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ノア 丸藤正道が早くも王座奪取後の防衛プランを口に。オールド世代の完全壊滅だ!

 いよいよきょう29日のノア大阪府立体育会館大会で王者・三沢光晴が保持するGHCヘビー級王座に挑戦する丸藤正道は、すでにベルト奪取後の防衛ロードを描いている。丸藤が思い描く防衛ロードにはあえてイバラの道を突き進む決意が秘められている。
 リーグ戦を制した直後から三沢とのタイトル戦に向け「ノアの歴史を変える」と言い続けてきた丸藤。だが三沢撃破でのGHCヘビー級王座獲りだけで真の丸藤時代が到来するとは考えていない。「一回勝っただけでは成し得たとは思わない。地方でもどこでも、何度でも当たり前のように(三沢を)倒さないと」とノアの覇者となるべくベルト奪取後もキングを完膚なきまでに潰す考えだ。

 その矛先は三沢だけに留まらない。視線の先には三沢だけでなく、ほかのノア重鎮たちも捕えている。「秋山準、田上明もそう。一回勝っただけじゃなくて何度でも勝つことで自分の時代を明確にする」とノアを完全制圧し自らが新世紀の覇者になる不退転の決意。上の世代のレスラーたちを一人ずつ破っていくことで真の丸藤時代の到来を呼び込むプランを描く。
 そのためには三沢からのベルト奪取、そして、すでに発表済みの10・27日本武道館大会でのサモア・ジョーとの初防衛戦に勝利することが前提条件だ。真の丸藤時代到来の狼煙(のろし)を上げるべく、まずはきょうの大阪決戦で師匠・三沢超えを目指す。

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