スポーツ
-
スポーツ 2018年05月18日 21時40分
今夏、ロウのスーパースターがなにわにやって来る!WWE大阪公演決定!
世界最大のプロレス団体WWEは、6月の東京公演に続いて8月31日に大阪公演『WWE Live Osaka』をエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催すると発表した。大阪公演は約1年ぶりとなる。 昨年は中邑真輔が凱旋し、AJスタイルズも参戦。スマックダウン勢が大阪のWWEユニバース(ファン)を熱狂させた。今年の大阪公演は、ロンダ・ラウジーの参戦が目玉の一つだ。ロンダは北京五輪柔道銅メダリストで元UFC女子バンタム級王者として世界的に知名度が高い。今年4月の『レッスルマニア』でデビュー戦し、カート・アングルとオリンピックメダリストコンビを組み、トリプルH&ステファニー・マクマホン夫妻に勝利した。今回はWWEスーパースターとして初来日が決定した。 日本時間の15日に放送された「ロウ」で、NBCユニバーサルのレッドカーペットにロウ女子王者、ナイア・ジャックスとロンダが登場する姿が放映された。ナイアは「ロウ女子王者としてあなたに挑戦したい」とロンダを次期挑戦者に逆指名した。ロンダは戸惑いながらもナイアと握手を交わして逆指名を受けると、ツイッターで「この挑戦は思っていたより早く実現したけど、準備万端よ」と意気込んだ。これで日本時間6月18日のPPV『マネー・イン・ザ・バンク』で行われるデビュー2戦目はタイトルマッチになった。今回の大阪公演に向けても期待が高まる。 他にも元新日本プロレスのフィン・ベイラーをはじめ、ローマン・レインズ、ブラウン・ストローマン、セス・ロリンズ、ケビン・オーエンズ、サミ・ゼイン、ブレイ・ワイアット、ボビー・ルード、ジンダー・マハル、サーシャ・バンクス、アレクサ・ブリス、ナタリア、そしてロンダが登場する。ロウ女子王者のナイア・ジャックスも来日。WWEのロウを代表するスーパースターがベルトを巡り抗争を繰り広げるであろう。昨年と同じく真夏の夜のなにわは“夢の夜”になるはずだ。 チケット争奪戦は必至だが、“なんばから3分で行けるニューヨーク”を今年も体感しておきたい。文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
-
スポーツ 2018年05月18日 21時10分
カイリ・セイン最新情報、元新日本&ドラゲーのリコシェが大舞台に登場!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間の17日、ファームブランド「NXT」を世界配信した。元プロレスリング・ノアのKENTAことヒデオ・イタミ、元ドラゴンゲートの戸澤陽、元新日本プロレスのプリンス・デヴィットことフィン・ベイラー、そして中邑真輔やアスカもWWEデビューの舞台はNXTだった。ベイラー、中邑、アスカはNXTの男女王者となりスターダムにのし上がった。ロウやスマックダウンに昇格したときには、スーパースターの風格を漂わせていた。 “ネクストアスカ”の座を狙う元スターダムの宝城カイリことカイリ・セインは、因縁あるレイシー・エバンスの試合に現れた。レイシーは対戦相手のブランディ・ローレンを圧倒し、右パンチ一発で沈めて快勝。ローレンは誇らしげにリングを降りたが、突然カイリが現れレイシーを襲撃した。カイリは前回の試合後、レイシーにノックアウトされていた。カイリはレイシーをリングに放り込むと、コーナートップから必殺のインセインエルボーを狙った。しかし、レイシーは何とかこれを回避。カイリは望遠鏡を覗き込むポーズで会場を沸かせた。カイリはより高みを目指すためにも、レイシーとはしっかりとした形でケリをつけておく必要があるだろう。 日本でも強い人気を誇っているリコシェも登場。リコシェは昨年、新日本プロレスとの契約が満了し、古巣ドラゴンゲートでも数試合“サヨナラマッチ”を行った。この日はNXT王座の次期挑戦権を懸けて、ベルベティーン・ドリームと対戦した。“ハイフライヤー”リコシェはその高い身体能力で攻め込むも、ドリームはリコシェの動きを研究してきたのか巧みに決定打を回避。好勝負を展開した。しかし、そこに突然ラーズ・サリバンが会場に現れ、試合に乱入して2人を襲撃。「ベルトは俺のものだ」と叫びながら2人をKOし、大ブーイングを浴びながら試合をノーコンテストに終わらせた。 ただ、リコシェが次期NXT王者に最も近いことには変わりはない。日本中を沸かせたリコシェの能力を世界中にアピールし、ベルトを奪取してもらいたい。文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
-
スポーツ 2018年05月18日 17時50分
もつ煮だけじゃない!ZOZOマリンに新“海鮮”グルメが登場し早速長蛇の列!
ZOZOマリンスタジアムの球場メシと言えば、外野民なら間違いなく『サンアロハ』(外野バックスクリーン裏付近)の「もつ煮」か「もつライス」を真っ先に思い浮かべるだろう。近年は球場外で販売していた『スマイルデリ』のガパオ風ライスも人気だったが、今シリーズはまだ登場していない。 そんな中、千葉ロッテマリーンズ球団は17日のオリックス戦から『Food Court Chiba(フロア2、内野中央Cゲート付近)』で新メニューの販売を開始した。千葉県船橋市で獲れるホンビノス貝を使ったガーリックバター風味の酒蒸しだ。飲食担当者いわく「ホンビノス貝は千葉ブランド水産物にも認定されており、今注目の食材」だと言う。 担当者は「ホンビノス貝を特製ガーリックバターで濃厚な味付けに仕上げました。ZOZOマリンスタジアムが海の近くに面していることを意識した、他の球場にはない新たなマリン名物の一品として考えました」とメニュー考案の動機を語る。「千葉県産の食材にこだわった、お店の自信作をぜひご賞味ください」とPRしている。井上晴哉内野手も「これ、いいですね!ガーリックバター風味なのが、なおさらいいですね」と絶賛。「荻野貴司選手も貝が大好きなので、喜ぶと思います。ぜひこれを食べながら試合観戦を楽しんでいただければ」とコメントした。 ホンビノス貝が注目され始めたのは、約10年前から。地元の漁獲量は10年前と比べ、8倍と増えたとのこと。通称“白ハマグリ”とも呼ばれ、ハマグリとは異なり一年中獲れる。価格もお手頃だ。さまざまな料理にも活用されており、ホンビノス貝は船橋漁港の“救世主”となっている。サイズは大小まちまちだが、大きいものは歯ごたえを楽しむことができ、小さいものは身がふっくら柔らかい。 『Food Court Chiba』では5年前からホンビノス貝の酒蒸しを販売。隠れ人気メニューとして一部のファンはビールのおともにしていたが、これまではあまり有名ではなかったという。球団は地元が誇るソウルフードが、日の目を見ないのはもったいないと味付けを変更し、新商品を開発した。 『Food Court Chiba』の担当者は「風が強い日が続くと、貝が育たず小さくなる。その時は貝の量を少し増やしています。また、ホンビノスの漁は手作業。暑い日が続くと漁師さんが暑さにやられてしまい、漁獲量が減ってしまわないか毎年不安だったりしています。そういった背景も知っていただきながら、ぜひ食べていただきたいと思います」とアピールしている。 球団関係者によると、開発のきっかけは「軽いノリ」だという。「ZOZOマリンスタジアムと言えば海。ならば貝を売れば、シアトル・マリナーズのセーフコ・フィールド名物のバッタのように名物になるかもしれないと思った。話題性重視で飲食担当に無理矢理作ってもらいました」という。 これからビールがおいしいシーズンに突入するだけに、ホンビノス貝はZOZOマリンの球場グルメの救世主になるかもしれない。取材・文 / 謎の増田写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ
-
-
スポーツ 2018年05月18日 17時45分
4位転落の阪神タイガース…戦犯ロサリオにファンが大ブーイング
17日に甲子園球場で行われた阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ7回戦は、6−3でベイスターズの勝利。タイガースは連敗となり、カード負け越し。借金も2つとなり、4位に転落した。 試合で目立ったのが、外国人選手の明暗だ。DeNAは同点の5回、元阪神大和の二塁打でチャンスを作ると、ソトがタイムリーヒット。さらに、ロペスがリードを広げる2ランホームランを放ち、試合を優勢にすすめる。ロペスは9回にも貴重なホームランを放っており、まさに「助っ人」にふさわしい活躍を見せた。 一方、全く試合に貢献できなかったのが阪神の4番ロサリオ。この日も4打数ノーヒットで、3試合連続の「タコ」に。外角の逃げる変化球に空振りを続ける状態が続いており、繰り返される「同じシーン」に阪神ファンのフラストレーションは頂点に達する。 さらに、一塁の守備でもまずいプレーを連発。ファンから「スタメンから外せ」「もういい加減にしてくれ」など怒りの声が。また、ロサリオの年俸は単年契約の推定3億4000万円と、球団の歴史でも類を見ない高額なだけに、「コスパが悪すぎる」と憤るファンも。怒りは大きく、「ロサリオ」がTwitterのトレンドに上がるほどだった。 ちなみに、決勝タイムリーを放ったDeNAソトの3500万円とは倍以上の開き。チームを引っ張るロペスも2億3000万円と推定されており、ロサリオとは1億円以上の開きがある。ファンが怒るのも、無理はないだろう。 現在のところ金本知憲監督は、ロサリオをスタメンから外す気はないようで、「徐々に気候が暖かくなれば打ち出すのではないか」と感じているよう。しかし、3連覇を狙う広島がペナントレースを抜け出しつつあるうえ、これから分の悪いパ・リーグと戦う交流戦が始まるだけに、「そろそろ見切りをつけるべきなのではないか」との声が根強い。 「阪神の低迷は決してロサリオのせいだけではありませんが、現状はほとんど打てない状況が続いており、戦犯になっている感は否めない。 勉強熱心で真面目なため、なんとかしてやりたいという監督の親心もあるのでしょうが、同じ打てないなら大山あたりの若い選手を使ったほうがマシでしょう。 それこそ、このまま成績が出ないのなら、元巨人で独立リーグ栃木ゴールデンブレーブスの村田修一や昨年までロッテなどでプレーしたペーニャあたりを獲得してみてはどうか、という声も出ているくらいです。 ただし、一年目の前半戦サッパリでも我慢して使ってもらい、その後ホームラン王に輝いた日本ハム・レアードのケースもあります。金本監督は、それを狙っているのかもしれません。守備力が全然違いますが…」(野球関係者) 現在のところ、3億4000万円の実力を見せられていないロサリオ。今後その評価をV字回復させることができるだろうか。文・佐藤俊治
-
スポーツ 2018年05月18日 17時30分
背に腹は代えられない?横綱・白鵬が“批判覚悟”の張り手を解禁し始めた理由
17日に行われた大相撲5月場所の5日目。この日平幕・大栄翔の挑戦を受けた白鵬が立ち合いで選択したのは、今なお物議を醸し続ける張り手であった。 左手で大栄翔の顔面を張ると同時に左上手を取った白鵬は、そこから右腕で頭を押さえながらの上手投げで大栄翔を完封。時間にして約2秒程度の“秒殺劇”で難なく白星を挙げた白鵬は、平幕・正代、関脇・栃ノ心と共に初日からの5連勝を飾っている。 初日の玉鷲戦以来、今場所2回目となる張り手を繰り出した白鵬。ただ、こうした白鵬の取り口は以前から疑問視されており、この日の取組後もネット上では不満の声が多く見られた。 ファンのみならず、横綱審議委員会からも厳しい目を向けられている白鵬の張り手。こうした批判の影響からか、今年の初場所時点では封印していたその“得意技”を、なぜ白鵬は再び解禁し始めたのか。そこには、今年4月に自身の父であるジクジドゥ・ムンフバト氏が亡くなったことも関係しているかもしれない。 モンゴル相撲の横綱であり、同国初のオリンピックメダリスト(1968年メキシコ・男子レスリング銀)でもあったムンフバト氏。その偉大な父にいい報告、すなわち“優勝”を届けたいという白鵬の並々ならぬ決意は、複数メディアによる報道からも広く知られているところだろう。 白星を積み重ね、賜杯を掴み取る。偉大な父に捧げるこの“ミッション”を達成するため、白鵬は少しでも勝つ確率が高い相撲を取りたいところ。では、今の白鵬にとって“勝つ確率が高い相撲”とは何か。それは何を隠そう、張り手の乱発である。 前回優勝を果たした昨年の九州場所(14勝1敗)において、白鵬は全15番中13番で張り手を繰り出している。一方で、張り手を封印して臨んだ初場所(2勝3敗10休)は、3・4日目に連敗し5日目(不戦敗)から途中休場。これらのデータは、白鵬の勝率に張り手の有無が大きく関わっていることを物語っている。 全ては、天国の父のため――。批判されると分かっていても、背に腹は代えられないのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2018年05月18日 12時00分
「二刀流」大谷翔平の市場価格が370億円に急上昇!
エンゼルス・大谷翔平の快進撃が止まらない。23歳9カ月で米大リーグ機構(MLB)の週間MVP(4月2〜8日)獲得に続き、4月のア・リーグ月間新人MVPにも選出されたことで、“二刀流”の市場価格は370億円まで跳ね上がった。 大谷は5月5日までに打者として19試合に出場。打率3割3分9厘、4本塁打、14打点を記録。投手では4試合に登板し2勝1敗、26奪三振。この活躍ぶりを、ベーブルース以来100年ぶりに現れた二刀流と米メディアも認めざるを得ず、全米で野球の話題といえば大谷一色に染まっている。 物議を醸しているのが、メジャー最低保障54万5000ドル(約5800万円)という低年俸だ。規則上、エンゼルスは6年間、大谷を保有する権利を有し、年俸調停権を得る3年目が終了するまで、どれだけ活躍しても年俸は据え置かれる。 「これは25歳以下の外国人選手から米国人選手を保護するために設けられた規則。だが、大谷が連日MLBを盛り上げているのを目にし『二刀流の挑戦を応援しよう』という機運が高まり、救済策を検討し始めている」(スポーツ紙デスク) 現在、MLBで年俸総額トップは、マーリンズ時代の'14年に13年3億2500万ドル(約370億6000万円)で契約したスタントン(現ヤンキース)。経済アナリストに言わせると、「23歳で、今後10年以上活躍が見込める大谷は、スタントンに匹敵する価値がある」との市場価格をはじき出し、オーナー連も同じ評価をしているのだ。 ここまでMLBが二刀流・大谷の存在を重く見るのには、NFL(アメフト)、NBA(バスケットボール)への対抗心が背景にある。米国において、身体能力の特に優れた高校生、大学生は、マイナーで下済み生活を強いられるMLBには見向きもせず、NFL、NBAを目指す傾向にある。 ところが、大谷の活躍により、若いトップアスリートたちが、より身体能力が求められて、なおかつ稼げる「二刀流」に魅力を感じているというのだ。 「トップアスリートをMLBに呼び込むため、二刀流のランドマークである大谷は、超高額年俸であるべきというのがMLBオーナー連の考えです。エンゼルスも大谷を長期保有できるなら望むところ。途中でヤンキースなどの金満球団に高値で転売することも可能だからです」(同) そんな大谷には、登板日にDHを外し打席に立たせる案まで浮上してきている。 「MLBでは近年、若手有望株と早々に長期契約を交わすケースが出てきました。メジャー1年目のロンゴリア(現ジャイアンツ)はレイズ時代、開幕直後に6年1800万ドル(約19億円)で複数年契約。エンゼルスも19歳でデビューし、主砲に成長したトラウト外野手と4年目の開幕前に6年1億4450万ドル(約155億円)で契約延長しています。大谷ならそれらを超える可能性もあります」(マネジメント会社の代理人) 年俸30億円超のギガ契約も、夢ではない!
-
スポーツ 2018年05月18日 06時30分
J2新潟 巻き返しを支えるベテランたち
先月には4連敗を喫するなど、苦しい戦いが続きチーム状態も落ち込んでいたアルビレックス新潟。リーグ戦ここ4試合は3勝1敗と徐々に順位も上げ、勢いを取り戻しつつある。ルーキー・渡邉新太が前節の千葉戦で2ゴールを挙げるなど、得点源としてニューヒーローが頭角を現す中、二人のベテランの活躍もチームの巻き返しの土台となっている。■俺たちの「タツヤ」 公式戦における存在感 5月16日のルヴァンカップ・対横浜F・マリノス戦で先発出場した田中達也はこの試合、後半ロスタイムまでピッチに立ち続けていた。2013年に新潟に移籍後、最長となるプレイタイムを記録した田中は、カップ戦4度目の先発出場となったこの日も先頭に立ち、グループリーグ突破を手繰り寄せようと、チームに活力を与えるべく精力的に動き回っていた。リーグ戦では開幕から出場機会こそ掴めなかったものの、控えとしてチームを支え、4月に入ってからは途中出場で貴重な働きを見せている。また今年はここまで、リーグ・カップ戦ともほとんどの試合でベンチ入りを果たしており、主力から若手までチーム全体へ及ぼす影響力は決して小さくない。 スピードに乗ったドリブルで相手DFの脅威となっていたかつての姿は影を潜めたものの、細かくパスをさばき、また、スペースで的確にボールを受けるなど攻撃に滑らかさを与えている。何より小さな体から発せられる闘志はスタンドのサポーターに痛いほど伝わってくる。4月28日のレノファ山口戦では、前線で起点となり連敗を抜け出す勝利に貢献、また、5月3日のツエーゲン金沢戦では同点で迎えた後半44分、相手ゴール前で田中が倒れながらもボールをキープ、繋いだボールを最後は渡邉の勝ち越しゴールへと結びついた。今季唯一の連勝となっている2試合でもその存在感は際立っていた。■最前線で身体を張り続ける矢野貴章 シーズン開幕時、頼れる男の「本来の姿」での活躍が、15年ぶりのJ2リーグを戦っていく上でのサポーターの不安を吹き飛ばした。 今季よりFW登録となった矢野貴章は、ここまでリーグ戦ではすべての試合に出場、序盤には「らしさ」を発揮しての3試合連続ゴールも挙げている。持ち前の高さを生かしてのヘディング、さらには前からボールを追い、体を投げ出してゴールを狙う姿こそ、新潟サポーターが長く見続けた矢野貴章だ。ここ数試合は途中出場が増えているものの、相変わらず最前線に立ち肉弾戦の「主役」を全うしている。 初めて新潟のオレンジのユニフォームを身にまとった2006年から、そのプレイスタイルは変わっていない。ただ、プレイヤーとして年数を重ねることで、チーム内での立ち位置は少なからず変化を見せていることは言うまでもない。 前節のジェフ千葉戦では、矢野の投入から一気に流れが変わり、今季初の逆転勝ちをもぎ取っている。矢野の運動量が千葉へのプレッシャーとなり、セカンドボールを拾い押し込んでいく展開を演出、決勝点へと繋がった安田理大のクロスには得点者の渡邉と共に飛び込んでいる。試合後、渡邉は決勝点について、「貴章さんの動きが全てだった。(中略)みんなが貴章さんを見ながらプレーできているから、結果が出ていると思う」と語っている。チームメイトからの信頼は厚く、また、新しい戦力の台頭がみられる今こそ、矢野の攻守にわたる動きがチームの行方を大きく左右しているといえるだろう。近年、目まぐるしくチームの顔触れが変わるアルビレックス新潟、戦力としてはもとより、サポーターにとって田中達也、矢野貴章といった在籍期間の長いプレイヤーにはやはり特別な視線を送ってしまう。 20日にはホームでモンテディオ山形を迎える。今季僅か1勝、「鬼門」ともいえるホームゲームで勝ち点3を手にし、さらに勢いに乗ることが出来るか。これまでデンカビッグスワンスタジアムを幾度となく沸かせてきた両ベテランがチームを引っ張り、「俺たちのホーム」に歓喜を呼び戻すことができれば、夏の訪れとともにいよいよアルビレックス新潟の逆襲が始まる、そんな気がしてならない。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2018年05月17日 21時10分
WWE日本公演にアスカの凱旋&ダニエル・ブライアンの来日が決定!
世界最大のプロレス団体WWEは、6月29、30日に東京・両国国技館で開催される日本公演『WWE Live JAPAN』の追加選手を発表した。日本人女子スーパースターのアスカと、『レッスルマニア』で電撃復帰を果たしたダニエル・ブライアンが登場することが決まった。ザ・ミズも来日する。アスカは『レッスルマニア』後にスマックダウンへ移籍したことで、今回、スマックダウンのメンバーが中心となる来日メンバーに選ばれた。 アスカは育成ブランドNXTから昇格後、初の凱旋。2年ぶりに復帰を果たした“親日家”のブライアンは5年ぶりの来日となる。既に中邑真輔の凱旋や、AJスタイルズ、ルセフ、ニュー・デイ、シャーロット・フレアー、ベッキー・リンチ、ナオミの来日が発表されており、関係者の話によるとチケットは残りわずかだという。 日本公演直前の日本時間6月18日にはPPV『マネー・イン・ザ・バンク』が予定されている。中邑はAJのWWE王座に、アスカはカーメラのスマックダウン女子王座にそれぞれ挑戦することが決定しているだけに、ベルトを奪還して日本公演に凱旋したいところ。しかし、PPVで決着がつかずに日本公演でタイトル戦が行われたり、突如日本公演がTVマッチで開催された過去が多々ある。カード発表も第1弾発表のまま行われることはほとんどない。中邑やアスカが変わることはないだろうが、アメリカでのストーリー展開によってはWWE日本公演のメンバーも変更されるだろう。 渋谷から30分で行けるニューヨークを今年も大いに堪能したい。文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
-
スポーツ 2018年05月17日 20時30分
清宮幸太郎が習得した「エルボー&ラリアット」合体打法
プロレス技のエルボードロップと左腕のラリアットが日本ハム・清宮幸太郎(18)をバージョンアップさせていた――。 5月11日からの対福岡ソフトバンク3連戦で、清宮の快進撃がいったん止まった。プロ初アーチが飛び出してから19打席続けてヒットがない(5月14日時点)。しかし、それは「一流」と認められた証でもあったのだ。 「相手バッテリーの攻め方が、えげつないものになってきました。きっかけはプロ初アーチです。あの打球、バットスイングの速さ、自信ありげな表情、『やっぱり清宮は本物だった』と、各球団は厳しい配球に変えてきたのです」(在京球団スコアラー) 18歳がオトナたちを本気にさせたのだ。 「一流」と認められ、より高いレベルでの戦いが始まった。これを乗り越えれば、「超一流」というわけだ。 「高校時代と比べれば一目瞭然。清宮は打撃フォームを改造しました」(同) その“変化”は二段階に分けられる。 第一段階は、プロ入りからオープン戦までの期間だった。オープン戦でプロの壁にぶつかったのは繰り返すまでもないが、その苦しみはプロの打撃スタイルを知るために必要な時間でもあったのだ。 「打席での構え、つまり、バットを振りにいく時のスタイルが高校時代と変わりました。左腕を後ろに引くようになったのです。引きすぎていて、余計な力も入っているような感じでした」(球界関係者) 後ろに引きすぎた理由は、木製バットにあった。 清宮は高校に進んだ直後から、「試合は金属バット、練習は木製」と使い分けていた。プロを意識しての練習スタイルであり、木製バットに持ち替えた戸惑いはないと思われていた。しかし、そうではなかった。 「清宮は自身のイメージよりも飛ばないと感じていました。だから余計な力が入り、無意識のうちに左腕を後ろに引くようになったんです」(チーム関係者) その過ちに気づいたのは、メジャーリーグ中継の観戦中だった。日本ハムの先輩、エンゼルス・大谷翔平の打撃フォームを見て、ある疑問がわいた。 「左の脇が空いている…」 一般論として、両脇は開かずに閉めるのが正しい打撃フォームとされている。清宮もそういう指導を受けてきた。大谷の構え方を模倣し、日本ハムの二軍コーチにも質問したという。 「打つ瞬間に脇が閉まっていればいいと分かったようです。同時に脇を閉めるためには、左腕をどんなふうに動かせばいいのかも学びました」(同) 左肘を下に下ろす。「下ろす」というより「突き刺す」ように…。そう、プロレスにおけるエルボーの要領だ。 左肘の動きが習得できると、左腕全体の動かし方も分かってきた。エルボーでスイングにいき、あとはラリアットのように腕を振る。「エルボーとラリアットの合体技」が、清宮のスイングを進化させたのだ。 「スイングが柔らかくなり、速さも増しました。エルボーを落とす動作は闘争心も高めるようです。力ではなく、スイングスピードで打球を飛ばせるようになりました」(同) 闘争心が高まったせいだろう。ある傾向も見られるようになった。清宮のプロ初安打は一軍に昇格した最初の試合で出ている。それも、第1打席だった。 「甘い球が来たら見逃さない。一撃で仕留めてみせる」 そんな闘争心も芽生えた。 「敵ながらあっぱれと思うのは、2ストライクを取られた後のフルスイングです。普通の新人なら結果(ヒット)を求めるあまり、2ストライク後はコンパクトスイングに変更します。清宮は自分のスタイルを貫きます」(前出・スコアラー) また、“ふてぶてしい一面”も垣間見せていた。 一軍デビュー翌日(5月3日)の楽天戦、第3打席だった。第1、2打席は左投手のスライダーに翻弄されて三振。そのスライダーに的を絞り、ライト前にヒットを放った。これを見た対戦チームの先乗りスコアラーたちは、改めて「並みの新人とは違う」と実感した。 「清宮は初球からでも打ちにいきます。プロ1年生、それもまだ初対戦の投手ばかりなのに、いい度胸ですよ。今はまだ、日本ハムの先輩にも気を遣っておしゃべりも控えているみたいですが」(同) プロ初アーチが出たのは、敵地・京セラドームだった。しかし、少年時代を知るアマチュア野球関係者は「やっぱり運命だ」と、意味深な感想を述べていた。 「中学硬式野球クラブ・調布シニアに在籍していた頃、清宮は自身のパワーを制御できず、フルスイングで腰を疲労骨折してしまいました。その骨折中に迎えた全国大会の初戦会場が、京セラドームだったのです。『声出しでもバットの片付けでも何でもやるから、ベンチから外さないでくれ』と泣いて頼んだのです」 晴れ舞台に立てなかった当時の悔しさも「エルボー&ラリアット」に秘められていたのかもしれない。 オトナたちのエゲツない配球を乗り越えた時、本塁打量産、真の怪物へと脱皮する。
-
-
スポーツ 2018年05月17日 17時30分
チーム史上初の記録的快投 ソフトバンク・モイネロが「3者連続3球三振」を達成
16日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。この試合に登板したソフトバンクの中継ぎ投手リバン・モイネロが、「3者連続3球三振」を達成した。 8対4とソフトバンクがリードして迎えた8回裏。4番手の投手としてマウンドに上がったモイネロは、先頭打者のカルロス・ペゲーロをオール変化球で空振り三振。これで勢いに乗ったのか、モイネロは続く今江年晶・オコエ瑠偉からも3球で三振をマーク。これにより、見事に「3者連続3球三振」を達成している。 投じた9球の内、バットに当たったのはオコエへの2球目だけだったというモイネロの投球。その影響もあってか、その後9回表にダメ押しの4点を奪ったソフトバンクは12対4で楽天に勝利。3連勝を飾ったチームは、首位西武とのゲーム差を「2.5」に縮めている。 逆転を狙う楽天打線から、反撃の芽をひとつ残らず摘み取ったモイネロの快投。これを受け、ネット上には「モイネロすげええええ」「今日はキレッキレだったな」「打てる球無かったね」といった称賛の声が挙がっている。 2017年4月25日の楽天・松井祐樹以来、パ・リーグでは2年連続の達成となった「3者連続3球三振」。こう見ると何度も達成されているように見えるこの記録だが、実はプロ野球の歴史上この記録が達成されたのは、今回を含めて19回(18人)だけ。投手にとって最高難易度の記録である「完全試合」の回数が15回ということを考えると、それに匹敵する世にも珍しい記録と言ってもいいだろう。 ちなみに、現在プロ野球を形成する12球団の内、ソフトバンクと西武にはこれまで記録達成者が存在していなかった(前身も含め)。今回モイネロが達成したプロ野球史上19回目の快記録は、ソフトバンクの歴史においては“史上初”の記録でもあったのだ。 デニス・サファテ、岩嵜翔といった離脱者の穴を、これまでもしっかりと埋めていたモイネロ。今回記録的な投球を披露したことで、その左腕にかかる期待はますます大きくなっていくことだろう。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
WAVE GAMI&桜花由美が“プロレス宣教師”に
2007年10月06日 15時00分
-
スポーツ
SUN リーグ戦完全優勝に向けて高橋奈苗が“禁欲生活”
2007年10月06日 15時00分
-
スポーツ
PRIDE解散の先にあるのは? 新生PRIDE大みそかに復活か?
2007年10月05日 15時00分
-
スポーツ
ボクシング イマイチ盛り上がらない内藤大助VS亀田大毅の世界戦。そのワケは
2007年10月05日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 2007年覇者のアンディ・サワーが魔裟斗の迎撃宣言
2007年10月05日 15時00分
-
スポーツ
エルドラド ベアー福田がトンデモ作戦を予告
2007年10月05日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 魔裟斗が大みそか「Dynamite!!」でサワーとの背水リマッチへ
2007年10月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX アンディ・サワー2005年以来2度目の優勝でサワー時代到来を告げた
2007年10月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX HIROYA日韓イケメン高校生対決に勝利
2007年10月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX アルトュール・キシェンコの呪いは魔裟斗に通じず
2007年10月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX ブアカーオが魔裟斗に全面降伏
2007年10月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 佐藤嘉洋はまたしても世界の壁に跳ね返された
2007年10月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 王座奪還を狙う魔裟斗に思わぬ疑惑が浮上。優勝への秘策は目力?
2007年10月03日 15時00分
-
スポーツ
パンクラス 桜木裕司が黄色い悪魔を爆発させて近藤有己を視殺予告
2007年10月03日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 王座奪還に暗雲? 魔裟斗が祟られた!?
2007年10月02日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル ニシム・ラマのお相手にあの“革命戦士”が急浮上!?
2007年10月02日 15時00分
-
スポーツ
ゼロワンMAX 田中将斗がAWAヘビー級王座に挑戦。ベルト強奪を宣言し、ハードコア化をぶち上げた
2007年10月02日 15時00分
-
スポーツ
OZアカデミー アジャへの挑戦権を懸け、16人が集結してトーナメントを開催
2007年10月02日 15時00分
-
スポーツ
FUKA MATSURI 初プロデュースに成功した風香が早くも次開催を発表。トナカイ風香登場を予告
2007年10月01日 15時00分