スポーツ
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スポーツ 2017年12月05日 14時00分
イチロー、松坂大輔に浮上した「現役引退の地」メキシカンリーグ
地球の裏側の「お寒い球場」でイチロー(44)と松坂大輔(37)が“再会”する可能性が出てきた。 「イチローの去就が決まるのは、来年1月半ば以降。キャンプ直前まで決まらないかもしれません。マイナー契約も覚悟しなければならないというのが、周囲の一致した声」(特派記者) イチローは今季、136試合に出場して打率2割5分5厘。代打など試合途中での出場が多く、「第4の外野手」との位置づけだった。新たな経営陣が世代交代を決めたためフリーエージェントとなったのだが、メジャーでは主力選手が固まってから、第4の外野手など控え選手を決めていく。その流れだと、キャンプ直前まで去就が決まらないというわけだ。 「故障を抱えているわけではないので、100%悲観的になる必要もありませんが…」(同) これに対し、絶望的な声しか聞こえてこないのが、松坂大輔の方だ。リハビリ中の右肩だが、どこまで回復しているのか、誰も分からない。古巣ホークスが「コーチ契約をいったん交わして」という打診をしたくらいだから、NPBはもとより、米マイナー球団、米独立リーグも手を出しにくい。 そこで急浮上してきたのが、メキシカンリーグだ。 「米独立リーグよりもマシ。興行規模は大きくないが、リーグの実力はWBCで証明済み。アマダー(楽天)、クルーズ(元楽天、巨人)、メンドーサ(元阪神、日ハム)などを輩出しており、ここでの活躍を機にメジャーに挑戦する若者もいれば、再起のきっかけを掴んでいくベテランもいます。選手数が多くないので、獲得基準は緩い」(同) 一方、イチローも'18年シーズンの選択は難しい。メジャー契約が厳しいのであれば、マイナーで好機を待つか、日本帰還の二択となる。メンツを考えれば、マイナーや日本帰還よりも、メキシコの方がよさそうだ。しかし、こんな声も聞かれた。 「日本ハム二軍打撃コーチに就任した吉岡雄二氏などが同地でプレーした経験があります。彼らの話を聞くと、機関銃を持った兵士が街中を歩いていた、マフィアのボスの愛人がスタンドにいるからそっちを見たら命が危ない、三塁手が一塁に送球したら強風でボールが流された、とか信じられないような話ばかりでした」(スポーツライター・美山和也氏) 天候も凄まじい。日中は真夏日のような暑さだったのに、ナイターの行われる時間帯は初冬並みの寒さに見舞われるという。天候・気象との戦いの面で、その厳しさは「米マイナーの比」ではないという。 「松坂を歓迎したいとする日本国内の独立リーグの動きも聞かれます」(同) NPB球団が手を差し出す可能性はゼロ。松坂は海外に活路を見出すつもりだが、米球界は無視。韓国、台湾も考えにくい。よって、メキシコしかない。イチローもメンツ重視で「メキシコなら」と安易に考えようものなら、痛い目に遇うのは必至だ。2人の元天才には晩節を汚してほしくない。
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スポーツ 2017年12月04日 22時03分
リプレー検証の完全導入で聞かれる 「ウチの監督、大丈夫?」の声
監督の力量、つまり、名将か否かがはっきりとファンに伝わる『ルール変更』となりそうだ。 来季から、審判が下した判定に異議がある場合、ビデオ映像による「リプレー検証」を求められるようにルール変更された。すでにコリジョンルールの導入に伴い、本塁でのクロスプレー、二塁ベース上で併殺プレーを阻止するための危険なスライディング、本塁打かどうかを確認するためのリプレー検証は行われてきたが、来季からはもっと“細かく”なる。メジャーリーグに倣い、打者走者が一塁ベースを駆け抜けたときのアウトかセーフか、自打球の確認はもちろん、それこそ、ストライク、ボールの判定にもリプレー検証を要求することができるようになる。 ただし、その検証要求は両チームとも「1試合2回まで」、判定が覆った場合はカウントされない。また、延長戦に突入した場合は“リセット”となる。メジャーリーグでは「チャレンジ」と呼ばれる同制度は、NPBでは「リクエスト」という名称になる。 このリクエスト制度の導入は、監督の力量を晒し出すことにもなりそうだ。「混乱は起きないと思います。第4回WBCでもチャレンジ制度が使われ、日本でも本塁突入時のアウト、セーフを巡るリプレー検証は何度も行われてきましたので」(在京球団スタッフ) 直近の例を挙げれば、日本シリーズ第2戦、ホークス1点ビハインドで迎えた7回裏二死満塁の場面で適時打が出た。二塁走者が本塁に突入した際、工藤公康監督がリプレー検証を要求し、判定は「セーフ」に覆っている。このリプレー検証が短期決戦の流れを変えたことは言うまでもないだろう。 この日本シリーズでのリプレー検証を指して、こんな声も聞かれた。「審判団がビデオ検証を終え、セーフをコールしたとき、工藤監督はガッツポーズを取りました。セーフの確信があったのではなく、工藤監督はリプレー検証に持ち込むことに目的があったと見るべきでしょう」(プロ野球解説者) リプレー検証に持ち込むことが目的…。つまり、試合は中断する。判定通り、「アウト」だったら、守備に着いていたベイスターズナインは「同点は許したが、逆転は阻止した。さあ、これから」と士気が高まっただろう。しかし、審判団が検証ビデオを入っている間、彼らはグラウンドで待っていなければならない。その僅か数分の「間」が士気を奪ったというのだ。 工藤監督の手腕、試合主導権を握るためのインサイドワークだ。来季から、「リクエスト」の使い方が巧い監督が試合を有利に進めることになる。「試合展開の読めない監督は、単に判定に不服があるときにしか『リクエスト』を使わないでしょう。しかし、試合の流れを止める、流れを変えるために使う監督も出てきますよ」(前出・同) 早くも、この制度に不的確な指揮官も予想されている。熱くなるタイプの阪神・金本知憲監督、優柔不断な一面も持つ巨人・高橋由伸監督、指揮官一年生のロッテ・井口資仁監督などがそうだ。一般論として、プロ野球監督の「抗議」には二種類がある。一つは本当に判定に対する不服で、もう一つは味方選手を鼓舞するための演技。今後、後者が「リクエスト制度」に変わるわけだ。 巨人・高橋、阪神・金本両監督のプライベートを知るプロ野球OBがこんな話をしてくれた。「高橋監督は一緒に食事にいくと、注文をなかなか決められない。散々悩んで、最後は『任せるよ』と後輩にメニュー表を渡します。金本監督は飲み始めると、ずっと同じ話をしています。現役時代、試合で打てないと、翌日も怖い顔をして球場入りしていた」 新制度導入で大きな影響は出ないとの声のほうが多いが、チーム内にはありそうだ。指揮官の求心力にも影響しかねない。際どいタイミングの度に、「ウチの監督、大丈夫?」の目線を向けられなければいいのだが…。
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スポーツ 2017年12月03日 14時00分
プロレス解体新書 ROUND74 〈最後の新日“頂上対決”〉 坂口が10戦目で猪木から初勝利
新日本プロレス旗揚げ当初、日本プロレスのエースだった坂口征二を「片手で3分」で倒すと豪語したアントニオ猪木。実際の両者の対戦でも6勝1敗3分と猪木が大きく勝ち越している中で、唯一、坂口が勝利したのが1986年5月30日、広島での一戦であった。 プロレスに限ったことではなくスポーツや芸能全般において、興行関係者の間でかつて“三種の神器”と呼ばれたのが宗教団体、在日組織、そして暴力団の3つであったという。 宗教団体と在日組織はその強い結束による観客動員力、つまりチケットのまとめ買いを見込んでのこと。また、今のようにチケットのネット販売がなく、手売りが当たり前だった時代、暴力団のネットワークによる販売力は興行成功のために欠かせないものだった。 プロレスにおいてはそうした組織の影響が、あからさまにリング上に影響することもある。 「誰とは言えませんが、普段は前座で目立たない選手がある決まった地域での試合に限って、見せ場たっぷりの活躍をすることがある。なぜかといえば、その土地の有力者のお気に入り選手なわけです」(スポーツ紙記者) それとは逆に、ある地域に限っては成績が振るわないということもある。例えば、広島でのアントニオ猪木だ。スタン・ハンセンに逆ラリアットからの逆さ抑え込みで勝利したNWF王座戦の印象が強く('80年9月25日、広島県立体育館)、猪木と広島の相性が悪いとは思わないファンも多いだろう。 だが、あらためて成績を振り返ると、タイガー・ジェット・シンとのNWF王座決定戦におけるピンフォール負け('75年3月13日)や、アンドレ・ザ・ジャイアントに秒殺リングアウト負けした第5回MSGシリーズ('82年3月26日)など、手痛い敗戦も目立つ。 「アンドレに負けた試合はテレビ生中継の時間がなくなったため、早期決着を図ったというのが真相でしょうが、あまりの呆気なさに暴動騒ぎにまでなりました。また、このときは膝の負傷を理由に決勝戦を欠場しています(結果、繰り上がりで決勝進出したキラー・カーンをアンドレが下して初優勝)」(同) さらに'77年11月29日には、グレート・アントニオを相手に反則負け(伝説の不穏KO勝利の前哨戦)を喫し、この敗戦により、それまで続いていた猪木のシングル戦100連勝(格闘技戦や引き分けを含む)がストップしている。 猪木の生涯シングル戦績が612勝41敗50分けであることからしても、広島での敗戦の多さは際立っている。しかし、だからといって猪木が、広島で嫌われていたということではない。 「広島は地元組織が地域にしっかりと根ざしていて、常に安定した興行が打てる。その返礼として看板カードを提供するのですが、シリーズの山場を大阪や東京の大会場に持っていくには、広島あたりで“猪木敗戦”のようなアクシデントが起きると、ちょうどいいアクセントになるわけです」(プロレスライター) 猪木と坂口の初対決('74年4月26日、時間切れ引き分け)が広島であったことも、そうした事情が関係している。 「猪木と坂口という団体トップの直接対決を大都市の大会場で行うとなると、どうしても“雌雄を決する大一番”の色合いが出てしまう。'78年4月21日、蔵前国技館で行われた第1回MSGシリーズ開幕戦でも、延長、再延長の激闘の末にようやく猪木がリングアウト勝ちを収めています。その点、シリーズ途中の広島ならば、勝っても負けても次につなげることができるし、普段は陰に隠れがちだった坂口に花を持たせるにも具合がいいわけです」(同) とりわけ印象深いのは坂口の初勝利となった'86年5月30日のIWGPリーグ戦であろう。 WWFとの提携解消により外国人レスラーの顔触れは大きくスケールダウン。下剋上を狙う藤波辰爾も負傷欠場とあって、無風のままの猪木優勝が予想されていたところに、勇躍立ちはだかったのが坂口であった。 セミファイナルに組まれた両雄の一戦。メインは藤波&木村健吾にディック・マードック&マスクド・スーパースターが挑戦したIWGPタッグ王座戦であった。 シリーズ前に写真誌で不倫報道をされた件により、猪木は丸坊主姿でリングに臨んだが、坂口は序盤からパワーファイトで押しまくる。対する猪木もラフファイトで対抗し、起死回生の延髄斬り。 これにふらつきながらもアトミックドロップの態勢に持ち込んだ坂口は、バランスを崩してロープ最上段に猪木を投げ捨てる恰好になる。すると、このとき股間を強打した猪木が場外で悶絶する間にカウントが進み、坂口が勝利を収めたのであった。 「ただ猪木が計算高いのは、この日、前田日明とアンドレ(リーグ戦不参加で特別参戦)のタッグ戦を組んだこと。伝説の不穏試合以来となる対戦に話題を持っていくことで、自分の負けの印象を薄めさせる意図があったのでしょう」(同) むろんこのIWGPリーグ戦も、結局は猪木の優勝で幕を閉じたのだった。
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スポーツ 2017年12月02日 18時01分
相撲協会に“忖度”しまくって核心を避ける各メディア
1日に発表された今年の「新語・流行語大賞」が「インスタ映え」と「忖度」に決定したが、各メディアの過剰な「忖度」が目立つのが、引退した元横綱・日馬富士(33)の平幕・貴ノ岩(27)に対する暴行事件だ。「各メディアともに、暴行の遠因が貴ノ岩が行きつけの東京・錦糸町の飲み屋での発言であることまでは報じた。ところが、肝心のその発言の内容についてはボカしてしまっているので騒動の核心いつまで立っても明るみに出ないまま」(角界関係者) 日本相撲協会は11月30日に開催した理事会で、「週刊新潮」(新潮社)に対し、抗議文書を送ることを決定。その理由として、「協会の名誉に関わる問題」と説明したが、発売中の同誌の記事こそ、まさに今回の騒動の核心に触れてしまっているというのだ。「記事によると、貴ノ岩は飲み屋で同席した知人に対して『ナイラはやらない』と宣言したという。『ナイラ』とは『八百長』を意味するモンゴル語。記事では横綱・白鵬らモンゴル人力士がまるで互助会のように星を回し合っていることも報じているが、いまだに八百長は当たり前のように横行していると聞く」(相撲担当記者) 貴ノ岩の師匠はガチンコ力士として知られている貴乃花親方(45)。理事会では事件の徹底究明のために強硬な態度を見せたという貴乃花親方だが、まだまだこの話題は世間をにぎわせることになりそうだ。
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スポーツ 2017年12月02日 14時00分
羽生結弦 平昌五輪“ぶっつけ本番”は「ラスト演技」になる危険大
羽生結弦(22)が急ピッチでの調整を強いられている。来年2月、平昌冬季五輪の主役は、やっぱり、羽生のようだ。 「日本中が、いや、世界中のが『ナンバー1は羽生』と見ています。羽生の出ない冬季五輪は考えられません」(連盟関係者) GPシリーズ第4戦目のNHK杯。11月9日の公開練習中、その羽生が4回転ルッツの着氷に失敗し、右足関節外側靭帯損傷を負った。「10日間の絶対安静」「全治1カ月」など、平昌五輪出場を危ぶむ情報も聞かれた。しかし、今回のケガで羽生に対する注目度はさらに高まったという。 「五輪ではぶっつけ本番になる可能性が高い。でも、世界中が『着氷に失敗するかもしれない』と羽生に注目するでしょうし、五輪中継する各国テレビ局は絶対に高視聴率が取れると見ています。悲壮感いっぱいの羽生に、世界中が注目することになるでしょう」(同) 12月21日開幕の全日本選手権は、五輪代表最終選考会を兼ねている。同大会の出場を見送れば、「五輪本番まで治らない」と判断しなければならないが、羽生のブレーンたちは秘策も考えていた。 「代表3枠に入る条件は全日本選手権の優勝か、同大会の2、3位。あるいは世界ランク上位3名から選ぶとなっています」(関係者) 11月13日時点で、羽生は世界ランキング1位。NHK杯を棄権したのに、だ。2位は宇野昌麿が僅差で追っているが、3番目の日本選手は14位の田中刑事。つまり、羽生は全日本選手権で大コケしても、「世界ランク上位3名」の五輪出場権は確保できるのだ。また、言ってしまえば同31位・無良崇人、同47位・友野一希とは役者が違う。「羽生が3枠に選ばれる」と見て、間違いないだろう。 「全日本選手権は試運転。4回転ジャンプ、ループは封印し、芸術点のみでの上位を狙うプランです。同大会後、再び治療に専念させ、五輪本番で連続4回転をやることになる」(同) まさに、ぶっつけ本番だ。 男子フィギュアは4回転ジャンプ、ループともに演技後半で連続披露しなければ表彰台が難しい“新次元”に突入している。その牽引者が羽生であり、フツーに出場していれば、3大会連続金メダルは確実だった。 大本命の故障は、かっこうの中継宣伝ともなったわけだ。五輪本番で悲壮感いっぱいの羽生を想像し、「視聴率が稼げるからさあ」の声も聞こえてくる。 羽生は依然として大技の成功にこだわりを見せているというが、4回転ルッツにこだわって、平昌五輪が「ラスト演技」にならなければいいが…。
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スポーツ 2017年12月01日 22時04分
投手二冠王・菅野がチーム最大派閥のドンに!勢力拡大でポスト高橋にも異変が…
オフシーズンの自主トレとは、チームの覇権、派閥の強さを表すものでもある。しかし、それが行き過ぎると、監督交代論を加速させてしまう――。「11月28日は『世代交代』を象徴する一日となりました」(取材記者の一人) 同日、内海哲也(35)と菅野智之(28)が契約を更改した。内海は2勝7敗、防御率5点台、二軍落ちの屈辱も味わったからか、50パーセント減額となる1億円の提示を受け入れ、「不甲斐ない。(来季は)1試合でも多く、1日でも長く一軍にいられるよう…」と神妙な面持ちで語っていた。2017年の推定年俸は2億円、一昨年は4億円だった。半分ずつ減っていく内海に対し、菅野は推定4億5000万円で一発サインとなった。今季は2億3000万円だったので、“倍増”である。「チームは優勝できませんでしたが、菅野にとっては良い一年だったと思います」(前出・同) 開幕前の第4回WBCでは日本代表のエースとして好投し、米スカウトを唸らせた。自己最多の17勝もマークし、防御率は防御率1・59。最多勝、最優秀防御率のリーグ二冠王に輝き、さらに沢村賞も初受賞した。「日本のエース」となりつつある。 そんな菅野に対し、多くの若手が「自主トレに連れて行ってください」と集まり始めているという。これまでも菅野は何人かのチームメイト、他球団の親しい選手と集まって自主トレを行ってきたが、この勢いでいくと、チーム最大の自主トレグループになる。「これまで、投手陣をまとめてきたのは内海です。その内海の自主トレグループと菅野のグループの両方をはしごしていたのが宮國(椋丞)なんですが、宮國は菅野一本に絞り込む予定だと聞いています」(関係者) 内海と菅野は張り合っているわけではない。内海に限らず、野手組のドン・阿部慎之助は常日頃から世代交代を訴えており、菅野が投手の最大派閥になることは、むしろ歓迎しているような節も聞かれた。しかし、世代交代とはそんな単純な話ではない。「来季、高橋監督で本当に優勝できるのかどうか…。チームは4年連続、高橋監督自身、3年続けて勝てないとなれば、当然、フロントも考えなければなりません」(前出・取材記者) “有事”に備えて、急浮上してきた後任候補がいる。原辰徳氏(59)だ。原氏は侍ジャパンの代表監督候補にも挙げられていたが、実現しなかった。NPBに詳しい関係者によれば、「原氏本人が現場復帰に消極的だった」とのことだが、古巣が困っているとなれば、話は別。また、本人にその気がなくても断れないだろう。「原氏に3度目の監督登板の話が出てきた理由は簡単です。監督適齢期のOBのなかに他に相応しい人がいないからです。中畑清氏はDeNAの監督を務めたので巨人指揮官になったら、二番煎じのようで新鮮味がありません」(前出・関係者) また、原氏の再々登板なら高橋監督も傷つかない。「前任者に戻し、チーム再建を果たしたら再登板」の筋書きも作れる。しかも、チーム最大派閥となり、これからチーム全体に睨みを利かす立場となるのは、甥っ子・菅野である。自らがレギュラーに抜てきし、チームの精神的支柱に成長しつつある坂本勇人もいる。菅野の更改した年俸はおそらく、日本人選手のチームトップとなるだろう。これによって、原氏を再々登板させやすい環境も整ったというわけだ。「広島、DeNAは生え抜きの野手が育ち、阪神も遅々としてですが、その方向を目指しています。20代の新しいレギュラーを育てることが急務」(プロ野球解説者) 菅野は自分に厳しく、自主トレでも一切手抜きをしないそうだ。そのストイックな姿勢が、集まり始めた若手に伝われば、高橋監督のままでも十分勝てるのだが…。
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スポーツ 2017年12月01日 19時00分
松井秀喜が全面支援する大谷翔平ヤンキース「3年限定二刀流」
日本プロ野球機構(NPB)と大リーグ機構(MLB)、大リーグ選手会による新ポスティングシステム交渉が合意に達し、12月1日(日本時間2日)にMLBオーナー会議で正式に承認される。日本ハム・大谷翔平(23)は1日に申請を行い、21日間の交渉期間を経て、年内に移籍チームが正式に決まる見通しだ。 これにより、譲渡金2000万ドル(22億円)を日ハムに支払えば、どの球団も大谷との交渉が可能となる。全30球団の約半数が名乗りを上げているが、にわかに大本命に躍り出たのがヤンキース。あの松井秀喜氏(43)が“交渉役”を買って出たからだ。 「各チームの球団首脳が、“投手大谷”に期待を寄せる中で、松井氏はいち早く『本人が望んで、球団が許すのであれば、やらない理由は全然ない』と二刀流を支持した。これは本交渉への布石。2014年に田中将大がポスティングシステムを使って移籍した際は、松井氏は野手と投手の違いもあることから、ビデオメッセージを送るにとどまったが、今回は自ら大谷を口説き落とそうと躍起になっている。ヤンキースは田中も動員して交渉する準備を進めており、力の入れ方がまるで違う。『これは決まったも同然』と見る向きもあるほど」(スポーツ紙デスク) ヤンキースは松井氏の意見を聞いて、「3年間限定」で二刀流を容認する方針を固めたという。 大谷を獲得した球団は6年間の保有権を持つが、メジャーの新労使協定により、最初の3年は年俸54万ドル(約6000万円)に制限される。言葉を換えれば“お試し期間”のようなもので、ヤンキースからすれば、「化けてくれれば儲けもの、うまくいかなければ投手に専念させれば済むこと」と鷹揚にとらえているのだ。 重要なのは、大谷が年俸調停の権利を得る3年後。それまでに二刀流の完成具合を探り、'20年シーズン終了後に、「二刀流」「打者」「投手」の選択を迫るのだというのだ。 松井氏が務めるGM特別アドバイザーの主な任務は、シーズン中にブライアン・キャッシュマンGMとともに、あるいは単独で、傘下のマイナー球団の試合を巡回することだ。若手有望選手を発掘したり、アドバイスを送ることで、ヤ軍全体の底上げを図ることにある。 そのキャリアを活かし、今回、大谷の二刀流プランを実行する。松井氏は1年目からメジャーでフル回転させるのではなく、メジャーと3Aを行き来させるなどして経験を積ませ、3年かけて二刀流を完成させる工程表を描いているという。 背景にあるのが、田中から得た教訓だ。田中は'13年オフに平均年俸およそ25億円の7年契約でヤンキースに入団。大型契約に見合う活躍を見せ、1年目からフル回転。前半戦だけで12勝(4敗)をマークしたが、7月に右肘靭帯の部分分裂が発覚。その後は長期離脱を余儀なくされ、現在も右肘に爆弾を抱えながらマウンドへ上がり続けている。 「大谷の実力からして、1シーズン目から10勝を挙げるのは容易でしょう。しかし、打者出場も加わる大谷の場合、体への負担は田中の比ではありません。そこで松井氏は大谷を預かる形で、酷使をセーブしつつ鍛え上げる考えのようです。あと2年待って渡米すれば100億円超の大型契約で入団できるのに、それをせず、あえてメジャー最低保障の年俸6000万円で海を渡る。遠回りにはなるが、3年かけてじっくり体を鍛え、二刀流を完成させた方が結果として夢を叶えることができ、より稼げる、そうアドバイスするのでしょう。大谷が『自分はまだ足りない部分の方が多い。もっと磨きたいし、そういう環境に自分を置きたい。そこに適している球団に行きたい』と話しているのと、すべてが合致するのです」(大リーグに詳しい野球解説者) 松井氏は'18年度のMLB野球殿堂候補にノミネートされた。殿堂入りには、メジャーで10年以上プレーし、引退して5年が経過した選手が条件。日本人が候補者に入るのは'14年の野茂英雄氏(49)以来となる。ヤンキースなどで通算175本塁打を放ち、オールスターに2度出場、'09年ワールドシリーズでMVPに輝いた松井氏には、その資格が十分にある。 「殿堂入りには、ノミネートされた翌年以降、全米野球記者協会の記者投票で75%以上の得票が必要となる。5%以上の得票で最長10年間候補に残れるが、5%に満たなければ資格を失います。野茂氏は最初の年に1.1%しか得られず、資格を失った。候補者は20数人おり、松井氏も苦戦は必至とみられている。しかし、大谷の“二刀流”を成功させることができれば、メディアの注目が集まる。クーパーズタウンのアメリカ野球殿堂博物館に松井のバットが飾られれば、日本人選手の誇りとなるし、気合いが入るのも当然でしょう」(前出・スポーツ紙デスク) 元々、松井氏がヤ軍のGM特別アドバイザーに就いたのは、将来の巨人監督就任に備え、巨人の若手選手を受け入れる環境作りにあった。自身が長嶋茂雄氏(当時の巨人監督)に教わったように、マンツーマンでの教育プログラムを実施し、次世代の“ゴジラ”を育成する―。その計画が、図らずも大谷の二刀流で本格始動するわけだ。 ミスターのDNAを松井氏が媒介して、大谷が受け継ぐ。「二刀流」への期待は膨らむばかりだ。
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スポーツ 2017年12月01日 14時00分
日本ハム 清宮幸太郎の“かませ犬”となる残留した中田翔
FA権行使は諦めた。中田翔(28)は日本ハムで朽ち果てるしかなくなった。「次」にあの清宮幸太郎(18)が控えているから…。 11月14日、札幌市の日ハム球団事務所は慌ただしかった。立て続けに会見が行われ、まずピッチャーの増井浩俊がFA権を行使すると表明した。先発を務めた昨季は10勝、抑えに再転向した今季は27セーブを上げ通算110セーブを通達。プロ2年目以降、救援なら常に50試合以上を投げてきた。そのタフネス右腕が去就を語った後、トリで中田が雛壇に登場した。 「いろんな人といろんな話をさせていただきました。最終的には家族としっかり話をして、こういう結果になりました」 日ハム残留を決断。というか、獲得に名乗りを挙げる球団がないことを知ったからだろう。 「阪神は一塁か外野で大砲タイプの助っ人を補強します。でも、候補リストに入っていた有望選手は次々と移籍先を見つけ、3億円以上をふっかけてくる者もいて…。だからこそ中田を諦めきれず、動向を注視していた。FA補強するということは、中田に限らず、在籍チームよりも高い年俸を出すということ。ただ、『未知の助っ人に3億円を出すよりは中田』の声もありましたが、『今の中田に2億円以上の価値があるか?』と言われたら、誰も反論はできません」(球界関係者) 今季は打率2割1分6厘、16本塁打、67打点と低迷した。阪神が尻込みした理由は、さらに2つ。得点圏打率が1割9分5厘で、'17年の年俸が「2億8000万円・Aランク」ということだ。獲得しても、金銭補償を要求されたとき、80%の2億2400万円が必要となり、人的補償でも、「選手1人+50%の1億4000万円」の出費が必要となる。さらにFA選手への“メンツ”が加算されて、複数年契約を提示してやらなければならない。最低の2年を提示しても、6億円というところか。 「シーズン後半、中田は『福良さんトコもええかも』と口走ったそうです。オリックスの福良淳一監督は元日ハムコーチです」(同) この「福良さんトコ」発言が本当なら、FA交渉解禁となった同16日、本人は赤っ恥をかくことになる。 「オリックスが阪神からFA宣言した大和を狙っていたのは報道の通り。同時に、水面下では増井との交渉も始めていました。増井の代理人とオリックスが接触しています」(同) オリックスはシーズン中から日ハム戦を視察していた。それも通常のスコアラー派遣ではなく、FA選手の調査。だが、中田の「福良さんトコ」発言は“自分を見ている”わけではなかったのだ。 その中田は残留会見で、清宮のことにも触れた。 「一塁手で、(守備位置が)かぶっている。あれだけ有名な選手。ちょっと必死にならないといけない」 中田は厳しい表情でそう答えた。厳しい表情をそのまま受け止めれば、「定位置争いの好敵手出現に危機意識を高めている」ということになるが、プロの世界で10年もメシを食ってきたベテランが、高卒ルーキーに怖じ気づく理由はない。怖じ気づいているフリをし、場を和ませようとした“ヤンキーギャグ”とも解釈できる。 「中田や他の日ハム選手は、ドラフトの1週間くらい前に、清宮の1位入札を知ったようです。中田にすれば、ポジションが重複する有望新人を獲る真意は察したはずです」(スポーツ紙記者) 周囲に慰留されての残留。会見でその動きをした者として挙げたのは、家族、ファンだった。 「球団からは?」の問いを受け、中田はようやく「お前が必要と言ってもらえた」と答えた。清宮が一人前になるまでは使ってもらえそうだが…。 「話題性ということで、清宮の一軍キャンプ帯同は確実です。その場合、中田は兄貴役を名乗り出ていますが、遠征中に豪遊する中田と、『金の卵』である清宮を一緒にさせるようなことはしないでしょう。打撃指導はコーチがやります。フリー打撃で同じ組になることはあるでしょうが」(同) 清宮はスイングスピードで飛距離を出すタイプ。中田はパワーだ。ともに飛距離には定評はあるものの、フリー打撃で並んで勝負すれば、リラックスできるのは「負けて元々」の清宮だ。 「中田さんと同じくらい打球が飛んでいる。プロでやっていける」と、自信を持つきっかけにもなるだろう。 将来は、栗山英樹監督が「一塁清宮、DH中田」を選択する可能性もある。そのときは'16年本塁打王のレアードと定位置を争うことにもなりかねない。 「大谷の米挑戦で、投打ともに“一枚”が足りません。日ハムはFA取得選手に冷たい。増井には宣言残留を許し、中田を残し、頑張れと言ったのはそのためです。でも、本心は分かりません」(同) かつて球界には、「アニキ」「番長」「キャプテン」と称された牽引役がいた。彼らは自分の調子が悪いときも声を張り上げ、チームに尽くしていた。だが、中田はふて腐れた態度を取る。奮起はもちろん、心も入れ替えなければ、中田は清宮の“かませ犬”にされかねない。
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スポーツ 2017年12月01日 11時00分
角界スクープ! 貴乃花親方が相撲協会「追放」へ
横綱日馬富士(33)の暴行事件で大揺れの大相撲界。問題解決を急ぐ相撲協会の前に立ちはだかり、愛弟子貴ノ岩(27)の事情聴取を拒否し続けている貴乃花親方(45)の特異な行動が注目を集めている。このままいけば大相撲界を追放される恐れも囁かれている。一歩も後に引かない強硬姿勢の胸の内とは――。 平成29年の納めの九州場所(福岡国際センター)は、横綱白鵬が14日目に早々と40回目の優勝を決めた。休場明けにもかかわらず、日馬富士による暴行事件をめぐる大波乱を尻目に、若手顔負けの力強い相撲で締めくくっただけに喜びもひとしおだった。 「(春場所を)休場したとき、後援会の方から、『30回優勝した人は3人いるが、40回は1人もいない』と言われ、体が熱くなった。達成してホッとしている」 こう会心の笑みを浮かべていたが、土俵外でこの白鵬以上に存在感を見せつけたのが、今回の暴行事件の明らかな被害者である、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方だ。 しかし、一連の言動はまさに謎だらけで、理解するのは容易ではない。 秋巡業中だった10月25日の夜、鳥取市内のラウンジで日馬富士が貴ノ岩の頭部を滅多打ちして大怪我をさせた、とされるこの事件。巡業の総責任者なのに相撲協会にはいっさい報告せず、4日後には鳥取県警に被害届を提出。その後は固く口を閉ざし、本心を語ろうとしない。連日の報道陣の突撃取材も、見事なまでに無視し続けている。 聞きたいことはいっぱいある。どうして相撲協会の最初の事情聴取に、「知らない」と答えたのか。 「(退院した初日の3日前の時点で)状態は安定しており、相撲を取ることを含めて仕事に支障はない」 場所前、貴ノ岩が入院した福岡市内の病院の医師は、このように話しているのに、なぜ貴ノ岩を初日から休場させたのか。全休すれば、来場所の十両転落は避けられないのだが…。 さらに、3日目に日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が、「ほかの弟子もいる。場所中なので、(被害届を)取り下げてくれないか」と頭を下げて頼んだときも、「取り下げるつもりはない」と、クビを横に振った。 「このままでは堂々巡りだから、第三者(弁護士)を立てなければいけないかもしれない」 と、貴乃花親方は「法廷闘争も辞さず」の姿勢をのぞかせている。 伊勢ケ浜親方は、去年3月の理事長選挙に際し、貴乃花親方を推した数少ない支援者の1人だ。それを、どうして恩を仇で返すようなことをするのか。貴乃花親方に近い関係者が語る。 「貴乃花親方が怒っているのは確かです。でも、それは可愛い弟子をボコボコにした日馬富士だけじゃない。もっと大きなものと対峙し、この際、『徹底的にやってやる』と腹をくくっているんです」 その怒りの矛先がどこに向けられているのか。ちらりと垣間見せたのが、九州場所11日目のことだった。 「危機管理委員会による貴ノ岩の事情聴取に応じて欲しい」 役員室に呼ばれた貴乃花親方は、協会のトップである八角理事長(元横綱北勝海)からの要請、というよりもお願いに対し、こう言って席を立った。 「お断りします」 この返事を聞いて、同席していた春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は「ビックリした」と話している。組織人間であれば、考えられないことだったからだ。 その後も貴乃花親方は、事件解決を急ぐ協会首脳の再三、再四の要請にもことごとく拒否を続けている。何がここまで貴乃花親方を頑なにしているのか。 「理由は二つある」 貴乃花一門の内情に詳しい元力士が証言する。 「一つ目は、現状に対する不満ですね。4横綱時代ですが、実質はモンゴル人横綱の1強時代。彼らにいいようにひっかき回されていることに強い不満を抱いていたところに、日馬富士が横綱らしからぬことをしでかしたので、これは許せないと尻をまくったんです」 貴乃花親方はかつて曙、武蔵丸、小錦ら、巨漢のハワイ勢に真っ向勝負を挑み、日本人力士の地を示したカリスマ横綱だ。横綱に対する思い入れも人一倍強く、それを汚されたと怒る気持ちは分からないではない。 「二つ目は、八角理事長体制に対する大きな不信です。貴乃花親方には、7年前の野球賭博事件の時、相撲協会の一方的な調査で兄弟子の大嶽親方(当時、元関脇貴闘力)を解雇された苦い思い出があります。もし貴ノ岩の事情聴取に応じたら、またあの時の二の舞になりかねない。八角理事長には、理事長選で敗れた恨みもありますから。だから、鳥取県警の捜査を最優先し、相撲協会の要請には、クビを横に振り続けているんですよ」(同) 言ってみれば、上司に真正面から逆らっている貴乃花親方。このままいけば、背信行為でペナルティーを受ける公算は大。しかし、貴乃花親方は周囲に、「自滅覚悟。たとえクビになっても自分の思いを貫く」と漏らしているという。 こうと決めたときの貴乃花親方の一途さ、頑固さは筋金入り。目指すは八角理事長のクビ。果たして、貴乃花親方の孤独な闘いに勝ち目はあるのか。 落としどころはまださっぱり見えない。
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スポーツ 2017年11月30日 22時59分
TBSラジオがプロ野球中継から撤退!巨人OBは戦々恐々か
29日、TBSラジオの入江清彦社長が定例会見を開き、約65年続いたプロ野球ナイター中継を今季限りで終了させると発表。プロ野球ファン・関係者に衝撃が広がっている。 会見で入江社長は、「営業面だけではなく、様々な観点から今回の終了を決断した」とし、「新たな選択をした」とコメント。 具体的な「終了理由」については言及がなかったが、他局と同じ試合を放送していることや、ネットの普及でラジオ中継のニーズが低下していること、レギュラー番組の聴取率が好調であることなどが要因であると見られている。 現在のところ、文化放送とニッポン放送は野球中継を継続する見込みだが、減少傾向にある「野球解説者」の仕事がさらに減ることになるだけに、野球関係者、特に引退間近の選手にとって、TBSラジオの野球中継撤退は大きな痛手だ。 今回のTBSラジオ野球中継終了について、野球関係者のA氏は以下のように分析する。「キー局の解説者は、元巨人の威光を利用した人間が多いものでした。TBSラジオも、現役時代大した選手ではなかったにもかかわらず、元巨人だけで契約している人間が何名かいた。彼らは、今後契約を切られる可能性がある。 TBSが運営するCS放送TBSチャンネルは、ベイスターズ戦が中心ですので、元巨人は正直必要ない。他局の解説者枠は一杯ですし、地上波中継は皆無。TBSラジオの元巨人解説者は戦々恐々でしょう」(野球関係者A氏) さらに、A氏は「元巨人ブランド」が失墜していると語る。「北海道・東北・名古屋・広島・福岡など地元密着型球団については、テレビ・ラジオとも安定した視聴率・聴取率を記録していますが、全国区を謳っていた巨人は、キー局から見放され、中継の需要が極めて低い。 東京ドームの試合に関しては『日テレジータス』が全試合中継していますが、解説者枠は原辰徳氏、山本浩二氏など重鎮で埋まっており、若手の入る余地はない。巨人OBが解説者に転身することは極めて難しい。 その点、日本ハムや楽天、ソフトバンクなどは、地元での人気が高いため、必然的に中継も多くなり、OBが解説者に就職しやすい。当然、球団OBの解説を聞きたいですからね。 昔は、パ・リーグで引退した選手が解説者になることは難しいものでしたが、今は、巨人OBが行き場を失っている」(前出・野球関係者)「全国区」を標榜し、地域密着を軽視したツケが、今後、巨人OBを苦しめるかもしれない。
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