新日プロとの全面戦争開戦を前にアックス、ソード両軍のリーダーと靖国神社を訪れた大谷。必勝祈願を終えると「勝ち越しじゃなく、全勝を目標にする」とあらためて全勝を誓った。さらに「やるかやられるかの戦いをしないと、飲み込まれてしまう。負け戦は絶対にしません」と奮起を促した。
殺伐とした雰囲気漂う大谷だが、無理もない。26日の新木場大会で、強行入団させた松永光弘に裏切られ、あげく右肩が悪化。対抗戦とは関係ないが、後楽園大会を欠場することになった。社長の顔も持つ大谷には“死活問題”にもなりかねない。それだけに「降参することはウチが終わりを意味する。絶対に根をあげない」と悲壮なる決意。もはや逃げ道はない。