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新日本Jr.タッグ、金丸&デスペ、BUSHI&鷹木が首位で終了も、決勝は3WAYの可能性?

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ロッポンギ3K

 新日本プロレスの『Road to POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018〜』が29日、宮城・愛メッセみやぎ本館展示棟・展示ホールCで行われた。

 シリーズの核と言えるスーパージュニアタッグリーグの公式戦は、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンのBUSHI&鷹木信悟が田口隆祐&ACHを破り、5勝2敗の勝ち点10で公式戦全7試合を戦い終えた。28日の福島・ビッグパレットふくしま大会では、IWGPジュニアタッグ王者チームの鈴木軍の金丸義信&エル・デスペラードも5勝2敗の勝ち点10で首位に並んでいる。金丸&デスペラードは獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクを相手に、マスクに手をかけるなど反則三昧で勝利を収めた。

 ロスインゴチームは「これで金丸組にリベンジができる」と息巻いていたが、実はもう1組、決勝進出の可能性を残しているチームがある。SHO&YOHのロッポンギ3Kだ。ロッポンギは現在4勝2敗の勝ち点6。11月1日に静岡・ツインメッセ静岡南館で行われるKUSHIDA&クリス・セイビン戦に勝てば5勝2敗となり、首位に並ぶ。今リーグ戦の規約を読むと、「同点の場合は直接対決の勝敗で順位を決定する」とあるが、金丸組はBUSHI組に、BUSHI組はロッポンギに、ロッポンギは金丸組にそれぞれ勝利しており、優劣がつけられない。

 「なお同点チームが複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定する)を行う」

 こんな一文も加えてある。ロッポンギ3Kが首位に並んだ場合は、3チームが3WAY戦や勝ち抜き戦といった形で決勝戦(11.3エディオンアリーナ大阪)が開かれる可能性が出てきた。現に新日本は金丸組にもBUSHI組にも“決勝進出”とは告げていない。11.3大阪大会の全カードは11.1のロッポンギの試合を受け、直前に発表することとなりそうだ。

 ロッポンギが所属するCHAOSは、ジェイ・ホワイト&邪道&外道が造反し、バレットクラブ入りするなど、バタバタしている。それだけに、昨年度覇者のロッポンギとしては優勝し、来年1.4東京ドーム大会に向けて「いい風を吹かせたい」ところ。鷹木信悟という新日本ジュニアにとってモンスター的な存在が加わったことで、リーグ戦は各地で大いに盛り上がっている。決勝でもヘビー級の試合に負けないノンストップバトルに期待したい。

 そのためにもロッポンギ3Kが決勝に割って入り、2人の華やかな戦いを大舞台で見せることは非常に大事。今年から同大会はトーナメントから総当りリーグ戦に変更されたが、最後の最後まで楽しめる展開になったのは、リーグ戦ならではの面白さである。

取材・文・写真 / どら増田

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