山口敏太郎
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ミステリー 2011年09月27日 15時30分
「眠れぬ少女」 〜Wem Town Hall ghost Jane Churm〜
1995年11月19日、英シュロップシャー州ウェムで公会堂が全焼した。この時、地元のアマチュアカメラマンが撮影した写真の一枚が、世界中の人々の目に留まることになる。取り残された人はいない筈の現場、燃え盛る炎の中に白い服を着た少女が写っていたからだ。写真は直ちに王立写真協会会長のヴァーノン・ハリソン博士によって鑑定、トリックの可能性を否定するや、心霊写真として世界を駆け巡った。そして、300年前に実在した一人の少女が浮上する。 300年遡った1677年のウェムで、町の半分を焼き尽くす大火が起きた。妹の為、暖炉に火をくべようとしていた14歳の少女ジェーンが火元とされた。準備の為に灯した蝋燭の火が燃え移り町中へと広がる中、ジェーンは公会堂に逃げ込み焼死した。ところが、大火の原因はジェーンではなかったようだ。にもかかわらず、子供たちに火遊びをしないよう説くためのエピソードに仕立てられてしまった。写真の少女は大人たちの方便の犠牲になったジェーンではないかというのだ。 だが、写真に新たな展開が起きる。写真の少女そっくりの少女が写るポストカードが発見されたのだ。縮尺を合わせると、体の部位の位置や傾きが一致した。現在、件の写真は合成とする声が優勢である。 これでジェーンもようやく安らかに眠ることができるかに思えた矢先、再び愚かな大人が現れた。ある議員が写真を町の名誉遺産にすると発案したのだ。ほかの議員も概ね賛成した。 発案理由のように、この写真が有名になりその場所を見るために多くの人々が来訪したのは事実である。だが、ジェーンを静かに眠らせてあげたいと思う人は少数なのだろうか。七海かりん(山口敏太郎事務所)参考記事:Wem ghost predicts end of humanityMonday 28th February 2011, 11:29AM GMT.http://www.shropshirestar.com/news/2011/02/28/wem-ghost-predicts-end-of-humanity/#ixzz1Z23TjfbU
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芸能ニュース 2011年09月27日 11時45分
AKB48の片山陽加、佐藤亜美菜がミュージカルに挑戦!
第2回AKB48じゃんけん大会では残念ながら敗れてしまったが、AKB48の片山陽加と、佐藤亜美菜の二人が、話題のブロードウェイ・ミュージカル「ブルース・イン・ザ・ナイト」に出演のため、現在、都内の稽古場にて歌や芝居の猛特訓に励んでいる。 オペラ歌手の森公美子、元宝塚歌劇団星組トップ男役の湖月わたる、黒人演歌歌手のジェロら超実力派の共演者に囲まれたこのミュージカルに、今回二人はWキャストで挑む。 二人とも、普段は少し天然で愛くるしいキャラクターで知られているが、稽古場での表情は真剣そのものだ。「はーちゃん」こと片山陽加は、かつてAKBで歌唱力のある順に選抜者を決める「カラオケ選抜」をして欲しいと願っていたというエピソードを持ち、またミュージカル出演は随分前から夢でもあったと聞く。歌の方に少し自信があるのかもしれない。「あみなちゃん」こと佐藤亜美菜はミュージカルの舞台は2回目。経験もあり、今回の舞台では役者としてのさらなる飛躍を目指したいところ。 稽古場でそんな二人に今回の舞台について聞いてみた。 −−今回のミュージカル「ブルース・イン・ザ・ナイト」について教えてください。 片山陽加(以下 片山):1930年代のシカゴが舞台のミュージカルです。あるホテルでプレイボーイのサロンシンガーMan(ジェロ)と、今は落ちぶれているけどかつては輝かしいキャリアを持ったブルースシンガーLady(森公美子)、セレブでスタイリッシュな年齢不詳の女Woman(湖月わたる)、そしてわたしたち(Wキャスト)が演じる夢と希望を胸に都会に出てきたGirl(若い娘)が出会い、それぞれの人生模様をユーモアたっぷりに、また熱く、ブルースで歌い上げていくという。 佐藤亜美菜(以下 佐藤):どの年代の人も男女問わずどこかしら共感できるし、ミュージカルは初めてという人でも決して置いてきぼりにはならないミュージカルです。ちなみにわたしたちが演じるGirlという役は、 感情の起伏が激しい、落ち込んだと思ったらすぐに立ち直る、「美味しいもの食べたら忘れちゃった!」みたいにあっけらかんとしているけど、弱気になると守ってあげたくもなる、みんなに支えられながらも、一生懸命前向きに生きている女の子ですね。 片山:この作品で普段とは違う、弾けたところを見せたいです(笑)。できれば、共演の森さん、湖月さん、ジェロさんを観にきた人にも、AKB48の虜になっていただけたらと願ってます! −−Wキャストでよかったところ、また共演者の印象など教えてください。 佐藤:まず、一人じゃないってところで精神的に十分助かってます! あとは、人の振りみて我が振り直すで、自分だけでは気がつかなかったところに気付いたり、教えあったり。 片山:わたしも亜美菜ちゃんの良いところを吸収して、いい表現の仕方はどんどん取り入れてます。 佐藤:共演者に関しては、森さんも湖月さんもジェロさんもおもしろい。そして優しい。稽古が始まって間もない頃から沢山話しかけてくださって、こんなに優しくしてもらえるとは思っていませんでした。 片山:ジェロさんはフランクな方で、たわいもない話やモノマネをしたりといつも和ませていただいています。 −−ブルースを歌うということで歌についてはどうですか? 片山:難しいし、大変なことがいっぱいあるけど、新しい歌い方やリズムの取り方を教えてもらって、とてもいい経験をさせてもらってます。 佐藤:こんなに歌ばかりのミュージカルは初体験なので、初めて本格的なボイストレーニングをさせてもらってます。稽古しながら自分なりの表現を作り出していくので、はーちゃんと私は演じる役は同じでもまた違ったGIRLを演じることになると思います。 −−ファンの方にメッセージを 佐藤:観に来ないと人生損すると思います。ホントに。私は舞台が好きで、いろんな舞台を観に行ってますが、稽古だけでこんなにおもしろいのだから、本番は相当おもしろいに違いないと思います! これは、劇場でしか観られないので、できれば亜美菜の回もはーちゃんの回も両方観ていただけたらいいなと思います。 片山:毎日、仕事とか家庭とか大変だと思いますが、これを観たらきっと楽しくて元気になってもらえると思います。AKB48とは違う私たちを見せますので、 絶対に観に来てくださいね!(取材・文 名鹿祥史/山口敏太郎事務所)ブルース・イン・ザ・ナイト多彩なキャスト陣でおくる、ライブ感満点ミュージカル『BLUES IN THE NIGHT』9月30日(金)〜 10月9日(日)天王洲 銀河劇場 ほか全国お問合せ:コマ・スタジアム公式HP http://www.blues-itn.jp/
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ミステリー 2011年09月26日 15時30分
市川の民家の河童襲撃事件を考えてみる
これは2008年に筆者の身内の玄関先で起こった不思議な事件である。 2008年9月14日筆者の携帯がけたたましく鳴った。千葉県市川市に居住する筆者の身内宅の郵便ポストに河童らしき怪しい手形がついたというのだ。 翌日、弊社の社員たちと現場に急行し、現地調査を行った。確かに四ケ所の奇妙な手形が確認できたのだが、五本指の間に水掻きらしき痕跡が見てとれる。 「まるで、河童じゃないか」 その場にいた全員がそう言って苦笑した。不思議なことだが爪の跡がない。では狸や犬猫ではなく、猿なのか。いや猿には水掻きはないし、船橋や市川に野生の猿が生息しているとは思えない。少々困ってしまったのだが、結論として 『有力容疑者はハクビシンだ!!』 ということになった。ハクビシンは、最近首都圏で繁殖しており、木登りが得意で民家の天井裏に入り込んだりしている。市川市でも目撃が相次いでおり、指は五本指であり、水掻きらしき膜もある。民家の郵便ポストに手形をつけるなど朝飯前なのだ。 古来の人々は、このような野生生物の手形を見て河童伝説を作っていったのであろう。妖怪伝説の成立過程が伺える貴重な例である。(山口敏太郎)
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芸能ニュース 2011年09月26日 11時45分
怪を語れば番組終了!? ラジオ番組と怪談のジンクスに挑んだ伊集院光
芸能界には、様々な噂やジンクスがある。中でも、打ち切りとなったり放送中止になった番組、内容に対する噂や都市伝説はいつの時代も囁かれ続けている。 例えば、ラジオ番組では「怪談を語ると番組が終了する」というジンクスがあるという。パーソナリティが夏場などに怪談の特集を組み、その度に番組が打ち切りとなる事が相次いでおり、一時期は業界内部でも怪談特集は制作側からの打ち切りのサインではないか、と暗に囁かれていたという。 この噂に真っ向から立ち向かったのが伊集院光だった。彼は90年代に放送されていた自身のラジオ番組「伊集院光のOH!デカナイト」(ニッポン放送)にて「怪談をやると番組が終わる、というジンクスを打ち破る」と宣言。金曜日のスペシャル枠で怪談特集を行った。だが、その後彼は体調を崩し、番組を休む事になってしまったのである。勿論、怪談特集のすぐ後に体調を崩したわけではなかったのだが、当時のリスナーや番組スタッフは「やはりジンクスは本当だったのか」と恐れおののいたそうだ。 昔から言われている話に「怪を語れば怪至る」という言葉があるが、やはりテレビよりトークを重視するラジオ故に起こることだったのか…と思いそうになるが。 「それは単なるジンクスというか、都市伝説に過ぎないでしょう」とは、自身もラジオ番組に出ている山口敏太郎氏の言葉だ。実際、浜村淳氏のように怪談をやっていても何十年も続く長寿番組は多く、また伊集院光も『深夜のバカ力』で披露する怪談は人気となっている。それを含めて、山口氏は「いずれも偶然が重なったためにうまれた噂でしょう」と結論づけた。 テレビよりもリスナーが“耳を傾ける”ラジオ番組。それ故に不可解な出来事があった場合、番組の制作場面や事情を知らないリスナーは色々な想像を膨らませてしまうのだろうか。 兎にも角にも、伊集院氏にはこれからも番組内のトークでリスナーを楽しませて欲しいものである。
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トレンド 2011年09月26日 11時45分
北陸ミステリーツアー 長寿に恋愛に、贅沢なパワースポット『気比神宮』
参拝客を出迎えるように鎮座する大きな朱塗りの鳥居。奈良の春日大社、広島の厳島神社と並ぶ「日本三大鳥居」を入口に構える越前国一宮『気比神宮』は福井県敦賀市に存在する。702年に創建された社で、笥飯大神(けひのおおかみ)こと伊奢沙別命(いざさわけのみこと)と言うあまり聞き慣れない神様を主祭神としている。この神様は食べ物を司り、そのため食べ物に関する事柄に対してご利益があるとされているが非常に謎が多く、以下のような変わった伝説が残っている。 応神天皇がまだ皇太子だった頃のこと。当時は「笥飯宮(けひのみや)」と呼ばれていたこの神社に参拝に訪れた日の夜、太子の夢に笥飯大神が現れて「名前を交換したい」と言った。太子が快諾すると大神は喜び、「礼として贈り物を渡そう。朝になったら浜辺に行ってみると良い」と告げた。果たして、翌朝になると浜辺には多くのイルカが打ち上げられており、太子は「御食(みけ)の魚(な)を与えてくれたのだ」と喜んで大神を「御食津大神(みけつおおかみ)」と讃えたという。 “食べ物”という人間にとって必要不可欠な物にまつわる神様なだけあって、ご利益は実に多彩。五穀豊穣や商売、無病息災など多岐に渡り、近年は健康・長寿や恋愛に関するパワーが得られるパワースポットとしても注目を浴びている。 健康・長寿については境内から湧き出る冷たい清水が昔から『長命水』と呼ばれ、「この水を一口、年の初めに飲めばその年は健康に過ごせる」と言い伝えられている。恋愛については、敦賀湾を挟んで対岸にある常宮神社との神事・例祭にまつわる言い伝えが関係しているためであると考えられている。 また、この神社で一番のパワースポットは大神が降臨したと伝えられている人口の塚“土公(どこう)”だ。最澄と空海が祭壇を築いて祈祷した古跡であるとの言い伝えもあることから、経塚ではないかとの説もあるが、聖地のため禁足地となっている上に、神社と隣接する小学校の敷地内にあるので参拝の際は神社内部の参詣場所から。 これから涼しくなる季節。冬場ともなれば越前ガニを初めとした味覚を味わえる時期になる。北陸の味覚を求めて旅行に来た際は、“ご飯の神様”まで一度立ち寄ってみては如何だろうか。(黒松三太夫/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2011年09月24日 17時59分
心霊写真、踊る少女の顔が骸骨のように 和歌山県!!
この一枚の写真を見てもらいたい。これは和歌山県某所で撮影されたものだが、一箇所不可解な部分があるのがわかるだろうか。とあるイベントのワンシーンを撮影したものであり、ステージではドレスに身をつつんだ女性たちがダンスを披露しているが、なかなかの熱演だったようで、髪の毛が躍動しているのが確認できる。 だが、『これは、おかしい!』と思える映像が部分的だが見てとれる。画面に向かって左から二人目の女性の顔が白っぽくなっているのだ。カメラのフラッシュとも解釈できるが不気味な印象はぬぐえない。 よくよくこの白っぽい顔を見てみると、まるで白骨化した顔面のようにも見えるし、ぺろりと舌を出した一つ目小僧のような表情にも見える。少々不気味ではあるが、考えようによっては、ユニークな写真ともいえる。 しかし、一つ目小僧といえば、和歌山県にはリンクする不思議な妖怪伝説が残されている。実は同県には「一本だたら」という一つ目、一本足の妖怪が古来より語り継がれていたのだ。和歌山県民は度々山中でこの妖怪に遭遇したと言われている。 また、2004年春には、和歌山県田辺市富田にて謎の足跡が発見され、田の中を1本足で駆け抜けたような足跡から、「富田のがしゃんぼ…これまた一本足の妖怪で一本だたらに近い妖怪」と呼ばれ騒動になった。 今回、女性の顔が一つ目小僧のように見えたのは、この「一本だたら」の仕掛けた悪戯でかもしれない。(山口敏太郎事務所)
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社会 2011年09月24日 17時59分
山口敏太郎の直言(7)B級グルメ、妖怪・伝説、地方経済は町おこしをなりふり構わずなんでもやれ!
B級グルメ、妖怪・伝説、地方経済は町おこしをなりふり構わずなんでもやれ! 3・11に日本を襲った東日本大震災は、大きな爪痕を残したが、我々日本人にとって大きな歴史的転換点になったのではないかとも言われている。 従来の原子力発電を中心に据えたエネルギー政策から、太陽光発電や天然ガスを使ったリスク分散型の発電方法へ転換に視点が移っているし、一人一人の人生をそれぞれが楽しむシングルライフ志向から、地震や津波への潜在的な恐怖のためだろうか、配偶者や家族を持つファミリー志向にライフスタイルのチェンジをする人も増えてきている。 中でも注目すべき点は、中央集権の色彩が強かった経済構造の緩やかな変化である。経済面では中央政府に隷属してきた地方自治体が独自の経済圏の構築に向かいつつある事である。 確かに、我が国の歴史を振り返ってみると、地方が力を持ち中央と対峙したり、中央に介入したりする地方の時代と、政治と経済の権限が中央に集中する中央集権時代が交互に到来している。 源平合戦という地方勢力を巻き込んだ動乱の勃発(地方自治)、鎌倉幕府の統治(中央政権)、地方の武士を巻き込んだ応仁の乱(地方自治)、室町幕府の統治(中央集権)、地方に群雄が割拠した戦国時代(地方自治)、江戸幕府の統治(中央集権)、薩長土肥が力をつけて戊辰戦争まで突っ走った幕末(地方自治)、明治維新から現在まで続く近代社会(中央集権)。 このような流れを見ると、次に来るのは地方が力をつけ、独自の経済や政治を廻す(地方自治)の時代が到来するのは間違いないように思える。数年前から本格的に議論されるようになった道州制も、中央集権から地方への権力分散という流れの延長線上にあると思える。 世界的に不況が蔓延し、中央政府の力が弱まる中で、各国で地方の反乱が続いている。ドルの価値が暴落し、国家破綻が見えているアメリカでは、ユタ州、アイダホ州、ミネソタ州、ジョージア州が、米国連邦政府発行の金貨・銀貨を法定通貨と見なす法案を通しており、特にユタ州は州独自の通過を鋳造する検討段階に入っているというのだ。 また、国家破綻寸前のイタリアでは、ローマの東70キロに位置するフィレティーノという人口550人の町が独立を宣言し、町長の顔が刷られた独自の紙幣「フィオリト」を発行、昔追放になった貴族を招き入れフィレティーノ公国(Principality of Filettino)と名乗り始めている。これなどは、観光客目当てのパフォーマンスであると思えるが、この強かさは学ぶべきである。 今まで、どうしても日本経済は東京を中心に廻ってきた。だが、『もはや東京や政府・官庁に頼ってばかりでは、何もかもが駄目になってしまう!』と気がついた地方自治体が自分たちの町にある店や特産品・B級グルメで、郷土の歴史で、地元の寺社仏閣を使う自立した経済圏を構築すべく動き出したのだ。 先日も徳島県で開催された『徳島バーガーグランプリ』の審査員を務めてきたが、思いのほか好評で多くの来客で会場が溢れていた。これは昨年鳥取で開催された『全国ご当地バーガーNo.1 決定戦!』の予選でもあったわけだが、徳島ラーメンという経済効果のあるご当地メニューに続く、新規メニューの開発に積極的に取り組んでいることがよくわかった。どの都市に行っても同じ外食チェーンが並んでいたバブル期とは違って、その土地ならではのご当地メニューやB級グルメの開発は、今後の地方経済活性化の有効な手段であろう。 さらに横浜で開催された横浜市公認イベント『恋する横浜de愛ツアー第6弾 シングル男女限定 de愛ツアー』にもパワースポットの解説・企画として参加したのだが恋人たちを集める観光戦略も各自治体にも必要なことであろう。 また関東某県や岐阜県、東京都青梅市で筆者が依頼を受け企画し、実行しているのが『クリプトツーリズム』である。これは現地に伝わる妖怪伝説や不思議な伝説を使った町おこしであり、青梅市では『雪女の碑』『雪女の部屋(昭和レトロ商品博物館2F)』を創り、岐阜市では今年から『口裂け女祭り』を開催した。現在、筆者は他にも数箇所でプロデュース中だが、この流れも”地元にあるが活用されていない観光資源の掘り起こし”という概念から見ると正しい方向性である。 もはや、東京の真似をし、東京のやり方に従う時代は終わった。それぞれの県や市が独自に観光や産業をプロデュースし、その土地ならではの価値観を創造すべき時代が到来しつつある。自分の地元にプライドを持ち、ネットユーザーや観光客を抱きこみながら、地元の中で密で活発化な市場を作り出すこそが、地方自治体の正しい経済戦略といえるのだ。これからは、間違いなく地方の時代であり、地方にこそビジネスチャンスは埋まっている。(山口敏太郎)
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ミステリー 2011年09月23日 15時30分
山口敏太郎のオカルト現象解析シリーズ2 9月26日人類滅亡説は、根拠がない妄言である
『9月26日にエレニン彗星が飛来し、太陽・エレニン彗星・地球が一列に並び、大規模な天変地異が起こる』という妄言がネットや口コミで広がっている。中には『3月11日の東日本大震災も太陽・エレニン彗星・地球が一列になった惑星直列の日に起きているから、今回も危ない』というアメリカ在住の女性霊能者9Naniaの主張もあり、ヒートアップ気味である。 この『9月人類破滅説』には、例によって眠れる預言者・ジュセリーノの『9月日本地震説』も加わり、俄かにクローズアップされている。この『9月人類破滅説』により、夜も寝れない程、悩んでいる子供たちも出てきているらしく、オカルト=エンタメという概念をベースに据えても看過できない状況になりつつある。 はっきり断言すると、『9月人類破滅説』はまったく根拠の無い妄言に過ぎない。米国の霊能者・9Naniaの説も、ブラジルの預言者ジュセリーノの夢も合理的な論説、客観的なデータに基づいたものではない。あくまで、彼らの主観から生み出された個人の“感覚”“個人予想”に過ぎない。 さらに踏み込んで断言すると、オカルト的な情報を扱う雑誌や一部の霊能者・カルト教団の教祖が営利目的のために意図的に破滅論を流す事があるのだ。人々の恐怖心を煽ることで金を巻き上げる連中の扇動に乗ってはいけない。 本来オカルトとは、哲学的や民俗学的なものであったり、明らかに創りこまれた健全なエンタメの一種であるべきなのだ。故に筆者は、最初からネタという前提で明るくジョークとして、不思議事件を報道している東京スポーツのスタイルを高く評価している。 もはや、妄信者を育成し、集金システムの一環に組み込むような従来のやり方では通用しない時代になっているのだ。オカルトは、テレビショーやイベントとして創られたエンタメ、小説や漫画に使用されるモチーフのひとつとして笑って管理できるものにしなければならない。 むしろ心配なのは、この『9月人類破滅説』に踊らされた人々の中で軽挙妄動に出る人がいないかという点である。本当の意味での人類の危機とは、大量に流される情報に惑わされ、本当になすべきことをしないことにより訪れるのだ。根拠のない『9月人類破滅説』に頭を悩ます暇があったら、東日本大震災で疲弊した日本経済を立て直す秘策を練るべきなのだ。(山口敏太郎)
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トレンド 2011年09月23日 15時30分
愛知県尾張地方のふしぎ話 「怪猫は踊る」
長い年月を生きた猫の尾が二股に裂けて二足歩行するようになり、人語を話し、人を食うなど様々な怪異をなすようになったもののことを『猫又(猫股)』と呼ぶ。また、理由もなく殺された猫が化けて出ると『化け猫』となる。 江戸時代には、人に飼われている猫でも年老いたら猫又になり、様々な怪異をなすと信じられるようになっていた。愛知県名古屋市に、尾が二股に裂けた猫の怪異が、富永華陽著『尾張霊異記』に記されている。 昔、伝馬町(愛知県名古屋市熱田区)にある井筒屋久兵衛の家ではちょっとした不思議な出来事が続いていた。風呂場の竿に掛けておいたはずの手拭が風も無いのに縁側に落ちていることが多々あり、小うるさい久兵衛の女房は使用人達に「使った手脱ぎは竿に掛けておくように」と、常々叱りつけていた。 ある夜、久兵衛が夢中になって本を読んでいたところ、八つ(午前2時)頃に縁側から物音が聞こえ、部屋の障子に小さな黒い影が映った。久兵衛がそっと障子を開けて覗くと、親分の大猫が4匹の猫を引き連れ、縁側に集まっていた。猫の頭にはそれぞれ手拭を被っており、親分の大猫は、尾の先が二股に裂けていた。やがて、親分猫の合図で、猫たちは歌い、手拍子を取って踊り始めた。猫たちの奇妙な踊りは、空が白みかけた頃にようやく終わった。親分猫は「手拭は竿に掛けておけ」と合図をすると、縁側から消え去った。 久兵衛の家の縁側で何故、猫たちが踊っていたのか、その理由はわからなかったが、友人である医者の吉田秀伯にも見せてやろうと思い、翌日の真夜中に招待した。その夜、秀伯は九つ(午前0時)に久兵衛宅にやって来た。久兵衛は酒と肴を用意し、「この縁側で真夜中に猫が踊るから観ていなさい」と、障子を少しだけ開け見せた。 やがて、猫たちは縁側に集まって、今日もまた踊り始めた。秀伯は、その踊る猫の様子をしばらく見ていたが、思わずくしゃみをしてしまった。すると、驚いた猫たちは蜘蛛の子を散らすように闇の中に消えてしまったという。(写真:「猫又モエちゃん」妖怪プロジェクト)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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芸能ニュース 2011年09月22日 15時30分
お馬鹿芸能都市伝説 みのもんた、ミスターマリック、美輪明宏は3人いる
いつの時代でも芸能人は、人々の妄想の対象になってしまう。そして、その妄想はいつしか“お馬鹿な都市伝説”に成長していくのだ。中でも、『実は○○さんは二人いる』『○○さんは、もっと多くて三人いる』という都市伝説はいつの時代でも囁かれる定番である。 古くは『美空ひばりが二人いる!!』という都市伝説が流れたり、平成以降では『みのもんたが三人いる!!』という噂が流れた。これら一連の都市伝説が成立した背景には、美空ひばりやみのもんたが殺人的なスケジュールをこなす、超多忙な芸能人であるからであり、『あれだけ忙しいのであれば、一人では無理だろう』という妄想から都市伝説が生まれたと解釈できる。 また、ファンに囲まれた場合に背格好の似た付き人が影武者をするケースや、映画や番組の撮影前に、照明の準備のために俳優の代理をするスタンドインという役割の人を本人と誤認したケースなどが“有名人複数”都市伝説の成立を後押しした可能性はある。 さらに『美輪明宏は三人いるとか、五人いるとか』、芸人の次長課長の河本準一の目撃談から生まれた『ミスターマリックが三人いた』という都市伝説は、噂の対象となった人物の不思議なキャラクターに由来する。美輪明宏、ミスターマリックという不思議な雰囲気を持つ人物だからこそ、『ひょっとしたら、複数いると言う話もあながち嘘ではないのかも』と人々は幻想を持ってしまうのだ。 人は日常を忘れるために、芸能人という現代の異人(まれびと)に幻想と妄想を抱いてしまう。(山口敏太郎)
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ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分