スポーツ
-
スポーツ 2010年05月11日 11時00分
セ・パ交流戦アンケート 活躍して欲しい選手は?
日本生命保険相互会社は、2008年4月に開設した若者の夢を応援するウェブサイト「YOU MAY DREAM」にて、「2010年 日本生命セ・パ交流戦」に関するアンケート調査を実施した。回答数は5,777人。 「セ・パ交流戦で、活躍して欲しい選手は?」との問いに、連続フルイニング出場記録を更新していた「金本知憲」選手が1位。上位10位の中には読売ジャイアンツの選手が5人ランクインし、ペナントレースでの勢いを感じさせる結果となった。そして、集計結果をポジション別に振り分け、各ポジション1位の選手で構成した「YOU MAY DREAM 9(ナイン)」を選出した。 また、「交流戦でのあなたの主な楽しみ方は?」との問いに1位は「テレビ中継で観戦」が50%を超える結果となり、2位が「夜のテレビニュースでチェック」、3位は「球場で応援」となった。「2010年 日本生命セ・パ交流戦、あなたの主な楽しみ方は?」 1位 テレビ中継で観戦 3,233人 56.0%2位 夜のテレビニュースでチェック 715人 12.4%3位 球場で応援 669人 11.6%4位 何もしない 312人 5.4%5位 速報をモバイルでチェック 219人 3.8%「YOU MAY DREAM 9(ナイン)」投手 ダルビッシュ有選手(日本ハム)捕手 城島健司選手(阪神)一塁手 高橋由伸選手(巨人)二塁手 井端弘和選手(中日)三塁手 小笠原道大選手(巨人)遊撃手 坂本勇人選手(巨人)外野手 金本知憲選手(阪神)外野手 松本哲也選手(巨人)外野手 長野久義選手(巨人)「2010年 日本生命セ・パ交流戦で、活躍して欲しい選手は?」 順位 名前 回答数 割合1位 金本知憲選手(阪神) 300人 5.2%2位 ダルビッシュ有選手(日本ハム) 294人 5.1%3位 坂本勇人選手(巨人) 202人 3.5%4位 田中将大選手(楽天) 199人 3.4%5位 城島健司選手(阪神) 176人 3.0%6位 高橋由伸選手(巨人) 162人 2.8%7位 小笠原道大選手(巨人) 89人 1.5%8位 松本哲也選手(巨人) 87人 1.5%9位 長野久義選手(巨人) 75人 1.3%10位 川崎宗則選手(ソフトバンク) 74人 1.3%
-
スポーツ 2010年05月10日 17時00分
セ・パ交流戦アンケート 優勝するチームは?
日本生命保険相互会社は、2008年4月に開設した若者の夢を応援するウェブサイト「YOU MAY DREAM」にて、「2010年 日本生命セ・パ交流戦」に関するアンケート調査を実施した。回答数は5,777人。 まず、「2010年 日本生命セ・パ交流戦で優勝すると思われるチームは?」とのアンケートでトップは昨年の日本シリーズで優勝した読売ジャイアンツ。約4割の支持があり断トツ。また、2008年、2009年と2年連続で「日本生命セ・パ交流戦」で優勝した「福岡ソフトバンクホークス」は4位に入った。 続いて「交流戦で、注目の一戦はどの試合?」との問いには、昨年の両リーグのペナントレースの優勝チーム同士の一戦である「読売ジャイアンツVS北海道日本ハムファイターズ」が1位となったのをはじめ、「読売ジャイアンツ」の試合が上位5位までを占めた。「2010年 日本生命セ・パ交流戦で優勝すると思われるチームは?」1位 読売ジャイアンツ 2,365人 40.9%2位 阪神タイガース 973人 16.8%3位 中日ドラゴンズ 466人 8.1%4位 福岡ソフトバンクホークス 422人 7.3%5位 北海道日本ハムファイターズ 350人 6.1%「2010年 日本生命セ・パ交流戦での注目の一戦はどの試合?」1位 読売ジャイアンツ×北海道日本ハムファイターズ 1,048人 18.1%2位 読売ジャイアンツ×東北楽天ゴールデンイーグルス 722人 12.5%3位 読売ジャイアンツ×福岡ソフトバンクホークス 639人 11.1%4位 読売ジャイアンツ×埼玉西武ライオンズ 578人 10.0%5位 読売ジャイアンツ×千葉ロッテマリーンズ 427人 7.4%6位 阪神タイガース×福岡ソフトバンクホークス 287人 5.0%7位 阪神タイガース×オリックス・バファローズ 253人 4.4%8位 阪神タイガース×東北楽天ゴールデンイーグルス 238人 4.1%9位 阪神タイガース×北海道日本ハムファイターズ 176人 3.0%10位 中日ドラゴンズ×東北楽天ゴールデンイーグルス 150人 2.6%
-
スポーツ 2010年05月10日 16時00分
球界地獄耳・関本四十四の巨人軍、ダッグアウト秘話(4)
ON伝説の中でもその偉大さを実感させられるのが、「ONボール」だろうね。打倒・巨人、打倒・ONに燃える相手チームのエースが悔しそうに口を揃えたもんだよ。「絶対にストライクだ。最高の球なのに、ONが見逃したから『ボール』と審判が判定してしまう。あのONボールに何度やられたことか」と。 現在は現役引退している審判OBはこう反論しているそうだ。「ONボールというのは、相手投手とマスコミが作り出したもの。審判としたら、逆にONに対しては厳正にジャッジしなければと意識しすぎて、時に厳しすぎる判定をしたと思っていますよ」。だけど、確かにONボールは厳然と存在していたよ。V9巨人が誇る、柴田、土井、高田、末次、森さんら海千山千の小姑軍団が認めているからね。 スエさんなんか、ONボールがあると、間髪入れずにベンチから審判に対しヤジを飛ばしていたからね。中日のエースだった権藤博さん(元横浜監督)がこう語っていると聞いた。「ONボールの帳尻あわせをやられた柴田や土井らが『俺たちの時にボールをストライクと言って埋め合わせをするんだから、たまらないよ』とぼやいていたんだから、ONボールが存在したのは間違いない」と。 が、実際はぼやくというよりも「しようがねえなあ」とあきらめの心境で、むしろ「またか」と大笑いしていたというのが事実だ。ONボールの存在を認知するしかなかったんだよ。王さんが「ONボール? オレは選球眼が審判より良いんだ。だけど、ミスターは違うだろう」と、ONボールと一緒くたに呼ばれることに反論しているそうだが、確かに王さんの選球眼はすごかった。 「オレは来るボールのシンをくりぬこうと思ってバットを振っていた」というくらいだから、あのドングリ眼でボールを見据えていたんだろう。となれば、きわどいコース、高低も見極めていただろうね。長嶋さんの場合は全く違った意味で、審判はストライクゾーンのギリギリはボールに判定しなければいけないやむを得ない理由があったんだよ。というのは、長嶋さんは打ちにいって寸前にオーバーアクション付きでバットをピタリと止める。このパフォーマンスがまた絵になるんだよ。ファンもドッと沸き、拍手喝采する。審判としたら、ストライクとは言えないだろう。ボールと言うから、ファンに大受けするんだからね。ストライクを宣告したら、ぶち壊しだろう。 それに、これは全く楽屋裏話なんだが、審判が無意識のうちにONボールを認めざるを得ない事情があった。なにかって? 球界の至宝・ONのサインですよ。審判は公平無私の立場上、直接はもらえないが、球団の職員や運動具メーカーのON番を通じてかなりのサインをもらっている。審判だって神様でなく人間だから、ONに対してはお世話になっているという、心理的な恩義は感じているだろう。だからストライクともボールとも取れるきわどいコースの球は無意識のうちにボールと判定してしまうんだ。圧倒的に多い巨人ファンも喜ぶわけだしね。 まあ、いろいろな理由はあるだろうが、ONボールを球界全体に認知させてしまったONがいかに偉大かということだよ。今後、こういう伝説はできないだろうな。可能性があったのは、イチロー・ボールと松井ボールだが、残念ながら2人ともにメジャーへ言ってしまったからね。<関本四十四氏の略歴> 1949年5月1日生まれ。右投、両打。糸魚川商工から1967年ドラフト10位で巨人入り。4年目の71年に新人王獲得で話題に。74年にセ・リーグの最優秀防御率投手のタイトルを獲得する。76年に太平洋クラブ(現西武)に移籍、77年から78年まで大洋(現横浜)でプレー。 引退後は文化放送解説者、テレビ朝日のベンチレポーター。86年から91年まで巨人二軍投手コーチ。92年ラジオ日本解説者。2004 年から05年まで巨人二軍投手コーチ。06年からラジオ日本解説者。球界地獄耳で知られる情報通、歯に着せぬ評論が好評だ。
-
-
スポーツ 2010年05月10日 13時30分
ゴジラ松井の5月不振はリーグ最長移動
松井秀喜(35)が今季4度目となる『スタメン左翼』で出場したのは、5日のレッドソックス戦(現地時間)。この日、本当は守備に入る予定ではなかった。「やむを得ず」のレフト守備だったのである。 「ソーシア監督も怒るときは怒りますからね。けっこう、怖いですよ。松井をレフトに入れたのもその一環です」(現地特派員の1人) スタメン変更となったマイク・ソーシア監督の怒りとは、前日の試合にあった。正左翼手のホアン・リベラ(31)が失態を仕出かしたのだ。レッドソックスの本拠地『フェンウェイ・パーク』のグリーンモンスターと呼ばれる高いフェンスによるクッションボールの処理にもたつき、チームの足を引っ張った。ソーシア監督はレッドソックスと同じ東地区のヤンキース時代に、この球場での左翼守備を何度もこなした松井を指し、「彼の方がよく慣れているから」と、リベラを引っ込めた。 守備でアテにされるのは、松井にとっては嬉しい悲鳴だろう。しかし、他のエンゼルスナインはそうは見ていない。 エンゼルスはこのボストンでの3連戦後、シアトルマリナーズとの遠征を経てから、本拠地のロサンゼルスに帰る。レイズ、アスレチックスとそれぞれ3連戦を行った後、テキサス、シカゴ、セントルイスと連続移動する予定になっている。5月13日は休日となるが、残りは移動のため、身体を休められそうにないのだ。ヒザに爆弾を抱える松井が「このハードスケジュールの5月を乗り越えられるかどうか?」と、チームメイトは心配しているのである。 メジャーの過密日程は改めて説明する必要はないだろう。松井も8年目のシーズンを戦っており、スケジュールの厳しさは分かっているはずだが、こんな指摘もある。 「開幕直前だったかな、エンゼルスの広報職員がスゴイ冗談をメディアの前で言っていたんです」(前出・同) 広報職員は「今季は例年より、やや過密なスケジュールになった」と前置きしたうえで、今シーズンの総フライト距離を調べてみたと言う。ナント、5万509マイル(約8万1200キロ強)。「この移動距離はリーグ最長になる」とし、「もっとも移動距離が短いホワイトソックスの倍以上になる」とも伝えた。 5万マイル強という距離は「ニューヨーク−ロサンゼルス間」約10往復分、地球2周分に相当する。球団広報は「大変だなあ」と笑っていたそうだが、東西を往復するような移動の連続が、松井のヒザにどんな影響を及ぼすのか…。チームメイトは最初の連続移動となるこの5月を、『1つの山場』と見ていた。松井も覚悟のうえでエンゼルス入りを決めたはずだが、“緊急でレフト守備”に入った5日はノーヒットに終わっている。日米通算1500打点に「あと1」と迫ってからは足踏み状態が続いている。打率も2割4分3厘まで急下降したのは、遠征によるヒザへの影響だろう。 「ソーシア監督は名将です。リベラへのペナルティーもあって、松井を緊急で守備に着かせた向きは否めませんが、本人とは十分に話し合って決めたはずです。もっとも、守備機会に飢えている松井が『ノー』というはずがありませんが…」(前出・同) 球団広報も冗談だったとはいえ、余計な知識を選手やメディアに与えてしまった。 映画『メジャーリーグ』でもあったが、通常、選手は球場から空港までバス移動し、横付けされた専用機に乗り込む。ファーストクラスが与えられるのは首脳陣だけだが、選手はエコノミー席1列の使用が許され、肘掛けを外して寝そべることもできる。神経質な者はなかなか寝つけない。とにかく、タフでなければ務まらない“職種”なのである。 ペナントレースはまだ始まったばかりである。総遠征距離のまだ3分の1にも通達していないだけに、たまには守備に着くのを辞退した方がいい。
-
スポーツ 2010年05月10日 08時00分
パ・リーグ6連覇? 交流戦で問われる巨人の実力
12日から約1か月間、いよいよセ、パ交流戦が始まる。過去5年間、パ・リーグ球団が優勝。セ・リーグ球団としては、メンツのかかった戦いになる。とくにリーグ4連覇を目指し、首位にいる巨人は真価が問われることになる。 「交流戦を見ると、なんでパ・リーグばかりに実力のある、魅力あふれる投手が集まってしまったのかと思わせられるよね。日本ハム・ダルビッシュ、楽天・岩隈、田中、西武・涌井…こういうパワーあふれる投手はセ・リーグにはいない」。 セ・リーグ出身の球界OBがこう嘆くのも当然だろう。球界本格派ナンバーワン投手に贈られる沢村賞を見れば一目瞭然だ。セの投手では、04年に中日・川上憲伸(現アトランタ・ブレーブス)が受賞したのが最後だ。 交流戦が始まった05年以降は、ソフトバンク・杉内俊哉、06年ソフトバンク・斉藤和巳、07年日本ハムダルビッシュ、08年楽天・岩隈久志、09年西武・涌井秀章とパ・リーグのエースたちが独占している。そんな沢村賞の現実が、そっくりそのまま交流戦でも反映されている。 賞金5000万円の優勝チーム、賞金200万円のMVPを見てみるとこうなる。05年=ロッテ、小林宏。06年=ロッテ、小林雅英。07年=日本ハム、グリン。08年=ソフトバンク、川崎宗則。09年=ソフトバンク、杉内俊哉。 「腐っても鯛ではないが、パ・リーグの選手は今でも巨人戦になると妙に張り切っている。交流戦が始まったばかりの時のようにテレビの全国中継があるわけではないのに…」。パ・リーグ球団の関係者は苦笑する。 巨人にリーグ3連覇を許し、けが人続出の今季も首位に立たせているセ5球団の不甲斐なさと対照的に、パ6球団は巨人戦になると燃えるというのだから、頼もしい。交流戦は、パの球団、選手が巨人をはじめとしたセの球団、選手を引き立て役にして、自らの存在を強烈にアピールする晴れ舞台になっているのだ。 しかし、今年で6年目、そろそろ勝たないと、セの6球団は存在価値が問われることになるだろう。とりわけ巨人だ。「巨人はセ・リーグにいるから3連覇できているだけ。パ・リーグに来れば勝てないだろう」。パ側からこう言われても反論できないだろう。 巨人の交流戦開幕2カードは、いきなりパの首位争いをしている西武、ロッテと続く。さあ、どんな戦いぶりを見せるか、巨人の本当の実力がさっそく問われる。
-
-
スポーツ 2010年05月08日 16時30分
新潟県のプロ球団誘致の試金石
8、9日と新潟県立野球場ハードオフ・エコスタジアムで注目の横浜対巨人の2連戦だ。3月24日に発足した『プロ野球新潟誘致委員会』(泉田裕彦委員長=新潟県知事)にとって試金石になるからだ。 「一つでも多くの試合をまず誘致して、夢の階段を上ってゆきたい」と、泉田委員長が宣言しているが、その第一歩とも言える横浜対巨人の2連戦の結果は重要なものになるだろう。「まずは準フランチャイズとしてプロ球団を新潟へ誘致したい」という第一目標へ達するには、泉田委員長も認めているように、「観客動員の実績作り」が最重要テーマになるからだ。 しかも、今回巨人を相手に試合を主催する横浜は新潟県のターゲットになっている球団の一つだ。「本拠地移転は横浜市との間に長期契約があり、簡単には移転できないようになっている。が、横浜球団の本音としては、新潟に興味を持っている。準フランチャイズとしてならば、可能性はある」。球界関係者はこう語る。 もう一つ新潟県が招致の候補としているのが、ヤクルトだといわれている。「セ・リーグは巨人、ヤクルト、横浜と3球団が関東エリアにあり、巨人以外のヤクルト、横浜は観客動員に四苦八苦している。パ・リーグで福岡のソフトバンク、札幌の日本ハム、仙台の楽天と地域密着型球団が成功している例を見たら、横浜かヤクルトが新潟へ行くのが、望ましいだろう」と、パ・リーグ球団関係者は新潟県サイドの思惑は間違っていないと見ている。 さて、「プロ野球新潟招致委員会」にとって、第一関門といえる横浜対巨人の2連戦の観客動員はどういう結果になるのか。7月24日には、オールスター戦という大舞台の第二関門が待ち受けている。
-
スポーツ 2010年05月08日 12時30分
出遅れの松坂に中継ぎ転向説も浮上!
ボストンレッドソックス・松坂大輔投手(29)に『中継ぎ転向説』が囁かれている。約1か月遅れとなった初登板で『7失点KO』(4回3分の2/対オリオールズ戦)と、不甲斐ない成績だったからではない。レッドソックスは右の中継ぎ投手が不足しており、フランコーナ監督はキャンプ当初から『セットアッパー・松坂』の腹案を秘めていたという。 「ウェイクフィールドは中継ぎに固定するつもりはない」 このコメントは、松坂のメジャー復帰と1日の初先発が発表された4月23日に同監督が発したもの。レッドソックスは「先発5人制」のローテーションを編成しており、松坂の昇格と同時に、ベテランのナックルボーラー、ティム・ウェイクフィールドの中継ぎが伝えられた。「今後、ウェイクフィールドを中継ぎに固定するのか?」なる米国メディア陣の質問に対し、「そのつもりはない」と同監督は反論。さらに先発ローテーションの大幅転向も示唆したのである。 「松坂は信用されていないんじゃないのか?」(現地特派員の1人) 「信用されていない」とは、先発投手として失格の烙印を押されたという意味ではない。「復活に太鼓判を押せない」と、首脳陣は慎重になっているのだ。 しかし、松坂は昨年オフのチーム補強時点から、『5人制ローテーション投手』の当落・ギリギリラインに位置づけられていた。 「エンゼルスのエースだったジョン・ラッキーを獲得していますからね。若手のバックホルツも期待されていたし、ラッキーのレッドソックス入りが決まると同時に、松坂か、ウェイクフィールドの2人が5人目の先発・最終枠を争うと目されていました」(前出・同) 松坂、ウェイクフィールド以外の先発候補は、ベケット、レスター、ラッキー、バックホルツの4人。ベケット、レスターの2人はスロースターターの傾向があり、開幕1カ月間は調子が良くない。しかし、「チームの顔」と言っていい。 また、レッドソックスは昨季こそ、先発防御率4・63(リーグ8位)と振るわなかったが、先発投手の人材が豊富なチームでもある。フランコーナ監督はベケット、レスターが本調子を取り戻す5月半ばまでは「我慢」し、松坂が返ってきた時点で、改めてローテーションを編成するつもりでいたわけだ。 「デルカーメン、ラミレスと『右の中継ぎタイプ』が控えているので、松坂を不慣れな中継ぎにまわす必要はありません。ウェイクフィールドはロングリリーフも可能なので、松坂が5番目の先発枠を死守できると思う」 そう予想する声も少なくはない。しかし、ウェイクフィールドは昨季、松坂の離脱など投手陣全体が不振にあった時期に奮闘し、11勝をマーク。しかも、「200勝まで、あと11勝」という節目のカウントダウンで、今シーズンを迎えた。「彼を優先して使ってほしい」なる地元ファンの声も多いだけに、松坂の“落選”は十分にあり得る。 「1億ドルを投資している松坂を稼働させたい考えも、経営陣が持っています。昨年は股関節を故障し、今季は首を痛めて出遅れました。故障が続くのは疲れている証拠だし、無理をさせたら今後に影響しかねない。中継ぎは『稼働させたい』とする経営陣と、『無理をさせたくない』と思うフランコーナ監督の折衷案みたいなもの」(米メディア陣の1人) “セットアッパー転向説”は、2度目の先発マウンドとなる7日のエンゼルス戦前から囁かれていた。5人制ローテーションを取るチームは、一般論として6人目の先発投手はマイナーに待機降格させる。松坂には先発がいちばん似合う。ボストンのファンが後押しするような好投を『落選説』を払拭してもらいたいものだが…。
-
スポーツ 2010年05月07日 14時30分
阪神V9超え
阪神がV6達成へ快進撃、巨人の追従を許さず、トップの座を守り続けている。12球団人気ナンバーワンを証明する観客動員だ。 ゴールデンウイークが終わった5月6日時点での阪神の観客動員は、主催17試合で71万2064人。1試合平均にすると、4万1886人。もちろん12球団一だ。2位の巨人の方は、同じ17試合で69万4723人、1試合平均4万866人。 4月29日時点でセントラル野球連盟が発表した1位・阪神の1試合平均が4万835人、2位・巨人は4万1人だから、その差はわずかながらさらに広がっている。 ゴールデンウイークの30日から甲子園で巨人を迎え、3連戦3連勝した阪神は、観客動員面でも荒稼ぎ。連日、4万6000人を超える、トータル14万372人のファンを集めたからだ。巨人の方も3日からヤクルトに3連勝、3連戦で13万4705人を集めたが、及ばなかった。 「巨人が勝てば、日本経済が活性化する」というのは、毎度おなじみの巨人・渡辺恒雄球団会長の言葉だが、「阪神が勝てば、日本経済が活性化する」の間違いだろう。12球団人気ナンバーワンは阪神なのだから。その事実が明確になったのは、これまた傑作なのだが、当時巨人オーナーだった渡辺氏の要求した「観客動員の実数発表」だった。 04年の7月7日、七夕オーナー会議で西武・堤義明オーナーが、「オリックスと近鉄の合併に続き、もう一つの合併の動きがある。4球団ではパ・リーグは存続できない」と爆弾発言。巨人・渡辺オーナーに「10球団1リーグ制度」を懇願した。この球界再編の動きは、楽天の新規参入、ソフトバンクのダイエー買収で「12球団2リーグ制度」が存続されたが、05年からパ救済のために、セ、パ交流戦が実施された。その際に、「交流戦をやり、パを助けるのはいいが、パの球団が実際にどれくらい観衆を集めているのか、実数を知る必要があるだろう」と渡辺オーナーが発言。他のセ・リーグのオーナーも同調して、観衆の実数発表が05年から始まった。 その結果は、巨人にとってとんだヤブヘビだった。過去に「毎試合、5万5000人の超満員の大入り」伝説を誇っていた東京ドーム神話が完全に崩壊したのだ。途中からさりげなく「満員5万人」に修正した数字までが水増しだったことも暴露されてしまった。東京ドームの実数の収容人員は、4万6000人前後であることが明らかになったからだ。 一方の甲子園は、実数発表前から「きわめて実数に近い」と言われていたが、その通りで05年から昨年まで阪神が5年連続して巨人を抑えて、12球団トップの座に君臨している。「V9巨人を超えてV10だ」と原監督に対し、渡辺指令が出ているが、それより前に、阪神の観客動員V9超えを阻止しないとまずいのではないか。いくか勝っても人気ナンバーワンの座を取り戻さないと、球界盟主復活は夢の夢なのだから。
-
スポーツ 2010年05月06日 18時00分
巨大戦力の巨人にぜいたく税要求
あり余る戦力を生かして主力の故障も関係なく首位を走る巨人に対し、他球団関係者からたまらず異議申し立てだ。「メジャーのように、一定額を超えた巨額の補強をした球団はぜいたく税を支払うシステムを作るべきだ」と。 メジャーでは巨大補強を繰り返すヤンキースが毎年のようにぜいたく税をコミッショナー事務局に支払っている。そのお金は30球団で配分されるシステムになっており、その分配金で経営を成り立たせている弱小球団まであるという。 ヤクルトのエース・グライシンガー、4番・ラミレス、横浜の守護神・クルーンを獲得したときに、阪神・岡田監督(現オリックス監督)は、「巨人はそこまでして勝ちたいのか」と激怒したことがある。確かに巨人の物量作戦は、故障者続出の今季に、目に余る形で現れている。 「戦力の差を言っても今さらしようがない。それを言ったらおしまいだから」と、ある球団の監督は立場上、弁解無用を強調するが、怒り心頭の前出の関係者はさらに巨人の手口を明かすし、改善の必要性を訴える。 「たとえば、グライシンガーの年俸が2億5000万円と言われるが、冗談ではない。それだったら引き留めたヤクルトに残っているはず。その倍は出している。ただ年俸は2億5000万円にして、必ず達成できるインセンティブをいくつか作って2億5000万円になるようにする。たとえば、出場給1試合いくらとかね。これでは、メジャーのようなぜいたくセ税を作っても効果はなくなる。明らかになった年俸2億5000万円だけでは話にならないからね。総額をハッキリさせるようにしないと意味がない。そうすべきだろう」。 巨大戦力の巨人が当然のように、一人勝ちしても何のプラスもないだろう。「もうセ・リーグの灯は消えるのか」とセ・リーグ関係者は頭を抱える。5月のゴールデンウイークを終えた時期に、早々と2位、3位のクライマックスシリーズ(CS)出場権争いにしか興味がないとなったら、しらけるだけだろう。 「メジャーリーグのように、ぜいたく税導入」という提案には、現実的な説得力がある。巨人はもちろん「巨大補強の批判はお門違い。企業努力だ」と反論するだろうが、この大不況下の世の中では通用しないだろう。巨人人気で球界全体を潤せた古い良き時代は終わっているのだ。一時は消滅危機をささやかれたサッカーのJリーグが生き延びているのも、選手の大幅な年俸カットを断行したからだ。球界にも出血を伴う大改革が求められている。
-
-
スポーツ 2010年05月06日 15時30分
日本復帰も マツイが『第2の城島』になる!?
「マツイの動向に注意しろ」−−。プロ野球12球団の渉外担当者はそんな勅命を受けている。「マツイ」とは、松井秀喜外野手ではなく、ヒューストンアストロズの松井稼頭央内野手(34)のことである。 「今季、カズオは3年契約の最終年です。打撃不振でスタメンを外されることも多くなったし、ひょっとしたら…」(在京球団職員) 「ひょっとしたら」とは、日本球界復帰の可能性も十分にあるということだ。 松井稼は4月の月間MVPが発表された5月3日時点で(現地時間)、打率1割9分、本塁打、盗塁ともにゼロ。打点1。イチローや松井秀喜がすでに100打席以上を消化したというのに、まだ42打席しかバッターボックスに立っていない。 「開幕戦こそ2安打を放ったが、精彩を欠いたままです」(前出・同) 松井稼の年俸は500万ドル(約4億5000万円)。一般論として、メジャーではこの年俸額の控え選手はトレードがまとまりにくいとされている。「30代の控え選手より、若手をテストした方がいい」と考えるからだ。日本球界側は「レギュラーを外された城島が自ら退団を申し出て阪神入りしたように、カズオの日本帰還もあり得る」と見ており、獲得の可能性を調査しているのだ。 松井稼はこの程度の成績で終わる選手ではない。来年以降もメジャーで野球を続ける意志があるのなら、大いに自己アピールしなければならないが、米国側の評価は両極端に別れるという。まずは好意的な評価から−−。 「アストロズは昨季、二遊間の併殺を量産しています。松井稼の守備範囲の広さも併殺量産の要因です。メッツ時代はエラーも多かったですが、昨季は僅か6個。彼は確実に守備も巧くなっている」 東地区の球団職員がそう言う。しかし、米国メディア陣の評価は辛辣である。昨季の『8割6分強』という盗塁成功率を指し、こう説明する。 「22回、盗塁を試みて、アウトになったのは3回だけ。成功率は高いが、08年以降、カズオは盗塁にトライしようとしなくなった。チームの方針ではないはず。自信がないのか、次打者に気を遣って走らないのか…。対戦投手は『カズオは走らなくなった』とナメきっており、出塁されても、脅威に思っていない」 かといって、二塁手としての『守備範囲の広さ』は定評がある。よって、松井稼がスピードを失ったとは言い切れないのだが…。日米通算2000本安打を達成した昨年オフ、アストロズの公式HPに、こんな寸評が掲載されていた。 <打撃面では失望が大きい。2010年は契約最終年なので、もっとレベルの高い成績を残そうというモチベーションになってくれるのでは> 自軍のホームページなのに、かなり手厳しい…。酷評する側の声を封じるには、打撃不振を解消するしかない。 メジャーでは、契約最終年のシーズン途中に再契約を結ぶケースも多い。契約締結とならなくとも、球団は選手の代理人サイドに下交渉を持ち掛ける。ヤンキースを退団した松井秀喜も、シーズン中の下交渉は何回か持ち掛けられていたという。大魔神こと佐々木主浩も契約最終年のシーズン途中に残留契約が交わされた。しかし、現時点で松井稼に下交渉の打診は全くない。日本球界が復帰の可能性を探っているだけであり、打率回復のチャンスも与えられていない。松井稼の去就は気掛かりな限りである。(一部敬称略)
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分