない人なんかは一番いいと思いますよ。夢中にさせる自信はあるんで!
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トレンド 2012年06月28日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol5 磁石)
コンビで容姿端麗なため、女性人気は抜群。FKD48も単独も、ライブチケットは即完。『THE MANZAI 2011』のファイナリスト。まさに折り紙つきのふたりに迫ろう。(伊藤雅奈子) −−ウッチャンナンチャンさんなどを輩出した日本映画学校(現:日本映画大学)で知り合ったんですよね。 永沢「そうです。でも、映画の仕事をしたかったわけじゃなく、(地元の秋田から)東京に出たかったたけ。大学、落ちちゃったんで」 佐々木「僕は高校のときに地元でお笑いやってたんで、東京でやるきっかけとして、学校に行ったほうがいいなぁと思って。大学、落ちちゃったんで(笑)、それなら専門学校に行こうと。1クラスしかなくて、そこで(永沢と)出会ったんですけど、謎めいてました。金髪で、怖かったし」 永沢「こいつも、顔が半分ぐらい前髪で隠れてた。金髪にしたのは、周りがしてたからで、不良じゃないけど、学校には2年で50日ぐらいしか行ってないです。しかも、途中で辞めて」佐々木「僕も10日に1回ぐらいしか行かなかった。なのに、ふたりが共通して出てた授業が、映像実習と、内海佳子師匠が教えてくれる漫才実習だった」 −−大学に不合格、髪が印象的、受講した授業など、奇跡的に共通点が多いですね。さて、永沢さんが発起したFKD48(※1)。知名度こそありませんが、すごい人気ですね。 永沢「人気だけはあるんです! チケットも、全公演が瞬殺(即日完売)で。立ち上げたきっかけは、もう2年近く前、単純にお笑いブームがヤバイと思ったんです、番組もなくなって。で、ユニットライブはいくつもあるけど、13組も事務所関係なく集めるのは、珍しいなぁと」 佐々木「いいメンバーが集まってますから、もっとメディアに出たいです。もったいないですもん、自分らが(笑)」 永沢「指原(莉乃)さんがうちに来てくれたら、話題になったのに(笑)。博多まで行かなくても、うちが受け入れたのにね」 −−最後に、今年下半期の目標を聞かせてください。 永沢「近いところでは、単独ライブ。もちろん、今年も『THE MANZAI』には挑戦しますけど、出るからにはファイナリストになりたいですね。去年はナイツに負けてるんで、せめてそこには勝ちたい」 佐々木「ひとつひとつの仕事が楽しくできるようになってきてるんで、引き続き緊張なく、楽しくやれたらいいなって」 永沢「僕らの漫才人生の半分以上が、『M-1グランプリ』(終了:※2)にずいぶん苦しめられたんです。なにをやっても決勝に行けなくて、ウケてもダメ、形を変えてもダメで」 佐々木「結局、元にやってた感じに戻ってきての今なんで、フラットなんです。いい意味でヤケクソ(笑)。決勝に行けても売れてない芸人さんを見たりすると、是が非でも! って気持ちが薄れてきて、初めてラクになれました。だから今年も、行けたらいいかぐらいの感覚。ただ、行ったら優勝しますけどね」(※1)FKD=吹きだまりの略。芸歴10年前後の実力派芸人によるスペシャルユニット。磁石をはじめ、アルコ&ピース、オジンオズボーン、かもめんたる、キャン×キャン、三拍子、タイムマシーン3号、ダブルブッキング、トップリード、流れ星、Hi−Hi、風藤松原、マシンガンズ、ななめ45°。(※2)磁石は初挑戦の03年からコンテストファイナルの10年まで、8年連続で準決勝どまり。とろサーモン、チャド・マレーン(ジパング上陸作戦改め)と並んで、大会史上最長記録。●磁石単独ライブ「レインボー」追加公演のチケットが本日発売!8月12日(日)開場12時半 開始13時東京・新宿明治安田生命ホール前売3,000円 当日3,500円(全席指定)6月28日(木)から発売チケットぴあ(Pコード:421-623)【お問い合わせ】ホリプロお笑いFC「よさこい」※平日17時〜19時【プロフィール】佐々木優介(左) '80年3月生まれ、広島県出身。永沢たかし '79年12月生まれ、秋田県出身。2000年結成。ホリプロコム所属。佐々木のTwitter https://twitter.com/#!/super_sasaking永沢のブログオフィシャルブログ『ドライブイン・ナガサワ』 http://ameblo.jp/nagasawatakashi/(この連載の次回更新は7月最終週)
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トレンド 2012年06月25日 15時30分
おしゃれがとまらね〜! サカイストにインタビュー「今年の夏は、どんどんすべってこうかなって思ってます」
“テレビでおなじみの”漫才師ではない。しかし、年間500ステージに立つ。じつの兄弟。兄のデンペーは「おしゃれがとまらね〜!」というフレーズを生んだ。弟のまさよしは、おかまキャラを演じることが多い。“浪速の漫才クイーン”今いくよ・くるよの弟子としてスタートした芸人生活が、今年15年をむかえる。(インタビュー・伊藤雅奈子) −−なぜ、兄弟でコンビを組んだんですか? まさよし 僕は中学を出て、1年ぐらい“自宅警備”をしてまして…。 デンペー ひきこもりね(笑)。 まさよし で、16歳のとき、大阪のNGK(なんばグランド花月)を観にいって、トリで今いくよ・くるよ師匠が出たとき、「これだ!」って直感が働いて。そのまま裏の駐車場に行って、「弟子入りさせてください」と言って、そっからですね。師匠の弟子生活は1年間と決められていたんですけど、毎日、奈良の吉野っていうド田舎から大阪まで2時間半かけて、通ってました。今考えたら、よくやったなぁと思いますけど。 デンペー 僕はそのころ、ジャーナリストになりたくて、東京で専門学校に通いながら、カメラマンをしてました。大学に行きながら芸能活動をできればいいなぁと思ってたんですけど、結局は落ちて。母子家庭なんで、お金をかけられないから、母親が編集の仕事をしてたんで、結局同じ仕事をするのがいいのかなぁって、逃げ道を作ってたんですよ。1年後ぐらいに、おばあちゃんと暮らしてた弟から、「組まないか?」って言われて。それまで試行錯誤してたんで、すぐ決めて、大阪に行きました。僕は7か月ぐらいしか、師匠についてないんですけど。 −−おしゃれ大好きなデンペーさんが自由奔放なファッションになり、まさよしさんは落ちついたスーツ姿という、現在の漫才ファッションになったきっかけは? デンペー 『M-1グランプリ』が2010年までありまして、僕らは2008年が最後で、とうとうファイナリストになれなかったんです。そこで、自分たちの人生を1回考えた。当時はおそろいのスーツを着てたんですけど、「漫才で評価されなかったけど、これからどうする?」って相談して、いったんスーツを脱いでみようって話になったんです。で、僕らのお客さんって女性しかいないから、女性もののブランドを着たらどうだ、と。派手な服来て、「こんなのが8万円!」とか、そこからいじられるようになって、おしゃれの代名詞ってキャラクターがついたんですね。弟には迷惑かけましたけど…。 まさよし ホントは僕のほうが服が好きで、ルミネ(theよしもと)ができたときなんて、服にバンダナ巻いたり、ピンクとか派手な色を取り入れてましたからね。舞台はスーツでも、私服はおしゃれでした。弟子やってたころは、Tシャツにウェストポーチの毎日だったんで、東京来てからは服を買いましたね。 −−15周年記念、そして、8月のライブにかんする想いを聞かせてください。 まさよし M-1が終わって、デンちゃんが変わって、ここから次の5年でどう変わっていくのかなっていうのが、夏の全国ツアーで試されると思うんです。第2段階になるサカイストの、新しい挑戦だと思っています。 デンペー 15年もやってるから、漫才はやれて当然じゃなくて、15年もやって、攻めてたい。30年やっても、もがいてたいし。それができるのが、兄弟の強み。 まさよし 全国ツアーは去年もやらせていただいたんですけど、僕は単純に、漫才の数を打ちたいんです。場所によっては、家族しかいないじゃないの? ってぐらい、売れてないとこもありますけど(苦笑)、今年の夏は、どんどんすべってこうかなって思ってます。こなして終わりじゃなく、チャレンジしてすべったほうが、今の僕たちにとっては点数になるんで。 デンペー 最後にひとつ。これを読んで会いきてくれる人がいたら、わかっていてほしいんですけど、デンペーの顔は生で見ると、思ったよりシワくちゃだよって(笑)。 まさよし おばあちゃんみたいな顔をしているよって。 デンペー せめて、おじいちゃんにしてほしいよって。【プロフィール】酒井デンペー(左) 1977年1月生まれ。酒井まさよし 79年8月生まれ、ともに東京都出身。DVD『サカイスト単独LIVE全国漫才ツアー「兄弟」』(3,000円)は現在好評発売中。【サカイスト15周年Anniversary企画「あなたの街に会いに行きます。〜本物のデンペーが行くよ、まさよしも来るよ〜」】8月1日より全国各地で開催。詳しくは「チケットよしもと」(http://ticket.yoshimoto.co.jp)
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トレンド 2012年05月28日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol4 エルシャラカーニ)
『THE MANZAI 2012』でファイナリストになり、メディア露出が増えたふたり。計算なのか、ミスなのか。その境界線があいまいな脱線漫才は、秀逸だ。(伊藤雅奈子) −−もうベテランですよね。 セイワ「このコンビで16年目ですね。でも、芸歴の半分以上はテレビに出てないですから、本気になりだしたのは、ここ5年ぐらい。で、自分たちが勝負できるとこに行けるかなぁと思いだしたのは、『おもしろ荘』(※1)に出てから」 山本「ただ、事務所に認められたのは、『THE MANZAI』に出てからですけど(笑)」 セイワ「最近やないか! それまでも、『M-1グランプリ』で準決勝まで行けたりとか、1年ごとにうまいこと行ける機会があって、不思議と辞められないようになってたんです」 山本「セイワさんはね、バカなだけ。何も考えてないから、辞めなかったんですよ。僕は売れなくても、一生この仕事をやってこうって思ってましたから。って、今思いついたんですけど」 −−月収的に厳しいことも…。 セイワ「つい3か月前、113円でした。携帯コンテンツのお金だけ」 山本「ある月なんか、自分でダウンロードして、その金しか入ってないことありましたから」 −−今後の目標を聞かせてください。 セイワ「やっぱり、『THE MANZAI』ですね」 山本「あれ以来、事務所の対応もめまぐるしく変わりまして、チーフマネージャーが、僕の体調管理までするようになりました。決勝が、去年の12月。年明けて1月にスギちゃんが『ガキ使』(※2)に出て、3月に『R-1ぐらんぷり』で準優勝して。その瞬間から、事務所がいっせいにスギちゃんのほうに向きました(笑)」 セイワ「めまぐるしく変わりましたね。一応、うちの事務所からああいうコンテストで決勝戦まで行けたのって、僕らが最初なんですよ。だから、今年も絶対に行かんとなぁと。でも、行けてもまた、飛び道具っぽいピン芸人に抜かれていくんかなぁ…」 (※1)日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』で、若手&無名芸人がネタ見せできる名物企画。オードリーもここで注目された。 (※2)日テレ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で、新春に放映される山崎邦正プレゼンツのブレイク芸人発掘企画「山−1グランプリ」。初出演したスギちゃんは大爆笑をとり、「だぜぇ〜」をダウンタウン・浜田雅功が気に入った。【プロフィール】セイワ太一(左) '71年4月生まれ、大阪府出身。山本しろう '73年3月生まれ、高知県出身。緻密ながらも、鑑賞後は何も残らない漫才は、あのナインティナインも太鼓判を押す。『THE MANZAI 2012』以降、地上波出演が増加。サンミュージックプロダクション所属。山本しろうのTwitter https://twitter.com/#!/yamamotoshiroサンミュージックプロダクションの公式サイトhttp://www.sunmusic.org/●エルシャラカーニ 第3回単独ライブ「野菜」日時:7月16日(月・祝)時間:17時半開場 18時開始会場:東京・新宿シアターモリエールチケット:ローソンチケットにて発売中(Lコード:34673)前売り2,500円/当日3,000円※整理番号順入場取り合わせ:サンミュージックプロダクション プロジェクトGET 03−3355−1664(平日11時〜18時)(この連載の次回更新は6月最終週)
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芸能 2012年05月21日 11時45分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(12) 「M-1はめちゃくちゃ厳しい先生でした」(吉田敬)
今はなき、漫才日本一決定戦の「M-1グランプリ」。開始からちょうど10年目の2010年、惜しまれながら終了した。このコンテストで優勝したことがきっかけとなって、大ブレイクした芸人は少なくない。05年の覇者であるブラックマヨネーズも、そうである。 この春からも、新たにレギュラー番組が開始。ロッチ、ハリセンボンらレギュラー陣が学生にふんし、さまざまな芸人クイズに答えていく『ピロロン学園』(日本テレビ系)は、ブラマヨのトークやツッコミ、実話が冴え渡っている。 16日には、「ピロロンそれっぽいQUIZ」と題したQ&Aがオンエア。吉田敬にたいして、「あなたにとってM-1とは? と聞かれたときに吉田が言いそうなのは?」という質問が出題された。学生たちは制限時間内に、吉田が答えそうな解答をどんどんあげていったが、正解者はゼロだった。 答えは、「めちゃくちゃ厳しい先生でした」。「1回、なんかの雑誌の取材で言うて、その瞬間、鳥肌がバ〜って立った」ほど、吉田のなかではストライクな模範解答だったようだ。 ハズした相方の小杉竜一は、「あ〜、そういえば言うてた!」と悔しがりながらも、「(鳥肌の)見た目はぜんぜんわからんかったけどね」と、ブツブツ肌をチクリ。吉田はすかさず、「色ついてないのが鳥肌な」と仏頂面で返し、学生たちを大爆笑させた。 ブラマヨ最大の魅力は、やや喧嘩腰ながらも、予想しえない角度から鋭くエグる対話のラリー。このラリーが繰り返されると、あのダウンタウンさえ「誰も入られへん」と白い歯を見せながら、静観する。そのあいだもブラマヨは、言葉に魔法をかけ続ける。そう、ブラマヨは、関西が生んだトリックスターなのだ。(伊藤由華)
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トレンド 2012年05月01日 15時30分
次クル芸人 〜新時代に輝くホープたち〜 (Vol3 タイムマシーン3号)
NHK総合の『オンバト+』(『爆笑オンエアバトル』改め)で今春優勝。筋の通った漫才とコントはどこに出しても恥ずかしくない。そんなタイムマシーン3号に迫ろう。(伊藤雅奈子) −−「第2回 チャンピオン大会」の優勝、おめでとうございます! 山本「ありがとうございます。僕らは、ブラックマヨネーズさんが優勝した2005年の『M-1グランプリ』に出てるんですけど、古(いにしえ)から、頂点って経験がないんですよ。だから、いいコメントが浮かばなくて(笑)。いちばん困ったのがブログ。調子に乗ってもいけないし、チャンピオンだから謙虚すぎてもいけない。『これで大丈夫?』って、何度も相方に見せました」 関「なんで、相方のブログを何度も下読みしなきゃいけないんだって(笑)。でも、ウケだけでいうと、2年前や4年前のほうが大きかったんですけど、今回で獲れたというのは、運と7年も出続けた実績でしょうね。(審査員の)お客さんの義理人情のおかげです」 −−コンテストの上位芸人が、今年はブレイクしていますね。 山本「単純に、うれしいと悔しいですね。Hi-Hiさん、スギちゃんは超うれしいですけど、ぜんぜん知らない芸人だったら、超悔しい。うれしい人たちは、絶対に消えないでほしいです。そこが潰れられちゃうと、東京若手漫才師の道が続きませんから」 関「同じステージに上がってきた人たちだけで、いつかテレビのなかで暴れられたらなぁと思います。そうなると自信につながるし、今も続けている理由になりますから」 −−下半期は『THE MANZAI 2012』に照準を合わせていきますか? 山本「去年、2回戦で落ちてるんで、敗者です。だから、ラクな気持ちで挑めます。ダメだったら、番組のせいにして(笑)。っていうぐらいの距離感で付きあいたいですね。オンバト優勝を起爆剤にして、次につなげていけるのが理想ですけど」 関「僕は力量がないから、いろいろ考えますけど。なにより、『THE MANZAI』の予選では、抜群にウケるということを考えて。あと、もっとプレッシャーのかかる仕事をしていきたいですね。凹まないと、経験値って上がらないんで」【プロフィール】山本浩司(左) '79年6月生まれ、新潟県出身。関太 '79年8月生まれ、群馬県出身。『M-1グランプリ2005』のファイナリストで、今春の『オンバト+』の「第2回 チャンピオン大会」で初の栄冠を手にする。アップフロントエージェンシー所属。山本浩司ブログ「アリス美容室」http://ameblo.jp/yamamoto-tm3/関太ブログ「フトシしっかりしなさい」http://ameblo.jp/timemachine3/アップフロントグループの公式サイトhttp://www.ufg.co.jp/index.html●タイムマシーン3号単独イベントライブ「カクツキ」Vol.2●6月27日(水)開場19時 開演19時半チケット:前売1,800円 当日2,300円会場:東京・新宿シアターミラクル詳細は追ってブログで発表●DVD『タイムマシーン3号単独ライブ ひまわり畑でつかまえて』は現在好評発売中! よしもとネットショッピング(http://store.shopping.yahoo.co.jp/yoshimoto-shop/yrbn90324.html)で購入可能。 (次回の更新は5月最終週)
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トレンド 2012年02月01日 15時30分
ご当地芸人にも栄枯盛衰!?
番組改編期より少したってから出て来るのが、「あの芸能人を見なくなった」という話題。バラエティ番組などが終了した事をきっかけに、今まで結構人気だった芸能人や芸人の姿を見なくなるため、注目されるようになるのだろう。特にバラエティ番組に専門に出ている、お笑い芸人にはこの話題が出やすくなっている。 今、特に「最近見なくなった?」と言われているのがガレッジセールの2人。以前までは『笑っていいとも!』(フジテレビ系列)を初め多くのレギュラー枠を持っていたが、最近では活動内容もローカル番組への出演がメインとなっているので、「もしかして干された?」との噂が視聴者から上がってきているのだ。 最近の彼らの活動を見ると、コンビではなくそれぞれがピンで活動する機会が増えている傾向にある。だが、それも互いに立ち位置に苦慮している様子が見られる、と現場関係者は語る。そこそこ実力もあった中堅で、沖縄生まれというご当地のカラーをネタとして出す事もあったのだが、最近はマンネリ気味。更にはスリムクラブという同じ沖縄出身の若手コンビも出てきてしまった。スリムクラブは2010年のM-1グランプリをきっかけに徐々に露出を増やしており、それに伴って『ご当地芸人枠』もそちらにお株を奪われることになったのでは、と語る芸能ジャーナリストもいる。 出身地をウリのひとつにしている芸人は、よく似た特徴の芸人が新しく来てしまうと埋もれがちになってしまう。ご当地芸人同士で絡む機会があまり無かったのもガレッジセールには不利だったかもしれない、と前述のジャーナリスト氏は続ける。今はコンビではローカル番組への出演が多くなっているが、二人共に強烈な個性があり、ロケに強かったり得意なジャンルがあったりしたのも事実。トークなどの腕を磨いていけば、早晩復帰する日も近いだろうという話も出てきている。さて、彼らの今後はどうなるのだろうか。
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芸能 2012年01月01日 00時00分
【新春インタビュー(1)】笑い飯・哲夫が“エロ”を語り尽くす
2010年、最後のM-1グランプリを優勝。2011年には2009年発行の解説本『笑い飯哲夫訳・般若心経』(ヨシモトブックス)が好評であったことから東京大学で「笑い飯 哲夫のおもしろ仏教講座」も行った笑い飯・哲夫。多方面で活躍する彼が2011年のクリスマスに出版したのがエロ小説『花びらに寄る性記』だ。2012年を迎えた今、哲夫にインタビュー。“エロ”について、じっくり話を聞いた。 −−明けましておめでとうございます。振り返ると2011年はどんな年でしたか? 前年の2010年に僕たちはM-1グランプリで優勝したのですが、時々、「あれ、スリムクラブが優勝してたのかな…」と錯覚するような1年でした。 −−なるほど…2011年のクリスマスにはエロ小説『花びらに寄る性記』を発売されました。なぜ、官能小説ではなく、エロ小説なんですか? 男子中高生向けなので、わかりやすいのがいいかなと思いました。前に仏教の本を出したので、今回はギリシャ哲学的に、またはキリスト教的にエロ−ス(性愛)小説を目指しました。なのでキリストの日であるクリスマスに出版しました。まあ、僕の誕生日でもあるんですけどね。 −−仏教の本からエロ小説。振れ幅が大きいですね。 吉本に出版事業のセクションが出来て、「本、書くか」と言われ、その時に、「エロ小説書きたいです」って言いました。それで、1時間くらいエロ小説の打ち合わせがあって、構想をしゃべったのですが、後でプリント1枚渡されて、そこに「般若心経」と書いてありました。「これで、うまいこといったら、エロ小説も書かせてやる」って言われました。 −−「般若心経」の本を出したことで2011年には東京大学でも講義をしました。エロ小説でも東大で講義をやってみたいですか? エロ講義したいですね。 −−どんな講義に? SM講義みたいなのがいいかも。僕は幼稚園の年長組の時の5歳でシコシコを覚えました。それを幼稚園の先生に怒られまして。すっごいみじめでした。ただ、そのみじめな気持ちにすっごいゾクゾクして、それで家に帰ったらチンチンを触らなければとなりまして…。なので、当時はそのM的な気持ちでシコシコしてました。それが中学3年の時にSに変ったんです。それから今もずっとドSです。ただ、このMからSに変ったっていうのが、ホンマのドSらしんですよね。なのでMの女の子とかとエッチする機会があったら、僕が昔、興奮していたツボを突いてあげることができます。SMの女王様とか、バンバンと鞭でやっていますが、実はすっごいドMだったとかも、あるみたいです。やっぱりドMじゃないとそいうサービスのツボはわからないようです。まあ、こんな感じのSM講義を、ぜひ東大でやりたいですね。 −−今回、小説を書くにあたって、注意したことは? 一人称は入れないこと。人物は具体的な人の名前にしないこと。4章あるのですが、1章は簡単な言葉で、2章はやや難しい言葉。3章はめっちゃ難しい言葉を。最後の4章はまた簡単な言葉にしています。中高生向けなので、徐々に難しくなり、漢字の勉強にもなります。ちなみに一番難しい3章が一番エロいんです。一番エロいところを読むためには一番難しい言葉を解読しながら読まなければなりません。教育的にもイイ感じになっています(笑)。エロが目的なのに読んでいる間に賢くもなっていきます。 −−今回のターゲット層である中学生、高校生の男子に何か伝えたいことは? そうですね。シコシコをタダでできると思うなよと言いたいです。受験勉強の時も問題を100問終えるまでは、シコシコしてはいけないとか決めるべきです。僕は10年くらいシコシコする前に限界まで筋トレをするということを実践しています。これを“オナトレ”と言います。僕の細マッチョのカラダはオナトレによってつくられました。オナトレで頭もカラダも鍛えれば女性にもてるってことですね。 −−小説を書く上で影響を受けた作家は? あまり影響を受けたというのはないかもしれません。読んでて面白いなと思うのは純文学です。太宰治や谷崎潤一郎、三島由紀夫に夏目漱石です。結構、今回の本でもパクらせてもらっています。太宰治の人間失格は手記形式の小説で、語尾が「です・ます」になっています。僕も今回は「です・ます」で統一しました。2章の始まりは完全に夏目漱石の「吾輩は猫である」のパクリです。なので今回の小説も、自分では、「純文学作品」であると自負しています。 −−純文学の最高峰の新人賞といえば、芥川賞ですが…。 そうですね。頂けるならば、ぜひ頂きたいです。 −−ところで、プライベートではどうですか? おおいにシコシコはしています。さっきも想像オナニーをしていました。もちろん、ほどよくセックスもしていますよ。 −−次回の作品の構想はありますか? SMの論文を書いてみたいです。あとは僕、イジメで自殺する子供がいる問題などを聞くとすっごい胸が痛くなるんです。イジメ問題で悩んでいる学生が読んだら痛快になれる本も書いてみたいです。それと、今回の本を映画化してみたいなとも思いました。小説の誤植チェックしている時に、何回も読みなおしていまして、「これ、映画にしたら面白いかも」と。 −−もちろん、その時は哲夫さんが監督ですか。 そうですね。僕にガッポリ入るシステムで(笑)。 −−出演して欲しい役者さんとかいますか? みんなに見てもらうために、ジャニーズのタレントさんやAKB48のメンバー…もちろんエロ小説なので脱いでもらわないと困るんですが、これなら興業収入も見込めるかな。 −−あらためて読者へ一言、お願いします。 男の子はシコシコしながら読んでもらいたいです。もちろん、女の子にも読んでもらいたいです。女の子には、男がどんなことを考えて思春期を送っていたのか勉強になると思います。ただ、お母さんとか、身内には読んでほしくないですね。「息子、なんちゅうこと書いてんねん…」ってなりますから(笑)。 −−最後に2012年はどんな年にしたいですか? パンクブーブーじゃなくて、笑い飯が「THE MANZAI」で優勝していたのかなと錯覚させられるような1年にしたいです。 −−ありがとうございました。【インタビュー後】最後に、「色紙に一言を」とお願いすると、少し悩みながら“吉本”と。しかし、よーく見ると…。『花びらに寄る性記』笑い飯 哲夫著発行 ヨシモトブックス発売 株式会社ワニブックス定価 1000円(税込)笑い飯 哲夫 プロフィール1974年12月25日奈良県桜井市生まれ。2000年7月、西田幸治と漫才コンビ「笑い飯」結成。互いにエロ小説を書いていたことで意気投合する。2002年〜2010年まで9年連続でM-1グランプリ決勝に出場し、2010年M-1ラストイヤーにしてチャンピオンに輝く。初の著書『えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経』はベストセラーに。その知識は仏教からSM、花火など幅広い。
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トレンド 2011年12月20日 15時30分
あの人に○○されると売れる!? 芸能都市伝説 後輩にご利益を与える芸能人!
先日の12月17日(土)、今一番面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2011』の決勝戦が生放送で放映され、長きにわたる芸人達の戦いに終止符が打たれた。優勝は09年のM-1グランプリ覇者でもあるパンクブーブー、しかしファイナルラウンドで惜しくも敗退したHi-Hi、ナイツ、千鳥に対してもファンを初めとした視聴者等からは惜しみない讃辞が送られた。 もちろん有名人の中でも特定の芸人を応援した人は多く、司会者の宮根誠司は自身がMCを務める『Mr.サンデー』(フジテレビ系列)の中でイチ押ししていた千鳥が惜しくも敗れたことについて述べ、その後にある理由から「千鳥はきっと売れる」と語っていた。彼曰く「関西では“ある人物”に褒められた人物は売れるというジンクスがある」のだとか。そして肝心のその人物は、板東英二だという。 板東英二と言えば、今ではタレントとしての側面が強いが元プロ野球選手でもある。二つの大きな世界を渡り歩いてきた経験から、伸びる可能性のある人を見極めることが出来るのでは、と彼の人となりを知る関係者は語る。 このような「ご利益」のある芸能人は他にもおり、例えばダウンタウンの浜田雅功にドツかれた若手は売れる、極楽とんぼの加藤にアドバイスを受けると売れる、等の噂が囁かれている。ちなみにロンドンブーツ1号2号の二人は彼のアドバイスを受け髪を互いに赤と金に染めて売れ、おぎやはぎも同じく加藤のアドバイスにより両者ともに眼鏡をかけるスタイルにしてから人気が出た、という。また、古くは日本の放送作家であるはかま満緒氏、彼の家に泊まって風呂を借りると、有名になると言う噂もあった。実際、彼の作ったお笑い塾「はかまお笑い塾」出身の萩本欽一、車だん吉、また金ちゃんファミリーの面々は軒並み成功を手にしている。 競争激しい芸能界だからこそ、売れている、実力のある人は後に芽が出る人の事や長所の伸ばし方が判るのかもしれない。兎にも角にも、板東さんに褒められた千鳥はこれから注目すべき存在になるのかも!?
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