オープニングセレモニーは、陣内智則と渡辺直美がMCを務めるなか、中田カウス・ボタン、中川家、パンクブーブー、笑い飯、トータルテンボス、千鳥、キングコング、ジャルジャルほか首脳陣が出席。芸歴46年の中田カウスは、「芸人にとって、舞台は命。腕を磨いて、新しい芸を磨く場所。そんな場所をまたいただけてありがたい」と笑み。中川家・礼二は、「幕張は何かありそうで何もない街だったけど、イオンモールができて、何かある街になりました」とうまくまとめた。
最後の“M-1”チャンピオンである笑い飯・哲夫は、「ここに呼ばれたということは、よしもとがプッシュしてくれるということ。しかも、立つ位置がカウス・ボタン師匠のうしろ。盛大に推してもらえるはず」と意気込み。いっぽう、“THE MANZAI”では、3年連続決勝戦のファイナルステージに進みながらも、頂を獲り逃しつづけている千鳥・ノブ小池は、「この場に(『THE MANZAI 2013』の覇者である)ウーマンラッシュアワーがいなくてホッとしてます」と本音をこぼした。
さらに、トータルテンボス・大村は、「嫁のお腹に、第2子が宿りまして」と突然の妊娠報告。こけら落とし公演で、栄えあるトップバッターを務めたキングコングは、「(今後も)たくさん出させていただいて、せめて幕張だけでも西野の好感度が上がれば」(梶原)が言えば、西野は「Twitterの炎上が止まりません」と、好感度の低さをみずからアピールした。
最後は、テープカットとくす玉割りが行われ、芸人一同、気持ちをひとつに。1組およそ10分と、たっぷりの長尺で観られる“幕張での笑い”。新たなムーヴメントが起こりそうだ。(伊藤雅奈子)