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PRIDE解散の先にあるのは? 新生PRIDE大みそかに復活か?

 ドリームステージエンターテインメントからPRIDEの運営事業を移管していた都内のPRIDE FCワールドワイド(PWW)の日本事務所が閉鎖され、日本スタッフが解雇される緊急事態が4日に発生した。今年3月にUFCと業務提携してからおよそ7カ月、PRIDEは新体制での再開がなされぬまま消滅という最悪のシナリオを迎えたが、PRIDE火はこのまま消えてしまうのか?
 突然起こったPWWのスタッフ解雇、事務所閉鎖は、元広報の笹原圭一氏によれば「米国のジェイミー・ポラック社長から3日にミーティング開催の知らせが届き、4日朝に国際電話でミーティングに参加したジェイミー社長から、スタッフ全員の解雇と事務所の閉鎖を通告された」という。
 携帯電話やパソコンなど業務備品も使用できず、関係者への経緯説明はもちろん「ファンからの問い合わせにも対応できない」状態。今月11日にはイベント誕生10周年を迎える矢先に起きた突然の出来事に「急転直下。寝み耳に水だった」と笹原氏も驚きを隠せない。

 今年3月には六本木ヒルズでUFCとの業務提携公開会見を開催。新オーナーとなったロレンゾ・フェティータ氏はファンの前で日本での継続開催を宣言していたにもかかわらず、7カ月たった今も再開のメドすら立っていない現状があった。
 そんな中で行った解散劇。今後のPRIDEの存続に注目だが、笹原氏が「ファンに対してアナウンスもないままでは順番が乱暴。(PRIDEの)再開もないように思える」と危惧するように、PRIDEは消滅という最悪のシナリオで完結することになりそうだ。
 しかし、新生PRIDE誕生のウワサもにわかにささやかれ始めている。PRIDEオフィシャルサイト上では「外資に渡ったPRIDEによって、動くに動けないでいた選手やスタッフにとってはひとつのきっかけになるのかもしれませんね」「新生PRIDE誕生の序章だと思ってます」などと生まれ変わったPRIDEの復活を予言するファンの書き込みが目立つ。また、他のサイト上でも新生PRIDE誕生のウワサが真しやかにささやかれている。確かにPPWから“解放”されたスタッフ、選手は身動きが取りやすくなったのは事実ではある。
 11日には誕生から10周年を迎えるPRIDEが、このまま火が消えることはないはず。新たな復活の狼煙(のろし)が上がるとすれば今や格闘技イベントが定着した大みそかか?いずれにせよ運営母体が解散という大きな分岐点を迎え、元PRIDEスタッフや元PRIDEファイターたちの今度の動向に注目だ。

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