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グアム知事杯女子ゴルフトーナメントで美女ゴルファーの新星を発掘

 第6回グアム知事杯女子ゴルフトーナメントは29日、当地オンワードタロフォフォゴルフクラブ(6702ヤード、パー72)で最終日を迎え、首位に2打差の4位からスタートした市來美和(29)が通算1アンダーの70で回って逆転Vを飾った。初日に首位タイに立った下川めぐみ(24)は6オーバーの78と成績を落とし、通算4オーバーの8位タイでフィニッシュ。安田このみ(22)ら下川のほかにもタレント性を秘めた実力派プロは多く、活気ある日本女子ゴルフ界に新風を巻き起こしそうだ。
 暖かいグアムで調整するため参加したという市來は優勝賞金100万円を手にし、「優勝させてくれてありがとうございます。(2006年にプロ合格したばかりのため)これでも生涯で最高の獲得金額です(笑)」と謙虚にコメント。清楚な笑顔がはじけた。
 なお今年から新設されたシニア部門では、“元祖アイドルプロ”生駒佳代子(47)が通算1オーバーのプレーオフで優勝。実力派美女ゴルファーの登竜門としてふさわしい大会となった。
 もはや宮里藍、横峯さくら、上田桃子だけではない。最近のゴルフ界は「美人がふえた」というのがもっぱらの話題だが、今大会は未来のアイドルゴルファー候補がこぞって参加したのが大きな特徴となった。
 本紙注目の美女ゴルファー、女優チェ・ジウにそっくりの韓国系美女タイプの安田このみ(158cm、53kg、東京都出身)は、9オーバーの81と前日よりさらに成績を落とし、通算15オーバーの47位タイに終わった。本人が「ボギーが止まりませんでした」と言うとおりコース上では時折ため息をつくシーンも見られたが、試合後の表彰式では屈託のない優しい笑顔を見せた。性格的にもチェ・ジウ同様に切り替えが早く、大物感を漂わせていた。

 一方、正統派アイドルに劣らぬ横顔を持つ下川(156cm、56kg、神奈川県出身)は、この日はピンクの映える衣装でラウンドを回り周囲の注目を集めた。南国の日差しのもとサングラス姿でプレーし、ギャラリーはその美しい横顔をのぞける機会は少なかった。しかしサングラスを外したほんの一瞬にタレント性を感じさせるのだからたいしたもの。最終日パー5の4番ホールでトリプルボギーを叩かなければ優勝もありえたほどの実力者だけに、今後目の離せない存在になるだろう。
 “ゴルフ界の浜崎あゆみ”の異名を持つ宅島美香(21)は、初日4位タイから首位に1打差の2位まで猛チャージ。2日間とも通算パーで回る安定したゴルフで「筋力強化に取り組んだ成果を実感できた」とプチマッチョ化を喜んだ。
 横峯さくらの姉・横峯留衣(25)は17位、初日首位タイの椿里佳(34)は5位に終わった。
 優勝した市來美和の胴上げは、参加した美女ゴルファーの身体能力の高さをうかがわせる力強いものだった。鍛え抜かれた筋肉美。取材には丁寧に答え、陽気な素顔をみせる選手も多かった。この中から近い将来、美女ゴルファーとして追いかけられる選手が出てくることを確信した。

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