スポーツ
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スポーツ 2018年01月11日 12時00分
メディア界が悲鳴を上げる巨人の高すぎる中継権料
長年に渡り、プロ野球中継を続けてきたTBSラジオが今季限りで撤退する。1952年3月にスタートした同局のプロ野球中継の8割を巨人戦が占め、解説陣も衣笠祥雄氏や佐々木主浩氏らを擁し豪華な顔ぶれを揃えていた。もっともTBSラジオの入江清彦社長は、先頃の定例会見で、「まだ結論は出ていない」と語ってはいるものの、テレビ界や広告界において中継打ち切りは既成事実として捉えられているのだ。 「今季限りで撤退するのは確実。もう支えられないというのが本音なんです。昨今、野球中継の聴取率低下で頼みだった巨人人気も急落。平行して広告収入も激減した。おまけに各球場のラジオ用ブースの使用契約料も年間100万円近くも掛かりバカにならない。完全な赤字コンテンツなんです」(TBS編成関係者) さらに今回、中継を打ち切りにした最大の要因は、巨人主催試合の中継権料のバカ高さにあるという。 「中継権料は局によって違う。言い値を支払っているのがNHKと日本テレビです。テレビは億単位、ラジオも年間、1000万円以上の中継権料を支払っているんです」(制作幹部) ちなみにラジオの野球中継の制作費は1本当たり10万円程度。これに解説者のギャラなども入れると一気に100万円近くに膨れ上がるという。すでに巨人戦を巡るメディア不況はラジオだけでなく、テレビ界にも浸透し始めている。 「日テレでさえ、あまりの中継権の高額さに尻込みし、地上波のゴールデン&プライム帯の番組編成から削除しはじめたんです。もちろん視聴率が取れれば何の文句もないんですが、シングルがいいところ。それだったら、制作費のかからないバラエティー番組を放送すればいいということになる」(テレビ関係者) 巨人軍の中継が、完全になくなる日がやってくるかもしれない。
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スポーツ 2018年01月10日 21時53分
【新日本】棚橋対みのる、ケニー対ジェイは雪の札幌、オカダ対SANADAは大阪で実現!
新日本プロレスは1月27日北海きたえーる2連戦から開幕するシリーズ『THE NEW BEGINNING』の全対戦カードを発表した。 1.4東京ドーム大会の翌日、後楽園ホールで勃発した因縁カードが、1.27&28札幌大会、2.10エディオンアリーナ大阪大会で実現する。「ターナーハーシー!次の標的はお前だ!」 1.4ドーム大会の敗者髪切りマッチで後藤洋央紀に敗れて、NEVER無差別級王座からも陥落した鈴木みのるだが、翌5日の後楽園大会ではIWGPインターコンチネンタル王者の棚橋弘至に狙いを定めて古傷の膝を破壊。もん絶する棚橋にみのるが挑戦表明。昨年のIWGPヘビー級王座への挑戦(対オカダ・カズチカ)に続いて、みのるの師匠である藤原喜明とも因縁深い雪の札幌(1日目)のメインで大役を担うことになった。満身創痍の棚橋だが、圧倒的に不利な状況からの巻き返す力が凄い選手なので、好勝負を期待したい。「ターゲットをUS王座に切り替える」 1.4ドーム大会で棚橋に敗れた後は今後も棚橋を狙っていくと話していたジェイ・ホワイトだが、翌1.5後楽園大会ではケニー・オメガからバレットクラブへの勧誘を受けるも、ケニーを襲撃し戦線布告。6日に新日本プロレス事務所で行われたオカダの会見に、オカダからCHAOSの新メンバーとして紹介されると、「バレットクラブのやりかたは好きじゃない」「タナハシからターゲットを切り替える」とケニーが持つIWGP USヘビー級王座に挑戦表明をした。一方で、オカダのIWGPヘビー級王座も狙うと発言するなど不穏なムードが漂う会見だったが、このジェイの主張が認められ、札幌2連戦2日目のメインでケニーとのタイトルマッチが決定。1.4ドーム大会であのクリス・ジェリコの挑戦を退けたケニーを倒すのはかなり厳しいと思うが、ケニーはジェリコ戦の翌日は上半身をテーピング覆うほどダメージを受けており、昨年からくすぶっていたCodyとの確執も表面化。バレットクラブ内紛の火種も抱えている。ジェイがそこを上手く突いていけば勝機もゼロではない。なお、ヤングバックス対ロッポンギ3KによるIWGPジュニアタッグ戦も2日目にラインナップされた。 飯伏幸太は1.4ドーム大会で対戦したいCodyと連日タッグ対決が組まれているが、現時点で飯伏とバレットクラブのメンバーは、最終戦の2.10大阪大会に名前が入っていない。 大阪大会では内藤哲也を追い続けているYOSHI-HASHIのシングル、ウィル・オスプレイに高橋ヒロムが挑戦するIWGPジュニアヘビー王座戦、後藤洋央紀にEVILが挑戦するNEVER無差別級王座戦、そして、オカダにSANADAが挑戦するIWGPヘビー級王座戦がラインナップされた。オカダはSANADAの挑戦を認める代わりに、SANADA&EVILが保持するIWGPタッグ王座に後藤とのタッグで挑戦させることを条件として出していたが、今回のシリーズでこのカードは実現せず、珍しくロスインゴ勢の主張が完全に通った形になった。G1クライマックスでの対戦では2連敗中のSANADAだが、師匠である武藤敬司直伝のラウンディングボディプレスや、オカダに劣らない高度なドロップキックなど、身体能力はかなり高い。同い年のオカダから何とか1勝を勝ち取り、ライバルの一人に名乗りを上げたいところ。オカダにとっては10度目の防衛戦で、棚橋が持つ最多防衛記録(11)も見えて来ただけに、負けられない試合ではあるが、SANADAのIWGP初戴冠を大阪で見てみたい期待感があるのも確か。SANADAには爪痕を残してもらいたい。 さて、1.5後楽園大会の試合後にジェリコが乱入し、内藤と大乱闘を繰り広げたが、今回のシリーズで両者の対戦がマッチメイクされることはなかった。神出鬼没なジェリコのことだから、また内藤を襲いに来る可能性もあるが、3月の旗揚げ記念日、ロサンゼルス大会、4月の両国国技館大会のいずれかで実現するのかどうか、注意深く見守っていきたい。「明日帰ってもう日本には来ない」と言いながら、翌日の夜に乱入したジェリコの理不尽さは、新日本ファンにも支持されている。次にアルファが現れるのはいつになるのだろうか?取材・文 / どら増田カメラ / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年01月10日 18時38分
清宮はもう過去の人? 入寮フィーバーの裏で日本ハムスカウトが暗躍
黄金ルーキー・清宮幸太郎(18=早実)が千葉県鎌ヶ谷市・勇翔寮に入寮した1月8日、北海道日本ハムファイターズの球団スタッフが“暗躍”していた。球団の、いや、日本プロ野球界の将来を背負って立つ新人である。がさつな扱いはなかったが、清宮のエスコートには専念できないでいた。これも、ある意味で「プロの洗礼」ということかもしれない。「報道陣は31社約200人、球団によれば、約300人が彼の入寮を見届けたそうです。警備員の人数も通常の3倍に増やしていました。入寮日にファンが殺到したのは、斎藤佑樹の2011年1月以来。当時は女性ファンが多かったように記憶していますが、今回はコアな野球好きの年長者が目立ちました」(取材記者) そんな清宮フィーバーの裏で、球団は2つの重大事項に振りまわされていた。一つは大谷翔平(23)の獲得に成功した大リーグ・エンゼルスのビリー・エプラーGMが来日したこと。同GMが勇翔寮に隣接された球団施設を訪ね、大谷に関するデータの提供を求めてきた。その対応に追われたわけだが、それ以上に厄介だったのが『スカウト会議』だ。清宮の入寮した勇翔寮内で今秋のドラフト候補に関する話し合いを行っていた。 「この時期、どの球団も年始めのスカウト会議を開きます。球団によって1月期作成のリストに掲載された候補者の人数は異なりますが、だいだい、100人強がリスト入りされます。そこから秋のドラフト本番に向け、絞り込まれていきます」(在京球団スカウト) 関係者によれば、この日のスカウト会議は例年以上に時間を費やしたという。理由は簡単だ。「第二の清宮」がいないからである。 「今年のドラフトは各球団で1位候補が割れるか、別の意味で特定の選手に集中する可能性があります。『これだ!』というスター選手がいないんです」(前出・同) 見方を変えれば、各球団スカウトの眼力が試される年となりそうだ。今回の清宮指名もそうだが、日ハムはその年の注目選手の指名に成功してきたので、スカウト陣はヘンなプレッシャーも感じている。その影響だろう。早くもこんな“失態”が見られた。 「現時点で大学ナンバー1捕手と評されているのが、上武大学の吉田高彰君です。同校の練習始めに日ハムのスカウトの姿は見られませんでした。昨年オフ、好捕手の大野奨太(30)を失っています。FAで中日に移籍してしまい、その穴を埋める補強は、かつてFAで退団した鶴岡慎也を呼び戻し、巨人を解雇された元日ハム捕手の實松一成を獲っただけ。ベテランを呼び戻したということは、今年のドラフトで捕手を獲る予定があるからでしょう」(ベテラン記者) 1位指名は入札抽選となり、クジ運次第のところもあるが、しっかりとコネを付けておかなければ、家庭環境など詳細な調査はできない。ドラフトにおける日ハムの補強ポイントは捕手と投手。「将来のエース候補の獲得も急務。リリーフタイプの投手も必要」(関係者)との情報も交錯しており、日ハムスカウト陣は「捕手、投手、エース候補、リリーフタイプ」で迷い、どの選手を集中的に追いかけるべきか、まだ決めかねているようだ。 「左腕ではないが、倉敷商(岡山県)の引地秀一郎投手が人気かも。倉敷商は故・星野仙一氏の母校なので、付加価値のようなものが付くと思います。埼玉栄の米倉貫太投手はエースの風格がある。同校の監督は東北高校でダルビッシュを指導した若生監督ですよ。埼玉のダルビッシュと言われ始めています」(前出・在京球団スカウト) 昨年の年始めのスカウト会議は、短時間で終了した。清宮という目玉選手がいたからで、日ハムの「その年のナンバー1選手を追う」の方針にも合致していたからだ。ナンバー1を決められない事情はともかく、清宮がこんな入寮日の舞台裏を知ったら、プロ入りのモチベーションも下がってしまいそうだ。
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スポーツ 2018年01月09日 14時30分
オリンピック選手村の裏側を暴露!野球は優遇されすぎ?
1月7日に放送された『ビートたけしのスポーツ大将特別編』(テレビ朝日系)で、オリンピックのメダリストたちが選手村の裏側について暴露した。 まず、女子卓球の平野早矢香は「北京オリンピックの時に部屋にバスタブがなかったんですね。やっぱり疲れをとるためにお風呂に浸かるっていう習慣があったので、子ども用のプールを持っていって、それにお湯をためて入りました。シャワーしかなくて…」とお湯に浸かるのも一苦労だったようだ。 女子サッカーの澤穂希も「北京の時は、トイレとお風呂との段差がないから結構水浸しに、排水口の位置とか悪くて…」と平野同様、北京オリンピックの宿泊所の環境の劣悪さを嘆いた。 選手村の食事事情については「(どの大会も)大体一緒だよね。マクドナルドがあって、イタリアン系とアジア料理と…」と澤と女子レスリングの吉田沙保里が口にする。 だが、吉田は「私たちは格闘技なので、計量の前と試合の日だけ作ってくれる方はいますけど…」と食事制限に細心の注意を払わなければいけないレスリングや柔道などの競技では、選手に専属の料理人がつくらしい。だが、マイナー競技になると、なかなか良質な食事を摂ることは難しいようだ。 また、オリンピックに出場経験のある男子バレーボールの川合俊一は「オリンピックの時の、野球はあれですよね?選手村入らないで、ニューオータニに、北京の」と北京オリンピックに出場した上原浩治に質問。北京オリンピックのヒドイ環境について話をしていた中で、好待遇を受けていたことをバラされ、苦笑いを浮かべる上原に「言っちゃダメなんだ」と川合は口を抑えながらも笑顔を見せた。 さらに、この話の流れから男子柔道の篠原信一は「オリンピックは一致団結って言うじゃないですか?野球なんてそんな…」とメジャースポーツばかり好待遇を受けている現状の不満を口にし、「日本が一つ?」とバカにした表情を見せ、会場内の笑いを誘った。 2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催される。観光客だけでなく、選手からも日本の選手村は最高だったと思ってもらえるような「おもてなし」を意識した大会になってほしい。
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スポーツ 2018年01月09日 13時20分
澤穂希、歩けないにも関わらず代表戦に出場していた
1月7日に放送された『ビートたけしのスポーツ大将特別編』(テレビ朝日系)に澤穂希が出演。2004年に行われたアテネオリンピック予選の北朝鮮戦を振り返った。 勝てばアテネオリンピックへの出場が決まる大一番で、澤はほとんど歩けないほどのケガをしていたとカミングアウト。「膝の半月板の損傷だったんですけど、(北朝鮮との)試合の前から痛み止めの注射と痛み止めの薬と座薬を入れて試合に臨みました」と満身創痍で大一番のピッチに立ったのだという。 ドクターストップがかかってもおかしくないほどの大ケガだったが、「MRIっていうのは撮っていなかったので、膝の状態がわかんなかった。大丈夫だろうっていう感じだったので」と当時は膝の痛みを完全に把握していなかったようだ。 「勝たないとオリンピックには行けないという大事な試合だったので、北朝鮮相手に勝ったことがなかったんですね。だから、(オリンピック出場は)難しいなっていうのは頭の中にはあったんですけど、絶対勝たなきゃいけないっていう」と一度も勝ったことのない強敵を相手にするということで、膝の痛みなんかで弱音を吐いてはいられないという思いが強くあったと話す澤。 番組内では当時の試合映像が流れ、相手選手にタックルし、ピッチを全力で駆け回る澤の姿が流れた。たけしは「あれは良くぶつかりにいきましたね」と澤の気迫のプレーをたたえる。澤は「私、この試合の記憶がほとんどないんですよ。アドレナリンも出てましたし、足のこともあったので、とにかくその時にできることをやるって感じだったので…」といろいろな思いが錯綜した試合であったため、試合中の記憶はほとんどないと語った。 15歳で女子日本代表デビューを果たし、長きにわたり中心選手として活躍してきた澤。大舞台へと引き上げるための思いが、大きなケガでもピッチで躍動できた原動力になったのだろう。
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スポーツ 2018年01月09日 08時03分
G.G.佐藤が痛恨エラーの本当の原因を告白
1月7日に放送された『ビートたけしのスポーツ大将特別編』(テレビ朝日系)に元プロ野球選手のG.G.佐藤が出演。2008年に開催された北京オリンピックで、痛恨のエラーを連発してしまった本当の原因を初告白した。 「(当時監督を務めた)星野監督が常々言われていたんですけども、闘将なので『金メダル以外いらない』と。準決勝前のダグアウトで『国民に金メダル持って帰るぞ』『金メダルを絶対取りに行くんだ』っていうふうに鼓舞したんですよ。それを聞いて余計緊張しちゃって…」「で、相談しようと思いまして、(当時コーチを務めた)田淵さんと山本浩二さんに相談しようと思ったんですけど、怖くて相談できなかったんです」と自分のコンディションなどを相談しようとしたが、監督・コーチ陣の圧力に押され相談できなかったのだという。 そのため、これまでエラーをしてきた原因を「普段ライトを守っていて、レフトは慣れていなかった」と説明してきた佐藤だったが、「星野監督、田淵コーチ、山本浩二コーチが怖くて、緊張していたのでフライが捕れませんでした」とエラーをしてしまった本当の原因を口にした。 また、オリンピック後の星野仙一氏との関係を聞かれた佐藤。「(オリンピックから)帰ってきて、次の日に手紙を書いたんですよね、星野監督に。『自分自身のせいで負けてしまって申し訳ございませんでした』って手紙を書きました。」「で、星野監督は読まれたみたいで、あとあと(元ヤクルトの)宮本キャプテンから『手紙もらったけれども、気にせずにお前の野球人生を頑張れ』っていうふうに言ってたぞ、って言ってもらいました」と間接的ではあるが心強い言葉をもらったのだという。 星野氏は一見熱く見えるが、細かな気遣いもできる人だ。そんな人だからこそ「監督を男にしたい」と選手に思わせることができたのだろう。星野氏のもとでプレーした選手が、今後指導者として“闘将”の熱い思いを引き継いでいってくれることに期待したい。
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スポーツ 2018年01月08日 22時10分
上原浩治、大谷を打ち取るための配球を語る
1月7日に放送された『S☆1』(TBS系)に上原浩治が出演。今シーズン、メジャーに移籍した大谷翔平への対戦シミュレーションを語った。 番組では、大谷と対戦したら上原はどういう配球をするのか質問。まず、初球は「データがないんですよ、僕の中で大谷選手の。ないですけども、初球はとりあえずインコースで様子を見ますよね。振ってくればファールになるような球を投げる」とインコースのボール気味の球で出方をうかがう。 2球目は「自分の得意球ですね。振ってくれればいいかなと」と得意球のスプリットをアウトコース低めに投げ込む。 3球目は「同じ球を投げます。(球種は)スプリットですね」と、2球目と同じコースに同じ球種を投げるのだという。 4球目は「インハイですね。(球種は)真っ直ぐで」と2球目、3球目と対照的なゾーンを指定した。元巨人の槙原寛己は「これは次の球を活かす意味も込めて、あそこに投げておきたいっていうのもあるんですかね?」と質問。上原は「多分ですね。ここで(2、3球目で)スプリット投げてるんで、(4球目で)真っ直ぐ投げればタイミングが早いと思うんで、引っ張ってファールになる可能性がたぶん高いんですね」「これで2ボール・2ストライクか、1ボール・2ストライクっていう状況に持ち込みたいですよね」と解説した。 そして、5球目は「ここ(低め)にスプリットですよね」とウィニングショットに得意球を投げて仕留めにかかるようだ。 しかし、一通り大谷を打ち取るための配球を語った上原だが、「彼がどういう打者かはわからないので、もうちょっとここに(高めに)真っ直ぐを投げたいっていうのもあるんですよね」と話した。 まだ、上原の今シーズンの所属チームは決まっていない。だが、もし大谷と対戦する機会があれば、上原の配球に注目して見てみると面白そうだ。
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スポーツ 2018年01月08日 22時10分
新シーズンへ Jリーグ、海を越える大物プレイヤーたち
ワールドカップイヤーを迎え、Jリーグもすでに2018年シーズンへと歩みを進めている。各クラブとも今月中旬の始動に向け、ここまで様々な選手たちの移籍が活発に行われてきた。その中でも今年に入り、ビッグネームの選手たちが様々な動きを見せている。■新たな大物助っ人も 鹿島アントラーズへドイツ・ウニオンベルリンから内田篤人の復帰が決まった。 高校卒業後、2006年に鹿島アントラーズに入団、クラブ史上初となる高卒ルーキーでの開幕スタメン出場を果たし、一年目よりレギュラーとしてチームを支え、翌年からの3連覇に大きく貢献した。2010年からドイツへと渡り、8シーズンぶりとなる古巣への帰還は昨季、無冠に終わったアントラーズにとって、王座奪還へのこの上ない補強であることは言うまでもない。故障によりここ二年間出場機会が得られず、またケガの回復具合も気になるものの、6月に開催されるロシアワールドカップへ向け、代表復帰を睨んでの移籍であるとも伝えられている。経験豊富なサイドバックが今シーズン再びアントラーズの背番号「2」を背負い、どこまで存在感を発揮することが出来るか。 今季よりJ1へ復帰の名古屋グランパスには元セレソン加入という、こちらもビッグニュースに沸いた。名古屋は新外国人として、ブラジル・コリンチャンスより191㎝の長身を誇るFW・ジョーの獲得を発表した。ジョーは2014年のブラジルワールドカップにも出場し、昨季のブラジルリーグ得点王(34試合18得点)にも輝いている。ロシアやイングランドなどでのプレー経験もあり、実力・実績とも十二分な長身ストライカー・ジョーは逆襲を目論む名古屋グランパスとともに、早くもJリーグの舞台を席巻する予感を抱かせている。■新天地を求めて海を渡る若手、そしてベテラン 一方では、Jリーグから海外のクラブへと羽ばたくプレイヤーも。 ヨーロッパへの移籍を果たしたのはガンバ大阪の井手口陽介だ。イングランド2部のリーズへ完全移籍が成立するも、労働許可証の関係上、今シーズン終了まではスペイン2部クルトゥラル・レオネサへ期限付き移籍となる。既に日本代表のレギュラーでもある21歳は「更なる成長を求めて挑戦したい気持ちがあった」と語り、戦いの場を念願の欧州へと移す。6月のワールドカップ出場も見据え、若武者・井手口の新天地での躍動に期待がかかる。 サガン鳥栖からは元日本代表・豊田陽平が韓国・蔚山現代FCへの期限付き移籍が発表された。2010年より鳥栖に在籍し、屈強な体格を武器として一昨年までコンスタントに二桁得点を記録している。また、主力としてだけでなく、長きに渡りクラブの『顔』としても役割も果たしてきた。サガン鳥栖が初めてJ1での戦いに挑んだ2012年、エースとしてチームを牽引し19ゴールを挙げる等、J1参入初年度で5位へと押し上げる原動力となった。昨年は5得点に留まり出場機会も減ったことから蔚山現代FCへの移籍を決断。フィジカルコンタクトの激しさが叫ばれる韓国・Kリーグにおいて、ゴールを量産し、かつての輝きをもう一度取り戻せるだろうか。 新たにJリーグに戦いを求める者、そしてJリーグを離れ、海外のフィールドに挑む者。何れの決断もそれぞれの生き様を表現するために海を越えることに変わりはないはずだ。そして、そこには強い決意があるからこそ、我々は今年もそのピッチから目を逸らすことはできない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2018年01月08日 21時00分
【DeNA】「頑張って喋りたい」土屋太鳳ファンのドラ1東克樹が入寮、熱烈ラブコール!
▼7日 横浜DeNAベイスターズ選手合宿所『青星寮』 横浜DeNAベイスターズの新人選手が7日、横須賀市内にある『青星寮』に一斉入寮した。即戦力左腕として先発ローテ入りが期待されている東克樹(立命館大)は、女優の土屋太鳳が東に書いた直筆サイン色紙を持ち込み、熱烈なファンであることをアピール。「いつか会ってみたい」と期待を込めてラブコールを送った。 この日は東をはじめ新人全10選手(1名の育成契約選手を含む)が一斉に入寮。8日から30日まで、来月1日から始まる春季キャンプでの一軍デビューを目指して合同自主トレを行い、プロ生活をスタートさせる。◾️東克樹投手 一問一答ーードラフト1位で指名されて周りからは何と言われた?今がゴールじゃないんで、こっから頑張れといろんな人に言われました。ーー初詣は?行ってないです。ーー毎年行かない?いや、今年だけ行かなかったです。今年は元旦から練習して暖かかったんで、ピッチングも投げて。新年一発目にストライクが入ったので、今年はいいのかなとは思いました。ーー新年の1球目は願い事を込めて投げた?毎年いつも1球目ストライクかどうかを気にしながら投げているので。今年はストライク入ったので良い年になるんじゃないかなって。ーー寮の部屋を見た感想は?目の前が海だったので、いい景色というか。今まで海が見える寮じゃなかったので、良い目覚めができるんじゃないかと思います。ーー寮生活の不安は?不安だらけですね。今は不安しかないです。ーー具体的には?生活リズムとかわからない状態なので、そういうところから勉強していかないと。知識がゼロなんで。そこが不安です。ーー合同自主トレはどんな気持ちで臨む?プロの第一歩なんで。初日は怪我なく終わりたいなと思います。ーードラフト1位ということで注目をされるだけじゃなく、ルーキーを引っ張っていく立場になると思うが?ランニングとかメニューにあると思うんですけど、自分は足が遅いので引っ張ってもらう側になるかもしれないですけど、気持ちでは自分が引っ張っていくという気持ちでがんばりたい。ーー初日はラミレス監督も視察するが、どこをアピールしたい?実戦でアピールしていきたいですね。ーー持ち込んだ思い入れのあるものは?土屋太鳳さんの直筆サインです。立命館大学のOBの方が芸能関係の仕事をされていて、いただきました。名前も書いてあるので世界にひとつだけの思い入れ深いものです。ーーファンなんですか?好きです!ーーどんなところが好き?ハッピーな感じというか、静かじゃないじゃないですか。元気いっぱいなところが好きなんです。まだ会ったことがないので、これから機会があれば喋ってみたいなと思います。ーー色紙を見て感じることは?これを見て頑張れば会えるんじゃないかと思いながら頑張っていきます(笑)。ーーもうひとつ持っているのは?これは元旦の集まりのときに小学校2年生の親戚の男の子がくれたお守りです。(うたれてもあきらめるな と書かれている)小学校2年生だからかわいい言葉が書いてあるのかなと思ったら、厳しいことが書いてあったので(笑)。凄い現実的というか、子どもは見てるなと思いました。ーー今シーズンの目標と意気込みは?まずはローテーションに入ること。あとは怪我なくこの1年間をまずはやりたい。怪我をしてしまうと今後の野球人生にも影響が出てしまうので、怪我しない体づくりをしっかりして、シーズンを迎えたいなと思います。ーー昨年、一昨年とチームは左腕のルーキーが活躍しているが先輩に聞いてみたいことは?怪我しない体づくりであったり、食生活であっありとか野球の面も変わっていく上で聞いてみたいですけど、まずは私生活の面からどういう風に取り組んでいるのか学びたいですね。ーー部屋は石田が使用していた部屋になったが?自分も東が使っていたと言われるように、恥じないよう頑張ります。ーーお守りをくれた親戚の子も野球をやってる?いや、サッカーやってます(笑)。ーー練習はどこでやっていた?知人の庭で。凄く広い庭を持っている知人がいて傾斜を使って投げてました。昨年の1球目はボールでしたけど今年はストライクだったので。ーー土屋太鳳さんを好きになったドラマは?作品とかじゃないんですけど、バラエティ見てて面白いというか。今度『チア☆ダン』のドラマ版の主演をやられるそうなんで見ます。頑張って会いたいですね。取材・文 / どら増田カメラ / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年01月08日 15時39分
王貞治・張本勲両氏が星野仙一氏を追悼 「対戦して良かったなというピッチャーだった
7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)「週刊御意見番」コーナーで、レギュラーコメンテーターの張本勲氏と、ゲストの王貞治氏が、4日に膵臓がんのため死去した星野仙一氏についてコメントした。 張本氏は星野氏の死について、「残念ですね。現役も監督も全面的に闘志を出した選手だったですね。この方(王氏)は内に秘めるタイプだったけど、彼は表に出すからね。それで、3球団で優勝した監督は、長い歴史のなかで3人なんですよ。三原監督、西本監督。この点は立派ですね」とコメント。 王氏は、「打てるもんなら打ってみろという。彼は本当に真正面からどんどん攻めてきましたね。バッターとしてもつい『よーし』と思って、闘志が湧くピッチャーでしたね」と偲ぶ。 そして、関口が「球で言うと、わりと近い球も来るでしょこの方は?怖くないんですか?」と王氏に質問。すると王氏は「怖いと思ったらできない世界ですから。でも本当、彼はスライダーってのも良かったですし、後半はフォークも良かったですね。変化も大きい」と褒める。 また、張本氏も「何回もやりましたよ。球は速い球じゃないんですよ。やっぱりフォークがちょっと良かったかな。それと1球1球気合を入れて投げてくるから。だいたい遊び球というのがあるんだけどね、遊び球投げても気合を入れた遊び球。そういう感じのするピッチャーだったね」とコメント。さしもの張本氏も、後輩に賛辞を送った。 さらに、王氏も「記憶に残る、対戦して良かったなというピッチャーでしたね。殿堂入りのパーティーのときは元気そうで、まさかこんな早くこんな日を迎えるとは思わなかったですね」と星野氏を褒めつつ、早すぎる死に肩を落とした。 現役時代対巨人、ONに闘志を燃やした星野仙一氏だけに、王氏のコメントは、彼への最高の褒め言葉。草葉の陰で、喜んでいることだろう。 早逝は残念だが、ゆっくりと休み、日本の野球を見守ってもらいたいものだ。
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