いよいよあす9日に開幕するMAXを控え、魔裟斗との対戦に挑む元ボクシング世界王者のカラコダが会見。対戦決定後にカリスマから「ボクシング世界王者といっても日本王者級」「パンチで倒されることはない」などと挑発されたことに嫌悪感を露わにした。
まずは「オレは元WBAインターコンチネンタルの王者とか、1つ階級が上のボクサーともやってきてるんだよ」と反論した上で「まあ、彼はそうやって暗示を掛けないと怖いんだろ」とニヤリ。さらには「魔裟斗にも弱点はあるから、それをわからせてやるよ」と反逆ののろしをあげた。
カリスマ節に相当おかんむりのカラコダ。ただ単に勝利するだけではなく、過激なKO劇を描いている。昨年2月に入籍したタレント矢沢心と20日に披露宴を予定している魔裟斗にあえて「残念ながら顔をグチャグチャにしてやる」と非情な顔面崩壊を宣告してみせるふてぶてしさだ。
一方、この日の魔裟斗は悪天候により飛行機が遅れたため、決戦の地・広島入りに3時間遅れで到着。会見では「別に普通です。遅れたからって体調とか悪くもないッスよ」と淡々と受け答えしていた。
「マサトは顔面から血が出る」。そう吐き捨てると不敵なメッセージを放ったカラコダは不気味な笑みを浮かべて去っていった。