この日、会見に臨んだシュルトは、ハントの印象を聞かれ「正直あまり知らない。過去にチャンピオンになった人だから、それなりの選手だと思う」と語ったのみ。さらに5年ぶりの参戦となるハントを「5年前と同じなら勝てる自信があります」と余裕の表情で「与えられた試合をするだけ」と貫録を見せ付けた。
3連覇中のシュルトにとっては、ハント戦もただの通過点に過ぎないようだ。
一方、5年ぶりのK-1参戦となるハントは、絶対王者シュルトにKO宣言した。
参戦理由を「シュルトというベストストライカーにチャレンジしたい。それが最大の理由」と答えたハント。1、2カ月前から立ち技の練習に専念し、週3、4日、標高の高い地域でトレーニングをこなしてきたという。
トレーニングの効果を実感しているようで「KOできるかわからないけど、日曜日を楽しみにしていてよ」と言い放った。