準々決勝で昨年9月の「世界王者対抗戦」のリベンジを果たすべくアルバート・クラウスと対戦する佐藤。この日、3分2Rのスパーリングでハイ、ロー、ヒザなど蹴り主体の攻めを見せ「今回は距離を取らずに、リスクを背負って前に出ます」「流れの中でKOで倒すつもりです」などとこれまでにはなかった超攻撃的な発言を連発した。
心境の変化について佐藤は「魔裟斗やブアカーオの試合を見て、会場の声援が大きくてMAXを背負ってるんだと思った」と激白。さらに佐藤陣営から「心を折ることも大事だけど、倒すことも重要だと思い始めたんじゃないですかね」という声も聞かれた。
「今回はMAX日本代表として戦いたい」とエースの自覚が芽生えた佐藤。虎視たんたんと初優勝を狙っている。