スポーツ
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スポーツ 2018年05月17日 12時00分
日本ハム 清宮幸太郎「早期一軍昇格」に隠された裏密約
北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎(18)がいきなり結果を出している。一軍に出場登録された5月2日の東北楽天戦からスタメン出場し、豪快に安打を放つなど“存在感”を見せつけた。やはり「持っているヤツ」は違うのか。 「タイミングの取り方がよくなりました。木製バットでは高校時代の金属バットのような飛距離は出ません。『もっと遠くへ』と意識するあまり、バットを後ろに引きすぎていて、タイミングがずれていました。多分に力も入っていましたしね。病気療養し、逆に余計な力が抜けたのがよかったのかも」(プロ野球解説者) その清宮は二軍戦では56打席に立っただけである。この早すぎる昇格には“大人の都合”も隠されていた。 「一軍昇格が発表されたのは4月30日。栗山英樹監督(57)が試合前に明かしました」(担当記者) この時点で“大人の都合”は始まっていた。同日は14時スタートのデーゲーム。清宮のいる二軍戦も13時から始まったが、その約1時間半前、編成トップの吉村浩ゼネラルマネージャーが荒木大輔二軍監督(54)のもとを訪ね、2人きりで会談している。それも、対戦チームの平塚球場で、だ。 「満場一致での昇格という形を取りたかったんですが、荒木二軍監督や何人かのコーチは反対でした。時期尚早だと」(球界関係者) 清宮はまだサインを覚えきっていないそうだ。体力面でも不安が残る。 「28日に指名打者の近藤健介が故障し、栗山監督は『無理をさせる時期ではない』と、試合から外しました。清宮はその代役として白羽の矢を立てられたのですが、理由はそれだけではありません」(同) 今年10月、U-23の野球ワールドカップがあり、日本野球機構(NPB)によればプロアマ混成チームになるという。理由は、同大会中にクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと時期が重なるためだ。 「さほど重要視される大会ではありませんが、23歳以下の大会なので、東京五輪を見据えて、野球の国際大会を盛り上げていく必要がある」(ベテラン記者) 今年22歳になる岡本和真(巨人)、高卒2年目で今季、頭角を現した京山将弥(DeNA)らの派遣を迫られたら、両チームは困惑してしまう。ましてCS進出の可能性があるならばなおさら。そこで浮上してきたのが、清宮なのだ。 「二軍選手ばかりを派遣したら、アマチュア球界が怒りますよ。東京五輪の野球競技を追加種目に当選させるためにプロとアマは共闘し、以後、友好関係にあった。人気の清宮を派遣すれば、スルー状態に近かったU-23にも注目が集まります」(前出・関係者) かといって「二軍の清宮」では体裁が悪い。一軍を経験させた上で、U-23大会に送り出そうというのだ。 代表チームの指揮を執るのは、侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)だ。日本ハムのスポーツ・コミュニティ・オフィサーでもあり、清宮の将来に繋がる起用法も考えているだろう。また、国際試合となれば、メジャーのスカウトが必ず視察に訪れる。将来の米球界挑戦を目指す清宮自身にしても、メリットはあるわけだ。 「国際大会と言っても、日本がかなり資金援助しています。清宮の参加で出資を考えてくれる企業が現れたら、嬉しいでしょう」(同) ゆえに一軍昇格の時期も予想通りだった。「ゴールデンウイーク時、それも本拠地での連戦が始まる時期に合わせて」と各メディアの予想通り、5月2日の本拠地主催ゲームとなった。もちろん営業的な理由もあったが、こんな声も聞かれた。 「ファイターズは、札幌から北広島市への本拠地移転がすでに発表されています。札幌市民からは落胆の声ばかりでしたが、最近では『北広島市と相見積もりをやった。違法ではないが、割り切れない気持ち』と批判的なものに変わりつつあります。そういう球団批判も、清宮昇格で変わって来ると思います」(地元関係者) 二軍戦ではこんなシーンも見られた。24日の楽天戦前、清宮は愛用の“A社バット”を折ってしまったのだ。このA社と近くアドバイザリー契約を交わすとのことだが、高卒プロ1年目からの契約は異例中の異例。「二軍選手のままではカッコ悪いだろう」という、そこに球団の親心もあったのかもしれない。 「問題は清宮を二軍に再度降格させる時期とその大義名分。リーグ首位打者の近藤は軽傷なので、すぐに復帰します。近藤は怪我の多い選手なので清宮と同じDHで使いたい。『一塁清宮、左翼中田翔、DH近藤』の強力打線を組むのか、それとも出場機会を確保させるために二軍で勉強させるのか…、栗山監督も頭が痛いところ。今はレアードの故障も重なったので清宮を使うしかありませんが」(同) チームのCS進出が前提だが、「清宮の国際試合派遣でも影響の出ないように」と考えれば、二軍降格となる。だが、営業的には一軍に置いておきたい。ファンもそれを望んでいる。 いずれにせよ、今回の昇格には実力以外の理由も絡んでいたわけだ。本人が結果を残してくれたのがせめてもの救いかも。
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スポーツ 2018年05月17日 11時50分
ネット暴走「日大ラクビー部最低だな」 日大アメフト部とは無関係の団体に“お門違い”の批判
5月6日に行われたアメリカンフットボールの日本大学対関西学院大学の一戦。この試合で、日大アメフト部の選手が相手選手に悪質なタックルを仕掛けたことが、大きな波紋を広げている。 ボールを投げ終わった関学大選手の背後から、日大選手が猛スピードでタックルを仕掛け、怪我を負わせた今回の一件。ともすれば、競技の根幹を揺るがしかねないこの“蛮行”に憤りを感じている人は多いようで、ネット上には、「日大ラクビー部最低だな」「日体大アメフト部は即刻廃部しろ」「恥を知れ!日体大ラクビー部!」といった批判の声が噴出している。 さて、たった今紹介したばかりのネット上の批判だが、これが全くの“お門違い”ということに皆さんお気づきだろうか。もし分からないという人がいるならば、その団体名に注目してもう一度読み直してみてほしい。 今回問題の渦中にある団体は、冒頭の通り「日大アメフト部」である。しかし、事実をきちんと確認していない人が多いのか、本件と全く関係の無い「日大ラクビー部」・「日体大アメフト部」・「日体大ラクビー部」の3団体にその批判が飛び火しているのだ。 もちろん、この状況に対しては「報道内容をよく確認して!」「一刻も早く止めてください」「事実確認もできない人はおとなしくしといてほしい」といった反論の声も挙がっている。しかし、そうした声も空しく、今もこの3団体には“冤罪”がかけ続けられているのが現実だ。 的外れな批判をする人の中には、「知らなかった」「紛らわしい」と思う人もいるかもしれない。しかし、昨今は悪質なデマや事実と異なる情報を発信・拡散した人が“加害者”として逮捕・立件されるというケースも出てきている。こうした無知が許されるほど、今の世の中は甘くないのだ。 事実を見誤った批判は、更なる不幸を呼ぶことになる。もし本稿を閲覧した人の中にこうした批判をしてしまった人がいるならば、一刻も早く撤回してもらいたい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年05月17日 06時45分
ロッテ謎の魚が「台湾への旅」を終了、いよいよ本拠地マリンに出没か?
東北楽天ゴールデンイーグルスのマスコットのクラッチ、北海道日本ハムのマスコットのフレップ・ザ・フォックスとともに現地時間11日12時45分に台湾に上陸した千葉ロッテマリーンズのキモカワキャラクター、謎の魚。桃園国際棒球場に到着すると、Lamigoモンキーズのチアグループ、ラミガールズの歓迎を受けて大興奮。一方的に「運命の出会い」と告白すると、自身が「モテ期」であることをアピール。既婚者であることを忘れているかのような発言に、現地を訪れていた関係者も呆れ顔。初日は翌日の本番に備えて、Lamigoモンキーズの監督をはじめ、ラミガールズや他球団のマスコットとともに記念撮影を行ったり、グラウンドで審判の真似事などをしていた謎の魚だが、最後はLamigoモンキーズを泳ぎの疲れを感じさせぬ動きで全力応援し、燃え尽きていた。 謎の魚は「いきなり球場正面でラミガールズの歓迎を受けて赤面をしてしまった魚です。グフフフ。富津沖から台湾までの長旅の疲れがイッキに吹っ飛びました。イスカンダルに到着をしたヤマトの気分です。グフフフフ。今日は試合観戦をした後、夜市を楽しみたいと思います。泳ぎ過ぎて足がパンパンに張っているので、足裏マッサージも行きます。2泊3日と短い滞在ですが、やりたいことで一杯です・・・・」と初日を振り返っている。 今回、謎の魚ら日本からのご一行は、台湾でパ・リーグTVを放映し人気を集めている、PLM(パシフィックリーグマーケティング)が台湾プロ野球との交流を深めるため、1年に数回行っている交流会の一環で、12日に行われた中華職棒大聯盟・Lamigoモンキーズ対富邦ガーディアンズ(桃園国際棒球場)の試合前のイベント『YOKOSO 桃猿』に出演。謎の魚は始球式を行っただけではなく、ジャニーズのライブ並みのクレーンによる演出で2階スタンド席のファンにもパフォーマンスを披露するなど、まだ日本でも見せていない引き出しを出しまくって、台湾のファンから声援が送られた。 「サイドスローで投げました。球種はシンカーです。おそらく140キロは出てたと思います。グフフフ。台湾、最高でした。皆さんから『カワイイ』と言われました。ポッ。夜市も満喫しました。タピオカミルクティーも美味しかったです。ちょっと予定より長居してしまったので急いで戻ります」と台湾旅行を振り返ると、「泳ぐのはもう疲れたので下道は使わずに、だいぶお金はかかりますがハイパースペースを使って帰ろうと思います。うまくいけば来週には千葉県千葉市に着くと思います。あくまで、うまくいけばの話ですが・・・。グフフフ」と今シリーズまだ姿を見せていない本拠地、ZOZOマリンスタジアムへの帰還を予告した。 球団関係者は「ここまで自由にやらせてあげたんだから、帰ってきたらしっかり働いてもらう」と謎の魚が開幕前から行ってきた自由行動にクギを刺す意向。帰還の時期については「何で帰ってくるのかわからないので」と相変わらずスケジュールは把握してない様子。「いろいろあるから20日過ぎには帰ってきてもらわないと困るんだよなぁ」と気を揉んでいた。果たして幕張まで無事たどり着けるのだろうか?取材・文 / 謎の増田写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ
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スポーツ 2018年05月17日 06時30分
清宮の一軍定着を知らせる「球界の慣例」
このまま、清宮を使い続ける…。栗山英樹監督(57)の教育方針が見えてきた。5月15日が分岐点だった。同日の埼玉西武戦前、北海道日本ハムファイターズは故障で戦線を離脱していた近藤健介(24)を復帰登録した。同日の復帰は「予定通り」(関係者)とのことだが、その代わりに誰を降格させるのかが注目されていた。「清宮(幸太郎=18)が調子を落としています。『もう一度、勉強してこい』と言って降格させるとしたら、このタイミングしかなかった」(プロ野球解説者) 近藤の故障が清宮の一軍昇格の契機にもなっていた。その近藤が復帰しても、清宮を二軍に降格させなかったということは、栗山監督は一軍の試合のなかで育てていくと決断したわけだ。 しかし、栗山監督の決断はそれだけではなかった。「指名打者・近藤、一塁・中田、左翼・清宮」、同日、この布陣で試合に臨んでいる。近藤が復帰しても、清宮をスタメンで使っていくとも決めたようだ。 ネット裏にいた他球団スコアラーがこう続ける。「センターを守っている西川(遥輝=26)の動きを見れば、分かります。相手バッターが打席に向かうときに必ず、レフトの清宮に指示を出しています。定位置よりも前か後ろか、それとも左右のどちらかに少し移動すべきなのかを教えていました。同じバッターでも、点差やイニングによって守備位置を変えなければならないし、そういう細かいことを教えていました」 バッター・チェンジの合間に、清宮を呼び寄せ、耳打ちする場面も見られた。味方野手もここまで気を配っていたのだから、外野手としての出場機会が前提なのだろう。「13日、アルシアが左足の故障で登録を抹消されました。外野手のアルシアが万全だったら、清宮もどうなっていたか分かりません」(スポーツ紙記者) 一軍定着と見るのはまだ早いとする声も聞かれたが、現在の清宮が「レギュラー扱い」されている証も見られた。5月8日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦でのことだ。ビジターの日本ハムが球場に現れたのは、午後3時過ぎ。その際、清宮は2番目に打撃練習をするよう、指示されたのだ。 一番手で打撃ケージに入ったのは、同日、スタメンマスクをかぶった捕手の鶴岡慎也(37)だった。試合前のキャッチャーは、何かと忙しい。自身の練習のほかにブルペンに顔を出し、先発投手の状態を見なければならない。スコアラーからデータをもらい、対戦バッターの好不調、直近試合で見られた傾向などを伝授される。それらをインプットし、先発投手と改めて打ち合わせをする。よって、スタメン捕手の練習は最初に消化させるのがプロ野球界の慣例だ。「スタメン出場する選手も最初のほうで打撃練習をさせます。着替えなどはもちろん、相手投手のデータを教えなければなりませんから」(前出・プロ野球解説者) 打撃ケージに入る順番は、ロッカールームなどに貼り出される。スタメン出場する主力バッターは1ケタ台であり、今もその順番に置かれているわけだから、栗山監督は清宮をレギュラーと判断したと見ていい。「清宮の一軍昇格を話し合っていた4月下旬、二軍首脳陣は時期尚早だと言って反対したんです。その際、すぐに降格させるようなことはしない、一軍でこれまでの教育ビジョンを引き継ぐと約束しました。近藤と入れ換えて降格させたら、一軍と二軍の首脳陣が衝突してしまいます」(球界関係者) 分岐点となった15日、第3打席で久々に清宮のバットから快音が聞かれた。一時期の勢いも止まっていただけに、一軍首脳陣はこのヒットに安堵していたのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年05月16日 21時45分
日本公演直前のPPVで、中邑真輔がWWE王座にアスカがSD女子王座に挑戦!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、イングランド・ロンドンで主力ブランド、スマックダウンを開催した。 『レッスルマニア』『グレイテスト・ロイヤルランブル』『バックラッシュ』に続いて、中邑真輔と、AJスタイルズがまたも決戦に臨む。2人は日本時間6月18日に次回PPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)でのWWE王座戦を戦う。この日のスマックダウンでは両者がタイトルマッチのルールを決める権利を賭け、シングルで対戦した。 反則裁定なしのノーDQマッチで対戦した『バックラッシュ』では急所攻撃の攻防から最後は両者が同時にダウン。レフェリーがダウンカウントを数え、両者KOの無効試合に。これには不満を漏らすファンも多かった。思わぬ形で実現した4度目(新日本プロレス時代も含めると5度目)のシングル対決は、中邑がランドスライド、キンシャサでカウント2まで追い込めば、AJはスタイルズバスター、牛殺しで反撃するなど、クリーンな好勝負を展開した。 しかし、中邑はレフェリーの死角に入ると股間を押さえて急所攻撃を受けた“フリ”をしてAJを動揺させる。かつての盟友、矢野通ばりのリアクションに爆笑するファンの姿も見受けられた。唖然とするAJはリバースパワースラムから、キンシャサを食らってしまいWWE移籍後、中邑からの初敗北を喫してしまった。中邑は試合後、ルールを明らかにしなかった。来週以降のスマックダウンを注視していきたい。 中邑と同じくアスカもMITBで『レッスルマニア』以来のスマックダウン女子王座戦に臨むことが決定した。この日のスマックダウンでは、「メラブレーション」と題して、新王者のカーメラによるセレブレーションが行われた。カーメラは昨年のMITBでキャッシュインし、試合後で瀕死状態のシャーロット・フレアーを狙い撃ちした経緯がある。カーメラはファンに大ブーイングで迎えられた。 「私がこのベルトにふさわしくないと思ってるの?私はチャンピオンよ。あなたたちよりベターな人間なの」とカーメラは観客を侮辱。するとスマックダウンGMのペイジが登場した。ペイジはMITBでの王座防衛戦開催をアナウンスすると、アスカのエントランステーマ曲がヒットした。ファンの大歓声を浴びながら入場したアスカは、カーメラの前でお面をゆっくり取り自信満々の笑顔で威嚇。すると、カーメラはベルトを大事そうに持ちながらリングサイドに退散した。カーメラにとって格闘技スタイルで攻めてくるアスカはシャーロットよりやりづらい選手かもしれない。 6月29、30日には両国国技館での日本公演を控えるWWE。中邑やアスカにとってMITBは日本公演前最後のタイトル挑戦になる可能性が高い。チャンピオンとして日本に凱旋できるかどうかも含めて注目だ。文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年05月16日 21時10分
グラン浜田の実娘、プロレスラー浜田文子が覚せい剤で逮捕!
“小さな巨人”として日本とメキシコマットで活躍し、80年代に初代タイガーマスクらと名勝負を繰り広げた、グラン浜田の実娘があってはならないことを起こした。女子プロレスラーの浜田文子容疑者が覚せい剤(使用)の疑いで13日に逮捕されたことが分かった。 文子容疑者が所属しているプロレスリングWAVEの公式サイトによると、文子容疑者は13日の昼ごろに東京都内で逮捕されたという。逮捕当日、文子は昼からセンダイガールズプロレスリング(仙女)の大阪アゼリア大正大会でセンダイガールズワールドシングルチャンピオンシップの防衛戦を行う予定だった。しかし試合開始2時間前に「体調不良」を理由に欠場を申し出たという。仙女は王座剥奪を決めたが、その直後に今回の逮捕が発覚。業界内では衝撃が広がっている。 文子容疑者は、1995年に父・グラン浜田と一緒に来日。母親はメキシコ人だ。1998年に女子プロレス界のサラブレッドとして、新団体アルシオンに入団。中西百重、里村明衣子らとともに団体の枠にとらわれず、女子プロレスの近未来エースとして注目されてきた。アルシオン退団後も全日本女子プロレスのWWWA世界シングル王座や、ガイアジャパンのAAAW世界シングル王座など、各団体の主力タイトルを総ナメにした。またメキシコのAAA日本公演では、父グラン浜田と日本初の「男女親子タッグ」を実現させた。 近年は体重の増加が不安視されていたが、動きのキレは鋭いままだった。所属のWAVEやライバル・里村明衣子が代表を務める仙女でも強さを発揮。トップのベルトを獲得するなど、活躍していた。ただ昔から「メキシコ人が暴れている」と一般人から指摘されるなど、警察沙汰とまでは行かないまでも“酒”による騒ぎをたびたび起こしていた。担当弁護士の話によると「覚せい剤の常習性はない」とのことだったが、ちょっとした精神的なスキが命取りになった可能性は高い。 かつては薬物使用で逮捕されたのちに復帰するレスラーが多く見られたが、今の時代に復帰するには険しい道が待っている。二上美紀子代表も「すべての契約を解除する」と厳しい処分を下す構え。プロレスラーとしては間違いなく逸材だっただけに、残念としか言いようがない。今は文子容疑者の会見を待ちたいと思う。文・どら増田
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スポーツ 2018年05月16日 17時45分
【DeNA】ラミレス監督、息子と同じ障がい児のためにボランティア活動 ラミちゃんスタンプ発売
☆ポジティブに公表 横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督の2015年に誕生した子供は、ダウン症を発症して産まれて来たが、隠すことなく自らのTwitterでその事実を公表した。ツーショット写真も披露し、ポジティブに誕生を喜んでいた。それはこのコメントに良く表れている。「産まれてくる息子がダウン症だと分かった時、神様によってもっと祝福されたのだと思いました。なぜなら、神様は選ばれし人にしかスペシャルニーズのある子どもの親になる機会を与えてくださらないと思ったからです」。前向きで、息子に対する愛情に溢れている。 欧米諸国ではダウン症、脳性麻痺、自閉症、ADHDなどの、障害を持った子供達の事を、直訳の「Disability」ではなく、特別なケアが必要との意味の「Special needs」を使うことが多いと、知人のアメリカ人やカナダ人から聞いた。日本でも「障害者」の「害」は、物に使うべき漢字で人に使うべきではない、との意見や、ひらがなの方が柔らかく感じる、などの理由から「障がい者」と表記することが多くなるなど、時代によって変化をみせている。ラミレス監督のような、ポジティブな考え方が、少しづつでもマジョリティになっていける流れになってきているのだろう。☆”スペシャルニーズ”のために 東日本大震災の際も多額の寄附をしていた、社会貢献に積極的なラミレス監督が今回、自らの子供と同じ境遇の子供達のために、新しい試みを企画した。5月10日に発売されたLINE公式スタンプ「ラミちゃんボイススタンプ」の売上利益を、スペシャルニーズのある若者達をサポートするグループに寄附すると言う。このスタンプはユニフォームやスーツ姿のラミレス監督が、「VICTORY」、「ファイト」など野球に関連したワードを、表情豊かに表現している、音声付きのユニークなスタンプ。ファンの多いラミレス監督のスタンプは、ベイスターズファンのみならず、他球団のファンとのやり取りにも喜ばれそうだ。☆差別の無い世界へ 松野明美や奥山佳恵のように、自分の子供がダウン症だと公表する有名人も、最近は見受けられるようになってきた。松野は故郷・熊本で県議会議員となり、ダウン症の人たちのために活動している。彼女らやラミレス監督のように、当事者がポジティブに考えられるようになれば、世間の偏見も変化するだろう。ボランティアや直接の寄附はハードルが高くても、スタンプを購入することで社会貢献が出来る。入口はいろいろ。野球からでもラミレス監督からでも、彼女らの著書を読むことでもいい。社会的な問題に目を向けるキッカケになればいい。触れることが難しいセンシティブな問題だけに、発言力のある人間の行動はとても大きな意味を持つ。取材・文 / 萩原孝弘写真提供 / (C)横浜DeNAベイスターズ
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スポーツ 2018年05月16日 17時30分
探すのも楽しみ方の1つ?NHK大相撲中継に映り込む有名人たち
15日、3日目を迎えた大相撲5月場所。TV画面の前から土俵上に目を向けるファンも多い中、土俵外にその目を奪われてしまった人もいたようだ。 国会中継により放送時間が短縮された前日から一夜、15日は通常の時間から放送が始まったNHK総合での大相撲中継。この日映し出された観衆の中に、元プロ野球選手・桑田真澄氏とその息子Matt(マット)の姿があった。 向正面に陣取っていたMattは、周囲の観客とは一線を画す明るい髪色と、ばっちりメークアップされたその表情で存在感は抜群。一方、桑田氏はMattの横ではなく東の席で観戦しており、関係者と思しき隣の女性と会話を交わしている姿が印象的であった。 また、この日2人はお互いに席を行き来しており、先ほどまで桑田氏が座っていた席にいつの間にかMattが座っているという場面も。両者は視点を変えながら、力士たちの取組を堪能していたようだ。 中継画面上に度々映し出された、桑田父子の微笑ましい光景。ネット上には「Matt目立つなー」「もう取組どころじゃない(笑)」「こういう有名人探しも楽しいよね」といった、今回の状況を大いに楽しんでいたと思われる視聴者の声が挙がっている。 NHKの大相撲中継において、有名人が画面に映り込むということはさほど珍しいことではない。前日の14日も高須クリニックの院長であり、好角家としても広く知られる高須克弥氏が、交際中の漫画家・西原理恵子と共に“出演”している。また、年3回の地方場所においてもそれは変わらない。例えば昨年だけでも、3月の大阪では大村崑(俳優)、7月の名古屋では藤井聡太六段(棋士・当時は四段)、11月の九州では内川聖一(プロ野球選手・8日目にはゲストとして中継に出演)といった面々を筆者は中継画面上で確認している。もちろん、上記以外の著名人を見たという方もいることだろう。 「今日は誰が観戦に来てるのかな?」。そんなことを考えながら中継を視聴するのも、大相撲の“粋な”楽しみ方の1つなのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年05月16日 12時00分
貴乃花親方 「女人禁制問題」を尻目に我が道を進む夏場所
相変わらず大相撲界に鳴り響くのは不協和音ばかり。4月末の臨時理事会でも、問題の“女性禁制”について協議されたが、“緊急時に土俵に上がることは例外”とした点以外は何の結論も出なかった。 「結局、大相撲界は守るばかりで一歩踏み出す勇気がない。例えば5月3日に稽古総見が一般公開で行われたのですが、終了後の八角理事長の会見はありませんでした。4月に八角理事長の妻と尾車親方(元大関琴風)の殺害を予告する手紙が警視庁本所警察署に届いたことから、表に出ることを自粛しているのだそうです。協会広報部にも鉄格子を設置し、マスコミの取材活動を制限するなど、開かれた大相撲界から逆行するばかり。これでは人気にいい影響を与えるはずもなく、稽古総見の入場者も去年より3000人減の5000人止まりでした」(大相撲担当記者) このゴタゴタの余波は、貴乃花一門にも。4月中旬、2階級降格のヒラ年寄になった貴乃花親方(45)が、「一門の名称から貴乃花の名前を返上したい」と申し出て大騒ぎになった。なぜこんなことになったのか、その背景が見えてきた。 ある協会関係者は次のように明かす。 「その裏にあるのは、貴乃花親方と、新しく理事に当選した阿武松親方(元関脇益荒雄)とのいさかいです。阿武松理事は、いきなり審判部長に抜てきされたのですが、この異例の人事について協会内には、“阿武松親方が尾車親方に説得され八角理事長支持派に寝返ったご褒美”との噂が流れている。2人は旧二所ノ関一門のため、これにカチンときた貴乃花親方が、“それなら一門からオレの名前を外せ”と開き直ったと言われています」 その動きに同調するように、ここへきて一門と距離を置いていた立浪親方(元小結旭豊)と常盤山親方(元関脇舛田山)の2人が正式に離脱し、無所属になる意向であることが分かった。 もし3人の親方が抜けると、一門はわずか5人の弱小派閥になり、いよいよ解体寸前だ。 我が道を行く貴乃花親方は、この状況にほくそえんでいるに違いない。
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スポーツ 2018年05月16日 06時45分
梅雨シーズンに開催のプロ野球交流戦。今年も大雨強行必至!ゆとりある日程作りを!
「こんなに長いイニングの試合をするとは思わなかった」 13日のヤクルト戦を7回雨天コールド(10−3)で勝利したDeNAのラミレス監督は少し困惑した表情を浮かべていた。 横浜スタジアムでは試合開始の13時より前から雨が降り始めていた。試合開始30分後に大雨が降るという予報があり、夜半まで雨が続くとされていた。DeNAはこの日までの3日間、女性ファンを対象としたスペシャルイベント『YOKOHAMAガールズフェスティバル』を開催。女性ファンにはスペシャルユニフォームが配布されるとあって、たくさんのファンが詰めかけていたこともあってか、試合は強行された。NPBでは、プレーボールまでは主催者(主に主催球団)、プレーボールからは審判団に試合を催行するか決める権利を持つのだ。 予報通り、試合が進むに連れ雨足が強くなり、記者室のモニター画面も見づらいほどだった。外にも出てみたが、普通に歩くにも傘がなければ厳しい状態。関係者の間で「何とか5回までは…」という声も飛び交っていた。 しかし、5-3とDeNAが2点リードのまま試合が成立する5回表を終了しても土を入れ替えるだけで、審判団に試合を止める気配はない。5回裏には、柴田が今シーズン初ヒットとなる2ランホームランを放ち、ヤクルトを突き放した。ラミレス監督も「(イニングが伸びたから出た)ボーナス」と笑っていたが、結局、審判団が試合を止めたのは10-3と7点差に広がった7回終了時。ファン、選手からは疲労の色が伺えた。 昨年、甲子園球場で大雨の中行われたセ・リーグクライマックスシリーズ(CS)1stステージ、阪神対DeNAでも無理に試合を続行して議論が起こった。ただ、CSや毎年梅雨のシーズンに行われるセ・パ交流戦(今季は5月29日開幕)は日程に制約があるため、大雨でも試合が強行されることが多い。 13日の試合の場合は、ある程度点差が開いたにもかかわらず試合を続行した。予備日が潤沢にある公式戦を強行したことに関し批判が多く見られる。ただ、昭和のプロ野球では秋の風物詩だった雨天順延試合によるダブルヘッダーが、1998年シーズンを最後に行われていないことも、雨天時に試合を強行をせざるを得ない状況を作っているのかもしれない。 学生野球が開催される秋の神宮や、特殊な天然芝を使用している仙台ではダブルヘッダーが厳しいというのも試合を強行しがちな理由だろう。しかし、選手の安全面はもちろん、観戦しているファンの体調面にも配慮する必要はある。もう少しゆとりを持った日程を検討してもいいのではないだろうか。 特にCSや交流戦は大雨での強行を避けるよう検討してもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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ノア 丸藤正道が9・29大阪決戦に向けて新技を開発
2007年09月26日 15時00分
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スポーツ
郷野聡寛 UFC参戦決定で郷野が秘めるもう一つの野望
2007年09月26日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 後藤洋央紀が同期の山本を一蹴。天山戦に向けて怪気炎を上げた
2007年09月25日 15時00分
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スポーツ
大日本プロレス 血みどろのリングで神々による覇権争いがぼっ発
2007年09月25日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 藤田ミノルが「天下一Jr」連覇に向けトンデモ作戦を準備していた
2007年09月25日 15時00分