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愛知県瀬戸市から大阪に移住して毎日来場 “万博おばあちゃん”が大阪・関西万博にかけた費用

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Expo2025 大阪・関西万博の公式Xより

シンクタンクのアジア太平洋研究所が3日に発表した推計によると、大阪・関西万博開催に伴う経済波及効果は3兆541億円だった。2024年1月の試算(2兆7457億円)を3000億円超上回ったという。そんな中、関西万博に毎日通った“万博おばあちゃん”が話題になっている。

公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズ販売も大きく貢献したようで、11日には公式グッズをそろえるポップアップストアが広島駅に期間限定オープンするなど、まだまだミャクミャク人気が続いている。

そんな大阪・関西万博に毎日通い、“万博おばあちゃん”の愛称で知られる山田外美代さんが6日放送の関西テレビ「ウラマヨ!」に出演。これまでトータルで使った費用を明かした。

まずチケット代だが、通期パスは、一度に取れる来場予約が3日までのため、予約の都合で入れない可能性も考慮し、家族3人で通期パスを4枚ずつ購入。さらにゴールデンウィークなど混雑する期間は何度か1日チケットも購入。最終的に家族3人分でチケットの枚数は86枚となり、総額77万円だったという。

「毎日行きたいというのが前提だったので、それに合わせて枚数買った方がいいってことで、息子が組み立てを何回も考えてくれてその枚数になりました」と山田さん。

次に大阪での滞在費。山田さんは普段、愛知県瀬戸市に住んでいるが、万博期間中は大阪に家を借り、夫と息子の3人で居住。引っ越し先の決め手はベランダから大屋根リングが見えることだった。9カ月分の家賃、引っ越し代、保証金などを合わせると約100万円となった。

一方、人気だったミャクミャクなどのグッズ代は約3万円と意外に少なめ。また山田さんはスタッフや来場者により親密になるためにオリジナルバッジ・シールを作ってプレゼントしていたが、その製作費が約40万円。そのほか、家具代や交通費などが66万円。これらをすべてまとめると約286万円だった。

その財力はうらやましい限りだが、直近20年間に行われたすべての万博を訪問したという山田さん。愛知県で開催された愛・地球博(2005年)から通い詰めているので各国の関係者と親しくなり、各国VIPルームに入れてもらうことも当たり前となった。単なる名物おばあちゃんの域を超えた存在のようだ。

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