スポーツ
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スポーツ 2010年08月28日 11時30分
サッカー代表監督一転! 国内組から選出も
9月4日のパラグアイ戦(日産スタジアム)を目前にしてもまだ決まらないサッカー日本代表監督。日本サッカー協会は26日、日本時間の28日を外国人監督候補3人の返答の最終期限とすると発表した。 パラグアイ戦で監督代行を務めることになった原博実技術委員長(51)は「3人の中に確実にいけると思う人はいる」と話す。また、小倉純二会長(72)も「今も原が交渉中です。パラグアイ戦は彼が監督代行をやるから路線から外れることもない」と10月のアルゼンチン戦までに決定するだろうと楽観的だ。だが、コトはそう上手く運びそうにもない。 「外国人監督を呼ぶのにネックになっているのは、やはり年俸ですね。噂では年俸4億円を提示した監督候補もいて、1億円ほどで手を打ちたい協会側との思惑とかけ離れ過ぎているのが、遅々として交渉が進まない原因の一つになっています」(サッカー関係者) 欧州の指揮官にとって日本代表監督に就任するメリットもあまりないようだ。前出のサッカー関係者は続ける。「W杯が終わったばかりで、いま就任すると2〜4年は日本代表の指揮を執らなくてはいけなくなる。その間に欧州の市場はめまぐるしく動いているので、いざ戻ろうという段階になって、迎え入れてくれる名門クラブがないことを危惧する指揮官は多い。いま浪人中の監督候補の中にもそのあたりを心配して、せめて身分保障として、年俸を釣り上げざるを得ない状況もあるでしょう。そうなると誰も手を上げないかもしれません」 運命の28日にサッカー協会が監督候補すべてにふられる可能性も出てくるのだ。そうなると一転、国内組から監督探しをしなくてはならなくなるのだが…。
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スポーツ 2010年08月28日 10時00分
魔都・東京の地下ネットワークが、高田馬場に拡散! 8・22地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』(1)
18世紀フランス暗黒社会に端を発し、一昨年日本に上陸した禁断の格闘世界「地下プロレス」。以来、新宿、飯田橋、恵比寿、銀座、そして日比谷…と、東京に闘いの輪を拡散し続けてきた地下プロレスが、新たなる戦場を「高田馬場」に定めた。22日、高田馬場『ALAISE』にて、地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』が行われた。 今回の戦場に選ばれた『ALAISE』でも、観戦する者たちは地下プロレスの流儀にのっとり、料理と酒を愉しみながら目の前の闘いを見守るわけだが、なんとこの『ALAISE』の料理長は、地下世界と因縁浅からぬ地・ネパールの出自。そうなると当然、ネパール地下プロレスの首領ヒマラヤン・タイガーと『ALAISE』の関連性が気にかかるところだが…そこを検証するのは、また別の機会か。【第1試合 時間無制限一本勝負】“頭突き世界一”富豪2夢路 vs “平成の大正ボウイ”竹嶋健史 7月に地下デビューを果たしたばかりの“アンダーグラウンド・グリーンボーイ”竹嶋に試練が続く。デビュー戦で地下世界王者・紅闘志也(くれない・としや)に玉砕した竹嶋の2戦目は、なんと地下の牢名主・富豪2夢路(ふごふご・ゆめじ)。得意のグラウンドで必死に攻め立てた竹嶋だったが、夢路渾身の頭突きで大流血。あえなくKO負けとなった。竹嶋はいま、叩き潰されながら地下の流儀を身体で学ぶ時期ということか…。○夢路(9分03秒 TKO)●竹嶋 ※頭突き【第2試合 WUW(World Underground Wrestling)選手権 時間無制限一本勝負】[王者]“人間狂気”紅闘志也 vs[挑戦者]“兇悪獣”ナイトキング・ジュリー 前戦8・15のCORE STADIUM決戦にて、夢路を秘技ベアハッグで葬り、“超竜”高岩竜一に禁断のデスバレー・ボムを解禁させた赤マル急上昇男・ジュリーが、ついに地下世界王者のベルトに初挑戦。今や絶対王者の風格すら漂わす紅闘志也が、この挑戦を迎え撃つ。 試合前に、地下チャンピオンシップでは異例の国歌斉唱が告げられる。登場したのは、予測不可能ラッパー・PRIMALだ! 観る者すべてが唖然とする中、朗々と美声を響かせ君が代を歌いあげるPRIMAL。なんとも、摩訶不思議な光景であった…。 猛烈な成長でトップ戦線に台頭したジュリーが相手でも、紅闘志也はいつもの紅闘志也。牙を剥いて吠え、攻め立てるジュリーにも、「ここを打ってみろ」と脚や腹を叩き、アゴを突き出すいつもの紅ムーブは健在だ。 そしてこの試合最大のサプライズは、グラウンドに活路を見出さんとタックルに出たジュリーをかわした紅が、なんとなんとコブラツイストを見せた瞬間! このまさかの“紅コブラ”には、誰もが仰天した。 そしてボディへのヒザからJOM殺し(パンチのマシンガンラッシュ)の連携で、絶好調男も完封KO。人間狂気、盛夏になおも燃え盛る!○紅(8分02秒 TKO)●ジュリー ※ボディへのヒザ→JOM殺し地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/灼熱の日比谷公園に突如出現した“ネパール地下プロレス”!! …誰か教えてくれよ!http://npn.co.jp/article/detail/34428935/終戦記念日に地下プロレス…またしても“暑いリング”の新記録更新! 『EXIT-44 CORE:O』http://npn.co.jp/article/detail/52985865/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年08月28日 06時00分
ヤクルト・由規の日本人最速161キロの問題点
ヤクルト・由規が26日の横浜戦(神宮)で、日本人投手最速の161キロを計測した。が、テレビのスピードガンでは152キロということで、快挙に疑問の声もあがっており、波紋が広がっている。 ヤクルト・小川淳司監督代行が「そんなに出ていたの?」と首をかしげれば、荒木大輔投手コーチも「テレビでは152キロ? そんなもんじゃないの?」と発言。身内からも日本人投手最速日本新記録に疑問の声があがっている。 ネット裏2カ所にスピードガンを設置している神宮球場側は「161キロが出たことは間違いありません」と、新記録達成を強調するが、こう反論する球界関係者、OBは多い。「神宮のスピードガン表示はあてにならない。他の球場に比べて、数字が出過ぎるからね。東海大・菅野、中大・沢村も大学球界最速の157キロを出している。数字の出にくい福岡ヤフードームと比べると、軽く5キロ以上は速く計測されている」と。 確かに、球場によって、「速く計測される」「スピード表示の数字が出にくい」という、バラツキがあるのは事実だ。「初速を表示すると球場と、終速を出す球場の違いがあるから、数字が変わってくるのではないか。終速より初速の方がスピード表示の数字が高くなるのは当然だろう」。 こう解説する球界関係者もいるが、それだけではないだろう。スピードガンを設置する場所によっても変わってくるだろうし、ファンを喜ばせるために、水増し計測しているのではと思われる節もある。 「コミッショナーは国際試合に戸惑わないために、来季からミズノ1社による飛ばない統一ボールを導入するのだから、スピードガンも統一すればいい。そうすればすっきりするだろう」と、スピードガンの統一を求める声もある。 スピードガン表示の日本記録が、コミッショナー表彰されるのならば、確かにスピードガンの機種、設置場所など統一する必要があるだろう。が、しょせんスピードガン表示は、ファンサービスの一環だし、いくらスピード記録が出ても投手は勝たなければなんの意味もないし、価値はない。 ただし、野放しにして、各球場でスピードガン表示をアップする競争が始まったりすると、百害あって一利なしだ。スピード競争に目の色を変えて、負けても自己満足するような投手が出てこないとも限らない。 マスコミ報道も自戒しないといけないだろう。甲子園で「松坂超えの最速投手、新怪物・寺原」とマスコミが大騒ぎした日南学園・寺原隼人は、ダイエー・ソフトバンクから横浜に移籍、プロ入り9年目だが、芽が出ていない。日本球界のエースになり、メジャーに移籍した松坂大輔(レッドソックス)と比べること自体が間違っていたのだ。 が、あれだけ騒がれれば、本人や周囲も勘違いしてしまうだろう。スピードガンの弊害以外の何物でもない。見た目の速さではなく、打者が感じるスピード感が大事なのだ。ロッテの渡辺俊介のように130キロ台のストレートでも勝てる。変化球とのスピード差が、打者を幻惑する。プロ3年目でようやく開花しかかった由規が、日本人最速記録にとらわれると、元の木阿弥になってしまう。
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スポーツ 2010年08月27日 15時30分
スーパーFMWの魅力(1)「場外乱闘の迫力」
プロレスの魅力とは、様々なしがらみに抑えつけられた現代人ではできないようなことを実演するところにある。 新木場1st Ring(東京都江東区)で8月20日に開催されたプロレス団体『スーパーFMW』の電流爆破20周年記念興行第1弾は、まさに刺激的な試合であった。1990年8月4日に大仁田厚とターザン後藤が東京・汐留でノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチを行った、その20周年を記念しての興行である。 この興行では第1試合から場外乱闘が勃発し、全7試合中2試合が両者リングアウト裁定となった。第1試合からの激しい場外乱闘には、多くの観客が度肝を抜かれた。 第1試合は田村欣子vsヘイリー・ヘイトレッドの女子シングルマッチであった。田村はNEO統一二冠王者であるが、今年12月31日に引退すると発表された。併せて所属団体のNEO女子プロレスも解散する。対するヘイリーは米国オハイオ州出身のレスラーである。 入場時から会場の声援は田村の方が大きく、田村選手はロープの上に乗り、アピールした。 試合開始直後に二人は組み合う。ヘイリーが押し、田村をロープに押しやった。続いて力比べでもヘイリーが押していた。ヘイリーの攻撃が続くが、中盤は田村の優勢で進む。試合開始から10分経過後も、両選手の闘志は衰えず、攻防が続く。そして場外乱闘が起き、最後はリングアウト裁定となった。 第3試合の長瀬館長vsグラン浜田もリングアウト裁定で終わった。長瀬館長の蹴りで始まったが、第1試合と同じく場外乱闘に突入した。場外で激しい攻防が続く。リングに戻ろうとする選手に攻撃を加える展開が繰り返され、両選手ともリングに戻れなかった。 リングアウト裁定では選手は不完全燃焼となる。そのため、試合終了後も睨み合いが続いた。特に第3試合では裁定後も激しいバトルが続き、グラン浜田は「ヤル気あるのか」と吠え続けていた。リングアウト裁定は観客にとっても不完全燃焼となるが、両試合とも激しい攻防が展開された試合であった。 場外乱闘が始まると運営側から「危険ですから選手に近付かないで下さい」とのアナウンスが流れる。しかし、実態は観客が近づくのではなく、選手のほうから乱入してくる。だから、観客は避難しなければならない。ブラウン管を通した視覚と聴覚だけの感覚とは異なり、避難という行動によってプロレスを体感する。 これは第5試合におけるスーパーレザー2号の登場時のパフォーマンスも同じである。スーパーレザー2号は観客席に向かってチェーンソーを振り回しながら登場した。父親のスーパーレザーと同じパフォーマンスである。チェーンソーの燃料であるガソリンの臭いが会場に広がり、嗅覚によっても危険さを実感する。 そして場外乱闘で忘れられない存在が、メインイベントのターザン後藤である。ターザン後藤は有刺鉄線ボードに選手を投げ、選手を観客席に座らせて金槌で頭を殴り、椅子を投げつけるなど大暴れであった。リングサイド席だけでなく、最上段の観客席にまで乱入し、広範囲の観客に場外乱闘を実感させることがターザン後藤の特徴である。特に初めての観客は衝撃を受けるが、凄まじい暴力を目の当たりにして大興奮する。(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)
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スポーツ 2010年08月27日 14時00分
セ3強優勝争いの救世主はヤクルト
借金19を抱え、休養した高田繁監督からバトンを受けて以来、奇跡の快進撃で借金を完済してしまったヤクルト・小川淳司監督代行。次なる期待がかかっている。阪神、巨人、中日の3強レースを理想的に決着させる、セ・リーグの救世主役だ。 「今年だけは阪神に勝ってもらった方が、プロ野球界全体のためになる」。読売出身の球界関係者からも、5年ぶりの猛虎優勝待望論が起こっている。勝って当たり前の巨大戦力を抱えている巨人がリーグ4連覇しても、いっこうに盛り上がらない。 まして「憎まれっ子、世にはばかる」存在の落合博満監督率いる中日に4年ぶりのリーグ優勝されたりしては、一気に盛り下がってしまう。中日ファンの間でさえ、「早く立浪監督を見たいから、落合に優勝されては困る」という声があるほどなのだから。 日本中にいる熱狂的な猛虎ファンの数が12球団一なのは、昨年まで5年連続トップを誇る観客動員数で証明されている。今季もV6へ向け、快進撃を続けている。前出の読売出身の球界関係者も待望する猛虎優勝実現へ、なぜヤクルトが救世主役になれるのか。今季の3強に対する理想的な戦いぶりがあるからだ。 阪神に6勝11敗と5つも負け越し、巨人には8勝9敗とほぼ互角。中日戦になると11勝7敗1分と4つも勝ち越している(成績は26日現在)。現状の戦いぶりを、残りの3強との試合(阪神、巨人7試合ずつ、中日5試合)でも維持してくれれば、阪神優勝へのアシストという最高の結果になる。 中日に対する強さは今季だけのものではない。高田監督が就任した08年に13勝9敗2分と4つの勝ち越し。昨年も13勝11敗と2つのプラス。この3年間、なぜか落合監督はヤクルトと相性が悪い。 巨人との互角の勝負は、小川監督代行になってからのものだ。08年6勝18敗と12の負け越し。昨年も5勝18敗1分と13もの負け越し。巨人軍優勝協力会状態だったのだ。一昔前の逸話を思い出させる。球団買収時のヤクルト・松園尚巳オーナーが「巨人には勝たなくていい」指令を出したのだ。「世の中は巨人ファンが一番多い。巨人に勝って、ヤクルトが売れなくなったら困る」というのが、その理由だったという。当時のヤクルト監督だった広岡達朗氏が日本経済新聞の『私の履歴書』で書き記しているから、ウワサではなく、事実だろう。 今回はV9巨人のレギュラーだった高田監督が古巣へ恩返ししたというわけではない。札束攻勢でヤクルトのエース・グライシンガー、4番・ラミレスをダブル横取りされた高田監督の怒りはすさまじかった。リベンジの気持ちが強すぎてカラ回りといったところが、現実だろう。が、小川監督代行になってから巨人への呪縛が解け、互角の戦いをしているのだ。 対阪神は1年置きの成績になっている。08年に10勝13敗1分と3つの負け越し。クライマックスシリーズの出場権を争い、勝った昨年は15勝9敗と6つも勝ち越している。今季は負け越す順番なのか。いずれにしろ、小川ヤクルトにはセ3強レースのベストな決着をつける救世主的な役割が期待される。
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スポーツ 2010年08月27日 13時00分
キーワードは『負けてたまるか!』「Truth#3が、ガッツワールドの真実だ!」(ガッツ石島談)
ガッツワールドの週一回興行『Truth』も3回目を迎えた8月24日。 当日は火曜日ながら興行戦争の真っ只中に巻き込まれてしまい、先週よりも観客は集まらず。 だが、そんな中でも出場選手は全員負けてはいなかった。集まったファンに対して力強く、熱の入った攻防をリング内外で繰り広げ、自分たちの「真実」を見せつけたのであった。 第1試合、初対決となるダイスケと山本SAN。先週末から連戦が続くダイスケに対し、「ちょっといじめてやろうかな」と告げていた山本は打撃で活路を見い出す。走りこんでの膝蹴りやフライング・ニールキックの前にダイスケの顔が歪む。だが、ここぞで出す必殺の山本SANドライバー(相手をファイヤーマンズキャリーの体勢で持ち上げ、コーナー対角線を走りこんでツームストン・パイルドライバーの要領で叩きつける技)にこだわってしまったのがいけなかった。 冷静に切り返すダイスケ。山本が勝負をかけた右ハイキックをキャッチされ、ローリングエルボーで返される。変形スタナーからスライディングDを立て続けに繰り出したダイスケの勝利に終わる。 第2試合、何としても社長と代表の座を取り戻したい梁和平とガッツ石島の重鎮コンビは、ガッツワールド相談役であるミスター雁之助指定マッチに望む。GENTAROとブルー・バイセクルの入場時を急襲し、ペースを握る。 ところが、雁之助の用意したGENTAROは一筋縄ではいかない強者。初タッグとなるであろうブルーを上手く使い、何度もフォールを奪おうとする。このままズルズルと敗れてしまうのか、重鎮コンビよ…。 しかし気持ちは折れなかった。何としてでも勝利し、社長&代表権を賭けたリターンマッチに持っていかなければならない重鎮コンビ。GENTAROとブルーを分断し、最後はリバースゴリー・ドライバーを決めた梁がブルーからピンフォール勝ち。 勝った勢いで雁之助に次週大会でのリターンマッチを要求する重鎮コンビ。だが相談役の一存だけではリターンマッチを決めることはできないと告げる雁之助。31日の『Truth#4』でCHANGO君&AMIGOの鈴木君とのタッグ対決までは決まったが、社長&代表権争奪リターンマッチになるかは…神のみぞ知るところか。 メインイベント、「吉野達彦エースへの道100番勝負」の第3戦。対戦相手は学生プロレスの大先輩でもあるDDTのHARASHIMA。観客があっと驚いたのは、HARASHIMAが先日の両国大会で奪還したKO-D無差別級のベルトを掲げて入場してきた場面。今や日本マット界のエースの一人となったHARASHIMAとして現れた。 じっくりとしたグラウンドで、吉野の若い力を吸い取ろうとしたHARASHIMA。一瞬にして極めてしまったレッグロックや、吉野の首四の字を切り返してガッチリと極めた弓矢固めは、格の差を見せつけたといってもいいだろう。 追い討ちをかけるように吉野の背中に容赦なくキックを浴びせていくHARASHIMA。だがやられっ放しでは何も変わらない。気迫を込めたエルボーを何発も叩き込む吉野。ドロップキックからランニング・エルボーとたたみかけ、渾身の逆片エビ固めでHARASHIMAに苦痛の声を上げさせる。 トラースキックからシュバインを決め、そしてアスリートジャーマンを狙う吉野。耐えたHARASHIMAはファルコンアロー。山折りを狙うが吉野が切り返し、そして切り札のアスリートジャーマン、カウントは2。 全力でHARASHIMAを倒しに行った吉野だが、バズソーキックからの蒼魔刀をグサリと叩き込んだHARASHIMAが貫禄の勝利。学プロの後輩として、現在プロのリングで活躍する吉野を見てどう感じたのか。ダイスケに呼び込まれる形で「鍛えているからだー!!」のシメまで出す大サービスのHARASHIMAだった。 試合後、次回の対戦カードが発表される。吉野の次の対戦相手は…小さな巨人、グラン浜田となった! その他、ダイスケと星野勘九郎による次期GWC認定シングル王座挑戦権決定戦、CHANGO君&AMIGOの鈴木君と梁和平&ガッツ石島のタッグ対決。以上3つのカードが決定している。 「今日は他の興行がかぶってしまったので、観客動員は少なくなってしまった。でも今日集まってくれたお客さんは本当にTruthを、ガッツワールドを愛してくれている人たち。これが真実だよ、Truthだけにね」 試合後こう語った「元・代表」のガッツ石島。悪いことをしているが、彼の目は明日を見ている。 内容だって負けちゃいない。そう、Truthに出場した当日のレスラー、スタッフ全員の目からは「負けてたまるか!」という炎が燃え盛っていた。 イサミレッスルアリーナという小宇宙で繰り広げられる真実の世界、それがTruthなのだ。 (Office S.A.D. 果野巌(はたしの・いわお))※ご来場の皆様へ。近隣住民の皆様の前もございますので、ご来場の際は開場時間の19時少々前くらい、少しゆっくりお越しいただきますようお願いいたします。−ガッツワールドプロレスリング一同より−◆『Truth#3』2010年8月24日(火)会場:埼玉・蕨「イサミレッスル武闘館」(観客41名)<メインイベント「吉野達彦エースへの道100番勝負」第3戦 20分1本勝負>○HARASHIMA【DDT】(13分50秒 体固め)●吉野達彦 ※蒼魔刀 吉野通算0勝3敗<第2試合「ガッツワールド相談役ミスター雁之助指定タッグマッチ」30分1本勝負>○梁和平&ガッツ石島(10分28秒 片エビ固め)GENTARO【FREEDOMS】&●ブルー・バイセクル※リバースゴリー・ドライバー<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○ダイスケ(7分28秒 片エビ固め)●山本SAN ※スライディングD◆『Truth#4』2010年8月31日(火)開場:19:00/開始:19:30会場:埼玉・蕨「イサミレッスル武闘館」(京浜東北線「蕨」駅下車徒歩12分)【決定カード】※順不同<吉野達彦エースへの道100番勝負第4戦>吉野達彦 vs. グラン浜田<次期GWC認定シングル選手権挑戦者決定戦>ダイスケ vs. 星野勘九郎【大日本プロレス】<ガッツワールドプロレスリング社長&代表権争奪リターンマッチになるか?>CHANGO君【現社長】&AMIGOの鈴木君【現代表】 vs. 梁和平【元社長】&ガッツ石島【元代表】他1試合、全4試合を予定。【チケット料金】前売2000円/当日2500円『Truth#3』から、9月のTruth四大会分チケットを販売開始。ならびに9月分の月間パスポートの予約が開始される。9月の月間パスポートでは指定席パスポートが追加され、月間四大会が指定席で観戦できるようになる。『Truth』9月開催スケジュール9月7日(火)『Truth#5』9月14日(火)『Truth#6』9月21日(火)『Truth#7』9月28日(火)『Truth#8』【各大会チケット料金】各2000円(全席自由 当日は500円増し)、月間パスポート(四大会有効)6000円、指定席パスポート(四大会指定席)7000円【お問い合わせ】ガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com
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スポーツ 2010年08月26日 18時30分
確信犯退場の落合監督を野放しにするな
24日の巨人戦(東京ドーム)で谷一塁塁審のアウトの判定を不服として、5分以上の執拗な抗議を続け、遅延行為で退場されられた中日・落合博満監督に対し、加藤良三コミッショナーから「厳重注意」処分が下された。が、悪質な確信犯の落合監督だけに、生ぬるい処分では効果ゼロだろう。 執拗な抗議に谷塁審が「遅延行為で退場処分になる」と事前に警告したのに、「オレは変えられないから、それしてもらっても大丈夫」と答えたという落合監督。それだけではない。試合後に記者団にこう言い切っているのだ。 「2度としないと思っていたけど、やっぱりあったな。そのうちまたあるかもしれない」。「本当は施設の中にいちゃいけないんだけどな、厳密に言えば」。 昨年も2度退場させられている落合監督は、反省するどころか、「そのうちまたあるかもしれない」と、平然と次の退場を予告しているのだ。さらに、退場させられたら、球場から退去しなければいけないことを知っていながら、三塁ベンチ裏の部屋にとどまっていたというのだから、悪質きわまりないだろう。 要は、完全に審判団をなめきっているのだ。それも当たり前だ。「厳重注意」などという、一番軽い処分では反省するわけがない。昨年の2度の退場処分も、1度目は今回と同じ、5分を超える抗議をして「遅延行為で厳重注意」どまり。2度目は選手をベンチに引き上げさせる行為をしたことで「制裁金10万円」を科されたが、これでも甘すぎる。 「審判に対する暴力行為、暴言は無条件に試合出場停止処分」として、その悪質の程度によって試合出場停止の期間を決めればいい。今回のような歴然とした悪質な確信犯の退場に対しては、100万円単位の罰金を取るべきだろう。本人が痛いとこたえるような金額でなければ、意味がない。 それでなくとも、巨人、阪神、中日の3球団による激烈な優勝争いをしているセ・リーグと、西武、ソフトバンク、ロッテ、日本ハム、オリックスの5球団による大混戦ペナントレースと繰り広げるパ・リーグ。両リーグ共にこれから大詰めを迎え、猛暑、酷暑の中、試合がオーバーヒートして、審判の判定に対し、抗議が多くなることは容易に想像される。 一罰百戒。退場者には厳罰を科して、トラブル発生を未然に防ぐ必要がある。現場の監督、コーチ、選手にとって、一番身にしみるのは、出場停止処分だ。次いで高額な罰金だ。億単位の年俸をもらっている監督、主力選手にとっては、10万程度の制裁金では蚊に刺されたようなものだろう。 だから、実際に退場処分になる者が後を絶たない。そのうえ、今回の落合監督のように、堂々と次の退場を予告する不謹慎な輩まで出てくるのだ。本塁打判定にテレビ局の映像を借用しただけのビデオを導入、審判の地位を大幅に低下させた最悪の手を打った12球団代表の大罪も許せない。「ビデオ導入で判定が覆ったケースが多い。その効果は絶大だ」と自画自賛しているバカな球団代表がいるらしいが、ビデオ導入で審判には「どうせビデオで確認するのだから」という、変なあきらめムードが漂い、きわどい判定に対する毅然とした態度がなくなっている。こんな重大な弊害のあるビデオ判定なども廃止、審判に責任感をもたせ、退場には極刑を科す必要がある。
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スポーツ 2010年08月26日 14時30分
低反発・統一ボールに泣くのは、巨人よりも真弓阪神!?
去る8月21日、来季からプロ野球公式戦(一軍)で使用される統一試合球が発表された。ボールの中心にコルクを覆うゴムに新開発の低反発素材が採用されることになり、試算では『現在の試合球』よりも約1メートルの飛距離分が抑えられるという。 「本塁打量産の野球に疑問を呈する声が、ファンからも出ていましたからね。来季、本塁打は減ると思います。だけど、それが特定チームの敗因に直結することは絶対にない」(連盟職員の1人) “低反発・統一ボール”の導入が決まったのは、加藤良三コミッショナーの後押しが大きかったという。現在、プロ野球公式戦では4社が試合球として公認を受けているが、「ばらつきがあるのは宜しくない」とし、今回に至ったわけだ。 各メディアは低反発・統一ボールの導入で、原巨人など『打撃優先のチーム』の懸念材料ばかりを挙げていたが、現場の反応は全く違った。「内野守備に及ぼす影響の方が大きい」と言う。 「ボールの反発力が弱まれば、内野ゴロの処理が難しくなります。三遊間に失速しながら転がっていくゴロが増えるでしょう。それに、バント処理も大変になります。外野フェンスにぶつかってボールがその場で止まるような打球も想定されるし、守備に及ぼす影響の方が大きい」(在京球団職員) 守備に対する不安を挙げる関係者はかなり多かった。 あまり知られていないが、プロ野球各チームが本拠地にしている球場の人工芝は四半世紀前とは比較にならないほど“品質が高い”。約10年前、東京ドームの人工芝が張り替えられた際、「天然芝に近い打球のバウンド」が話題になったが、その後もさらに進化した人工芝に張り替えられており、他球場も、天然芝とほとんど変わらないものが使われている。 守備コーチの経験を持つプロ野球OBの解説者がこう言う。 「巨人の守備を例に上げると、坂本(勇人)は緩いゴロでも前進して捕り、スナップスローで一塁送球しています。二岡(智宏)が守っていた時代は、前進しないで肩の強さでアウトにしていました。これからは坂本のように、前進する守備にスピード感のない選手は手痛い目に遭う」 外野守備も同様だ。外野手の間を抜く打球を転がしたとしても、低反発球ではフェンスにぶつかっても跳ね返って来ないかもしれない。その意味では、左翼のラミレスはともかく、俊足強肩の外野手を多く持つ巨人を利する結果になるのではないだろうか。 「1メートル分の飛距離が落ちるとは聞いたけど、ならば、投手は低反発球によって高めの直球を勝負球で使えるようになるのかな? 来年のオープン戦でテストしてみて、本当に高めの直球を使えると分かれば、速球派投手は有利になると思う」(関係者) 来季より導入される低反発性の統一ボールを製作するのは、ミズノ社だ。今季、真弓阪神は試合球を同社のものに変更している。同社の現・試合球は品質が高く、「飛ぶボール」とも称されているが、昨季144試合でチーム本塁打83本だった阪神打線は、すでに133本(108試合時点)を放っている。数字上で言えば、「飛ぶボール」の利点をもっとも生かしたのは、阪神である。昨季とスタメン選手が入れ代わっているため、一概には言い切れないが、阪神首脳陣は投手力の整備を急がなければならない。 「いや、東京ドームはもっとも本塁打が多く生まれる球場です。巨人打線が受ける影響は決して小さくない」(前出・プロ野球解説者) 在阪球団スコアラーのニュアンスは、微妙に違う。 「巨人のなかで、ホームラン狙いで打席に入るバッターはいないんじゃないかな。今季のラミレスだけは狙っている感もありますが、もともとはリーグ最多安打2回のアベレージヒッターですからね。小笠原、阿部もフルスイングの結果がホームランになったという打席の方が多いし、どの球団もホームランは減るかもしれないが、今までスタンドに入っていた左中間、右中間の打球を処理することになるので、足の速い外野手を持たないチームはキツイと思う。低反発球によって、守備負担が増えることになる」 ホームラン量産の野球より、ファンは機動力を駆使したスピード野球を好む。その意味では野球人気の回復も望めるのかもしれない。 新・統一ボールに対する解釈はさまざまだが、「やってみなければ分からない」というのが、正直な心証のようだ。各チームとも、サンプルの発注は終えたというが…。
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スポーツ 2010年08月26日 13時00分
「お祭り」のメインを飾ったのはやはり「闘い」であった。8.22、トリプルテイルズ自主興行『けもの祭』に詰めかけた380名の観客がすべてを見ていた!
華名、紫雷美央、紫雷イオのユニットである「トリプルテイルズ」。 結成後初の自主興行となった8月22日、新木場1stRingで行われた『けもの祭』には、380名超満員札止めの観客が集まり、熱戦に大歓声を送っていた。 試合開始前、リングに上がったテイルズの三人は、浴衣姿で観客に挨拶。事前に言っていた通り「夏祭り」というコンセプトのもと、試合が開始される。 メインイベントはトリプルテイルズvs.東京愚連隊の6人タッグマッチ。 60分3本勝負という試合形式は、今までの考えからすると「女子選手にとってはあまりにも過酷過ぎる試合」であっただろう。ところが華名は、「プロレスに男性も女性も関係ないと思っている。男性とどういう試合をするか、そこを見てほしい」と告げている。まったく恐れを感じていないどころか、今までの「女子プロレス」の概念を粉砕し、新しいものに組み替えようとしている。 「ギャラクシー・エクスプレス」のテーマ曲に乗って先に入場する東京愚連隊に続いて、オーバーマスクを被ったトリプルテイルズが入場。館内の興奮もヒートアップする。 一本目、先発はFUJITAと華名。アームホイップから強烈なサッカーボールキックを叩き込む華名。 代わってKIKUZAWAと美央。体格や体力はさすがにKIKUZAWAが上だったが、機動力で反撃する美央。 そしてNOSAWA論外とイオ。手四つの体勢から力で勝るNOSAWA、だがマトリックスからの回転エビ固めという変則的な動きを見せるイオ。 イオがローンバトルを強いられる。次々と愚連隊の連携や個々の攻撃に苦しむが、何とか美央にタッチ。 美央・華名の怒濤の反撃。しかし東京愚連隊も、ダテに世界を渡り歩いてきたわけではない。ペースを奪われそうになるとインサイドワークで引き戻す。 コーナーのKIKUZAWAに向かって華名がダッシュ。逆にパワースラムで叩きつけ、髪の毛を掴んで華名を立ち上がらせようとした瞬間、華名のハイキックがKIKUZAWAを襲った。 クラッときたKIKUZAWAを華名がスクールボーイで丸め込む。いきなり男女の壁を叩き壊し、3カウントを奪ってみせたのだ! 二本目、追い込まれる立場となってしまった愚連隊。NOSAWAが華名のスタイルに対抗し意表を突こうとするが、逆にテイルズに捕まりローンバトルとなってしまう。華名の逆十字、美央の胴絞めスリーパーに耐えたNOSAWA。イオがフライングメイヤーで投げようとするが意地で投げさせず、スリーパーからパイルドライバー。 ダウンするイオ、ようやくペースを取り戻した愚連隊が反撃。だが負けちゃいられないテイルズはKIKUZAWAのラリアットをかわすとトリプルドロップキック。 勢いに乗り始めたテイルズだが、ここでKIKUZAWAのインサイドワークが光る。華名と美央を同時にダウンさせると、イオのスワンダイブ式ミサイルキックを対空ドロップキックで叩き落とす。 強烈なバックドロップからジャンピング・パワーボムでKIKUZAWAがイオを捕えてタイスコアに持ち込む。 三本目、ダメージの大きいイオに、いきなりスーパーパワーボムを決める愚連隊。 美央が強引に自軍コーナーにイオを引きずってタッチ、両チームともに最後の一本を取ろうと、一進一退の攻防を見せる。 「男だったらタマ潰す」と公言していた美央、FUJITAの急所を正面から蹴り上げるなど気の強いところを見せたが、SAYONARA、サスケだましセグウェイと、FUJITAの二大必殺技をまともに食らって仕留められた。 自分たちの自主興行を白星で飾れなかったテイルズだが、愚連隊が三人並んで正座をし「もう一度お願いします」と礼をさせたのは立派。それだけ愚連隊がテイルズを、いや、男性レスラーがテイルズを認めた瞬間であった。 試合後、紫雷姉妹は自分たちの不甲斐なさを悔やみ、メキシコ『AAA』への武者修行に出ることを宣言。テイルズとしての活動は少々お休みとなるが、華名にテイルズを、女子プロレスを守ってほしいと願った。 「盛大な悪ふざけをする」と言っていたイオは、試合が終わって涙に暮れた。 イオに泣くなと告げた美央は「喜びの涙に変えてみます」と力強くアピール。 そんな二人を見て、華名は頼もしそうに見つめながら「こんな女子レスラーはいない」と語る。 観客は「次に三人が揃う時、何を魅せてくれるのか楽しみ」とばかりに、大きな拍手で送り出した。 『けもの祭』のトリは、やはり「闘い」であった。 女子レスラーとしての闘い、プロレス界に対する闘い、世間一般に対する闘い。 闘いの後で生まれるものは、新しい道。かつてベルリンの壁が崩壊した時の如く、プロレス界の厚くて高い壁をぶち壊そうとしているトリプルテイルズの三人。 海を越えた遥かな異国に、己を磨くため旅立つ紫雷姉妹。壁の亀裂を塞がせまいと誓う華名。 お互いに誓い合った絆は強く、そして太い。三本の尻尾が「九尾の狐」の如く、力強く、逞しく振りかざされる日は、そう遠くないのかも知れない。 (Office S.A.D. 果野巌(はたしの・いわお))◆トリプルテイルズ自主興行『けもの祭』2010年8月22日(日)会場:新木場1stRing(観客380名=超満員札止め)<メインイベント「〜トリプルテイルズvs.東京愚連隊〜」6人タッグマッチ 60分3本勝負>○NOSAWA論外&KIKUZAWA&FUJITA(2-1)●華名&紫雷美央&紫雷イオ (一本目)○華名(10分55秒 スクールボーイ)●KIKUZAWA (二本目)○KIKUZAWA(26分13秒 エビ固め)●紫雷イオ ※ジャンピング・パワーボム (三本目)○FUJITA(32分33秒 片エビ固め)●紫雷美央 ※サスケだましセグウェイ<セミファイナル「〜恥ずかし固めvs.SEX BOMBER〜」シングルマッチ 30分1本勝負>○宮崎有妃【NEO】(8分34秒 レフェリーストップ)忍【666】※宮崎のサポーター一枚になってしまった忍への恥ずかし固めでレフェリーのTommyもギブアップ<第3試合「イケメン3WAYマッチ」30分1本勝負>○黒田哲弘【華名推薦イケメン】(9分52秒 サムソンクラッチ)●円華【紫雷美央推薦イケメン】※もう一人はウルトラマンロビン【紫雷イオ推薦イケメン】<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>▲怨霊【666】(12分09秒 両者リングアウト)▲政宗【大阪プロレス】<第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負>○ヘイリー・ヘイトレッド&羽沙羅(10分42秒 片エビ固め)勇気彩【NEO】&●アップルみゆき※リストクラッチ式バックドロップ
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スポーツ 2010年08月26日 12時30分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第40回 5kmタイム測定」
今回は、ご自分の実力を知り練習メニューを立てていく方法をご紹介します。ビギナーの方向けの内容です。 60分間を苦もなく走れた方は、ジョギングだけではなく、ペース走やインターバル・トレーニングが効果的です。ここから先は自分のレベルに応じて、トレーニングメニューを組むことが大切になってきます。そこで、『現在の自分』の実力を知るために、5kmのタイム測定に挑戦しましょう! 公園や、競技場など場所はどこでも構いません。 怪我などしないように、15分〜20分くらいジョギングをして入念なウォーミングアップ後に、いまの自分にとって限界と思われるペース(スピード)で走ってみます。5kmを『何分』で走れたか、そのタイムを基準にして、それを目安に練習メニューを組んでいきます。 5kmを何分以内で走れたか?それによって練習内容が変わってきます。基準となるタイムは次の通りです。(1)24分以内で走れた(2)28分以内で走れた(3)28分以上かかった まず(1)の24分以内で走れた方は、上級コースの練習をおすすめします。このレベルの方は2週間で150kmくらい走りこむことが大切です。《練習例》2週間で150km走る。20km走とインターバル走を週に1度ずつ入れる。 (2)の28分以内で走れたという方は、毎日10kmランを行い、週1回のインターバルトレーニングをしてみて下さい。《練習例》普段は10kmランニング。週1回、インターバル走。 (3)の28分以上かかった方は、(2)と同様に10km走を毎日行い、その途中で500mぐらいスピードをあげて走ってみて下さい。《練習例》60分間走(10km)。 ※途中の500mくらいスピードをあげる(1回〜3回) これらはあくまで目安のひとつですが、大切なことは時々この5kmのタイムトライアルを行うことです。そして、自分のレベルを把握して、練習メニューを立てていくことです。 ポイントトレーニング【インターバル・トレーニング】 速いスピードで走り、休息を挟み数本繰り返す。走る距離や本数などを変えることで、バリエーションに富んだトレーニングが出来ます。心肺機能の強化や脳に速い動きを習得させるのに効果的。(例)200×5〜10本、1km×5本、5km×3本など。【ビルドアップ】 ゆっくり走り出し、徐々にペースをあげていく。走る距離やペースアップのタイミングを変えて行うことで更に効果アップ。持久力を強化できます。(例)15kmビルドアップ(5kmごとにペースアップ 25分・24分・23分/5km) 12kmビルドアップ(1kmごとに5秒ペースアップ)など。 なかなか一人で出来ない方は、レースなどを使い計測してみましょう。 Air Run TOKYOでは、月に2回ほど皇居で大会を開催しています。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。 【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー 第41回は、『カラダのケア』写真:5kmのレースです
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