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ロッテ謎の魚が「台湾への旅」を終了、いよいよ本拠地マリンに出没か?

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(C)千葉ロッテマリーンズ

 東北楽天ゴールデンイーグルスのマスコットのクラッチ、北海道日本ハムのマスコットのフレップ・ザ・フォックスとともに現地時間11日12時45分に台湾に上陸した千葉ロッテマリーンズのキモカワキャラクター、謎の魚。桃園国際棒球場に到着すると、Lamigoモンキーズのチアグループ、ラミガールズの歓迎を受けて大興奮。一方的に「運命の出会い」と告白すると、自身が「モテ期」であることをアピール。既婚者であることを忘れているかのような発言に、現地を訪れていた関係者も呆れ顔。初日は翌日の本番に備えて、Lamigoモンキーズの監督をはじめ、ラミガールズや他球団のマスコットとともに記念撮影を行ったり、グラウンドで審判の真似事などをしていた謎の魚だが、最後はLamigoモンキーズを泳ぎの疲れを感じさせぬ動きで全力応援し、燃え尽きていた。

 謎の魚は「いきなり球場正面でラミガールズの歓迎を受けて赤面をしてしまった魚です。グフフフ。富津沖から台湾までの長旅の疲れがイッキに吹っ飛びました。イスカンダルに到着をしたヤマトの気分です。グフフフフ。今日は試合観戦をした後、夜市を楽しみたいと思います。泳ぎ過ぎて足がパンパンに張っているので、足裏マッサージも行きます。2泊3日と短い滞在ですが、やりたいことで一杯です・・・・」と初日を振り返っている。

 今回、謎の魚ら日本からのご一行は、台湾でパ・リーグTVを放映し人気を集めている、PLM(パシフィックリーグマーケティング)が台湾プロ野球との交流を深めるため、1年に数回行っている交流会の一環で、12日に行われた中華職棒大聯盟・Lamigoモンキーズ対富邦ガーディアンズ(桃園国際棒球場)の試合前のイベント『YOKOSO 桃猿』に出演。謎の魚は始球式を行っただけではなく、ジャニーズのライブ並みのクレーンによる演出で2階スタンド席のファンにもパフォーマンスを披露するなど、まだ日本でも見せていない引き出しを出しまくって、台湾のファンから声援が送られた。

 「サイドスローで投げました。球種はシンカーです。おそらく140キロは出てたと思います。グフフフ。台湾、最高でした。皆さんから『カワイイ』と言われました。ポッ。夜市も満喫しました。タピオカミルクティーも美味しかったです。ちょっと予定より長居してしまったので急いで戻ります」と台湾旅行を振り返ると、「泳ぐのはもう疲れたので下道は使わずに、だいぶお金はかかりますがハイパースペースを使って帰ろうと思います。うまくいけば来週には千葉県千葉市に着くと思います。あくまで、うまくいけばの話ですが・・・。グフフフ」と今シリーズまだ姿を見せていない本拠地、ZOZOマリンスタジアムへの帰還を予告した。

 球団関係者は「ここまで自由にやらせてあげたんだから、帰ってきたらしっかり働いてもらう」と謎の魚が開幕前から行ってきた自由行動にクギを刺す意向。帰還の時期については「何で帰ってくるのかわからないので」と相変わらずスケジュールは把握してない様子。「いろいろあるから20日過ぎには帰ってきてもらわないと困るんだよなぁ」と気を揉んでいた。果たして幕張まで無事たどり着けるのだろうか?

取材・文 / 謎の増田
写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ

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