新日本
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スポーツ 2020年03月09日 11時15分
スターダム、中西百重がサプライズ復活!ムーンサルト“プレス”を初披露
スターダム『ロストディケイド Presents NO PEOPLE GATE』▽8日 東京・後楽園ホール 最多同時視聴数 約12,000人 累計67,182人女子プロレス団体スターダムが8日、新型コロナウィルス対策として、史上初の無観客試合によるYouTube生配信を行った。実況席のゲストには、声優の相羽あいな、新日本プロレスで今年1月に引退した獣神サンダー・ライガー氏ら豪華なゲスト陣が揃う中、かつてUWFインターナショナルなどで活躍した元キックボクサーの大江慎氏も名を連ねた。 オープニングマッチは、16選手参加の時間差バトルロイヤル。DEATH山さん。と飯田沙耶の2人から始まったこのバトルロイヤルだが、4人目として現れたのが、ピンクのマスクを被っているものの、見覚えのあるコスチューム。DEATH山さん。と大声で言い合うその声は、かつて女子プロレス界のナンバーワンレスラーだった“あの選手”に違いない。そう思った瞬間、DEATH山さん。がマスクを剥がすと、大江氏の妻である大江百重さん…いや、日本女子プロレス界屈指の天才レスラー、中西百重が現れた。高橋奈苗(現・奈七永)とのナナモモは、2000年代初期、女子中高生の憧れであり、つんく(現・つんく♂)プロデュースのユニット「キッスの世界」では、CDメジャーデビューを飾り、ミディアムヒットを記録している。 中西は現役時代と変わらぬトリッキーな動きで、若い選手たちを翻弄し、場外転落の危機を脱していく。DEATH山さん。らは、“伝家の宝刀”モモ☆ラッチで3カウントを奪うと、スターライト・キッドにも綺麗なムーンサルトプレスを決めて3カウントを奪うなど、この日限りの復帰というのは勿体ないと思わせる動きを見せた。また現役時代、中西とは血で血を洗う抗争を繰り広げた下田美馬がもう1人のサプライズで登場。下田はラスカチョ時代の代名詞であるパイプ椅子を片手に入場すると、中西を追い回すも逆に踏みつけられてしまう。往年の名場面が令和の時代にスターダムのリングで見られるとは思わなかったが、若い選手たちにとってはいい経験になったのではないだろうか。 最後は、スーパー・ストロング・スターダムマシンが、中西とAZMを突き落として優勝したが、中西と下田の存在感は無観客の後楽園ホールでも十分に伝わっていた。 試合後、中西は「ムーンサルトプレスって、現役時代もやったことないんですよ。ムーンサルトアタックなら、しょっちゅうやってたんですけど、ムーンサルトって言われた時、『ムーンサルト?』って思ったんですけど、これは断っちゃダメだと思って、やってみたら、出来た(笑)。現役時代もやったことなく、初めてですが出来ましたね」と、かつて太陽のスマイルと言われた笑顔で話すと、スターダムで気になるレスラーとして、岩谷麻優と星輝ありさの名を挙げ、「実際に会って、『こんなに背が高いんだ!』『でもこんなに細いんだ!』『なのになんでこんなに動けるんだ!』ってそこですよね、今なんか、昔と全然違う。ホントに見てて、パワーボムとかも本当に人形みたいに投げられてるのに、『なんだこの!』って立ってくる姿が、『あれ?これ私もそうだったんじゃないかな』って思うくらい。そういう細い選手ほど応援してあげたい。元々ガタイがいい選手って得だから、やっぱりその、細い選手、魅せる方を重視する選手は、ホントに人一倍、二倍頑張らなきゃいけないって、みんな分かってると思うから。私もそうだったから」とエールを送った。実況席に大江氏が座っていたことについては、「初めてですよね、私が試合で、主人が実況席っていうのは。だから多分、明日明後日動けないんで、『家事、子育てよろしくね』みたいな」と照れ笑い。下田との再会も楽しめたようだ。 本人は今後の参戦について、「分かんないです!」と語っていたが、中西百重というレスラーは、まだまだ現在のレスラーたちが学べる点をたくさん持ち合わせているだけに、今回に限らず今後もスポット参戦することを期待したい。(どら増田)
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社会 2020年03月08日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★新日レスリングネットワーク 中西学&タイガー服部の引退
2月22日に、新日本プロレスの中西学選手が引退した。 中西選手、永田裕志選手、天山広吉選手、小島聡選手の世代は、新日本プロレスの「第三世代」と呼ばれている。藤波(辰爾)さん、長州(力)さん、タイガーマスクの第一世代、闘魂三銃士を中心とした第二世代と時代は移り変わり、それぞれ新日本を盛り上げたが、第三世代は世間を巻き込むほどのブームを起こせなかった。 俺はその原因を、みんな顔が“ブス”だったからだと分析してる。中西選手、天山選手あたりがもう少しシュッとしてたら、もっと早く暗黒時代を乗り越えられたんじゃないかな(笑)。 まぁ、俺はよくこうやって第三世代をネタにするんだけど、この世代は新日本プロレスの混乱期をすごして、そこで踏ん張ったという偉大な実績がある。中西選手も異種格闘技戦に挑んだし、永田選手はチャンピオンとしてノアとの外交をやったり、俺たちが経験しなかった難しいこともやってきた。その経験を、会社や次世代の選手に伝えていってほしいね。 俺が新日本プロレスを退団した頃、親会社がユークスに変わって、選手を50歳定年制にするという話が進んでいたことがあった。選手が試合で100%のパフォーマンスができない状態だったら、会社側から線を引いてあげるべきじゃないかという趣旨でね。50歳だと選手はまだまだやれると思ってしまうものだけど、リング上で事故が起きて、その後の半生に関わるようなケガをしてしまってからでは遅い。中西選手も首のケガがよくならないという部分があったみたいだから、ここで引退というのもいい選択かもしれないね。★新日本の参謀として活躍したタイガー服部 2月19日には、新日本プロレスでレフェリーとして活躍していたタイガー服部さんも引退した。 服部さんは、学生時代にレスリング世界選手権で優勝しているアマレスの猛者。だけど、南米の世界選手権後に、そのまま日本に帰らずにアメリカに居着いてしまったという、“アマレス界の逃亡犯”なんだよ(笑)。それでアメリカのプロレス界でマサ(斎藤)さんや、ザ・グレート・カブキさんのマネジャーを務めたり、日本でもいろんな団体のブッカーをやっていた。 新日本プロレスではマサさん、長州さんを中心に、馳(浩)先生、中西選手、ケンドー・カシン選手、永田選手というレスリングネットワークが、新日派閥の中心だった時代がある。その派閥の参謀であり、中心にいたのがタイガー服部さんなんだよ。 マサさんのアメリカレスリングネットワークを中心に、ロシア、モンゴルの外国人選手と交渉して日本に招聘してきたし、異国で不安になる彼らをリングに上がるまでしっかりサポートしていた。レフェリーとしても優秀で、時には厳しく、時にはユーモアあるレフリングをして、会場を何度も盛り上げてくれたな。 服部さんは名レフェリーだと思うし、世界中のプロレスビジネスを知り尽くした、まさに生き字引みたいな存在だ。俺もすごくお世話になったし、プロレス界に大きな功績を残した尊敬する大先輩だよ。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ 2020年03月08日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「邪道&外道」究極の成り上がりを体現した名タッグチーム
初めてタッグを組んでから30年にも及ぶ邪道&外道。これだけ長く続いたチームは世界でもあまり例はない。その最大の武器は抜群のコンビネーションだが、相手を輝かせることにおいても天下一品で、まさに名バイプレーヤーなのである。※ ※ ※ もともと熱心なプロレスファンだった邪道と外道。プロになるべくメジャー団体の入門テストに応募したが、特にスポーツ歴もなく、身体的にも際立ったものがない2人は、書類審査すら通らなかったという。 そんな彼らを受け入れたのがTPG(たけしプロレス軍団)で、1988年、2人はここで練習生として出会うことになる。 今ではイロモノと見られがちなTPGだが、当初は本格的に団体設立を目指しており、2人はアポロ菅原による指導のもと、都内道場でプロになるべく稽古を積むことになった。なお、のちのスペル・デルフィンも同じく練習生仲間であり、この3人とビッグバン・ベイダーが世に出るきっかけとなっただけでも、TPGの価値はあろう。 結局、TPGは両国国技館でファンの大反発を受けたことを主因として自然消滅。それでも邪道と外道は関係者の支援を得ながら稽古を続け、’89年3月にオランダでプロのリングを踏むことになる。 同年10月、FMWの旗揚げに参加した2人だが、’90年3月には新団体ユニバーサル・プロレスリングへ移籍。当時のリングネームは邪道、外道ではなく「クーリー“クラッシュ”SZ」と「ブルドッグ“パニッシュ”KT」で、この頃からタッグを組み始めるようになった(通称パニクラ)。 ’92年にはリングネームを邪道、外道に改めてフリーに転向。2人そろってインディー団体を渡り歩くことになる。「玉石混淆のインディーマットにあって、2人の動きのよさはこの頃から際立っていました。また、プロ意識も高かった。過激なデスマッチを売りにしていたW★INGのリングで、対戦相手の金村ゆきひろ(のちの金村キンタロー)が火だるまになったことがありました。並みの選手ならうろたえそうなアクシデントでしたが、2人はヒール然とした不敵な笑みを崩すことはありませんでした」(プロレスライター) なお、このとき金村は実際に大やけどを負い、長期欠場を余儀なくされている。同じW★INGでは巨漢の双子タッグチーム、ザ・ヘッドハンターズとも連日のように対戦。体重150キロのムーンサルト・プレスを食らい続ける中で、大型選手への対処法や受け身のスキルなどのプロレス技術を高めていった。 邪道と外道の存在が広く知れ渡ったのは’94年4月、新日本プロレス主催で行われた「スーパーJカップ」に、当時はWARを主戦場としていた外道が折原昌夫の代役として出場し、巧みなテクニックを駆使しつつベスト4にまで進出したことによる。 翌年の同大会ではドス・カラスやワイルド・ペガサス(クリス・ベノア)といった強豪を退け、決勝こそは獣神サンダー・ライガーに敗れたが、その能力の高さを満天下に知らしめた。★レスラー最下層からの逆転人生 90年代半ば、邪道と外道は冬木弘道とともに冬木軍を結成。再び参戦したFMWでは「ブリーフ・ブラザース」のようなコミカルなキャラを演じつつ、’98年には全日本プロレスに参戦してジャイアント馬場とも対戦している。「馬場、新崎人生、丸藤正道vs金丸義信、邪道、外道の6人タッグでは、馬場にフルネルソンを極められた外道が、後ろ足で馬場の股間を蹴り上げようとしたところ、股間まで足が届かないという一種の名場面もありました」(同) なお、この試合後には、馬場のほうから邪道と外道に握手を求めるという異例の一幕があった。それほどまでに馬場は、この2人のセンスを認めていたわけである。 ’01年には蝶野正洋率いるTEAM2000のメンバーとなって、新日に本格参戦。ライガー&エル・サムライ組を破ってIWGPジュニアヘビー級タッグ王座を獲得した。TPGの練習生というレスラー最下層から、ついにメジャーのトップに上り詰めたのである。「それにとどまらず、今では外道が新日のヘッドブッカー、邪道もトレーナーを務めているというのだから、この2人が新日をほぼ掌握しているようなもの。これほどの成り上がりは世界中のプロレス界にも例がないでしょう」(同) 初めてタッグを組んでからおよそ30年、ごくわずかな対立アングルの時期を除いて、邪道と外道はずっと2人で歩んできた。 ’07年にはWWEから外道単独でのオファーを受けながら、邪道との関係を上にみてこれを断ったという。2人の絆はまさに、外道がオカダ・カズチカのマネジャー役をしていたときの決めゼリフのごとく、「レヴェルがちげぇーんだよ!」なのである。邪道&外道***************************************PROFILE●邪道/1968年9月28日生まれ。東京都港区出身。身長178㎝、体重99㎏。外道/1969年2月20日生まれ。東京都武蔵村山市出身。身長172㎝、86㎏。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2020年03月06日 11時00分
WWE、JBLの殿堂入りを発表!ライガー氏ら日本人の殿堂入りはあるか?
世界最大のプロレス団体WWEは、JBL (ジョン・ブラッドショー・レイフィールド) が2020年WWE名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りすることを発表した。 2020年の殿堂者としては、既にバティスタ、nWo、ベラ・ツインズの殿堂入りが発表されており、JBLは4組目となる。 JBLは、日本ではブラッドショーのリングネームで1997年から全日本プロレスに来日し、バリー・ウィンダムとのタッグで世界最強タッグ決定リーグ戦にも参戦。その後、シングルプレイヤーに参戦した後、WWEに移籍するのだが、この時の経験が後のキャラクターに活かされることになる。WWEでは1998年にジャスティン“ホーク”ブラッドショーとして、ロン・シモンズと共にアコライツを結成し、翌年の1999年にはWWEタッグ王座を獲得。2000年には金かビールをもらえばどんな相手でも用心棒を引き受けるAPA(アコライツ警備保障)を開業して活躍。タッグ解消後、2004年にはJBLに改名すると、株で成功した嫌味な成金としてWWE王座を戴冠して人気を博した。 カウボーイ的なキャラクターは、全日本のツアーで一緒だった同郷で、リスペクトしているスタン・ハンセン氏をオマージュしたものであり、エルボードロップやウエスタン・ラリアットを使っており、今回ハンセン氏に続いて殿堂入りを果たせたのは嬉しいことだろう。現在はコメンテーターとして人気があるJBLなだけに、日本時間4月3日に開催される殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2020』でのスピーチにも期待したい。 さて、ここで気になるのが、アントニオ猪木氏、藤波辰爾、故・力道山氏、新間寿氏に続く日本人選手及び関係者の殿堂入りはあるのか?ということだ。現在、有力視されているのが、今年1月に引退をした獣神サンダー・ライガー氏である。ライガー氏はアメリカマットでも活躍しており、2015年にはWWEのファームブランドNXTにVIP待遇で、新日本プロレスに所属しながら異例の参戦を果たしている。“世界の獣神”が殿堂入りする可能性は十分にあるだろう。他にも、故・ジャイアント馬場氏、キラー・カーン氏、初代タイガーマスク、グレート・ムタ、ザ・グレート・カブキ氏、故・マサ斎藤氏ら全米で活躍した日本人選手はたくさんいるだけに、レガシー部門も含めて殿堂入りする日本人が発表されるのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月05日 22時30分
新日本スーパーJr.日程決定!後楽園3連戦2回!決勝は大田区で開催
新日本プロレスはジュニアヘビー級最強戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』の日程を発表した。 日程は次の通り。5月12日 東京・後楽園ホール5月13日 東京・後楽園ホール5月14日 東京・後楽園ホール5月16日 山形・山形ビッグウイング5月17日 岩手・盛岡タカヤアリーナ5月18日 福島・いわき市立総合体育館5月19日 宮城・仙台サンプラザホール5月21日 東京・後楽園ホール5月22日 東京・後楽園ホール5月23日 東京・後楽園ホール5月24日 茨城・かみす防災アリーナ5月27日 長野・佐久市総合体育館5月28日 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール5月29日 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)5月30日 大阪・大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)6月1日 愛媛・アイテムえひめ6月2日 香川・高松市総合体育館・第1競技場6月4日 東京・後楽園ホール6月6日 東京・大田区総合体育館 <優勝決定戦> 今年の日程を見てまず目立つのは後楽園3連戦が2回あること。スーパーJr.は公式戦が優先されるため、ヘビー級の選手の出場大会は少ないのだが、昨今の新日ジュニア人気もあって、後楽園は常に満員となっている。3連戦を2回組むのは強気のように見えて勝算が見込めると踏んでいるのは間違いない。大阪ではエディオンアリーナ大阪第2競技場ではなく、大阪市中央体育館サブアリーナで2連戦が組まれた。またかつてスーパーJr.の優勝決定戦が行われた仙台サンプラザや、名古屋国際会議場など全国各地でジュニアの熱い闘いが繰り広げられる。 昨年は黄金時代にスーパーJr.で使用していた東京・両国国技館に戻ってきたのだが、今年はオリンピックイヤーということもあり、優勝決定戦は大田区総合体育館で初開催される。2020年のジュニア最高峰の闘いを大田区というとても見やすい会場で見られるのは逆にいいのかもしれない。同日はジュニアの力で札止めにするはずだ。 昨年優勝のウィル・オスプレイ、準優勝の鷹木信悟はともにヘビー級へ転向したため、今年のスーパーJr.には参戦しない。昨年怪我により長期欠場中だったIWGPジュニアヘビー級王者、高橋ヒロムを中心に、リュウ・リー、SHO、YOH、エル・デスペラード、石森太二、エル・ファンタズモらジュニアの強者はたくさんいる。メンバーは後日発表される予定だが、ベテランのタイガーマスクがどこまで意地を見せてくれるか期待したい。 今年も初夏はスーパーJr.から始まる。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月04日 17時30分
ノア最強戦士決定戦N-1決勝は今年も大阪府立の「上」で開催!
プロレスリング・ノアは9月以降の日程を発表した。 今年もノア最強戦士決定戦『N-1 VICTORY 2020~NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE』(N-1)を開催する。N-1は昨年、2010年から開催されていた『グローバル・リーグ』から名称を変更した。昨年は優勝決定戦で拳王が杉浦貴を下し栄冠に輝いた。 今年は9.18愛知・名古屋国際会議場大会で開幕。東京・後楽園ホールは2連戦を含む3大会を開催。神奈川・横浜ラジアントホールでも2連戦が行われ、優勝決定戦は昨年と同じく、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場で開催することが決定した。昨年は大阪市交通局の地下鉄なんば駅コンコースに横長の巨大ポスターを掲示するなど、大プロモーションを展開したが、動員は2597人にとどまった。業界1位の新日本プロレスは同会場で常に5800人前後を動員し、当日券の販売がない状況が続いているだけに、サイバーエージェント傘下となり新体制のノアにとって、ここは意地の見せどころだろう。 ノアは大阪大会の後に、20周年イヤー最大のビッグマッチ(11.22東京・両国国技館大会)を控えているだけに、タイトル挑戦を狙う選手たちは目の色を変えて、10日間にわたるN-1に挑むはずだ。12月には3回の後楽園大会も決定。大阪大会も府立第2競技場へ定期的に進出し、今大会への布石は打ってきた。AbemaTVでの放送もスタートし、ノアは再び全国的に「知られる」団体になりつつある。 東京の会場熱を地方まで広げられるかどうかはノアに限らず新日本以外の団体にとって大きな課題なだけに、ノアが今年も府立の「上」を使い続けたことは、とても意義があることと言っても過言ではない。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月03日 06時30分
3.8スターダム無観客試合の生配信のゲスト解説に相羽あいな&ライガー氏!
スターダムは8日に東京・後楽園ホールで開催する無観客試合『NO PEOPLE GATE 』で行う、YouTube生配信の実況席のゲスト解説を発表した。 1人目は、スターダムオフシャルサポーターで、声優や舞台などで活躍中の相羽あいな。相羽はプロレスラーとしての経験もあることから、的確な解説を期待出来るのではないだろうか。そして、2人目は今年1月に引退し、新日本プロレスのテレビ解説を務めている獣神サンダー・ライガー氏が決定!ライガー氏は「女子プロレス『スターダム』のゲスト解説を担当することになりました!スターダムの選手たちがどんな試合をしているのか、この目でしっかり見て、きっちり解説したいと思います♪お楽しみに❤︎」とコメント。ライガー氏が女子プロレスを解説するのは今回が初めて。現役時代は女子プロレス自体観戦する機会もなかなかなかっただけに、どんな反応を見せるのか注目だ。 スターダムのロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「3・8後楽園ホール大会のゲスト解説に、獣神サンダー・ライガーの名前があった。他にも当日、懐かしい顔が登場する。画面だけ見ると豪華感はハンパない」と自身のツイッターを更新し、さらなるサプライズの投入を示唆している。オープニングマッチの時間差バトルロイヤルは、出場選手が当日入場するまで、シークレットになっており、ここでサプライズが起こるのか?はたまたさらなるゲスト解説がいるのか?そこは当日、楽しみにしたい。 8日の後楽園大会は、新型コロナウイルス感染拡大を予防する観点から、女子プロレス史上初の無観客試合として開催され、メインイベントでは岩谷麻優が、鹿島沙希とランバージャックデスマッチで対戦する。この大会はYouTubeで全世界に無料配信され、投げ銭システムを導入したり、客席にカメラを配置するなど、関係者の話によると「いろいろと実験する大会になる」という。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月02日 17時35分
W-1が7年の歴史に幕!武藤敬司は3.15大田区大会が所属ラストマッチ
プロレス団体WRESTLE-1(以下:W-1)が、2月29日に「今後に関する」会見を行った。4月1日の東京・後楽園ホール大会をもって、無期限の活動休止となることが明らかになった。全所属選手は3月31日付けで退団する。 W-1は2013年、全日本プロレスを退団した武藤敬司と行動をともにした同志たちによって東京・TDCホール大会で旗揚げ。旗揚げ戦は所属選手以外は全て「X」としてカードが発表され話題となり、超満員の観客が集まる中、華やかに幕を開けた。KAIと真田聖也(現SANADA)によるエース争いを軸に、カズ・ハヤシ、近藤修司、田中稔らクルーザー級戦線も盛り上がっていったが、2015年に真田が退団。翌2016年には浜亮太、中之上靖文、TAJIRI、AKIRA、田中稔、そしてKAIまでも退団してしまう。 2017年には武藤が会長となり、カズが新社長に就任し新体制に。2019年にはアイドル活動をしていた才木玲佳が入団し話題になった。しかし、武藤の長期欠場なども重なり、集客は苦戦続き。武藤は昨年復帰を果たしたが、プロレスリング・マスターズを除いては、再び会場がファンで溢れ返ることはなかったのが現状だ。今年に入ってから、W-1が活動を休止するのではないかという心配な情報が流れていたが、若い選手を多く抱えているだけに、これが現実になってしまったのは残念だ。 W-1は3月15日に東京・大田区総合体育館でビッグマッチの開催が決定している。武藤は昨年に引き続き4月にはアメリカ遠征が決まっており、W-1の活動休止前最後の大会である4.1後楽園大会は出場出来ないため、この3.15大田区大会が所属ラストマッチになるとのこと。4.1後楽園大会以降、所属選手の去就についてはまだ明らかになっていない。武藤が新日本プロレスから全日本プロレスに電撃移籍してから始まった一連の流れは、2020年4月1日をもって幕を閉じることになる。(どら増田 / 写真・萩原孝弘)
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スポーツ 2020年03月02日 10時45分
「ミステリアスなマスクマン」トリオが一夜限りの?夢競演!
プロレスリング・マスターズ▽2月28日東京・後楽園ホール 観衆1,328人 武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズが2月28日、東京・後楽園ホール大会を開催した。チケットは完売していた同大会だが、政府が新型コロナウイルス感染拡大予防のため、不要不急の外出の自粛を呼び掛けたことや、大会2日前に新日本プロレス所属選手が、新日本の興行中止に伴い他団体への選手派遣を取り止めたことなどが重なり、当日は観戦を見送ったファンもいたが、会場はかつて時代を築いた「達人」たちを見るために、多くのファンが集まった。 オープニングマッチでは、百田光雄と大矢剛功によるベテラン対決が組まれた。全日本プロレスでは「6時半の男」と言われた百田と、新日本プロレスではアントニオ猪木氏の付き人を務め、SWSなどを経てFMWでブレイクした大矢の対戦は、会場の温かい雰囲気の中、2人の攻防を楽しませた上で、15分時間切れ引き分けに。この2人に関しては、決着を望む方が野暮と言ってもいいだろう。 第2試合では、現在でもW-1のクルーザー級戦線で活躍しているヒートに、メキシコで生まれて日本では今回が初公開となるキング・リーと、2代目タイガーマスクをオマージュし、かつてプロレスリング・ノアにスポット参戦していたタイガー・エンペラーが夢のトリオを結成。東京愚連隊と対戦した。マスクマントリオは、エンペラーがトリッキーなタイガー殺法で愚連隊を翻弄。ヒートもコンディション良好で、3人の中で現在でも活躍している存在感を見せつけていた。2人の動きにつかまる場面もあったリーだが、場外にトペを放つなど、メキシコ時代を思い出した様子。最後はリーが、MAZADAにムーンサルトプレスを決めてフォール勝ち。試合後、インタビュースペースに現れた3人はリーが日本語で話し、「俺たちほどミステリアスなマスクマンはいないやろ?」と聞き覚えがある関西弁でアピールし、控室に入っていった。 キング・リーと、タイガー・エンペラーの再登場はあるのだろうか?特にエンペラーは、メジャー団体のジュニアヘビー級戦線に加わったら人気が再燃する可能性を見せただけに、一夜限りに終わらずこの続きを見せてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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社会 2020年03月01日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 長州力のツイート“縦読み”疑惑
長州(力)さんが、去年の暮れからツイッターを始めたんだけど、その反響がすごいことになってるな。 長州さんは喋っていて何を言ってるのか分からないことがあるけど、ツイッターでも意味不明なツイートが多くて、それが人気を集めているんだよ。 例えば、〈うまくアゴまわしといてください〉と、関係者に向けたメッセージを投稿したり、〈ところで源ちゃんいますか?〉っていきなり天龍さんに話しかけたりとか。 ファンはもちろん、若い人たちの間でも話題になってしまうなんて、さすが長州さんだよね。 まぁ、客観的に言わせてもらうと危なっかしい(笑)。俺の名前も出てきてるんだが、「おい蝶野! 今、○○で飲んでるから早く来い!」とか「オマエの電話番号、これで合ってるよな?」と、長州さんなので個人情報を晒してもおかしくないんだよ(笑)。 そもそも電話も使いこなせない人なんだから、あんなツールを直接持たせたら危険だよ。一歩間違えたら詐欺とかに利用されかねない。だからね、SNSは年齢制限した方がいいよ。それか、誰かがちゃんと使い方を教えてあげてほしい。 最近は学校でも子どもたちに、SNSの利用法やネットの危険性を教えてるみたい。だったら、65歳以上の人に向けたSNS講座も、行政が市町村単位でやってほしい。俺ら世代は、いまさらSNSなんてやらないって思うかもしれないが、災害時には有益な情報を得たりできるし、緊急時にはものすごく役に立つ。 ただ、SNSを使いこなしているような若者でも、間違った使い方をすることがあるからね。最近だと、SNSで不倫疑惑が浮上した女性タレントもいる。文章の頭の文字だけを「縦読み」すると、特定の人物宛ての愛のメッセージが仕込まれていたんだよ。★“縦読み”ツイートはスパイみたいでカッコイイ 俺は不倫に対しては、当事者同士の問題だから、どうこう言うつもりはない。最近になって急に流行りだしたモンでもないし、昔から男と女のやることは変わってないからね。ただ、「縦読み」っていうのはすごいと思う。やり方がカッコイイ。やってることは暗号を送るスパイみたいだよ。 あと、SNSが使われるようになって、より不倫も巧妙になって増えたんじゃないかな。固定電話しかなかった時代なんて、人目を避けて会う約束をするだけでもひと苦労だったと思う。それをSNSでやり取りすれば、2股、3股どころか、10股ぐらいかけても不倫関係を保てるだろう。 実際にこれだけ芸能人の不倫がポロポロ出てくるってことは、一般の人たちでもみんな当たり前にやってるってことなんだろうね。 そうなると「縦読み」はオジサンたちの間でも流行るかもしれないね。でも、うまく作れなくて、横の文がまったく意味不明になったりしてそうだけど(笑)。 もしかしたら長州さんの意味不明なツイートも、特定の人にだけ伝わる「縦読み」を作ろうとして、失敗したのかも(笑)。それか、俺たちが気付いてないだけで、“斜め読み”とか“逆読み”すると、意味が全然変わってくる暗号なのかもしれないな。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「曙」格闘技の“マケボノ”がプロレスで見せた順応性
2018年11月06日 22時00分
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スポーツ
“超人”ハルク・ホーガンが約3年ぶりにWWE復帰!
2018年11月06日 21時45分
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スポーツ
新日本オカダ・カズチカ、1.4東京ドームで“裏切り者”ジェイ・ホワイトを制裁へ!
2018年11月06日 21時15分
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新日本1.4東京ドーム大会でクリス・ジェリコ 対 内藤哲也のインターコンチ戦が決定!
2018年11月05日 21時45分
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スポーツ
「新日本さんみたいな闘いを」HEAT-UP王者 兼平大介、18歳の挑戦者 井土徹也の思い
2018年11月02日 21時45分
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スポーツ
ジェリコも参戦!新日本11.3大阪でケニーが棚橋と前哨戦!気になる飯伏の意味深発言
2018年11月02日 21時15分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
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2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
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2025年09月16日 11時00分
