スポーツ
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スポーツ 2019年10月04日 22時00分
長嶋茂雄超えなるか 巨人・坂本勇人「No.1右の大砲」40本塁打
巨人、5年ぶり37度目のリーグ優勝。胴上げの輪の中心にいたのは、伝説の“ナガシマさん超え”にリーチをかけた主将・坂本勇人(30)だった。「あと1本」で、坂本は巨人史上最強の右バッターになる。「坂本は長打力ではなく、打率や出塁率の高さで勝負するタイプの打者です。その坂本が本塁打で球団記録を塗り替えるとは、誰も予想できませんでした」(ベテラン記者) 9月22日時点での坂本の本塁打数は39本。巨人の長い球団史において、シーズン40本塁打を達成した生え抜きの右バッターは1人もいない。 中畑清氏(65)は1984年の31本、原辰徳監督(61)は1986年の36本が最高だ。生え抜きの右バッターで最多本塁打記録を持つのは、長嶋茂雄終身名誉監督(83)が1968年に放った39本が最高記録となる。 レジェンド長嶋氏、原監督、中畑氏が活躍していた時代は130試合制。坂本は138試合目で39本に並んだ。一概には比較できないが、「あと1本」に期待する声は大きい。「今季の坂本は打撃フォームを少し変えました。今季からはフルスイングしています。必然的に打球にも飛距離が出たのです」(スポーツ紙記者) 飛躍の理由は、それだけではない。丸佳浩(30)の加入も大きいと識者は見る。「坂本は入団2年目でレギュラーを獲りましたが、同年代で打撃論を語り合える同僚がいなかった。丸は試合中にも対戦投手の変化球の曲がり具合、自身の感じたことをメモしています。『感性』をいったん言葉に返還しているので、第三者に伝えやすい。その2人の試合中の会話は、物凄くハイレベルです」(球界関係者) そして、もう一つの飛躍の理由が“汚名”だった。坂本が主将に任命されたのは2015年シーズン。彼がチームをまとめるようになってからチームは優勝から遠ざかってしまった。「このままでは」の悔しさが、打撃改造のきっかけにもなった。「本塁打量産を意識しての改造ではなく、強い打球を飛ばすことを考えていました」(同) 同じショートで、チームの主将といえば、阪神の鳥谷敬が挙げられる。鳥谷も主将になって以来、優勝を経験していない。こちらは長い暗黒時代にまた突入し、引退を勧告された。坂本の伝説超えは、チームを救い、自身のプロ野球人生を切り開くとも言えそうだ。
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スポーツ 2019年10月04日 20時00分
「ホークスをクビになった時に...」中日・松坂、退団コメントの言い回しが物議 次の移籍先はあの球団が最有力?
右肩の怪我の影響により、今シーズンは「2試合・0勝1敗・防御率16.88」と思うような結果を残せなかった中日・松坂大輔。4日、その右腕の退団が決まったと各メディアが広く報じている。 報道によると、同日ナゴヤ球場にスーツ姿で現れた松坂は、関係者への挨拶回りの後、球団側と会談。そこで今シーズン限りでの退団を申し入れ、加藤宏幸球団代表もこれを了承したという。 球団側が9月下旬に打診した契約延長に対し、前日時点まで返答をしていないことが伝えられていた松坂。そこから一転しての退団となったが、その理由について本人は「ホークスをクビになった時に、森さん、デニーさんに声をかけてもらってドラゴンズにひろってもらった。その2人の退団を聞いて、『僕もいてはいけないな』と思った」とコメントしたとも伝えられている。 他球団での現役続行を目指し、中日を退団する決断を下した松坂にネットユーザーは「2年間ドラゴンズでプレーしてくれてありがとう」、「退団は寂しいけど、他球団でも頑張ってほしい」、「ひろってもらったのに自分から辞めるっていうのはなんか気に食わんな」、「もうそこまで需要もなさそうなのに、自分から契約切って逆に大丈夫なのか?」と賛否両論。 また、「球団は契約延長打診してるのに、『いてはいけない』ってどういうことだよ」、「ホークスはクビじゃなくて自分から出て行ったんだろ」、「森さんとデニーさんを引き合いに出すのは、ここまで待ってた球団に対して失礼じゃない?」といった、退団コメントに対する批判も相次いでいる。 一方、中には「成績残してない選手が自分から契約断るか普通?」、「森、デニーうんぬんはただの口実で、実はもう移籍先にめどをつけているのでは?」、「返答を保留していた間に、他球団と水面下で接触していたのかも」と想像するコメントも。退団に踏み切ったのは、他球団からオファーがあったからではないかとみる向きも強い。 松坂の新天地としてプロ野球ファンが名を挙げているのは、プロ入りした1999年から2006年まで在籍した西武、自身が高校時代を過ごした神奈川・横浜を本拠地とするDeNA、石井一久GMをはじめ近年西武色を強める楽天、そして2009年WBCを共に戦った原辰徳監督が指揮を執る巨人の4球団。ただ、この4球団の中では、西武を最有力候補とする声が最も多い。 「西武は2017年オフに、退団から10年以上が経過していた松井稼頭央を呼び戻した前例があります。また、今オフ西武は現時点で12球団最多となる7名の支配下投手を、戦力外にして枠を整理してもいます。西武が最有力候補に推されるのは、これらの点が理由となっているようです」(野球ライター) ファンの推測通りに古巣復帰を果たすのか、それとも全く別の展開となるのか。いずれにせよ、松坂の去就にもうしばらく注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月04日 18時00分
W杯ラグビー“日本ユルユル日程”に世界中からブーイング!?
まさに世紀の大番狂わせだ。ラグビー・ワールドカップで、日本代表は初戦のロシアに続き、9月28日に行われた第2戦で世界ランキング2位のアイルランドを撃破した。 ところが大盛り上がりの日本とは対照的に、世界のラグビーファンは冷ややかな目で見ているという。「開催国ということで日本の試合は週末に組まれ、中6〜7日で試合に臨めます。一方、同じプールAの他チームは、日本との対戦時に限って“超過密日程”を強いられているからです」(専門サイトのライター) 歴史的敗北を喫したアイルランドは中5日だったのに対し、日本は中7日。次戦(10月5日)のサモアは中4日、次々戦(同13日)のスコットランドに至っては中3日の強行日程だ。 言うまでもなく、ラグビーは疲労がたまりやすく、負傷も多いスポーツ。日本戦に限って“超過密日程”で戦わされる相手国には同情を禁じ得ない。「休養期間があまりにも短いので、ケガを防ぐために日本戦では補欠を出して、試合を捨てるチームが出る可能性もあります」(同・ライター) 予選リーグのグループ分け自体は、これまでの戦績を勘案して強豪国をなるべく均等に振り分けている。ただ、各プールの日程はW杯組織委員会に委ねられ、ホスト国の日本が有利になるように仕組まれているというのだ。「休養日の長短は、アイルランド戦のような接戦になると如実に反映されます。開催国特権とはいえ、あまりに不公平な“情実日程”ですよ」(同) 会場に足を運んだ観客からの不満も噴出している。飲食物の持ち込みが禁じられ、子供用の飲料水まで取り上げるほどだった。「会場内のフードコートは、軽食やソフトドリンクを限定的に用意しただけ。開幕戦の日本対ロシア戦では飲食物を求めて長蛇の列ができ、前半終了時にはほぼ売り切れとなって外国人客が激怒する場面もありました。一方、大会スポンサーである『ハイネケン』は売り子を大量動員。ビール350mlが700円、500mlが1000円という価格にもかかわらず、飛ぶように売れていました。世界的にラグビー観戦にビールは付き物ですが、あまりに露骨だと文句を言う外国人客もいましたよ」(スポーツ紙記者)「紳士のスポーツ」とされるラグビーだが、五輪同様、商業主義のW杯はエゴとカネにまみれている。
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スポーツ 2019年10月04日 17時30分
オリックス、フェニックスリーグに西浦颯大、中川圭太ら若手選手フル参加!
オリックスは4日、秋季教育リーグ『第16回みやざきフェニックスリーグ』(7日〜28日 宮崎市、西都市、日南市、日向市の各球場で開催)の参加メンバーを発表した。 フェニックスリーグは、オリックスの他、巨人、東京ヤクルト、横浜DeNA、北海道日本ハム、東北楽天、埼玉西武、千葉ロッテ、中日、阪神、広島、福岡ソフトバンク、韓国プロ野球の斗山、ハンファ、サムスン、および四国アイランドリーグplus選抜が参加する。入場は無料。 オリックスの参加メンバーは次の通り。監督 / 中嶋コーチ / 小林(宏)・早川・三輪・辻・齋藤(俊)投手 / 荒西・富山・齋藤(綱)・澤田・左澤・榊原・吉田(凌)・鈴木(優)・神戸・本田・漆原・東捕手 / 稲富・フェリペ内野手 / 太田・頓宮・岡﨑・宜保・廣澤・中川・比屋根外野手 / 西浦・宗・根本・佐野 毎年の傾向から、コーチ、選手ともに途中から追加される可能性はある。 投手では、育成ながら大いに期待され、フェニックスリーグの後には、プエルトリコで行われるウィンターリーグに参加することが決定している漆原大晟がフェニックスリーグでも注目だ。 また、開幕一軍を果たした西浦颯大、佐野皓大、頓宮裕真を始め、交流戦首位打者のルーキー中川圭太、終盤活躍した宗佑磨、宜保翔、そして太田椋ら期待の野手は多い。投手陣では、来年先発としてさらなる期待がかかる榊原翼、荒西祐大は、フェニックスリーグからアピールしておきたい。リリーバーとして1年間フル回転が期待される澤田圭佑も、怪我で悩まされた今シーズンをフェニックスリーグでしっかりと締めておきたいだろう。終盤にリリーバーとして台頭してきた神戸文也、怪我を克服した本田仁海にも期待したい。 11月には秋季キャンプと秋季練習も控えているが、フェニックスリーグはシーズンの課題を実戦で修正出来る場なだけに、若い選手たちにとって重要な大会になるのは確かだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月04日 11時39分
ソフトバンク、工藤監督の進退問題が白紙なワケ 増加する‟フリーのOB“、既に後任が決まっている可能性も?
北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督(58)の続投が決まった(10月2日)。辞任も示唆していた同監督を引き止めたのは、育成の手腕を高く評価したからだという。日本ハムは令和の怪物・佐々木朗希(大船渡=3年)の1位指名を明言している。指名成功となれば、大谷翔平を育て上げたように、佐々木を栗山監督に託すつもりでいるようだ。 「ドラフトが、それもまた指名が決定していない選手が監督人事に影響するなんて、前代未聞」(ベテラン記者) ドラフト会議(10月17日)までに「新監督」を決めたいとする球団は少なくないようだ。テレビ中継が入ったことでドラフト会議が“ショー化”された。 「監督のいないチームのテーブルが全国区でオンエアされたら、イメージダウンです。2011年の旧横浜ベイスターズが実際にそうでした」(前出・同) しかし、今年のドラフト中継では「監督不在」のチームが出てしまうかもしれない。また一方で、新監督のお披露目の場にしようとする球団もあった。 「クライマックスシリーズ・ファーストステージを戦う福岡ソフトバンクホークス、東北楽天ゴールデンイーグルスはともに『難しい』と思います。時間がない」10月5日〜8日=CSファーストステージ10月9日〜14日=CSファイナルステージ10月17日 =ドラフト会議10月19日 =日本シリーズ第一戦 ソフトバンクの工藤公康監督(56)は今季で3年契約が終了する。福岡移転30周年を優勝で飾ることができなかったことで「退任」と見るメディアも少なくないが、後任候補の一人だった松中信彦氏(45)が、ひと足先に独立リーグ球団のGM兼総監督に着任。小久保裕紀・前侍ジャパン代表監督(47)、秋山幸二前監督(57)の名前も出ているが、工藤監督がCSを勝ち上がって日本シリーズ進出を決めれば、「留任」となる。 「同じプロ野球チームとして、CS、日本シリーズの最中に新監督を発表することは、エチケットとしてできません。シリーズ前に新監督を発表するとしたら、CSファイナルの終了した10月15日と16日の2日間しかありません。選手がCSファーストステージを戦っている裏で新監督との交渉はできないでしょう」(球界関係者) CS前、工藤監督にだけ「退任」を通達することもできない。バレれば、チームの士気にも影響するからだ。 楽天は平石洋介監督(39)の退任がすでに決定的になっている。CSファーストステージで敗れれば、ドラフト前に発表できるが、シリーズ進出となれば、ドラフト会議での新監督のお披露目はできない。 そういえば、古田敦也氏(54)が“フリー”になった。メインキャスターを務めていたBS番組が突如、終了することになったのだ。独立リーグの監督だった二岡智宏氏(43)もわずか1年での退任が発表された。一昨年、二岡氏は巨人・岡本和真の教育係を務めており、その指導力を高く買う声もある。新監督発表まで時間のないソフトバンク、楽天と話がデキている“フリーのOB”が、何人かいるのではないだろうか。進退が決まらないままCSを戦う工藤監督にも同情するが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月04日 06時30分
ケニー・オメガ参戦!DDT11.3両国全カード決定、メインは竹下対HARASHIMAの二冠戦!
DDTプロレスリングはビッグマッチ『Ultimate Party 2019〜DDTグループ大集合!〜』(11月3日、両国国技館)の全対戦カードを発表した。 同大会はDDTグループの4大ブランド(DDT、プロレスリングBASARA、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレス)の選手が集結するDDT版オールスター戦。アンダーマッチを含めると実に全14試合が組まれ、団体所属外10選手を含む総勢81選手が出場する予定だ。 注目は2014年に新日本プロレスに移籍し、今年1月末に契約を終えアメリカの新団体AEWに首脳陣として参加したケニー・オメガが5年ぶりにDDTマットに戻ってくることだろう。 ケニーは9.29東京・後楽園ホール大会のエンディングでビデオメッセージで登場。「DDTファンの皆さん、プロレスファンの皆さん、お久しぶりです。それとも初めましてかな?AEWプロレスのケニー・オメガです。3月の後楽園ホールで私は自分の口からDDTのリングにまた上がるかもしれないと言いました。その試合を決定しました」と切り出すと、「11月3日のUltimate Partyで私と里歩さんvsアントーニオ本多、ミユ・ヤマシタ。すごく緊張してるんですけど、楽しみにしてます。みんな楽しみにしてね。あと1カ月くらい。またgood bye!smooch and good night!Bang!」。このように予告していた。 新日本時代はIWGPヘビー級王者として「ベストバウトマシーン」のコピーが付けられていたが、久々のDDTマットでは明るく弾けたケニーが見られるかもしれない。 メインイベントでは9.29後楽園大会の結果を受けて、KO-D無差別級王者の竹下幸之介 とDDT EXTREME級王者のHARASHIMAによるDDT頂上決戦が実現。竹下は2017年3月20日に開催された埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会でHARASHIMAを破り、KO-D無差別級王座を戴冠し世代交代を果たしている。 「正直なことを言うとHARASHIMAさんがくるというのは一番意外でした。2年前のさいたまスーパーアリーナで自分がHARASHIMAさんからこのベルトを獲って一つ時代が動いたのかもしれない」とEXTREME王座を奪ったHARASHIMAを斬り捨てた。 一方、HARASHIMAは「僕は一度たりともさいたまスーパーアリーナでベルトを取られたことを忘れたことない」と、2年越しのリベンジを誓っている。あれからHARASHIMAはKO-D無差別級王座に返り咲いてないだけに、このチャンスは逃せない。 気になる全対戦カードは次の通り。○メインイベント〜KO-D無差別級&DDT EXTREME級両選手権試合<KO-D王者>竹下幸之介 対 HARASHIMA<EXTREME王者>○KO-Dタッグ選手権試合〜4WAYハードコアマッチ<王者組>佐々木大輔&高尾蒼馬 対 彰人&勝俣瞬馬<挑戦者組> 対 FUMA&久保佑允<挑戦者組> 対 藤田ミノル&下村大樹<挑戦者組>○第2代KO-D10人タッグ王座決定戦男色ディーノ軍 対 スーパー・ササダンゴ・マシン軍<ほか出場選手>黒潮“イケメン”二郎、大石真翔、トランザム★ヒロシ、大和ヒロシ、飯野雄貴、朱崇花、瑞希、まなせゆうな※ディーノ、ササダンゴがドラフトでチーム編成を決定する。この模様はDDT UNIVERSEにて9日の19時から生中継する。○プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合<王者>中島翔子 対 坂崎ユカ<挑戦者>○プリンセスタッグ選手権試合<王者組>10月19日東京女子プロレス両国KFCホール大会の沙希様&操対上福ゆき&白川未奈の勝者組 対 未定<挑戦者組>○ユニオンMAX選手権試合<王者>関根龍一 対 高梨将弘<挑戦者>○インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合<王者>石井慧介 対 阿部史典<挑戦者>○UWA世界6人タッグ選手権試合〜3WAYマッチ<王者組>塚本拓海&ヤス・ウラノ&中野貴人 対 遠藤哲哉&マッド・ポーリー&島谷常寛<挑戦者組> 対 大家健&今成夢人&ミス・モンゴル<挑戦者組>○ドラマティック・ドリームマッチケニー・オメガ&里歩 対 アントーニオ本多&山下実優○スペシャルシングルマッチ高木三四郎 対 木髙イサミ○ガントレットタッグマッチ<出場チーム>上野勇希&吉村直巳、坂口征夫&中津良太、勝村周一朗&岩崎孝樹、伊藤麻希&クリス・ブルックス○アンダーマッチ〜時間差入場バトルロイヤル<出場決定選手>大鷲透、平田一喜 、ゴージャス松野 、納谷幸男、コーディ・ホール、翔太、HARUKAZE、SAGAT、ポコたん、ヨシヒコほか○アンダーマッチ〜東京女子プロレス提供試合※出場選手未定○アンダーマッチ松永智充&渡瀬瑞基&中村圭吾 対 風戸大智&神野聖人&鷲田周平 年内でDDTグループからの独立を表明しているBASARA勢にとっては、最後のDDT主催のビッグマッチ出場になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月03日 22時30分
井口ロッテ、10年ドライチ伊志嶺、15年ドラ2の関谷ら8選手と来季契約せず!
井口資仁監督率いる千葉ロッテは3日、関谷亮太投手、阿部和成投手、大嶺祐太投手、島孝明投手、髙濱卓也内野手、李杜軒内野手、大木貴将内野手、伊志嶺翔大外野手の8選手に対して、さいたま市内にて来季契約を更新しない旨を通知したと発表した。 大嶺、島、高濱の3選手には育成契約を打診しているが、関谷、阿部、李、大木、伊志嶺の5選手の今後は現時点では未定で、退団することが濃厚だ。 2010年に東海大学からドラフト1位で入団した伊志嶺は、2011年のルーキーイヤーに開幕一軍入りを果たし、126試合に出場、打率.261、32盗塁の活躍で規定打席にも到達している。しかし、2016年に右の太ももを痛めてからバッティング、自慢の走塁に陰りが見え始め、昨年はわずか18試合の出場に留まり、今シーズンは一軍出場がなかった。 関谷は2015年にJR東日本からドラフト2位で入団。2016年のルーキーイヤーでは、プロ初勝利を含む5勝挙げているが、2017年は2勝、2018年は2試合の出場に留まり、勝ち星はなく、今シーズンの一軍出場はなし。期待されて上位指名されたが、プロの世界では持ち味であるチェンジアップを生かせなかったのは残念である。 2007年に高校ドラフト4巡目で指名され大牟田高から入団した阿部は、今シーズン4試合に登板し、防御率0.00だったにもかかわらず戦力外になってしまったが、10試合以上登板したのが、2015年と2016年の2年だけで、通算3勝止まり。今シーズン初ホールドを含む2HPを記録したが、来季の構想からは漏れてしまった。来季は優勝を目指す井口ロッテ。新たな血をドラフトで入れて行く。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年10月03日 22時00分
楽天次期監督に古田敦也招聘 ヤクルト山田哲人強奪指令
クライマックス・シリーズ進出をかけ負けられない戦いが続く中、1年契約を終える平石洋介監督の去就で揺れる楽天の次期監督問題だが、その背景に石井一久gMの出身球団、ヤクルトの次期監督問題が重なる。楽天が水面下でちょっかいを出したことで、話をややこしくしているのだ。「実は昨秋、楽天のgM就任に伴い、石井gMは三木谷浩史オーナーの意向に沿い、梨田昌孝監督の後任に、現役時代にバッテリーを組んでヤクルト黄金時代を築いた『古田氏招聘』で動いたのです。しかし、古田敦也氏(54)がヤクルト監督に未練を残し、再登板の可能性があることを理由に返答を保留していました」(ヤクルト担当記者) その結果、「1年間の暫定措置」として平石監督にチームを預けた経緯がある。「案の定、ヤクルトは最下位に沈み、監督交代が決まりましたが、古田氏の態度は依然、煮え切らないまま。そこで石井gMが公私ともに親しいヤクルトの高津臣吾二軍監督の担ぎ出しに動きました。それを察知したヤクルトが、辞任を表明した小川淳司監督の後任に高津氏を内定させたのです。ヤクルトからすれば昨オフに伊藤智仁(現楽天投手チーフコーチ)、三木肇(現楽天二軍監督)両氏を引き抜かれた手前、意地でもそうはさせんという意思表示でした」(同) これで両球団の監督人事が、ところてん式に加速。ヤクルトは高津監督の内定が明らかになり、それに伴い、石井gMは三木二軍監督の一軍監督昇格にスイッチし、メディアでも有力候補と報じられた。「これに慌てたのが古田氏。ヤクルト監督就任の芽が消え、楽天にも見放されては、監督の返り咲きはこの先も難しい。そこで三木谷オーナーに直談判し、監督受諾を訴えたのです。これで上層部は古田氏招聘で固まり、来季の組閣も始まっています」(楽天グループ幹部社員) 三木谷オーナーが来季以降の構想として思い描くのが、来季中に国内FA権を取得するヤクルト山田哲人内野手(27)の獲得だ。昨年、自身3度目のトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)を達成した山田の推定年俸は4億3000万円。今季は打率2割7分台だが、走攻守で活躍する山田の年俸が来季5億円を超えるのは確実。来オフには総額30億円規模の大型複数年契約の締結も必至で、すでにFA移籍を希望しているという情報も入手している。「FAに参戦するのは巨人、ソフトバンクあたりだろうが、山田は同じ兵庫県出身でヤクルトの看板選手だった古田氏を尊敬している。ここが鍵。実は三木谷氏も神戸出身で、もっと言えば、三木二軍監督はヤクルトのコーチ時代に山田を育てた人物。連携して山田獲得に当たらせると見て間違いない」(スポーツ紙デスク) さらに三木谷氏と古田氏は、定期的に会食するなど昵懇の間柄であることも、「古田監督誕生」の新情報を後押ししている。 2人の出会いは2004年のプロ野球再編騒動に遡る。当時、球界では近鉄とオリックスの合併が表面化し、パ・リーグオーナーから1リーグ10球団案が出され、巨人の渡辺恒雄オーナー(当時)もパの救済に回っていた。これに反発したのが当時、労組日本プロ野球選手会会長を務めていた古田氏で、球界は初のストライキを決行、紛糾した。結局、三木谷氏が新球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」として50年ぶりに新規参入を果たし12球団を維持したことで解決をみたが、古田氏にはこの時の恩義があるのだ。 8月2日、横浜で開かれた楽天の大型イベント「楽天オプティミズム2019」に招かれた古田氏は、そこでのトークショーで三木谷氏と同席。改めて「あの時、球団数を減らしていたら、働き場を失う選手が多く出た。三木谷さんの楽天新規参入がそれを救った」と感謝の言葉を述べ、信頼の絆をアピールした。 「楽天グループは、好調な楽天銀行に支えられるなど、全体の業績は堅調だが、新規参入した携帯電話事業が準備遅れで本格サービスが3月に先送り。旗頭の楽天モールもアマゾンとの差は開くばかり。目下の敵であるヤフーも、衣料品通販大手のZOZOを買収して競争が一層激化した。医療品のネット販売でも、マツモトキヨシとココカラファインの経営統合の協議が進み、店舗数3000店の日本一のドラッグストアが誕生する。そこで業績回復の起爆剤として期待しているのが、プロ野球、そして古田氏の恩返しだ」(同) 9月19日、楽天が台湾プロ野球チームのラミゴモンキーズを買収し、来季から「桃園楽天ゴールデンイーグルス」として台湾リーグに参戦するのもそのため。台湾でのビジネス拡大が背景にあるのは事実だが、台湾選手との交換研修などで戦力を下支えするのも目的の一つ。これで、日台楽天間のトレードで選手の補充が容易になる。 次期監督候補には古田氏、三木氏のほかに、地元仙台出身の元メジャーリーガー斎藤隆氏の名前なども挙がっている。しかし三木谷氏は、東北にとどまらず、世界規模での事業転換を図っている。 ビッグネームの古田氏以外、眼中にない?
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スポーツ 2019年10月03日 21時30分
大坂なおみ10月に国籍選択 東京五輪日本代表なら税負担増?
女子プロテニスで元世界ランク1位の大坂なおみ(21)が、来年に迫る東京オリンピックの旗手役に抜擢される可能性がある。 「旗手? 本当に? もし頼まれたら、それほど名誉なことはないわ」 日刊スポーツのインタビューに、大坂はこう答えているが、日本人選手として東京五輪に出場するためには、大きな“代償”を払うことになる。 東京五輪に出場するとなれば、現時点で二重国籍の大坂は“日本人”にならなければならない。そうなると、税金面で負担が増える恐れがあるというのだ。 「アメリカと日本は、両国とも所得が高いほど負担が増える累進課税を採用していますが、所得税の税率が異なります。ザックリ計算すると、アメリカは最大37%、日本は45%+住民税となります。大坂は日本国籍を取得しても、米フロリダ州に自宅を構えているため、現地で固定資産税なども支払い続けねばなりません。さらに、日本国籍を選ぶと、『国籍離脱税』の支払いを命じられる可能性も出てきます。ここに、日本から所得税の徴収も加わるわけです」(社会部記者) あくまで推定だが、大坂はこれまで大会賞金、スポンサー契約料などで数十億円を稼いでいる。国籍離脱税、日本に支払う追加分等を計算すると、日本国籍取得と同時に数億円を失う恐れがあるという。 実は、大坂の自宅があるフロリダ州には、州に納める所得税がない。そのため、メジャーリーグ・ヤンキースの超高額選手などはニューヨークから遠く離れて、フロリダ州に自宅を構える者も少なくないという。大坂が、そんな“恩恵”を知って自宅を購入したかはさておき、節税の意識が高ければ、日本国籍取得は得策ではないと気づくだろう。 大坂が国籍に関する結論を出すのは、22歳の誕生日を迎える10月。同時期、消費税も10%に上がる。 今月、大阪で行われていた大会に出場した際、「たこ焼きがおいしかった」と上機嫌だった大坂。庶民派のなおみなら、税金など気にせず日の丸を背負ってくれるはずだ。
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スポーツ 2019年10月03日 20時00分
巨人、来季残留の岩隈には激励、中島にはブーイング 決断の背景には“WBC指揮官”原監督の意向?
昨年のオフに、そろって巨人に加入した岩隈久志と中島宏之。このベテラン2人の来季残留が確実な情勢であることを各メディアが報じている。 報道によると、どちらも昨オフ1年契約で入団した岩隈、中島に対し、球団側は水面下で来季残留を打診。話し合いを経て、両選手は共に納得している様子だという。 この件を受けたネット上の巨人ファンの反応だが、岩隈に対しては「来年が勝負だろうから頑張ってほしい」、「今年はほぼリハビリで終わったし、来年は意地を見せてくれ」、「怪我から復活すれば十分戦力になると思う」、「コーチ的な役割にも期待したい」と激励する声が多数。 一方、中島については「岩隈は分かるけど中島まで残すのは分からない」、「今季の中島は正直乱闘騒ぎぐらいしか印象がないぞ」、「来年復活する可能性は低いと思うけどなあ」、「来季中島を使う必要性は特に感じない」とブーイングが起こっている状況だ。 両者の今季一軍成績は岩隈が登板なし、中島が「43試合・.148・1本・5打点・8安打」とどちらもさっぱり。ただ、岩隈は米メジャー・マリナーズ時代の2017年に受けた右肩手術のリハビリに時間を取られた事情もあったが、中島は特に大きな怪我には見舞われていない。 また、今季の両者に関しては、態度面でも対照的な姿が伝えられている。岩隈は春季キャンプ中にブルペンに入ると、複数の若手投手に対し積極的にアドバイス。各メディアは「岩隈塾」と銘打って、この光景を広く伝えている。 一方、中島は5月24日広島戦の7回裏、広島・一岡竜司から受けた頭部死球に激昂。そのままマウンドに詰め寄り、両軍がもみ合う騒ぎに発展している。今回の一件で両者の評価に明暗が分かれているのは、コンディションの差異に加えこのような態度・姿勢も影響しているようだ。 「今回の件では『そもそもなぜ残留させるのか』と疑問を抱くファンも多いですが、この両選手は2009年のWBCを共に戦った原辰徳監督が獲得を熱望したとされる選手。球団が残留を決めた背景には、もしかしたら原監督の意向もあるのかもしれません」(野球ライター) ちなみに、昨オフの入団の際中島の年俸は推定1憶5000万円と伝えられているが、これは単純計算で同5000万円とされる岩隈の3倍。年俸面で大きな隔たりがあることもまた、ファンからの風当たりが強くなっている一要因なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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広島が今秋のドラフトの主役? ライバル他球団が有望候補の集中を阻止
2011年10月20日 11時45分
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落合監督を激怒させ皮肉にもリーグ連覇の原動力となった中日球団幹部の実名
2011年10月19日 15時30分
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西武のクライマックス逆転進出の“影の立役者”ダルビッシュ 「心日本にあらず?」
2011年10月19日 15時30分
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“ボクシング界のニュースター”井岡一翔がTBS大みそかの紅白裏番組に急浮上!
2011年10月19日 15時30分
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ネット裏情報 巨人が澤村をアテ馬にして胴上げ阻止
2011年10月19日 11時45分
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“バラエティタレント”ボビー・オロゴンが日本ボクシングコミッションから厳罰受ける!?
2011年10月18日 15時30分
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スポーツ
『2012年問題』イチローとマリナーズが異例の契約前倒し交渉
2011年10月18日 11時45分
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スポーツ
西田隆維のマラソン見聞録 第17話「第88回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会」
2011年10月18日 11時45分
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破局報道はどこへ!? 巨人・澤村と日テレ森アナが結婚へ
2011年10月17日 16時40分
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次期監督問題でBクラス決定の阪神・坂井オーナーが巨人・ナベツネ会長発言に困惑!
2011年10月17日 15時30分
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インディアンズ残留も! 『福留の奪還失敗』で高木新中日は4番不在?
2011年10月17日 11時45分
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巨人・渡辺会長の了承を取らなければ球団売却できない横浜の現実
2011年10月15日 17時59分
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フロント改革! 真弓監督『電撃解任』で“元監督候補”が重要ポストに…
2011年10月15日 17時59分
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今オフの主役に浮上! メッツ五十嵐をめぐって日米大争奪戦へ
2011年10月15日 08時00分
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米メディアに衝撃発言! レッドソックス岡島が「自分が何をしたいのか分からない」
2011年10月14日 11時45分
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横浜・筒香が急成長したのに成績不振の中村ノリが解雇されない怪
2011年10月13日 15時30分
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ベテラン山崎武司の退団は楽天版・大型補強の予兆?
2011年10月13日 11時45分
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西田隆維のマラソン見聞録 第16話「箱根駅伝予選会」
2011年10月12日 15時30分
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元横浜の4番打者で格闘技に転向した古木克明がプロ野球界復帰に挑戦へ
2011年10月12日 15時30分