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尾野真千子主演「極悪がんぼ」 フジ“月9”枠史上最低視聴率更新か?

 11年後期のNHK連続ドラマ「カーネーション」でヒロインを務め、一躍、国民的女優となった尾野真千子が、初めて民放の連ドラで主演を演じているフジ月9枠の「極悪がんぼ」(フジテレビ/月曜日午後9時〜)が大苦戦している。

 同ドラマは、「カバチタレ!」で知られる田島隆と東風孝広とのコンビで、累計168万部を売り上げた同名人気コミックが原作。コミックでは主人公の神崎は男性だが、ドラマでは主人公を女性に設定変更し、尾野が神崎役を演じている。タイトルの「がんぽ」は広島の古い方言で、「乱暴者」「やんちゃ」「悪い奴」といった意味。

 神崎は「小清水経営コンサルタント」の所員で、借金や詐欺など、一筋縄ではいかない裏社会のトラブルを対処していく姿を描いている。

 共演は、椎名桔平、三浦翔平、仲里依紗、竹内力、板尾創路、宇梶剛士、小林薫、宮藤官九郎、オダギリジョー、三浦友和ら。

 その視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は、初回(4月14日)=13.6%とまずまずのスタートだったが、第2話(同21日)では11.3%と降下。第3話(同28日)では9.1%と1ケタ台に転落。その後、第4話(5月5日)=9.8%、第5話(同12日)=10.1%、第6話(同19日)=9.6%と推移。第7話(同26日)は8.8%で過去最低だった。ここまでの平均視聴率は10.4%。

 フジ月9枠は、平均視聴率30%を超えた木村拓哉主演の「HERO」(01年1月期)、「ラブジェネレーション」(97年10月期)などを生んだフジの看板ドラマ枠。単話での過去最低視聴率は剛力彩芽主演の「ビブリア古書堂の事件手帖」最終回(13年3月25日)の8.1%で、「極悪がんぼ」は、この低調ぶりが続くようなら、ワースト記録をつくりそうな気配もある。

 また、全話平均視聴率での過去最低は、09年4月期の「婚カツ!」(中居正広主演)の10.5%で、「極悪がんぼ」は現時点で、それを下回ってしまった。このままいけば、フジ月9枠の単話最低視聴率、最低平均視聴率をダブルで記録してしまう可能性もありそうだ。そうなると、尾野の“元朝ドラヒロイン”の看板にも傷が付きかねない。
(坂本太郎)

【訂正】文中の表記に間違えがありました、訂正してお詫び致します。

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