スポーツ
-
スポーツ 2017年03月01日 16時00分
二刀流マイナーチェンジ 大谷翔平が挑む「170キロ&40本塁打」
「二刀流」日本ハムの大谷翔平(22)が、WBC辞退の裏舞台でマイナーチェンジを敢行している。目標を「10勝、22本」から「170キロ、40本塁打」へ大転回。今季は「打者中心、ときどき抑え」に様変わりするという。 圧巻の打球でバットでの進化を証明したのが2月18日の沖縄・名護キャンプ。初の屋外フリー打撃を行い、41スイング中13本の柵越え。そのうち7本が場外弾で、スコアボードを軽々と越える160メートル弾までいとも簡単に放ち、取材陣の度肝を抜いた。 一方、投手としては依然、投球練習再開のメドさえ立っていない。開幕戦出場は絶望と報道されているが、その対戦相手である西武の偵察部隊はそうは見ていないのだ。 「先発はともかく、間違いなくスタメン出場してくると見ています。軸足である右足の負担を考え、投球練習こそ控えていますが、その分はじっくりウエートトレーニングに時間を費やしています。中でも上半身の筋力アップに重点を置くメニューは、メジャー行きを意識した松坂大輔(当時西武)の筋トレにそっくりです」(西武OBの野球解説者) 栗山英樹監督と話し合った大谷は、二刀流を“マイナーチェンジ”する方針を固めたという。昨季は前半戦を投手中心で、夏場から打者中心にシフト移動。日本シリーズでは両方こなし、投手として10勝、打者として22本塁打を記録した。しかし、今季はシーズンを通して打者中心で戦い、投手は先発登板を極力減らし、抑えで行くようだ。 「大谷が今季、思い描く目標は『40発、170キロ』。こちらの方がメジャー球団に与えるインパクトが強いという判断です。昨季は104試合382打席で22本塁打でしたが、目一杯打席に立てば40本塁打は可能という計算で、キャンプ取材に訪れた大物評論家たちもそう口を揃えています」(日本ハム担当記者) しかし、仮にそうなると、二桁勝利は難しい。そこでひねり出したのが「170キロ」でのアピール作戦だ。すでに166キロをマークした大谷は、「人類最速まであと4キロ。いちばん速い球を投げる人になりたい」と目標に掲げている。スタミナをつけるには走り込みが必要だが、球速は腕の筋肉増強が効果的。黙々とバーベルを上げ、筋トレを続けているのはそのためだ。 日本シリーズまでは、DHと外野手でクリーンナップに入り、本塁打を量産する。そして、ここ一番のカードでは先発や抑えで投手に戻り、「170キロ」の圧巻投球を披露するのが“ニュー二刀流”の全貌のようだ。 打者中心での出場ということで、今季の大谷は外野手としての出場が増加する。大谷の外野手としての出場は'15年以降一度もないが、DHのないナ・リーグ球団に入った場合、二刀流を続けるには外野守備に就く必要がある。今季は、その下準備の意味も兼ねている。 新労使協定によって、25歳未満の米ドラフト対象外の外国人選手の契約金が、5億5000万円に抑えられた問題も、日本プロ野球で実績を持つ大谷には例外的に除外される公算が高まっている。新二刀流に磨きをかけるのもうなずける。
-
スポーツ 2017年03月01日 11時02分
2017年キャンプ・オープン戦リポート 新加入選手は「戦力」になるか?(東京ヤクルト)
キャンプ序盤から好調さを保っているのが、ディーン・グリーン(27)だ。公称115㎏の巨漢だが、もっと重そうな気もする。しかし、左打席に立つなり、“別人”となる。リストの利いた柔らかいバットコントロールで快音を連発。しかも、体勢を崩さずに外角球をレフト方向に運ぶ。「運ぶ」と言っても、打球をレフト前に落とすのではなく、鋭いライナー球を飛ばす。一見、外角球に合わせたようにバットを出したが、しっかりと振り切っていた。腰の回転ができているからだろう。 バレンティンが好調ならば、和製スラッガー・畠山和洋と続くクリーンアップは脅威である。チーム関係者は「グリーンは4番を予定して獲得した」と話していたが、一塁しか守れないそうだ。グリーンが一塁しかできないとなれば、畠山も外野にまわらなければならない。バレンティンも外野手であり、同じく外野手の雄平も外せない。そうなると、昨季141試合に出場した坂口智隆が使えない。チャンスメイクのできる鵜久森淳志、比屋根渉、上田剛史の使い方も限られてくる。選手層が厚くなったのは喜ばしいことだが、真中満監督が大砲タイプのグリーン、バレンティン、畠山をどう見極めるかで、シーズン終了後のチーム総得点が大きく変わってきそうだ。 “見極め”が難しいのは、先発オーダーだけではない。外国人選手の一軍登録枠は、もっと頭を悩ませそうだ。昨季は小川泰弘、石川雅規が離脱した影響で「チーム46年ぶりの2ケタ投手不在」なる失態となってしまった。その弱点を補うために獲得したのが、デービット・ブキャナン(27)、ロス・オーレンドルフ(34)の両右腕。2人とも190センチ強の長身で、ボールに角度がある。ブキャナンは、真っ直ぐはあまり速くない。チェンジアップ系の変化球とシンカー、スライダー系の変化球(カットボール?)を投げていて、長身のわりには低めにボールを集められる投手だと思った。オーレンドルフは投球フォームに特徴がある。両腕を大きく後ろに振り、その大きく動かした腕の反動で投げる。投げるとそのまま一塁方向に体が流れる。腕を後ろに振るとき、左足を一塁方向に引き、プレート板に残している右足も一塁方向に動かしてもう一度踏み直す感じ。セットポジションで投げたときはもちろん、その大きなアクションはないが、ゆっくりとした投球フォームだった。クイックモーションができるのかどうかの不安は残るが、クセが強すぎて打ちにくそうな投手だと思った。 この2投手とグリーン、バレンティンを一軍登録すれば、昨季69試合に登板した救援のルーキが使えない。ここに加えて、さらに真中監督を悩ませそうな新たな救援タイプが加わった。プレストン・ギルメット(29)だ。速球派で、鋭角なスライダーと縦軌道の変化球もある。1イニングなら、真っ直ぐ一本で勝負できそうな重いボールを投げ込んでいた。ドライチの寺島成輝、2位・星知弥、3位・中尾輝、6位・菊沢竜佑の4投手も一軍スタートとなったが、寺島はやはり際立っていた。この左腕の成長がチームの近未来を切り開くことになりそうだが、菊沢も良い。スライダーは一級品だと思った。縦軌道のスライダーで曲がり幅も大きい。プロフィールでは28歳とあったが、使い減りしていない。また、左腕・中尾と右腕・星は大学リーグで救援の経験もあるので、おそらく、外国人投手のオープン戦での結果を見てから、先発か、リリーフかを決めるものと思われる。 投打の外国人選手をどう使い分けるのか、今年のヤクルトは選手層の厚さを感じさせる。
-
スポーツ 2017年02月28日 16時00分
稀勢の里へのタニマチ“支援”が仇になる? 春場所“激太り横綱”の不安
稀勢の里フィーバーが収まらない。2月18日には茨城県牛久市で祝賀パレードに参加し、約5万人から祝福され、市民栄誉賞の授与式と祝賀会にも出席した。ただ、祝賀行事への参加もこの日までで、稀勢の里は、「春場所まで、もうあと3週間。今のところいい稽古ができている。いい調整をして初日を迎えられれば」と、気持ちを切り替えた。 春場所(3月12日初日、大阪)の新番付が2月27日朝に発表されるが、すでに前売り券は完売。先行発売されている稀勢の里の四股名入りの湯飲みなど、新横綱グッズも飛ぶような売れ行きだ。 「あとは土俵でいい相撲を取ってくれるだけ。こんな楽な先発はない」と、春場所担当部長の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は目を細くしている。 だが、ここに来て気になる“あること”が持ち上がってきた。「相撲を取っている間は結婚をしない」とは言ってはいたが、嫁取りにも危険信号だ。あんこ型横綱もいいが、これでは確実に“ブタ”になる!? というのは、新横綱を力づけて励まそうと、稀勢の里が所属する田子ノ浦部屋に差し入れラッシュが続いているからだ。12日には故郷の茨城県水戸市で県知事などが主催の激励会が開かれ、県産のコシヒカリ10俵をはじめ、常陸牛ロース40キロ、ローズポーク75キロ、奥久慈シャモ10キロ、野菜1トンなど、ヤマのような茨城名産品が贈られた。 これにはさすがの稀勢の里も表情を崩し、「(これを食べて)一生懸命稽古し、全力でがんばります」と、さらなる飛躍を誓った。しかし、この翌日にも初場所優勝賞品の福島県産のコメ1トンや牛肉、農産物などが部屋に届いたのだから、笑いが止まらない。 「差し入れや優勝賞品は基本的には部屋に入れるもの。かつて4回優勝した先代師匠の隆の里(元横綱)は優勝しても米粒一つ、自分の自由にはならず、『オレんちでは米を買っていた』と話しています。まして、稀勢の里は独身ですからね。それにしても、田子ノ浦部屋の力士数は全部で7人。こんなにたくさんもらっても食べきれません。どうするんですかね」(担当記者) 稀勢の里の体重は175キロ。横綱に昇進したときの記者会見で、ほかの3横綱に勝っている部分はどこかと聞かれて、「体重かな」と笑って答えていた。実に堂々たる太鼓腹だが、もうこれ以上は必要ない。 「ちょっと太り過ぎ。もう少し痩せて、反応のいい体にしないと。いまのままだと初場所休場した日馬富士に勝てないと思う」 そう語る父親の貞彦さん(71)は、息子に5キロの減量を注文している。 しかし、こんなにうまいものを大量に差し入れられては、痩せるに痩せられない。今の稀勢の里に最も怖いのは、贔屓の引き倒し。 綱は獲ったものの、嫁取りはこれから…。いや、春場所に向かって太すぎる横綱で大丈夫だろうか? 支援者、タニマチの親切心が仇にならなければいいが。
-
-
スポーツ 2017年02月28日 12時16分
2017年キャンプ・オープン戦リポート 新加入選手は「戦力」になるか?(中日)
アレックス・ゲレーロ(30)の打撃がホンモノなら、かなり手強い打線になる。フリー打撃、ランチ特打で快音を響かせ、打球は失速することなくスタンドへと消えていく。それも、パワーではなく、バットスイングの鋭さで飛ばしている。このゲレーロが三塁を守ると成長株の高橋周平がスタメン落ちする可能性もあるわけだが、昨季チーム最多の22本塁打を放ったビシエドとのコンビは、相手バッテリーに相当な脅威となるだろう。 でも、高橋も使ってほしい。ゲレーロは外野守備もできるので、「三塁・高橋、左翼・ゲレーロ」の布陣も考えられる。 定位置争いが激しいのは三塁だけではない。遊撃は堂上直倫と新人・京田陽太(22=日大)、二塁はベテラン・荒木雅博(39)、亀澤恭平、状況次第では堂上、京田がまわることも考えられる。一塁はビシエド、森野将彦、福田永将、石岡諒太。ビシエドの守備位置について、森繁和監督は「レフトがあるかもしれない」ともコメントしており、三塁の高橋と一発のある福田、石岡が奮起すれば、中堅・大島洋平、右翼・平田良介の主力組も脅かすことになる。どの選手も複数のポジションが守れるので、相手チームの先発投手が右か左か、あるいは、打撃の好不調によって組み換えられる。野手陣の層が厚くなったように思えた。また、「走れる選手」も増えた。 ゲレーロの打撃力もそうだが、“タダモノ”ではないと思ったのは、2月25日のオープン戦だった(対広島)。初回、一死二塁、先取点の好機で打席がまわってきた。カウント3ボール1ストライクから投じられた「低めの変化球」に、一瞬、体が反応したが、すぐに静止してみせた。好機で緩い変化球がくれば、ストライクゾーンから少し外れていても、思わず手が出てしまうのがバッター心理だ。そこをたくみに突いて、「打ち損じ」を誘うのが日本式の配球である。ゲレーロは打ちごろの緩い変化球を我慢し、四球を選んでみせた。称賛すべきは、選球眼の良さだけではない。チーム関係者によれば、ゲレーロは試合前、同日の広島先発・野村祐輔がどんなタイプなのかの説明を求め、「失投の少ない投手」と聞かされていたそうだ。そのことがインプットされていたから、「失投の少ない投手が簡単に打ちごろのボールを投げるはずがない」と判断し、この低めの緩い変化球を“打ち損じを誘う罠”だと見破ったのだ。 ゲレーロに四球を選ばれた後、広島の捕手・會澤は一塁に向かうその背中を一瞥していた。「この助っ人は要注意」と思ったのではないだろうか。 投手陣だが、やはり、新人・柳裕也(22=明大)が良い。変化球の持ち球が多く、しかも、それを低めにコントロールするテクニックもある。ブルペン投球を見ていると、プロの世界で“10年もメシを食ってきたような貫禄”も漂っていた。振りかぶるときとセットポジションの両方で投げ込みをする。ここまではどの投手もやっているが、セットポジションで静止する時間帯を何パターンも試していた。クイックモーションも2、3パターンあった。実戦的な投げ込み練習を堂々とできる新人は少ない。 左腕・アラウホ、右腕・ロンドンの両外国人投手がカギを握る。ロンドンは制球力に難アリと聞いていたが、四球を連発して自滅するほどではないと思った。もっとも、ブルペンでは「ストレート8割」で投げていたので、実戦形式になってみなければ分からないが…。昨季と比べ、投打ともにレベルアップしている。ただ、今年も正捕手不在となりそうだ。杉山翔大、桂依央利らを先発投手との相性で使い分けていくと思われるが、吉見一起が4年目の木下拓哉(25)と組む場面が多かった。木下が正捕手争いに終止符を打つとすれば、このチームは昨季覇者・広島、大補強の巨人を食うのではないだろうか。
-
スポーツ 2017年02月27日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND40 〈小橋vs健介“魂の名勝負”〉 壮絶極まる剛腕チョップ合戦
“鉄人”、さらには“絶対王者”として一時代を築いた小橋建太。数多の名勝負を繰り広げてきた中でも、プロレスリング・ノアが隆盛を極めた2005年、東京ドーム大会における佐々木健介とのチョップ合戦は、今もなお伝説として語り継がれている。 2月1日に株式会社ピーアールエヌ(旧・株式会社プロレスリング・ノア)が破産となった。興行権などはすでに別会社に移譲されているため、ノアの大会は今までどおり開催されるというが、かつての隆盛を知るファンからすれば驚きとともに寂しさを禁じ得ないことだろう。 三沢光晴を中心とするレスラーやスタッフ総勢約50人が、全日本プロレスを離脱し、2000年に設立されたプロレスリング・ノア。ディファ有明での旗揚げ2連戦のチケットは、わずか20分足らずで完売し、その「新しい闘い」(三沢による試合前のあいさつの言葉)への期待度の高さを示した。 「この時期、業界最大手の新日本プロレスは格闘技進出で結果を残せず、それに関連してアントニオ猪木やその子飼い選手たちの扱いでもゴタついていた。さらには武藤敬司らの全日移籍や長州力一派が離脱してWJを旗揚げするなど、相次ぐ迷走でファン離れが進んでいた。その一方で、ノアは安定した内容でファンの信頼を集めていきました」(プロレス記者) 旗揚げ戦こそは、秋山準によるフロントネックロック“秒殺”や垣原賢人のUWF風ファイトが注目されたが、その後はアングルに頼らない全日時代の四天王プロレスをベースとした闘いで、リング上を充実させていった。 そんなノアの人気が一気に高騰したのは、かねてからの膝の故障などで旗揚げ当初には休場を重ねていた、小橋建太の完全復帰からだった。 '03年に三沢を下してGHCヘビー級王者になると、新日の東京ドーム大会で蝶野正洋を相手に防衛成功するなど、約2年にわたり王座を守り続けた。 「力を出し惜しみすることのない小橋のファイトは、ファンからの共感を呼ぶと同時に“お得感”を与えました。新日がアルティメット・ロワイヤルなど訳の分からない試合をしているのに比べて、小橋の試合には間違いがなく、この安定感が集客増にもつながったのです」(同) 小橋の全力ファイトこそがノアの象徴とされ、いつしか“絶対王者”の呼び名を付けられた。また、ネットスラングとして流行した“ノアだけはガチ”というフレーズも、小橋の存在があったからこそ成り立った。 「純プロレスであるノアの試合に、総合格闘技的な意味でのガチンコ要素は乏しく、このフレーズは主にノアや、そのファンの“われこそ一番”という態度へのあざけりとして使われていたものです。とはいえ小橋のプロレスに対する真摯な態度は、たとえアンチであっても認めざるを得ないところで、これが“ガチ”という言葉に一片の真実を与えていた。なにせあまりのストイックさゆえに、一時は“小橋ホモ説”までまことしやかにささやかれたほどですから(笑)」(同) そんな小橋=ノア人気がピークを迎えたのが、2年連続で開催された東京ドーム大会であろう。'04年の大会では秋山を相手に小橋はメインを飾った。続く二度めのドームでは、メインこそは三沢と川田利明の因縁対決に譲ったが、これに劣らずファンの心に強く刻まれたのが、セミファイナルの佐々木健介戦だった。 新日時代の健介は、現場監督だった長州の子飼いとして都合よく使われ、ここ一番での試合で負けを“飲まされる”ことも多かった。猪木や武藤などの華やかさに比べ、その泥くささから“塩介(パフォーマンスがしょっぱいという意味)”と、新日ファンに蔑称で呼ばれることもあった。 だが、努力の質と量では健介もまた小橋に劣らない。いわば似た者同士、共に極めつけのプロレス馬鹿である2人の邂逅が、名勝負となるのは必然のことだった。 試合開始直後のバックドロップ合戦からエンジン全開で、鍛え上げられた筋肉が問答無用でぶつかり合う。そうして試合中盤を迎えたとき、両者にらみ合って咆哮すると、今なお伝説として語られるチョップ合戦が始まった。 「2人の繰り出したチョップの数は合計200発を超えました。時間にして5分以上、お互いに一歩も引かず、チョップの威力を減じるために体をそらすこともなく、胸を突き出して受けてみせた。最初は赤くミミズ腫れになっていた2人の胸板が、最後の方ではドス黒く変色したほどでした」(スポーツ紙記者) ファンの想像や期待をはるかに超越した意地の張り合いは、チョップ合戦に終わらず、普段ならフィニッシュホールドとなる大技を互いに惜しげもなく繰り出していく。最後は小橋の剛腕ラリアットに凱歌が上がったが、それは試合の終わりを告げる意味でしかなかった。 「どちらが勝ったかは関係なく、ただ目の前の試合に圧倒されていた。声援を送っていたファンはもちろん、取材をしていただけの記者連中までもがヘトヘトに疲れ果てていた。そんな試合はほかに見たことがありません」(同)
-
-
スポーツ 2017年02月26日 12時00分
「インパクトのある仕事をしてくる」新日本プロレス、真壁刀義がデビュー20周年!
新日本プロレス2.21後楽園ホール大会は、真壁刀義デビュー20周年記念大会として開催された。 試合前にはセレモニーが行われ、真壁が付き人を務めていた“師匠”長州力がサプライズで登場。真壁に労いのメッセージを送ったのだが、その中で気になる言葉があった。 「前座でデビューして、前座で終わると思った」 長州はコメントブースでも「そうなる要素はあったよ」と語っているが、真壁が入団した1997年は、この日VTRで祝福のメッセージを送った同期の藤田和之が、デビューから格闘技路線で注目され、さらに天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学ら第三世代と、棚橋弘至、柴田勝頼、中邑真輔らの世代の狭間の世代だったということもあり、真壁に光りが当たることがなかった。 2004年に高山善廣とのタッグで台頭し、リングネームを本名から現在の真壁刀義に改名するも、直後にアキレス腱を断裂してしまう不運も重なってしまう。しかし、どんな時も真壁は腐ることがなかった。2006年に復帰すると、現在のトレードマークであるチェーンをリングコスチュームに加えて、暴走キングコングスタイルを確立。天山が結成したヒールユニットG.B.Hに参加すると、ヒールレスラー真壁刀義として開花させる。その後、天山を追放しG.B.Hのリーダーになった真壁だが、2009年4月に矢野通ら、本間朋晃を除くメンバーが中邑真輔と結託して造反し、CHAOSを結成。G.B.Hは真壁と本間の2人だけになってしまったが、同年の『G1クライマックス』で初優勝を飾ると真壁人気が爆発。優勝インタビューで真壁がファンに「サンキューな」と語ったシーンは『G1』名場面のひとつである。 「テッペンから見える光景が見たい」この頃から真壁はIWGPヘビー級王座に狙いを定めていく。そして2010年5月、アキレス腱断裂の試合、G.B.H分裂の試合、『G1』決勝戦と、「いつも節目にはアイツがいた」という因縁の相手である中邑から、悲願のIWGPヘビー級王座の奪取に成功。真壁の苦悩を見てきたファンにはたまらない戴冠劇だった。 IWGP戴冠により、“スイーツ真壁”としてメディアの露出も増えていき、今では世間的な知名度のある現役プロレスラーNo.1と言っても過言ではない。真壁の表現力に対するメディアの評価も高いだけに、これからもプロレスラー真壁刀義の露出は増えていくだろう。 20周年記念試合では“盟友”本間とのタッグで、因縁が深いIWGPタッグ王者チーム、矢野&石井智宏に快勝。試合後には次期シリーズ『NEW JAPAN CUP 2017』の欠場を発表した。欠場理由については「まだ言えない」と口を濁したものの「ステップをもっと上げるため勝負してくる。でも、すぐ戻ってくる。それぐらいインパクトのある事をしてくるから」と欠場について予告した。詳細は追って発表される模様だが、真壁が世間に親しみやすく発信することにより、会場に行きやすい環境ができているのは事実であり、今の新日本プロレスにとって真壁は大きな財産である。「NEW JAPAN CUP 出場」を蹴ってまで選択しただけに、期待しながら発表を待ちたい。(どら増田)写真:ディーン・ニシオカ【新日Times vol.57】
-
スポーツ 2017年02月24日 16時00分
松山英樹ひとり旅 石川遼「もう、スランプとは言えない」プロ10年目の苦悩
今更という感じだが、これだけ差が付けば勝負は誰の目にも明らかだろう。プロゴルファー松山と石川の2人のことだ。米アリゾナ州で開催されたフェニックス・オープン(2月2〜5日/現地時間)は、松山英樹(24)が逆転で優勝を飾り、同大会2連覇、米ツアー通算4勝目を挙げたが、同級生の石川遼(25)は予選落ち。これで同ツアーの予選落ちは5年連続となり、松山との差は開いていくばかりだ。 しかし、そんな石川にある変化が見られたという。 「石川はラウンド中、ミスショットした瞬間に『ヤベエ!』と口走るクセがある。周囲からはそれをよく注意されていたのですが、なかなか直らなかった。それが今回は、あまり口にすることがなかったんです」(特派記者) 17位タイで終えた同ツアー初日、石川は「ミスが少なくなったが?」との質問に、こう答えている。 「『やっちゃったかな?』というスイングをした時のボールの飛び方が変わってきた。当たった瞬間に『ヤベエ!』と思ったやつが、『あ、そんなにヤバくないな』って思える。自分にとっては、それがかなり大きい」 石川は飛距離にこだわるタイプ。それゆえ、距離を稼ぐために余計な力が入り、ミスを重ねてきた。近年はそれを減らすためにスイング改造を行い、成果も見られつつあるが、ツアー最終日まで持続できない。今回の予選落ちもそうだった。 「スコアを崩した2日目は、『ヤベエ!』がつい出てしまった。その口グセの頻度が好不調のバロメーターとも言えます。しかし、そこでも誰かに注意されたのか、その後は意識して言わないようにしていたようです。一方の松山は、好不調に関係なく、あまり表情を変えない。10代の頃、石川は飛距離にモノを言わせて一気に表舞台に出てきましたが、松山はジックリと自分のスイングを作り、年齢とともにその技術を高めてきました。口グセの意識同様、石川はスイングをいじったりクラブを取り替えるなど努力していますが、20代でやることではない」(専門誌記者) 苦悩する石川遼。不調が長引けば、スランプとは言わない。今年がプロ10年目となる石川、コマーシャルばかりではなく、そろそろ本業で活躍をしてくれ。ファンは見捨てないぞ。頑張れ、遼!
-
スポーツ 2017年02月24日 13時50分
「選手が試合で演出を盛り上げてくれた」ももクロ演出家も絶賛、無限大の可能性を秘めた若者たちのプロレス団体、新体制DNA発進!
【人気団体・DDTから独立、従来の興行とは異質な空間】 今年の3月で旗揚げ20周年を迎えるDDTプロレスリング(ドラマティック・ドリーム・チーム)。鍛え抜かれた肉体による熱い闘いに加え、他ジャンルの要素を採り入れた表現方法による幅広いエンターテインメント性をウリとする“文化系プロレス”と呼ばれ、女性ファンを中心に絶大なる人気を誇っているプロレス団体だ。来月20日にはさいたまスーパーアリーナメインアリーナにて20周年の集大成となるビッグショーを控えている。 そのDDTが次世代の人材を育成するべく2014年11月に起ち上げたのが、DNA(DDT NEW ATTITUDE)だ。従来のプロレス団体における新人と違い、スタートの時点で自分たちのリングを持ち実戦を通じて成長していくというもので、旗揚げ戦で初披露された選手たちは新人離れした肉体と確かな技術で「これがデビュー戦か!?」と見る者のド肝を抜いた。 その後は本体であるDDTへ出場するのと並行し、DNAとして興行を月イチペースでおこなってきたが昨年11月、DDTグループから運営をエス・ピー広告へ移管し、新体制としてさらなる独自路線を目指すことに。それまではあくまでもDDTの育成機関と見られていたが、高木三四郎・同社長は「DDTのライバル団体になるぐらいになってほしい」と期待を寄せた。 そこで大会プロデューサーとして白羽の矢を立てられたのが、ももいろクローバーZの演出で知られる演出家・映像ディレクターの佐々木敦規氏。過去にK-1や新日本プロレス東京ドーム大会も手がけており、かねてから高木社長のプロレス業界の枠にとらわれぬ手腕に着目し「いつか一緒にやってみたいと思っていた」という。 23日、歌舞伎町のど真ん中にある新宿FACEにて開催された新体制第1弾興行「FIGHTING GIG DNA EP.30〜Starting Signal 走れ!〜」は前売りの時点でチケットが完売。これは過去のDNA興行にはなかったことで「いったいどんな新しいものを見せてくれるのだろう」という期待感の大きさがうかがえた。新宿FACEは常設のリングがある会場だが「会場に入った時、今までのプロレス会場とは違う、アンダーグラウンドな世界に足を踏み入れた感じにはせず、きらびやかで派手なファンタジーな空間にしたい」と佐々木氏が語っていた通り、プロレスファン的には見慣れた光景がそこにはなかった。 ステージ席後方にはテレビのスタジオ収録で使われるような電飾のセットが設営され、そのセンターから選手たちが入場。照明も美術も佐々木氏が自らのチームを導入し、万全の態勢で臨んだ。 試合はこれまでのDNA同様、選手たちの個性が存分に発揮されたものに。この日に向けてコスチュームを新調したり、それまでコスチュームで隠していた上半身を初めて披露したりする選手もいるなど、やはりそれぞれの意識の変化が見られた。【東京03・豊本明長がサプライズ登場!】 そんな中、第3試合終了後に登場したのが東京03のメンバーであり、プロレス格闘技専門チャンネル「サムライTV」でキャスターも務めている豊本明長。敗れた選手が悔しさのあまり号泣しているところに「ウソ泣きなのはわかっていますから」と突っ込んだあと、ラッパーによるMCで試練の七番勝負を与えると告げた。佐々木氏いわく、豊本は「水差しアドバイザー」という位置づけで、メインのあとにも登場するとしれっとDNAの後楽園ホール初進出(5月10日)を発表。 「ももクロのライブでも松崎しげるさんがサプライズ登場し唄を歌うということがあったんですけど(DNAでは)メッセンジャーが必要かなと思いまして。それでプロレスにも詳しくてファン目線で発言してもらうのに合っていると思って豊本君を持ってきました」(佐々木氏) 第5試合のセミファイナルには総合格闘技イベント「PRIDE」で活躍した桜庭和志がタッグマッチに登場。DNAの新エースを狙うと宣言していた岩崎孝樹を得意の関節技で一蹴した。そしてメインイベントでは第64代横綱・曙が同じ角界出身でDNAのエース・樋口和貞とタッグを結成。カード発表会見でデビュー5戦目の新人ながら「横綱だかなんだか知らんけど、俺が投げてやる」とケンカを売ってきた吉村直巳の顔面を猛烈な張り手で吹っ飛ばし、230kgの体重で圧殺。一人で投げると宣言していた吉村だったが、パートナーの岡林裕二(大日本プロレス)との合体ブレーンバスターを決めるにとどまり、試合の方も樋口の得意技“轟天”によってプロ入り初黒星を喫した。 「自身プロレスファンなんで楽しめましたし、演出としては進行も含めハラハラドキドキしましたけれど試合が何よりよかったんで、選手の皆さんが演出を盛り上げてくれて感謝しています。点数をつけるとしたら…75点。これからも一つひとつの闘いに意味を持たせていきます。僕にできるのはゴングが鳴る前まで。今日はももクロやお笑いのファンの方々も来ていただけたと思うんですけど、そういう方々に次も見に来たいと思ってもらえたと思います」(佐々木氏) この日、DNAの練習生7名が初めてファンの前で紹介された。メキシコにある世界最古のプロレス団体・CMLLでトレーニング経験がある者、アニマル浜口ジム出身者、中国出身のボディビルダー、国士舘大学ラグビー部出身、柔術黒帯など逸材揃いで、プロレスラーを目指す者たちにとってDNAがいかに魅力あるリングとして映っているかが表れている。 今後は3月14日と4月21日に新宿FACE大会をおこない、その闘いの中でビッグマッチである5・10後楽園ホールのメインイベンターが決まる。これから無限大に成長していく選手たちの過程を追い続ける魅力が、DNAにはある。プロレスは点で見るよりも線で見た方が何倍も楽しめるジャンル。今からでもその中には入っていける。文◎鈴木健.txt
-
スポーツ 2017年02月23日 17時00分
2017年キャンプ・オープン戦リポート 新加入選手は「戦力」になるか?(横浜DeNA)
ドラフト1位左腕・濱口遥大(21=神奈川大)がベールを脱いだのは、韓国・ハンファとの練習試合だった(2月15日)。2回を投げ、被安打1無失点。上々の滑り出しだが、ラミレス監督は「実戦向きの投手」と思ったのではないだろうか。というのも、濱口は11日のシート打撃にも登板している。「梶谷を見逃し三振に。打者6人と対戦して被安打1」と報じられていたが、この日のマウンドは変化球がワンバウンドするなどし、「ストレートしかストライクが入らない」といった状況だった。中3日の間で調整したのだろうが、対外試合では変化球もストライクゾーンに決まり、ストレートのキレもレベルアップしていた。 特筆すべきは度胸だ。2三振を奪っているが、2つとも3球三振だった。“遊び球”は使わない。臆することなく攻め続けるピッチングは、就任以来、インコース攻めを徹底させてきたラミレス監督の好みではないだろうか。 FA退団した山口俊の穴を埋めてくれそうなのが、フィル・クライン。14日のフリー打撃登板は見ることができなかったが、ブルペン練習では“メジャーリーグのボール”を投げていた。侍ジャパンの打線が国際試合の度に苦労させられるムービングボールである。身長201センチから投げ下ろすので、投球全体に角度がある。スライダー、シンカー、ツーシーム系の緩いボールなど持ち球も豊富だった。セットポジションでも、ストレートの球速、変化球の精度が落ちない。投内連携プレーも一軍レベルのスピードがあった。ラミレス監督が「10勝は固い」とも発言したそうだが、オープン戦でクイック、牽制がテストされる。これで及第点となれば、本当に2ケタ勝利を狙える好投手だ。 また、濱口と同じ11日にフリー打撃登板したスペンサー・パットンはクローザー・山崎康晃に繋ぐセットアッパーが予定されている。同日の限りだが、課題が見つかった。踏み込む左足に力が入っていない。日本式の柔らかいマウンドに馴染めず、踏ん張りが利かないのだ。来日一年目の外国人投手によく見られる傾向で、開幕までに調整してくると思うが、クラインが完全に馴染んでいただけに、ちょっと心配になった。 独立リーグ・石川からトライアウトを受けて入団したアウディ・シリアコが20日の対外試合で爆発した。キャンプ序盤からフリー打撃で鋭い打球を連発していた。ロペス、エリアンに何かあった場合の代役は務まるとは思ったが、彼らと本当に一軍枠を争うことになるかもしれない。現時点でシリアコの打撃面ばかりが評価されているが、彼の最大の武器は脚力ではないだろうか。一塁到達までのスピードはもちろんだが、ベースランニングにも迫力がある。推定年俸1000万円、DeNAはお得な買い物をしたようだ。 今季は外国人選手がカギを握りそうだ。投手陣にはクライン、同じく先発候補として獲得したウィーランド、リリーフのパットンがいる。野手は実績のあるロペス、エリアン、シリアコ。一軍登録枠がある以上、全員は使えないが、今までのように、主力に故障者が出るとチーム全体が失速するということにはならないだろう。
-
-
スポーツ 2017年02月23日 16時00分
稀勢の里“旋風”が“落胆”に変わる! 角界ファンの過剰な期待に「また潰される」の声多数
琴奨菊が優勝した時もそうだった。果たして、次の場所も期待していいのだろうか? という点だ。案の定、琴奨菊の次の春場所は綱取りどころか8勝7敗と勝ち越すのがやっとの状態だった。それからというもの、優勝どころか二場所連続負け越して今年春場所では大関陥落の憂き目を見た。 もうそれは過去の事とばかり、新横綱となった“稀勢の里フィーバー”は、一向に収まる気配を見せない。横綱昇進からすでに半月以上経ったというのにだ。 2月9日には郷里の茨城県に凱旋し、県民栄誉賞の授与式が行われたが、会場の茨城県庁には男女ノ川以来81年ぶりとなる同県出身の新横綱をひと目みようと、1200人ものファンが押し掛け、大変な盛り上がりようだった。 その後、出身地の牛久市に立ち寄ったが、こちらには500人あまりの市民が集まり、稀勢の里も「たくさんの方々に来ていただいてありがたい。本当に嬉しい」と喜びを隠さなかった。 この4日前の5日には、3月12日から始まる春場所(エディオン大阪アリーナ)の前売り券が発売されたが、15日間分すべてが即日完売。春場所も綱取りを決めた初場所に負けない稀勢の里旋風に包まれるのは確実だ。 「マスコミもかなり過熱気味です。2月1日からまわしを締めて本格的な稽古を開始したのですが、稽古初日に詰めかけた報道陣はなんと40人。これには稀勢の里本人もビックリしたようで、『見ない顔が多いなあ』と目を丸くしていました」(担当記者) 心配なのは、この過熱する一方の人気に振り回され、自分を見失ってしまわないかということだ。昨年、一足先に優勝し、綱取りに挑んだ2人の大関、琴奨菊と豪栄道がそうだった。その中でも、日本出身力士として10年ぶりの優勝を成し遂げた初場所の琴奨菊フィーバーはすごかった。 「本人も、このフィーバーに乗らなきゃ損だとばかり、各種のイベント、テレビなどに出まくりました。千秋楽から春場所の番付発表までのおよそ1カ月で、完全オフはたった1日。『たくさんの方に励まされたので、全然疲れはない』と話していましたが、その反動なのか、その次の春場所は綱取りどころか8勝7敗と勝ち越すのがやっとでした」(部屋関係者) 豪栄道も優勝した翌場所は9勝に終わっている。稀勢の里は彼らの二の舞にならないのか…。 救いは先代師匠(元横綱隆の里)の徹底した指導で、「後援者断ち」「友だち断ち」「イベント断ち」が身に染みていることだ。茨城に凱旋した翌朝も、しっかり稽古場に降りていた。 この姿勢を貫く限り、横綱稀勢の里に気持ちの緩みはないはず。冒頭にも述べたが、最も怖いのは連続優勝を期待するファンへのプレッシャーかもしれない。稀勢の里“旋風”が“落胆”に変わらないことを願うばかりだ。
-
スポーツ
三沢に負のスパイラル
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
大日本 関本が破天荒トレ
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
K-1 シュルト初防衛戦に サップ浮上
2007年03月05日 15時00分
-
スポーツ
K-1新遺恨 魔裟斗vsTBS
2007年02月27日 15時00分
-
スポーツ
棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
ポスト魔裟斗ヘ アンディ・オロゴン 帰化計画
2007年02月06日 15時00分
-
スポーツ
輪島氏 自爆テロ
2007年01月24日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分