謎の魚は「いきなり球場正面でラミガールズの歓迎を受けて赤面をしてしまった魚です。グフフフ。富津沖から台湾までの長旅の疲れがイッキに吹っ飛びました。イスカンダルに到着をしたヤマトの気分です。グフフフフ。今日は試合観戦をした後、夜市を楽しみたいと思います。泳ぎ過ぎて足がパンパンに張っているので、足裏マッサージも行きます。2泊3日と短い滞在ですが、やりたいことで一杯です・・・・」と初日を振り返っている。
今回、謎の魚ら日本からのご一行は、台湾でパ・リーグTVを放映し人気を集めている、PLM(パシフィックリーグマーケティング)が台湾プロ野球との交流を深めるため、1年に数回行っている交流会の一環で、12日に行われた中華職棒大聯盟・Lamigoモンキーズ対富邦ガーディアンズ(桃園国際棒球場)の試合前のイベント『YOKOSO 桃猿』に出演。謎の魚は始球式を行っただけではなく、ジャニーズのライブ並みのクレーンによる演出で2階スタンド席のファンにもパフォーマンスを披露するなど、まだ日本でも見せていない引き出しを出しまくって、台湾のファンから声援が送られた。
「サイドスローで投げました。球種はシンカーです。おそらく140キロは出てたと思います。グフフフ。台湾、最高でした。皆さんから『カワイイ』と言われました。ポッ。夜市も満喫しました。タピオカミルクティーも美味しかったです。ちょっと予定より長居してしまったので急いで戻ります」と台湾旅行を振り返ると、「泳ぐのはもう疲れたので下道は使わずに、だいぶお金はかかりますがハイパースペースを使って帰ろうと思います。うまくいけば来週には千葉県千葉市に着くと思います。あくまで、うまくいけばの話ですが・・・。グフフフ」と今シリーズまだ姿を見せていない本拠地、ZOZOマリンスタジアムへの帰還を予告した。
球団関係者は「ここまで自由にやらせてあげたんだから、帰ってきたらしっかり働いてもらう」と謎の魚が開幕前から行ってきた自由行動にクギを刺す意向。帰還の時期については「何で帰ってくるのかわからないので」と相変わらずスケジュールは把握してない様子。「いろいろあるから20日過ぎには帰ってきてもらわないと困るんだよなぁ」と気を揉んでいた。果たして幕張まで無事たどり着けるのだろうか?
取材・文 / 謎の増田
写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ