今年のスーパージュニア制覇後にヘビー級参戦を表明したミラノ。G1に参戦し、その後も「とにかく大きいヤツとやらせろ」とアピールをしてきたため、10・8両国決戦では、体重差が実に114kgもある曙との一戦が決まってしまった。
この日は曙対策として、稔似の「昼青龍」といういかにもウサン臭いモンゴル力士を相手にスパーリングを公開。最初こそ昼青龍を相撲技のブチかましでふっ飛ばしてみせたが、結局最後はパラダイスロックで捕獲。ついには昼青龍そっちのけでジャイアント・バーナードと練習する始末だった。
「昼青龍と特訓してきたけど背が小さすぎて誤算だった。これからバーナードと急ピッチで調整します」とミラノ。曙との114kg差決戦を前に公開練習で後悔している暇はない。