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ジェリコも参戦!新日本11.3大阪でケニーが棚橋と前哨戦!気になる飯伏の意味深発言

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クリス・ジェリコ

 新日本プロレスが来年1月4日に開催する『レッスルキングダム13』東京ドーム大会に向けた動きが徐々に活発になっている。11月3日には、毎年重要な大会と位置づけられる『POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』がエディオンアリーナ大阪で開催される。

 既に1.4東京ドーム大会で、IWGPヘビー級選手権を行うことが発表されている王者ケニー・オメガは、最終戦の大阪大会のみに出場。飯伏幸太とのゴールデン☆ラヴァーズで、挑戦者の棚橋弘至&デビッド・フィンレーと前哨戦を行う。

 この試合、フィンレーが他の3選手よりも実績で劣ることから棚橋組が不利にも見える。ただシリーズ中、飯伏は意味深なコメントを続けている。シリーズに参戦しなかったケニーの“代役”として棚橋と対戦した際には、リング上で棚橋がメッセージを送っていたかのように見える場面もあった。棚橋はオカダ・カズチカと歴史的な握手を交わすなど、IWGP挑戦を前に『挑戦権利証』を用いて新日本を揺るがしている。単なる前哨戦では終わらない気がするのだが…。またシリーズ中、謎かけのようなメッセージを送り続けてきた棚橋は、最終戦の試合後に何を語るのか?

 CHAOS内紛問題に揺れるオカダはバレッタとのコンビで、“裏切り者”であるジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレのバレットクラブ“最凶”コンビと対戦。「かわいい後輩をかわいがらなきゃいけない」とシリーズ中、ジェイとかつての相方・外道への報復を宣言してきたオカダ。しかし、バレットクラブの暴挙は止まる気配がない。棚橋との握手もバレットクラブの暴挙がなければ実現しなかっただろう。バレットクラブに関しては、バレットクラブELITEから標的をCHAOSに移してきているのも不気味なところだ。

 10月8日の両国国技館大会のザック・セイバーJr.との試合前、一緒に入場したエキストラに紛れていたIWGPインターコンチネンタル王者クリス・ジェリコに襲撃され、試合をノーコンテストにされてしまったEVILは、ジェリコに逆指名される形で同王座に挑戦することになった。ジェリコはビデオメッセージで挑発し、EVILの怒りを買っている。6月9日の大阪城ホール大会で、内藤哲也を破り同王座を獲得したジェリコだが、試合後も内藤を攻撃し続けていたところを救出に駆けつけたのがEVILだった。その時の因縁を忘れずにEVILを不意打ちしたジェリコはさすがだ。この試合に勝てば次は1.4東京ドームでの防衛戦となる。そのあたりも含めて注目だ。

 最終戦のみの出場となった内藤は、「鈴木軍でやりたいのは、2連敗しているザック・セイバーJr.」とのリクエストが通り、ザックとの今年3度目のシングル戦が組まれた。内藤からすれば苦手なザックを超えずして、1.4東京ドームは見えてこないということだろう。“3度目の正直”でザックの関節地獄をしっかりと攻略し、東京ドームに駒を進めてほしい。

 NEVER無差別級選手権はウィル・オスプレイが欠場になったため、オスプレイと同じCHAOSで前王者の後藤洋央紀が、タイチに挑戦することになった。この決定にタイチはかなりご立腹だったが、後藤は唐突に訪れたリターンマッチのチャンスに「連敗は許されない」と燃えており、タイチにとってはやっかいな防衛戦になるのは必至。鈴木軍の介入も十分に考えられる。

 今シリーズの軸となっていた『スーパージュニアタッグリーグ2018』は、IWGPジュニアタッグ王者チームの金丸義信&エル・デスペラード、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのBUSHI&鷹木信悟、CHAOSのロッポンギ3K(SHO&YOH)の3チームが勝ち点10で並んだ。直接対決で優劣がつかず、3WAYマッチで優勝決定戦を行うことになった。王者チームが優勝した場合はその先が気になるところだが、IWGPジュニアタッグ王座の挑戦権が欲しい他の2チームとしては何としても勝ちたいはずだ。全国で激闘を繰り広げてきたジュニアタッグの「いい風」を大阪でも吹かせてくれるだろう。

 大阪大会が終わった頃には、1.4東京ドームのカードも何試合か見えてくるはず。混沌とした“人間関係”の行方に注視しながら、今大会を楽しみたい。

取材・文・写真 / どら増田

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