スポーツ
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スポーツ 2018年05月16日 06時30分
「サブロ〜」でお馴染みウグイス嬢、ロッテ谷保恵美さんが担当試合1700試合達成へ!
ZOZOマリンスタジアムを中心に、千葉ロッテマリーンズの主催試合で場内アナウンスを務めている谷保恵美さん。谷保さんの一軍公式戦での場内アナウンス担当試合数は14日現在1697試合で、1700試合まであと3試合に迫っている。 15日に富山市民球場アルペンスタジアムで行われる主催試合で場内アナウンスを担当し、今後も日程を順調にこなせば、18日の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)で1700試合の大台に到達することになる。また一軍公式戦で場内アナウンスを連続して担当した試合は現在、1491試合。試合中止がなければ6月1日の広島戦で1500試合に到達する。こちらも大記録が懸かっている。 現在、NPB12球団で一軍公式戦のウグイス嬢(スタジアムアナウンサー)が1人しかいないのは、ロッテ、オリックスなどごくわずか。「サブロ〜」「ふく〜ら〜」など耳に残る谷保さんの存在はマリン名物のひとつとして、他球団のファンにも定着している。 谷保さんの“一軍デビュー”は1991年8月9日の日本ハムファイターズ戦。球場はなんと川崎球場!谷保さんは川崎時代の最後にデビューし、千葉に移転してからもずっとロッテの試合でコールしながら、チームやファンと喜怒哀楽をともにしてきたのだ。昨年、ZOZOマリンで開催されたオールスター戦で、前年までロッテに所属しこの年からソフトバンクに移籍したデスパイネをロッテ時代と全く同じトーンでコールした際、スタンドからは大きな歓声が上がった。直後のオリックス戦で谷保さんとすれ違ったとき「あのコールは最高でしたね」と声をかけると「そうですか。ならよかったです。ありがとうございます」と笑顔で答えてくれた。 遠征先の富山で取材に応じた谷保さんは「入社2年目から場内アナウンスの仕事をさせていただき、今年で28シーズン目です。場内アナウンスは名前がはっきり伝わることが大切なので、常に明るく元気にアナウンスすることを心がけております」と語る。 「一番うれしい時はマリーンズが試合に勝って『試合終了でございます!』と張り切ってアナウンスするとき、そして子供たちがアナウンスを“真似”してくれるときです。ここまで来れたのも周りの皆様方の支えがあったからだと思っています。いつも感謝の気持ちを込めて声を出しています」と謙虚。「本日は2005年以来となる富山での公式戦アナウンスとなりますので精一杯、頑張ります」と今年の抱負を語った。今年は2度目となる東京ドームでの主催試合も8月21日に控えている。 谷保さんには2000試合出場を目指して、引き続き“谷保節”をスタジアムに響かせてもらいたい。取材・文 / 増田晋侍写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ
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スポーツ 2018年05月15日 17時45分
また1つ結果を残したエンゼルス・大谷 “1試合での二刀流”を待ちきれないファンも?
またしても、期待に応える活躍を見せてくれた。 現地時間13日(日本時間14日)、エンゼルス・大谷翔平が本拠地で行われたツインズ戦に登板。6回1/3を投げ、被安打3・1失点・11奪三振という好投を見せた。 今季6度目となる先発マウンドに上がった大谷は、2回から3回にかけ5者連続三振を奪うなど、6回まで毎回の奪三振を記録。チームが5回に挙げた1点を守り抜いたまま、7回1アウトで四球を与えたところで降板した。その後バトンを受けた中継ぎが同点に追いつかれたため、今季4勝目とはならなかったが、チームは9回にサヨナラで勝利し連敗を2でストップしている。 6.0回を投げ、被安打6・2失点・6奪三振だった前回登板(マリナーズ戦)を、全ての部門で上回った今回の投球。ネット上には「素晴らしい投球!」「勝ちは付かなかったが大谷が今日のMVPだ」「魔法のような103球だったよ」といった日米ファンからの称賛の声が挙がっている。 もはや結果を残すことが“当たり前”のような状態になってきた大谷。このようなこともあってか、現地は更なる活躍を期待しているようで、「一刻も早く4番・投手で出場してくれ!」といった“1試合での二刀流”実現を切望していると思しきファンも。また、大手メディア『フォーブス』も、こうした論調の記事を今試合後に掲載している。 日によって投手・野手と異なる起用をされている大谷だが、エンゼルスが所属するアメリカン・リーグはDH制を採用しているため、ここまで投打を同時にこなした試合はない。また、普段チームのDHには、デビューした2001年から10年連続で「3割・30本・100打点」をクリアし、先日通算3000本安打も達成した“往年の大打者”アルバート・プホルスが座っている。無理にDH解除をする必要性もそこまでないのかもしれない。 とはいえ、DH制を採用していないナショナル・リーグとの交流戦では、投手も打席に立つ必要がある。待ちきれないファンの願いは、そう遠くない未来に実現することになりそうだ。
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スポーツ 2018年05月15日 17時30分
1軍の厳しさに直面する日本ハム・清宮 今後はどうなる?
9日のオリックス戦でプロ初となる本塁打を放ち、同時に“デビュー戦から7試合連続安打”というプロ野球記録も樹立した清宮。早くもその才能が開花したように見えたが、その後は一軍投手の攻めに苦しんでいる。 清宮が前述の本塁打を放ったのは、この試合の第1打席。相手投手・ディクソンが投じた初球を振りぬき、ライトスタンドへ放り込んだ。大きな注目を集める俊英が放ったこの一打はマスコミ各社に大きく報道され、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)に至っては同日に2000本安打を達成したソフトバンク・内川聖一よりも多くの時間を清宮に充てるほどだった。 しかし、そこから13日のソフトバンク戦・第3打席までバットから快音は聞かれず、その結果19打席連続無安打と打って変わって不振に。また、この間に三振を9つ記録していることも今後に向けての不安材料となっている。 こうした状況を考えると、当然ながらまだまだ取り組むべき課題が多い様子。今後清宮をどのように起用していくか、栗山監督にとっては悩みどころだろう。 5月2日に1軍初出場を果たした清宮は、ここまで一塁・左翼・DHのポジションを経験している。チームにはそれぞれのポジションにおいて中田翔・近藤健介・アルシアというレギュラー格の選手がいるのだが、その内近藤とアルシアは怪我の為現在1軍登録抹消中。そのため、ここまで清宮の起用に対する障壁は無かった。 しかし、近藤・アルシアともに怪我の程度は軽く、そう遠くないうちに両選手ともに一軍に戻ってくることが予想されている。ここまで11試合に出場し、打率.175・1本塁打・1打点という成績の清宮が、この両選手を押しのけてスタメンを張ることができるのかという点には、さすがに疑問符を付けざるを得ない。 人気や知名度だけでは、なかなか通用しないプロ野球の世界。清宮が一軍に生き残るためには、とにもかくにも結果が必要だろう。18歳のゴールデンルーキーは、どのようにしてこの苦境に立ち向かっていくのだろうか。
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スポーツ 2018年05月15日 06時40分
オリックス担当記者が分析、痛すぎた楽天3連敗…西&山岡に勝ち星を!
地獄のゴールデンウィーク9連戦を3カード続けて勝ち越し、6勝3敗で借金を「3」にまで縮めて、本拠地6連戦で一気に借金返済を狙ったオリックス。日本ハムにはサヨナラ勝ちを含む2勝1敗と4カード連続で勝ち越しに成功し、チーム状況の良さが継続されていることを感じさせたが、続く最下位の楽天にはまさかの3連敗を喫し、借金は再び「5」にまで膨れ上がってしまった。▼5月8日〜13日オリックス成績【対北海道日本ハム 京セラドーム大阪】5月8日○アルバース 8-4 マルティネス●5月9日●ディクソン 2-8 上沢直之○5月10日○吉田一将(先発は金子千尋) 2x-1 浦野博司(先発は村田透)●【対東北楽天 京セラドーム大阪】5月11日●西勇輝 2-5 辛島航○5月12日●山岡泰輔 0-2 則本昂大○5月13日●田嶋大樹 1-9 青山浩二(先発は藤平尚真)○※38試合16勝21敗1分パ・リーグ5位(首位とのゲーム差9ゲーム) エース金子千尋と外国人エースのディクソンに勝ち星がつかない中、4カード連続で勝ち越したのは、中継ぎ陣の踏ん張りに尽きる。“オリの神童”山本由伸はセットアッパーとして無失点を継続中。ルーキーイヤーの昨年、前半にセットアッパーとして大活躍した黒木優太も本来の輝きを取り戻しつつある。守護神の増井浩俊はリーグトップタイの8セーブを記録しており、投手陣に関しては勝ちパターンにまで持ち込めば何とかなる陣容が固まって来た。福良淳一監督は「ピッチャーは頑張っている。それだけに早く点を取ってあげたい」と打線の奮起を開幕直後から促しているのだが、打撃陣の調子はなかなか上向かないのが現状。チーム打率.221はリーグ最下位である。 この打率が物語っているように、投手陣が2点差ないし1点差を守らなければ勝てないゲームが続いており、先発投手陣は疲労からか短い回数で投球数が増えて行き、踏ん張りが効かなかったり、中継ぎが回跨ぎする場面がこの6連戦では見受けられた。福良監督は開幕から不調が続くディクソンと同じく勝ち星がつかない金子を登板翌日に抹消。今週は4試合しか行われないため、金子に関しては24日の楽天戦から、交流戦終了まで5週間も続く6連戦に向けて調整させる意向。ディクソンは松葉貴大や金田和之などファームで先発調整している投手の経過報告も待った上で、再昇格させるかどうかを決めることになりそうだ。よって、15日の富山(対千葉ロッテ)はアルバースが、17日のZOZOマリン(対千葉ロッテ)は中5日で西が先発を務め、19日、20日のほっと神戸で行われる首位・西武との2連戦は、山岡と田嶋が先発予定。打撃陣の爆発を祈るばかりだが、ここはこの4人の先発陣と中継ぎ陣の投手力で乗り切っていくしかない。 特に2勝4敗と全く同じ成績で並んでいる西と山岡には、西が2.85、山岡が2.98と防御率2点台の好投を続けており、チームが総力を挙げて2人の勝ち星を先行させ、チームに本物の勢いをもたらせて欲しい。2015年からの戦いぶりを振り返っても、これ以上のつまずきは手遅れになる恐れがある。10日の試合でサヨナラ勝ちを収めた後、ヒーローインタビューで安達了一は「優勝したいです」と、お立ち台では田嶋に続いて今シリーズ2人目の「優勝」宣言をした。それを現実にさせるためにも借金生活は交流戦前に終わらせなければならない。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年05月15日 06時30分
【DeNA】”ドット柄ユニフォーム”がハマスタをジャック!熱を増す「YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL」
☆ドット柄ユニフォームでオシャレに可愛く 横浜DeNAベイスターズは、5月11日から13日の3日間「YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL2018」を開催した。2015年から始まり、今年で4年目となる女性ファンのためのイベントはすっかり定着し、「ガルフェス」の愛称で親しまれている。今年の女性ファン限定で配布されるスペシャルユニフォームのデザインは、”ドット柄”。しかも今年は初めて選手投票で選ばれた。これにはトレンドのデザインと、「ひとりひとりにスポットライトを」の意味合いが込められている。☆GIRLS仕様のハマスタ この3日間は様々なところに、普段と違う試みがなされていた。まずは入場ゲートが白とピンクのバルーンで彩られた。受付嬢もスペシャルユニフォームを着用し、いつもと違う華やかさを演出。また、球場内外に選手のパネルが用意され、一緒に写真を撮るファンで順番待ちができていた。筒香、ロペス、宮崎の不動のクリーンアップよりも、神里、砂田、乙坂、柴田、関根などの「SNS映え」する若手選手に人気が集まるところが、いかにもGIRLS☆FESTIVALらしい光景だった。占いも人気で「中華街まで行かなくても、ハマスタでできるなんて!」との声も聞かれ、これまた長蛇の列ができていた。 選手はピンクのリストバンド着用。カラービジョンの選手紹介時の映像も、バックがピンクになっていた。普段は真剣な顔のプレーヤーの表情もすべて笑顔仕様になっており、「かわいい!」と好評。外野応援団も盛り上げに一役買った。土日の試合の最初の選手コールは女性のみで行われ、勝利の女神と成るべく「黄色い声援」が球場全体にこだました。 金曜日の試合後には、「DJ HELLO KITTY」がノリノリのダンスミュージックMIXを披露。それに合わせてレーザービームと花火が球場全体を彩り、さながらクラブの雰囲気に。一風変わったハマスタに戸惑うファンも見られたが、踊り狂う外国人ファンも見受けられ、つられるように日本人も一緒に盛り上がるブロックもあった。 土曜日には、「YOKOHAMA PLAYER’S COLLECTION」が行われ、Gジャン姿の石田、Tシャツ姿の乙坂、柴田の3選手が、各々リリーフカーに乗って登場。お気に入り選手が現れた女性ファンは「やばい」を連発。約2000人のスペシャルユニフォームをまとった女性ファンは、満足げな笑顔を見せていた。(日曜日にも予定されていたが、雨天のため中止) ☆年々女性ファン比率UP 去年の同企画の女性ファン比率は55%。今年は平均57.3%にUPした。来場者に聞いたところ、「普段は彼氏に誘われてくるが、今回は逆に彼氏を誘って来た」「フラダンスのメンバーで来た」「幼稚園のママ会メンバーで来た」などのグループも見られ、3連戦とも大入り満員でイベントは大成功。ベイスターズは残念ながら1勝2敗で負け越してしまったが、彼女たちは「Festival」を楽しめた様子。楽しみ方は人それぞれ。試合だけではない魅力が「BALL PARK」には詰まっている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年05月15日 06時10分
松坂「故障降板」で高橋監督が選択したベテラン排除の采配
巨人のベテランは、チームに緊張感を与えているか…。 13日、巨人戦に先発した松坂大輔(37=中日ドラゴンズ)が3回途中で降板した。右ふくらはぎに違和感を訴えての緊急降板だったが、中日ナインに大きな衝撃が走った。 「自軍の攻撃中、ベンチ前でキャッチボールをしますよね。その際、松坂は足を伸ばすストレッチもやっていたんです。詳しくは言えませんが、試合中、ピッチャーがコーチ、トレーナーを呼ぶサインがあるんです。阿部(慎之助=39)に四球を出した後、そのSOSのサインを出していました」(関係者) ストレッチをするなどの前兆、そして、SOSサインは野手陣も知っている。それでも中日ベンチに衝撃が走った理由は、松坂がチーム全体に及ぼす大きな影響力を持ったベテランであるからだ。 「中日はこのままワンサイドで負けるのはヤバイと思ったんでしょうね。9回最後の攻撃で、巨人のクローザー・カミネロ(30)から4点をもぎ取り、苦しめたのはせめてもの救い」(ベテラン記者) この9回表、巨人ナインにも「衝撃」が走ったという。 9回表、中日の攻撃が始まった時点でのスコアは9−1。カミネロの登板は間隔を空けないための調整だった。しかし、中日打線の猛攻が始まり、ブルペンも慌ただしくなった。 「澤村、マシソンを上らせてしまいました(ベンチに戻す)。急いで呼び戻し、肩を作らせようとしましたが…」(前出・関係者) 一度切れた集中力を戻すのは並大抵ではない。だが、巨人のレジェンド・上原浩治(43)だけは違った。短時間で肩を作る術も習得していたのだろう。他投手も急ピッチでキャッチボールを始めたが、上原はすぐに、スタンバイOKとした。 「高橋(由伸=43)監督はカミネロの続投を選択しました。当然、上原がスタンバイOKなのは報告されていましたが」(前出・同) 「続投」の真意は分からない。投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「一つはカミネロのプライド。クローザーの大役を任せたのだから、たとえまた失点があるとしても、彼で終わらせることに意義があります。あとは余計なピッチャーを使い、ブルペンを消耗させるのを嫌ったんでしょう」 5月4日のことだった。このDeNA戦は延長12回、無得点ドローとなった。先発・菅野が8回までを投げ、そのあとはカミネロ、マシソン、澤村が続き、DeNA打線を無得点に抑えていく。そして、12回裏、DeNA最後の攻撃の場面だった。規定により、13イニング目には入らない。12回表、巨人が無得点で終わった時点で「巨人の勝ち」はなくなった。サヨナラ負けを喫するよりは無得点ドローのほうがいい…。巨人ナイン、Gファンはベテラン上原の登板を予想したが、高橋監督が告げた最後の投手は宮國だった。 「上原が調子を落とし、失点する場面も続いていました。宮國を出した方が失点しない可能性が高いと踏んだのでしょう」(前出・ベテラン記者) この采配に、巨人ナインは「今年の監督は違う」と驚いたそうだ。4番を任せていたマギーを外して阿部を使った試合もある。「実績」ではなく、「今、どうなのか?」で起用を決めるというわけだ。 この非情とも取れる采配がチームに緊張感も与えた。 「中日の森監督は松坂を特別扱いしています。連投ができないので配慮するのは当然ですが、イニング途中での故障降板はチームに悪いイメージも残します。もっとも、高橋監督も早く上原のプライドを回復させる機会を作らなければなりませんが」(前出・プロ野球解説者) 上原は松坂の途中降板に何を思ったのだろうか。今のところ、ベテランの起用法に関しては高橋監督のほうが巧くいっているようだが…。
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スポーツ 2018年05月14日 21時45分
那須川天心が提唱したRIZIN世界キックトーナメントが実現!堀口恭司戦実現か?
「RIZIN、キックのトーナメントのベルトが自分は欲しいです。強い相手とどんどん戦いたいので、ぜひキックのベルトを作ってください!」 6日のRIZINマリンメッセ福岡大会で、日本拳法から総合格闘技(MMA)の世界に飛び込んだ中村優作とキックルールで闘い、中村の粘りに苦戦しながらも2R、左ストレートでKO勝ちを収めた“神童”那須川天心。この日発表された『RIZINキックワールドグランプリ2018』について、那須川はさっそく「ベルト」という注文をつけた。 メインでは堀口恭司がイアン・マッコールとMMAルールで対戦したが、試合開始早々、左フックが決まり堀口はわずか9秒でKO勝利。この試合は天心の試合とともにフジテレビ系列で生中継されており、インパクトは凄まじいものがあった。この試合はK-1を離脱した大雅や、試合を終えたばかりの天心もリングサイドから観戦していた。キックトーナメントのプロモーションとしては最高のシチュエーションの中、衝撃的な勝利を収めマイクを握った堀口は「那須川くん、やろうよ!立ち技最強トーナメント、俺も出ますので。よろしくお願いしまーす!」とキックトーナメントへの参戦と天心との対戦をアピールし、会場からは大きな拍手が送られた。 天心がRIZINでキックトーナメントを提唱したのは昨年末。大晦日に行われたキックのワンデイトーナメントに手応えを感じての発言だった。 「ウチは金網じゃなくてリングでやるから、いろんな格闘技をお見せできる。天心とはそこの考えは同じ。彼がやりたいのは旧K-1がやっていたような立ち技のトーナメントなんですよ。例えばフランシスコ・フィリオが極真空手の『最強』(の肩書)を背負って道着で出てくる。散打やムエタイのチャンピオンが同じ形で出てくる。それがカポエラでもいいだろうし、RIZINのバンタム級王者として、堀口がそのトーナメントに挑むようなものができるのであれば、それも面白いと思います」 榊原信行RIZIN実行委員長はキックトーナメント実現の可能性についてこのように発言していた。 6日の福岡大会でも榊原委員長は「もちろん那須川選手、堀口選手を筆頭に、世界からもいろいろな選手を集めて“立ち技最強”を決めます。K-1の石井館長が提唱した、あの時代のような“立ち技最強”を決めたい。極真の胴着を着てフランシスコ・フィリォのような選手が出てきたり、アンディ・フグがいたり、ピーター・アーツがいたり。そんな世界観の中でやりたいと考えています。体重や人数はこれから調整していきます。現状は9月の大会からキックオフを考えています」とさらに突っ込んだ話をしている。トーナメントは9月の大会で1回戦を行い、大晦日に決勝を行う予定だ。 「堀口さんは強いのでやりたいですね」 そう天心は口にした。常に強さを追い求めている“神童”は対戦相手が見つからない問題に直面。対戦相手には惨敗するリスクもあり、なかなか「やりたい」相手と試合ができない状況が続いている。そんな中、今年は2月にスアキムと過去最高の激戦を繰り広げた。6月17日のRISE幕張メッセ大会では、そのスアキムに圧勝したロッタンとの大一番が決定した。 「スアキム戦は正直怖かった」 所属するTEPPEN GYMの会長で実父の弘幸氏は「5Rが終わって帰ってきたとき『よくやった』という気持ちになった。僕もあいつも心のどこかで怖かったんだと思います」とスアキム戦を振り返っていたが、6日の福岡大会では天心のセコンドに弘幸会長の姿はなかった。他のジム生の試合が入っていたため福岡入りはせず、天心がプロデビュー後、初めてセコンドにつかなかったという。車の中で試合をリアルタイムで見たそうだが、中村の鼻を骨折させた左胴回しに関しては、「普段練習でもやってない回り方」と驚いたそうだ。試合後も大忙しの天心はタイへと旅立った。AbemaTVのレギュラー番組も好評で、今後さらに露出が増えてくるのは間違いない。 弘幸氏は「試合より『ジャンクSPORTS』の方が面白かったぞ」と天心を茶化した。しかしロッタン戦を制し、RIZINキックワールドグランプリで堀口との試合が実現すれば、天心だけではなく、キックの認知度も上がっていく。ぜひ実現させてもらいたい。天心がRIZINに参戦してからまき続けてきた種は、着実に芽が出てきている。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年05月14日 17時45分
土俵下の親方も感心?貴乃花部屋所属の3力士がファンから高評価
弟子たちの取組に、“一兵卒”となった親方も目を細くしたかもしれない。 13日に初日を迎えた大相撲5月場所。3月に平年寄・審判部へ異動した貴乃花親方の“再出発”にも注目が集まったこの日、弟子たちが会場のファンを大いに満足させた。 本場所会場への来場者及びに公式サイト・アプリの有料会員向けに実施されている日本相撲協会の「敢闘精神あふれる力士」アンケート。幕内・十両を対象に毎日トップ3までが公表されるこのアンケートで、貴乃花部屋所属の貴景勝(西前頭10枚目・幕内1位)・貴源治(西十両8枚目・十両2位)・貴ノ岩(西十両11枚目・十両3位)がそれぞれランクインを果たした。 元横綱・日馬富士による暴行問題の影響を乗り越え、幕内返り咲きを狙う貴ノ岩は白鷹山(東十両11枚目)と対戦。立ち合いから相手を押し込むと、最後はすくい投げで勝負あり。今場所を新十両として迎えた白鷹山に、関取の洗礼を浴びせた形となった。 貴ノ岩の取組から3番後に土俵に上がった貴源治は、立ち合いからの一気の突き出しで照ノ富士(東十両8枚目)を撃破。この日21歳の誕生日を迎えた貴源治にとって、元大関を圧倒した今取組はいい“バースデープレゼント”になったことだろう。 先場所土を付けられている北勝富士(西前頭9枚目)を押し出しで破り、借りを返した形となったのが貴景勝。土俵際で粘りを見せ白星を掴んだ姿からは、2場所連続で負け越しを喫している悪い流れを断ち切りたいという姿勢が感じられた。 ファンの支持を得る相撲内容を見せた貴乃花部屋の3力士。共に白星発進を決めた彼らの姿は、この日審判として土俵下やビデオ室で取組を見守った貴乃花親方にとっても頼もしく映ったかもしれない。ただ、これだけで満足するほど、貴乃花親方が“ヤワな”師匠ではないということもまた事実だろう。 千秋楽まで残り14日。ファンや師匠に応える活躍を、弟子たちは見せ続けることができるだろうか。
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スポーツ 2018年05月14日 17時30分
人気イケメン力士・遠藤の妻候補に浮上した、元『テラハ』のお嬢様とは?
5月場所で新三役となった人気力士の遠藤。今年で28歳とあって“嫁取り”も注目されるが、その候補として有力スポンサーの令嬢である芸能人が浮上していることを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 アマ時代の実績から鳴り物入りで角界入りした遠藤は13年3月場所で初土俵。「将来の横綱候補」と期待されながらも、その後、順風満帆とはいかず、今年の5月場所で小結に昇進。初の三役となった。 「基本、遠藤は“ガチンコ相撲”なのでケガが絶えません。おまけに、有力スポンサーが必ず懸賞をかけるので、相手力士は懸賞ほしさに、ほかの力士との取り組み以上にパワーを発揮するのです」(相撲担当記者) そのスポンサーの1つが、4年前からCMに出演しているお茶漬けの素などで知られる食品大手の「永谷園」。 そして、結婚相手として浮上しているのが、創業者一族の関連会社社長の三女で歌手のchayで、角界ではなんとか2人の仲を取り持とうという動きがあるというのだ。 「幼少のころから歌手志望でしたがなかなか売れず、YUIや絢香、家入レオらを輩出した音楽塾に通った努力家。現在は菅田将暉、松坂桃李の事務所に所属。なかなかの美貌で歌手をしながらモデルを務めています。若者に絶大な人気の恋愛リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)への出演歴も。月9ドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(同)の主題歌『あなたに恋をしてみました』が最大のヒット曲です」(芸能記者) 角界でも1、2を争うイケメンの遠藤だけに、狙っているスー女も多いはずだが、遠藤への“距離”ではchayに太刀打ちできそうにもない。
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スポーツ 2018年05月14日 12時40分
張本氏、珍しく大谷翔平を絶賛 ネットは「来週は言うことが変わる」と冷ややか
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がアメリカ大リーグ・エンゼルス所属の大谷翔平選手について絶賛するコメントを展開した。 11日に行われたツインズ戦で打者として先発出場し、タイムリー二塁打を放ったのち、4打席目には左中間へ5号ソロホームランを放った様子などを見た張本氏は、普段の手厳しい評論を止め、「日本におったときのバッターとしたらね、並なんですよね。アメリカに行ってねすごく良くなった。右の足、左でしょ。右の足が先に出る。上げないで、上げてたらあんな打ち方できないんですよ。 ああいうのはね、我々(昭和)30年代頃、理想としたバッティングなんですよ。先に右足が出て、待ちがあるわけですよ。アメリカのバッターは逆だから、一緒に出てくるから、膝下のカーブとか変化球全部空振りしますよ。で、力があるし、体力があるからね。いろんな球が打てるんですよ」 とまさかの大絶賛。続けて、 「誰が教えたのか。本人が直したのか知りませんけどね、我々が理想としたバッティング」とコメント。関口宏から「勘でわかっちゃうらしいですよ」と水を向けられると、「勘じゃないでしょうけどね。なんかで練習して覚えたんじゃないでしょうかね」と推測した。 張本氏といえば、大谷のメジャーリーグ移籍について、「四分六分で通用しない」と発言したうえ、3試合連続ホームランを放った際には、「まぐれかアメリカのピッチャーのレベルが落ちた」などとコメントし、猛批判を浴びたことはご存知の通り。 さらに先日、大谷が一塁ベースを踏み損ね足を痛めた際には、「走り込みが足らない。練習不足」などとまたも酷評し、炎上する事態に発展していた。 そんな張本氏だが、野手として5本塁打を放ち、投手としても勝利を収めるなど高い成績を残す大谷に事実上「降伏」した模様で、異例の大絶賛を展開。ネットユーザーは「大谷が実力で張本を黙らせた」「さすがにシャッポを脱いだ」など、張本氏を「心変わり」させた大谷を称賛する。 その一方で、大谷に「あっぱれ」を送らなかったことや、13日もメジャーリーグのお粗末プレーを紹介し「下手くそなのに練習しない」と吐き捨てているだけに、「来週になったら言うことが変わる」「その日の気分で言うことが違うから信用できない」「メジャー嫌いには変わりがない」など、額面通り受け取らないネットユーザーも。 また、「エンゼルスのコーチが教えたという発想はないのか」「アメリカ人のアドバイスでしょ」など、大谷がフォームを変更したのはMLB関係者のコーチングなのではないかなど、「アメリカ球界の功績による開花なのではないかと」指摘するネットユーザーもいた。 いずれにしても、張本氏が珍しく大谷を絶賛したことだけは間違いない今回の放送。今後、張本氏がぐうの音も出なくなるよう、大谷にはさらなる活躍を期待したい。
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新日本プロレス 永田裕志が構造改革の断行を宣言!
2007年09月25日 15時00分
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2007年09月22日 15時00分
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2007年09月22日 15時00分
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2007年09月21日 15時00分
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ノア 三沢光晴が丸藤正道を一蹴。王者の貫禄を見せつけた
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2007年09月20日 15時00分
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HERO'S 前田日明SVがミノワマンに喝! 「合コン禁止指令」が発動した
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リアルジャパン “元祖虎ハンター”小林邦昭がオッパッピーな覆面狩り予告
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HERO'S KID復活戦は不本意な判定勝ち。その背景には意外なワケが
2007年09月18日 15時00分
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スポーツ
HERO'S 桜庭完勝!ヒクソンに挑戦状をたたき付けた
2007年09月18日 15時00分
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NEO 松尾が絶対王者を破って新王者に。新時代の到来を宣言
2007年09月18日 15時00分
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HERO'S いよいよ復活する神の子。KID争奪戦がぼっ発!
2007年09月16日 15時00分