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ノア GHCヘビー奪取で森嶋戴冠ついに三沢超え

 2日のプロレスリング・ノア日本武道館大会でGHCヘビー級選手権が行われ、挑戦者の森嶋猛が、王者・三沢光晴からベルトを奪取。森嶋は第12代GHCヘビー級王者に輝き、ついに新時代の扉を開いた。しかし、壮絶な試合を戦い抜いた両者は試合後、そろって都内の病院に直行する緊急事態となった。
 新時代の覇者の誕生だ。
 昨年1月の武道館大会以来の挑戦となった森嶋。前回は三沢を病院送りにしながらも勝利を奪うことができなかったが、ROH世界王者として日米を股に掛け、20回の防衛を重ねた経験が森嶋を大きく成長させた。
 試合は時代を切り開こうとする森嶋と時代を守り抜こうとする三沢の意地がぶつかり合った。森嶋がモリシハンマー、裏拳、ラリアートをたたき込めば、三沢も重厚感あふれるエルボーを返す。森嶋がトペ・スイシーダで飛べば、三沢もエルボー・スイシーダ。両者一歩も譲らない展開となった。
 それでも森嶋は三沢がエルボーからローリングエルボーに移行する瞬間を見逃さず、カウンターのラリアートをぶち込むと、最後はバックドロップで三沢を脳天からマットに突き刺し、3カウント奪取。ついに三沢という高い壁を乗り超えた。

 森嶋は試合後、セコンドに抱えられながらリングから去っていく三沢に正座で頭を垂れて一礼した。今まで三沢をシングルで撃破したのは小橋建太、秋山準、力皇猛の3人だけ。「社長に勝つということはノアの歴史を背負うということ」。森嶋は三沢戦初勝利の喜びをかみしめながらも、決意を新たにしていた。
 新王者としての今後について、森嶋は「世界を回って真の意味でグローバルなベルトにする」とマニフェストを掲げた。
 森嶋は「あの経験がなければ、このベルトは取っていない」。森嶋にとって米国はいわば第2の故郷。そんな森嶋に「ROHマットから5月のニューヨーク大会に参戦のオファーが届いています」(仲田龍渉外部長)という。対戦相手、日程、GHC王座防衛戦の可能性など詳細は未定ながら、GHCヘビー級王者、そして、三沢に勝った男として米国に“凱旋”することになりそうだ。
 壮絶な試合を物語るように試合後、森嶋、三沢ともに救急車で都内の病院へと搬送された。西永秀一レフェリーは「意識はあるが、試合中に記憶が飛んだということなので、念のために」と説明。救急車へと乗り込む両者の痛々しい姿が試合の激しさを象徴していた。
 両者病院直行という壮絶な一戦を制し、森嶋がどんな新時代を築くか、今後の活躍に注目が集まる。

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