来年1.4東京ドーム大会でカードが決まっている選手や、新日本が管轄するシングルのタイトル保持者はエントリーしていないが、天山弘世、小島聡、永田裕志、中西学の第3世代は久々に表舞台に登場。鈴木みのる率いる鈴木軍からは3チームがエントリーしている。K-DOJOの吉田綾斗が、ヤングライオン戦線でライバル心をむき出しにしながら対戦した海野翔太とタッグを組んでエントリーするなど、例年にも増してバラエティに富んだタッグリーグとなった。なお今年の夏に真壁刀義とタッグを組みながら、同リーグ戦出場を目標にしてきた本間朋晃の出場は残念ながら見送られている。もう少しコンディションを整えてもらい、来年の出場に期待したい、
エントリーしたチームは次のとおり。
真壁刀義&トーア・ヘナーレ
天山広吉&小島聡
永田裕志&中西学
吉田綾斗&海野翔太
ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー
マイケル・エルガン&ジェフ・コブ
石井智宏&矢野通
バレッタ&チャッキーT
ハングマン・ペイジ&高橋裕二郎
タマ・トンガ&タンガ・ロア
鈴木みのる&飯塚高史
ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.
ザック・セイバーJr.&タイチ
EVIL&SANADA
本命は現IWGPタッグ王者チームのタマ&タンガのトンガ兄弟だが、前年度覇者のEVIL&SANADA、さらにIWGPタッグ戦線に頻繁に絡んでいるアーチャー&スミスが優位に立っていることは実績を見る限り明らか。しかし、今年は番狂わせが期待できそうなチームが何チームもいる。最終戦の12月9日、岩手産業文化センターアピオ大会で行われる優勝決定戦まで息は抜けない。先シリーズ開催したジュニアのタッグリーグでは3チームが首位で並び、決勝は3WAY戦で行われる混戦となった。今回のヘビー級リーグも混戦必至だ。
IWGPタッグ王者チームのトンガ兄弟が優勝しなければ、優勝チームに1.4東京ドーム大会での挑戦権が優先的に与えられるのが慣例となっている。出場するチームにはドームの本戦出場を目指してアピールしてもらいたい。
【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.31】