スポーツ
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スポーツ 2010年08月17日 14時30分
雑草の中にも光を浴びて輝くものがある! 夢名塾(むめいじゅく)プロレスリングの『夢闘派宣言』(ぶとうはせんげん)
『ミクロの世界に、在京インディー界の希望を見た!! 』 新日本プロレスのG1クライマックス決勝が両国国技館で行われた8月15日。 30人程度の観客動員にしかならなかったが、埼玉県越谷市は大袋にあるケルベロス道場という場所でも、プロレスを愛し、培った技術を対戦相手に、そして観客に魅せようと、熱い思いを持った8人の戦士たちが集ったのだ。 夢名塾プロレスリング。この記事を見た方のほとんどが「そんな団体があるの?」と、今まで存在すら知らなかったであろう小さな団体が、ミクロの世界でありながら活動を続けている。現在では忘れ去られてしまっているかもしれない「プロフェッショナルによるレスリングとは、いったい何か」を観客に、そして自らに問いただしながら。 そんな夢名塾が、「インディー界にも同じ志を持ちながらも、なかなか世間では名の知られていない若手選手を発掘し、世に知らしめたい」という思いから始めた、この『夢闘派宣言』という大会。 プロレスの試合を行うためには絶対必要とされている四方のコーナー、三本のロープは備えつけられていない。ロープワークやコーナーからの攻撃を取り払い、定められた空間の中で、己のレスリング技術のみで勝負する。 台風も去った8月15日、猛暑が戻ってきた真夏の大袋で、2度目の大会が行われた。 一瞬の輝きだった。 当日のセミファイナル、5分5ラウンド制で行われた、夢名塾のエース渡辺宏志(わたなべひろし)と666(トリプルシックス)所属の若手レスラーである山田太郎(やまだたろう)の一戦。 第3ラウンド、勝負を賭けた山田は、ゴングが鳴らされるや否や渡辺に突進、凄まじい勢いのランニング・エルボーパッドを叩き付けた。その威力は観客からざわめきが起こったほど凄まじいものだった。 直後に放った飛びつき式のフランケンシュタイナー。それはまさに、夜空を横切る一瞬の流星の輝き。 カウント2で何とか跳ね返した渡辺は、あたかも山田に対して最高の賛辞を告げるかのように、滅多に出さない必殺技であるニューオクトパスホールド(変形卍固め)を繰り出して仕留めた。 第1試合では、渡辺の2人目の弟子である堀口祐介(ほりぐちゆうすけ)が、ガッツワールドプロレスリング所属の吉野達彦(よしのたつひこ)と対戦。 第1ラウンド、堀口の繰り出すグラウンド技は、吉野に何度も苦痛の声を上げさせる。だが吉野にもガッツワールド次期エース候補としての意地がある。堀口のグラウンドに耐え、自分のペースを取り戻すと、最後は自分の最高の必殺技であるアスリートジャーマンを繰り出して勝利した。 メインイベントでは、もう一人の渡辺の弟子である長屋亮治(ながやりょうじ)が、格闘探偵団バトラーツで異彩の輝きを見せる竹嶋健史(たけしまけんじ)と対戦。竹嶋のセコンドには、2月に同所で行われた大会で長屋と熱い対戦を行った同じくバトラーツの矢野啓太(やのけいた)が就く。 キャリアこそ竹嶋に勝っているものの、長屋は焦りからか技を空振りすることが多い。何度も己に言い聞かせるが如く「クソッ!」と悔しさを表に出す。 そんな長屋を前に、竹嶋は終始余裕を持ったファイト。先輩である矢野のアドバイスを受けて安心して闘うことができたのであろう。結果こそ5分5ラウンドをフルに闘い切って引き分けに終わったが、判定があれば、誰の目から見ても竹嶋の勝利になっていただろう。 竹嶋健史、山田太郎、吉野達彦。そして長屋亮治、堀口祐介。 彼らは、まだプロレス界において名も知られていないインディーの若手に過ぎないだろう。だが、そんな彼らの輝く場所が、ここにあった。 プロレスの流れを止めてはいけない、新しい世代に受け継がれていかなくてはいけない。 熱い思いを持った若い戦士たちが、まだ全国に星の数ほど活躍しているはずだ。 夢闘派宣言はそんな若い戦士たちを求めて、今後も続けられていく。(OFFICE S.A.D. 果野厳(はたしの・いわお))◆夢名塾プロレスリング 第2回『夢闘派宣言』2010年8月15日(日)会場:埼玉・大袋「ケルベロス道場」(観客30人)<メインイベント 5分5R制>△長屋亮治【夢名塾プロレスリング】(時間切れ引き分け)△竹嶋健史【格闘探偵団バトラーツ】<セミファイナル 5分5R制>○渡辺宏志【夢名塾プロレスリング】(3R 1分11秒 ニュー・オクトパス・ホールド)●山田太郎【666】<第2試合 5分4R制>○磯英弥【NCL】(4R 0分18秒 KO勝ち)●レオナルド高津【ガッツワールド】※右脚へのローキック<第1試合 5分3R制>○吉野達彦【ガッツワールド】(2R 4分10秒 アスリートジャーマン)●堀口祐介【夢名塾プロレスリング】 ◆夢名塾プロレスリング 第3回『夢闘派宣言』2010年9月20日(月・祝)開場:12:30/開始:13:00会場:埼玉・大袋「ケルベロス道場」(東武伊勢崎線「大袋」駅下車徒歩5分)【入場料金】前売・当日共に2000円(事前購入の方には特典DVDを差し上げます)【決定済みカード】長屋亮治【夢名塾プロレスリング】vs.神威【FREEDOMS】矢野啓太【格闘探偵団バトラーツ】vs.山田太郎【666】渡辺宏志【夢名塾プロレスリング】vs.堀口祐介【夢名塾プロレスリング】他1試合、全4試合を予定お問い合わせは夢名塾プロレスリング(mumeijuku-pw@ezweb.ne.jp)まで
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スポーツ 2010年08月17日 13時00分
2010年 夏の甲子園ダークサイド情報(6)〜高校野球はプロ野球選手の養成所か?〜
「球児の進路問題については、慎重にお願いしますね」 取材中、高校野球指導者にそう念押しされることが多くなった。今年に入ってから、とくにそうである。理由は簡単だ。昨夏、ドラフト情報通で知られる某取材者が『問題』を起こしたのだ。同業者の悪口は言いたくないが、これも『高校野球の現状』である。全有望球児の希望進路が明かされないため、「ドラフトで指名されるかどうか」という目線で取材をすると、“混乱”が生じてしまうのだ。 甲子園に出場した有望捕手の1人が大学の推薦試験を受けたときのことだ。面接官に進学の意志を確認されたという。先の取材者が「プロで通用するか否か」を書き、そこにコメントまであり、あたかもプロを意識しているようなコラムが出来上がってしまったのだ。有望選手の在籍する高校は父母からの心配の電話を受け、版元に確認。結果、コメントは新聞掲載されたものの引用で、進路問題の質問ではなく、「次の試合の抱負」を聞かれたときの回答だと判明した。プロで通用するか否かを論じた後、「頑張りたい」と書かれれば、読む側は「この球児はプロに行くつもりなんだな」と捉えるのは当然だろう。 しかも、その取材者は同校、当該選手に1度も直接取材したことがなかった。進学希望の球児が「プロで通用するかどうか?」という一方的なコラムに激昂したのは、当該選手の家族、高校関係者だけではなかった。 しかし、高校球児のドラフト規約を見直す必要があるのではないだろうか。 某在京球団は昨秋、ドラフト会議で苦しい選択に迫られていた。かなり早い時期に西日本の有望高校生捕手の将来性を確信した。正規の手続きを踏み、学校側に指名の旨を伝えた。当人も「プロで自分を試してみたい」と思っており、ドラフト指名後の入団交渉も円満に進むものと思われた。しかし−−。 「別のスカウトが社会人野球チームに『厳しい約束』を迫られたんです」(関係者) その在京球団は数年前の『自由枠』で獲得した大学生投手を育てきれず、戦力外通告を突き付けた。練習態度もマジメなこの投手の人柄を惜しみ、「野球を続けたい」とする彼の意志を尊重した。球団が社会人チームを斡旋したのである。しかし、社会人チームも“強か”だった。その1年後、元投手を引き取った見返りとして、同チーム所属の20代半ば選手を「指名してやって欲しい」と相談を持ち掛けてきた。 在京球団は悩んだ。元投手を引き取ってもらった『恩義』が重荷と化した。その社会人チーム選手を指名すれば、その年に予定していたドラフト指名選手全てを『70人の支配下登録枠』に入れることができなくなる。 「西日本の有望捕手に『育成枠』にまわってもらったんです。18歳だから、追々チャンスもあるだろうし…」(前出・同) 『育成枠』は考えものである。 育成枠はその名の通り、将来性のある若手を育てるために設けられたシステムだが、一部球団は契約金を払わないために悪利用しているという。 育成枠選手はドラフト会議当日に“指名”される。通常のドラフト会議終了後、そのまま育成枠選手の指名会議に入るのだが、アマチュア球界の指導者側にすれば、一部球団には『不可解な指名』も見られるそうだ。通常のドラフト会議で、たとえば5人の選手を指名したとする。6位以下の指名を見送り、育成枠選手指名会議に移ると、再び選手を数人指名する。ドラフト指名した先の5人を現有選手に足しても『支配下登録枠の70人』に満たないのなら、「育成枠で指名した何人かをドラフト指名にまわし、支配下登録してやるべきではないか?」というのが、高校監督側の疑問である。 高校球児にしてみれば、プロ野球への憧れも当然持っているだろうが、育成で3、4年も先のチャンスを待つくらいなら、大学や社会人に進んだ方が本人のためである。 「育成でのドラフト指名なら、進学の方がいいと球児たちには薦めています。ドラフト上位で指名される高校球児は、ほんの一握り。大多数は下位指名なんです。でも、育成枠ができて以来、ドラフト指名なのか、育成枠なのかをスカウトも教えてくれません。だから、プロに勧誘されている球児に対しても『ギリギリまで進学を考えておけ』と言っています」(関西圏の監督) 甲子園に勝ち進んだ強豪校であって、レギュラー全員を“スポーツ推薦”で大学に送り出してやることはできない。推薦人数に限界があるからだ。ある強豪校の監督がこう言う。「スカウトを受けた教え子がドラフト指名なのか、育成枠なのかがギリギリまで分からない以上、プロで通用するかどうかなんてマスコミ評論は辞めてくれ」−−。高校野球はプロ野球選手の養成所ではない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2010年08月16日 16時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元バイクレーサー・平忠彦さん
平忠彦といえば、80年代に活躍しバイクブームを盛り立てた日本を代表するライダーだ。全日本GP5003連覇を筆頭に、鈴鹿8耐優勝などを成し遂げた。また、世界選手権に参戦し日本人ライダーの世界挑戦の扉を開くなどの功績も残した。実力に加え、彫りの深い端正な顔立ちと穏やかな人格も相まって多くのファンを獲得した。 福島県出身の平は小さい頃からオートバイに親しむ環境にあった。大正生まれの父親と7歳年上の兄がオートバイ好きだったため、自然と平も興味を持ち、オートバイレーサーになることを夢見たという。16歳で免許を取り、母や兄の反対を押し切って76年、19歳で埼玉県上尾市のレーシングチームに所属しロードレースをスタートした。 当時を知る知人が語る。 「レースには相当の資金がかかります。彼はご家族が反対する中、レースを続けていくからには資金の援助なんて絶対お願いできないと言ってました。だから、彼はレースをするために一日中働いていましたね。早朝の新聞配達から始まって、昼間は整備、夜はガソリンスタンドと働きづめで資金を稼いでいました。しかもレースで怪我を負ってもそれらのバイトは一切休まないんだから恐れ入りました。意思が強く、自分に厳しく、有言実行の素晴らしい男ですよ。なおかつ、イケメンだし周囲には優しいんですからね」 そんな苦労した下積み時代を経て、平は徐々に自分の夢をつかんでいった。イナレーシングでレースを始め、メーカーの契約選手になるために1戦1戦に集中して勝つレースにこだわった。79年にはジュニア350クラスで6勝を挙げ、一躍その名を売った。82年には彫りの深い顔立ちと技術が買われ、角川映画「汚れた英雄」で草刈正雄演じる主人公・北野晶夫のレースシーンのスタントも務めた。この頃から着用した赤黒白のアライヘルメットは「タイラレプリカ」として一般にも発売され、爆発的な大ヒットアイテムとなるなど、その人気はとどまるところを知らなかった。 その後、500クラスに乗るようになり、83年、26歳で念願かなってヤマハと契約しプロのライダーになった。平は何百人いる国際A級ライダーの中から指名してもらった恩を返すためさらにレース環境を整えていき、85年に3年連続500チャンピオンの快挙を達成した。この頃、資生堂「TECH21」のメインキャラクターにも抜擢され、バイクブームをさらに広い世代に知らしめることとなった。86年にはWGP250に降る参戦。最終戦サンマリノGPでは見事に優勝した。87年から89年にかけては、WGP500にフル参戦し、88年にはドキュメンタリー映画「TOP DOG」も制作された。90年には苦節10年の末の悲願の鈴鹿8耐優勝を飾った。 92年3月、平は35歳で現役引退を決意した。それまでがむしゃらに1位にこだわったレース人生を歩んできた平にとり、年齢とともに落ちる体力は現役生活のピリオドを意味した。周囲の惜しむ声を押し切って平は引退、その後はタイラ・レーシング(株)を設立した。バイクの魅力をたくさんの人に浸透させたいとの思いでライディング・スクールを開催したりレーシングスクール講師をしたり、第二のバイク愛人生を充実させている。04年にはNHK教育テレ氏「趣味悠々」の『中高年のためのらくらくツーリング入門』でも講師を、08年からはワイズギア・レーシングチームの監督も務めている。 「平さんは現役を引退してもオートバイ業界に恩返しをしたいという気持ちを常に持っている。あれほどの人なのに、バイクの魅力、安全な運転、感覚などをたくさんの人に伝授したいと、気軽にタンデムで生徒たちを乗せて実践でそれらを教えたりしている。とにかく、日本におけるオートバイのマイナスイメージを払拭させて魅力を広めていこうとされてる姿勢と実行力は素晴らしい」(浜松市・男性) 平自身、80歳になってもオートバイを愛し続けていきたいという。今後はオートバイを知り尽くした平ならではのメーカーを超えたオリジナルマシンを開発することも夢だという。
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スポーツ 2010年08月16日 13時00分
第二の山森? 広島・赤松のスーパープレー騒動
8月4日の横浜戦(マツダスタジアム)で、フェンスによじ登って、村田の中堅超えのホームランをもぎ取った広島・赤松真人(27)のスーパープレーが、今、日米球界で大きな話題になっている。 火を付けたのは、米メディアでこの赤松のスーパープレーを「スパイダーマン」として、大きく取り上げた。1981年9月16日のロッテ戦(西宮)で、ラッキーゾーンの金網の最上部に飛び乗り、弘田の打球をスーパーキャッチした元祖・スパイダーマンの阪急・山森雅文の再来だと、絶賛したのだ。 山森のスーパーキャッチは、米国の殿堂入りまでしている。写真と動画が見られるようになっており、今でも米国の野球殿堂を訪れるファンから人気を博しているという。 「米国は世界中の野球に目配りしている。山森君が殿堂入りしているし、赤松君の素晴らしいプレーも殿堂入りすると思いますよ、僕は」。 こう語るのは、長年、駐米大使を務め、メジャーリーグにも精通している加藤良三コミッショナーだ。 米メディアの大々的な報道で、日本でも再評価され、赤松は時の人になり、日本メディアからも取材されるようになっている。 日頃は辛口で知られる球界OBも一般紙のコラムで、赤松のスーパープレーをこう絶賛している。 「塀際の魔術、外野に光を」という見出しの記事で、日頃日が当たらない外野手に脚光を浴びさせた価値があると、褒めちぎっているのだ。 米国の野球殿堂入りに太鼓判を押した、加藤コミッショナーも、「世界に誇る、日本の野球は守備ですから、その日本野球を世界中にアピールした、最高に素晴らしいプレーです」と、最大級の評価をしている。ところが、いざ表彰となると後退発言になる。 「現在は残念ながら該当する表彰部門がないので、今後の検討課題です。みなさんのペンの力で大いに盛り上げてください」と言うのだ。 来季からメーカーを1社にして、大リーグのボールに近い低反発ボールを使用することにするなど、加藤コミッショナーは「野球の国際化」を重要なテーマにしている。「次回(2013年)のワールド・ベースボール・クラシックに備えて、早めの対策が必要でしょう」と、WBC3連覇へも意欲を示している。 そういう国際化路線が基本姿勢なのだから、米国の野球殿堂入りを待つのではなく、加藤コミッショナーが真っ先に表彰すればいい。日本でコミッショナー特別表彰されたスーパープレーが、米国の野球殿堂入りする。それが順序だろう。 セ、パの連盟会長がいた時代ならば、連盟会長特別表彰でもいい。が、1局に統合され、今はコミッショナーしかいないのだから、オフのコンベンションで「コミッショナー特別表彰」すれば、誰も文句は言わない。それどころか、ファンからも大歓迎され、プレーヤーにとっては、最高の励みになるだろう。
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スポーツ 2010年08月14日 10時00分
2010年 夏の甲子園ダークサイド情報(6)〜留学生を斡旋する輩がいる?〜
大会4日目の8月10日、明徳義塾(高知県)が逆転で2回戦進出を決めた。その逆転に成功した7回裏、先頭打者で三塁打を放ったのがシング・アンドリュー右翼手だった。あくまでも筆者の素人判断だが、彼の動きには躍動感がある。全身にバネがあり、日本人にないスピード感に溢れていた。 高知県大会のデータを改めて見てみると、アンドリュー右翼手の打撃成績は17打数3安打(打率1割7分6厘)。だが、高知県大会5試合全てに出場しており、選手層の厚い明徳義塾において、馬淵史郎監督が『不振』の彼を外さなかったのは、潜在能力を認められているからだろう。 甲子園に外国籍の留学生、ハーフなどの方仮名に登場して久しい。こんな光景に遭遇したことがある。九州圏の私立高校を取材しているときだった。控室で監督にお話を窺っていた際、「外線が入っていますが、いかがされますか?」と、学校職員がそこに割って入ってきた。監督は「申し訳ない」と言い、電話に出た。暫くして、監督の表情が一変した。 「そういうことは私の一存ではお答えできません。学校長に相談してください」 電話を切るなり、監督は電話の主旨を明かした。電話の主は「高校野球に興味を持つ韓国人学生を仲介したい」と言ってきたそうだ。同校に外国から留学生制度があるかどうかを尋ねてきたという。 「最近、この手の電話が多いんですよ。韓国とか台湾の球児を知っているとか…」 一般論として、日本人にはない躍動感を持った外国人選手が加われば、甲子園を狙ううえで大きな戦力となるのは間違いない。まして、福岡近郊の駅、空港、公共施設に行けば、案内表示に中国語、ハングル文字も書かれている。「学校長の認める範囲で、留学生を受け入れている学校も珍しくない」そうだが、この九州圏の監督が留学生の話を一蹴したのは、その仲介者に不信感を覚えたからである。 「善し悪しはともかく、野球に限らず、日本の高校の部活動は厳しいですよ。練習内容もそうだし、時間だって長い。(留学生は)団体生活、集団行動に疑問を覚えるだろうし、それに耐えられない日本人だっているくらいなんだから(笑)。そういうことを1つ1つ教えていくのは大変ですよ。私にはその力量はありません」 同監督はそう謙遜したが、「怪しいことには関わりたくない」と考えていたのだろう。「自分にはやましいことは一切ない」と訴えたかったから、取材者である筆者にも電話の主旨を明かしたのではないだろうか。 こうした留学生の甲子園挑戦について、プロ野球側の反応は違う。 「アマチュア選手としてドラフト指名すれば、日本人登録できます。その利点は大きい。彼らには日本人にはない躍動感もあるし、ダルビッシュの成功を考えれば、高校野球の世界に飛び込んだ留学生には興味があります」(在京球団スカウトの1人) しかし、こうした外国からの野球留学生を仲介しているのは、どんな組織なのだろうか。 すでに伝えられているが、アンドリュー右翼手は幼少のころから日本に移り住み、明徳義塾中等部から進学してきた選手だ。同校は野球以外のスポーツも盛んで、のちにプロに進んだ海外留学生も少なくない。『部活動』という日本独特の文化も熟知しており、アンドリュー右翼手は「将来はプロ選手になり、発展途上国にワクチンを寄付したい」とも語っていた。こうした将来の明確な目標を持った留学生は応援してあげたい。 高野連にも何かしらの報告はされていると思うが、海外からの野球留学生を斡旋する輩について、慎重に調査する必要があるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2010年08月13日 13時15分
2010年 夏の甲子園ダークサイド情報(3)〜切実な声「地元に愛されたい!」〜
中部圏の私立高校が初優勝した年、筆者は信じられない光景を目の当たりにした。同校の最寄り駅は閑散としていた。普通、地元住民が「郷土の名誉」などと言い、お祭騒ぎになっているものである。少なくとも、最寄り駅か近隣商店街に「おめでとう」の垂れ幕くらいは出ているものだが、そういった祝福ムードは全く見られなかった。 「だって、あの高校(のベンチ入りメンバー)は地元の子が1人もいないじゃないか!?」 地元住民のシラケた声を聞かされたが、実際は違う。地元出身者もいた。他県出身者が牽引役になったのは事実だが、近隣住民は「地元出身者がいない」と決め込んでいたのだ。優勝した彼らは学校に戻ったとき、このシラケた雰囲気を見せられ、どう思うだろうか…。 07年の裏金・越境入学問題以降、どの高校も野球留学生の受け入れに積極的ではなくなったが、『強豪校=地元出身者ナシ』の偏見を持った大人も少なくないようだ。 高校野球にとって、『最大の敵』はご近所ではないだろうか。 “ご近所付き合い”は、高校野球の練習光景も変えてしまった。一昔前は、球児たちの雄叫びがグラウンド中に響き渡っていたのだが、今は違う。 「雄叫び? そういう学校は羨ましいですよ」(40代の監督) 雄叫びができない学校もあるという。 都内某私立高校では、10年ほど前から『雄叫び』を禁止した。その理由が凄い…。近隣住民から「うるさい!」との苦情が絶えず、学校と町内会が話し合った結果、「打撃練習等の打球音を許してもらう代わりに、雄叫びは絶対にさせない」ことになった。 確か、その某私立高校は創立して50余年が経っているはずだが? 「いやね、学校ができたころ、周りは田圃や畑だったんです。でも、住宅街になっちゃって。ご近所の皆様にも応援していただきたいので…」 立地環境といえば、こんな話もある。関東圏の某高校は、最寄り駅から徒歩で30分ほど離れたところにある。甲子園の予選が始まると、球児たちの通学路を変更させるのだ。 「最寄り駅までの途中に風俗街があるんですよ。一部生徒は風俗店の多い通りを『抜け道(近道)』として利用しているらしいんですが、一部の心ない大人がありもしない噂を流すんです」(学校関係者) 千葉県のある公立高校も近隣住民との衝突に悩んでいた。 「野球部員が道いっぱいに広がって歩いている。自転車が通れないから、注意しろ!」 野球部員は目立つ。学校名を刺繍した大きなバッグを持って歩いているからだが、「横に並んで歩くのを辞めろ」とは、言い掛かりもいいところである。しかし、「野球部がいるから、電車で座れない」「買い食いするな!」などの苦情電話があまりにも続いたため、同校の指導者は開き直ったように、「通りすがる人、全員に挨拶しろ! 電車で座るな!」と、野球部員に厳命した。 ちょっと前、甲子園で旋風を起こした北海道代表校が出場停止に追い込まれた。3年生部員が卒業式当日、居酒屋で騒いでいるところを見つかり、残された1、2年生部員はセンバツ大会を辞退した。非は飲酒の罪を犯した3年生部員にあるが、改めて地元住民に聞いたところ、意外な真相が判明した。 「警察に通報したのは、隣の学校の野球部員なんですよ。両校の3年生が居酒屋で鉢合わせになり、口論になったんです。隣の学校の生徒は自分たちだけさっさと店を出て、警察通報したんです」 その証言が本当なら、口論に負けた腹いせ、その学校に対する嫉妬もあったのではないだろうか。 高校野球が嫌いな人もいるだろう。あるいは、何か特別な理由があって、その学校を応援できない人もいるかもしれない。 昨夏の大分県代表校・明豊を取材したときのことだ。明豊は練習終了後、一般観戦者の前にも整列し、「本日は応援くださり、有り難うございました」と頭を下げた。一般観戦者も彼らに拍手を贈っていた。地元住民との円満関係を築くヒントは、同校にあるような気がする。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2010年08月13日 13時00分
予期せぬ快進撃でどうなるヤクルト来季の監督
借金19の泥沼最下位で5月26日、高田繁前監督が辞任して以降、全く予期せぬ快進撃を続けている小川淳司監督代行(52)率いるヤクルト。5割と3位・中日が視野に入り出し、2年連続のクライマックスシリーズ出場の可能性が出てきている。こうなると、当然、小川監督代行の来季監督就任説が浮上してくる。 となると、球団首脳は頭を抱えることになる。高田前監督のシーズン途中の引責辞任は想定外だったが、今季3年契約切れでシーズン後には退団。荒木大輔投手コーチ(46)の来季監督就任は既定路線になっていたからだ。 驚異的な実績を残している小川監督代行を監督に昇格させず、監督手腕が未知数の荒木コーチを予定通りに監督に就任させるのは、リスクを伴う。荒木コーチはまだ46歳なので、常識的に考えれば、先送りするのが順当だろう。 ネームバリュー的には無名と言っていい小川監督代行だが、習志野高時代は、エースで夏の甲子園大会を制したこともある華々しい球歴がある。この大会で東海大相模高時代の巨人・原辰徳監督は準々決勝で敗れ去っているという因縁もある。 大学は中大、社会人の河合楽器を経て、ヤクルト入りしたが、選手としては控えでレギュラーにはなれなかった。が、07年まで9年間にわたって二軍監督を務め、高田政権下でヘッドコーチ、さらに監督代行と、首脳陣としては要職を歴任している。来季の監督就任にはなんの問題はない。 が、監督代行として手腕を発揮した小川氏が監督になって、そのまま好成績を維持できるかどうかとなると、話は全く別問題になってくる。最近ではオリックス・大石大二郎前監督(現ソフトバンク)の例がある。 08年、オリックス・コリンズ監督が21勝28敗、5位の成績で5月下旬に突然退団。その後を受けて5月23日に大石ヘッドコーチが監督代行に就任。54勝40敗1分の好成績をあげ、チームを2位に引き上げ、クライマックスシリーズに出場させる手腕を発揮した。「大石は本当にたいしたもんだよ。あの泥沼状態から、チームを2位に引き上げたんだからね」と、当時ソフトバンク監督だった王貞治球団会長が絶賛している。 しかし、昨シーズンの大石監督は56勝86敗2分の勝率3割9分4厘で最下位に沈み、解任されている。自分勝手で、元メジャーリーグ監督のプライドばかり鼻につくコリンズ前監督にウンザリしていたオリックスナインは、オーソドックススタイルの大石監督代行を大歓迎。5位から2位まで駆け上がったが、大石監督となると、話は全く別で天国から地獄へ真っ逆さまだった。コリンズ前監督への反発が大石監督代行へプラスに作用した面が消えたからだろう。 今のヤクルトも酷似している。64歳の高田前監督とヤクルトナインにはゼネレーションギャップがあったし、さらにV9巨人ナインとして厳しい野球を経験してきた高田前監督と、放任主義で育ったヤクルトナインの壁も厚かった。が、ヤクルト育ちで二軍監督を長く務めた小川監督代行とナインの間にはコミュニケーションがある。高田前監督への反発もプラスに作用した。が、オリックス・大石前監督の例でわかるように、監督代行対選手と、監督対選手では関係が違ってくる。 当初の予定取り、荒木投手コーチを昇格させるべきか、実績を評価して小川監督代行を監督に就任させるのか。ヤクルト球団首脳の二者択一は簡単ではない。
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スポーツ 2010年08月12日 16時30分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第36回 高所トレーニング3」
今回は、海外の高所トレーニングを書きたいと思います。 前回も紹介しましたが、高所とは標高の高いところを意味します。 私が行ったことのある海外の高所は、アメリカ合衆国のニューメキシコ州アルバカーキです。ここで2週間合宿をしたことがあります。 まず、アルバカーキというところは、標高1600メートルから1800メートル地点に住居がすり鉢状に広がり、冬でも雪が少なく高所トレーニングに最適です。 高橋尚子さんのトレーニング地として有名になった、コロラド州ボウルダーと比べると、アパートなどの物価が安く、長期で滞在してもリーズナブルでした。現在は以前よりも上がっているかも知れません。 トレーニングコースは豊富で、400メートルトラックはもちろん、1周5キロコース、10キロにも及ぶトレイルコース(不整地の道)、標高3100メートルのサンディア山のトレイル、全面芝生のグリーンパークがありました。その他たくさんのオリジナルなコースが設定できます。 生活面においても、レストランは日本食約10店舗、中華、メキシカン、もちろんアメリカンスタイルのレストランが数多くあります。ショッピングも大きなモールが5箇所、巨大なスーパーも20箇所、ウォールマート、シアーズ、ディラード等など楽しめ、日本食品を売っているお店もあり不自由なく生活ができました。 夏に行きましたが、日差しは強いのですが湿度が低く快適にトレーニング出来ました。日本と違い湿度が低いので、汗もすぐに蒸発してしまうので汗をかいていないと勘違いしてしまう人もいます。知らずうちに脱水症状に陥るケースがあるようです。 時差もあったので、しっかり寝ることと水分補給はこまめにするよう指導されました。 酸素が少ないので、常に乳酸が溜まっている感覚で足が重いのが毎日続きました。標高3600mで行ったインターバルは、予想以上に手がしびれ、酸素のなさを体験しました。周りの人たちを見ると、寝れない人、高山病的な症状になる人、海外にストレスを感じる人、集団生活に慣れない人もいれば、全く変わらずに生活できる人もいました。性格が大雑把だったり、マイペースの人はこのような所でもやっていけるように感じました。滞在期間は筋力トレーニングもしっかり行っていたので、帰国後はうまく走れたと思います。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー第37回は、『高所トレーニング4』写真:エアラン東京練習風景です
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スポーツ 2010年08月12日 14時30分
横浜・村田&内川のダブル移籍の可能性が急浮上
巨人からヘッドハンティングした尾花高夫監督でも浮上せず、3年連続最下位の危機に直面している横浜に追い打ち情報。今オフにFA権利行使ができる村田修一(29)と内川聖一(28)のダブル移籍がささやかれている。 横浜の惨状は目を覆うばかりだ。3年連続最下位を独走中。一昨年が48勝94敗2分で勝率3割3分8厘。昨年も51勝93敗で勝率3割5分4厘。今季も勝率3割台の最下位というのだから、あきれるばかりだ。 「アナライジング・ベースボール」を標榜した尾花監督だが、何を分析したのか。そんな悲惨なチーム状況の上に、村田と内川の主砲コンビが揃ってFA移籍という情報がファンの耳に入れば、背を向けられてしまうだろう。 が、球団フロントが危機感を募らせているのは、内川のFA権利行使の可能性だ。「内川はFAに興味を持っている。どうも他球団へ移籍したがっているようだ」と、内川のFA移籍に警戒を強めている。 というのも、「村田、内川の2人とも残留させるのは球団の財政的に難しいだろうが、内川だけはどうしても残留させたい」というのが、球団側の基本方針だからだ。年俸2億6000万円の村田のFA移籍はやむなし、1億7000万円の内川の方は何がなんでも残留させたいというのもわかる。 07年に36本、08年にも46本を打って、2年連続本塁打王に輝いた主砲の村田だが、昨シーズン両太もも肉離れに悩まされ、25本塁打止まり。今季も不振を極めている。性格的にも独りよがりで、チームから浮いた存在になっている。 しかも球団としては、ポスト村田として高校通算69本塁打のルーキー筒香嘉智(横浜高出)を二軍で英才教育しており、現場サイドでは9月の一軍デビュープランを検討しているという。すでに「来季は村田がいなくても、筒香がいるから大丈夫」という新チーム計画を進めているので、村田のFA移籍によるダメージはない。 捕らぬ狸の皮算用ではない。「筒香は、松井秀喜クラスになる本物の逸材だ。巨人の大田とはモノが違う」と、球界大物OBたちがこう口を揃えているからだ。 村田の穴は筒香が埋めても、来季も主砲として期待している、一昨年の首位打者・内川に抜けられたら、チームにとって大打撃になる。それだけに今から戦々恐々としているのだ。 今季は古巣の一塁に戻った内川だが、シーズン途中から外野へ戻っている。打順もクリーンアップから1番バッターに変更されたが、フォア・ザ・チームに徹した選手だから、文句一つ言わない。 昨年春に行われ、連覇したWBC日本代表選手としても、当時、慣れない外野で超ファインプレーをして原監督から絶賛され、シーズンに入ってもそのまま外野を守ったというエピソードもある。 そんなチームプレーに徹した内川にFA移籍されてしまったら、いくら筒香が期待通りに新主砲として働いても、チームの浮上は望めない。筒香を生かすためにも、内川が必要になってくる。内川残留説得に成功するかどうか。来季の横浜の命運がかかっている。
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スポーツ 2010年08月11日 18時00分
松井・イチローの大危機とその後の去就は?
就任2年目のマリナーズのドン・ワカマツ監督が解任され、イチローが窮地に陥った。一方、エンゼルスの松井秀喜は、8日のタイガース戦で右投手が先発なのにスタメン落ち、今オフの解雇危機に直面している。 同じア・リーグ西地区、マリナーズ・イチローvsエンゼルス・松井の一騎打ちで優勝争いが期待されたのに、幻に…。追いつめられた2人の去就が注目される。 日系4世のマリナーズ・ワカマツ監督は、イチローの最大の理解者だ。「イチローは自分のことしか考えていない」とチーム内部で浮き上がり、過去に何度もトレード情報が流れたりした。が、昨年、ワカマツ監督が就任してから、ガラリとチーム内の雰囲気が変わっている。「イチローは素晴らしい選手だ。本当のプロフェッショナルだ」と、ワカマツ監督が絶賛したからだ。 ところが、「大補強したから今年のマリナーズは優勝候補の一角だ。常勝エンゼルスとの一騎打ちになるのでは」という開幕前の予想を大きく裏切り、最下位に低迷。ついにワカマツ監督が解任されてしまったのだ。最大の理解者を失ったイチローは大打撃だろう。イチローの周辺は再び騒然となるのは避けられない。 それでなくとも、今季のイチローには変調が目立っているからだ。自身が持っている9年連続シーズン200安打のメジャー記録を更新、10年連続は間違いなしと思われていたのに、その達成に危機感が高まっている。 「10月で37歳になる。イチローも生身の人間だ。年齢的な衰えではないか」という限界説までささやかれている。それだけに精神的な支えにもなっていたワカマツ監督の解任は、そんな窮状のイチローに追い打ちをかけ、絶体絶命の危機に追い込むのではないか。そう危ぐされているのが現状だ。 日本のファンとすれば、何度も窮地を脱出してきたイチローの超人ぶりに期待するしかない。が、トレード情報の再燃など、イチローを巡って生臭い動きが出てくるのは避けられないだろう。 松井の方は、さらに深刻だ。昨年のワールドシリーズでヤンキースを8年ぶりのワールドチャンピオンに導き、日本人メジャーリーガー初のMVPに輝いた勝負強いバッティングをソーシア監督に買われて、エンゼルス入りした。それなのに、極度の打撃不振で右投手相手でもスタメン落ちさせられたのだから、「松井今季限りで退団へ」とスポーツ紙が1面で騒ぐのも当然だ。 ワールドシリーズMVP獲得でも希望したヤンキースとは再契約できずに、エンゼルスとも1年契約だ。来季の去就先として、早くも「強豪チームは無理。オファーがあるのは、上原のいるオリオールズなど弱小チームになるだろう」という悲観的な情報が流れている。 「できれば、メジャーで現役生活を全うしたい」と漏らしている松井だが、日本球界では阪神、古巣の巨人が「日本球界に復帰するのならば、ぜひウチへ」と、昨年オフからラブコールを送り続けている。メジャー球団から思うようなオファーがない場合、日本球界復帰が一気に現実味を帯びてくる。昨年の夢よ再びで、土壇場で奇跡的な復活を遂げるのかも含めて、今後の松井の動向から目が離せなくなった。
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