現在アックス軍とソード軍に分かれ、団体内でも日々軍団対抗戦を行っているゼロワン。2つの勢力があるためか、大谷晋二郎によれば、対抗戦に向けて内部から不満が噴出したという。そんな現状を踏まえ、この日招集がかけられた。
しかし、対抗戦のカード編成をめぐって大森隆男が不満の声を漏らせば、崔領二と浪口修も一触即発状態に。大谷が「責任を問われるのであれば、JCBが終わって、いくらでも責任とってやる」と決意を口にしたことで、その場は何とか収まったが、選手たちの間には微妙なすき間風が吹いていた。
また、田中が中西と世界ヘビー級王座を懸けて対抗戦初のタイトルマッチに臨む。もし負ければ、ゼロワンの至宝が流出する。この状況に大谷は「田中が懸けると言った心意気に敬意を表したい」と悲壮感を漂わせた。
団体対抗戦に向けて一致団結すべき大事な時期に、団体内には不穏な空気が流れ始めた。至宝流出という最悪の事態もあり得る状況だ。