山口敏太郎
-
ミステリー 2011年12月05日 15時30分
滋賀県甲賀地方の妖怪と不思議話「鈴鹿山の大蟹」
鈴鹿峠にかかる滋賀県甲賀市土山町には、昔から伝わる「大蟹伝説」がある。 いつの頃からか、鈴鹿山に怪物のような大きい蟹が棲みついて、旅人や村人たちを襲って食べるようになった。大蟹は朝になると霧を吹き、夕方には風を起こして暴れまわっていた。大蟹を恐れた村人達は、一人、また一人と家を捨てて村を逃げ去っていき、やがて村には一人もいなくなってしまった。 その噂を聞きつけた観音様は「これは大変なことだ」と思われ、京の都に住む高僧の夢の中に現れると「大蟹を退治するように」と指示した。 高僧は、観音様からの告げられたように鈴鹿山に行き、鈴鹿峠の「かにが坂」へとやって来た。すると突然大蟹が現れて高僧に飛び掛ってきた。しかし高僧は恐れることも無く、静かにお経を唱え始めた。すると、不思議なことに大蟹はその場に倒れ、怒った目だけをギラギラ光らせるのみで動けなくなってしまった。 高僧が説法を説くと、大蟹は今度は苦しみながら涙を流しだした。それから暫くして、突然物凄い音がしたかと思うと、大蟹の甲羅が八つに割れ、血が憤水のように吹き出し、大蟹は溶けてしまった。 村人達は大層喜んですぐさま村に戻ってきた。そして高僧は、村人達と一緒に散らばった大蟹の甲羅の破片を集めた。彼は「大蟹も反省したのだから、優しく 丁寧に甲羅を集めて、墓に入れてあげなさい」と、村人に告げて立ち去って行った。その墓が今も残っている「蟹塚」である(※写真画像参照)。 また、高僧は、溶けた大蟹を竹の皮に包んで厄除けのお守りとして村人に授けたという。その流れを汲んだものが、現在に至るまで伝承されている厄除けの飴「かにが坂飴」である。 「かにが坂飴」はほのかな甘みのある素朴な味で、昔から旅人がこの飴で長旅の疲れを癒したと言われており、現在も道の駅「あいの土山」で購入できる。興味がある人は購入して、昔の民話の世界に思いを馳せてみるのも良いのではないだろうか。(写真:「蟹塚」滋賀県甲賀市土山町)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
-
社会 2011年12月03日 17時59分
山口敏太郎の直言(11) 企業寿命三十年説〜馬鹿が馬鹿を引き上げる負のスパイラル
俗に“企業の寿命は三十年である”と言われてきた。確かにどんなに優秀な創業者であっても、その感性や経営感覚もしだいに鈍ってくる。30代で創業したとしても三十年後は60代、なかなか時代の流れを読み取るのがしんどくなる。この場合、後継者を厳しく育ててないと、その企業は終焉に向かって少しづつ転落の坂道を降りていくことになる。 ゆえに長く活動できる企業は優秀な経営職を絶えず育成し、常に適切な役職に引き上げていく人事システムが構築されている。だが、戦後から数えて、三十年周期のローテーションが二回繰り返された事もあってか、わが国の大部分の企業が”馬鹿経営職”を抱える結果となっている。大王製紙の阿呆ボン、オリンパスの経営職たちなど、社会的な問題を引き起こした経営者は枚挙に暇が無い。 では、何故企業に“馬鹿経営職”という膿がたまるのか考えてみたい。それは、経営職という立場にいながら、己の部下を“個人の好き嫌い”や“自分へのへつらい度数”で評価する馬鹿者がいるからである。 趣味や遊びにおける友人関係ではないのだ。仕事における人間の評価に、評価する側の個人的な感情が入ってはいけない。あくまでドラスティックに、企業という運動体を延命維持し、或いは拡大できる人材を的確に判断しなければならない。 残念ながら、それが出来ない“馬鹿経営職”が運だけで上にあがってしまうことがある。となると癌細胞で一緒で企業の肉体をどんどん蝕んでいく。最もたちが悪いのは、この手の“馬鹿経営者”は、部下の中から自分と同程度の馬鹿を引き上げていく。つまり、馬鹿が馬鹿を引き上げる負のスパイラルが繰り返され、経営職における“馬鹿占拠率”があがっていき、企業風土は荒れていく。 我々日本人は、他人を明確に評価しない。あの人のこの部分は良いが、この部分は問題であるなどと、はっきり言うことはない。逆に他人から、はっきりとした評価を言われた事もないし、稀に帰国子女などに客観的で的確な評価をされた場合、正論だと思いながらも戸惑ってしまう。 つまり、我々日本人は、企業体という組織に成り代わって、部下たちを客観的に評価することは本質的に苦手なのだ。苦手ならば、簡単である。評価は第三者に実施させればよいのだ。人事査定を行うセクションは他社(事実そういうビジネスはある)にまかせればよい。人間を正当に評価することは、いまや技術なのだ。ならば、専門職に対応させ、十年ほど放置してみることだ。社内の“馬鹿経営職”が軒並み駆逐され、組織が蘇生するはずである。 TPPに加盟するのは良いが、その前にわが国に巣食う“欧米では評価されるはずの無い馬鹿経営職たち”を一掃せねば、国際的な競争に勝てるわけがない。本当に世界と互角にやれる戦闘集団としたければ、馬鹿が馬鹿を引き上げる負のスパイラルを断ち切り、人材という“本当の宝”を的確に育成できる評価システムを構築すべきである。(山口敏太郎)
-
レジャー 2011年12月02日 15時30分
キャバ嬢列伝〜艶やかな波乱万丈(1) 傷を赤い糸に変えた女
不況の世の中をたくましく生きるキャバ嬢の生き様にこそ、人生の教訓が含まれている。 人生観や恋愛観、キャバ嬢になった理由や苦労話など、彼女たちの波乱の人生を紹介し、社会の縮図ともいえるお水の世界から現代に生きる人へのアドバイスを引き出す新シリーズ。 中学、高校と学生時代、同級生から執拗な虐めを受け続けたたYさんには、自傷の跡があり、何度も何度もリストカットを繰り返した過去がある。無能で陰気な自分なんか早くこの世から消えてしまえば良いと思っていたのだ。 だが、今ではその忌まわしい過去から完全に立ち直り、今では他店にまでも名前が聞こえる人気のキャバ嬢に成り上がった。その頂点への道は平坦でなかった。ある逆転の発想が彼女を変えたのだ。 その転機は、開き直りから生まれたという。かつては手首の傷を服やメイクで隠していたが、どうしても表情に暗さが出てしまい、あまり人気のあるキャバ嬢ではなかった。昨年からこの手首の傷をあえて隠すことをしなくなった。それは、良い意味での開き直りであり、ありのままの自分と己の過去をさらけ出すことで、お客さまに自分を知ってもらいたかったからだ。 最初は驚くお客さまも、その傷に隠された彼女の学生時代の虐め体験を聞くにつれ、熱心なお客さまに変わってくれた。心からの発言は、確実にお客さまの感動を巻き起こしたのだ。 特に彼女と同じように、職場や学校での虐め体験のあるお客さまは、共感してくれたうえ、上質で太いお客さまになってくれた。こうして、彼女は自分の手首の傷を、暗い過去からお客さまとの赤い糸に変えた。 明るく笑いながら、彼女は、自分の傷を指さす。 「この傷は自分にとって思い出したくない過去だったけど、今は人気の証しかな。マイナスな過去もプラスに方向転換する。そうやって考え直したら、現在の自分があるんだよね」 彼女はこれからも手首の傷を隠さない。(和田大輔/山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2011年11月30日 15時30分
ミステリースポットin九州 湯布院、因縁の地に建つ幽霊マンション
温泉地として有名な大分県、湯布院市。ここには心霊スポットとして有名なマンションがある。 山中にあるこのマンションは既に廃墟となって久しく、廃墟探訪を趣味とする人にも注目されているそうだ。九州ではなかなか有名なスポットのため、ここにまつわる噂には事欠かない。出現するのは女性の霊だと言われており、地元では「このマンションに行った後、女の幽霊が自宅のアパートまで憑いてきた。その後、彼は幽霊に悩まされ気を病んで、行方不明になってしまった…」という都市伝説めいた話も伝わっている。他にも、「幽霊マンションではなく、立地やマンションの裏山が本当にヤバい」との噂も流れている。 15年ほど前の話だ。ある女性がこの幽霊マンションに職場の友人等4人で行くことになったという。彼女は霊感が強い上に心霊スポット自体にあまり興味がなかったのだが、「どうしても一緒に行って」と誘われて向かうことになった。他の友人等にも霊感の強い人物が複数いたと言う事も理由にあったかもしれない。しかし、出発しようとした途端に車のエンジンの調子が悪くなってしまった。彼女が嫌な予感を感じて引き返すように言うも、友人達はかえって乗り気になるばかりだったという。 幽霊マンションは山中にあるため、地元の人間でも土地勘がないと到達しにくい。迷いながらも何とか到着したが、目の前の廃墟の迫力に気圧されたのか、全員車から降りずに外から見ている事しかできなかったという。仕方なく全員は元来た道を帰ることになったのだが、やはり馴れない道なので迷ってしまった。着いた先は、行きは通らなかった湖畔。彼女達が訝しみながらも湖に近づくと、なんと湖畔を歩いている一人の女性がいたのだという。時間は既に深夜、車などは他にはない。どうやって女性がここに来たのか、疑問に思った彼女は「あそこに女の人が!」と指を指したが、即座に側にいた友人に「指をさしちゃダメ!」と大声で叱られてしまった。だが、その次の瞬間には女性も消えており 、恐ろしくなった全員は慌てて車に乗り込むと山を下りることにした。 ところが、車が山道を出て峠道に差しかかったとき、同乗者の一人の調子がおかしくなってしまった。突然「来るな!」と叫び「なぜ忠告を無視したの?」などと言い始め、更には蛇のようにくねくねと体を揺らしながら座席でのたうち回ったのだ。友人の急変ぶりに驚いた全員は、ともかく街へ車を走らせ、運転手の知人の元でお祓いをしたと言う。その霊能者曰く、彼女には「蛇ともなにともつかない物が憑いていた」そうだ。 地元では、何でも幽霊マンションよりも、その立地や裏山が本当に危ない、“出る”スポットだとの噂も囁かれている。彼女や友人が見た物も山に潜む何かだったのか。廃墟は今もひっそりと山中に残っているという。(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年11月28日 15時30分
東近江の妖怪と不思議話「中野の河童相撲」
中野村(現在の滋賀県東近江市中野町)には、昔から河童が棲んでいるという噂があった。ある時、中野村の畑で度々胡瓜が盗まれる事件が発生した。酷い時には、一晩のうちに大量の胡瓜が盗まれることもあった。胡瓜は河童の大好物なので、胡瓜泥棒の犯人は河童ではないかと、村人は目星をつけていた。 「今夜こそ、胡瓜泥棒を捕まえよう」と、村人を総動員して、畑を監視することにした。そして、夜明け前に、何処からとも無く、身の丈6尺(1.8m)の大河童が現れた。「それっ!」と、河童を取り囲んで、「胡瓜を盗むのを止めてくれ!」と村長が河童と交渉してみた。河童は「ワシと相撲を取って、勝ったら盗むのをやめてやる」と言い放ち、頭を左右に振ると頭の上の皿から水を村人に浴びせた。すると、村人の足腰の力が抜け、皆その場にへたり込んでしまった。その間に河童は胡瓜をどっさり抱え、逃げ去ってしまった。 泥棒の正体が河童だったので、村人達は困り果てた。そこで、小脇村(現在の東近江市小脇町)に住んでいる近江で一強いという横綱の権之丞に、河童と相撲を取って欲しいと頼むことにした。村の代表が酒樽と菓子を持って、権之丞に頼みに行くと、快く引き受けてくれた。 河童と権之丞の相撲試合に近隣の村から、多くの見物人が集まった。河童と権之丞は互いににらみ合った。行司の軍配が上がると、河童は頭を左右に振って、頭の皿から水を飛ばし出した。皿の水を被った権之丞は、たちまち力が抜けてしまい、河童は権之丞の胸を突くと、土俵の外に弾き飛ばされてしまった。「これで、畑の胡瓜は全て、ワシのものだ」と、河童は自慢げに笑った。 「一寸、待て! 今度はオレが相手だ」と、土俵に上がったのは、見るからにひ弱そうな喜助という小男であった。「やい、河童! お前の相撲は力だけだ。技も機敏さもない。悔しかったら、オレと同じことをやって、身軽さをみせてみろ!」と、河童を挑発するように喜助は、その場で逆立ちをしてみせた。河童は酷く悔しがり、自分も逆立ちをして見せた。すると、河童の頭の皿から水は全部こぼれてしまった。皿の水が無くなると河童は無力になってしまう。そして相撲の取り組みが始まると、喜助は河童の胸をドンと突いた。河童は鞠のように土俵の外へ転げ落ちていった。それ以後、河童は村に現れなくなったという。(写真:「ザ・かっぱ」妖怪プロジェクト)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2011年11月26日 17時59分
TPPに関する不気味な都市伝説、地震兵器伝説、環太平洋経済ブロック伝説
あくまで都市伝説、フォークロアであると言明しておくが、TPPに関して数々の都市伝説が語られている。その幾つかを紹介してみたい。(文中では執拗に“都市伝説”“都市伝説”と連呼しているが、様々な大人の理由がある事を文脈から読み取って、本来のメッセージを解釈してもらいたい) 一番多いのは、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加を渋ると地震兵器で脅迫されるという都市伝説である。あくまで偶然に過ぎないのだが、TPPへの参加を渋っていたニュージーランドに昨年、今年と巨大な地震が起きてしまい、その後参加したのは事実である。ニュージーランドのTPP参加が、地震兵器による脅迫の結果とは単純に思えないのだが、陰謀論者はこの説を強く主張する 。となると日本が土壇場で、TPP参加を拒否した場合、再び日本を地震が襲うのであろうか。都市伝説とはいえ、不気味な話である。さらに、TPPは近い将来に成立するとされている『環太平洋経済ブロック』への布石だという都市伝説も流布されている。アメリカを中心にカナダ、メキシコ、ペルー、ニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、日本、韓国など環太平洋の国々を網羅する巨大な経済ブロックが構成され、新貨幣アメロが使用されるという都市伝説である。あながち可能性がないと言えない話だが、あくまで都市伝説という形で紹介しておこう。 また、こんなリーク情報が海外のニュースサイトで報道されている。内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」がとんでもない 内容を公表したというのだ。TPP交渉を主導するアメリカとニュージーランド両国の担当者たちの公電による会話内容が暴露され、「TPPは、日本と韓国を潰すのが目的である」と明らかにされたのだ。暴露された内容によると、ニュージーランド・外交貿易省に所属するマーク・シンクレアTPP首席交渉官は以下のように公電で話をしたという。 「TPPが将来的にアジア・太平洋環地域の商業的統合に向けた基盤になるであろう。もし、発足当初のTPP加盟8カ国で、絶対的標準に合意できれば、日本、韓国や他の国を押しつぶすことが可能であり、それ(日本、韓国潰し)が長期的スパンの目標だ」 この「ウィキリークス」の情報が何処まで本当か、本稿では敢えて触れな いことにする。 だが、これらの都市伝説の根底には、余程の決意を持って臨まねばTPP参加は亡国につながるでは? という国民の不安が流れていることがわかる。(逆に考えれば、アメリカの場合は、TPPに参加しないと自身が滅ぶかもしれないと不安に思っているのかもしれない) 少なくとも、かつて良き兄貴分であったはずのアメリカは、日本に経済戦争を挑むぐらいの気迫で来ているのは事実であり、官僚崩れや二世、三世の甘ちゃん議員たちで何処まで戦えるのか、不安は拭えない。(山口敏太郎)
-
社会 2011年11月19日 17時59分
山口敏太郎の直言(10) 自分の人生は自分で面白くする
「敏太郎さん、なんか面白いことしゃべってくださいよ」 「山口さん、なんか面白いことないっすか?」 そんな言葉を投げかけてくる輩がたまにいるが、僕は基本、この手の言い廻しは好きじゃない。なんか、その言葉の背後に、猛烈なやる気の無さと人生を受動的にしか生きてないノープランぶりが見えるからだ。こんな連中と仕事や遊びの時間を共有した場合、本当にもったいないと痛感する。正直、僕の人生の貴重な時間を返せと言いたくなることもある。 戦後日本が行ってきた教師サイドだけが生徒たちに一方的に情報発信する教育、相互交流が遮断された現代メディア、それらに毒された連中ほど、この手の言葉を口にする。彼らは自分の人生なのに、その舵とりを他人任せにしている。誰でも、自分の人生のマスターになれるのに、なんともったいない。 かつて、幕末の英傑・高杉晋作は『おもしろきこともなき 世をおもしろく』と述べた。(『おもしろきこともなき世におもしろく』という説もある)この言葉どおり、高杉は己の人生を“面白く”駆け抜けた。 つまらない日常やくだらない人生は、親のせいでも、教師のせいでも、友人のせいでもない。あくまで本人の責任である。自分の人生は自分で面白くする。それが基本である。それ以外の何ものでもない。 他人がわざわざ貴方の人生を楽しくしてくれることはない。自分の人生は、自分が考えた分だけ、自分が動いた分だけ面白くなる。死ぬときに後悔しないため、死ぬときに笑って死ぬために、僕らは自分の人生のプロデューサーになるのだ。 こんな話をすると『綺麗事を言うな!』とお決まりの文句で反論してくる者がいる。だが、よく自分の心に聞いてもらいたい。他人の意見やアドバイスをろくに検討もせず、『世の中はこんなもんだ!』と勝手に諦めた自分が貴方の心の中にいやしないだろうか。その諦めや、ネガティブさが自分の人生をつまらなくしたのだ。 『綺麗事を言うな!』とすねた目で言い放つ自分の駄目さ加減こそが、つまらない己の人生を前にして、無理やり自分を納得させようとしている“綺麗事”であることに気がつかないのか。変に大人びて、人生のチェンジを諦めることはない。 『もう一度やってみよう』『出来るまで決して諦めない』と思うだけで人生が変わってくる。代わり映えの無い職場も、何の変哲も無い日常生活も“人生を面白くする”というエッセンスが加わるだけで変わってくる。その“面白さ”は、人それぞれだ。マニアックな趣味を極めるのも良い。副業で収入を増やすのも良い。現代の仕事の中で新たな面白要素を発見するのも良い。若い頃の夢を再度追うのも良い。 自分の人生は自分だけのものであって、自分しか舵取りは出来ないもう一度、自分の人生を面白くしてみないか。(山口敏太郎)
-
トレンド 2011年11月17日 11時45分
キムタクもびっくり『南極大陸』は怪獣王国だった!!
TBSが開局60周年記念として社運をかけて製作したドラマ『南極大陸』。このドラマのモデルになっている第一次南極越冬隊に隠されたドラマがあったのはご存知だろうか。実は彼らは怪獣と遭遇しているのだ。 第1次越冬隊の引き上げ時に、タロ、ジロらの樺太犬たちが置き去りにされてしまうエピソードはよく知られている話だが、実はこの引き上げの際に彼らは南氷洋上で大型の未確認生物を目撃しているのだ。 1958年2月13日午後7時頃、第一次越冬隊を収容した南極観測船「宗谷」が南極海を航行中、船体から500mほどの海面に黒い物体が浮上した。当初は浮遊しているドラム缶ではないかと推測されたのだが、300mまで近づくと、その物体が突如、宗谷の方に振り返り、大きな生物であることがわかった。 乗組員はパニックになり、当直航海士はすぐに双眼鏡で確認した。全身が黒褐色の毛に覆われ、猿のような丸い頭頂部と尖った耳を持っており、大きな目玉が爛々と光る面長の顔をした巨大生物だった。しかも、背中にはノコギリ型のひれも生えていたという。 この当時、怪獣『ゴジラ』の映画が公開されており、この情報が日本国内に伝わると、人々の間でこの怪獣に対して『南極ゴジラ』という愛称が定着した。あのゴジラが南極にいたとすれば、それはなかなかロマンがあるではないか。 実は南極や南太平洋には他にも多くの怪獣の目撃談がある。ニュージーランド沖で日本の漁船・第28金比羅丸が目撃した『カバゴン』は、1.5mという大きさで、まるでカバのような顔をしていたことから、この名前がついた。セイウチの誤認説もあったが、南太平洋にセイウチは生息しておらず、未確認生物の可能性が高い。 また、1977年4月25日同じくニュージーランド沖で引き上げられた謎の巨大生物の死骸の形状が、古代の海竜を連想させることから『ニューネッシー』というネーミングがなされ、大きな話題になった。残念ながら、異臭が酷くこの生物の死骸は海中に遺棄されてしまったが、当時の子どもたちを狂喜乱舞させた。 また、ここ数年は、南極に生息する『ニンゲン』という未確認生物が話題をさらっている。この生物は、水棲生物なのだが、巨大な人間のような姿をしており、南極観測船や捕鯨調査船の乗組員によって目撃されているという。不気味なことにこの『ニンゲン』はテレパシーで我々人類に話しかけてくると噂されている。 このように南極周辺は多くの怪物が棲む怪獣王国だったのだ。(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年11月16日 15時30分
異次元から来た忍者!?
先日、山口敏太郎事務所に奇怪な写真が送られてきた。 明るい空をバックに、大木を見上げる構図で撮られた一枚の写真。とある神社の境内に生えているご神木を撮影したものなのだが、その枝に…黒い人影が写っている!? しかも、異様にアクティブなポージングのこの人物。姿勢も格好も、まるで時代劇に出て来る忍者そのものではないか! この写真が撮影されたのは、ある秋の日のこと。撮影者が親類等ともにとある神社へ出向いた際、何気なく境内に生えていたご神木の大楠の樹を撮影したという。その写真を後で確認してみた所、忍者らしき人影が写っていたので驚いたという。 撮影者の知人で霊感のある人物に観てもらったところ、この忍者は「過去から異次元を使ってワープしてきた47歳の忍者」だという。よく見ると写真の左側に奇妙な白い大きな光の塊が三喜を隠すように写り込んでいるが、撮影者曰くこの光の塊が「忍者の出てきた異次元空間の出入り口」で、「ここから忍者が飛び出てきてご神木の枝に飛び移ったのでは?」との事だった。 事実だとすれば、なんとも興味深い話ではあるが…山口敏太郎事務所は、同じく風水師で霊能力者でもある“催旺風水”あーりん氏に鑑定を依頼。その結果、驚愕の事実が判明した。 まずこの『忍者らしき黒い影』だが、残念ながらこれは折り重なったご神木の枝がたまたまそう見えただけ、とのこと。白い光の塊も日光の反射によるハレーションのようだ。 しかし、彼女はそれよりも写真上部、枝の方が気になるという。 「そこまで悪いものではないのですが、霊が枝の方に被るようにして写っています。未練を残して無くなった方の霊魂が、救いを求めて神社に来たものが写り込んでしまったのでしょう」 全く違う2つの見解が成されたが、一方で本物、一方で目の錯覚と判断されたこの黒い影。果たして正体は? 皆さんはどちらが正しいと思うだろうか。(山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2011年11月14日 15時30分
身代わりの石
大切にしていた物が、持ち主の身に危険が起こったときに何らかの変化を見せる。例えば懐に入れておいたお守りが紛失する。持ち主が事故に遭ってケガをした際、大事にしていた人形も同じ箇所が壊れていた、等の事例だ。 さて、こちらの写真を見て戴きたい。水晶にアクアマリンなどの 淡い色味の天然石が連なる数珠風のブレスレットなのだが、そのうちの一つ、大粒のローズクォーツをよく見ると内側からくもりやヒビが入っているのがわかる。この石はビーズ状になっているため、糸の通っている穴の辺りから割れたのかとも思われたが、明らかに内部からのくもりであって表面や糸などに接する部分にかかっていないことがわかる。 しかしローズクォーツこと紅水晶は、不透明な桜色のものや大なり小なりの傷を内包したものが一般的である。この傷も購入した当初から付いていたのでは? と思われたが、この数珠の持ち主は決してそんな事はなかったという。この人物は普段から天然石に興味があり、この数珠も石の配色や珍しいクリアなローズクォーツを使用していた事などの点が気に入って購入を決意したのだという。 そして、購入して1日も経たないうちに、あるイベントに参加する事となった。先日、リアルライブのミステリー記事にて紹介した大阪での怪談オールナイトライブである。このイベントでは、先日のリアルライブ記事でも紹介した心霊写真が撮れてしまったり、出演者の一人が憑依状態に陥るなど不可解な出来事が立て続けに起こっていた。何かと波乱含みのこのイベントが終わってから、数珠に異変が起きていたことに気づいたのだという。 この数珠の持ち主いわく、購入したてだったこともあってこの数珠は大切に扱っており、どこかにぶつけたり乱暴に扱ったことは無いと言う。また、この人物以外にも水晶の数珠にヒビが入った、と同様の報告をした人物が何人かいた。 古来より水晶には魔を払う力があるという。この数珠の水晶も、身代わりとして砕けてしまったのだろうか。(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
-
ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
-
ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
-
ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
-
ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
-
ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
-
ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分