スポーツ
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スポーツ 2018年07月26日 12時40分
「相撲ダメだな」元横綱朝青龍、横綱全員不在の7月場所に“物言い” SNSでは賛否
名横綱の目には、どこか物足りなく映ったのだろうか。 8日から22日にかけて行われた大相撲7月場所。関脇御嶽海の初優勝で幕を閉じたこの場所に、ツイッターで“物言い”をつけたのが元横綱朝青龍のドルゴスレン・ダグワドルジ氏だ。 千秋楽から2日後の24日に、「名古屋場所優勝誰!?」という質問ツイートを投稿したダグワドルジ氏。多くの人がコメント欄に御嶽海が優勝した旨を書き込んでいたため、恐らく質問の答えは瞬時に判明したことだろう。 しかし、その後朝青龍氏は「えーありえない!!」、「相撲ダメだな!!」というツイートを連投。今場所の結果について、納得のいかない部分があったということを伺わせている。 ダグワドルジ氏の一連のツイートに対し、コメント欄には「何があり得ないんですか?」、「御嶽海頑張ってましたよ」、「なんで後輩の活躍を素直に喜べないのか」といった反発の声が寄せられている。一方、中には「まあ気持ちもわかりますよ」、「横綱が誰もいなくて…」、「豪栄道・高安にはもうちょっと頑張って欲しかったですね」と一定の理解を示すコメントも見受けられた。 改めて説明するまでもないとは思うが、今場所は白鵬(4日目から)、鶴竜(6日目から)、稀勢の里(初日から)の3横綱が揃って休場。横綱不在は2006年夏場所以来12年ぶり、3横綱不在となると1999年春場所以来19年ぶりとなる異常事態であった。 加えて、場所前最大の注目力士であった新大関栃ノ心も、7日目から無念の休場。さらに、本来ならば休場者に代わって優勝争いを牽引すべきだった豪栄道(10勝5敗)、高安(9勝6敗)の2大関も、共にカド番を脱出するのが精一杯。こうした状況を考えると、ダグワドルジ氏が疑問を持つのも致し方ない部分があるのかもしれない。 全ての力士に万全の状態でいてほしいという思いは、恐らくダグワドルジ氏もファンも同じ。次の9月場所では、全員揃い踏みの熱戦を切に願いたいところだ。文 / 柴田雅人記事内の引用ツイートについてAsashoryu第68代横綱朝青龍の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Asashoryu
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スポーツ 2018年07月26日 11時35分
W杯の影響がこんなところにも?初訪日のドイツ外相がまさかの「ハンパナイ」
閉幕から早くも10日あまりが過ぎた2018ロシアW杯。ベスト16入りを果たした日本代表の戦いは各方面で話題を集めたが、その影響は意外なところにも及んでいたようだ。 25日、日本を初めて訪問したドイツのハイコ・マース外務大臣。午前10時頃の到着以降、河野太郎外務大臣との会談や増上寺の訪問などのスケジュールをこなし、その後、政策研究大学院大学での講演に臨んだ。 先の「平成30年7月豪雨」へのお見舞いから、講演をスタートさせたマース外相。その後は当然、政治・外交面について話が及ぶのかと思いきや、話題は先のロシアW杯へ。日本代表へ賛辞を述べた後、最後にマース外相が口にしたのが「ハンパナイ」という単語であった。 高校時代の大迫勇也の活躍に、端を発したフレーズである「大迫半端ないって」。大会期間中に多くの日本国民に認知されたこの言葉は海をも超えたようで、マース外相も「大迫勇也選手のおかげで、私たちは新しい表現を覚えました」と述べている。 もちろん、「ハンパナイ」以降のマース外相は、両国間の関係や世界情勢について至って真面目に講演を行っている。ただ、サッカーとはおおよそ無縁の場におけるこの発言は“まさか”であったようで、ネット上には「どこまでいくんだこのセリフ」、「おもしろい人だな」、「これがサッカー外交か」といった驚きの声が寄せられている。 また、今回の講演について報じているNHKニュースの公式ツイッターは、発言部分を個別にピックアップした記事も公開している。既に全日程を終えて機上の人となっているマース外相だが、色々な意味で半端ない反響を呼ぶ初訪日となったようだ。 ちなみに、マース外相による今回の講演全文及びに訪問中の足取りは、ドイツ大使館の公式ツイッターが「#マースでございマース」というユーモラスなハッシュタグの元、逐一ツイートを投稿してくれている。もし、「ハンパナイ」発言でマース外相に興味を持たれた方がいたら、そちらもチェックされてみてはいかがだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月25日 18時30分
新日本G1、Bブロック飯伏の連勝を止めた“日大レスリング部出身”矢野の悪質タックル!
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』は、序盤の7大会を終え、Bブロックは各選手が3試合を消化した。IWGPヘビー級王者ケニー・オメガが唯一の3連勝で単独トップに立つ。石井智宏、飯伏幸太、内藤哲也、SANADAが2勝1敗で続き、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀、矢野通、タマ・トンガ、ザック・セイバーJr.が1勝2敗。IWGP USヘビー級王者のジュース・ロビンソンはまさかの3連敗で、残り試合は一つも落とせない状況だ。 首位を走るケニーは、昨年、一昨年のG1決勝で対戦した内藤、後藤を相手にそれぞれ充実した内容で勝利。7.21後楽園大会で行われた3戦目は、タマ・トンガが相手だった。 タマはアメリカ・サンフランシスコ大会で再び一つになりかけていたバレットクラブから造反。弟のタンガ・ロア、父のキング・ハクとともに、オリジナルメンバーの魂を持つ「バレットクラブOG」を結成したのだ。バッドラック・ファレも合流し、タマはBブロックで、ファレはAブロックで、それぞれ暴れている。2人は勝負度外視で存在感をアピールしようと反則負けの山を築く。ケニーは残るメンバーとバレットクラブELITEを率いることになったが「バレットクラブのことをハッキリさせようじゃないか」とタマ戦をバレットクラブの「清算試合」と位置づけていた。 しかし、タマにそんな気持ちはさらさらない。というより、ケニーよりも切り替えができているのだろう。この日もロア、ファレを介入させるなど反則三昧で試合をぶち壊し、反則負けを喫した。試合後もケニーへの攻撃をやめない3人に対して、ハングマン・ペイジ、チェーズ・オーエンズ、そして飯伏が救出に入り、OG勢を蹴散らした。 試合後、タマは「俺たちはこれで元に戻った。俺たちこそがバレットクラブだ。俺にはこの問題を正す責任があった」と改めてケニーらと決別すると宣言。ケニーも「俺はここにいるボーイズを連れて、俺のユニットを大事にしていく」と気持ちを整理したようだ。 矢野はリングアナに「日大レスリング部出身」とわざわざ言わせておきながら、最初の2試合は「クリーンファイト」に徹し、日大のイメージアップ貢献に向けて、ラフファイトを封印していた(というより、させてもらえなかった)が、結局2連敗スタートとなった。初戦では石井に急所蹴りを食らい、敗れるなど本末転倒な展開が続いていた。 しかし、3戦目は違った。「勝たなきゃ意味がない!勝ちしか意味がないんだよ!相手をぶっ壊してでもな、勝たなきゃ意味ねーんだよ!俺はそうやって教わったんだ、バカヤロー!」と戦前に本音をチラつかせながら臨んだ相手は2連勝中の飯伏幸太だった。この日の矢野は試合中、観客に「やってられねーんだよ」と悪態をつくなど、普段の矢野に戻っていた。最後は飯伏の攻撃をくぐり抜けた矢野が急所を殴り、飯伏が無防備になると、なんと矢野は背後から“悪質タックル”を炸裂させ、ひるんだ飯伏を丸め込んで3カウントを奪取。飯伏の連勝を止めるとともに、念願の公式戦初勝利をゲットしている。 試合後、インタビューブースに現れた矢野は「俺は、アマチュアレスリング、及び、日大精神を忘れてないはずだ。忘れてないんだ! 忘れてないんだ!」と叫んだ。2戦目までは保身に走っていたが、今後も悪質タックルを使う可能性は十分考えられる。敗れた飯伏は「矢野さんの罠にハマりましたね。あれはタックルだったんですか?背後からのタックル、ありなんですか?」と報道陣に逆質問。「プロレスならアリ」と伝えられると「じゃあ、完敗ですね。矢野さんのスタイル的に完勝ですね。またやります。リベンジ、リベンジ」と股間を押さえながら控室に入っていった。 その他の試合では、SANADAが真田聖也名義の時代に得意としていた回転足折り固めをザックに決めて2連勝。内藤は、パートナー不在時に“組まされていた”ジュースを相手に完勝。後藤と石井のCHAOS同門対決は、大激戦の末、垂直落下式ブレーンバスターで石井が勝利した。試合後は2人とも話せる状態ではなく、ノーコメントで控室に向かった。 BブロックはAブロックに比べると今後の展開は予想がつかない。この後は、7.26新潟、7.28愛知、8.1鹿児島、8.4大阪と続く。中盤戦で誰かが突き抜けるのか?猛暑の中、序盤から激戦が続いているだけに、選手のコンディションも心配されるが、地方のファンにもG1の熱波を届けてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年07月25日 18時00分
伊調馨vs吉田沙保里 階級刷新で激突する遺恨バトルの行方
オリンピック4連覇の伊調馨(34)が、10月13日開幕の全日本女子オープン選手権での復帰を検討している。再来年の東京五輪出場を目指すなら、来年までに世界大会にコマを進めておかなければならない。期限ギリギリでの復帰となるが、その前に立ちはだかるのが、「霊長類最強女子」と言われた吉田沙保里(35)となりそうだ。 「レスリングは、東京五輪から階級が刷新されます。女子は50、53、57、62、68、76㎏級となる。伊調は58、63㎏級で頂点に立ったが、53㎏を目指すことになるでしょう」(体協詰め記者) 伊調はこれまでも体重が足らずに出ていたという。しかし、そうなると53、55㎏級で世界を極めた吉田が狙う階級とぶつかる。 「国内大会ではまだ従来の階級が使われます。2人が現役を続けるのなら、直接対決は東京五輪までのいずれかの世界大会で実現しますが、まずは吉田の進退が注目です」(同) 吉田は至学館大学副学長で、レスリング部のコーチでもある。同大学といえば、パワハラで問題となった栄和人氏が指導者復帰して、すぐに解任されている。 後任は近く発表されるが、吉田はその有力候補の1人だ。 「東京五輪を目指すのなら、吉田も伊調同様、来年の世界大会に出ておかなければなりません。監督兼任の選択もあり得ますが、吉田は後輩からの人望も厚い。同大学には軽量級の強豪選手も多いので、吉田の愛弟子が伊調と対戦する可能性も高い」(関係者) 6月の明治杯では、伊調と同じくパワハラ被害者である田南部力コーチの娘、夢叶が59㎏級に出場。決勝まで勝ち上がれば至学館OGの川井梨紗子とぶつかるため、この間接遺恨に注目が集まったが、準決勝で夢叶が敗れた。 「伊調が57㎏級を避けるのは、この川井がいるからです。また、伊調と吉田の不仲説は以前から囁かれていた。直接対決でオトシマエを付けるか、それとも教え子たちによる代理戦争になるか。関係者らも2人の選択に興味津々ですよ」(スポーツ紙記者) 遺恨バトルの行方やいかに。
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スポーツ 2018年07月25日 17時30分
金本監督が決断!FA補強で弾き出されるあのベテラン
首位広島に6連敗を喫し、リーグで最も消化試合数が少ない金本阪神までが「自力V消滅」の危機に陥った(7月24日時点)。しかし、この敗退が阪神を「決断」させたようである。 「好投手が出てくると、著しく得点能力が落ちます。フロントは本拠地で負け越していることを懸念しており、現場が求める打線の強化を受け入れる方向です」(在阪記者) 同日は広島の左腕・ジョンソンに苦しめられ、7回途中まで散発5安打に抑え込まれた。最も多く試合をする本拠地・甲子園で、15勝24敗1分けでは、観客動員数に影響してくる。金本知憲監督(50)は相手の先発がエース級だと、打撃優先の打線で臨むことが多い。その打線が得点を挙げられないのだから、今オフは大胆に選手を補強していく。阪神フロントはそんな雰囲気になっていた。 「今オフ、国内FA権を取得した選手で去就が注目されているのは、広島の丸(佳浩=29)です。本人は去就についてひと言も発していませんが、こちらはライバル巨人も注目しているともっぱらです」(プロ野球解説者) 昨年オフ、その権利を行使しなかった中田翔(29=日本ハム)もいる。しかし、一連の打線低迷を受け、阪神は「もう一人の大物」の調査も進めていた。西武内野手、浅村栄斗(27)だ。浅村も去就を明確にしていないが、こんな情報も聞かれた。 「大阪府の出身で、大阪桐蔭から西武に入っています。ソフトバンク、オリックスも熱視線を送っています」(前出・在阪記者) 浅村はセカンドを任されているが、内野ならどこでも守れる。昨季も全試合に出場し、2割9分1厘と好成績を残し、今季も3割2厘(5位)と当たっており、66得点はリーグトップだ(同時点)。この右のスラッガーが獲得できるのなら、大きな戦力となる。 「一方で、阪神は矛盾する動きも見せています。故障で戦線を離脱した上本(博紀=32)に対し、残留の下交渉を開始しています」(球界関係者) 上本はシーズン序盤、低迷する打線において唯一爆発し、存在感を見せつけたが、左ヒザを故障してしまった。6月半ばに手術を終えて退院しているが、本格的な練習はまだ再開していない。阪神フロントには昨年オフ、守備の名手・大和をFA流出させてしまった反省もあり、早々に動き始めたのだろう。上本にフロントの誠意が伝わったとすれば、浅村と上本、セカンドのポジションで重複してしまう。浅村は内野ならどこでも守れる。また、上本も外野守備の練習に加わったこともあり、両方をスタメンで使おうと思えばいくらでもその方法はある。 「糸原、北條、大山。金本監督が育てたいとする若手の内野手がいます。4番を任せている陽川は守備に難があり、今は無理をして三塁を守らせていますが、本来なら、一塁か外野で固定したいと思っています」(前出・プロ野球解説者) 福留孝介は来季42歳になる。糸井嘉男も7月31日に37歳の誕生日を迎える。3年以上先のことも考えれば、ポジションの重複は一時的なことなのかもしれない。近年、阪神は外国人選手の補強が巧くいっていない。同じ補強ならば、国内FAにシフトしたほうが得策かもしれない。 「国内FAで浅村を獲りにいくとなれば、厳しい立場に置かれるのは鳥谷と西岡。鳥谷は打撃不振とはいえ、『まだできる』というのが、OBたちの一致した意見です」(前出・同) ジョンソンに抑え込まれた24日、何人かの阪神OBは「右方向への打撃を意識しすぎたのか、全員おかしな振り方をしていた」という趣旨のコメントを出していた。好投手からは長打は出にくい。コンパクトスイングで右方向を狙う作戦は間違っていないが、その意識が強すぎて選手が萎縮してしまうのは良くない。金本監督はどういう指示の出し方をしたのか…。補強の是非を検討する前に、鳥谷を始め、現有戦力を活かす方法も考えるべきではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月25日 14時00分
ファンの胸を打つ力投 ロッテのプロ4年目・岩下大輝がプロ初登板
24日に行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。共に3位を争うチーム同士の試合で、ロッテのプロ4年目・岩下大輝がプロ初登板を果たした。 2014年のドラフトで3位指名を受け、プロの門を叩いた岩下。しかし、プロ1年目のオフに右ひじ靭帯の怪我によりトミー・ジョン手術を、更に昨年オフには腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けるなど、予期せぬ回り道を強いられていた。 そんな苦労人がようやくたどり着いた、1軍マウンドの晴れ舞台。しかし、野球の神様は、またしても岩下に試練を与える。“延長12回裏1点リード”、“登板時刻は23時台半ば”、“ブルペンに控え投手0”、“先頭打者はソフトバンク4番のデスパイネ”といった過酷な要素が揃う場面に、岩下は放り込まれたのだ。 プロ初登板の投手が迎えるにしては、あまりにも荷が重すぎるこのシチュエーション。緊張と重圧に飲まれ、チームの逆転サヨナラ負けを演出してしまう可能性もあっただろう。だが、岩下は味方のエラーもあり1失点こそ喫したものの、自責点・四球共に0で1イニングを完投。「ナイスピッチング」と言って全く差し支えない、堂々の投球を披露した。 岩下が見せた踏ん張りは、多くのロッテファンの胸を打っているようで、ネット上には「とんでもない場面だったけどよく頑張った!」、「岩下の力投が最大の収穫だわ」、「本当によくやってくれた、ありがとう」といった労いの声が多く挙がっている。 また、こうした声の大きさからか、ツイッターのトレンドランキングでは、「プロ初登板」というワードがランクインを果たしている。21歳の右腕が残したインパクトの大きさを証明する、何よりの証拠といっても過言ではないのかもしれない。 星稜高校(石川)時代には、9回裏に8点差を逆転した夏の県大会決勝戦(対小松大谷)で2ランホームランを放ってもいる岩下。痺れる場面にも臆することのないその豪胆さで、これからの未来を切り開いていってほしいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月25日 11時30分
4連敗のオリックス、借金生活突入に福良監督「ズルズルいくわけにはいかない!」
オリックス 1-7 埼玉西武▽24日 12回戦 オリックス4勝7敗1分けメットライフドーム 観衆 15,990人 怪我人が続出する中、何とか踏ん張って貯金生活を維持していたオリックス・バファローズ。しかし、20日からの千葉ロッテ(ZOZOマリン)で3連敗を喫したことで、借金が「0」になり、勝率が5割に。24日からは首位・西武と、27日からは2位・日本ハムとそれぞれビジターで3連戦(計6連戦)に突入。移動日はあったが、ZOZOマリンからの9試合は厳しいロード。連日の猛暑により、マリンとメットライフのグラウンドは半端ない暑さとなっており、練習を終えた選手たちからは「暑い」「ヤバイ」といった声が多く聞かれていた。 連敗を止めるべく、カード頭の先発に復帰した“エース”金子千尋は3回、メヒアに7号2ランを浴びると、4回には外崎修汰の内野ゴロの間に1点。さらに7回、この日2打数2安打と打たれていた森友哉に10号2ランを打たれてしまい6回1/3を投げて、8安打5失点でKO。打線も西武の先発、多和田真三郎を前にこの日昇格し、2番でスタメン起用された宮崎祐樹が6回に3号ソロを放つも、散発の5安打でこの1点止まり。金子は(4勝)6敗目。オリックスは、6月1日以来の借金生活突入となる。 試合後、福良監督は「金子は悪くなかったと思うけどね。きょうはボールは良かったと思う。辛抱できなかった。野手が打ってあげないと。もうちょっと打ってほしいですね。(怪我人が離脱していることは)チャンスですからね」と金子のピッチングを評価する一方、打線に関しては奮起を促した。さらに、借金生活に突入したことを伝えられると、「明日からやっていくしかない。踏ん張っていかないと。ズルズルいくわけにはいかないから」と前を向いた。 この日勝てば自身の勝率も5割になった金子は「援護というか、先に点を取られてしまっていますから。2本ホームランを打たれてしまっている。意識しすぎてランナーを溜めてもいけないですけど、だからといってホームランを打たれてもいけないので」と険しい表情で自身の投球を振り返り、「きょうは何としても勝ちたかった。申し訳ない気持ち」と悔しさを口にし、バスに乗り込んだ。 今年のオリックスはズルズルいかない安心感のようなものが芽生え始めていたが、4月5日からの5連敗以来となる大型連敗、しかもAクラス争いを繰り広げているこの時期の連敗は、ここ数年見られてきた「ズルズルいく」最大の危機かもしれない。まずは25日の試合で、連敗ストッパーと借金返済の仕事を予告先発のディクソンに託す。文・取材・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年07月25日 06時00分
女子バレー、監督・中田久美も元日本代表・大山加奈も絶賛する“若手選手”に注目
元バレーボール選手の大山加奈が24日、TBSの『2018世界バレー女子大会』公式サイト内のブログを更新。「2年後の今日、東京オリンピック開幕!」というタイトルで、この2年が選手たちにとって“勝負”になると現役選手を激励した。自身の公式ブログでも、バレーボール関連のイベント報告などを行っている。 大山と言えば、バレーボールの名門校である下北沢成徳高校出身。在学中の2001年に全日本代表に初選出され、翌年2002年に代表デビューを飾った。さらに2003年のワールドカップでは、大山と同じ19歳だった栗原恵と“メグカナ”の愛称で人気を集めた。2010年に現役を引退して以降は、解説者やコメンテーターとしても活躍している。 そんな大山は、6月3日の投稿で“期待している選手”について言及。その選手とは、大山と同じ下北沢成徳高校出身の黒後愛だった。春の高校バレーで2連覇、さらに2年連続でMVPを獲得するなど、“ポスト・木村沙織”と言われる選手である。バレーボール全日本女子監督の中田久美も、4月に開かれた会見で、新エースとして黒後の名前を挙げていた。今、最も注目されている選手ということだろうか。 しかし、黒後への期待は今に始まったことではない。というのも、将来が期待されるスポーツ選手を応援するドキュメンタリー番組『ミライ☆モンスター』(フジテレビ系)で、黒後は過去に4回も特集されているのだ。春の高校バレーで2連覇を果たす前から、すでに注目されていたことになる。そんな黒後のインスタグラムには「黒後選手を番組で見てからバレーボールを始めました。今私はバレー部のキャプテンです」「バレー部の娘とミライモンスターを毎回見ていました。愛ちゃんの今後の活躍が楽しみ」といったコメントが多く見受けられる。同番組で黒後の存在を知った人も多かったようだ。 来月8月には“アジア版オリンピック”とも称されるアジア大会、そして9月には世界バレー女子大会が開催される。黒後はパワフルなスパイクを得意としているが、中田監督は、21日の『Volleyball Channel』(BSフジ)のインタビューで「世界のトップレベルでは、パワーだけでは通用しない。そのパワーをテクニックにどう生かしていくのかが、黒後のこれからの課題」と辛口コメントを残している。これも2年後の東京オリンピックを見据えてのことだろう。この夏、エースの最有力候補と言われる黒後から目が離せない。記事内の引用についてTBS公式サイト内「パワフルカナのLOVE世界バレー」よりhttp://www.tbs.co.jp/sebare/ooyama_blog/o54.html
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スポーツ 2018年07月24日 21時15分
新日本G1、Aブロック序盤はオカダが笑顔の巻き返し!みのるが連勝のジェイを制裁!
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』は、序盤の7大会を終えた。各地で札止め、満員を連発し、会場は活気に満ちあふれている。 Aブロックは各選手が4試合を消化し、棚橋弘至、ジェイ・ホワイト、EVILの3選手が3勝1敗でトップに。真壁刀義、マイケル・エルガン、オカダ・カズチカ、鈴木みのるが2勝2敗で追う展開だ。期待のYOSHI-HASHI、ハングマン・ペイジは善戦しているが、1勝3敗と厳しい闘い。バレットクラブOGのバッドラック・ファレは1勝3敗。ファレはユニットを立ち上げた当時に原点回帰し、反則を繰り返して、優勝候補のオカダからは白星を挙げるなど優勝より存在感をアピールすることを優先させている。3つの負けはいずれも反則負けであることから、Aブロック唯一の厄介者と化している。 思わぬ連敗スタートで心配されたオカダだが、同門のジェイに敗れた翌日は、反則暴走で負けたことについて「同じユニットだから許す」と発言。セコンドの介入でファレに敗れた後も「どんな勝ち方だろうが負けは負け。こっからしっかり勝って、勝って、勝って勝って勝って勝って勝って、何回勝つか?ずっと勝って、とりあえず笑顔で!」と前向きだった。 オカダは今回のG1のテーマに「笑顔」を掲げている。これまでの豪華なガウンではなく、外道とともにかわいいイラストが描かれたTシャツを着て、風船を持ちながら笑顔で入場し続けている。髪の色も金から赤に変わった。現在は色が抜けてピンク系。今年の1.4東京ドーム大会で「自分自身も変化をしないとつまらない」とタイツをパンタロンに変えて以来の大イメージチェンジを果たした。 オカダはペイジ戦で連勝を止めると、続く真壁にも勝利し勝率を5割に戻した。リング上では珍しく「何も話すことはない」とかつての天龍源一郎さんのような発言をしてファンを驚かせた。ただ、インタビューブースでは「『頭がおかしくなって終わり』って言われたくないですから。風船持って遊んでるだけ、そんなふうに思われたくないからね。風船持って、遊んで、頭おかしくなって、勝って、カッコよくて、優勝します」とイメチェンへの批判を受け止めつつ、優勝宣言した。 たび重なる反則や暴走ファイトで、開幕からオカダ、棚橋、エルガンを相手に3連勝したジェイだが、鈴木みのるには“高校デビュー”ならぬ“G1デビュー”したジェイのヒールファイトは通じなかったようだ。ジェイはそれまでの3戦のように序盤から場外の鉄柵や、リングのエプロンに叩きつける荒々しい攻撃で、主導権を握ろうとした。しかし、リングに戻るとみのるの関節技地獄に捕まり、動きを止められてしまう。みのるの執拗な関節技や打撃により、G1では初めてジェイの弱い部分を露呈してしまった。 最後はジェイが急所を殴ろうとしたところを、鈴木が両手でブロック。ジェイの顔面に強烈なエルボーを放つと、一気にゴッチ式パイルドライバーを炸裂させ、3カウントを奪取。わずか10分でジェイの連勝を止めて見せた。 試合後、みのるは「貴様はな、やっと一人で歩き始めた小僧にしか過ぎないんだよ。誰にケンカ売ってんだよ。そのお前のスイッチブレードとやらで喉を掻っ切ることか?後ろから仲間を襲うことか?違うよ」とジェイを諭した。さらに胸を叩きながら「本物のケンカは何に対してでも折れないここだ!ここ!貴様なんかにな、オレが折られてたまるか」とジェイを叱咤した。 みのるも、棚橋、真壁を相手に連敗していただけに、YOSHI-HASHIに続いて、大物食いをしてきたジェイに勝って勝率を5割に戻せたのは大きい。一方のジェイはこれで勢いが止まるのか?次回は27日の浜松大会でYOSHI-HASHIと対戦する。 首位の棚橋はジェイに敗れたものの「過去は変えられない!ここ何年か、ずっとパッとしなかった棚橋も変えられない!ならばどうする?最高の今を見せてやるよ!」と気持ちを切り替えた。ペイジには完勝したが「オレに預けろよ」とペイジの実力を評価し、ペイジも「棚橋とは友好的な試合がしたかった」と試合後に述べている。棚橋は開幕戦で膝を痛めつけられたものの、みのるに勝っているのが大きい。27日の浜松大会では真壁と対戦する。 Aブロックの不気味な存在はやはりEVILだろう。EVILは開幕戦ではエルガンに力負けしてしまったが、その後はYOSHI-HASHI、真壁に連勝。ファレ戦は反則勝ちを収めて3連勝を収めている。因縁の棚橋とは8.2大阪大会、オカダとは8.5福岡大会で、ジェイとは8.10日本武道館大会でそれぞれ対戦する。この3試合を勝ち越せるかどうかが鍵になりそうだ。27日の浜松大会では、この日が誕生日のペイジとの対戦が組まれており、足もとを救われないよう気をつけなければならない。療養中の盟友、高橋ヒロムの思いも背負って参戦しているだけに、決勝進出を目指すEVILにとって負けられる試合はひとつもない。 7.27浜松、7.30高松、8.2福岡、8.5大阪の中盤戦は、どんなドラマが待ち受けているのだろうか?取材をしていて驚いたのだが、イメチェンしたオカダは棚橋よりも明るさを放っていた。そして何よりあか抜けていたのがとても印象的で、今年のG1は絶対王者時代とは違う形で勝負してやろうという気概を感じた。笑顔のオカダは一度見ておいたほうがいいと思う。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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スポーツ 2018年07月24日 17時30分
同時日本一なら史上初?共に首位を走るカープとサンフレッチェ
共に広島県を本拠地とするチームである、プロ野球・広島東洋カープとサッカーJ1・サンフレッチェ広島。どちらのチームも近年複数回の優勝を飾るなど実績を残しているが、今シーズンも現時点ではそれぞれ好調な戦いぶりを展開している。 20日から22日にかけて行われた2位巨人との3連戦を全勝し、ゲーム差を8にまで広げた広島。2位以下の追撃を難なく跳ね返し続けるなど、独走態勢は揺るぎなく、早ければ27日にも球団史上最速となる優勝マジックが点灯する可能性も出てきた。 他5球団を圧倒する広島の戦いに、ネット上では早くも白旗を挙げる人も少なくない。現在チームはセ・リーグ2連覇中だが、その数字が“3”となる可能性は日に日に大きくなっているようだ。 カープに負けじと、こちらも首位を走っているのがサンフレッチェ広島。22日に行われた最下位名古屋グランパスとの一戦では、痛い引き分けを喫したものの、それでも2位のFC東京とは勝ち点差7がついている。降格スレスレの15位となった昨シーズンの悔しさを晴らすため、今後も着実に勝ち点を積んでいきたいところだろう。 仮にこのまま首位を守り切ると、カープは3年連続9回目の、そして、サンフレッチェは2015年以来3年ぶり4回目のリーグ優勝となる。また、同じ県を本拠地とするプロ野球・サッカーのチームが同時優勝するとなれば、2010年の中日・名古屋グランパス以来史上2度目の例となる。 ちなみに、プロ野球側の優勝を「リーグ優勝」ではなく「日本一」と捉えた場合、前述の例は対象外となる(中日が日本シリーズでロッテに敗れたため)。つまり、広島がここ2年惜しくも逃している日本一を手中に収めることができれば、晴れて史上初の快挙が成し遂げられることにもなるのだ。 先の「平成30年7月豪雨」では県内各地に甚大な被害が発生するなど、予期せぬ天災に見舞われた広島県。その土地の名を冠する2チームは、県民に勇気と感動をもたらす栄冠を勝ち取ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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JCBホール 都内に新たなプロレス・格闘技の聖地が誕生
2008年04月02日 15時00分
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引退した桑田 来シーズンは巨人監督!?
2008年04月02日 15時00分
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全日本プロレス CC制覇に向けて諏訪魔が二大欲求生活を敢行中
2008年04月02日 15時00分
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ゼロワンMAX 新日本プロレスとの対抗戦に暗雲
2008年04月02日 15時00分
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全日本プロレス ジョー・ドーリングCC制覇に向け、佐々木健介を丸裸
2008年04月02日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 4・27大阪大会でのIWGPヘビー級王者の中邑真輔の次期防衛戦にチャンピオン級の強豪
2008年04月01日 15時00分
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スポーツ
ドラディション ウルティモ・ドラゴンがレジェンド入り熱望。世界規模でのレジェンド増員計画が浮上した
2008年04月01日 15時00分
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ハッスル ボノちゃんピンチ!? M軍が放つ3人目の刺客に2m超えの大巨人
2008年04月01日 15時00分
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スポーツ
ハッスル インリン様が“ハッスル婚”
2008年04月01日 15時00分
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新日本プロレス 中邑真輔が棚橋弘至を破ってIWGPヘビー級王座V2達成。その舞台裏で4・27大阪大会の防衛戦が暗礁
2008年03月31日 15時00分
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新日本プロレス 天山広吉&飯塚高史がIWGPタッグ王座に名乗り
2008年03月31日 15時00分
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ノア 高山善廣、小橋建太狩りに秘策
2008年03月31日 15時00分
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アウトサイダー 前田日明プロデューサーが明言。“ワル日本一決定戦”開催へ
2008年03月31日 15時00分
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DREAM 山本“KID”徳郁が年内王者宣言
2008年03月31日 15時00分
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ドラディション マット界再編へ一気に加速! 藤波辰爾がウルティモ・ドラゴンのレジェンド入りに向けて触手
2008年03月31日 15時00分
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新日本プロレス 3・30東京・後楽園ホール大会のIWGPヘビー級王者・中邑真輔VSNJC覇者・棚橋弘至のタイトルマッチを永田裕志、菅林直樹社長がぶった斬る
2008年03月29日 15時00分
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PREMIUM 蝶野正洋が5・5サプライズ決行を企てている
2008年03月29日 15時00分
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ハッスル 坂田亘が戦列復帰。夫婦愛でM軍粉砕だ
2008年03月29日 15時00分
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K-1 武蔵VS谷川貞治EPの内ゲバぼっ発!?
2008年03月29日 15時00分