スポーツ
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スポーツ 2018年07月13日 17時20分
巨人からFA離脱者?澤村の意味シン発言の真相
巨人といえば、フリーエージェント取得選手を“強奪”するイメージが強い。過去、他球団への移籍を選択した巨人選手もいたが、大半は残留前提で交渉に入る。しかし、今オフはその残留交渉が長引きそうなのだ。 澤村拓一投手(30)が国内FA権を取得したのは、7月6日に逆上る。出場選手登録日数が7年に到達し、記者団に囲まれたのだが、そのコメントが「残留」と「移籍の含み」、どちらとも解釈できるのだ。「シーズン中なので、チームを優勝させることしか考えていない。シーズンが終わってから考えます」 澤村は前任の原辰徳氏、高橋監督、歴代投手コーチ、裏方スタッフに感謝の気持ちも伝えていた。しかし、シーズンが終わってから「何を考える」つもりなのか…。「一般論と考えるなら、澤村のコメントは、権利行使しての移籍も視野にあるという意味ですよね。言葉が足らなかった、真意がメディアに伝わっていないのであれば、補足なり、訂正も出すんですが…」(ベテラン記者) 入団の経緯を考えると、澤村が他球団に移籍することはまず考えにくい。2010年の1位指名選手であり、同年のドラフト会議といえば、斎藤佑樹(現・日本ハム)に注目が集まっていた。早大同級生の大石達也(現・西武)、福井優也(現・広島)も1位候補として騒がれていた。巨人は堅実に「澤村がナンバー1」と評価し、当時の澤村の周辺からは「巨人以外なら米球界挑戦」といった話も出ていた。相思相愛での入団、また、リリーフ転向も原前監督と話し合った末のことであり、本人が納得していないということはないだろう。「巨人のクローザーはカミネロです。今は一軍登録を外されていますが、『最後はカミネロにつなぐ』という継投が基本線となっていて、マシソン、澤村、上原らで8回までを構成する段取りです」(プロ野球解説者) 澤村がリリーフに転向したのは15年シーズン。16年はセーブ王のタイトルも獲得したが、そのタイトルを奪取したシーズンオフにカミネロの獲得が決まった。新任の高橋監督が「クローザー・澤村」に一抹の不安があったためだが、故障復帰した今季も澤村はクローザーではなく、「セットアッパーの一人」ということになっている。 現時点では想像にすぎないが、セットアッパーとしての評価に不満を持っているのではないだろうか。 リリーフの経験を持つプロ野球解説者がこう言う。「セットアッパーとクローザーは、同じ救援投手でも全然違います。まず、クローザーは勝ちゲームでしか肩を作らない。それに対し、セットアッパーは勝敗に関係なく、毎日肩を作らなければなりません。先発投手がピンチになったら、試合序盤でも準備しなければならないし、準備しても、『やっぱり、先発投手を続投させるから』と首脳陣が判断すれば、それでおしまい。1試合で3、4回も登板準備をするなんてザラですから」 登板準備の緊張感、体力面、肩の消耗を考えると、セットアッパーがいちばんツライというわけだ。 巨人OBの一人がこう続ける。「巨人のクローザーってのは、精神的にも辛いんです。ナンヤカンヤ言っても、東京ドームには4万人以上が詰めかけますし、その緊張感はハンパではありません。巨人のクローザーが長持ちしないのはそのせいですよ」 澤村がクローザー転向を打診された経緯だが、150キロを越える速球とフォークボールの決め球を持っていたこと。当時を知る関係者によれば、原前監督の打診を快諾したとのことだが、セットアッパーに“格落ち”し、肩を消耗する毎日となってしまった。「目下、巨人は頼れる先発投手の頭数が少ない。澤村の先発再転向も囁かれています」(前出・ベテラン記者) 高橋監督が澤村を頼りに思っているのなら、トコトン話し合う必要も出てきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月13日 06時20分
グラウンドでファンが綱引き対決!オールスター初戦はオリックスの企画・演出力に注目
プロ野球は前半戦も終わり、12日にフレッシュオールスターゲームが弘前市運動公園 はるか夢球場で、13日と14日にはオールスターゲームが京セラドーム大阪と、熊本の藤崎台県営野球場でそれぞれ開催される。 13日の京セラドームのホスト球団はオリックスが務める。京セラでオールスターが開催されるのは6年ぶりで、前回はスタメン発表時に全球団のPVを使用したり、甲子園のウグイス嬢を起用、『リアルオールスター』をコンセプトにして話題となった。 今回は2014年から力を入れているオリックスの企画や演出を、グラウンド内外でオールスターバージョンにアレンジして行う。グラウンド内では、『Bsオリ姫&Bsオリ達デー』で好評だった対決シリーズが復活!3回裏終了時には、セパ対抗!3番勝負「1回戦 どっちが踊れるねん?!パフォーマンス対決〜12球団マスコット編〜」として、お題曲の中で、バック転で技術点を狙っても良し、仲良しアピールで構成点を狙っても良しというルールの中、マスコット達がパフォーマンス対決。4回裏終了時には、セパ対抗!3番勝負「2回戦 どっちが早いねん?!自転車レース対決〜12球団チア編〜」として、12球団チアリーダー・ダンスチーム・ホームランガールによる自転車レース対決を行う。このレースにはいろいろな仕掛けも仕込まれているようで、爆笑必至の企画だ。そして、5回裏終了時には、セパ対抗!3番勝負「最終戦 どっちが強いねん?!綱引き対決〜12球団ファン編〜」として、12球団ファンによる綱引き対決を行う。セ・チーム、パ・チームそれぞれ抽選で各20名様の参加者を当日募集し、各球団のユニフォームやTシャツを着用したファンがオールスターの試合中のグラウンドに降りて、綱引き対決を行うという前代未聞の企画だ。綱引き対決は過去に広島戦、DeNA戦などで行われており、かなり盛り上がっていた。 交流戦で話題となっていた交流戦グルメも全球団に拡大。人気のヘルメットメニューは全球団のヘルメットを揃えた。また、オリックス戦で評判が高い選手プロデュースメニュー『オリごはん』の販売も決定。グッズも大阪限定のオールスターグッズを製作するなど、力の入れ方が半端ない。 そして、オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットBsGirlsは、オールスターをイメージして12球団のスペシャルコラボパフォーマンスが実現できるよう、新曲「HERO」を書き下ろし、リーダーのCHALが作詞。プライベートでもオリックスを応援しに札幌から福岡まで遠征してしまうほど、プロ野球ファンでもあるCHALは「日本プロ野球界の全スターが参加するオールスターゲームには、私たちの憧れの存在であるプロ野球選手たち(HERO)が集結します。次世代まで受け継がれてほしいという想いが込められています」とコメント。選手だけではなく、チアやマスコットが集結するのもオールスターの醍醐味なだけに、“歌える”BsGirlsをフルメンバーで起用できるのは大きい。オリックス名物の場外ステージBsStageでもいろんな企画が行われる(入場無料)ので、チケットを入手出来なかったファンはBsStageを観覧するだけでも贅沢な時間を過ごせるだろう。 球団関係者は「オールスターでウチが普段からやっているサービスを知ってもらって、後半戦、観に来ていただければ」とオールスター後の動員に期待を寄せていた。あとはホームランダービーに出場する吉田正尚をはじめ、増井浩俊、山本由伸、アルバース、そしてプラスワンで選出された安達了一のオリックス勢が活躍すれば言うことはない。 テレビでどこまで伝わるのかは未知数だが、京セラでオリックス主催試合を観戦したことがあるファンには(ホーム、ビジターにかかわらず)一味違った楽しみ方ができると思う。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年07月12日 20時30分
WWE東京公演後のスーパースターはどうなった?中邑真輔が復帰!ヒデオ・イタミは?
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間11日、主力ブランドのスマックダウンをニューハンプシャー州マンチェスターで開催した。スマックダウン所属のスーパースターの多くは先日開催した東京公演に出場したばかり。闘いは既に日本時間16日の次回PPV『エクストリーム・ルールズ』に向けて動き始めている。 警察犬に噛まれ足を負傷し、東京公演を含めた先月末から試合を欠場していた中邑真輔が、仕切り直しとばかりにAJスタイルズとの復帰戦を行った。テレビ実況席にルセフとエイデン・イングリッシュが陣取りゲスト解説を務める中、中邑はAJと欠場のブランクを全く感じさせない攻防を展開。これを東京公演で見られなかったのは本当に残念でならない。 しかし、場外でルセフが背後からAJを攻撃。試合は中邑の反則負けとなってしまう。結果をよそに、ルセフはAJを羽交い締めにして、中邑に攻撃を促した。そこへジェフ・ハーディが登場。ジェフは2人を蹴散らしAJを救出した。するとペイジGMが次回PPV『エクストリーム・ルールズ』で対戦するチャンピオンのAJとジェフを組ませて、チャレンジャーの中邑とルセフを組ませたタッグマッチを行うと電撃発表した。 試合はジェフがルセフにツイスト・オブ・フェイトを決めると、コーナートップからスワントーン・ボムを狙った。しかし、中邑がジェフを妨害してリングに落とすと、その隙にルセフがマチカキックを叩き込んで3カウント。前哨戦はチャレンジャータッグが快勝した。中邑の標的はこれで完全にAJからジェフのUSヘビー級王座に切り替わったと言えるだろう。 東京公演では反則勝ちを収めるも、反則裁定ではタイトルが移動しないというルールにやられたアスカ。次回PPV『エクストリーム・ルールズ』でもカーメラとの女子王座戦が決定しているが、カーメラの手下である男子レスラー、ジェームス・エルズワースとランバージャックマッチ(場外に落ちたらセコンドがリングに戻すルール)に挑んだ。8人の女子スーパースターがリングを取り囲む中で「俺はアスカと闘う準備ができている」と意気込むエルズワースだったが、アスカと向かい合うなり、すぐに場外に逃亡した。 さらに、度重なる逃亡劇に疲れたのか、エルズワースを捕まえるはずの女子スーパースターたち同士が衝突してしまい乱闘に。その隙を突いてカーメラが隠し持っていたスプレーをエルズワースに手渡すが、アスカはソバットからアスカロックでエルズワースを捕まえると、タップを奪って快勝した。 これには場内が凄まじい盛り上がりに。しかし、アスカは試合後、エルズワースにスプレーを吹きかけられると、カーメラからスーパーキックを食らってダウン。カーメラはベルトを高らかに掲げてタイトルマッチの勝利を予告した。 205 Liveでは東京公演で格上のヘビー級スーパースターを相手にシングルで2連勝したヒデオ・イタミがクルーザー級王座戦に挑んだ。「あいつは俺をリスペクトしていない」を決め台詞にいよいよ王者セドリック・アレクサンダーまでたどり着いたヒデオは、得意の打撃でアレクサンダーを攻め立てたが、アレクサンダーのアッパー、さらに立体攻撃を決められて一時は劣勢になってしまう。 スチール階段で串刺しドロップキックを炸裂させ、形勢逆転したヒデオだったが、これを返されると、さらに裏拳2発からラッシュを仕掛けるが、最後はアレクサンダーにランバーチェックを決められてスリーカウント。東京公演の勢いをタイトル戦に生かすことはできなかった。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年07月12日 18時00分
『旭大星』の挙式で招待客も号泣した“亡き母”からのメッセージ
名古屋場所前、巡業がない6月の大相撲界は、毎年、力士たちの結婚シーズンだ。文字通りのジューンブライド。今年も先場所、新入幕で10勝して敢闘賞を受賞した旭大星をはじめ、妙義龍、青狼らが心のこもった華燭の典を挙げた。 中でも、招待者も思わずもらい泣きしたのが旭大星。旭大星は中学2年生の時に、まだ36歳だった母の真由美さんをがんのために亡くしている。その真由美さんが生前、こっそり息子の結婚式のために書き残しておいたという、 「拓也(旭大星の本名)、結婚おめでとう。この手紙が読まれる時、お母さんは天国に行っていると思います(後略)」 そんな書き出しの一文が披露宴で読み上げられると、この手紙の存在すら知らなかった旭大星は大泣き。 「(母のことを)いろいろ思い出して、泣くのをこらえても涙がこみあげてきた」 そう言って、新妻の芳恵さんから借りたハンカチで何度も涙を拭いた。 もう一つ、まだ挙式などの日程は決まっていないが、6月末に明らかになり、ファンを驚かせたのが歌のうまさでも定評のあるイケメン力士、勢と女子プロゴルファー、比嘉真美子の婚約だ。2人の出会いは3年前。相撲好きだった比嘉さんが相撲見物に訪れたのがきっかけで知り合い、去年、勢がプロポーズ。すでに東京都文京区の伊勢ノ海部屋近くにマンションを借り、一緒に生活を始めている。 勢はケガに苦しめられることも多かったが、春場所は11勝、先場所も連続して勝ち越すなど、このところ上り調子。比嘉も交際をスタートさせて以降、好成績が続き、今シーズンはすでに1勝し、獲得賞金額は第3位の5989万円あまり。 「お互いに刺激し合う、とてもいい関係。比嘉が優勝した時など、うれしい反面、クソッという悔しさもありますから。これからも同じアスリートとして高めていければいいかなと思います」 勢は、そう話している。 結婚後も、比嘉は「やれるところまでやり抜きたい」と現役続行を希望する。力士の妻といえば、裏で夫を支えるのが普通。こんな“共働き夫婦”は極めて珍しい。女子プロゴルファーの先輩で益荒雄(現阿武松親方)と結婚した奥村久子も、やはり結婚後は部屋に入った。 「私の持っている力をすべて使って、彼を支えていきたい」と語った比嘉。 愛の“勢”いが、関取を支える。
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スポーツ 2018年07月12日 17時40分
オリックス担当記者が分析、連敗のまま前半戦終了の山岡泰輔「後半戦は巻き返します」
オリックス・バファローズが4年ぶりに前半戦を5割以上の貯金「2」、3位タイのAクラスで折り返した。先発ピッチャーで完投が1度もなく、吉田正尚を除く主砲は打率が2割台前半と低迷する中、吉田一将、山本由伸、増井浩俊ら12球団ナンバーワンを誇るリリーフ陣の頑張りが、今年のオリックスを大きく支えている。▼7月3日〜11日 オリックス戦績【対 千葉ロッテ 京セラドーム大阪】7月3日△アルバース 2-2 石川歩△※延長12回7月4日○山本由伸(先発は金子千尋) 4-2 益田直也●(先発は有吉優樹)7月5日●山岡泰輔 2-5 唐川侑己○【対 福岡ソフトバンク ほっともっとフィールド神戸】7月7日雨天中止【対 福岡ソフトバンク 京セラドーム大阪】7月8日●西勇輝 0-8 バンデンハーク○【対 東北楽天 山形きらやかスタジアム】7月10日●山本由伸(先発はアルバース) 2-3 高梨雄平○(先発は美馬学)【対 東北楽天 楽天生命パーク宮城】7月11日○金子千尋 8-3 辛島航●※80試合39勝37敗4分のパ・リーグ3位。首位・西武と6.5ゲーム差。 「前半戦は勝率5割でいいと思っていた」 福良淳一監督は前半戦の総括でそう語ると、「チームはいい位置にいると思う。投手陣のうち終盤のリリーフは頑張ってくれたが、打線が誤算だった。後半戦は助っ人の2人(ロメロとマレーロ)に頑張ってもらいたい」と続け、野手陣…特に外国人の主砲2人に奮起を促していた。 中継ぎ陣では吉田一が40試合登板の防御率1.73、“オリの神童”山本が35試合登板の防御率1.29、“新守護神”増井が38試合登板で防御率1.56の好成績。山本はホールドとHPで、増井はセーブでリーグトップを走っている。昨年セットアッパーとして活躍した近藤大亮も33試合、黒木優太も31試合に登板しており、後半戦や来季に向けた疲労が心配されるところ。 先発陣では新外国人左腕のアルバースが9勝1敗の好成績でオールスターにも山本とともに監督推薦で選ばれた。(その他、増井、吉田正がファン投票で、安達了一がプラスワン投票で選出)これにルーキーの田嶋大樹が6勝、開幕投手を務めた西勇輝が5勝、エース金子千尋が4勝で続く。開幕から先発ローテを守っている中で不安なのは1勝5敗のディクソンと、シーズン前に自ら「今年は二桁以上勝ちます」と明言していた2勝8敗で、4月22日を最後に勝ちがなく連敗が続いている山岡泰輔である。 前半戦、最後の登板となった5日の千葉ロッテ戦(京セラD)の山岡の姿を見て、気になったファンは多かったのではないだろうか。髪を刈り上げ、キャンプから貫いて来た明るい髪の色もおとなしくなっていたのだ。この試合も敗れてしまうのだが、これは新たな決意の表れか?本人に直接聞いてみた。 「いや、予定通りです。夏は短くすると決めてたし、髪の色も黒じゃないんですよ!」 本人にも伝えたが、正直、安心したというのが素直な感想。さらに、山岡は「勝ち負けでブレることはないので大丈夫です。後半戦はしっかり巻き返しますよ」と話をしてから笑顔でロッカールームに戻っていった。髪の色に関して言うと、後半戦が始まる頃には、またいい感じの色に変化しているのではないだろうか。山岡のチームに対する思いは本当に熱い。また考え方もユニークで、やることの全てが理にかなっている。なだけに、自分自身が6つもの借金を抱えているもどかしさは、前半戦が終わるまで払拭できなかった。前半戦終盤にリフレッシュさせる意味も込めて登録を抹消した田嶋や黒木とともに、山岡も一度リセットした状態で後半戦を迎えてくれるはずだ。 山岡がシーズン前に掲げたいくつかの目標をひとつでも多く達成すれば、チームは優勝の現実味を帯びてくる。もちろんそれには打線…特に大砲の奮起も不可欠となる。新戦力も入って来る後半戦はスタートダッシュに成功したい。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年07月12日 17時30分
【DeNA】前半戦終了!“借金4”でもポジれるベイスターズ!
☆2年振りに届かなかった勝率5割 東京ドーム、甲子園と敵地での戦いを3勝1敗で勝ち越し、オールスター前最後の横浜スタジアムでの中日3連戦。初戦を幸先良く勝利し4連勝。あと2つ取れれば、勝率5割で前半を終える事ができたのだが、10日は空中戦で打ち負け、11日はチャンスにあと1本が出ず惜敗。結局借金4で前半戦を終えた。☆開幕前から続いた誤算 今年は開幕前から投手陣に怪我人が続出した。更にオープン戦も雨や季節外れの雪に祟られ中止が多く、投手陣のローテーションテストもままならず、野手陣は人工芝の張替等のリニューアルされた横浜スタジアムでの実戦練習が不足した。開幕後も昨年の不動の1番センター桑原将志と、9番の倉本寿彦が不調で、猫の目打線で挑まざるを得なくなり、遂にはホセ・ロペスも肉離れで戦線離脱。一時期は主砲・筒香嘉智までが背中の違和感でスタメン落ちもあった。☆逆襲の後半戦へ これだけ誤算が続いたのも関わらず、4位ながらも2位ジャイアンツまで1.5ゲーム差。広島以外は全チーム借金という、2位以下は大混戦のセ・リーグの中でなんとか踏ん張っている印象だ。しかもベイスターズは、後半戦に向けての好材料が増えてきているのだ。 まずは先発投手陣が整備されてきた。今永昇太は6月28日に二軍から戻って来ると、3戦とも好投を続けている。エディソン・バリオスも6月13日に一軍復帰後は、勝ち星には恵まれていないものの、途中までノーヒットノーランを2試合続けるなど5戦とも好投している。そして、中継ぎで結果の出なかった井納翔一が7月8日先発に復帰すると、5回2/3を無失点で勝利投手になった。前半戦エースの働きを見せた、スーパールーキー東克樹は、一昨年の今永、昨年の浜口の戦線離脱を教訓にリフレッシュ休暇を与えられ、後半戦に向けて英気を養っている。ハマの二刀流ジョー・ウィーランドも10日の中日戦では大荒れだったが、その前の東京ドームでは勝ち星を挙げている。外国人枠の問題もあるが、イニングを投げられる役者が戻ってくれば、前半フル回転のリリーフ陣もいいコンディションで登板でき、サイクルも好転してくる。彼らの他にも、昨年の2桁勝利投手浜口遥大や、チャンスをもらっていた若手3人衆の飯塚悟史、平良拳太郎、京山将弥だって控えている。苦しかった台所事情のおかげで、若手が一回り大きくなるきっかけとなったと捉える事もできるのではないか。 打撃陣は何といってもホセ・ロペスに復帰のめどが立ったことが大きい。梶谷隆幸もファームでサヨナラホームランを放つなど、こちらも復帰に秒読み態勢だ。悩まされ続けていたリードオフマン問題も、「夏男」桑原がここにきて大爆発したことで一応の解決をみた。打って走って守っての本来の活躍が期待できそうだ。1番とクリーンアップがしっかり機能すれば、昨年のような攻撃が期待できる。投手陣と同じく経験を積んだ、神里和毅、佐野恵太、山下幸輝、柴田竜拓、楠本泰史、中川大志らのレベルアップも感じられる。 7月になってトレードで伊藤光と赤間謙を、アメリカで奮闘していた中後悠平も獲得した。特に伊藤のオフェンス力は、現状戦力に無いものを持っている。中継ぎ強化も重要なポイントだった。彼らが思惑通りに活躍してくれれば、相当な戦力アップになる。 金曜日からはオールスター戦。ネガティブなことは考えず、ポジティブな要素だけをインプットし、後半戦の快進撃に夢を馳せてみようではないか。\横浜優勝/取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年07月12日 17時20分
「先見の明がすごい」クロアチアの躍進を予想したDeNA・嶺井博希にネット民は感嘆
12日午前3時(日本時間)に行われたロシアW杯準決勝クロアチア対イングランド。120分の熱闘を制して決勝の舞台へ駒を進めたのは、初優勝を目指すクロアチアであった。 試合開始早々の前半5分、イングランドDFトリッピアーにFKを決められ先制を許したクロアチア。しかし後半23分、FWペリシッチがクロスボールに合わせ試合は振り出しに。90分では決着が着かず延長戦に突入した。 すると延長後半4分、クロスボールの競り合いのこぼれ球にFWマンジュキッチが反応し、そのまま左足を一閃。土壇場で勝ち越しに成功したクロアチアは2‐1で試合を制し、同国史上初の決勝進出を果たすこととなった。 決勝トーナメント1回戦(対デンマーク)から数えて、3試合連続となった延長戦を見事に戦い切ったクロアチアイレブン。その勇姿に胸を打たれた人は多いようで、ツイッターのトレンドランキングには、「クロアチア」という単語が1位にランクイン。初優勝を飾ってほしいという声も数多く挙がっている。決勝の相手は20年ぶりの優勝を狙う強豪フランスだが、この勢いがあれば勝機も十分にあるだろう。 一方、今回のクロアチアの勝利によって、にわかに脚光を浴びているプロ野球選手がいる。それがDeNA所属の捕手嶺井博希。実は、インターネットテレビ局「AbemaTV」が実施したアンケートで、嶺井は「練習試合の感じが◎」という理由でクロアチアのW杯優勝を予想している。もちろん、このアンケートが実施されたのは大会開幕前の話だ。 クロアチアがあと1つ勝利を収めたら、その予想が完全的中することになる嶺井。この一件を受けたネット民からは「先見の明がすごい」、「ここまで来たら当たってほしいわ」、「識者でもなかなか優勝国は当てづらいのに」、「嶺井は一体何者なんだ…」といった感嘆の声が挙がっている。 日本時間15日の深夜(日付上は16日午前0時)にキックオフを迎える今大会の決勝戦。果たして嶺井の予想通りに、クロアチアは悲願の初優勝を成し遂げることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月12日 17時10分
注目は清宮と投手陣?次代の若手が集うプロ野球フレッシュオールスター
7月13日(京セラドーム大阪)、14日(リブワーク藤崎台球場)に行われる予定のプロ野球オールスターゲーム。この球宴に先立ち12日に行われるのが、ファームの選手たちが一堂に会するフレッシュオールスターゲームだ。 “一流選手への登竜門”と称されることもあるフレッシュオールスター。過去にはイチロー(1992年・当時の登録名は鈴木一朗)や里崎智也(2001年)、現役では青木宣親(2004年)、中田翔(2009年)、岡本和真(2016年)といった選手たちがMVPを受賞し、その後の飛躍を果たしている。 今年も各球団から、次代の若手が数多く選出されているフレッシュオールスター。気になるMVP候補だが、その最右翼はやはり清宮幸太郎(日本ハム)。1軍では23試合の出場で打率.174・1本塁打・2打点と苦しんでいるが、2軍では39試合の出場で打率.226・15本塁打・36打点という出色の成績を残している。持ち前の長打力でMVPを獲得し、その才能が本物だということを証明したいところだろう。 既に「3番・指名打者」で先発することが発表されており、初回の打席からその一挙手一投足が注目を集めると思われる清宮。ただ、今回のフレッシュオールスターでは、清宮以外にも注目してもらいたいポイントがある。それは、両軍合わせて17名が選出されている投手陣だ。 実は、21世紀に入った2001年から昨年までフレッシュオールスターにおいて、投手がMVPを獲得した年というのはただの1つもない。2000年に受賞した河内貴哉(元広島)が、現時点での最後の受賞者だ。 ちなみに、1963年の第1回からみても、MVP獲得選手は野手が47名、投手が6名と大きく差が開いている。他の投手との兼ね合いもあり、野手に比べて出場機会が短くなりがちということが、MVP獲得への高い障壁となっているのかもしれない。 下馬評通りに清宮が受賞するのか、それとも21世紀初となるMVP投手が誕生するのか。注目の一戦は12日午後6時から、弘前市運動公園・はるか夢球場(青森)で行われる予定となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月12日 06時40分
清宮「二軍再降格」に隠された日ハムの新・内野布陣
福岡ソフトバンクホークスとの一戦を快勝した北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督(57)が断言した。清宮幸太郎(19)は後半戦、二軍スタートになる、と。今回の一軍昇格は「期間限定」だった。オールスターゲーム前のため、登板機会のなくなる投手を登録から外した。その「空き枠」を教育の一環で清宮に与えたのである。しかし、今回の2試合3打席の一軍経験は、来季の展望、早ければ後半戦途中からの「新布陣」を予感させた。「清宮を一軍に定着させられないのは、一塁の中田、左翼の近藤、指名打者のアルシアが好調だからです。スタメンで使えないのなら、二軍で実戦経験を積ませたほうがいいとの判断が日ハム内にはあるようです」(スポーツ紙記者) 栗山監督はこうも語っていた。「はっきり(課題が)見えてきた。やるべきことをやる時期」と。2日目のこの日(10日)は八回に代打で出場し、一ゴロ、2打席目の九回は四球だった。清宮は2日目のほうがボールもよく見えていたと話していた。栗山監督の言う、「課題」とは何なのか――。「守備、走塁ということでしょうね。今の守備能力では一軍のレギュラー陣とは競争できません」(プロ野球解説者) しかし、清宮は将来の主砲候補だ。打撃センスはともかく、守備、走塁に弱点を持つ選手であることはドラフト指名前から分かっていたこと。それでも守備、走塁のレベルアップがなければ一軍定着はないとするならば、「できないことをやれ」と言っているようにも聞こえる。いや、それとも、「新人だから守備、走塁は大目に見てやる」という次元ではなく、レギュラーを狙うレベルに来たから、「これからは容赦しないよ」という意味なのか…。後者だとすれば、清宮が一軍でレギュラーポジションを掴むには、乗り越えなければならない必須事項ということになる。しかし、こんな見方もされていた。「栗山監督はオフの補強まで見越しているのではないかと思います。今オフ、日ハムが取り組むべき課題は、中田翔のこと、そして、レアードです」(前出・同) 正三塁手のブランドン・レアード(30)は昨季までに3年連続30本塁打をマークした主砲だ。但し、16年オフに2年の残留契約を交わしたが、推定年俸は2億5000万円。出来高を含めれば2年間で最高6億円という破格契約となっている。今季もここまで16本塁打を放っているが、打率は2割3分1厘。打率、出塁率はもともと高くなかったが、改めて残留契約を交わすとなれば、昇給はもちろん、3年以上の複数年契約を求めてくる。「レアードは来季32歳、メジャーに帰還する意志があるとすれば、ラストチャンス。日ハムで現役生活を終えるか、もう一度メジャーに挑戦するかを選択する最後の機会となるでしょう」(球界関係者) レアードは親日家でもあり、残留を前提に交渉をスタートさせるだろう。しかし、日ハムのチーム総年俸は15億2388万円(選手会発表)であり、ここに外国人選手の年俸を加えても23億円台とされている。日本人選手だけの15億円台の総年俸だが、これは12球団でもっとも安い。特定の外国人選手に3億円以上を保証するとは思えないのだ。 つまり、栗山監督の「課題が見えてきた」発言は、来季正三塁手を喪失した後のレギュラー争いの話も含んでいたのではないか、と…。仮に中田が今オフもFA権を行使しないとなれば、三塁経験者の中田、清宮のどちらかをコンバートしてくるのではないだろうか。「日ハムは今のところ優勝戦線を争っていますが、昨季はBクラスが確定するなり、外国人選手を放出するなど次年度に備えました。後半戦の日ハムが失速するようなことになれば、守備位置を動かしてくるのではないか」(前出・同) 余談だが、外国人選手の補強で失敗しまくっている阪神が、渉外担当者に「こういうのが欲しいんだよ」と“おねだり”している選手がいる。レアードだ。清宮の奮闘次第では、オフは大波乱になるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月11日 19時00分
香川真司、W杯直前にカズ宅を訪問した理由は? 『いつか監督として…』求める声多数
W杯ロシア大会を終えた日本代表は、現在それぞれ束の間の休息期間に入っている。そんな中、香川真司選手が所属するブンデスリーガ・ボルシア・ドルトムントの地元人気サイト『BVB Buzz』は、今大会での香川のパフォーマンスを高く評価。同チームの新シーズンでの活躍にも期待が寄せられているようだ。 香川といえば、W杯直前にプロサッカー選手である三浦知良のもとを訪れていたことでも話題となった。三浦の妻・三浦りさ子のブログによると、三浦は香川を“ヤンチャな弟”のように可愛がっているという。公開された三浦と香川のツーショット写真には、喜びのコメントがあがった。 同時に、同ブログで明かされた三浦のエピソードに注目した人も多い。三浦は、今大会の代表メンバー発表の際『また俺は落選だ!』と冗談交じりに話していた、というのだ。それを知ったファンは「毎回、本気でカズを(日本代表に)選べと思ってます」「カズの日本代表招集、待ち続けてます」「将来的にはカズに日本代表の監督をやってほしい」と次々にコメント。“キング・カズ”という愛称の通り、今なおサッカーファンにとって三浦の存在は大きいということだろうか。「三浦は、日本が初めてW杯出場を決めた1998年、岡田武史監督によって日本代表メンバーから外されました。当時、エースとして日本のサッカー界を引っ張っていた選手だっただけに、その発表は衝撃的なものでしたね。20年経った今でも、岡田監督の決断は正しかったのか、話題になるほどです。あの時の悔しさを、三浦本人はもちろんですが、ファンも未だに持ち続けているのかもしれません」(スポーツライター) 現在、三浦は横浜FCに所属。同クラブは今年1月に三浦の契約更新を発表している。51歳の今もなお現役選手を貫く三浦に、年齢的な厳しさを指摘する声があがるかと思われたが、実際には「見えないところでどれだけ努力してるんだろう。尊敬する」「監督をするカズも見てみたい」「もはやカズという存在に価値がある」「今年こそJ1に!」と圧倒的に応援派が多数を占めていた。 今大会でも、三浦はFIFAから招待を受け現地ロシアまで観戦に行っている。三浦の存在が、日本代表にとって大きな支えとなったことは言うまでもないだろう。見えないところで選手を支え続ける三浦に、「やっぱりカズがW杯で活躍している姿が見たい」というファンは多い。 “選手として”というのは非現実的のようにも思えるが、“監督として”ならW杯出場も夢ではない。サッカー界のキング・三浦なら、そんなファンの期待にも応えてくれそうだ。記事内の引用について三浦りさ子公式ブログより https://ameblo.jp/miura-risako
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