スポーツ
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スポーツ 2010年09月03日 08時00分
異常な猛暑にプロ野球選手会がギブアップ宣言
労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)が、12球団に対し、「来季は7、8月の屋外球場でのデーゲームはやめてほしい」という異例のお願いをした。今夏の酷暑は113年間で最高記録。体力が売り物のプロ野球選手からもギブアップ宣言だ。 日本プロ野球選手会の松原事務局長は異例の要請に関してこう語る。「選手によると、ナイター明けのデーゲームがとくにきついという。また見ているファンの人も大変そうだということだった。空調のあるドーム球場なら問題はないかもしれないが、屋外の7月、8月は勘弁してほしいということです。早めの申し出をしておかないと、来季の日程が決まってしまいますからね」 確かに、今年の猛暑、酷暑は記録的で異常だ。しかも、今年だけが例外なのではなく、日本の気候が温帯から亜熱帯化しているという見方もある。そうなると、日本のヒートアイランド状態は来年も続くわけで、選手会の素早い対応は当然かもしれない。 が、12球団側からすると、二つ返事で了承することはできない事情がある。土日のデーゲームは、観客動員の切り札的な存在になっているからだ。一昔前は「巨人はずるい。デーゲームをやらずに、すべてナイターだ。我々のように、ナイター翌日にデーゲームをやるチームと違って、選手のコンディションがいいのは当たり前だし、優勝するわけだ」と、セ5球団からクレームがついた巨人も、今は土日のデーゲームを売りの一つにしている。 かつては1試合1億円以上の放映権料を支払い、巨人戦を中継するので、「ナイターでないと視聴率が取れない。デーゲームはダメだ」と注文を出していたテレビ局が、「巨人戦は視聴率が取れない」と、撤退してしまったからだ。テレビマネーの入らなくなってしまった巨人とすれば、他球団同様に、土日のデーゲームを集客の目玉にするしかなくなっているのだ。 そういう事情があり、しかも空調のあるドームがOKで野外はノーとなれば、12球団の足並みが揃うか、どうか。「高い年俸をもらっているプロ野球選手が夏の猛暑のデーゲームが体調に響くから、やめてほしいというのも、考えてみれば、甘いのではないか」。球界関係者からこういう指摘もある。正論だ。 だが、最優先されるのは、高い入場料を払って球場まで足を運んでくれるファンの声だろう。帰宅時間を考え、試合途中で球場を後にする必要のない、土日のデーゲームは家族連れのファンにとっては、最高のサービスになっている。ファン、イコール神の声が「酷暑の屋外球場でのデーゲームはさすがに、見ている方も大変だ」となれば、選手会の要望を実現するのは当然だ。 逆に「真夏で暑くても家族での楽しみだから、土日のデーゲームは続けて欲しい」というのが神の声ならば、選手は黙ってプレーするしかないだろう。真夏のデーゲームの正否を決めるのは、選手会でも12球団でもない。プロ野球を支えているファンの判断だ。
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スポーツ 2010年09月02日 17時30分
楽天・岩隈もメジャー挑戦準備か
史上9位タイのスピード記録で通算100勝を記録した楽天のエース・岩隈久志(29)が、メジャー挑戦の準備を思わせる動きをしている。日本人メジャーリーガーのパイオニア・野茂英雄氏の代理人として知られている、団野村氏が代表を務めるKDNスポーツと契約していることが、一部夕刊紙報道で明らかになったのだ。 「テレビ出演や、オフの仕事をマネジメントしてほしいということで契約しました。昨年までは別の会社でやっていて、今年からウチでやっています」というのが、夕刊紙上での団野村氏のコメントだが、額面通りには受け取れないだろう。 野村氏と言えば、誰もが野茂氏の代理人だったことを思い起こすように、メジャーリーグ入りを目指す日本人プレーヤーにとって、重要人物だからだ。現に将来のメジャー挑戦を口にしている阪神・藤川球児、横浜・清水直行もKDNスポーツと契約している。岩隈自身も、日本代表が連覇した昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍したのを契機に、メジャー志向が急激に強まっているし、メジャー側も「ダルビッシュに負けない好投手」と高い評価をして、その動向に注目している。 09年のシーズンから年俸3億円の3年契約をしているので、来シーズまでは楽天残留が決まっているが、来オフには海外FAの資格を取得する。それだけに、岩隈がメジャー移籍の準備として団野村氏代表のKDNスポーツと契約したと見るのは、むしろ当然だろう。 が、岩隈のメジャー移籍はまだ来シーズンオフの問題と決めつけるのは早計だ。「来シーズンオフにメジャーへFA移籍されてしまえば、楽天には1円も入らない。金銭面ではシビアな経営の企業なだけに、落札金欲しさで今オフに岩隈のポスティング(入札制度)を認める可能性は十分にあるだろう」と、楽天関係者は言い切る。 団野村氏の父・野村克也氏も楽天監督時代に、「岩隈はどうせポスティングでメジャー入りやろ。楽天は金が欲しいやろうからな」と語ったこともある。 万が一、岩隈が今オフにポスティングでメジャー入りするような事態になれば、大変なことになるだろう。日本プロ野球界のエース、日本ハム・ダルビッシュのポスティングでのメジャー行きが既定路線視されているからだ。 ダルビッシュ、岩隈がダブルでメジャー移籍するようなことになれば、その衝撃度は計り知れない。「日本球界は、日本ハム・ダルビッシュ、楽天・岩隈、田中、西武・涌井、岸、ソフトバンク・杉内などパ・リーグのエースたちで支えられている。セ・リーグにもようやく広島・前田健太のような若くて将来、日本球界を背負って立つような逸材が出てきたが…」という現実が、崩れ去るからだ。さて、岩隈のポスティングはどうなるのか。今後の成り行きから目を離せない。
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スポーツ 2010年09月02日 16時30分
8・30『SMASH.7』新宿FACE大会に再び舞い降りた神スター・バックがTAJIRIを破る!
ECW、WWEという「世界」を知る男であるTAJIRIが生み出した空間、それがSHASHである。 新宿周辺を中心にして活動を始めてから7回目の大会、新宿FACEを何度も超満員にしている実績、ファンからの期待を裏切らない内容で、今回も600人(超満員札止め)の観客を集めた。 前回の大会でフィンランドFCF王座から転落したTAJIRI、ベルトを奪ったFCFの総帥であるスター・バックの再来日、そして新しい道を見つけたと告げてスター・バックの元に行った新生・大原はじめの初登場に、観客は大きな期待を胸に秘めていた。TAJIRIの元を離れ、敵側であるFCFについた大原の行動に一番怒っていた小路晃。メインのカードでスター・バックと大原が組むこととなり、小路はTAJIRIのパートナーを志願した。 今までのコスチュームを一新した大原、シューズに光るFCFの文字。入場するや否や、TAJIRIと大原が睨み合う。続いて入場したスター・バック、腰に光るFCFチャンピオンシップのベルト。バックが入場すると館内の雰囲気が変わってしまうような気がする。 先発は小路と大原。「目を覚ませ!」と詰め寄る小路に対し、「これが答えだ!」と言うかのように厳しい攻撃を浴びせる大原。小路も腕を大原に叩きつけて反撃するが、大原はロープの反動を利して、二の腕を小路の喉笛に叩きつけて倒し、すかさずエルボードロップを叩き込む。小路をコーナーに投げ、TAJIRIを呼び込む大原、不気味にTAJIRIを睨みつける。手四つの体勢を制した大原だったが、TAJIRIはモンキーフリップ。お互いにブリッジの体勢で睨み合う両者。タックルでTAJIRIを倒し、エルボードロップを叩き込むとバックにスイッチする大原。バックはTAJIRIの額にナックルを叩き込んで先制。膝の状態も良くなり、何とかしてバックに一矢報いたいTAJIRIはキックで反撃。ロープに振られたところをハンドスプリングエルボーで返す。 小路にスイッチすると、パワーを生かしてバックを攻め込む。コーナーにバックを振り、串刺しラリアットを狙った小路だったが、バックの両足キックからフライング・ラリアットで逆に攻撃される。バック得意のフィストドロップが繰り出されると、小路はグロッキーに。控えているTAJIRIにバックが唾を吐きかけると、TAJIRIも必要以上に吐きかける。パンチの連打から早くもパイルドライバーの体勢に入るが、TAJIRIのハイキックでカットされる。バックから大原にスイッチ、流れは完全にFCFサイド。ストレッチで小路のスタミナを奪おうとする大原だったが、一瞬の隙を見定めた小路がカウンターのすくい投げで叩き付ける。 何とかTAJIRIにタッチした小路、キックのコンビネーションで大原を攻めるTAJIRI。大原が風車式バックブリーカーを狙うも、TAJIRIはヘッドシザースホイップで切り返し、返す刀でコーナーに控えているバックも攻撃する。大原のスラムを着地し、強烈な膝蹴りでお返しするTAJIRI。徐々にペースがSMASH軍に引き戻される。スイッチしたバックがTAJIRIに突進するが、胸板へのバックハンドチョップからトラースキックでその勢いを利用するTAJIRI。救出に入った大原、TAJIRIをニュートラルコーナーのバックに振ると、バックはお返しのトラースキック。カットに入った小路を場外に叩き出すと、TAJIRIに対してカーフブランディングを決めたバック。顔面を強打し動けなくなってしまったTAJIRIの姿を見て、小路が奮起する。大原にカウンターのすくい投げ、バックには強烈なラリアットを炸裂させる。諸手を突き上げ、気合を入れる小路。勢いに任せてバックにすくい投げを放とうとするが、踏ん張られてコブラツイストで返され、大原のキックをまともに浴びてしまう。バックが押さえる小路に、大原はロープの反動を利し、小路の喉笛に思い切り二の腕を叩き込む。倒れているTAJIRIにも同じ攻撃、バックが指一本でフォールの体勢に入るがカウント2で引きずり起こす。「こんなものではまだ甘い」とばかりにTAJIRIを起こすと、大見得を切ってパイルドライバーを豪快に決めたバック。大原が祈りを捧げるポーズの前で、バックが指一本でフォールしてもぴくりとも動けないTAJIRI、そのままフォール負けを喫してしまう。 リング内に戻った小路にもパイルドライバーを決め、FCFがSMASHのリングを席巻しようとしたその時、KUSHIDAが脱兎の如く乱入、大原に襲い掛かる。しかしセミでフォール負けを喫しているFCFの怪獣ヘイモ・ユーコンセルカがKUSHIDAを抑える。続いてAKIRAがリングに駆け込んでくる。飛んで火にいる夏の虫とばかりに再度パイルドライバーの餌食にならんとした時、切り返したAKIRAはドロップキックを叩き込み、バックを場外に叩き出す。その勢いのまま「今度は俺がやってやる!」とバックに対戦要求。場外でそれを聞いていたバックは首をかっ切るアピール、「返り討ちにしてやる」と告げるようであった。 試合後、バックは「今までの大原はTAJIRIに付いていたが、負けばかりだったではないか。それが私たちFCFに付いた途端こんなに変わったのだ。大きな変化だ! 大原はFCFに来て、遂に闘志を身につけた!」と語る。大原も「自分の手で素晴らしい未来を掴んでみせます!」と力強く語る。 対するTAJIRIは「あんなに強い当たりをする大原は初めて」と言う。「スター・バックを見て何を感じますか?」と報道陣に問いかけたTAJIRI。「風格、目の輝き、周りを流れる空気、リングに上がった時に感じるオーラが見える気がします」と答える報道陣。「それに対してTAJIRI選手は何か対抗策を考えているのですか?」との報道陣の問いに対して「何も掴めていないです、はっきり言って」と答えたTAJIRIだが、「何度か当たっているとだんだん慣れてきて、何かが掴める気がするんです」と前向きな言葉も発する。 世界を知る男、TAJIRIをしても未だ攻略法が掴めないスター・バック。誰かが言った、「彼は神である」と。その神に対して反撃の狼煙を上げようとしているTAJIRI。JCBホールでのSMASH開催という一つの関門を潜り抜けた男の目に、何か秘めたものがある。その輝きをリング上で見せる日は、果たして…? (Office S.E.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『SMASH.7』2010年8月30日(月)会場:東京・新宿FACE(観客600人=超満員札止め)<メインイベント タッグマッチ 時間無制限1本勝負>○スター・バック&大原はじめ(9分17秒 体固め)●TAJIRI&小路晃 ※パイルドライバー<セミファイナル シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○ヘイモ・ユーコンセルカ(13分20秒 片エビ固め)●KUSHIDA ※パンプ・ハンドル・スラム<第4試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○ケニー・オメガ(17分50秒 クロイス・ラツ)●Mentallo<第3試合 タッグマッチ 時間無制限1本勝負>朱里&○リン・バイロン(11分36秒 片エビ固め)植松寿絵&●中川ともか ※ムーンサルト・プレス<第2試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○TAKAみちのく(7分27秒 ジャスト・フェースロック)●児玉ユースケ<第1試合 ワールドトライアウトマッチ 時間無制限1本勝負>○AKIRA(7分58秒 体固め)●ポール・トレイシー ※ムササビプレス
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スポーツ 2010年09月02日 15時30分
復調ヤクルトのベンチ裏で荒木コーチがお冠?
対巨人戦5連勝(31日時点)。東京ヤクルトスワローズが8月を『リーグ月間首位』の18勝8敗で締めくくり、クライマックスシリーズ進出可能圏まで復調してきた。小川淳司・監督代行(53)の手腕は、もっと評価されるべきだろう。 「小川代行を正式に監督に就任させるべきという声もチーム内外から出ています」(メディア陣の1人) 一部報道によれば、13日の阪神戦で10連勝を飾ったころから「小川代行を来季の監督に!」なる“激励の電話”も球団事務所に寄せられるようになったという。荒木大輔・投手コーチ(46)の昇格が既成路線と言われてきたが、こうしたファンのエールを受け、一部幹部も「荒木コーチの昇格を急ぐ必要はないのでは…」の声も出始めた。 しかし、こんな指摘も聞かれた。 「(小川代行を)昇格せざるを得ないのではないか?」(球界関係者) “後退的な口ぶり”だった。その理由は荒木コーチにあるようだ。 コーチスタッフも、荒木コーチの監督昇格を既成路線と捉えている。そのため、小川代行に限らず、年長のコーチたちは試合中でも、 「こういう場面は…」と、荒木コーチに助言を送っている。こういった場面を見せられているから、選手たちも「次は荒木コーチ」と思っているのだろう。しかし、当人は違う。 「監督にならねえし!」 試合中の守備陣営や攻撃面に関する助言を送られるとき、荒木コーチはそう吐き捨てたこともあるそうだ。 「荒木コーチは守備陣営などチーム全体としての作戦に疎い。投手コーチの職務を全うしたいのは分かりますが、『将来の監督候補』と言われて久しいわけだし、もうちょっと勉強していると思ったんですが…」 チーム関係者の1人がそう言う。 確かに、荒木コーチが『将来の監督候補』と言われるようになったのは、昨日今日の話ではない。古田敦也氏が『監督業』も任される直前の05年シーズン後半だった。前任者・若松勉監督は選手交代の場面で、古田に「どうする?」と問いかけることもあった。その際、古田は「気の利いた、理に適った回答をしていた」(前出・同)という。当時を知るコーチ、選手も少なくないだけに、今の荒木コーチの言動にガッカリしているのだろう。 「いや、原(辰徳)監督が長嶋さんの下でコーチをしていたころ、存在感すらありませんでした。でも、監督に昇格するとまるで別人で、若手登用など思い切った作戦に出ていました。地位が人をつくるというか(笑)」(プロ野球解説者の1人) 作戦会議に参画して来ない現状だけで、全てを判断すべきではない。 しかし、荒木コーチは今も「監督を任せても大丈夫なのか?」という目線で見られているのは間違いない。そんな周囲の期待を鬱陶しく思う気持ちも分からなくはないが、このままでは、「荒木コーチの勉強不足だから、小川代行の監督昇格案が採用した」なんてイヤミを言われることにもなりかねない。
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スポーツ 2010年09月02日 15時00分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第42回 エアラン東京練習報告」
今年の夏は、本当に暑いですね。毎日のように30度、いや35度を越えていますね。 そんな中でも、エアラン東京は週3回の練習会を続けてきました。暑い中トレーニングすることは危険も伴いますが、秋には大きな実となって返ってきます。 8月のある日のトレーニングは、体操から始まり、動き作り、ウォーミングアップランに入ります。メニュー15kmのビルドアップ走。距離が進むにつれてペースを上げていくトレーニング方法でもっともマラソンランナーが行うメニューです。持久力のアップが1番の目的です。 この日のシリアスグループは、23分からのペースアップを予定していました。グループリーダーがペースを作っていきます。しかし、途中で想定以上にペースアップをする方がいて、集団は崩れてしまいました。 全力を出し切るのではなく、少し余裕のある感覚で走ってもらいたかったのですが、全力を出し切る方が多くいました。全力を出し切るのが必要な時ももちろんありますが、ビルドアップトレーニングは基本的に70〜80%の力で行って欲しいのです。 1週間にビルドアップまたはペース走とインターバルを、1回ずつ行うとパフォーマンスが上がる確率が高くなります。 ケガをしない為にも、市民ランナーの方は無理なペースでのビルドアップはやめましょう! 後半になるにつれ、タイムが落ちたら効果がないので気をつけましょう。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー写真:トレーニング風景
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スポーツ 2010年09月02日 11時00分
小山の夜に輝いた花火のように、EAGLEのお祭りプロレスが咲いた夏休み最後の土曜日!(2)
陽も暮れた午後7時、夕方の部以上に膨れあがった観客が、待ち焦がれた様子でリングの周りを取り囲む。この日二度目となるクッキング戦士クックマンによるリング内でのお料理ショーは、リングサイドの子供たちに笑顔を与える。 ボーナストラックとして行われたのは8人タッグマッチ。素顔の4人とマスクマン4人による試合は、プロレスを知らない観客にとって非常にわかりやすい図式となっていた。夕方の試合で負傷した吉田和則も、負傷部分にテーピングを施して強行出場。だが若い長屋亮治がローンバトルを強いられ、コーナーから激を飛ばす他の三人。長屋が反撃ののろしを上げ、青コーナーサイドが一気に攻勢に出る。 最後は近藤が担ぎ上げて、トップロープよりも高い位置にいるスカイ・ソルジャーに対して豪快に決めた吉田のキダム式フランケンシュタイナー。リング内で決まったあまりの衝撃的な技に対して、観客は大きな歓声を上げる。時間こそ短いものだったが、プロレスに触れることができた観客は満足そうな表情。試合後に行われた吉田と銀河戦士シャリガンが行ったサイン会に大勢の人が集まった。 プロレスを見たことがない大勢の観客の前で試合を行う。聞こえはよいが、闘うレスラーにとってこれほど緊張するものはない。普段以上に失敗が許されない試合を行わなければならないのだ。だが、普段以上の底力を出し、観客を満足させることができればプロレスラーの勝ち。当日の観客のうち、次回の大会に足を運んでくれるファンができればそれ以上の喜びはない。 EAGLEを立ち上げ、現在は離脱し栃木エンターテイメントに所属している吉田であるが、自分の立ち上げた団体を見捨てることはできない。10月3日に行われる栃木エンターテイメントの興行は、自身のデビュー20周年を記念して行う大会。この日集まった観客に吉田の心は通じたのか。参戦した全選手の思いは通じたのか。その答えは10月3日に出るだろう。地域密着型団体に込められた思い、見知らぬ素振りをしてはいけないのかもしれない。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち)) ◆EAGLEプロレス・プロモーション特別大会2010年8月28日(土)会場:栃木・おやまサマーフェスティバル特設会場(観客1500人)−夜の部(午後7時開始)−<クッキング戦士クックマンによるお料理ショー><ボーナストラック 8人タッグマッチ 時間無制限1本勝負>○吉田和則&近藤博之&鎌田大輔&長屋亮治(9分35秒 片エビ固め)銀河戦士シャリガン&超人勇者Gヴァリオン&イーグル・ソルジャー&●スカイ・ソルジャー※キダム式フランケンシュタイナー◆栃木エンターテイメント次回大会2010年10月3日(日)開場12:30/開始13:00(予定)会場:栃木・小山市文化センター小ホール(JR小山駅より徒歩7分)※吉田和則デビュー20周年記念大会として行われる。詳細はとちぎエンターテイメント公式サイトhttp://totigienter.okoshi-yasu.net/またはtochi_pro@yahoo.co.jpまでお問い合わせ下さい。
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スポーツ 2010年09月01日 14時00分
仰天! 「地下プロレス」が「霊峰富士山頂」にて「日本最高峰プロレス」!!
一昨年7月の国内初上陸以来、日本のファンにもその存在を知られることとなった「地下プロレス」。以来地下の闘いの輪は、東京から飛び火し、オーストラリア、ハワイ、タイ、香港、そしてネパール…と、ワールドワイドに拡大していった。 そしてフランスに存在する地下プロレス支配組織・WUW(World Underground Wrestling)が、次なる戦場に指定したのが…なんと、霊峰・富士の山頂!! 「日本一高い山」で行われる「地下プロレス」…、WUWのボス、イワノフ・ロゴスキーJr.の真意は現在のところまったく不明だが、いずれにしろ、地下日本阿吽王者の日龍&三州ツバ吉のコンビをはじめとする地下戦士たちに、フランス地下組織から「FUJIへ行け」との招集メールが送りつけられ、富士山頂で闘いが繰り広げられることが否応なく決定した。 登山スタートは、なんと前日(28日)の深夜。地下戦士たちは、真っ暗闇の山腹を這い登り頂上を目指し、そして食事も睡眠も満足に与えられないままの悪条件で闘わなければならない。そして戦場は、山頂の岸壁…。「“富士山頂で地下プロレス”…、本当にやるのか?」という疑念が、重い身体を引きずって登る地下戦士たちの表情に色濃く浮かぶ。 しかし朝5時過ぎ、八合目を照らすご来光に、地下の荒くれ者たちも一様に心を奪われる。日本一の絶景に震える感情にだけは、敵と味方の区別など存在しない。 それからも岸壁を這い続けること数時間。ついに地下戦士たちが霊峰・富士の頂上にたどり着いた。 山頂の鳥居と小屋を抜け、火口に近づくと、そこに現れたのは、新宿の地下聖地『CORE STADIUM』を思わせる赤と黒のマット。しかもご丁寧にも、マットの周りに4本の登山杖が立て掛けられ、簡易な造りながらもれっきとした“地下のリング”が組み立てられている。富士山頂で地下プロレスが…、本当に行われるのだ!! この“頂点の闘い”に選ばれし男たちは、日龍&三州の阿吽コンビに、“カポエイラ・マスター”ペドロ高石。そして、底の滑るレスリングシューズで3,776メートルの高みを登頂する荒行(奇行?)を完遂した“人生レッドカード”ことJOMが、アクシデントにより登頂を断念した吉田充宏の代打として、半ば強引に参戦の権利を勝ち取った。(ちなみに吉田は、山頂を目指す途中の八合目にて、高山病に倒れた美少女を救出するため、泣く泣く登頂と試合出場を断念。本人の無念さは、推して余りあるものがある…) 火口そばのリングで行われる“富士山頂の地下プロレス”。地下戦士たちが叫び、身体をぶつけ合う音が岸壁に反射し、大きく響き渡る。気づけば「何が起こっているんだ?」とばかりに登山客がリングの周りを取り囲み、チョップの打ち合いにやんやの歓声を飛ばす。プロレスを知らない一般の登山客も熱狂し、富士山頂の一角は、あたかもカーニバルのような興奮状態と化している。ギャラリーの男性の一人が、目を見張りながらこう叫んだ。 「これが本当の“日本最高峰のプロレス”だな!!」 そして、観客の熱気に煽られ猛ハッスルのペドロ高石が、日龍をリングの外に引っ張り出した! 砂と火山灰にまみれながら、二人の裸の男が殴り合い、そして斜面をゴロゴロと転がっていく…。このシュールな光景に、地下プロレス未見の一般登山客も「誰か教えてくれよ…」と、心の中でつぶやいたことだろう。 試合は三州が腕固めでJOMを仕留め、阿吽王座の防衛に成功。かつて富士登山直後に試合出場、試合直後に富士登山など、富士にまつわる数々の荒行(奇行?)を自らに強いてきた“フジヤマ・マスター”が、その面目を保った。 艱難辛苦を乗り越え、やっとの思いで頂上にたどり着いたら、眼前でプロレスが繰り広げられていた。 日頃プロレスと無縁の多くの登山客にも、一生忘れ得ぬ一日となったことに違いない。◆地下プロレス『EXIT-48 FUJIYAMA』2010年8月29日(日)会場:霊峰富士山頂(登山客15,000人・超満員)<地下日本阿吽王者選手権 時間無制限一本勝負>[王者組]日龍、○三州ツバ吉(6分39秒 腕固め)[挑戦者組]ペドロ高石、●JOM※第2代王者組が3度目の防衛に成功。※直接勝負を決めた選手に阿の帯が、そのパートナーに吽の帯が授与される。よって、勝負を決めた三州に阿の帯が、そのパートナーの日龍に吽の帯が授与される。地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/“幻想”の教育を授かって…地下戦士たちの闘いは烈しさを増す 3・28地下プロレス『EXIT-33 CORE:K』(2)http://npn.co.jp/article/detail/82818271/日本阿吽王座にキャプチャー王座…地下ベルトの王座交代劇、続々 4・18地下プロレス『EXIT-37 HIGHEST』(3)http://npn.co.jp/article/detail/96811864/阿吽王座防衛も、試合後に飛ぶ富豪2夢路の鉄拳…これは何を物語る? 7・18 地下プロレス『EXIT-41 CORE:N』(2)http://npn.co.jp/article/detail/20754464/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年09月01日 13時30分
オリックス、赤星憲広氏獲りの内幕
突然降ってわいたような、オリックスの赤星憲広氏(元阪神)獲得というスポーツ紙報道。この時期になぜ、どういう意図なのか。内幕を明かす。 スポーツ紙全紙が足並みを揃えて報道したオリックスの赤星氏獲得の動き。情報源として、「球団幹部」「球団関係者」の「赤星はプロ野球界、関西の宝だから」というコメントが載っている。この情報源を巡って、球界関係者は「背広組のフロント首脳がこの時期にしゃべるとは思えない。岡田しかいないだろう、こんなことを言うのは」と、岡田彰布監督へ疑惑のまなざしを向ける。 確かに説得力はある。阪神監督時代に師弟関係だった岡田監督は、赤星氏が評論家として今春のキャンプを訪れた際に、臨時走塁コーチ役を頼んだりして、パイプの太さを証明している。スポーツ紙報道にある「脊髄損傷で現役引退をしたが、現在はトレーニングを開始している」という赤星氏の近況など、岡田監督なら知っていておかしくない最新情報と言えるだろう。 ただ岡田監督が情報源だと明らかにすれば、阪神サイドが激怒するのも自明の理だ。赤星氏は任意引退扱いになっており、阪神の了解がなければ、現役復帰できない。それを知っている岡田監督が堂々と獲得の動きを明言すれば、過去に阪神球団首脳と繰り広げた遺恨戦が再燃するのは避けられなくなる。 昨年オフに阪神がマリナーズ・城島を獲得した際に、「長い間、正捕手やった矢野はどうするんや。使わんのなら、ウチが獲るで」と矢野獲得宣言をするなど、真っ向から古巣・阪神球団を批判。ケンカを売られた格好の阪神球団首脳が怒り、岡田監督に反論、遺恨戦が勃発している。 「プロなんだから、遺恨戦も大いに結構。話題になってファンが注目する」。こう歓迎したのは、阪神OB会・田淵幸一会長だが、岡田監督vs阪神フロント首脳は、ガチンコで話題作りの演出ではなかった。今回の赤星氏獲りも、阪神に対する岡田監督の仕掛けと見る球界関係者の見方は的を射ているだろう。 オリックス・宮内義彦オーナーが岡田監督を担ぎ出しのも、阪神のスタープレーヤーであり、優勝監督だからだ。関西では絶対的な阪神人気の前に、オリックスの影は薄く、地団駄を踏んでいた宮内オーナーは、岡田監督の阪神ブランドを最大級に評価している。岡田監督もそのへんの事情は誰よりも知っているだろう。 阪神との遺恨戦も宮内オーナーへ向けたスタンドプレーとも言える。今回の赤星氏獲得のアドバルーンも、その一環だろう。「脊髄損傷は、生命の危機にかかわる問題だから、現役続行を認められない」という阪神球団首脳の判断で、現役引退した赤星氏だが、本人が現役に未練を持っているのは事実だし、ファンも復帰を待望している。評論家としてグラウンドへ行くたびに、「体がよくなったら、現役復帰しろよ。まだまだやれるぞ」と各球団の首脳陣や球界OBから声をかけられている。 そんな圧倒的な人気を誇る赤星氏を獲得すれば、岡田監督の大手柄になる。今季は新4番・T-岡田、新エース・金子千尋を育成して手腕を発揮している岡田監督。が、2年目の来季は宮内オーナーが何よりも望む観客動員増を実現するために、さらなるアピールが必要になる。その集客の切り札が赤星氏獲得だ。が、阪神が簡単にオリックス入りを認めるわけがないので、オフには岡田監督との遺恨戦が再燃する。
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スポーツ 2010年09月01日 11時00分
小山の夜に輝いた花火のように、EAGLEのお祭りプロレスが咲いた夏休み最後の土曜日!(1)
栃木県小山市。東京から1時間30分程度離れた地。 この小山を中心として、18年間活動し続けている一つのプロレス団体がある。 団体の名は、EAGLEプロレス・プロモーション。「福祉に愛を! プロレスに夢を!」をスローガンとして、様々な施設への慰問を繰り返し、人々に夢を与え続けてきた。アマチュア時代から培ってきた経験を生かし、現在では地元小山の人々に愛されている。 2年ぶりに行われた小山市でのお祭りである「おやまサマーフェスタ」での特別大会。ライブでプロレスを見たことがないであろう大勢の観客がリングを取り囲む。中には鉄柱やリングマットの感触を確かめるように触っていく人も。見慣れないプロレスのリングに興味津々の様子。 曇りがちではあるが、まだ陽のある夕方4時45分に試合が開始される。地元出身の「ジャイアント小馬場」の登場に、リングサイドの子供たちが手を差し伸べる。最初はまばらだった観客も、リングで試合が始まると興味を示しだして寄って来る。そんな観客を意識したのか、場外に出る小馬場。対戦相手の「三沢が光晴」が観客に紛れる小馬場を探す。「あっちに行ったよ!」。観客も二人のやり取りに呼応するかのように指をさす。理屈抜きに、純粋にプロレスを楽しんでいる観客の姿がそこにあった。 続いてはBRAVESの超人勇者Gヴァリオンと夢名塾の若手・長屋亮治が対戦。ゴングが鳴ると手を叩いて観客を煽るヴァリオン、見慣れたファンならいざ知らず、正体不明のマスクマンの行為に少々戸惑いながらも手を叩く観衆。「打ってこい!」と胸を突き出して長屋のチョップを受けるヴァリオン。逆にヴァリオンの一撃が長屋を襲う。パチン! と乾いた音色が響くと、長屋は胸を押さえて苦悶の表情を見せる。観客からは「うわ〜、痛そう…」と声が漏れる。こうなったらプロレスラーの勝ち。鍛えあげた体をぶつけ合うことで観客の目を引き、リング内の闘いに惹きこませることに成功したのだ。若い長屋の奮闘ぶりに歓声を送る観客、逆襲のニールキックが炸裂した瞬間拍手が起こった。 3試合目に行われたのは、素顔の3人対マスクマン3人。リング内外を跳ね回る6人のレスラーを見て感嘆する観客。場外の相手に対して次々と飛んでいく空中弾の数々に、心を奪われているかのようであった。そんな中アクシデントが。コーナー最上段から場外に向かって飛んだ吉田和則(よしだかずのり=栃木エンターテイメントプロレス)だが、プランチャが命中した瞬間腕を押さえて動けなくなってしまう。試合は負傷した吉田をカバーした近藤博之(こんどうひろゆき=EAGLEプロレス)と鎌田大輔(かまただいすけ=プロレスリング・アライヴ)の活躍により吉田組の勝利となったが、試合内容に納得がいかない吉田がもう一試合行うと試合後宣言。見ている観客も、予想外の嬉しいハプニングに期待しながら一時リングサイドを離れる。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆EAGLEプロレス・プロモーション特別大会2010年8月28日(土)会場:栃木・おやまサマーフェスティバル特設会場(観客1500人)−夕方の部(午後4時45分開始)−<第1試合 ランパチプロレス提供 試合決まるまで1本勝負>○ジャイアント小馬場(6分58秒 体固め)●三沢が光晴 ※スーパー16文キック<第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負>○超人勇者Gヴァリオン【BRAVES】(8分46秒 片エビ固め)●長屋亮治【夢名塾プロレスリング】※ピロシキバスタードロップ<クッキング戦士クックマンによるお料理ショー>※パラパラに乗せて「パラパラご飯のチャーハン」をリング上で披露。<第3試合 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負>吉田和則【栃木エンターテイメント】&○近藤博之【EAGLE】&鎌田大輔【プロレスリング・アライヴ】(11分59秒 片エビ固め)銀河戦士シャリガン&イーグル・ソルジャー【EAGLE】&●スカイ・ソルジャー※スワントーン・ボム
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スポーツ 2010年08月31日 16時00分
スーパーFMWの魅力(4)「新旧FMW女子プロ対決」
スーパーFMW・電流爆破20周年記念興行第1弾のメインイベントは、最終試合のハードコア・ストリートファイト有刺鉄線ボード画鋲デスマッチである。 最終試合に入る前に茜ちよみ『ダイナマイト・バンプ』代表の歌謡ショーと、スーパーFMWの嶋田俊昭会長の挨拶が行われた。茜代表はセーラー服姿で演歌を熱唱。嶋田会長は「20年前に電流爆破デスマッチでFMWを世に知らしめた。本日も感動と思い出に残る試合を期待する」と述べた。 この最終試合は、レフェリーが危険と見なしたもの以外は何でもありの試合で、画鋲や有刺鉄線ボードが会場に運び込まれた。対戦カードはターザン後藤、シャーク土屋、鶴巻伸洋、鮎川レイナ組とミスター・ポーゴ、松本トモノブ、羽沙羅、ナカタ・ユウタ組である。松本は「二代目レザーフェイスより俺を使ってください」と志願し、上記のカードとなったという。ターザン後藤の登場時は「ゴ・ト・ウ」コールが会場から起こった。 このカードは様々な選手で構成されている点が特徴である。総合格闘技(鶴巻伸洋)、女子(シャーク土屋、羽沙羅)、ニューハーフ(鮎川レイナ)である。初期のFMWにあった「何が飛び出すかわからないおもちゃ箱をひっくり返したような世界」を意識して、皆をデスマッチに入れたという。 特にシャーク土屋と羽沙羅の新旧FMW女子プロ対決は見物であった。シャーク土屋はFMWで活躍し、工藤めぐみの引退試合で電流爆破マッチの対戦相手になるなどの経験がある。このシャーク土屋は、スーパーFMWで活躍する羽沙羅に対し、ファックスで以下の声明を届けていた。 「以前、羽沙羅がFMW女子やオレについていろいろ言っていると聞いた。羽沙羅! FMWの女子を甘く見るな! これからオマエがナンボのものか見てやる!」 その言葉に違わず、シャーク土屋は羽沙羅を猛攻し、キャリアの違いを見せつけた。シャーク土屋は、羽沙羅を場外に押し出し、有刺鉄線スティックで喉を刺し、鎖鎌で首を絞めた。総じてシャーク土屋が圧倒したものの、羽沙羅も見せ場を作った。後半ではシャーク土屋にジャーマン・スープレックスを決めた。 また、シャーク土屋から逃れてリングに上がった羽沙羅は、ターザン後藤と一騎打ちを行った。羽沙羅はターザン後藤に果敢に攻撃するが、凶器で反撃される。それからターザン後藤は有刺鉄線ボードをリングに運び、リング内の羽沙羅に投げつけ、上から踏みつけた。羽沙羅は有刺鉄線が身体に刺さり、なかなか取れない状態になった。 ターザン後藤は他の選手にも猛攻した。相手を有刺鉄線ボードに投げつけようとして、逆に自分がぶつけられることもあったものの、最後は画鋲の上へのフェースバスターからフォールを決めて勝利した。 試合終了後はミスター・ポーゴが「今日の試合でターザン後藤をますます好きになった」と叫び、ターザン後藤が「ここから新しいFMW伝説が始まる」と締めくくった。電流爆破20周年記念興行第2弾は、10月2日を予定している。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
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