スポーツ
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スポーツ 2010年05月14日 09時00分
東海大ジャイアンツは誕生するのか!?
昨年に続き、今年もTBSがドラフト会議を生中継するという。昨年は、甲子園のスーパーヒーロー・菊池雄星(花巻東→西武)をどの球団が射止めるかで注目を集め、平日の午後としては9.1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)という高視聴率を記録。今年も早大・斎藤佑樹、大石達也、中大・沢村拓一という、大学球界ビッグの去就が注目されている。それだけに、TBSとすれば夢よ再びと、生中継することにしたのだろう。 確かに、人気の斎藤、実力の大石、沢村のビッグ3がいるので、盛り上がることは間違いないだろう。そんな大学球界大豊作と言われる今年のドラフトで、巨人のサプライズがウワサされている。「ビッグ3を回避して、東海大相模の一二三を1位指名するのではないか」というのだ。 東海大相模→東海大の原監督は「東海大命」で、何かあると「東海大魂」を口にする。それだけに、東海大相模・一二三を1位指名というサプライズはあり得ない話ではない。早大・斎藤にはヤクルト、ロッテが早々と1位指名を公表。大石にも早大の先輩、オリックス・岡田監督がご執心で、高校が福岡大大濠出身ということからソフトバンクも熱心だ。沢村にも複数球団が1位指名する可能性は大だ。それだけに、巨人とすれば、クジ引きを避け、外れ1位候補になりそうな一二三の一本釣りは確率的には効果がある。 「今年を一二三でいけば、来年は原監督のおいの東海大・菅野がいる。巨人は東海大ジャイアンツになるのでは」と皮肉る球界OBもいる。というのも、訳ありだ。悪しき前例があるからだ。「ホークスを将来、青学ホークスにしたい」と宣言したのは、ダイエー・中内正オーナー代行だった。自らが青山学院OBで、小久保、井口というスター候補生を相次いで獲得したからだ。 が、結果はどうか。小久保、井口は常勝ダイエー・ホークスの主役を張ったこともあるが、小久保は巨人に放出されての出戻りだし、井口はメジャーへ行き、日本球界復帰先はロッテだ。当の中内正氏もダイエーがソフトバンクへ身売りしてしまったために、青学ホークス構想は雲散霧消している。 リーグ4連覇へ順調な足取りの原監督だが、「東海大ジャイアンツ」などという途方もない野望など持たない方が賢明だろう。
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スポーツ 2010年05月13日 14時30分
中畑清政界入りの楽屋裏
「男・中畑清」が、新党『たちあがれ日本』から比例区で参院選出馬することになったが、人材不足の球界にとっては痛手だし、本人も100%納得してのものではないだろう。 「巨人でなくてもいい。一度監督をやってみたい」という夢を持っていた中畑氏は、スナックなどでの大好きなカラオケでも「やりたいな、やりたいな」と歌って、女性客を驚かせた。同席していた巨人OBがあわてて釈明。「勘違いしないでください。清は変な意味でいったわけではありませんから。監督をやりたいということですからね」と。 それだけ執着していた監督業。中でも理想の巨人監督のチャンスは1度だけあった。04年、1年目の堀内恒夫監督が3位に終わったシーズン終了後だった。渡辺恒雄球団会長、滝鼻卓雄オーナーから「堀内監督を助けるために、助監督として入団してほしい」という要請を受けた。次期監督含みでという助監督のポストだった。が、「勝負するなら監督で勝負したい」と言ったことで、巨人監督の道は断たれることになったのだ。 「まあ、あれで終わったね」と、本人も後日、ぽつりと語っている。巨人以外からもヤクルト、西武、日本ハムと非公式な話はあったが、ついに具体化することはなかった。「巨人ファンの多い札幌を本拠地にする日本ハムがいいじゃないか。得意のマイクパフォーマンスも生かせるぞ」と、前出の巨人OBが勧めたが、「申し訳ないが、日本ハムだけはダメなんだ。男としての筋道が立たない」ときっぱり。巨人のオフィシャルスポンサーの伊藤ハム首脳との親交があったからだ。 中畑氏が一番残念がったのは、05年から球界に参入した楽天の監督話だった。福島出身の中畑氏は郷土愛が強く、東北に生まれた新球団に強い関心を持っていたからだ。「マスコミに楽天の監督としてオレの名前も出ていたけど、アドバルーンだけだった。残念だったね。本当に話がくれば、前向きに検討したのにね」と、悔しがったものだ。 指揮を執ったのは、日本代表ヘッドコーチとして、病に倒れた恩師の長嶋茂雄監督の代役になったアテネ五輪本戦だけだった。結果は銅メダル。この時も「あくまで長嶋ジャパンでいきたいので、監督代行としないで、ヘッドコーチの肩書きのままで指揮を執って欲しい」というアマ球界トップの強い意向で「監督代行」の肩書きは与えられなかった。 監督とは無縁だったが、新天地の政界では義理と人情に厚い「男・中畑清」全開で新境地を開いて欲しい。
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スポーツ 2010年05月13日 12時20分
10回退場のブラウンに5万円の制裁金
9日の日本ハム戦(函館)橋本球審への暴言で退場させられた楽天・ブラウン監督に対し、11日、「厳重注意と制裁金5万円」が科せられた。が、広島監督時代から通算10度目、自身が持つ監督の退場記録を更新しただけに、「処分が軽すぎる。日本の野球をなめている。試合出場停止処分をしろ」という怒りの声が、球界関係者の間から起こっている。 監督の退場記録第2位は激情家のカネやんこと金田正一の8回。続く3位は、古狸の藤本定義、親分こと大沢啓二、仰木マジックで知られる仰木彬の7回だ。1人だけ二ケタ台に乗せたブラウン監督の上にいるのは、選手を入れてもローズの14回だけだ。球界関係者の「処分が軽すぎる」という怒りも当然だろう。 金田監督がロッテで日本一。藤本監督は阪神で、大沢監督も日本ハムでリーグ優勝。仰木監督は近鉄で1回、オリックスでリーグ優勝2回、そのうち1回は日本一にもなっている。広島の監督4年間で5、5、4、5位とBクラス続き。楽天監督の今季も日本ハムと最下位争いをしているブラウン監督は、退場の多さだけが取り柄で、実績のある他の退場記録ワースト上位監督とは立場が違う。 「なんで2位になったワシの後が、広島でBクラスばかりの監督のブラウンなんや」と怒り狂っていた野村前監督の言い分が、現状では正しかったことになる。戦力のない広島は誰が監督をやってもAクラスは難しかった。だから、退場させられたブラウン監督のベース投げのパフォーマンスが、Tシャツになって売れたりして、それなりにファンに支持されていた。 が、岩隈、田中という12球団一の二本柱がいる楽天は優勝してもおかしくない戦力がある。退場しか芸のないブラウン監督など不要だろう。日本球界を汚す10度目の退場には、レッドカードしかないだろう。5万円程度の罰金では性懲りもなく、退場を繰り返し、ローズの記録を更新しかねないだろう。
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スポーツ 2010年05月13日 09時00分
谷亮子『出馬表明』に柔道関係者は大エール
女子柔道の谷亮子(34)が今夏の参議院議員選挙に出馬することになった(10日会見)。選挙の結果に関係なく、2012年ロンドン五輪出場を目指すとのことだが、一連の民主党バッシングも重なってか、各メディアの論調は批判的だ。しかし、柔道関係者は“安堵”しているという。その理由は−−。 「彼女の実父でトレーナー的存在でもある田村勝美氏は、春ごろから『今年6月の本格的復帰』を周囲に伝えていました。全日本柔連(全国柔道連盟)も、勝美氏と同じスケジュールを口にしていました」(JOC関係者) 言い換えれば、今回の出馬表明は急展開で決まったわけである。 「谷は3月末に辞表をトヨタに提出し、決心したと語っていましたが、選挙に出れば、柔道に専念できなくなる。ギリギリまで迷ったのが真相でしょう」(前出・同) 一部報道によれば、谷が所属するトヨタのリコール問題も“影響”しているという。米議会・公聴会に豊田章男社長も出廷しなければならなかった経営的ダメージを指し、「与党・民主党が支援を約束し、その見返しとして彼女を差し出した」とあった。その真偽はともかく、柔道関係者が今回の出馬を好意的に捉えている理由は、1つ。「次の五輪出場を逃したとしても、参議院議員になっていれば過去の栄光にも傷は付かない」と考えたからだ。 「谷の出場する『48キロ級』は激戦区ですよ。世界ランキングでベスト5のうち、3人が日本人選手なんです。昨年9月の世界選手権で優勝した福見友子、成長著しい22歳の浅見八瑠奈らがライバルになるでしょう。今年の世界選手権出場から、『各階級2人』までに出場枠となり、すでにライバルたちは合同合宿にも招集されています。実績のある谷は6月から始動するつもりでいましたが、その遅れを『キャリア』だけで取り戻せるのかどうか…」(前出・同) 北京五輪後のルール変更により、五輪出場を果たすには『世界ランキング』の14位以内に入っておかなければならない。しかし、谷は昨秋の第2子出産もあって、世界大会には出場していない。従って、国際柔道連盟(IFJ)が公表しているランキング表には、「RYOKO TANI」の名前すら掲載されていない。母親となって挑戦した北京五輪で金メダルに届かなかったのは年齢的な理由もあったはずだ。このうえ、参議院議員の肩書も加わるとなれば、五輪出場枠を勝ち取れない可能性の方が高くなるだけだ。 先のJOC関係者がこう続ける。 「全柔連の指導者たちは2000年のシドニー大会が限界だと思っていました。04年のアテネでも金メダルが取れたのは本人の努力としか言いようがない。でも、同時に彼女は引き際を失ってしまったんです」 谷は議員生活の多忙さを理由に、ロンドン大会を辞退するのかもしれない。たとえ出場できたとしても、年齢的理由、調整不足などで満足な結果を残せないだろう。そのとき、『議員生活』という“大義名分”があれば、過去の栄光にも傷は付かない。著名人を担ぎだそうとする政界の都合はともかく、全柔連も選挙協力は惜しまないそうだ。
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スポーツ 2010年05月12日 16時30分
その動きは俊敏にして猛烈! 君は“Iジャババア”を見たか!? 5・9 IWA JAPAN 新宿FACE大会(2)
【第1試合 女子プロレス タッグマッチ 20分一本勝負】 ジャガー横田&コマンド・ボリショイvs.倉垣翼&阿部幸江 やはり知名度、ありがた味ともに抜群、破格の存在感で、ジャガー横田が試合を引っぱる。プロレスそのものに疎い一見のお客さんも、目の前で生き生きと動く「TVの有名人さん」の一挙手一投足に満足の様子だ。 試合後ミス・モンゴルが、ジャガーが保持するAWFのベルトへの挑戦表明。「普通にやってもつまらない」とのことで、ラダーマッチのバトルロイヤル形式にて、7・11のIジャ次回大会での対戦が決定した。 【第2試合 男女混合ミックスド・タッグマッチ 30分一本勝負】 維新力&ミス・モンゴルvs.末吉利啓&アップルみゆき 維新力&モンゴルのベテラン組がヒールに徹し、一方的にベビーフェイスのアップルみゆき(アポたん)をいたぶる展開。ビキニの上半身を艶めかしく折り曲げ悶絶するアポたんに、ねちっこくセクハラまがいの攻撃を繰り返す維新力に、リングサイド最前列の名物おばさん・通称「Iジャババア」がついに切れた! 新宿FACE全体に響き渡る怒声をあげ、時にはリングサイドで試合をかき回す。このIジャババア、Iジャマニアの間では「Iジャの真の最高権力者」と畏敬(?)される特別な存在なのだ。 試合はやられっぱなしのアポたんが、パートナー末吉の好アシストを得て、維新力に勧善懲悪な逆転勝利で一件落着。 【セミファイナル 特別試合 IWA JAPAN vs.大阪プロレス タッグマッチ 60分一本勝負】 ザ・グレート・タケル&小部卓真vs.ブラックバファロー&タイガースマスク Iジャvs.大阪の対抗戦は、期待に違わぬスピーディーな攻防。試合運びもベシャリも軽妙な大阪勢は、「どちらのお母さんですか?」「おい、リングに保護者を連れてくるなよ!」と、リングサイドのIジャババアいじりを楽しみ始める。 散々からかわれまくったIジャババアの怒りはついに臨界点に達し、ブラックバファローを猛ダッシュで追いかけ始める! そしてそのままリングサイドを猛スピードで2周! その瞬間新宿FACEは、文字通り蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。それにしてもこのババアの過剰にIジャを愛する気持ちの強さは何なのか。日本にはまだまだ、こんなにド熱いババアが存在するのだ! 【メインイベント IWA世界ヘビー級選手権試合 60分一本勝負】 [王者]松田慶三vs.[挑戦者]高岩竜一 UMA有り、セクハラ有り、ババア有りで、闇鍋パーティー的なカオスに充ち満ちていた今大会を、黒のショートタイツに身を包んだ二人の男の、無骨なシングルマッチが締めくくった。高岩のセコンドには、地下プロレスの盟友・富豪2夢路が陣取る。 松田のショルダータックル連発にも動じない高岩に向かって「アー、なんで倒れない!?」と絶叫したシーンに象徴されるように、高岩とのパワー、キャリアの差に苦しみ続けた松田。高岩に圧倒された試合展開だったが、最後はスリーパーを押し潰してのフォールで薄氷の逆転勝利、ベルト防衛に成功した。 当然この結果を快く思わない高岩は、「おい、こんな試合でいいのかよ!?」と詰め寄ったが、松田は「このベルトの価値を高めていくので、また再戦してください」と、一杯イッパイ気味ながら真摯に返答すると、高岩も再戦を快諾した。そして次回7月大会は、「松田慶三デビュー15周年記念興行」の名が冠されることに。 全試合結果は以下の通り。<第1試合 女子プロレス タッグマッチ 20分一本勝負>ジャガー横田、○コマンド・ボリショイ(12分15秒 片エビ固め)倉垣翼、●阿部幸江 ※ピコラッカ<第2試合 男女混合ミックスド・タッグマッチ 30分一本勝負>末吉利啓、○アップルみゆき(13分40秒 エビ固め)●維新力、ミス・モンゴル ※末吉のミサイルキック<第3試合 UMAバトルロワイヤル 時間無制限勝ち抜け・敗者宇宙人マッチ>[出場選手]志賀賢太郎、ウルトラセブン、河童小僧、デスワーム(♀)、ゴム人間、ビッグフット、雪男[退場順]河童小僧、ビッグフット、ウルトラセブン、雪男、デスワーム(♀)、志賀※ゴム人間の負け残りが決まるも、ハル・ミヤコ女史が特別レフェリー・宇宙人アサターとゴム人間の対戦を決定。○ゴム人間(15分40秒 体固め)●宇宙人アサター ※急所打ち<セミファイナル 特別試合 IWA JAPAN vs.大阪プロレス タッグマッチ 60分一本勝負>○ブラックバファロー、タイガースマスク(17分03秒 体固め)ザ・グレート・タケル、●小部卓真 ※ラリアット<メインイベント IWA世界ヘビー級選手権試合 60分一本勝負>○[王者]松田慶三(15分55秒 エビ固め)●[挑戦者]高岩竜一 ※スリーパーホールドを押し潰してのフォール※王者松田が防衛に成功。(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年05月12日 15時00分
「UMAバトルロイヤルに新種UMA登場…その名も浅野社長にそっくりな「宇宙人アサター」!! 5・9 IWA JAPAN 新宿FACE大会(1)」
ビッグフット、雪男、デスワーム(♀)、ゴム人間、河童小僧…と、IWA JAPAN(略称Iジャ)マットで次々増殖するUMAレスラー。増殖しきったUMAたちの序列を白黒つけるべく(?)、9日の東京・新宿FACE大会にて、UMAレスラー総進撃の『UMAバトルロワイヤル』が挙行された。【第3試合 UMAバトルロワイヤル 時間無制限勝ち抜け・敗者宇宙人マッチ】<出場選手>志賀賢太郎、ウルトラセブン、河童小僧、デスワーム(♀)、ゴム人間、ビッグフット、雪男 「UMAたちに殺し合いをしてもらいます!」の前口上とともに始まったこの“バトルロワイヤル”、ルールがこれまたイイ具合に胡散臭さ爆発。通常のバトルロイヤルとは別に、勝った選手から順に退場していく“負け残り罰ゲーム形式”。そして、負け残りとなった弱者には、以下のようなペナルティが化せられる。 一、UMA軍の誰かが負けたら、参謀のハル・ミヤコ女史が注射によって宇宙人にされる。 二、M78星雲生まれのウルトラセブン以外の選手が負けたら、注射によってこれまた宇宙人にされる。 三、志賀賢太郎が負けたら、以降パンチパーマ禁止。 という奇々怪々なルールが敷かれ、UMAレスラーたちがリング上に一堂に会するが、その異様な光景を、レモンハイがイイ塩梅に回ってきた新宿FACEの観客一同は、歓声と爆笑で歓迎する。 そしてゴングが鳴り、いろいろな意味で人智を超えた怪物たちの、肉弾相打つ(?)狂宴がスタート。 UMA勢の中で、特に目を引いた動きを見せたのがデスワーム(♀。団体お手製のカード表を見る限り「デスワーム」のあとにいちいち「♀」を付けるのが正しい表記らしい)。実は女子レスラーだったという驚愕の事実は、Iジャファンにすでに広く知れ渡っているが、デスワームは内股で相手を怖がるなど、試合中に乙女チックなムーブを連発。巨大ミミズが会場のあちこちから「かわいい!」という声援を浴びる珍現象を巻き起こした(このデスワーム、初登場時には“殺人巨大毒ミミズ”というフレコミだった気がするが…。まあいいか)。 試合はあれよあれよという間に敗者が絞られ、最後は志賀とゴム人間が負け残りを懸けて闘う展開に。 そして最後の敗者を決める局面にて、この日の特別レフェリーが登場することとなった。 その名は「宇宙人アサター」。…えっ、アサ…ターですと!? そして場内が暗転して現れたのは、映画『アバター』ばりに全身を青色に染めた、浅野金六・Iジャ社長にそっくりな謎の生物…彼が宇宙人アサターだ!! 浅野社長にそっくりゆえか、なぜかIジャ(人間界)の灯を守ることに燃えている(ように見える)アサターは、志賀がフォールされると超スローカウントで、彼をバックアップする(すかさず「阿部四郎かよ!」という野次が)。そしてゴム人間がフォールされた途端、アサターは超高速3カウントで強引に試合を終了させ、ゴム人間=UMA軍の負け残りが決定した。 しかし、そこに「ジャストアモーメント!」と、猛然と異議を唱えたのが、罰として宇宙人にされるハズのハル・ミヤコ女史。「宇宙人はもう一人いるでしょ?」と、なんとアサターに試合を強要! 特別立会人のUMA研究家・山口敏太郎氏も「彼をUMAと認定します!」と宣言。そしてレフェリーはハル・ミヤコ女史自らが務め、急遽アサターvs.ゴム人間がマッチメイクされることに。急造レフェリーのハル・ミヤコ女史は案の定、超ゴム人間寄りの超不公平なレフェリングを展開。ゴム人間が急所打ちからアサターを丸め込むと、予想通りの(?)超高速3カウントで試合を集結。強引にUMA軍の負けをチャラにして、「この新宿はUMA軍が乗っ取ったわよ!! おーっほっほっほっほ…」と高笑いしながら消えていった。 残されたアサターがマイクを掴むが、「え〜本日は…」と、普段の浅野社長そのまんまな喋りに、この日一番の大爆笑が発生! 特別立会人・山口敏太郎氏も、笑いすぎで目に涙を浮かべながら、「いやあ〜一生懸命に働くという姿勢に、人間もUMAも関係ありませんね」と感心しきりの様子だった。 試合後の休憩時間中も、真っ青な姿のまま物販コーナーに立ち、記念写真にも気さくに応じていたアサター。観客は皆、その底抜けの人間力…いや、宇宙人力に、爆笑しながらも感銘を受けたに違いない?○ゴム人間(15分40秒 体固め)●宇宙人アサター ※急所打ち(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年05月12日 14時30分
FA取得・小林宏の米挑戦に、アノ人も後方支援!?
好調の千葉ロッテマリーンズが“難題”を突き付けられた。メジャーリーグ・スカウトとの『情報戦』に勝利しなければならなくなったのだ。 新守護神・小林宏之投手(31)がFA権を取得した(4月26日)。小林宏はかねてからメジャー志望を口にしており、今オフの米球界挑戦は必至と目されているが、当然、球団は引き止めるつもり。今のところ、米球界側は大きなリアクションは見せていない。だがそれは、小林宏が評価されていないからではない。メジャー30球団は『ある確実なルート』によって、情報収集を終えているというのだ。 『ある確実なルート』−−。昨季まで千葉ロッテの指揮官だったボビー・バレンタイン氏(60)が疑われている。 現在、彼は米スポーツ専門テレビ局ESPNで、野球解説者である。 「今季、メッツが開幕から不振で一時期、ジェリー・マニュエル監督の後任候補の1人として、米メディアに名前を報じられました。メジャーでは開幕1か月で監督をクビにすることだって珍しくありません。ボビー本人は解説中にやんわりと否定しましたが、マンザラでもないみたいですよ」(米特派員) バレンタイン氏はアメリカ球界でも“ビッグネーム”である。2000年のシーズン、ニューヨーク・メッツの監督として、ワイルドカードから一気にワールドシリーズにチームを進出させた手腕によるものだが、柏田貴史、吉井理人、新庄剛志、小宮山悟といった日本人選手を積極的に獲得してきたので、“日本球界通”としても認知されている。 「松坂がレッドソックス入りする際、米メディアはボビーの『松坂評』を何度も掲載しています。ポスティング前、全球団が彼から情報を買ったとも言われていました。レッドソックスは落札後も、松坂の性格面についても相談していました」(前出・同) 今回の小林宏に関する情報提供を行っていたとしても、何ら不思議はない。まして、元教え子でもある。2006年の第1回WBCに選ばれたが、小林宏は体調を崩したために登板していない。北京五輪も予選で『打者3人』に投げただけだ。昨年、一昨年は不振で勝ち星にも恵まれていないだけに米スカウトも評価しにくいはずだ。 「本人には失礼だが、小林宏は米球界では無名です。日本球界が話題に挙がるとすれば、ダルビッシュがいつ米球界に挑戦するのか、です。でも…」(同) 東海岸の某球団は小林宏を指し、「運動神経のいいピッチャーなんだってね?」と、日本人メディアに話し掛けてきたという。 日本のプロ野球投手だが、実は、ピッチャー以外のポジションは全くできない、走るのが遅い、あるいは、学校体育系の跳び箱、鉄棒が苦手といった“運動オンチ”も少なくない。小林宏はアスリートとしての運動神経も優れており、他競技のスポーツも得意な数少ない『万能タイプ』なのだ。こういう“内部情報”を知っているということは、やはり…。石川晃・球団副代表は「誠意を持って」と小林宏がFA取得した日にコメントしていたが、慰留にはかなり苦労させられそうである。
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スポーツ 2010年05月12日 08時00分
フレッシュオールスターゲーム
10日、オールスターゲーム運営委員会から7月22日に長崎で開催される「フレッシュオールスターゲーム2010年」の要項とメンバーが発表された。注目の西武・雄星(花巻東高)はじめ文字通りフレッシュなメンバーが顔を揃え、イチロー(オリックス→マリナーズ)、青木(ヤクルト)らが、スターへの飛躍台としたフレッシュオールスターMVP争いを演じる。 「昨年の甲子園での選抜大会決勝で雄星と投げ合った広島・今村(清峰高)との対決再現など、新鮮な話題はいろいろあります」とオールスターゲーム運営委員会関係者がアピールするように、イースタンが12人、ウエスタンも10人と、ルーキーが大量に選ばれている。 フレッシュオールスターMVPが、一軍スターへの登竜門と言われるのは、過去にイチロー、青木などの例があるからだ。昨年のドラフトは高校生大豊作と言われ、西武・雄星、広島・今村の他にも、ソフトバンク・今宮(明豊高)、横浜・筒香(横浜高)、日本ハム・中村(春日部共栄高)、中日・岡田(智弁和歌山)が1位指名されており、このフレッシュオールスターには今宮、筒香も選ばれている。 今宮に関してはソフトバンク・王球団会長も高校通算62本塁打の長打力を持つ将来性に惚れ込んでいる。筒香に関しても通算3000本安打記録を持つ張本勲氏が「巨人・松井以上の将来性がある」と太鼓判を押し、横浜首脳も「松井並みの素質がある」と断言している。 投の雄星、今村、打の今宮、筒香がMVP争いを演じれば、最高のフレッシュオールスターゲームになるだろう。「プロ野球界にも石川遼が欲しい」。誰もがこう叫ぶほど球界はフレッシュなスターを渇望している。さて、期待に応えてくれる新星は飛び出すか。
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スポーツ 2010年05月11日 16時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元プロ野球選手・淡口憲治さん
70年代から80年代の巨人で主に“代打の切り札”として活躍した淡口憲治。打席で腰を小さく振る打法がトレードマークで、当時全国の小学生たちがお尻を振りながら淡口のモノマネをしたものだった。また、打球の速さと鋭さから長嶋茂雄にその打法を『コンコルド打法』とも命名され、王貞治より速いバットスウィングを誇った。 淡口は1952年4月5日生まれ、兵庫県西宮市出身。三田学園高校で通算27本塁打を放ち、プロからも注目を浴びた。法政大学に進学が決まっていたものの、当時の前川八郎スカウトが必死に口説いて、70年ドラフト3位でジャイアンツに入団した。 淡口は当時の川上哲治監督にも一目ぼれされ実力を買われ、ドラフト1位2位の選手を差し置いて、一年目のオープン戦から一軍に大抜擢された。 「その後、数年は一軍と二軍を行き来するような成績だったが、多摩川での二軍生活が本当に苦しくて嫌だ言ってました。それで奮起して一軍で出場機会があるときには勝負強さを発揮するようになってきたのでしょう。それと、淡口は絶賛されるスウィングとは反面、変化球に対応できない難点がありました。これは、体が早く開いてしまうからで、それを克服するためにフォームを改造したのが、あの“腰振り”なのです。構えた段階で予め腰を内側に入れておくために、打席に入るとお尻を振っているように見える、コレが当時の子供達からもウケましてね」(当時のスポーツ紙担当記者) 75年には規定打席不足ながら打率.293の成績を残す活躍をした。翌年、日本ハムから張本勲が移籍し外野のレギュラー争いに敗れたため、この頃から代打の起用が多くなったが長嶋巨人のV1で淡口のモノマネが子供たちの間に流行したものだった。83年には打率3割を超える活躍をしたが、駒田徳広ら若手が力をつけ、打席に立つ機会も少なくなってしまった。85年オフに近鉄バッファローズにトレードで移籍。移籍1年目には115試合に出場して打率.297、外野手レギュラーもつかみ活躍した。89年の対ジャイアンツとの日本シリーズでは第二戦で桑田真澄から同点タイムリーを打つなどし、このシリーズを最後に19年のプロ生活にピリオドを打った。通産成績は1076安打、118本塁打だった。 引退後はまず90年から05年までジャイアンツで打撃コーチ、二軍監督を務め、新人時代の松井秀喜を主力打者に育てるなどした。その後06年から日本ハムで打撃コーチを務め、08年には東京ヤクルトスワローズ二軍打撃コーチ、09年からは同一軍コーチを務めている。左打者育成には定評があり稲葉篤紀を開眼させるなどした。 「とにかく、曲がったことが嫌いで、将来設計もしっかりするタイプ。以前、雑誌のエッセイで淡口と小学校の同級生だった中島らもさんが当時の思い出を綴っていたことがありました。野球のルールを全く知らない中島さんが学校で無理矢理、野球をさせられ隠し球でアウトになったということを聞いた淡口は相手に猛抗議をして中島さんの悔しさを晴らしてあげたらしいです。現役時代にも広島戦で達川光男に蹴られて応戦姿勢を見せたところ、淡口だけ退場処分になり、監督らとベンチから猛抗議を続けてました。また、新人時代からしっかりと人生設計を考え、ついたあだなは“年金”でした。考え通りにしっかりと野球で今も生計を立てているところは素晴らしいですね」(前出記者) 現在58歳。自身の“定年”まで野球指導で生計を立て、老後の人生設計もしっかりしているところだろう。
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スポーツ 2010年05月11日 13時30分
雄星のプロ初勝利で再燃 田澤純一のメジャー挑戦は失敗か?
埼玉西武ライオンズの菊池雄星(18=登録名『雄星』)が、二軍ながらプロ初勝利を挙げた(4日)。これを受け、「アマチュア選手はいきなりメジャーを目指すより、国内プロ野球で勉強すべきだ」の声が再び囁かれるようになった。それも、メジャー挑戦の田澤純一投手(23=レッドソックス)を輩出した社会人野球界から多く聞かれるようになった。 田澤といえば、3月半ばのオープン戦から痛めていた右肘にメスを入れることになった。球団発表によれば、「復帰まで、1年は掛かる」そうだ。この田澤の『右肘痛』に対し、日本のプロ野球・スカウトマンたちは異口同音にこう言う。 「(右肘の故障は)やると思ってたよ…」 彼らは田澤の投球フォームにおける悪癖を見抜いていた。右腕を担ぎ上げるような投げ方だったので、右肘が窮屈そうに動いていたという。また、古巣・日本石油NEOSの関係者も新聞紙上で「肘に負担の掛かるフォークボールを多投していたので心配だった」とコメントしている。プロ野球側は指名・獲得後、投球フォームを微調整するつもりでいたのだが、田澤はアメリカという夢を追い掛けていった。 「昨季、メジャー昇格を果たしたわけだけど(6試合)、肘に負担を掛ける悪い投げ方は変わっていませんでした。だから、いつか肘が壊れるんじゃないかって…」(在京球団スカウトマン) プロ野球・スカウトマンの眼力は認めるとしよう。では、超高校級左腕・雄星を、本当はどんなふうに評価していたのだろうか。 「今だから言えるけど、彼は甲子園で背筋痛を訴え、最後は満足に投げられませんでした。彼は背筋を痛めやすい投げ方をしていたんですよ。右足の踏み込み方がおかしかったので、上半身に無理が掛かっていました。西武首脳陣も分かっていましたよ。まあ、プロで修正可能な範囲だけどね」(別のスカウトマン) キャンプインからの約2カ月間、雄星が精彩を欠いていたのは、『投球フォームの微調整』も影響してのことのようだ。田澤は『悪癖修正の機会』がなかったために、手術に至ったということか…。 一般論として、メジャーは長所を伸ばし、その後で短所も修正させる。日本球界がその真逆の傾向が今も根強く残っている。日本のスカウトマンたちは田澤の将来性を認めているから厳しい言い方になるようだが、こんな指摘も聞かれた。 「日本人投手は投球練習量が多すぎる。『だから、3、4年でダメになる』という批難も、米国メディアにはあります。松坂大輔が昨季、故障・不振に見舞われた要因の1つに『アメリカ流の調整』に馴染めなかったことも挙げられます。松坂は高校時代から相当数の投げ込みをし、身体のキレも作ってきました。ブルペン投球数に制限を設けているメジャーでは、監視役まで付けて松坂を制御してきましたが、結果、彼のためにはなりませんでした。松坂には日本流の調整が染みついており、将来のメジャー挑戦を考える日本人投手は、アメリカ式の調整を若い時期に取得すべきではないだろうか」(プロ野球解説者の1人) 田澤のメジャー挑戦を現時点で「失敗」と決めつけることはできないのだ。メジャーには肘にメスを入れた後も第一戦で活躍した一流投手はたくさんいる。 ちなみに、雄星が初勝利を挙げた試合後、石井貴・二軍投手コーチはこう語っていた。「試合に入ったら、(修正中の)フォームは関係ない。思い切り行け、と」−−。細かいことを気にしすぎるのは雄星の悪いクセだ。しかし、この日の勝因が「気合い」だったとすれば、日本プロ野球界の育成ビジョンも怪しい限りである。
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