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マスクが逮捕者の「目元隠し」に使われる傾向 今後何らかの取り決めがなされる可能性も

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東京電力の公式ホームページより

インフルエンザや新型コロナウイルスが流行している現在、「マスク」の意外すぎる使い方が一部で話題になっている。

11月28日、東京電力福島復興本社の男性社員がオークションサイトで歌川国芳の代表作「相馬の古内裏」などの偽物の浮世絵の木版画を本物と偽って出品。120万円で取引した疑いで逮捕される、という事件が発生した。

本事件は、近年の浮世絵ブームの影響もあり多くのニュースメディアで大体的に取り上げられたが、逮捕された男性社員の逮捕時の状況が話題になったのだ。

なんと男性は口と鼻を覆っているはずのマスクをわざと目元まで覆い、自分の顔がマスコミに晒されないようにしていたのである。

現在の感染症対策ではマスク着用はよくある光景であるが、目元まで上げてしまうのは感染症対策の範疇(はんちゅう)を明らかに超えているため、ネットでは「はじめて見るマスクの付け方だ」「マスクの位置が気になって頭に入ってこなかった」「余計に目立ってないか」といった声が相次いでいた。

また、本事件と関係があるかは不明だが、今年12月はじめ愛知県豊田市の職員だった男性が探偵業を営み、手に入れた個人情報を流用していた事件が発生。犯人の男性が連行される際にも目元までマスクをかけて顔を隠す様子が報じられていた。

マスクはあくまで感染症対策であり、着用を法的に制限できないが「目元隠し」は本来の用途を逸脱した使用法であるため今後は何かしらの取り決めが行われる可能性がありそうだ。

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