スポーツ
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スポーツ 2010年09月14日 17時45分
28年会コンビが巨人・中畑清監督アシスト
中日、阪神、巨人によるセ・リーグの激烈なペナントレース争いは、『28年会』の落合博満監督、真弓明信監督vs原辰徳監督という構図にもなっている。28年会のコンビが笑えば、メンバーの1人で世話役の中畑清氏の巨人監督の芽が出てくる。 リーグ4連覇の大危機に巨人・滝鼻卓雄オーナーはこう声を大にしている。「リーグ優勝できなければ、6位と同じ。まだCS(クライマックスシリーズ)があるとか考えてはダメだ。まずはリーグ優勝。そして第2ステージ(今年からファイナルステージに改称)に立つという考えじゃないといけない」と。 が、「リーグ優勝できなければ、6位と同じ」というのは、滝鼻オーナーの立場での話で、原監督にとっては全く別だ。リーグ4連覇に失敗しても、2位と3位では大違いだ。2位ならば、本拠地・東京ドームでCSファーストステージを開催できるから、地の利を生かしてファイナルステージに進出できる可能性は高い。 中日のホームゲーム51勝16敗1分で貯金35、ロードで22勝40敗2分の借金18というケタ外れの内弁慶ぶりばかりが話題を呼んでいるが、巨人も他人事ではなく同類だ。ホームで42勝23敗1分の貯金19、ロードでは27勝34敗で借金7。優勝を逃しても2位になって東京ドームでCSファーストステージを開催できれば、ファイナルステージに進出できる可能性が大で、最終的に負けても最低限のメンツは保たれる。しかも、ファーストステージの開催で球団側には1試合1億5000万円以上の入場料収入が入るから、原バッシングの程度が和らぐだろう。 しかし、昭和28年生まれのプロ野球選手の親睦団体の『28年会』の阪神・真弓、中日・落合両監督のサンドイッチ作戦で3位に転落させられれば、地獄へ真っ逆さまになる。ビジターで戦う3位ではまずファイナルステージ進出は絶望的だ。猛虎もホームでは38勝24敗3分で貯金14だ。救いは何もなくなる。「原監督は大監督になってきている。V9超えのV10だ」と原監督を絶賛していた巨人・渡辺恒雄球団会長が手のひらを返すのは目に見えている。 第二次政権下で「永久監督」と言われた、原監督が公私ともに師事していた藤田元司元監督(故人)も、2年連続V逸で追放されている。ON解任という2度のお家の一大事後に通算7年間監督を務め、リーグ優勝4回、日本一2回という文句なしの成績をおさめながらだ。来季も2年連続優勝で逃せば、3年契約の最終年になる来季が原監督にとっては、文字通りの正念場になってくる。 原監督がユニホームを脱ぐ非常事態が到来すれば、中畑清氏にも完全消滅したはずの巨人監督就任の可能性が出てくる。誰も予想すらしなかった、原第一次政権が2年という短期で終わり、その後もサプライズ、人事。誕生した堀内恒夫新監督自身が語った「青天の霹靂」の再現だ。 今年の参院選に出馬した際に、「夢だった監督就任を断念して選挙に出ます」と公言した中畑氏だが、落選後にこう明かしている。「周囲の人が『これで、また監督を目指せるね』と言ってくれています」と。 『28年会』の中日・落合、阪神・真弓両監督が頑張って巨人・原監督を3位に引きずり落としてくれれば、中畑氏にとって、絶望から光明が見えてくる。まさに夢よ再びとなる。さて、セ・リーグ3強のデスマッチの最終章は、中畑氏に幸運をもたらすものになるのか。
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スポーツ 2010年09月14日 14時30分
斎藤佑樹がドラフトの主役になれないウラ事情
今秋のドラフト会議の“主役”斎藤佑樹(早大=4年)が法政大学戦に先発し、通算28勝目をマークした。この調子で行けば、史上21人目の「東京六大学通算30勝投手」となるのは時間の問題だが、マスコミ各社は頭を抱えている。斎藤の肉声が取れない可能性が高まってきた。應武篤良・早大監督をまた怒らせしまったからである。 この秋季リーグ戦が始まる直前、一部スポーツ新聞が斎藤の単独インタビューに成功した。「大学野球最後の公式リーグ戦」を迎えるにあたって、斎藤はそれに期する思いを熱く語っていた。しかし、同監督はていたが、その記事にカチンと来たらしい。 「リーグ戦前なのに、『終わり』を意味する言葉があったからだというんですが…。斎藤クンのインタビューを掲載したスポーツ新聞はもちろん、追随記事を載せたマスコミ、ドラフト情報を絡めた特集を掲載した報道各社も『出入り禁止』を通告されました」(関係者) 「この程度で…」「何故!?」というのが、マスコミ各社の正直な心証だが、マスコミ各社は「またかよ!?」なる憤りも感じていたようだった。應武監督が『出禁』を“発令”したのは、今回が初めてではない。理由はその都度異なるが、そのほとんどが「斎藤絡み」なのである。前出の関係者がこう続ける。 「應武監督が過敏になる理由も分からなくはありません。春季リーグ戦では、元プロ野球選手・江藤省三氏を監督に迎えた慶応大学に逆転でリーグ優勝をさらわれ、新人戦も慶応が勝利しました。早大は斎藤、大石達也、福井優也と『1位候補投手』を揃え、戦力的にはナンバー1です。この戦力を持って負けたとなれば、指揮官として相当、悔しいはず。應武監督もこの秋季リーグ戦で勇退することが決まっており、是が非でも優勝したいでしょうから…」 マスコミ各社は『出禁発令』にも一定の理解を示していた。 同監督は根に持つタイプではない。しかし、頑固な一面もある。秋季リーグ戦の結果次第では、新体制が本格的にスタートする来年1月まで『出禁』が解けないかもしれない。そうなると、ドラフト報道にも影響してくる…。 「ドラフト当日の共同会見は黙認してくれるとは思いますが…」(前出・同) 一般論として、ドラフト指名選手への取材申し込みは『所属チーム』がその窓口となる。2月のキャンプイン後は指名球団に変わるが、その取材を受けるか受けないかを判断するのは本人と在籍チーム、つまり、早大野球部責任者が判断することになるわけだ。 「次の監督との引き継ぎもあるし、年内は應武監督も早大と合宿寮を行き来しなければならないと思う」(マスコミ陣の1人) 憶測の域を出ないが、斎藤1位を表明しているプロ野球球団のなかには「應武氏の受け入れも検討している」とも言われている。同監督は「在籍していた企業に帰る」と否定しているが、斎藤の恩師であることには変わりなく、その縁は永久に切れないだろう。 早大は應武監督の後任として、OBの岡村猛氏を選出した。江川卓氏(法大)が活躍していた時代の主力選手で、卒業後も東京ガスで野球を続けたが、近年は社業に専念していたため、交流のあるマスコミ関係者はほとんどいない。 「これ以上、(マスコミと早大の関係が)悪くなることはないと思いますよ」(同) 斎藤という人気、実力を兼ね備えたスター選手が在籍していたこの4年間は、指導者としてもっとも難しい時期でもあった。その気苦労は『出禁』を食らったマスコミ陣も認めていたが、「これ以上悪くならない」なんてホンネ(?)を知ったら、ドラフト当日の共同会見場からも締め出しを食らうかもしれない。
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スポーツ 2010年09月14日 10時30分
広島のインディーズプロレス「ダブプロレス」が、「瀬戸内サマーボム」で仁義なき戦い
広島を拠点に活動するインディーズプロレス団体「ダブプロレス」が、9月20日(月曜祝日)、“DOVE世界ヘビー級王座次期挑戦者決定戦”&“タッグベルト争奪ワンナイトトーナメント”など見どころたっぷりの「瀬戸内サマーボム」を主催する。 “DOVE世界ヘビー級王座次期挑戦者”決定戦で激突するのは、SUSUMU VS 白波佑助。 SUSUMU(レッスルゲート)は、前回の興行「夏ギラ2K10」での6メンイルミネーションマッチにおいてみごと、DOVE世界ヘビー級チャンピオン内田祥一選手から大逆転の3カウントを奪い、大金星を手にした。 一方、白波祐助(九州プロレス)は、序盤に脱落したものの強烈な印象を残した。 この2人が、“DOVE世界ヘビー級王座”への挑戦権をかけて対戦する。 “タッグベルト争奪ワンナイトトーナメント” 504(ゴーシ)の長期欠場による初代タッグ王者「ジ・バイオレントレボリューション」のベルト返上をうけ、王座争奪ワンナイトタッグトーナメントを行う。エントリーチーム(1)魁&佐々木貴…ダブ最強の魁と、フリーダムスの熱血若大将佐々木貴の業界屈指の激アツタッグ。(2)レイパロマ&サウザー…唯一のダブ純血タッグ。(3)黒影&ディアブロ…会場を恐怖のどん底をたたき込む悪行超人タッグ。(4)カブキキッド&MIKAMI…頭脳派のカブキキッドが、東洋一の破天荒男、MIKAMI(DDT)とタッグを組んだ。大本命。 「今回の見所ですが、504(ゴーシ)選手の負傷欠場により空位となったタッグベルトを巡り、トーナメントを開催します。前回、シングルで戦った魁選手と、佐々木貴選手がまさかのタッグ結成。タッグ王座取りに挑みます。 メーンエベントは、前回のイリミネーションマッチで強烈な印象を残した白波佑助、SUSUMUの二人がシングル王座挑戦権をかけ激突します」(ダブプロレス代表上田 剛史) 2010年9月20日(月・祝)17:30開場 18:00開始広島県立産業会館 西館 第四展示場入場料 自由席 ¥3500(当日¥4500)指定席 ¥5000(当日¥6000)チケット取扱いプロレス中毒.com(www.puroresu-chudoku.com)ほか決定カードDOVE世界ヘビー級王座次期挑戦者決定戦SUSUMU VS 白波佑助タッグベルト争奪ワンナイトトーナメントエントリーチーム(1)魁&佐々木貴(2)レイパロマ&サウザー(3)黒影&ディアブロ(4)カブキキッド&MIKAMI 問い合わせ、ご質問等は info.dovepro@gmail.com へお願いします。 ダブプロレスはただいま、ボランティアスタッフを募集しています。詳しくは上記アドレスへ。
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スポーツ 2010年09月11日 17時00分
中日・落合4年ぶりのリーグ優勝へ秘策
阪神、巨人と激烈な優勝争いを演じている中日・落合博満監督(56)が、4年ぶりのリーグ優勝へ仰天秘策? 「10人目の味方作り」作戦を展開している。 意表を突くのが落合監督のオレ流だが、これぞその見本だろう。親会社の中日新聞のコラム『読む野球 落合博満』で、審判擁護を展開したのだ。「経費削減 不測の事態も想定を」と見出しが付いた落合監督の記事の内容はこうだ。厳しい経済状態の世の中だから、球界も経費削減は必要だが、不足の事態を想定しての必要経費もある。審判の試合前日の移動、宿泊はその一つだという主張だ。 現在、日本野球機構(NPB)と審判は来季の契約に関して、団交、事務折衝を繰り返している。その中で、NPB側が提案している経費削減策の一つが「試合前日の移動、宿泊の禁止」だ。落合監督はその情報をキャッチして、審判側に味方する論陣を張ったのだ。 現場の監督からの擁護論だけに、審判たちにとっては、最高の援軍であり、素直に感謝しているだろう。そうなれば、人間は感情の動物だから、落合監督に対してえこひいきはできなくても、自然と不利な判定は少なくなるだろう。阪神、巨人との優勝争いが最後の最後まで続くことが必至な状況だけに、審判のジャッジのウエートは重くなる。そんな時にタイムリーな審判擁護のコラム記事だ。まさに落合マジックといえる。 かつて「巨人戦には10人目の敵がいる」という言葉が流行したことがある。ヤクルト監督時代の野村克也氏(現楽天名誉監督)、中日監督時代の星野仙一氏(現阪神オーナー付きシニアディレクター)らが、審判の巨人びいきの判定に激怒してのトラブルが続出。そういう時代に野村氏が「10人目の敵」と口にしたことから、一気に流行語になったのだ。が、審判を敵対視すれば、ろくなことにならない。神経過敏になった審判は余計に微妙な判定をするようになってしまう。 そんな審判を敵対視する野村、星野流と対極にあるのが落合流だ。「日頃から落合監督は試合前のメンバー交換の際などにもさりげなく、審判に対し『お前たちも大変だな』とか声をかけ、スキンシップを図っている。だから、審判たちの受けも良い」と球界関係者が明かす。そういう下地があっての審判擁護のコラムだけに、効果は倍増だろう。 落合流スキンシップ作戦は、V9巨人時代のONで説の一つ『ONボール』に通じるものがある。当時の他球団のエースたちは、今でも「絶対にストライクの最高のボールを放ったのに、ONが見逃すとボールにされた。ONボールは間違いなくあった」と熱く語るほどだ。確かに、『ONボール』はあったのだろうが、それは、ONが審判の判定に文句一つ言わず、常に友好関係を築いていたからだ。審判とすれば、意識しなくてもONに悪い判定をしなくなるのは人情なるだろう。 ONと違って、今回の落合流審判擁護には深謀遠慮が見え隠れするが、さて、4年ぶりのリーグ優勝への切り札になるか。今後のセ・リーグ三ドモエ戦の大きな見所にもなる。
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スポーツ 2010年09月11日 15時45分
T-岡田全治6週間でも一軍登録を抹消 できないオリックスの苦しい台所事情
32本塁打(9日現在)でホームランキングを独走するオリックス・T-岡田外野手(22)は9日、神戸市内の病院で検査を受け、左太もも裏の肉離れで全治6週間の診断を受けた。今季残りは絶望状態となってしまったが、岡田彰布監督(52)は一軍登録を抹消せず、10日からの楽天3連戦に帯同させることを明言した。 岡田監督は「無理せえと言うよ。いつでもいける態勢にさせる。打席で三振か本塁打でもええ」と、代打かDHでの起用を示唆するが、これにはオリックスの苦しい台所事情がある。 球団関係者は「3位のロッテに2.5ゲーム差で残り試合は15(9日現在)でしょう。クライマックスシリーズ出場の可能性に向けて、ここはなんとしても踏ん張りたいところなんです。岡田監督でなくても一軍登録を抹消するのには躊躇すると思いますよ。そもそもオリックスで今年ブレイクしたのは、T-岡田だけといってもいいので、集客的にも外せない選手なんです。ホームランキングを独走しているとはいえ、休ませられないんでしょうね」 ここへきて、代わりに活躍できそうな選手が不在なのも、監督がアタマを痛める原因にもなっているとか。肉離れは重傷というわけではなさそうなT-岡田だが、ここで無理して、来季以降の活躍に陰を差すことがなければいいが…。
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スポーツ 2010年09月11日 15時00分
「毎週火曜日はTruthの日」9・7『Truth#5』から始まった新たなStory
ガッツワールドプロレスリングが開催する週1回興行『Truth』が始まって1か月が経過した。 学生プロレス出身のダイスケ、吉野達彦が中心となりガッツワールドの「芯の部分」を見せるために続けているTruthだが、未だ観客動員数は横ばいのまま苦しい戦いを強いられているのは事実。 それでも出場する選手達は自分達の出来る精一杯をリング内で見せ続けている。いつか来るであろう、大勢の観衆の前で「真実」を見せられるその日まで。 9月7日、まだ暑さの残るイサミレッスル武闘館で、全3試合が行われた。 メインイベントのリングに上がったのはダイスケ、そして8月24日に新日本プロレス『Never.1』にて高橋裕二郎&内藤哲也の「NO LIMIT」と対戦した円華(パートナーは666の忍)。この試合では一見ベビーフェースで「イケメン」な円華の別な一面を観客に披露する事になった。 両者ガッチリと握手を交わして始まったメイン。ロープワークの最中に見せた円華のリープフロッグ。直後に異変は起こった。左膝を押さえてうずくまってしまう円華。どうやら着地した際に膝をひねってしまったらしい。館内の空気が凍りつく。レフェリーのバーブ佐々木が場外に出た円華の状態を確認する。リング内で臨戦態勢を整えていたダイスケだったが、待ちきれずに場外の円華の元に歩み寄る。リング内に戻る円華、次の瞬間今までの苦悶の表情は全部嘘のようにロープに走り、強烈なスライディングキックを場外にいたダイスケに向かって発射したのだ! 本部席のミスター雁之助相談役も「見事に騙された」と語っていた程の円華の演技に館内は驚く。新日本を体感した円華は、クレバーという新たな武器を身につけたのか。 主導権を握った円華はダイスケの左腕に照準を絞る。キーロック、スピニング・トーホールドの要領で左腕を絞る、雪崩式の攻防を制してダブルニードロップ、飛びついての三角絞め、スライディングDをかわして極めたワキ固め→ステップオーバー式の腕固め…執拗な、ねちっこい攻撃というものは今までの円華からは見られなかった攻撃。持ち味である華麗な空中弾を封印し、ダイスケを攻め込んでいった円華であった。 試合こそダイスケが意地のスライディングDを決めて勝利したものの、「円華、恐るべし」を印象付けた試合であった。試合後円華は「見事に館内の全員を騙しましたね。試合では負けてしまいましたけど、全員を騙す事が出来た事では僕の勝ちですよ」その表情には明日を見据える自信がみなぎっていた。 吉野達彦エースへの道100番勝負第5戦、2対1のハンディキャップマッチに加えてリングアウト、反則裁定が無く、ロープエスケープすら認められないとんでもない試練が吉野に待っていた。試合前、ガッツワールド社長となったCHANGOは団体名を「CHANGOワールド」に変えると宣言。気を良くしたのか、「吉野君の一番有利な体制から試合を始めていいよ」と告げる。何故かボクシンググローブを装着したアミーゴ鈴木のバックを取った体制を取る吉野。ゴングと同時に必殺技のアスリートジャーマン! 慌ててカットに入り「ジャーマンは反則だろ!」と叫んだCHANGOであった。負けたら丸坊主にされてしまう吉野は意地でも負けられなかった。だがツープラトンの攻撃に加え、CHANGOとアミーゴ鈴木が持ち込んだ凶器攻撃の前に徐々に劣勢に立たされる吉野。散々いたぶった末に必殺のスコッチ・メイデン(合体式ギロチンドロップ)の体勢に入ったその時、元社長である梁和平が乱入し吉野の大ピンチを救った! 更にセコンドに就いていた山本SANのハイキック、元代表であるガッツ石島のラリアット、梁のリバースゴリードライバーが立て続けにCHANGOに襲い掛かる。勝機を見出した吉野はCHANGOにアスリートジャーマン。見事にカウント3を奪い、最大の試練を乗り越えたと共に100番勝負での初勝利をもぎ取ったのであった。 収まらないのはCHANGOとアミーゴ鈴木。だが「反則裁定はない」と決めたルールが、逆に自分達の敗戦を決定付けた結果になってしまう。勢いに乗った梁と石島は、社長・代表権を賭けたリターンマッチを要求。拒否したアミーゴだったが、リング内で人質に取られていたCHANGOが袋叩きに遭うとあっさり承諾される。条件としてガッツワールド・Truthのリングではなく、9月20日に行われるSECRET BASE”STAY GOLD”北千住大会で行うと宣言した。社長・代表の座を賭けたリターンマッチが、奇しくも石島の保持するGWCシングル王座を賭けた戦いが行われる北千住での昼間に行われる事が決まった。 第1試合では山本SANとnkwのカジャー・アンナカがタッグを結成、梁和平&ガッツ石島と対戦。実は日大の学生プロレス出身であるアンナカ、ダイスケや吉野達彦の後輩であった。しっかりした基礎を持つアンナカに対して石島は容赦のない攻撃を繰り出す。対してアンナカは華麗な空中殺法で反撃、山本も得意のキックで石島をぐらつかせたが、最後は石島のスタンディング式ストレッチプラムが山本を捕えて勝利。大きなチャンスを掴んだアンナカ、この機会を逸する事は無い! ガッツワールドの「芯の部分」を見せるというコンセプトの基始まったTruthだが、どうしても本戦の序盤戦のような気がしてならない。本当の芯を見せる為には、この日のダイスケ対円華のような試合を見せていく事も重要視しなければならない。次回大会では吉野の100番勝負の対戦相手としてユニオンの木高イサミが出場する。ハードコアやデスマッチの印象が強いイサミに対して、吉野は「真実」を伝えることが出来るのであろうか。 観客動員について、試合後ダイスケは「まだ公に出来ないですけど、一つプランがあります」と語る。開催1か月を迎えたTruthから始まる新たなStory。次のワンステップに期待したい所である。 (Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))※いつもお願いをしてしまい、お客様には大変申し訳ありません。今後もより熱い戦いを繰り広げて参りますので、ファンの皆様、地元のお客様のご観戦を心よりお待ち申し上げております。−ガッツワールド事務局一同−◆『Truth#5』2010年9月7日(火)会場:埼玉県・蕨「イサミレッスル武闘館」(観客58人)<メインイベント シングルマッチ 20分1本勝負>○ダイスケ(11分39秒 エビ固め)●円華 ※スライディングD<第2試合「吉野達彦エースへの道100番勝負第5戦」ノールールハンディキャップマッチ 20分1本勝負>○吉野達彦(9分16秒 アスリートジャーマン)●CHANGO&アミーゴ鈴木 ※吉野通算1勝4敗<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>梁和平&○ガッツ石島(9分25秒 スタンディング式ストレッチプラム)●山本SAN&カジャー・アンナカ【nkw】◆『Truth#6』2010年9月14日(火)開場:19:00/開始:19:30会場:埼玉県・蕨「イサミレッスル武闘館」<メインイベント「吉野達彦エースへの道100番勝負第6戦」>吉野達彦 vs. 木高イサミ【ユニオン】<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>星野勘九郎【大日本プロレス】&ダイスケ vs. 梁和平&ガッツ石島<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>マスクドミステリー&ブルー・バイセクル vs. 角刈海坊主&チェ・餃子マン【チケット情報】全席自由2000円(当日は500円増し)、9月分月間パスポート:指定席7000円、自由席6000円 ◆ガッツワールド『vol.43』2010年9月20日(月・祝)開場:17:30/開始18:00会場:東京・北千住シアター1010ミニシアター(北千住駅より徒歩数分)【決定カード】<GWC認定シングル選手権試合 60分1本勝負>(王者)ガッツ石島 vs.(挑戦者)星野勘九郎【大日本プロレス】※同会場にて13:30よりSECRET BASE“STAY GOLD”北千住大会が開催される。 お問い合わせ ガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com
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スポーツ 2010年09月11日 14時30分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第45回 第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン3」
今回は、8月28日から2日間開催された、第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソンの3回目です。 炎天下の中、10km以上走り少しの休憩でお笑いライブをして下った長井秀和さん。15分間の中で、「まちがいない」ネタでランナーを笑わせ、和やかな雰囲気を演出してくれました。24時間という長い時間でランナーも刺激が欲しくなります。主催者も何かイベントをして盛り上げたいと考えていましたので、ランニングクリニックやお笑いライブをご提案させて頂きました。 1500人の参加者のうち実際に走っている方は150人。中継所で待っている方を含めても300人程度です。1200人は、休憩したり仲間とお話しているので、この企画は大盛り上がりでした。ネタ披露の後は、動きのパーフォーマンスで会場が更に笑いの渦へ。とにかく元気にランナーの皆さんを盛り上げて下さいました。 更にすごいのは、午後4時半に過ぎに、片道2時間半かけ浅草に仕事のため戻り、ここでもお笑いライブをこなす長井さん。普通ならもう来ないのが当たり前ですが、本人の強い希望により再び宮ヶ瀬湖に来たのです。24時間リレーを体験したいという強い希望だけで、こちらは頭が下がりましたが、到着するなり「夜中でもみんな頑張っていますね」と私に言ってきます。 瞬間に走りたいという気持ちを察しましたので「走られますか?」と言うと「別に走りたいわけじゃないけど面白そうですね」と独特のしゃべりで返してきます。 私としては、お疲れなので早朝まで休んでもらうつもりでしたが急遽走って頂くことになりました。その写真が2枚目の写真です。撮影時間は午後11時50分過ぎです。長井秀和さんから、6時間走に挑戦するウルトラマラソンの世界1関家良一さんのタスキリレーです。 Air Run TOKYOチームは、このようにして24時間完走に向け頑張っていました。次回は、ゴールまで報告したいと思います。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー第46回は、『第1回宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン4』写真:長井秀和さんの舞台パフォーマンスと、長井秀和さんとウルトラ世界1の関家良一さんタスキリレーの写真です。
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スポーツ 2010年09月11日 13時45分
10月親善試合に日本サッカー協会は マラドーナ前監督復帰を待ち望む!?
アルゼンチンサッカー協会は、セルヒオ・バティスタ暫定監督(47)の年内続投を発表した。同協会はディエゴ・マラドーナ前監督(49)の解任後は暫定監督をおいて後任人事に着手するとしていたが、スペインとの親善試合(7日)に4-1で勝つなど、暫定監督の手腕が買われての続投決定だったようだ。 しかし、この決定は、マラドーナ復帰の予兆だと見る関係者が、日本サッカー協会の上層部にいる。 それはなんと、小倉純二会長(72)。「戻ってくる確率は8割だと思います。コーチの人選で協会とモメただけだという話だから(監督復帰は)簡単でしょう」と、来年早々にも復帰する可能性が高いことを明かしたのだ。小倉会長は、FIFA副会長でもあるアルゼンチン協会のグロンドーナ会長とも親交が深い。これは、ひょっとすると信憑性の高い発言なのかもしれない。 南アW杯でベスト8入り止まりだったマラドーナ前監督は7月の終わりにコーチの人選を巡りグロンドーナ会長と対立、解任されたが、国内には根強い復帰論がある。日本協会も密かに復帰を待ち望んでいるというのだが…。サッカー関係者はこう明かす。 「本当はもっと早く復帰して日本との親善試合(10月8日、埼玉スタジアム)を指揮してもらえれば注目度も増していいのに、と考えた日本協会関係者もいたほどです。チケットの売り上げにも貢献できますしね。ただし、マラドーナ氏だと、薬物摂取の過去から2002年の日韓W杯のときのように入国ビザが発給されない可能性は残りますがね。それでも一国の代表監督という立場なら、超法規的措置で入国許可が出るとは思います」 日本戦はバティスタ暫定監督が指揮を執る予定だが、もしも復帰が親善試合前に早まるようだと、日本サッカー協会は大急ぎで法務省を説得にかからなくてはいけなくなりそうだ。
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スポーツ 2010年09月11日 08時00分
虎バッテリー崩壊!? 早すぎた矢野の引退表明
復活マウンドに立った能見篤史(31)を『勝利』に導くことができなかった(9月9日)。落合中日との首位攻防戦第2ラウンドは総力戦となったが、2対2の痛み分け。各紙は「9回裏の土壇場、トラが意地で同点に…」と讃えたが、実際は違う。正捕手・城島を巡る“バッテリーミス”を露呈してしまったのだ。 話はまず、マジックナンバー点灯に失敗した8日に逆上る。初回、一死二、三塁の場面で、城島健司(34)にミスが出た。ショート・鳥谷からの送球をこぼし、三塁走者だけではなく、二塁走者も生還させた…。 「三塁走者のブランコは、その巨漢を城島にぶつけてきたんです。送球はいったんミットに納まったものの、他の捕手だったら、病院に直行していたはずです」(メディア陣の1人) 城島を庇う声も多く聞かれたが、同日、真弓明信監督(57)が送り込んだ投手は5人。計10失点と、初回のミスがその後のリードにも影響を残したようである。 この城島の『配球ミス』にほくそ笑んでいたのは、対戦チームの落合中日だけではないようだ。原巨人も首位奪回の可能性を感じていたのではないだろうか。 「能見が9日に先発することはすでに決まっていました。問題なのは、能見の好不調ではなく、城島との相性ですよ」(ライバル球団偵察部員) 能見が右足甲を骨折したのは、5月2日の巨人戦。この時点で能見は巨人相手に3勝を挙げており、昨季も4勝。巨人・重量打線は能見に対する苦手意識を強めていた。 「能見と城島の呼吸が合わないのは、他球団も指摘していました。昨季は矢野(燿大)の戦線離脱で、狩野(恵輔)がスタメンマスクを被る試合が多かったんですが、能見とその狩野と意気投合していました。他の阪神投手も似たようなことをこぼしていましたが、時間の経過とともに城島と打ち解けて行きました。でも、能見だけは約4カ月の戦線離脱で城島と打ち解ける時間を作れませんでした」(前出・同) 復活マウンドでの能見は7イニングを投げ、失点2。数字上では合格点だが、うち5イニングは走者を背負う『我慢のピッチング』だった。 「3回と6回は『3者連続三振』でした。でも、イニングごとに決め球が違いました。城島は『能見がどんなボール(球種)を投げたがっているのか?』と、手探りで配球を組み立てていました。能見がサインに振る場面も見られましたが、基本的には城島に従っていました。次の登板に向け、話し合わなければならない点もあると思う」(前出・メディア陣の1人) 阪神投手陣は『正捕手・城島』との距離を完全には縮めていない。能見もそうだが、一昨年オフに横浜に移籍した野口寿浩捕手を慕う若手投手も少ない。上園啓史(26)が勝てなくなったのもその一例であり、二軍暮らしが長かった若手、中堅投手は「苦楽をともにした」という意味で、狩野のバッテリーの方が「やりやすい」と思っている。 引退を表明した矢野燿大(41)が絶大な信頼を得ていたことは説明するまでもないだろう。 「打線の構成を考えると、城島を外せないでしょうね。故障しているわけでもないし、『城島と呼吸の合わない投手がまだいること』を他球団に暴露するようなものです」(前出・同) 一概に比較できないが、ライバル巨人もグライシンガーが先発するときは阿部(慎之助)ではなく、鶴岡(一成)にスタメンマスクを被らせている。城島はマリナーズで一塁守備も経験したが、そうなると、正一塁手・ブラゼルを外野守備に入れなければならない。アニキ金本、マートン、林、藤川俊、浅井などの外野手陣にもその余波が及ぶのは必至で、「先発投手との相性」によってスタメンマスクを代えるのは得策ではないだろう。 「あと半年あれば、城島との溝も埋まり、完全に呼吸も合ってくると思うんですが…」(同) 9日、能見の失った2点のうち、4回表に奪われた1点を指し、こんな声も聞かれた。「中日・荒木は完全に配球を読んでいました。要求された変化球が『勝負球』なのか否か、能見は迷いながら投げていた」−−。中日、巨人との直接対決はまだまだ続く。ローテーション通りに行けば、能見は29日に『カモ・巨人』と激突する。確実に巨人から勝ち星を取れるかどうか…。この一戦が優勝の行方を決めると言っていい。真弓監督は“記録に残らないバッテリーミス”に、一抹の不安を感じていたのではないだろうか。
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スポーツ 2010年09月10日 12時30分
岩村のヤクルト復帰への三大障害
パイレーツを解雇された岩村明憲(31)の古巣・ヤクルトへの復帰情報が流れているが、簡単には実現しないだろう。三大障害があるからだ。 一つ目の障害は年俸問題だ。年俸4億円と言われる岩村だが、苦しい球団経営のヤクルトにはそんな大金を支払う能力はない。現在ヤクルトの年俸トップは、看板選手の青木宣親の2億8000万円だ。メジャーからヤクルトへ復帰する場合、岩村は後輩・青木のこの年俸に無関心ではいられないだろう。が、ヤクルトとしては、青木の年俸は特例だ。ポスティング(入札制度)でのメジャー入りを強く希望している青木を慰留するために、破格の待遇をしているのだ。 そういう経緯があるだけに、ヤクルトが岩村に提示できる年俸は「上限が1億5000万円あたりだろう。2億円はとても払えないだろう」とヤクルト関係者が明言する。最高年俸の青木に及ばないだけでなく、メジャー時代の半分にも満たない契約では、プライドの高い岩村は満足しないだろう。 もう一つの障害も青木絡みになる。現在チームの若手リーダーとなっている青木は、背番号1を背負っている。ヤクルトのスターであり、監督としても日本一のキャリアがある若松勉氏の名誉ある背番号を継承したということになっている。が、若松氏の後を受け、背番号1で大活躍したのが、誰あろう岩村なのだ。 青木が背番号1を付けた時に「岩村がヤクルトに帰る道はなくなった」と岩村の周辺では不満の声があがっていたという。青木が望むポスティングを球団が認めれば、年俸の問題も背番号の問題も一挙に解決するが、青木は看板スターだけに、「絶対に認めない」と鈴木球団社長は全面拒否の構えをアピールしている。 三つ目の障害は、将来の監督候補生である宮本慎也の存在だ。コーチ兼任、39歳のチームリーダーは昨年、三塁手にコンバートされ、ゴールデングラブ賞を獲得するなど健在だ。岩村がヤクルトに復帰する場合、ポジションはメジャーで守っていた二塁か、古巣の三塁になる。 三塁に宮本、二塁には2番打者として3割を打っている田中浩康がいるから、守るところがない。「宮本を遊撃に戻し、岩村を三塁にすればいい」という球界関係者もいるが、三塁転向で選手寿命が延びそうな宮本を簡単には再転向させられないだろう。なにしろ将来の監督候補生なのだから、その時々のチーム事情でコロコロポジションを変える訳にはいかない。 宮本vs岩村はポジションの問題だけに止まらない。岩村は良い意味でも悪い意味でも目立ちたいタイプで、チームリーダーを自任している。若いチームのレイズではそれがはまって大成功したが、ヤクルトには自他共にチームリーダーを認める宮本がいる。岩村が前面に出ようとすれば、宮本と衝突するのは目に見えている。それでなくとも、「メジャーへ行く前のヤクルトでの岩村と宮本の関係は決して良好とは言えなかった」と球界OBが証言する。 古巣・ヤクルト復帰には、そんな三大障害が横たわっている岩村だけに、日本球界復帰を目指すのならば、狙い目は巨人だろう。今季は5年目の脇谷亮太が二塁手のレギュラーの座をつかみ取ろうとしているが、攻守にミスの多い選手だけに、岩村の敵ではない。年俸も巨人ならば、なんの問題にもならない。売り込み先は巨人がベストだろう。
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