山口敏太郎
-
トレンド 2011年08月12日 11時45分
お盆とは不思議な風習である
我が国には、なんとも不思議な習慣がある。その一つがお盆。 日本で生まれ育った人には、ピンとこないかも知れないが、冷静に考えてみると、お盆は何とも不思議な習慣なのだ。 お盆とは先祖や亡くなった人たちが、あの世で苦しむようなことがないように、供養なるものをしなければならないという習慣。 この習慣は、真夏に行われるのであるが、考えてみればちょっとコワイ。なんといっても亡くなった人たちの霊が、いっせいに家に帰ってくるのだ。これはコワイ。まるでホラー映画そのもの! 姿が見えたらゾンビ映画そのもの! しかも、その霊たちはお盆の数日間家に居つくのである。ちなみに、この霊は、ちゃんと“迎え火”を、焚いて導いてやらないと家にやってこれないし、“送り火”を焚いて送ってやらないと帰らないというやっかいな霊なのである。 ここで考えてみてほしい。この霊は、ご先祖さまであるはずなのだ。近いところでは、おじいちゃんおばあちゃんあたりだったりするのである。それが、自分の住んでいた家に来れないし、帰れないのだ。 おかしいではないか! 死んじまったすべてのご先祖様が、老人ボケの徘徊癖があるわけでもなかろう。迎え火送り火をしないと、ご先祖様の霊が祟るというひともいるが、そもそもご先祖様がなんで子孫に祟るんだ!? 子孫もそんなに大切なご先祖なら、なんでお供えものがナスやキュウリに割り箸をさしたものなんだ??? それにこの国の人々は…なぜかこの季節の夜に、輪になって踊りだすのである。ある種の生物がある季節にいっせいに、繁殖のためにいっせいにダンスを踊ったりするものがいる。同じように、この国の人たちは、真夏のある夜に、集団で踊る本能でもあるのだろうか? この理不尽な、先祖だという霊たちからの恐怖を忘れるために踊っているのだろうか??? と、このお盆という習慣をまったく知らない人が観たら、かくのごとく思うのはないだろうか? わたしたちが何気なく思っている習慣や風習も、違う角度から見ればなんとも不思議なことが多いのかも知れない。巨椋修(おぐらおさむ)(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年08月11日 15時30分
船幽霊
海では水難事故で世を去った彷徨える魂が、航行する人々を自分たちの世界へ引きずり込もうとしている。 船幽霊と呼ばれる彼らについては、多くの資料が残されている。江戸時代の奇談集には、壇ノ浦の戦いで滅びた、平家一門の亡霊とされる船幽霊の記述がある。関門海峡に甲冑姿で現れ「提子をくれ」と言って船に取り付いてくる。しかし、柄杓を渡すと海水を汲み入れ、船を沈められてしまう。したがって、この海域を行く船乗り達は底の抜けた柄杓を備えておき、それを渡す。亡者たちはひたすら海水を汲み入れ船を沈めようとするが、諦めて去っていく。この平家の船幽霊は、法師が行った法会により治まったという。 現代でも船幽霊は目撃されている。暗闇でも明るく全体がはっきりしていて、浅瀬を座礁することなく、音を立てずに岸へと近付いてくる。また、遭難防止にかがり火が焚かれる悪天候の夜には、沖に火を灯し船乗り達を誘い込む。その炎は陸のそれとは違い、上下左右にぶれるという。それを見極めんとする間にも、暗礁に乗り上げ転覆してしまう。 だが、船乗り達も、ただ手をこまねいていたわけではない。難を逃れるあらゆる術を試みてきた。船幽霊が現れると船を止め、睨み付けると消えるという。竿で水をかき回す方法もある。海に物を投げ込む説は多く線香、団子、米、水、灰、餅、豆、苫、薪等、地方によって様々ある。高知には、自分は土左衛門だと言い張って船幽霊の仲間だと思わせる、剛胆な方法が伝承されている。(七海かりん/山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年08月10日 15時30分
海を彷徨う亡者
お盆休み目前。海は休暇を過ごす人々で賑わうことだろう。波音は、普段喧騒の中に身を置く現代人に安らぎを与え、果てしなく続く大海原は、ロマンに満ちている。 反面、海は古来より怪異が多く起きる場所でもある。もし、夜に櫂を漕ぐ音が聞こえても、沖を窺ったりしない方がいい。亡者の船はいつまで待っても到着しないだろう。また、それが幸いでもある。 周囲を海に囲まれた我が国では海に対する畏敬の念は深く、今日でも盆の間は漁を控える漁村は少なくない。海で亡くなった者たちが、怪異をもたらすと言い伝えられているからだ。 しかし、その類に無頓着な者はいつの世も存在する。昭和10年頃、ある漁村で言い伝えなど気にしない4人が、盆の夜に船を出した。漁を始めてみると、大量のサバが捕れる。意気揚々と漁を続けていると、海面に何か浮かんでいるのに気が付いた。よく見ると人間の生首で、笑ったり転がったりして気味が悪い。これには言い伝えを気にしない4人も恐れをなし、漁を止めて帰った。無事帰りついて安堵したのも束の間、大漁だった筈のサバを見ると、全て草鞋だった。そして、4人は次々に発狂して死んでしまったという。(七海かりん/山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2011年08月09日 15時30分
霊との同居
せっかく買った、あるいは借りた家には霊が住んでいた。物件を探す手間と費用を考えると、もう一度引っ越すのは容易ではない。だとすれば、一度霊と話し合ってみるのも、一案かも知れない。 英国貴族ガブリエル卿は、承知の上で曰く付きの城を買った。間もなくして就寝中、階段を上がってくる足音を聞いた。足音は寝室の前で止まるとドアをノックする。ドアを開けても誰もいないのだが、それを毎晩、朝まで繰り返された。ガブリエル卿は睡眠不足のまま、友人たちを招き引っ越し祝いをしていると、突然食器がひとりでに動き出した。ガブリエル卿は思い立ち、霊に話しかけた。「アルファベットを言っていくから、必要な文字を言ったら食器を叩き、言いたいことを文章にしてほしい」意図を解した霊によって作られた文章によると、霊は100年前に城に住んでいたカール・クリントで、恋人を争った相手を殺し城の地下に埋めたという。 後日、昔の記録を調べ事実であることを確認したガブリエル卿は、霊媒師を呼びクリントを呼び出した。現れたクリントは皆を睨み付けた。クリントは、ただ恋人と二人きりで、静かに暮らしたいだけなのだ。そこで、ガブリエル卿とクリントは協定を結んだ。クリントは恋人と地下で暮らし、ガブリエル卿は近付かない。クリントもガブリエル卿の前に現れない。こうしてガブリエル卿は足音から解放され、平穏に暮らしていた。 何年か後、引っ越す事情ができたガブリエル卿は、再び霊媒師を呼びクリントと再会した。別れの挨拶をし、協定を守ってくれた礼を言うと、クリントは驚くことを言った。「一緒に連れて行ってほしい」 こうして場所を替え、今も協定は守られ続けている。おそらく、ガブリエル卿がクリントの住む世界へ行っても続くのだろう。(七海かりん/山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年08月05日 15時30分
深山の主、ツチノコの親分 現在も目撃される妖怪『野槌』
春休みからゴールデンウィーク、夏休みなどの行楽シーズンになると、各地で散発的に開催されるイベントに「ツチノコ捕獲大作戦!」なるものがある。名前は各所で違うが、中には高額な懸賞金をかけている所もあり気軽なイベントなのか本気なのか、どちらか判らないものもある。 ツチノコは現代でもどこかに棲息しているのではないかと言われる、幻の蛇だ。大きさは50センチから大きくても1メートルほど、体長の割に体は太く、尾は胴に比べて細い。三角形の頭をしていることから、毒があるのではと言われている。尾で立ち上がったり、数メートルは飛び跳ねる、さらに転がって移動するなど普通の蛇とは思えない特異な身体的特徴を備えているとされる。1970年代に全国で一大ブームを巻き起こし、その名が知れ渡ることになった。 このツチノコにモデル、もとい原型となる妖怪が居ることはご存じだろうか。それが野槌、ないしは野槌蛇と呼ばれる妖怪だ。全身を剛毛で覆われており、姿は獣に近いが目も鼻も無く、手脚も無い。ただ、顔らしき場所に大きな口があるのみだ。柄のない槌のような形をしているため、野槌と呼ばれる。大きさは約1メートル、しかし大きなものは2〜3メートルにもなるという。兎やリスなどの小動物を飲み込むようにして捕食するが、大きなものは鹿や人を襲うこともあるとされる。 この野槌であるが、異様な外見からは想像も付かないが、実は草木の精霊であるという。“野槌”という名前は“野之霊(のつち)”が変わったものであり、「古事記」「日本書紀」にある植物の女神『鹿屋野比売神(かやのひめ)』の別名が『野椎神(のづちのかみ)』だったため、同一視されて徳の高い精霊に近いものとされたようだ(※名前の表記は古事記に寄る)。 しかし、現在も伝わる野槌の様相は神聖さよりも、異形の特徴が現れた恐ろしいものである。これには、蛇と同一視されたことや『鹿屋野比売神』が霧や暗闇、惑わしの神を産んだことから『野椎神は妖怪変化を産む』として恐れられたためではないかと見られている。さらに、鎌倉時代に編纂された仏教説話集『沙石集』には『徳のない僧侶は死ぬと野槌に生まれ変わる』とされた事も野槌の神性をおとしめるのに手伝ったという話もある。曰く、口だけが達者で智慧の眼も信の手も戒めの足も無い故に、野槌は口だけがあって目や手足のない姿になったのだ、とされたからだ。 さて、ツチノコだけでなく、実はこの野槌についての目撃情報もごく最近まで報告されている。猟友会に所属しており、鹿やイノシシ、人家近くに現れた熊などを捕獲する立場にいる人達は、まれにこの野槌らしき生物の目撃証言を耳にしたり、実際に目撃することもあるという。そして、たいがい野槌らしきものが出現するとされる山には山の神を祀っているとされる山で、その言い伝えを知っている地元の人は野槌を山の神、ないしはその使いとして見ているそうだ。 これらの山の神に対する信仰はほとんど形骸化しているか、廃れてしまっているのが現状らしいが、現在も目撃証言があるところを見ると、やはり「何か居る」というのは確かなのだろう。キャンプやトレッキングなど、山に出かける機会も多くなる夏場。人里離れた深山で、あなたも目撃するかも知れない。(黒松三太夫/山口敏太郎事務所)
-
-
ミステリー 2011年08月04日 15時30分
北陸ミステリーツアー・それは風に乗って現れる 妖怪『窮奇(かまいたち)』
ある女性が、自分の車に乗るために駐車場を歩いていたところ、急に足から力が抜けて地面にひざをぶつけてしまった。何かにつまづいたのかとも思ったが、周りには石ころ一つ無い。怪訝に思いつつも、車に乗り込んだ所、何とひざが何かで深く切ったように、ぱっくりと割れていた。何針も縫う大けがだったが、その時は全く痛みを感じず、血も出なかったためそのまま車を運転して10分ほどで自分の家に帰りついた。その時を振り返り、彼女は言った。「何であんな大けがをしたんだろう。駐車場のアスファルトに割れたガラスでもあったならともかく、何も無かったのに…」そして、彼女は付け加えた。「カマイタチに遭ったんだよ」と。 何も無いところで、いきなり人が倒れ、鋭利な刃物で切ったような傷が付く。しかも、大けがにもかかわらず痛みを感じない…これが俗に言う『カマイタチ』だ。北陸や甲信越地方に伝わる怪異で、つむじ風に乗って現れ、手にした鎌で大きな傷を負わせて去っていくという。有名な鳥山石燕の妖怪画では、風の中を飛び回る、鎌のような手をしたイタチに似た生物の絵が描かれている。カマイタチの姿は伝承によって様々で、岐阜県は飛騨地方のカマイタチは3人組の風神だとされていた。一人目が転ばせ、二人目が斬りつけ、三人目が薬を付けて去るため、傷の大きさにもかかわらず血が出なかったり、痛みを感じないのだという。ちなみに、前述の体験をした女性とは、筆者の母である。しかもこれは別に昔の話でなく、今から数年前のことだ。 このカマイタチであるが、昔は真空状態に触れたために切れたとか、小規模な竜巻に混じった砂れきが原因である等と言われていたが、現在は冬場の乾燥と皮膚が急激に冷やされたために起こる体組織の断裂、つまり「あかぎれ」に近い現象ではないかと言われている。実際、冬場に貧血で倒れた人が床でぶつけた所ーーー顎や肘といった箇所がぱっくりと大きく割れてしまった、という例が報告されている。雪深く、寒さも厳しい北陸や甲信越地方でよく見られる現象だと言うことも、この説を裏付けているようで興味深い。 しかし、中にはこのケースに当てはまらない場合もある。筆者の知人男性の妹が体験した話だが、彼女が小学生の時、遊んでいた友達を追いかけてある木の下を通り過ぎた。その時、枝の先が少し頭に触れ、枝も大きく揺れた気がしたが気にとめなかったという。だが、追いかけてきた彼女を見た友達は、彼女の様子を見て驚いた。なぜなら彼女の顔はいつの間にか半分が血まみれになっていたからだ。 後で調べたところ、彼女の頭に小さな傷が出来ていたことが判った。しかし、その傷が原因だとしても彼女の出血は多すぎたし、また彼女も頭を切ったり、どこかにぶつけたりした覚えはなかった。痛みも無く、出血も友達に言われるまで気づかなかったのだ。 果たして、彼女はどこで怪我を負ったのか。何が原因だったのか。もしかしたら、妖怪『カマイタチ』は本当に存在しているのかもしれない。(黒松三太夫/山口敏太郎事務所)
-
社会 2011年08月04日 15時30分
自傷行為をする中高生10人に1人
現代の中高生の10人に1人が、リストカットなど自傷行為の経験があるということをみなさんはご存知であろうか? 国立精神・神経センター精神保健研究所・自殺予防総合対策センターの松本俊彦氏によると、・中学生: 男子8.3% 女子9.0%・高校生: 男子7.5% 女子12.1%・大学生: 男子3.5% 女子3.3% という数値を表している。 また・少年鑑別所入所者: 男子10.7% 女子60.9%・少年刑務所: 男性14.7% と、自傷行為をする若者たちと、非行との関係を挙げており、自傷する若者の特徴として「飲酒・喫煙・薬物の誘いを受けた経験者が多い」「自尊心が低い」「幼少期に多動(落ち着かない)の挿話がある」「ピアスをしている生徒が多い」「拒食や過食などの摂食障害傾向が認められる生徒が多い」と、非行や自尊心の低さ、精神的な不安定感と関連の可能性も示唆。 若者たちが自傷行為をする理由としては「イライラを抑えるため」「気持ちをすっきりさせたくて」「生きるために必要」「心の痛みを身体の痛みに置き換えている」「私の安定剤」という不快感情への対処が55%と最も多い。 自殺目的の自傷行為は18%と比較的少ないが、自殺企図の経験があるものが48%もいるのが特徴。自己アピールのために自傷行為をする人もいるが、多くの自傷者は、自傷行為について人に知られたいと思っておらず治療も相談もしない傾向にある。 もし、自傷行為を繰り返す若者を見かけた場合は、頭ごなしに否定したり叱責せず、共感・理解が必要とのこと。よく「いまどきの若いヤツは…」という大人がいるが、そういった若者を育ててきたのが大人世代であることを忘れてはいけない。 また、中高生の10人に1人が自傷行為をするような社会を作ってきたもの大人世代であることを忘れてはいけない。いま、手首を切っている若者たちも10年後20年後には親になっているのだ。 彼らが大人になり親になったとき、その子どもたちの自傷行為が、少なくなるような世の中を作るのは、現在の大人といわれる人たちの仕事でもあるだろう。(※参考・引用『児童・生徒における自傷行為の理解と援助』松本俊彦 国立精神・神経センター精神保健研究所 自殺予防総合対策センター)巨椋修(おぐらおさむ)(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年08月03日 15時30分
心霊スポットを創造する人間の愚行
心霊スポットと呼ばれる場所は、元来、何の変哲もない静かな場所だったはずである。そんな場所を恐ろしく変貌させるのは、他ならぬ生きた人間のようだ。 米シカゴにあるバチェラーズ・グローブは、敷地内に森や沼を有する広大な墓地である。小さな埋葬用区画にすぎなかったこの地に埋葬者が増え続け、正式に墓地として整備されたのは1864年である。 現在閉鎖されているこの墓地では、数々の怪奇現象が報告されている。初めはオーブや騒霊といったものだったが、やがて修道士やホワイトレディと呼ばれる、我が子を亡くした悲しみから自殺した、女性の霊が目撃されるようになった。人以外にも、黒い犬や自動車が突然出現することもあるという。 しかし、墓地が閉鎖された理由は別にあった。夜間、裏門の方は人が近寄らない為、男女の密会場所になり、墓に悪戯されたり埋葬品を盗まれたりと、無残に荒らされたからだ。状況は閉鎖によって更に悪化した。いよいよ人が来ないとなると、ギャングたちが利用するようになり、時に処刑が行われると、死体を置き去りにされることもあった。また、悪魔崇拝団体が儀式を行い、生贄動物の死体が散乱していることもあった。 怪奇現象が話題にされだしたのは、こういった人間による荒らしが甚大になった後だ。すると今度は、肝試しに来る者が後を絶たず、荒らしは治まること等望むべくもなかった。そんな彼らの中には、原因不明の高熱で寝込んだり、仲の良かった者たちが険悪になり、争いから死傷者まで出た。 墓地で静かに眠っていた者たちの逆鱗に触れたとしても、同情はしかねる。(七海かりん/山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2011年08月02日 16時00分
“何かが空からやって来た” フロリダにUFO墜落騒動!
7月27日、アメリカはフロリダ州の沖合に、UFOらしき発光体が墜落したとして全米で騒ぎになっている。 27日、フロリダ州のフラッグラービーチ上空に強い光を放つ発光体が出現。夜空を大きく横切ってフロリダ沖に墜落したという。この様子は周辺住民やビーチにある海の家で勤務している従業員など、多数の人間が目撃しており、警察にも多数の通報が寄せられた。 いずれの目撃証言も「とても大きな火の玉だった」「今まで見たことのない物だった」と言うもので、墜落する瞬間を捉えた写真には、夜空を大きく斜めに横切る、巨大な流れ星のような物体が写っている。 このニュースはアメリカのニュース番組を中心とした複数のメディアで報道され、その正体を含めて話題になっている。 この謎の発光体に一番近い物として、中国の祭りやお祝いの時に使われるランタンを挙げている。このランタンは中にろうそく等の燃料を入れて火を点け、熱気球のように空に飛ばすものだ。しかし、目撃された物体はふわふわと空に登っていくランタンと違い、猛スピードで飛んでいた、光量も強かったとの証言が出ており、やはり全く違う別の物が墜落したとする見方が強いようだ。 このUFOは、同じく7月の25日にベトナムのホーチミン上空で目撃された発光体に似ているとする意見も出ている。こちらのUFOも、ベトナムの市街地の上を飛んでいる様子が撮影されている。そして、急加速して視界から消える模様が捉えられている。 現地では舟やヘリコプターを出して墜落した地点を調査しており、また空軍のレーダーはこの時間、何も不審な物体を捉えていなかったとの情報もある。 果たして、フロリダ上空に現れたこの物体は何なのか。調査結果が待たれるところである。(山口敏太郎事務所)フロリダでのUFO墜落を報道するニュース映像Action News covers UFO crash at Flagler Beach-Florida画像はユーチューブからhttp://www.youtube.com/watch?v=vhwIMtAFflc&feature=player_embedded比較画像:7月25日に撮影されたベトナムでのUFOUFO in Sai Gon (Hochiminh City) - Vietnamhttp://www.youtube.com/watch?v=3jl-12ugJ7o&feature=player_embedded
-
-
トレンド 2011年08月01日 11時45分
怖いけれどもおもしろい、妖怪落語&妖怪ライブ
7月9日から7月31日までの週末に、滋賀県東近江市では妖怪によるまちづくり「八日市は妖怪地」が行なわれる。このイベントは2002年から始まり、今年で10周年を迎える。そのフィナーレを飾る10周年特別事業・『闇のつる』コンサートが、7月30日にショッピングプラザ アピア 4F アピアホールにて開催され、桂九雀氏の妖怪落語と北村謙氏の妖怪ライブが上演された。 桂九雀氏が披露した落語は『家の妖怪』と北村謙氏が書いた創作落語『闇のつる』の2席で、会場はロウソクを灯しただけの闇の中で行なわれた。真夏の夜にゾクッとして、怖いけれども面白い落語であった。北村謙氏は、京都で活躍しているミュージシャンだが、八日市とは縁が深い。ライブでは、「八日市は妖怪地」のテーマ曲『こんばんは ヨーカイです』や新しい妖怪の歌など演奏し、会場を沸かせた。ライブに妖怪仮装で入場された方は、入場料金を500円キャッシュバックされる特典がついた。そのため、会場には多くの妖怪仮装の姿が見られた。 また、妖怪ライブを盛り上げるため為、その先発隊として、妖怪ソングを歌って、踊って、音楽を奏でる日本で唯一の妖怪ロックバンド「妖怪プロジェクト」がアピア1Fの特設ステージでライブを行なった。妖怪プロジェクトが八日市に訪れるのは、今年で8回目、「八日市は妖怪地」には毎年参加しているため、根強いファンやちびっこファンも多い。ヴォーカル・コーラス・ダンスのザ・かっぱ、雪おんな・ゆっきー・ペチカ、ギターの天狗がステージに登場すると、会場には歓声や拍手が止まなかった。 ライブは、15時30分からの第1ステージと17時30分からの第2ステージの2部構成となった。まず、第1ステージではオープニングに『恋はかっぱ色』で始まり、妖怪プロジェクトのテーマ曲『カッパ ゴーゴーゴー』や夏の定番曲『燃えろ雪おんな』などの楽しい曲を熱唱した。また、ライブで初めて歌う新曲『コモエスタ紀伊国坂』が披露された。 ライブ中、天狗より重大発表があった。今年の夏はスタジオに篭り、3年ぶりとなるニューアルバムの制作に取り組んでいる。このアルバムは、始めての試みとして、各メンバーのソロアルバムとなり、今秋期に同時に3枚リリースする。しかも、ジャケットは、それぞれのイメージカラー、緑色(かっぱ)、白色(雪おんな)、赤色(天狗)という3色になる予定だという。 第2ステージでは、懐かしの歌謡ショーということで、ゆっきーは、バンバンの『いちご白書をもう一度』を熱唱し、ザ・かっぱは、キャンディーズの『やさしい悪魔』を替え歌で歌った。そして、スペシャル・サプライズとして、ギターとバンジョのデュオ『八日市の吉田兄弟(妖怪?)』が乱入して、伊藤咲子の『乙女のワルツ』を天狗とコラボした。会場に訪れたちびっこのお父さんとお母さんには涙もののライブとなっていた。(皆月斜 山口敏太郎事務所)
-
ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
-
ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
-
ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
-
ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
-
ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
-
ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
-
ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分