スポーツ
-
スポーツ 2010年09月07日 16時00分
反響を呼んだ華名のマニフェスト発言。JWP女子がSMASHのリングを席巻!
8・30『SMASH.7』の第3試合に組まれたカード、朱里&リン・バイロン vs.植松寿絵&中川ともかの女子選手4名によるタッグマッチ。SMASHで女子選手のみのタッグマッチが組まれるのは今回が初なのだ。注目すべきはSMASH初参戦となる中川ともか、そして女子選手との試合をあまり望んでいないリン・バイロンの存在。リンは「私はアクションスターになりたいの! 怪物のようなヤツを倒したいの!」と言っている。入場時こそいつもの笑顔を館内に振りまいたものの、いきなりコーナーの控えに入ってしまい握手をせず。 試合は朱里と中川でスタート。中川はショルダータックルの連発で朱里をぶっ倒し、幸先のいい序盤を飾る。リンにタッチをしようとする朱里だが、拒否するリン。植松の「リンちゃん、おいで!」のアピールに仕方なくリングインするリン。側転しながら足を取り倒していくというムーブから植松を翻弄するリン。お返しとばかりに植松はリンの鼻をつまむ。リンの619を回避したり、エプロンからボディーにパンチを放つ攻撃を読んで中川に攻撃させたりするなど、リンのやる気を引き出そうとした植松。中川の顔面への低空ドロップキック、植松のクロスボディー、キャメルクラッチ、2人で代わるがわるボディースラムを放つ赤コーナー陣営。植松の指に噛みついて脱出を図ったリンだが、逆に腕に噛みつかれる。ツープラトンの連携攻撃を回避し、ようやく朱里にタッチするリン。ボディーへのパンチからドロップキックを中川に放つ朱里。植松に対しては串刺しニーアタックからハーフハッチ・スープレックス。ミドルキックの連打を植松に放っていく朱里だったが、キャッチした植松は回転足折り固め。代わった中川がショルダータックル。朱里もミドルキックで反撃するが、また蹴り足を掴まれて中川のフィッシャーマンズ・スープレックスを食らう。膝をつく朱里に中川は低空ラリアットを狙うが、かわした朱里はリバースの山折りから狙いすました右ハイキック一閃。このダメージが響いたのか、代わったリンが放った一発のムーンサルト・プレスの前にピンフォール負けを喫してしまった中川。漁夫の利的な勝利を奪ったリンだったが、笑顔はない。レフェリー・ソフト今井のウィナーコールも拒否し、一人だけさっさと引き上げてしまうリン。 不穏な空気が会場に流れる中、雰囲気を変えようとした朱里。リングサイドに控えていたNEOの野崎渚をリング内に呼び寄せる。「肩の調子が良ければ、来月SMASHさんに参戦させていただきます!」と野崎が挨拶する中、観客の視線はリング外のある一点に集まった。スーツに身をまとった華名が登場したのだ。 「マニフェスト読んでくれました〜? 何かねぇ、マニフェスト読んで噛みつきたいヤツがおるみたいなんですよ。約束どおり来たったでぇ!!」と告げると、入口から入ってきたのはJWP女子プロレス一同! 先陣を切ってコマンド・ボリショイが「約束通り、来てやったよ。コマンド・ボリショイとJWP女子プロレス、お前のマニフェストを読んで、女子プロレスの老舗、JWPがわざわざ来てやったんだよ」と返す。しかし一部の観客の反応は冷たく、「お前の所でやれや!」と罵声を浴びせる人も。 続けるボリショイ。 「今日ここに来ている観客の皆さんは、女子プロレスをあまり見ていないと思います。華名のマニフェストを読んで、女子プロレスがつまらないと思っている人も多いでしょう。でも、私たちはそう思ってません。今も女子プロレスが素晴らしいということを、このSMASHのリングで、華名を相手に証明する機会をいただきたいと思っています」 館内からは拍手、一部からは罵声も聞こえてきたが歓迎ムードだった。そんな反応を聞いて華名が答える。 「まあまあ大勢で来てくださって、ピクニックやないんですからね〜。いやいや、批判してくださって結構なんですけど、あなたたちが言っていることが正しいんやったら、もっと人気あるんとちゃいますのん?」と挑発する華名。「見てくださいよ、このTシャツ。マジですか? へ? マジ? ダサ過ぎません?」と、さらに加える華名に対し、ボリショイは「今日はお客さんがたくさん来てくださっていると思って、JWPを宣伝しに来たんだよ!」その言葉に対して華名は「待って待って待って、そういう発想がダサいんですよ。わかります? 少人数のJWPファンが、泣きますよ?」 この言葉をきっかけに、春山香代子が「あぁ〜?」と声を挙げ、リング内でもみ合いが始まる。場外にエスケープする華名。すると現・JWP認定無差別級王者(第15代)である米山香織が自己紹介、そして「SMASH、いいね〜! SMASH、最高! 私もこのリングで試合を…」と叫んでいると、怒り心頭の春山がマイクを奪う。「オイ華名! てめぇJWP舐めてんじゃねぇ。お前の相手、この『バリバリ』春山がやってやるよ」しかし華名は「『バリバリ』とかホントダサいですよね…」とぼそっと呟く。続けて「わかりましたわかりました、もうホンマに私のことに興味ある、ね。絡みたい、その気持ちよぅわかるんですよ。だって私…めっちゃめちゃ魅力的ですやん」 次第に館内からは華名に対する罵声が多くなってくる。 「『米山革命』、はあ〜…私のマニフェスト、こんなに話題になっているんですよ。『米山革命』、まったく聞こえてきませんよ! ちっちゃいんですよ、あなたの革命は。私アドバイスしてあげますよ! 叫んだらいいという問題じゃないんですよ。大切なのは、『インテリジェンス』なんですよ、わかります? こんなボキャブラの相手してられないんですよ、わかりますか? 私が対戦する相手は、私が決めます! ほな、失礼します」 と言い放ち、去って行く華名。華名に「オイ華名! 『いんてりじぇんす』って何だよ!」と叫ぶ米山。「華名は女子プロレス界ではあんまり相手にされてないですから、今日喜んじゃったんですね! 今日はご挨拶ということで、JWP女子プロレス、知らない人はWikipediaで検索してみてください!」という米山の言葉を最後に去っていくJWP。 取り残されてしまった感のある朱里・野崎・植松・中川。このやり取りの際もリングの端でずっと見守っていたのだが。「さっきの話、私はよくわからなかったのですが…お疲れ様でした。」と語った朱里。「JCBに向かって頑張っていきますので、宜しくお願いします!」と言い、その場を締めた朱里。 次回『SMASH.8』では、ベテランのKAORU戦が決定している朱里。しかしこのやり取りの中、その対戦が頭に浮かぶ観客はいただろうか? この騒動があったからこそ、もう一度朱里は輝くべきなのだ。ここはSMASHのリング。朱里よ、ポカンとしている暇はない! 『SMASH.8』でもう一度光り、その存在を改めて知らしめるチャンスなのだ!! プロレス界で盛り上がるもう一つの要素、それは「対外様」との対抗戦。外国人のみならず、所属以外の選手との対戦は注目を浴びるものだ。現に朱里は華名との対戦で名前をぐっと上げている。今度は華名・JWPの両方に目を向かせ、トップに上がっていくきっかけを掴んでほしい。また、華名とJWPには「泥試合」は望んでいない。お互いに白黒はっきりつけて、観客全員に納得させてほしいものである。JWPがこと「対外様」に対して一番存在感を発揮するのは、春山香代子なのかもしれない。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『SMASH.8』2010年9月24日(金)開場:18:00/開始:19:00会場:東京・新宿FACE(各線新宿駅より徒歩5分)【決定カード】朱里 vs. KAORU詳細はSMASHホームページ http://www.smashxsmash.jp/ にて。
-
スポーツ 2010年09月07日 13時30分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第44回 第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン2」
今回は、8月28日から2日間開催された、第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンの2回目です。 午前10時のスタート時間が近づいてきましたが、どのチームも長丁場ということでリラックスモードです。私達、「Air Run TOKYOチーム」は1走〜3走まで1周ごとの交代でトップで走る作戦を立てました。元世界代表の3人を並べ、さすがゲストランナーと思われるように独走しようという狙いです。 1走西田コーチから独走予定でしたが、市民ランナーの底力で3位で中継点へ。2走は気合入りまくりの平塚コーチ! スタートした瞬間に飛び出します。200mくらいで先頭に立つ激走。中継点には30秒程後ろを離してきました。3走の関家良一さんも普段以上のスピードで狙い通りトップで走りました。ここからは、もちづきる美さんや花満開さんが繋ぎ、長井秀和さんへ。長井さんは毎日10kmのジョギングをこなす実力者ですので、1.8kmを6周の過酷なランへ! 日陰のない中、気温35度はかなり大変です。私と長井さんは昨年、テレビ番組で夜中に9日間連続30〜50km走ったキッカケで仲良くなり今回もお願いして出場して頂きました。潜在能力は非常に高く、弱音を吐かない方なので無理しすぎないか心配です。周回ごとに声をかけ、水を渡しますが明らかに顔は真っ赤になり心配です。 「変わりますか?」の声にも「大丈夫!」といいながら6周完走です。 その間は、サブイベントとして「ランニングクリニック」が開催されています。花さん司会の中で、世界代表になった男3人が面白い話や、世界大会の感想、速く走るコツなどを皆さんに伝授です。3人とも違うキャラで味があり楽しいクリニックでした。そのキャラを引き出して下さった、司会の花満開さんがすごく上手でした。 予定通り順番に走り、夕方になり夕食の時間です。交代で食べるのですが、次の日に仕事を控えた花さん、もちづきさん、まっちゃまさん、一旦仕事で東京に戻った長井さんがチームにいないため回すのが大変でした。私とチームに協力して下さった鈴木さんの2人で2時間半を走りました。その前にもすでに炎天下で20km走っていたので辛かったですね。 夜と最終日はあと2回に分けてご報告させて頂きます。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー第45回は、『第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン3』写真:スタートの西田隆維コーチと激走する平塚潤コーチです
-
スポーツ 2010年09月07日 12時30分
悪童またやっちまったなあ! ルーニー不倫3P発覚に英国オピニオンは…
イングランド代表FWのお騒がせ男ウェイン・ルーニー(24=マンチェスター・ユナイテッド)に不倫騒動が持ち上がった。5日付の英「News of the world」紙に不倫関係にあったという売春婦がインタビューで赤裸々に3P告白までしているのだ。「Sunday Mirror」紙でも、この騒動でルーニーは600万ポンド(約8億円)のスポンサー契約がフイになるだろうと伝えている。 報道を受け、英国内のサッカーファンの反応はどうか? 「コリーン夫人が妊娠中の関係だったので、いくらか寛容な声もありますが、ルーニーは酔って売春婦をパーティーや他の選手の前にも連れ回してたって言うんでしょ? その点は理解できないというのが大勢ですね。まあ、もともとルーニーのご乱行は今に始まったことではないので、『またやっちゃったのかアノ悪童は!』という声が大半かな」(英国在住のジャーナリスト) 2004年には売春宿通いを報道されていたルーニー。08年結婚、昨年パパとなって落ち着いたかと思われていたが、三つ子の魂百までだったということか。 ルーニーはこの騒動に「人生の破滅。コリーンは去ってしまうだろう」と後悔するが、すべては後の祭りとなってしまいそうだ。
-
-
スポーツ 2010年09月07日 08時00分
ヤクルト次期監督候補に『第5の男』が急浮上!
東京ヤクルトスワローズの次期監督候補に『第5の男』が急浮上してきた。伊藤智仁・投手コーチ(39)である。筆頭候補は荒木大輔・投手コーチ(46)だったが、チーム再建に成功した小川淳司・監督代行(53)の昇格案も現実味を帯びてきた。ファンから「正式に来季の監督に!」なる“激励の電話”も球団事務所に寄せられており、同様に、野村克也監督時代を知るイケトラコンビの池山隆寛(44)、広澤克実(48)の入閣説も囁かれている。しかし、球団はまだ結論を出しかねているようだ。 「言い換えれば、『荒木コーチに任せて本当に大丈夫か?』の不安が払拭できないからですよ。伊勢孝夫コーチが復帰し、野村時代にも引けを取らない緻密なミーティングがされるようになりました。いずれにせよ、次期監督は、野村時代を知るOBから選ばれることになる」(球界関係者) 伊藤コーチが浮上してきたのは、投手陣再建の手腕が認められたからである。 確かに、ヤクルトの若手投手陣の成長には目を見張るものがある。(佐藤)由規がプロ入り初の2ケタ勝利に到達し、村中恭兵もプロ5年目にして10勝、4年目の増淵竜義(22)も中継ぎで18ホールドを挙げるなど、一本立ちした。彼らが絶大な信頼を寄せているのが伊藤コーチなのである(4日時点)。 「同コーチの指導は具体的で分かりやすいものばかりです。村中は左肘を故障していたけど、同コーチは自身も肘の故障とリハビリ経験があり、ケアの仕方まで指導しています。また、先発投手陣にはマメを作らせないため、ブルペン投球の途中にバント練習を入れるなど、独自の調整法を取り入れています。マメを潰して4度の登録抹消を経験した由規は、伊藤コーチの調整法を取り入れて以来、自信を深めています」(前出・同) コーチに就任して7年目。二軍指導者も長かっただけに、今のヤクルト投手陣の気心も分かっているのだろう。ヤクルトがクライマックスシリーズ進出可能性圏まで復調していたのは投手陣のおかげであり、『真の功労者』として、伊藤コーチの存在がクローブアップされたわけだ。 「由規の成長を例に挙げると、彼がなかなか勝てなかったのはセットポジションになると、球速が10キロ近くも遅くなるからでした。伊藤コーチは投球フォーム、マメを作らせないためなどの技術指導だけではなく、投手継投策にも参画しています。教え子でもある中継ぎの増淵の好不調を試合前に小川代行に報告し、そこで継投策に関する意見のすり合わせもしています」(前出・同) ヤクルトは9月10日から“重大な3カード”を迎える。阪神、巨人、中日の上位3チームと連続してぶつかる。上位3チーム側にすれば、ヤクルト戦に勝ち越せるか否かが大きなカギとなり、ペナントレースの命運はヤクルト次第となった。ヤクルト投手陣の健闘如何によっては優勝チームが変わるかもしれない。『第5の監督候補』に、経営陣はどんな最終評価を下すだろうか。
-
スポーツ 2010年09月06日 18時00分
元阪神・中込被告が台湾で控訴されていた!
元阪神投手・中込伸被告(40)は、帰国することも許されなかった…。台湾のプロ野球八百長事件で、賭博罪、詐欺罪で問われていた中込に『懲役1年8カ月、執行猶予4年』の有罪が言い渡されたのは既報通り。だが、中華プロ野球大連盟は「量刑が軽すぎる!」などと抗議し、これを受けた検察側が8月末に控訴していたことが分かった。 この一報を知った日本のプロ野球関係者の1人が、こう説明する。 「台湾球界は八百長事件によって、一時は存亡危機にも晒されました。ダーティイメージを完全払拭し、再建に向けて必死に頑張っているだけに、中込に対する例外的な措置みたいなものが許せなかったのでしょう」 一部メディアでも伝えられたが、中込は逮捕当初から一貫して「事実無根」を訴えてきた。しかし、求刑直前になると、生活苦に陥った日本の家族を救いたいとし、早期帰国を果たすため、起訴事実を認めるようになった。言い換えれば、「自分は野球賭博に関わっていないが、帰国したいから起訴内容を認める」ということ。台湾球界は中込に不信感を抱き、「帰国したいから認めるなんて言い方では、不正浄化に繋がらない」と怒ったのである。 「八百長に協力しなければ殺すと、ピストルを突き付けられた選手もいました。口のなかにピストルをねじ込まれたなんて裁判証言もあれば、家族が脅迫されたとか、オンナをあてがわれ、そのスキャンダルを公開されたくなかったら、協力しろとか…。ホテルに監禁されるなど、生命の危険に晒された被告人(選手)も少なくない」(前出・同) 野球賭博は『放水』と呼ばれている。 なぜ、根深いのか? ヤクザは台湾にプロ野球が誕生する前は少年野球も賭博の対象にしていたのだ。有望な野球少年を見つけ、高級自転車や小遣いを渡し、手懐けて行く。両親にも賄賂を渡し、完全に子飼いにしてしまう。その子飼いにされた野球少年がプロ野球に進んだのだから、野球そのものが猜疑的な眼で見られるのも仕方ないのである。 「貧富の差が激しい中南米から台湾入りした選手は帰国と同時に豪邸を建てたなんて話もある。ヤクザに囲われた選手が外国人選手に近づき、最初は親切にする。そのうち、ヤクザとの食事に連れられ…」(前出・同) 台湾選手の平均年俸は日本円で100万円。八百長の見返りは「1回40万円」とのことだから、「豪邸が建つ」なる証言もマンザラではないだろう。 前出の日本球界関係者がこう続ける。 「中込を心配しているかつての同僚も少なくありません。帰国後、暴露本が出るとか、台湾球界に関する告発記事が出るといった噂もないわけではありませんでした。暴露本に関する真偽はともかく、元同僚たちの口添えにより、帰国すれば、台湾球界との関係を完全に断ち切ることもできたのに…」 二審の審理は10月以降になるという。それまで中込の帰国は認められない。台湾世論は「中込にも厳しい処罰を」との声が圧倒的だが、こんな見方もある。 「200人以上の選手が怪しいと報じられながら、新たに大物選手が逮捕されることはありませんでした。台湾・馬英九総統は球界の不正浄化のため、公的資金・20億台湾元(約58億円)まで投入しましたが、国民からの信頼を完全に取り戻すまでには至っていません。今後、中込を始め、裁判に掛けられた被疑者を厳しく制裁することしかできないのではないか…」(現地特派員の1人) また、日本のプロ野球機構も台湾から『難題』を突き付けられていた。アジアシリーズ運営委員会から、「今年度の同大会は日本抜きで行いたい」と打診されている。アジアシリーズはMLB・ワールドシリーズに対抗するため、日本、韓国、中国、そして台湾の4カ国によって新設されたもの。各国の優勝チームがナンバー1を決めるのだが(中国は選抜代表)、昨年は開催赤字、そして、『八百長事件』で存亡の危機に見舞われた台湾球界の影響もあって、昨季は日本、韓国の2カ国のみによるチャンピオンズシップ制に改められた。しかし、4カ国による運営組織はまだ残っており、今年度は台湾が開催国となる。 「日本シリーズの日程と重なるので、開催国の台湾と韓国のみでやりたいと打診があったんです」(関係者) 日本はアジア地区の野球レベルを牽引してきた自負もあり、同委員会の提案を快く思っていない。 「語弊のある言い方になるが、近年、台湾球界に振りまわされている」(同) 台湾・興農牛には、元日本ハム・正田樹、同・井場友和もいる。彼らが自分の身を守る苦労は並大抵ではないだろう。中込の控訴にアジアシリーズを巡る政治的意図はないが、日本の関係者はその一報に複雑な心境を抱いていた。
-
-
スポーツ 2010年09月06日 16時00分
『SMASH』の魅力の一つ、それは「日本人対外国人」の戦いにある!
TAJIRI率いるSMASH、その空間には「外国人レスラー」の存在が際立っている。素晴らしい実力を持っているにも関わらず、まだ一部の人しかその存在を知られていないレスラーたち。そんなレスラーが次々とSMASHのリングに上がり、観客の声援を受けているのだ。 8・30『SMASH.7』のリングに初めて上がったポール・トレイシー。IWGPジュニア二冠王であるプリンス・デヴィットと以前タッグを組んでいた経歴がある。TAJIRIはトレイシーを見て「ジョーカーみたい」と語っている。引いてはならないジョーカー、すべてのカードと同じ価値のあるジョーカー、切り札的要素のあるジョーカー…。ジョーカーと一言でいえば簡単なものだが、様々な魅力を秘めているような気がする。 第1試合、ワールドトライアウトマッチとしてトレイシーが対戦したのはAKIRA。試合序盤、AKIRAのバックを取ったトレイシーは、馬飛びの要領でひょいと飛び越える。そのまま体を反転させてスクールボーイで丸め込んでいく。かと思えば、ロープワークの最中に華麗なリープフロッグから背面飛びのジャンピング・エルボーパッド。AKIRAのオールドスクール、ミサイルキックに耐えたトレイシーは逆襲の変形フェースバスターを見せる。結局AKIRAのムササビプレスの前に敗れてしまったトレイシーだが、TAJIRIの言う「ジョーカー」の本領を発揮するのは次回以降かも知れない。 第4試合、ワールドトライアウトで合格点を出された外国人レスラーMentalloが、弟子であるケニー・オメガとシングルマッチを行った。2002年にこの二人が対戦したカードは、カナダの年間最高試合である「マッチ・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。その名に恥じることの無い戦いが繰り広げられる。 ケニーのグラウンドヘッドシザースを倒立で返そうとするMentallo、観客の声援に応えるかのように倒立したまま足を開いたり、前後に交差させたりしていたが…そんなMentalloの脳天をマットに叩き付けるケニー。トップロープの反動を使ってアームホイップ、風車式バックブリーカーで対抗するMentallo、場外に出たケニーに対してスライディングキック。今度はケニーがお返し。ブレーンバスターの体勢で持ち上げたMentalloをトップロープに固定すると、トップロープからエルボードロップを首筋に放っていく。ロメロスペシャルからカナディアンバックブリーカーを決めたケニー。Mentalloはロープに走ったケニーにドロップキック、串刺し式のジャンピング・エルボーパッドからノーザン。ケニーもコタロー・クラッシャーで反撃。一進一退の攻防が続く。カミカゼからその場飛びのシューティングスターを狙ったケニーだが、逆にMentalloのカミカゼがケニーを襲う。ムーンサルトに行こうとしたMentarroの背後にドロップキック。場外に落ちたMentalloに向かってケニーはノータッチ・コンヒーロで追い討ち。場外のカウンターで繰り広げられたツームストンの打ち合いを制したMentalloはケブラーダ。場内に戻るとMentalloはパワーボムからトップロープに登ってダイビング・ギロチン。ムーンサルトを自爆させたケニーは蒼い衝動。投げっ放しドラゴンから波動拳を炸裂させ、クロイツ・ラスの体勢に。切り返したMentalloは回転エビ固め、カウント2で返したケニーは再度波動拳を狙うが、Mentalloの昇竜拳が火を噴く! しかしロープに走ったMentalloを担ぎ上げたケニーがとどめのクロイス・ラツを放ってピンフォール勝ち。ベストマッチの名に恥じない好勝負だった。 セミファイナルではフィンランドFCFの原始怪獣、ヘイモ・ユーコンセルカがKUSHIDAとシングルマッチで対戦。巨大な壁に立ち向かっていったKUSHIDAだが、原始怪獣のパワーは予想以上のものであった。序盤戦はヘイモのスタミナを奪おうとしてヘッドロックでぐいぐい締めあげるKUSHIDA。ショルダータックルで場外に落ちたKUSHIDAを追うヘイモ、フェースバスターで叩きつけられるが、カウンターからのクロスボディーを受け止める。豪快なショルダースルーでKUSHIDAが文字通り宙を舞う。トップロープからのダイビング・エルボードロップを自爆させたKUSHIDAはトラースキックから卍固め。力で跳ね返したヘイモはオクラホマ・スタンピートの要領でKUSHIDAを叩き付ける。丸め込み技でヘイモを混乱させたKUSHIDAは体格差なにするものぞ、とばかりにジャーマン・スープレックス。追い討ちのミッドナイトエキスプレスを自爆させられてしまったKUSHIDA、最後はヘイモのパンプ・ハンドル・スラムの前にピンフォール負けを喫してしまう。試合後のTAJIRIは「まだまだ甘い」とKUSHIDAを一喝。対大型外国人選手戦の甘さを指摘。 次回SMASH.8にはFCFから「空飛ぶオカマレスラー」ジェシカ・ラブ、謎に包まれている覆面レスラーのカゲマングロ、ワールドトライアウト合格のゴーレム・ナイト、韓国からは怪しさ全開のキム・ナンプンが強豪レスラーを引き連れてやって来る。 スター・バック、ヴァレンタイン、ヘイモ・ユーコンセルカ、ジェシカ・ラブ、スターク・アダー。 キム・ナンプン、ユン・ガンチョル、Mentallo、ポール・トレイシー、ガルビンダー・シラ。 SMASH.4〜7に登場した知られざる外国人レスラーたち。しかし観客は彼らを絶賛した。最近のプロレスでは見られなくなってしまった「日本人対外国人」の様相、SMASHのリングにはそれがある。日本人レスラーにはない風格、キャラクター性、アピールなど、外国人レスラーならではのパフォーマンスは他に例を見ないものだ。SMASHの会場で新たな発見をするのは、貴方かもしれない。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『SMASH.7』2010年8月30日(月)会場:東京・新宿FACE(観客600人=超満員札止め)<メインイベント タッグマッチ 時間無制限1本勝負>○スター・バック&大原はじめ(9分17秒 体固め)●TAJIRI&小路晃 ※パイルドライバー<セミファイナル シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○ヘイモ・ユーコンセルカ(13分20秒 片エビ固め)●KUSHIDA ※パンプ・ハンドル・スラム<第4試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○ケニー・オメガ(17分50秒 クロイス・ラツ)●Mentallo<第3試合 タッグマッチ 時間無制限1本勝負>朱里&○リン・バイロン(11分36秒 片エビ固め)植松寿絵&●中川ともか ※ムーンサルト・プレス<第2試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○TAKAみちのく(7分27秒 ジャスト・フェースロック)●児玉ユースケ<第1試合 ワールドトライアウトマッチ 時間無制限1本勝負>○AKIRA(7分58秒 体固め)●ポール・トレイシー ※ムササビプレス
-
スポーツ 2010年09月04日 15時00分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第43回 第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン1」
8月28日から第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンに、ゲストランナーとして走らさせて頂きました。 チーム名はもちろん「Air Run TOKYOチーム」です。 西田隆維をメインに、平塚潤さん(エスビー食品⇒城西大学元監督)、関家良一さん(ウルトラマラソン世界ランク1位)、ラン仲間の長井秀和さん(間違いないで有名な芸人)、もちづきる美さん(元ギリギリガールズ)、芸人だけではなく司会業でも活躍する花満開さん、モノマネタレントまっちゃまさんという豪華なチーム! 24時間リレーマラソンとは、10人〜12人で24時間タスキリレーし、1.8kmのコースを多く周回したチームが勝ちという駅伝大会です。最近、人気のある種目なんです。 1周ごとに走者を入れ替えるチームや、時間で区切るチームなど、チームによって様々です。私たちのチームは、途中でイベントもこなすので、スケジュールで走る順番決めました。 当初は、24時間走らなくてもよいと主催者の方たちには言われていましたが、やるからには参加ランナーと同じ気持ちになりたいと思い、参加させて頂きました。午前10時にスタートするので気温も高いし、日陰がないコースなので、スケジュールを見ながら走順や距離を決めるのに2日間は頭を悩ませました。 今回は全4回に分けてご報告させて頂きます。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー第44回は、『第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン2』写真:開会式の様子
-
スポーツ 2010年09月04日 11時00分
毎週火曜日はTruthの日、8月31日『Truth#4』では星野勘九郎がダイスケを破る!!
リアルライブではもはや“お馴染み”となるのであろうか、ガッツワールドの週一回興行『Truth』も、8月31日で4回目。今回の目玉となったのは、ダイスケと星野勘九郎の間で行われた、GWCシングル王者・ガッツ石島への挑戦権を賭けたシングルマッチ。 4月大会、5月大会にて初代GWC認定シングル王座決定トーナメントが行われ、勝ち進んで栄冠を勝ち取ったのは、デビルワールドのガッツ石島。7月大会でGWC認定6人タッグのベルトを奪取したダイスケが、次期挑戦者に名乗りを上げたのが、事の発端である。ダイスケのパートナーの一人である星野勘九郎が「直接フォールを奪ったのはこの俺だ! 俺にも挑戦者としての権利はあるだろう!」とアピール。王者である石島が「挑戦者決定戦をやって、勝った方と9月20日北千住でタイトルマッチやってやるよ!」と答え、両者による挑戦者決定戦が組まれることになった。 ゴングが鳴るや否や、ダイスケ・星野両者ともにリング中央にダッシュ。力のこもったロックアップからショルダータックル合戦へ。打ち勝った星野に対してダイスケはカウンターのアームホイップからドロップキックでお返し。エルボーの打ち合いからロープに走った星野に、ダイスケは再度ドロップキック、倒れなかった星野は逆に強烈なラリアットを叩き込み、ダイスケを場外にエスケープさせる。リングに戻ったダイスケにもう一発ラリアットを叩き込もうとした星野、その右腕にエルボーを叩き込んだダイスケ。そこからダイスケの執拗な腕殺しが始まる。ピンポイントで右腕を狙うドロップキック、スタンディングアームブリーカー、ジャンピング・アームブリーカーからワキ固め。星野が悲鳴を上げる。ロープに逃れた星野はダイスケの得意技であるロックボトムを先に見舞って反撃。ぬりかべ(コーナーへの串刺し式ボディースプラッシュ)連発からフェースバスター、「35歳〜!!(星野の実年齢)」と叫んで豪快なブレーンバスターを見舞う星野。フィニッシュのダイビング・セントーンを狙ってコーナー最上段に上がるが、ダイスケが起死回生の雪崩式ブレーンバスターを放つ。 ロックボトムから星野の必殺技であるダイビング・セントーン。続けてフロッグ・スプラッシュで華麗に舞うダイスケ、フォールに入るがカウント2。とどめのスライディングDを狙うが、星野は寸前でかわす。ダイスケのエルボー連打に耐え、カウンターのラリアットを叩き込むと豪快なパワーボム。カウント2で返されると助走をつけて渾身のラリアットを放つ星野。何とかカウント2で肩を上げるダイスケだったが、続けて放った星野のコーナー最上段からのダイビング・セントーンをまともに食らうと返すことができず。わずか10分弱という試合時間であったが、その分内容は熱く、大変重厚感のある試合であり、星野が力ずくで次期挑戦者の権利をもぎ取った。 本部席でこの試合を見ていた王者石島を挑発する星野。「梁和平も、いや、お前ら(デビルワールド)全員まとめて叩き潰してやる! 絶対にベルトを腰に巻いてやる!」とアピールすると、「極悪鬼道(ごくあくきどう)、ヒールレスラーのガッツ石島を見せてやるよ!」と舌戦を繰り広げる両者。在京インディー界でも屈指のヘビー級同士のタイトルマッチは今から期待が持てる。 セミファイナルで、100番勝負の第4戦のグラン浜田戦にて、わずか4分強で敗れ去ってしまった吉野達彦。メイン終了後、「次の僕の相手は誰ですか?」と意気消沈気味のダイスケに問う吉野。ところがダイスケは「今日のこの試合で頭がいっぱいになっていたので、まだ考えてないんだ」と答える…そこに入ってきたのは、社長&代表となったCHANGO君とAMIGOの鈴木君…いや、梁&石島戦の前に自分達が闘龍門出身のプロレスラーであるCHANGO&アミーゴ鈴木である事実を告げた二人であった。 CHANGOとアミーゴは「今日は吉野君の誕生日(25歳)だったね。おめでとう!」と、ケーキを持って和やかムード。「そんな吉野君に素敵なプレゼントを持って来たんだよ。次の君の対戦相手は…私、CHANGO! …と、アミーゴ鈴木」。きょとんとする吉野は「僕のパートナーは誰ですか?」と質問する。「パートナーは…いないよ」と答えるCHANGO。「100番勝負だから、一人でやらないと」と付け加えるアミーゴ。強引に1対2、何でもありのハンディキャップマッチを突きつけた社長と代表。しかも吉野が負けたら「髪の毛を丸坊主にし、黒のショートタイツ、裸足のスタイルに変える」という条件を付けた。吉野は「渡辺宏志さんみたいになれって言うんですか!?」。一部の観客から声援が起こる。吉野の100番勝負第5戦は、とんでもない試練になってしまった。 最初の1か月を乗り越えた『Truth』だったが、前回よりも観客動員は上回ったものの、まだ浸透していない様子である。毎回来場するファンももちろん大切だが、もう一歩先を見越していかないといけない。そんな中、大会終了後の一幕で「今までにあまり来ていなかった方が月間パスポートを買ってくださった」という嬉しい知らせがあった。ほんの小さな一歩かも知れない。だが、この小さな一歩を積み重ねることでガッツワールドを、『Truth』を、より多くの観客に見てもらえる結果になる。しっかりとした自分たちの「芯の部分」を理解してもらえることで、更なる一歩を踏み出してほしいと感じる。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))※ご来場の皆さまへ。会場の撤収時間は午後9時となっております。余韻を楽しみ、皆さんとの触れ合いができることは本当に嬉しいのですが、大会終了後は速やかにご退場を『涙ながらに』お願いいたします…−ガッツワールド一同より−◆『Truth#4』2010年8月31日(火)会場:埼玉・蕨「イサミレッスル武闘館」(観客54名)<メインイベント GWC認定シングル王座次期挑戦者決定戦 60分1本勝負>○星野勘九郎【大日本プロレス】(9分35秒 片エビ固め)●ダイスケ ※ダイビング・セントーン<セミファイナル「吉野達彦エースへの道100番勝負」第4戦 20分1本勝負>○グラン浜田(4分23秒 体固め)●吉野達彦 ※浜ちゃんカッター 吉野通算0勝4敗<第2試合 タッグマッチ30分1本勝負>▲CHANGO&アミーゴ鈴木(7分18秒 ノーコンテスト)▲梁和平&ガッツ石島 ※収拾つかず<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>○田村和宏【STYLE-E】(6分37秒 片エビ固め)●マスクドミステリー ※アックスボンバー ◆『Truth#5』2010年9月7日(火)開場:19:00/開始:19:30会場:埼玉・蕨「イサミレッスル武闘館」<メインイベント シングルマッチ 20分1本勝負>ダイスケ vs. 円華<セミファイナル「吉野達彦エースへの道」第5戦 ノールールハンディキャップマッチ 20分1本勝負>吉野達彦 vs. CHANGO&アミーゴ鈴木※3カウント、ギブアップ、KOのみで決着。反則裁定は無し。※吉野が敗れた場合、髪の毛は丸坊主・黒のショートタイツ着用・裸足のスタイルで今後試合を行う。<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>梁和平&ガッツ石島 vs. 山本SAN&カジャー・アンナカ【nkw】【チケット情報】全席自由2000円(当日500円増し)、9月月間パスポート6000円(9月4大会全て観戦可能)、9月指定席パスポート7000円(9月4大会全て購入者が指定する席にて観戦可能)◆ガッツワールド『vol.43』2010年9月20日(月・祝)開場:17:30/開始18:00会場:東京・北千住シアター1010ミニシアター(北千住駅より徒歩数分)【決定カード】<GWC認定シングル選手権試合 60分1本勝負>(王者)ガッツ石島 vs.(挑戦者)星野勘九郎【大日本プロレス】その他全5〜6試合を予定。【チケット情報】スーパーシート4000円、自由席3000円(当日500円増し) お問い合わせはガッツワールド事務局 info@guts-world.com まで。
-
スポーツ 2010年09月03日 16時15分
韓国で巨人・李が横浜移籍報道
今季で4年契約が切れる日本プロ野球最高年俸6億円の巨人・李承●(●は火へんに華)(イ・スンヨプ)に来季横浜移籍情報が流れている。1日付けの韓国紙「中央日報」が報じたことから注目されている。 その内容は、渡韓中の張本勲氏が韓国球界関係者に「李が今季終了後に横浜へ行くという話を日本で聞いた」というものだ。張本氏は横浜球団の親会社であるTBSの専属評論家だけに、信憑性のある情報として、韓国メディアが報じたのは当然だろう。 「中央日報」は、さらに張本氏、三星・宣銅烈監督の李へのアドバイスを伝えている。張本氏は「李は巨人では出場機会を与えられていないが、他球団に移れば、十分に技量を発揮できるだけの能力を持っている。ホームランバッターは3打席(凡退)の後でも本塁打を打つことができる。ひんぱんに(試合に)出なければいけない」と語り、李に移籍の勧め。 李の古巣・三星の宣監督の方は、李の復帰を全面否定。その上で日本球界での出直しをアドバイスしている。「李が今のウチのチームにきてもプレーする場所がない。何年間も成績が残せなかったのだから、日本で移籍するにしても年俸ダウンを甘受して、その分は出来高を受け入れるべきだろう」と。 韓国の国民的スーパースターとして日本球界入り、ロッテ、巨人でプレーしてきた李だが、韓国球界ではすでに過去の人扱いだ。「日本球界で成功して、最後はメジャー入り」というのが、李の描いていた野球人生だが、世の中、甘くない。 厳しい現実を考えれば、張本氏、宣監督が勧めるように、日本球界で移籍して出直すしかないだろう。が、宣監督がズバリ指摘したように、年俸はいくらでもいいから一から出直す決意がなければ、拾ってくれる球団はないだろう。横浜は李にとってふさわしいチームの一つではある。巨人の投手コーチから監督に就任した尾花高夫監督が、「アナライジング(分析する)ベースボールで打倒・巨人」を掲げながら1年目の今季は赤恥をかいている。結局、チームは3年連続最下位独走となり、就任2年目の来季は、クビをかけた戦いになる。契約切れで巨人を解雇される李とタッグを組んで、巨人にリベンジすれば、横浜のファンに受けるだろう。 ただし一つ大きな問題がある。ポジションだ。李がロッテから巨人へ移籍した大きな理由の一つは、「韓国で一塁しか守った事がないのに、ロッテでは外野を守らされた」という不満からだった。が、横浜には今季途中から入団して活躍、来季残留が有力で一塁しか守れないハーパーがいる。今季、外野から一塁に戻った内川が再び外野へ転向したのも、ハーパーが加入したためだ。となれば、李の横浜入りには、ポジションの問題が立ちはだかることになる。 が、一から日本球界で出直す気持ちがあるのならば、ポジションのことなど言っている場合ではないだろう。一塁しか守れないというのでは、横浜に限らず、拾ってくれる球団はなかなか出てこない。自分から外野もやれますと自己アピールをするくらいでないと難しいだろう。もっとも、何もしないで巨人から年俸6億円、4年で総額24億円ももらったのだから、悠々自適な隠退生活を送った方が賢明か。
-
-
スポーツ 2010年09月03日 11時00分
ストリートファイトからローションマッチまで! 『女だらけのキャットファイト祭2010』
今回は8・27に新木場1st RINGで開催された、『どきッ!女だらけのキャットファイト祭2010 -飴と綿菓子とSHINKIバッテキ-」の模様をお届けする。記者も女子プロレス観戦歴は長いが、キャットファイト観戦ははじめてである。18禁の興行とはどのようなものだろうか。 客層は目を血走らせた男ばかりかと思ったら、意外にカップルでの観戦も多い。選手もキャットファイターだけでなく女子プロレスラーも出場しており、思ったより女子プロレスに近い世界なのかもと思わされる。 第0試合はピンクタイガー子 vs マグナム大江戸子。どちらも女装しているが男である。ちなみにこの試合は入場料に含まれない。ルールは先に相手の服を全部脱がせた方が勝ちの追い剥ぎマッチ。 あれよあれよという間にピンクタイガー子がパンツまで脱がされて前バリを披露し、決着となった。もちろん会場は盛り上がらない。 いよいよ第1試合。「夏だ!祭りだ!ユルヌルだ!バスローブ柔道3分5R」。バスローブ柔道とは何かと言うと、文字通りバスローブを着用してヒザ立ちで柔道で戦うのである。ただし決着は一本や参ったではなく、「先にリングの四方に向けて相手選手を開脚させた方の勝ち」。ちなみに開脚を見せられた観客はそれを花火に見立てて「たまやー」と言わなくてはならない。 戦うのは奈美 vs 若林美保。奈美はデビュー戦、美保はストリッパーとしても活動しているベテランだ。 試合開始後すぐに、バスローブははだけ、バスローブ柔道とは名ばかりの普通のキャットファイト(初観戦ですが)がおこなわれる。奈美がアクロバティックな動きでかく乱するも、実力差は歴然、美保が3Rで仕留めた。 第2試合はウォーターファイト、愛音ミク vs 森崎愛。試合開始前には水鉄砲が配られ、リングサイドの観客は水鉄砲で選手を攻撃できる。中には自前の大型水鉄砲を持ち込むツワモノも。 アキバ系アイドルとグラビアアイドルのプライドをかけた対決は、グラビアの意地が勝ち、股開きフォール(相手の股を3秒間観客に向けて開く)で愛の勝利となった。しかし乳ではFカップ対Eカップと、ミクの勝利。 第3試合はSMファイト3分3R勝負。夢子は自分の入場テーマ「乳様」を歌うグループFICEと共に入場、会場が「おっぱい」の連呼に包まれた。対する月花女王様は不機嫌そうに鞭を鳴らしながら入場。女王様はリングネームではなく、本当の職業である。 試合は終始SM凶器で女王様が夢子を痛めつけ、ついにはハサミでリングコスチュームを切り裂くという暴挙に。そして2R、サランラップでコーナーマットにぐるぐる巻きにされ、タバコの火を押しつけられた夢子がついにギブアップ。女王様はご不満のご様子で「おっぱいだけでチョーつまんなかった」とコメントを残された。 第4試合はリアルキャットファイト時間無制限一本勝負。鳳華&福山理子 vs オッシー&キラ☆アン。オンリーギブアップ完全決着ルールの、硬派な試合である。 これまでのおっぱいとか水鉄砲とかが嘘のようなハードな対決が展開される。この振り幅の広さがキャットファイトの魅力の一つのようだ。 試合は12分を超える激闘の末、オッシーが初代ミニスカポリスの理子を腕十字で仕留めた。 続く第5試合は、3分3Rのクレイジーキャットファイト、えりんこ vs 古賀たかえ。ニューハーフ vs 歌人という異色対決である。 追い剥ぎマッチにそなえてパンツを2枚はいてきたたかえだが、「しゃべらなければかわいいのにね」の余計な一言がえりんこの怒りを買い、逆エビ固めでギブアップ。 後半戦の前には高嶋優生&桃杏める vs Mi-hiro&HAMAのパフォーマンス対決が行われ、高嶋優生&桃杏める組が僅差で勝利。 第6試合は3分3Rネイキッドファイト、琴音 vs 琥珀うた。決着は相手の衣服を法律ギリギリまで脱がすことによってのみつけられるという、ガチな試合形式である。琴音は猫っぽい着ぐるみで登場、「覆面レスラーになりたい」と意味不明な宣言。対するうたはAKBっぽい制服で、しゃべりもギャル系である。 琴音の着ぐるみはわりとあっさり脱がされたが、最終的にはかぶり物、ブラ、ホットパンツと残して余裕の勝利。うたの最後の一枚を脱がそうとして「この会場でまだ試合したいからやめてください」とたしなめられるほどであった。 セミファイナルはストリートキャットファイトwith DOG時間無制限1本勝負。AKy&佐野直 vs シャッターチャンスわか&ミスターポーゴ組。いやキャットファイト見に来てポーゴ様が見られるとは思わなかった。 試合はもちろんポーゴ様が大暴れ。ヤマタノオロチ(鎖鎌)に火炎放射と好き放題やったあげく、相方のわかをAKyにフォールされて敗北。捨て台詞を残して堂々と引き上げていった。 いよいよメインイベント。ローションキャットファイト3分∞ラウンド勝負。アップルみゆき vs ラメイダーのこの試合のために、何と80リットルのローションが用意された。試合の決着は顔面騎乗3カウント、ギブアップのみ。 ローションでお互いに足腰立たない対決を制したのは、プロレスラーの意地を見せたアップルみゆき。「なんでもやりますから仕事ください!」のアピールは感動的であった。 初のキャットファイト体験であったが十分に楽しませてもらった。もともと偏見があったわけではないが、事前に思っていた以上に充実した興行と感じた。今後のCPEの活動に期待したい。(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分