スポーツ
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スポーツ 2018年07月20日 19時30分
熊本県高野連が「全校応援の自粛」を要請 試合は「選手が倒れていないので中止はしない」方針
全国高校野球の熊本県大会で、応援する生徒が熱中症で相次ぎ倒れたことを受け、熊本県高校野球連盟は19日、準決勝(21日)を戦う4校に対し、「全校応援の自粛」を要請した。 熊本大会では19日、リブワーク藤崎台球場で行われた試合で、観客34人が熱中症で救急搬送された。当日、熊本市の気温は37.3度と殺人的な暑さで、日陰に避難できない観客が倒れるのは、ほぼ必然的な状況だった。 熱中症の危険がある中、客席での応援を強要するのは命に関わるだけに、全校での応援を止めるよう指導するのは当然の措置だが、あくまでも全校応援をやめさせただけだ。ブラスバンドやチアリーダーなどは球場に駆けつけると思われるだけに、「有効な対策にならないのではないか」との声も根強い。 また、一部ネットユーザーからは「熱中症で観客が倒れるなか、試合をさせるのはおかしい」「大会自体を自粛すべきだ」「試合を止めなければなんの意味もない」との声も。このような指摘に対し熊本県高校野球連盟の理事長は、「大会実施規則にしたがい開催した。選手は倒れていないので試合を中止するかどうかの判断にはならなかった」などと説明している。観客はともかく、「選手が熱中症で倒れない限り、試合は続ける」という見解を示した。 なお大会を主催する朝日新聞社と日本高等学校野球連盟も、予選を主催する各都道府県高野連に対し熱中症対策を万全にするよう呼びかけている。既に山梨では、5回、7回終了時に5分間休養時間を設け、水分補給が十分に済むまでは選手をグランドに出さないようにしている。 また、滋賀県では熱中症対策として21、22日の試合を比較的気温の低い午前中に開始することにし、準々決勝を4日間に分ける方針を発表。いち早く対策を取り入れた形となる。 朝日新聞社と高野連は、地方大会で理学療法士が客席最前列に座り様子をチェックし、スポーツドリンクや氷のう、体温計、血圧計などを用意し、万全の体制で臨むと発表している。理学療法士が熱中症で倒れる可能性も否定できないが…。 一定の対策をしている高野連だが、それでも観客は熱中症で倒れているのが現状。特に観客は高野連の対応を見る限り「自己責任で対応するべき」との考えが強いようで、対策も結局「水分補給を促す」のみ。今回の「全校応援自粛要請」も、「応援を強要するな。観戦して倒れてもいいなら球場に来い」という趣旨にも取れる。 そして、試合については「どんなに暑かろうとも選手が倒れない限り試合は中止しない」という方針を貫く様子だ。倒れる前に対策を講じるのが運営者の仕事のようにも思えるが、日本の高校野球の基本的な精神は「倒れたら試合を止める」ということのようだ。 これから高校野球を観戦に訪れる予定がある人は、熱中症対策を十分にしてもらいたい。
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スポーツ 2018年07月20日 19時00分
名古屋場所“主役不在”で「上位陣総入れ替え」の仰天プラン浮上!
大相撲最大の危機が名古屋場所で起きている! 映画界でも歌舞伎界でも役者が揃わなければ、興行が成り立たないのは周知の通りだ。その主役級役者(力士)が土俵上にいないのだ。 今場所の目玉である、新大関栃ノ心までもが休場。連日のうだるような暑さのせいか、後半に入った大相撲名古屋場所は、横綱の3人が相次いで休場。加えて栃ノ心までリタイアする異常事態に陥っている。 場所前、調整不足でいち早く史上ワーストの8場所連続休場を表明した稀勢の里(32)の場合は致し方ない面もある。すでに土俵際まで追い込まれ、今度、出場するときは進退がかかってくるのだから。少しでもいい状態で出たい、と思うのは当然だ。 しかし、白鵬(33)、鶴竜(32)、それに栃ノ心(30)はいずれも場所中のケガ。どうしてこんなに簡単にケガをしてしまうのか。 「大相撲界では、『弱いからケガをする』とよく言われます。横綱の3人に共通するのは、揃って30代であることです。北の湖は31歳7カ月、貴乃花は30歳5カ月、大鵬も30歳11カ月で引退している。今場所の3人もすでに彼らの年齢に達していて、肉体的にも限界に近い。だから、すぐにケガをするし、ケガをすればなかなか治らない。そんな悪循環に陥っているんですよ」(担当記者) 踏み込んで言えば、もう“上位陣総入れ替えの時期に差し掛かっている”のだ。 それを、まざまざと見せつけたのが白鵬。史上最多の優勝40回と、これまで無類の強さを見せてきたが、直近の10場所中、半分の5場所も休場と急激に休場が増えてきた。 この名古屋場所も、2日目の出番前、支度部屋で準備運動をしている最中、足元のシートを止めていたビニールテープに足を滑らせて右ひざを痛めたという。全盛期には考えられないようなケガだ。 「年齢的なものもあるかもしれない」 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)も、溜め息をついていた。 衰えは想像以上に急ピッチ。こうなると、引退の準備も急がなければいけない。大横綱だけに、ズルズルと引っ張って晩節を汚すワケにはいかないからだ。 「親方として大相撲界に残留するための最大のネックは日本帰化です。今年の4月に父が亡くなり、帰化の障壁がなくなったと言われているだけに、ひそかに手続きを始めている可能性も。いずれにしても、これから大変ですよ」(協会関係者) 決して、驚異の力士が出てきたのではなく上位陣の老齢化で、心太(ところてん)式に「横綱、大関を総入れ替えしろ」という途方もない仰天プランまでもが巷間語られているのだ。さて、どうする相撲協会。
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スポーツ 2018年07月20日 17時40分
松坂効果で来季続投の森監督が新助っ人獲得で巨人潰し!
中日がブキミだ。後半戦、首位広島の追撃態勢に入ったヨシノブ巨人と14試合も残している。連敗で金本政権への“雑音”も聞こえ始めた阪神とも、12試合を残している。後半戦は、中日が台風の目になりそうだ 森繁和監督(63)が前半戦終了の中間報告を行ったのは、7月18日。「オールスターゲーム・ブレイク」の期間ではなく、すでに後半戦が始まってからとなった。関係者によれば、「白井文吾オーナーの日程が合わなかったため」とのことで他意はないようだが、ペナントレースが再開していただけに、そこで出た補強の話にはリアリティーが感じられた。「翌19日、西武球団が中日の左腕、小川龍也との金銭トレードが成立したことを発表しました。森監督は地元ラジオ局の取材で『近く、ある中日投手がいなくなる』と公言していました。ビッグネームの交換トレードが噂されていただけに小粒な感は否めませんが、公約通りとなりました。中間報告のなかで、森監督は小川の放出も報告していたと思われます」(地元メディアの一人) 中間報告は、2時間という異例の長さとなった。着目すべき点が2つある。まず、白井オーナーが来季の森監督の続投を明言したこと。そして、近日中に新外国人選手を獲得し、巻き返しに出るというのだ。「中日は松坂大輔を獲得し、復活させたことで観客動員数もアップしました。フロント、経営陣の大半は松坂獲得に反対でしたが、それを説得したのが森監督。“森監督サマサマ”ですよ」(関係者) 白井オーナーは中間報告後、記者団の取材に応じ、こうも話していた。「いい選手をドミニカ(共和国)から連れてくる準備を進めている。20代、聞いたことも見たこともない選手だが、森監督が見て『いける』と言うんだから、期待が持てる」 そばにいた西山和夫・球団代表が慌ててしまった。当たり前の話だが、補強の話は成立するまで伏せておくものだ。森監督はオフになると、中南米のウインターリーグを直接視察している。前出の関係者によれば、「数年前から森監督が見込んでいた」とのことで、オリオールズ3Aに在籍する左腕投手、ジョエリー・ロドリゲスのようだ。 メジャーリーグ選手名鑑(廣済堂出版)などによれば、ロドリゲスは17−18年シーズン、ドミニカでのウインターリーグで17試合に登板し、防御率は0・82。パワータイプの速球派と紹介されていた。しかし、今季3Aでは33試合に投げて、防御率4・56と平凡な成績だった(同時点)。「森監督は改めて今季の3Aの成績を見て、いけると確信しました。防御率4点台?いや、森監督が着目したのは、イニング数と奪三振数です。49回3分の1を投げ、奪三振数は52。イニング数を上回る三振数です」(前出・関係者) ロドリゲス獲得に向け、支配下登録選手数の「空き」を作るため、小川の放出トレードでは交換要員を求めなかったというわけか…。 在京セ・リーグ球団のスタッフに聞いてみた。「森監督は外国人選手を見極める眼力があります。外国人選手はアタリ、ハズレが激しいので、シーズン途中の補強において、日本球界を経験していない外国人選手に照準を合わせるのは怖い。森監督でなければできない補強です。新外国人選手の対策、分析を行っているうちにシーズンが終わってしまうかもしれない。そういう意味ではブキミです」 小川を放出したことで、中日救援陣の左腕は、岩瀬と岡田だけになった。そこに奪三振率の高い新外国人投手が入るのは大きなプラスとなりそうだが、中日も首位広島を叩かなければペナントレースは終わってしまう。目下、中日が一軍登録している外国人選手は、ガルシア、ビシエド、アルモンテ、モヤの4人。今さらだが、一軍戦には4人の外国人選手しか登録できない。主に代打で出場するモヤが新外国人左腕と入れ代わるようだが、こんな声も聞かれた。「モヤは広島戦で打つんですよね。広島投手陣もモヤを嫌がっています」(プロ野球解説者) 対広島は8勝7敗。広島に勝ち越している唯一のセ球団でもある。後半戦、森監督が巨人、阪神を苦しめるだけに終わったら、「松坂効果で続投を勝ち取った」と揶揄されてしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月20日 17時20分
それは“慣習”ではなく“悪習” 高安対御嶽海戦でも投じられた座布団
大相撲の世界において、しばしば展開される光景である“座布団の舞”。横綱が格下力士に敗北を喫した取組後に、観客が自身の座席に設けられている座布団を土俵へ投げ入れる行為だ。現地や中継で目にしたことのある人も多いだろう。 しかし、半ば“風物詩”ともなっているこの行為は、そもそも禁止行為である。日本相撲協会の公式サイトに掲載されている「大相撲観戦時のお願い」(観戦契約約款)でも、「客席、場内その他への物投げ行為」は禁じられている。 ただ、この一文が効力を発揮しているかというと、残念ながらそうではない。“伝統”や“慣習”といった耳触りのいい言葉の元、座布団を手にする観客は後を絶たない。また、最近ではその範囲は横綱戦以外にも広がりを見せている。 19日に行われた名古屋場所12日目の結び、大関高安対関脇御嶽海戦でもそれは起こった。物言いの末に高安が勝利を収めたこの取組後、観客の一部はここぞとばかりに座布団を投下。NHKの中継画面にも、そしてインターネットテレビ局「AbemaTV」の中継画面にも、その様子ははっきりと映し出されていた。 全勝の御嶽海に高安が意地を見せたという取組結果に、エキサイトしてしまう気持ちは分からなくもない。しかし、だからといってそれが座布団を投げていい理由には断じてならない。 中継をご覧になっていた方は分かるだろうが、今回投じられた座布団の中で土俵上まで届いていたものはほぼ皆無。つまり、ほとんどの座布団が客席から客席に投げ入れられている。 “蛮行”に走る人は得てして、自らの座布団を思いっきりぶん投げる。加えて、座布団にはそれなりの重さもある。そのようなものが後方から襲ってくるのだ。他の観客、特に子供やお年寄りの頭や首に直撃したらどうなるか。考えなくても分かることだろう。 重大な事故にも繋がりかねない座布団投げは、“慣習”ではなくただの“悪習”。長らく黙認されてきたこの問題に、協会や好角家たちは今一度向き合うべきではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月20日 16時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ドリー・ファンク・ジュニア」並の常識では測れないグレート・テキサン
アントニオ猪木の名勝負として必ず挙げられるのが、1969年12月2日、ドリー・ファンク・ジュニアとのNWA世界ヘビー級選手権試合だろう。 世界最高峰の王者を相手に、3本勝負のうち1本も許すことなく60分間を闘い抜いたことは、若獅子・猪木にとって金字塔といえる一戦となった。 ただドリー側から見たときに、これは必ずしもベストマッチというわけではない。 「王者時代のドリーの戦績を見ると、時間切れ引き分けが相当数あることが分かります。実際、この翌日に行われたジャイアント馬場とのタイトル戦も時間切れで、翌年の猪木との再戦も同様の結果に終わっています」(プロレスライター) つまり猪木とのフルタイムドローは、ドリーにしてみればあくまでも数多くこなした防衛戦の中の一つにすぎないのである。また、引き分けが多いといっても、これは決め手を欠いていたからではない。 同じベビーフェイスの元王者であるルー・テーズの場合(タイトル変遷はテーズ→ジン・キニスキー→ドリーの順)、その強さが世界的に知れ渡っており、挑戦者は3本勝負に2-1で敗れたとしても、1本取っただけで上出来となる。 しかし、27歳にして王者となった新鋭のドリーが相手となると、日本でいえば馬場や猪木のようなご当地エースたちは、2-1の敗戦では面白くない。 「NWAの権威を保ちつつ、そうした相手に花を持たせるために、どうしても引き分けが多くなったというわけです」(同) もちろん猪木戦における、立っても寝てもよどみなく繰り広げられた技の攻防は、素晴らしいものに違いない。 ただし、引き分けという結果だけをもって“王者と互角”とするのは必ずしも正確ではなく、ドリーやNWA本部の狙い通りになっただけという面が多少なりともあったのだ。 よってドリーの特筆すべき点は、年間300試合が当たり前とされた当時の過密スケジュールの中で、王者として60分の試合を何度もこなしてきた豊富なスタミナと、世界各地のスター選手たちと互いに理想的な関係を築いてきた試合巧者ぶりであろう。 「猪木戦でのフルタイムドローも、実のところは馬場に次ぐ日本陣営2番手格の猪木に1本取らせることを、ドリーがよしとしなかったのかもしれません。しかし、そんな空気を一切感じさせることなく“名勝負”に仕立て上げ、同様のスタイルで4年3カ月にわたって王座を守り続けたドリーは、やはり歴代でも指折りの名王者だったといえるでしょう」(同) ドリー以降でNWA王者を長期間務めたハリー・レイスやリック・フレアーが、反則やリングアウトでお茶を濁す試合が多かったことを思えば、いかにドリーが特別な存在であったか分かるだろう。 余談ながら劇画版『タイガーマスク』でタイガー最後の相手を務めたのも、当時の“最強王者”ドリーであった(タイガーのコブラツイストを逃れるため、レフェリーに手を出しての反則負け)。 全日本プロレスにレギュラー参戦するようになってからのドリーは、やんちゃな実弟・テリーの人気が高まるにつれて、その保護者的な役割を担うことになった。アブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークらの反則にキレて暴れる弟を陰から支える賢兄。そんな姿を見るにつけ、面白味の薄い正統派と感じていたファンもきっと多いだろう。 しかし、ドリーの本領はそんな一面だけで語られるものではない。全盛期のブルーザー・ブロディとインターナショナル・ヘビー級王座をめぐる抗争を繰り広げたのは、ドリーがすでに選手としての峠を越えた40歳以降のことであった。 そのときには、ドリー救出のために乱入した実の息子(素人の大学生)が、ブロディの必殺技キングコング・ニードロップを受けて大量吐血するという、当時としてはかなり斬新なアングルまで仕組んでいる。 「息子をリングに上げるなどは『普通に闘ったのでは面白くない』というようなもので、ブッカーも務めていたドリーに対して、全日側からそんな提案はできるわけがない。よって息子の敵討ちのためドリーが大暴走し、反則負けでブロディにタイトル移動というのは、ドリー自身の発案であったと考えられます」(同) この流れから見えてくるのは“ドリーの発想の大胆さ”であり、ベテランになってもなお一騎打ちでやすやすと負けることを拒むプライドの高さではないか。 2008年にいったん日本での引退試合を行いながら、喜寿を迎えた今もなお現役を続けている(日本での直近の試合は2014年=73歳)。 そんなところを見ても、やはり一時代を築いたこのレジェンドレスラーは、並の常識で測れない特別な存在なのである。ドリー・ファンク・ジュニア1941年2月3日、アメリカ合衆国インディアナ州出身。身長190cm、体重115kg。得意技/スピニング・トーホールド、エルボー・スマッシュ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年07月20日 06時00分
顔が笑ってない? 宇佐美貴史、たむけんと家族の食事写真が話題に W杯後は未定か
18日、W杯ロシア大会の日本代表・宇佐美貴史の妻でキャスターの宇佐美蘭がインスタグラムを更新。夫と娘、お笑い芸人のたむけんたちと食事をしたことを報告した。 この日は、「昨日はたむけんさんに美味しいご飯をご馳走になりました」という感謝の言葉とともに和気あいあいとした写真を投稿。W杯に初出場した宇佐美をたむけんが労った。たむけんの腕が妻・蘭の肩に掛かっているように見えることから、「たむけんの腕が気になる」「宇佐美パパ、笑ってー!!」などの冷やかしコメントも投稿され話題となっている。 W杯直前まで宇佐美は代表入りを一時はあきらめかけていたという。日本代表メンバーが選ばれた際、宇佐美自身が「W杯のために移籍したドイツで思うような時期を過せなくて」と、不安だった思いを吐露している。 2011年、宇佐美はドイツの名門・バイエルン・ミュンヘンに期限付きで移籍するも、ベンチ入りも危うい日々が続いた。その後も不遇の時期は続き、13年に古巣・ガンバ大阪へと戻った。ここで結果を出し、改めてドイツに再挑戦。最後は期限付きで2部リーグのフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属したが、コンディションの不調に悩まされることも多かった。 その中、日本代表の西野朗監督は宇佐美をメンバーに抜擢。もともと宇佐美と親交のあるたむけんは、W杯が始まる前から「必ず結果を出してくれるはず」とエールを送っていたが、こうした苦労を知ってのことだったのかもしれない。 宇佐美は幼少期から注目選手として知られており、U17世界大会ではブラジルを追い詰める戦いぶりに“ネイマール以上では?”とささやかれるほどのプレーヤーだった。高校二年生でガンバ大阪に最年少でプロ入り。挫折を知らなかったことで、その後に伸び悩んだため“期待を裏切った天才”とも揶揄された。 W杯から帰国した宇佐美は、自身のインスタグラムで「応援していただいた皆さんありがとうございました」とファンへの感謝を述べたうえで、「まだ来季どこのクラブにいる明確に決まっていない状況」(原文ママ)としながらも、「来シーズンも是非応援して頂ければありがたいです!」と前向きな姿勢を表明している。 今後のことを思うと心中穏やかではないだろうが、家族やたむけんたちと過ごすオフは、いい息抜きになっているようだ。まだ26歳という若さ。所属クラブチームが決まり、過去を払拭するような宇佐美の飛躍に期待したい。記事内の引用について宇佐美蘭公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/ran_usami/宇佐美貴史公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/takashi_usami39/
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スポーツ 2018年07月19日 21時15分
KNOCK OUTライト級最強王者ヨードレックペットの対戦相手は高橋3兄弟長男・一眞!
今年4月に肘ありのキックボクシングイベント「KNOCK OUTカルッツかわさき大会」のメインイベント・KING OF KNOCK OUTライト級選手権試合で、タイのヨードレックペットが衝撃の試合を見せつけた。王者・森井洋介の鼻を肘打ちの一撃でへし折り2R、レフェリーストップ(ドクターストップ)でKO勝ち。初挑戦でタイトルを奪取し、タイに持ち帰った。ファンの間からは「誰が倒すんだ?」「倒せる日本人はいるのか?」「次は誰とやるんだ?」など、ライト級王座決定トーナメントを制した森井を相手に完勝したヨードレックペットが「最強」だと称賛する声が出ている。 KNOCK OUTは秋に予定しているライト級のアジアトーナメントにヨードレックペットが出場すると明らかにしていた。それに加え、8月19日の『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』(大田区総合体育館)にヨードレックペットが参戦すると発表された。 ヨードレックペットに敗れた森井は、5月の大阪大会のメインイベントで山口侑馬を破っている。森井は44歳のレジェンド大月晴明と対戦するため、ヨードレックペットの対戦相手が誰になるのか注目されていた。小野寺力プロデューサーは「日本人を軸に調整中」と発言していた通り、KNOCK OUTでも活躍している高橋3兄弟の長男、高橋一眞が対戦相手に決定した。この試合はノンタイトルマッチで行われる。 一眞は森井にKO負けを喫した過去はあるものの、今年に入ってからは好調をキープしている。地元である5月の大阪大会では、アクシデントで急遽対戦相手が変更になったにもかかわらず、チュー・トップキングに1R28秒でKO勝ちしている。ここでヨードレックペット相手に金星を挙げるようなことがあれば、タイトルへの挑戦はもちろん、ライト級アジアトーナメントへの出場権も舞い込んでくるのは確実。次男の亮は那須川天心のスーパーバンタム級で活躍。三男の聖人もフェザー級で待望のKNOCK OUT初参戦(9月8日、エディオン・アリーナ大阪第2競技場大会)が決定しただけに、ここは長男の意地に期待したい。 既に手遅れの可能性もあるが、ヨードレックペットがモンスター化する前に誰かが止めないといけない。せっかく日本人を参戦させてトーナメントを開催したのに、手渡したベルトが日本に戻って来ない恐れがある。前王者の森井がリベンジを果たすのがベストだが、今回の一眞を筆頭に、今後ヨードレックペットと対戦するライト級の選手にはしっかりと対策を練ってほしい。日本のキックボクシングが世界一だと証明する必要がある。ヨードレックペットをヒクソン・グレイシーのような存在にさせることだけは避けてほしいと切に願う。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年07月19日 17時40分
オリックス川栄李奈に続いて、こじるりが始球式登板!親子ヒーロープロジェクトで実現
オリックス・バファローズは、8月18日の福岡ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で、「こじるり」の愛称で親しまれているタレント・小島瑠璃子が始球式に登板すると発表した。オリックスは今月16日に女優の川栄李奈が始球式を行って話題になったばかり。こじるりの始球式にも注目が集まるのは間違いない。 8月のこの試合は、パ・リーグTVの運営を手掛けるPLM(パシフィック・リーグ・マーケティング)が2014年から始めたパ・リーグ6球団合同企画『パ・リーグ親子ヒーロープロジェクト』の実施試合の一つだ。 このプロジェクトは、2014年はウルトラシマンリーズ、2015年は仮面ライダーシリーズ、2016年はスーパー戦隊シリーズ、2017年は「月刊コロコロコミック」(小学館)とコラボレーションしている人気企画。オリックスはヒーロープロジェクトでは、映像で華やかに演出した。客席にウルトラシリーズの宇宙人が居座り、警備員に連れ去られるなど小ネタも織り交ぜた。毎年趣向を凝らし、子どものみならず、大人のマニア心をくすぐっている。選手や関係者が試合前にヒーローと記念撮影するのも毎年見られる光景だ。 今年はディズニー・ピクサーのアニメ映画『インクレディブル・ファミリー』とコラボする。映画に登場するヒーロー家族5人はそれぞれがスーパーパワーを持っていることから、パ・リーグ6球団を代表する投打のヒーロー選手たちとのタッグを組む。映画本編にも6選手が声優として出演することになった。オリックスは安達了一、北海道日本ハムは中田翔、東北楽天は高梨雄平、埼玉西武は山川穂高、千葉ロッテは鈴木大地、福岡ソフトバンクは柳田悠岐がそれぞれ声優として出演している。 小島は人や物を瞬間移動させることができる能力を持つ女性ヒーロー、ヴォイド役の日本版声優を務めていることがきっかけで、今回の始球式が実現した。「インクレディブル・ファミリーで私が演じたヴォイドは、空間にワームホールを作って人やモノを瞬間移動できる能力を持っています。ヴォイドだったら簡単にストライクをとっちゃうんだろうなぁ(笑)今回は自力で頑張ります!」と意気込みを語った。 川栄李奈はストライクゾーンに投げることに成功したが、こじるりのピッチングはどうなるのか?始球式は17時45分頃を予定しているという。取材・文 / どら増田写真 / ©︎オリックス・バファローズ
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スポーツ 2018年07月19日 17時30分
【DeNA】“目の前でヤスアキが投げ、桑原が打つ!!”夏休み前の子どもたちが熱狂!「キッズ STAR☆NIGHT 2018」
☆大人から子どもへ贈り物 横浜DeNAベイスターズは、7月18日のヤクルト戦を「キッズ STAR☆NIGHT2018」として開催した。横浜夏の一大イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」の子ども向けイベントで、来場者全員(ビジター外野席は除く)に子どもサイズのスペシャルユニフォームが配布された。今年は「大人から子どもへ野球の魅力を伝える」をコンセプトに、様々なイベントが用意された。☆4つの企画 まず、200名の子ども達が選手から直接ユニフォームを受け取れる「Hand in ユニフォーム」。参加選手はキャプテン筒香嘉智、山崎康晃、石田健大とスターが揃い、子ども達は喜びながらも緊張した面持ちだった。 「DREAM GATE BATTING」では、試合前のグラウンドで100名がティーバッティング体験。「キッズ☆RUNWAY」では、40名のキッズがチアガール“diana”と一緒に、スタメンの選手をグラウンドに送り出した。試合後に行われた「選手とFUN BASEBALL」は、200名の子ども達がまだ戦い終えたばかりのグラウンドで、「プロの凄さ」を身近で体験。山崎は嶺井博希とバッテリーを組み、オールスターでも見せたナックルボールを披露。子ども達は「めちゃ揺れてる」「変な回転」などと驚きの声をあげていた。桑原将志と嶺井は、豪快なティーバッティングを見せ、子ども達の付き添いの大人からも感嘆の声が上がっていた。「将来一緒にプレーしましょう」と山崎に声をかけられた野球少年達は、「もっと練習する」と意気込んでいた。☆まだまだ続くFor kidsイベント 20日からの阪神タイガースとの三連戦は「キッズスタジアム 2018」が開催され、プロ野球のお仕事体験が出来るイベントが盛りだくさん。現在、子どもの野球離れが話題となっており、筒香もオフに従来の少年野球のあり方に提言しているが、「野球は楽しい」を子ども達が横浜スタジアムで体験することで、野球界全体が盛り上がれば最高だ。夏の思い出を、勝利と共に子ども達に届けて欲しい。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年07月19日 17時20分
「セ・リーグではかなり打つ」DeNAラミレス監督、移籍後初ヒーローの伊藤光に太鼓判
横浜DeNA 7-2 東京ヤクルト▽18日 横浜スタジアム 観衆 28,937人※14回戦 DeNA5勝9敗「きょうの試合は100%の試合だった」 試合後、DeNAのラミレス監督は満足気な表情で、オールスターを挟んで4連敗中だったチームの久々の勝利を最大限に評価した。 試合はヤクルト先発の原樹理から初回に、梶谷隆幸と新外国人ソトの連続二塁打で先制。その後、打線は5回の桑原将志の中前打以外、沈黙するが、ヤクルトが5回で87球を投じた原を降板。すると、ベイスターズ打線は2番手の星知弥から、先頭のソトと筒香嘉智が連続ホームラン。宮崎敏郎が四球を選ぶと、倉本寿彦が二塁打を放ったところで、ヤクルトは星が1アウトも取れないまま3番手の大下佑馬に交代。そこで、オリックスからトレードで移籍した伊藤光が移籍後初タイムリーとなるライトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打、さらに、ウィーランドが送って伊藤を三塁に進めると、スタメン起用された石川雄洋が大きな犠牲フライを放ち、この回一挙に5得点。次の回、バレンティンにリーグ単独トップとなる21号ソロホームランを打たれると、その裏には筒香が2打席連続となる21号ソロホームランをスタンドへ叩き込み、再びトップタイに並んで、筒香は5年連続の20本塁打達成となった。 投げてはウィーランドが8回を124球、5安打、9三振、1失点の好投を見せて快勝。4勝目(5敗)を挙げている。 「イトーとは試合前に初めて話したけど、試合では投げたい球のサインを出してくれた。素晴らしいリードだった」 ヒーローインタビューで伊藤を横にしたウィーランドは笑顔で初めてバッテリーを組んだ伊藤のリードを絶賛した。ラミレス監督も「(ウィーランドと伊藤のバッテリーは)非常にいいコンビネーション」と評価した上で、「ヤクルト打線が困惑していた。まだ、新しい引き出しを出してくれると思う」と今後の試合への期待もにじませていた。 16日の後半戦初戦からスタメンマスクを被り、テンポのいいリードと、バッティングが評価されていたが、伊藤はキャッチャーとして勝てないもどかしさがあったという。初のヒーローインタビューでも「スタメンを任されているのに連敗してしまって、きょうはホッとしました」と素直な気持ちを述べている。囲み会見でも「不安が抜けました」と安堵の表情を浮かべて、初めて「I❤︎(LOVE)YOKOHAMA」と叫んで、ヒーローインタビューを締めたことに関しては「まだ、あまりわかってないんですよね」と照れ笑い。最後は「ありがとうございました」と報道陣に一礼してからロッカールームに入っていった。 「まだ3試合スタメンをやっただけで、正捕手とはならない」。このまま伊藤が正捕手になる可能性について質問が飛ぶと、指揮官はこのように釘を刺したが、「バッティング面はセンスがあるし、セ・リーグではかなり打つと思う。リードに関してもウチにいるキャッチャーとは違う側面を持っている」と話し、先発ローテーションが一巡するまでは伊藤を起用し、きょうのウィーランドのように相性が良い投手とバッテリーを組んでいくことになりそうだ。しかし、バッティングで結果を出し続ければ、正捕手候補一番手になる可能性は高いだけに、伊藤はスタメン起用されている間に攻守に渡って結果を出し続けることで、正捕手を狙うのがいちばんの近道となるが、伊藤と正捕手を争っている戸柱恭孝、嶺井博希も猛暑の中、目の色を変えて練習に励んでいただけに、今後の3人による正捕手争いも注目だ。取材・文・写真 / どら増田
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ゼロワンMAX 田中将斗が至宝を懸け、新日本プロレス中西学を挑発
2008年03月24日 15時00分
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新日本プロレス チャンピオン中邑、棚橋に警戒感
2008年03月24日 15時00分
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新日本プロレス 天山IWGPタッグ奪取へ猛デモ
2008年03月24日 15時00分
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2008年03月22日 15時00分
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新日本プロレス レジェンド3人がそろい踏みで大暴れ
2008年03月22日 15時00分
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ハッスル ジャイアント・バボがハッスル追放へ
2008年03月22日 15時00分
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ゼロワンMAX 大谷晋二郎社長が厳命。対新日本プロレスは真壁刀義を狙え!
2008年03月22日 15時00分
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スポーツ
大リーグ 25日の凱旋試合を前に、レッドソックス松坂大輔に追い風
2008年03月22日 15時00分
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スポーツ
ハッスル グレたボノちゃんがオヤジ狩り宣言!?
2008年03月21日 15時00分
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スポーツ
ハッスル 川田とのシングル戦を熱望するHGに、地獄の試練が与えられた
2008年03月21日 15時00分
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スポーツ
ドラディション 絶好調・藤波がついに幻の技を解禁か!?
2008年03月21日 15時00分
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スポーツ
ドラゴンゲート アウエー戦を制したKENTAがノアジュニア完全制覇を宣言
2008年03月21日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 中邑真輔が蝶野正洋に逆査定宣告
2008年03月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 第二陣にヒクソン・グレイシーを超える大物参戦決定。ホジャーが新たな神話の扉を開ける
2008年03月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 中尾“KISS”芳広の参戦が決定。吉田秀彦、藤田和之にケンカ状を叩きつけた
2008年03月19日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 渕正信取締役がチャンピオン・カーニバルを予想。本命に佐々木健介、キーマンに諏訪魔を指名
2008年03月19日 15時00分
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スポーツ
パンクラス 引退表明から一転、リング復帰する金原弘光。決意の影には長渕剛
2008年03月19日 15時00分
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スポーツ
ハッスル ボノちゃん崖っぷち。大阪で公開処刑!?
2008年03月18日 15時00分
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スポーツ
ハッスル 川田利明が歌でも勝利。魅惑の腰フリダンスを披露
2008年03月18日 15時00分