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また1つ結果を残したエンゼルス・大谷 “1試合での二刀流”を待ちきれないファンも?

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大谷翔平

 またしても、期待に応える活躍を見せてくれた。

 現地時間13日(日本時間14日)、エンゼルス・大谷翔平が本拠地で行われたツインズ戦に登板。6回1/3を投げ、被安打3・1失点・11奪三振という好投を見せた。

 今季6度目となる先発マウンドに上がった大谷は、2回から3回にかけ5者連続三振を奪うなど、6回まで毎回の奪三振を記録。チームが5回に挙げた1点を守り抜いたまま、7回1アウトで四球を与えたところで降板した。その後バトンを受けた中継ぎが同点に追いつかれたため、今季4勝目とはならなかったが、チームは9回にサヨナラで勝利し連敗を2でストップしている。

 6.0回を投げ、被安打6・2失点・6奪三振だった前回登板(マリナーズ戦)を、全ての部門で上回った今回の投球。ネット上には「素晴らしい投球!」「勝ちは付かなかったが大谷が今日のMVPだ」「魔法のような103球だったよ」といった日米ファンからの称賛の声が挙がっている。

 もはや結果を残すことが“当たり前”のような状態になってきた大谷。このようなこともあってか、現地は更なる活躍を期待しているようで、「一刻も早く4番・投手で出場してくれ!」といった“1試合での二刀流”実現を切望していると思しきファンも。また、大手メディア『フォーブス』も、こうした論調の記事を今試合後に掲載している。

 日によって投手・野手と異なる起用をされている大谷だが、エンゼルスが所属するアメリカン・リーグはDH制を採用しているため、ここまで投打を同時にこなした試合はない。

また、普段チームのDHには、デビューした2001年から10年連続で「3割・30本・100打点」をクリアし、先日通算3000本安打も達成した“往年の大打者”アルバート・プホルスが座っている。無理にDH解除をする必要性もそこまでないのかもしれない。

 とはいえ、DH制を採用していないナショナル・リーグとの交流戦では、投手も打席に立つ必要がある。待ちきれないファンの願いは、そう遠くない未来に実現することになりそうだ。

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