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新日本、棚橋弘至とオカダ・カズチカがバレットクラブ制裁へ夢の合体!

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©︎新日本プロレスリング.左から棚橋弘至とオカダ・カズチカ

 新日本プロレスは8日、次期シリーズ『WORLD TAG LEAGUE 2018』(17日から、開幕戦は神奈川・藤沢市秩父宮記念体育館)の対戦カードを発表した。棚橋弘至とIWGPヘビー級王者のケニー・オメガは29日の後楽園ホール大会から参戦。シリーズ前半、2人はリングに上がらないことが分かった。

 しかし29日にはサプライズカードがある。棚橋弘至がオカダ・カズチカ、KUSHIDAと、新日本本隊&CHAOSの超党派トリオを結成する。暴走が止まらないバレットクラブのジェイ・ホワイトにバッドラック・ファレ、石森太二を加えたトリオと対戦することが発表されたのだ。

 「棚橋さんとタッグを組むことはない」

 そう話していたオカダだが、この試合は来年の1.4東京ドーム大会で行われるオカダ対ジェイ、KUSHIDA対石森の前哨戦の意味合いを持つ。30日からはオカダ、KUSHIDA、棚橋にCHAOSのロッキー・ロメロも加わる。まだカードは発表されていないが、最終戦の岩手産業文化センターアピオ大会(12月9日)でも超党派を結成するのは確実な情勢だ。

 ジェイも棚橋と同じくシリーズ合流は29日から。開幕戦でオカダはCHAOSのロッポンギ3Kと組んで、内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと対戦する。1戦も落とせないところだろう。今回の合体が来年の1.4東京ドーム大会以降、新日本プロレスの勢力図を変える可能性も高い。まずは29日のオカダ凱旋帰国後“初合体”の姿を見守っていきたい。

 またSNS上で「やりたい」「却下」のやり取りを繰り広げているNEVER無差別級王者の後藤洋央紀と飯伏幸太が、6人タッグではあるが2回対戦することも決定。『G1クライマックス28』で飯伏に敗れている後藤にとっては、飯伏を振り向かせて1.4東京ドーム大会で決着をつけたいところ。ただ最近の飯伏は意味深発言に拍車がかかり、リング上やインタビューブースでも思いつめた表情を浮かべるなど、よりつかみどころのない存在になっている。後藤がこの2試合で飯伏の視界に入ることができるかどうか、注目だ。

 1.4東京ドーム大会前最後のシリーズなだけに、まだカードが決まっていない選手にとってはアピールする最後のチャンス。東京ドーム大会本戦への出場切符を懸けた激しい争いに期待したい。

取材・文 / どら増田
写真 / ©︎新日本プロレスリング

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