3.6大田区大会ではSANADA組んで保持しているIWGPタッグ王座の防衛戦(対後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)がラインナップされていたが、カードが変更され、SANADAはYOSHI-HASHIとシングルマッチを、後藤は前半の6人タッグに回ることになった。現時点でタイトルの返上は発表されていない。
EVILは先シリーズNEVER無差別級王者の後藤と連日抗争を繰り広げ、2.10エディオンアリーナ大阪大会で行われたNEVER王座戦は激闘で敗れはしたものの、EVILの成長と可能性を見せつけるような試合だっただけに、早期の復帰が待たれるところだ。
◆“キング・オブ・ダークネス”EVIL
178cm106kg 得意技はEVIL、ダークネスフォールズ
2015年10.12両国国技館大会に内藤哲也が連れてきた“パレハ”(仲間)として初登場。同年、内藤とのタッグで『ワールドタッグリーグ2015』で準優勝。2016年11月には柴田勝頼からNEVER無差別級王座を奪取。2017年1.4東京ドーム大会ではSANADA、BUSHIとのトリオでNEVER無差別級6人タッグ王座も獲得し、田口隆祐率いるタグチ・ジャパンと長きに渡る抗争を繰り広げた。2017年は『G1クライマックス』でオカダ・カズチカからシングルで完勝するなど、シングルプレイヤーとしての底力を発揮している。今年の1.4東京ドーム大会では、SANADAとのタッグで、鈴木軍のK.E.S(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)が保持するIWGPタッグ王座に挑戦し勝利を収め第79代王者となった。
文・どら増田
カメラマン・広瀬ゼンイチ