松尾の発言は、お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹のSNSが乗っ取られ、ひぼう中傷の被害を受けたことについて義憤からきているものだ。意図としては暴言を防ぐ目的と稲田をかばうものだろう。
しかし、ネット上では「一般人をバカにし言論の自由を完全否定。チョコプラ松尾終わった」「たかが芸人が偉そうに何言ってんだ」「世の中の人を『素人』とか『一般人』とか区分するような言い方するような奴がネットのコメントにとやかく言う資格ないと思う」「SNSって芸能人が作ったわけじゃないのに傲慢すぎ」といった声があがっている。
もちろん、ひぼう中傷はよくないし、悪いことに使おうとすればいくらでもできる。だから、会員制にしているものや、年齢制限を設けているものもある。相手がいることを理解して使うのは当然だろう。
SNSは、人と人とのつながりを促進・サポートするもので、メインの目的はコミュニケーションにある。松尾の発言は、人同士のつながりを断ち切るもので、コミュニケーションを取るなと言っているようなものだ。目的を理解していたら、SNSを使うなという発言はでてこないだろう。そんな発言をする松尾こそ、SNSには向いてないと言える。