スポーツ
-
スポーツ 2010年12月16日 16時30分
地下プロレス2010年最後の格闘晩餐会『EXIT-57』@ZEST Setagaya、迫る!
「新・地下絶対王者」紅闘志也の初戴冠に沸いた、2010年の地下プロレス。血で血を洗う地下のリングの、今年最後の闘い『EXIT-57 ZEST』が12月21日、新戦場「ZEST Setagaya」で行われる。 フランスに本拠を置く地下プロレス主催組織WUW(World Underground Wrestling)から地下戦士たちへ、続々と参戦指令メールが届いているが、特に注目すべきは、二人の女子選手の名である。 一人は、9・12『EXIT-46』にて女子初の地下マット参戦を果たした“格闘浪漫乙女”華名。記念すべき初参戦で“超竜”高岩竜一とのシングルマッチという、この上なく過酷な試練を与えられた華名は、健闘及ばず高岩のデスバレー・ボムに撃沈! しかしながら試合後、彼女が黒い虎のマスクを被った男から「地下日本女子王座決定戦認定書」とも囁かれる謎の書類を手渡されたのは先のリポートの通り。 そして12・21血戦では、もう一人の女子選手の参戦がアナウンスされている。その名も「おんな人間狂気・AI」。 現在のところ彼女にまつわる詳細はいっさい不明なのだが、噂によると彼女は、“地下戦士養成基地”CORE STADIUMにおいて、紅闘志也より“人間狂気”を伝承されたともいわれる。 女子選手の二人に参戦メールが送られたということは、やはり当日に「地下日本女子王座決定戦」が挙行されるのか。そして、鋼の肉体に地下王者仕込みの“人間狂気”をインプットされた、すべてが謎の女AIは、はたしてどんなファイトを見せることになるのか…誰か教えてくれよ! そして当日は、紅の保持する地下世界選手権、地下日本阿吽選手権、キャプチャーインターナショナル選手権と、年末掉尾の格闘晩餐会にふさわしく、タイトルマッチの目白押しになる模様。すべての闘いから目が離せない!◆地下プロレス『EXIT-57 ZEST』2010年12月21日(火)開場:18:30/開始:19:00会場:東京『ZEST Setagaya』ADVANCE:5000yen/DAY 5500yen INCLUDE ONE DRINK AND APPETIZER MIST【IVANOV ROGOVSKI Jr.指名選手】第26代WUW世界地下王者 人間狂気 TOSHIYA SHOGUN KURENAI 第2代地下日本阿吽王者 阿 格闘僧侶 NICHIRYU 第2代地下日本阿吽王者 吽 銀座の鉄人 TSUBAKICHI SANSHU 第8代キャプチャーインターナショナル王者 地下の悪童 JOETA 革命王子 KEITA YANO 頭突き世界一 FUGOFUGO BUMPMAN YUMEJI 暗黒サラブレッド JAGUAR ROGOVSKI おんな人間狂気 AI 超竜 TATSUHITO TAKAIWA 地下横綱 KIKUJIRO UMEZAWA 格闘浪漫乙女 KANA 【IVANOV ROGOVSKI Jr. 指名候補】兇悪獣 NIGHT KING JULIE ブラジル大車輪 PEDRO TAKAISHI タックル将校 KENJI TAKESHIMA 魂のストライカー MAD KOUICHI メトロ街の貴公子 SEIKEN 求道妖怪 NYUDO カナディアンタイガー BLACK TOM CAT 【IVANOV ROGOVSKI Jr. 指名審判】足技の魔術師 KAZUHIKO OGASAWARA 歌舞伎町の不死鳥 RIKIYA 【IVANOV ROGOVSKI Jr. 指名演舞人】 地下プロレスEXIT Official Dance Team Ishtaria RIE&NON 予測不能ラッパー PRIMAL ZEST CANTINA 世田谷 〒154-0001 東京都世田谷区池尻3-29-4 東急田園都市線池尻大橋駅 徒歩15分 東急田園都市線三軒茶屋駅 徒歩15分 お問い合わせ/http://r.gnavi.co.jp/g279200/ 地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/華名、日本地下マットに女子初見参! そして…!? 9・12地下プロレス『EXIT-46 ANNIVERSAIRE』(1)http://npn.co.jp/article/detail/18410126/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
スポーツ 2010年12月16日 13時00分
巨人来年のドラフト1位・菅野(東海大)スピード決定宣言の裏に斎藤狂騒曲
巨人が来年のドラフト1位に原辰徳監督のおいの東海大・菅野智之(21)決定を公表した。「メジャーの動きに対する意味もある」とフロント首脳は、メジャー流出への阻止策を口にする。が、実際はマスコミ独占状態の日本ハム・斎藤佑樹狂騒曲への対抗だろう。 「巨人は何があったんだ。リーグ4連覇に失敗して、ナベツネさんがあれだけ大補強を口にしていたのに、全く音無だし、系列の報知以外はどのスポーツ紙にも巨人の話題はゼロに近い」。球界関係者はこう首をひねっている。渡辺恒雄球団会長の大補強宣言が空手形になっているのには、二つの理由がささやかれている。 一つは、「ナベツネさんが命をかけている読売の新社屋建設がスタートしている。読売は大手町から銀座の借り社屋に引っ越している。この新社屋建設にはとんでもないお金がかかるから、巨人の大補強どころではないだろう」という理由だ。 もう一つは、政界が騒がしくなると、「野球どころではない」と公言する渡辺球団会長の“政界の黒幕病”再発だ。実際に、一度失敗している民主党と自民党の大連立を実現しようと、読売グループ本社会長として、自民党・谷垣総裁とトップ会談して、大連立を一蹴されている。 渡辺球団会長が巨人どころでなくなると、スター不在だけに、インパクトのない巨人の話題はさっぱりで、マスコミに露出しなくなってしまう。スポーツ紙、テレビのスポーツニュースを見ても、日本ハム・斎藤佑樹が主役になっている。巨人のドラフト・1位の沢村拓一に関して、原監督が「開幕投手の可能性もある」とリップサービスしても扱いは小さい。 そんな窮状だけに、フロント首脳が来季のドラフトの目玉と言われる東海大・菅野のドラフト1位決定公表で、マスコミの目を引きつけようとしたのだろう。が、スポーツ紙の1面は報知だけで4紙は斎藤佑樹が独占している。二軍の施設を電撃視察、紅白歌合戦のゲスト出演を断り野球一本やりetc。菅野スピード1位指名で仕掛けたつもりが、斎藤に返り討ちにあっている。 それはそうだろう。1年前のドラフト1位指名宣言は、斎藤に対し、ロッテ、ヤクルトがやったばかりで新鮮みがない。何よりも新しさを最優先させるマスコミからすれば、食指は動かない。さらに、巨人のもう一つの下心が丸見えだけに、なおさらだ。 今年のセ・リーグ新人王になった長野久義。ドラフト1位で入団した沢村。2年連続して一本釣りをしてきた巨人が、三匹目のドジョウを狙っているのは見え見えだろう。原監督のおいという最大の利点を使って他球団に手を引かせよう、という巨人の見え透いた戦術に乗せられるようなマスコミはファンからあきれられるだけだろう。 しかも、沢村の際に「巨人以外には行かない。その場合はメジャーへ行く」という手を使ったばかりなのに、またもやメジャーを口にする二番煎じでは芸がない。不発に終わった巨人フロントの東海大・菅野のスピード・ドラフト1位指名劇。それも当然だろう。
-
スポーツ 2010年12月16日 08時30分
岡田監督を嫉妬させる(?)星野楽天の大型補強
岡田彰布監督・オリックス監督(53)は来季、星野楽天のせいで、『受難の年』になるかもしれない。 「阪神時代、岡田監督は星野監督の下でコーチを務めました。阪神指揮官に就任した後も、星野氏はシニアディレクターとしてチームに残り、それなりの発言力も持っていました。2人はお互いに一目置いていますが、信頼関係を築いていたかと聞かれれば、疑問です」(在阪メディア陣の1人) 両チームの対決は『遺恨試合』に発展するかもしれない。 ここに至るまでの経緯を改めて整理してみたい。 星野仙一氏(63)の楽天監督就任の記者会見が開かれたのは、10月27日。チーム再建に懸ける熱い思いも語られたが、リップサービスが過ぎたのか、岡田監督をカチンとさせる発言もあった。国内FA権を持つオリックス・後藤光尊内野手(32)に興味を示したのだ。後藤は残留を選択したが、当時、岡田監督は「タンパリングではないか!?」と星野監督に“応戦”した。 また、ドラフト会議でのこと。楽天、オリックスは大石達也投手の1位入札に参加したが、ともにその抽選に外れている。しかも、岡田監督はその後も1位指名の抽選クジに外しまくり、「1位指名の抽選3連敗」というワースト記録まで樹立させた。そのとき、星野監督は2度目の入札で左腕・塩見貴洋(22=八戸大)を獲得できたからか、「岡田よりはマシ」と茶化している。一方、岡田監督は報道陣からこの星野発言を知らされたが、ムッとした表情を浮かべただけ。テレビカメラの入った会場ではともに笑顔で談笑していたが、内心は違ったようだ。 「岡田監督が阪神を退き、解説者を務めてきた昨年の話ですが、星野シニアディレクター(当時)の『監督復帰願望』を見抜いていました。岡田監督は星野氏が阪神監督に復帰することには反対でしたが、阪神フロントは星野氏でなければまとめられないとも考えていました」(球界関係者) 阪神指揮官時代の岡田監督は、一部フロントとの小競り合いも絶えなかった。岡田監督の眼には「自身の展望に協力的な一派」と、「そうでない一派がある」と映っていたらしく、その両方を押さえ込む星野氏の政治力は認めていた。しかし、監督復帰の野心や、旧知のブレーンを球団に引き込むやり方には批判的だったという。 「真弓(明信)監督の後任を考えるときが来たら、星野、岡田両氏が候補に挙がったのは間違いありません」(前出・同) 岡田監督がオリックス指揮官の打診を受け入れたのは、星野カラーに染まっていく当時の阪神から距離を置くためでもあった。 オリックスに関係する一連の星野発言は「そんな岡田監督の性格を見抜いてのもの」だという。また、岡田監督も星野監督の発言の真意を分かって、わざと挑発に乗ったフリをしているというのだ。 しかし、こんな懸念も聞かれた。 「楽天はともかく、オリックスは補強らしい補強をしていません。今季の成績を見れば分かる通り、オリックスの戦力は阪神とは比べ物になりません。そういう野球レベルの低さに、今季、岡田監督は何度かブチ切れそうになりました。このままだと、来季も胃の痛いシーズンになりそう」(阪神OBのプロ野球解説者) 阪神は『大人の集団』でもあった。放っておいても練習をし、たとえノーサインでも打順に応じたバッティングができた。投手陣もストッパー・藤川球児に繋ぐスタイルが完成している。これに対し、オリックスT-岡田など成長著しいバッターも出現したが、投打の噛み合わない試合も多かった。この先も楽天のような大型補強がなければ、岡田監督のストレスは相当なものになるだろう。そのとき、星野監督が辛口の過激エールを送ったら…。 岡田監督はソフトバンク、西武、ロッテの上位チームとの対戦に集中するためにも、星野楽天を叩いておく必要がありそうだ。
-
-
スポーツ 2010年12月15日 17時30分
“お騒がせ男”ザ・グレート・サスケが覆面製作費未払いで提訴されるも、プロレス界には同情の声も…
みちのくプロレスの社長兼プロレスラーのザ・グレート・サスケが、サスケの覆面を製作していた東京都葛飾区の自営業の男性A氏(イニシャルではない)から製作費の未払い金及び慰謝料430万の支払いを求められ、東京地裁に提訴されたことが、12月14日に分かった。 訴状によると、A氏は98年から今年8月まで、サスケの試合用、議会用、結婚式用の覆面170点を製作したにもかかわらず、代金約330万円が未払いになっているうえ、ブログに覆面を侮辱する書き込みをされたとのこと。 そのブログの内容とは、サスケが自身で8月29日に書き込んだ、「本日、18時半より新宿FACEにて、アレクサンダー大塚のデビュー15周年記念大会。私と藤原(喜明)組長が久々のタッグ結成! 対するはそのアレクと(新崎)人生社長。このメインイベントの出場条件は全員スキンヘッドということなのだ。 髪の毛はすぐ伸びちゃうので、スキンヘッドにするのは試合前で良いとしても、マスクはそれ用の物を作らなければ。職人の○○さん(A氏)から製作工程の報告が写真と共に送られて来た。はぁ? これじゃぁ、お面以下だよ。最近の○○さんはすっかりセンスが無くなったねぇ。作りもいい加減だし。誰か他に良い職人さんいませんかぁ!? 募集中!」といった記述。 一連の報道だけを見ると、10年以上に渡り製作費を払わなかったサスケは極悪人のように受け取られるが、プロレス界には特殊な事情もあるようだ。 それは、A氏がサスケの覆面をビジネスとして使っていた点。プロレスファンの間では、覆面はグッズのひとつ。人気マスクマンの覆面は高額で販売され、かなりの数が販売されるという。つまりは、サスケがA氏製作の覆面を着けて、活躍することで、A氏も儲かるわけである。A氏にとって、サスケはいわば宣伝広告塔であったわけだ。 この件に関し、事情通のプロレス業界関係者の某氏は、「問題はサスケとA氏がどういう契約をしていたかということです。ただ、サスケほどの人気選手となれば、A氏も相当の儲けがあったはず。こういう場合、製作者側が製作費は取らない代わりに、覆面を売る権利をもらうというケースも多いようです」と語る。 サスケは所属事務所を通じ、「代金は徐々に支払うことで合意ができていた」とコメントした。支払う約束があるのならば、支払うべきものだが、前述の事情通は、「和解した方がいいです。A氏もサスケのおかげで儲けたんだから」とも語る。 何かと話題を振りまくサスケだが、今回は業界から同情の声もチラホラ聞こえてくる。
-
スポーツ 2010年12月15日 17時00分
“高田馬場の地下プロレス”に矢野啓太あり! 地下史に残る死闘の末、富豪2夢路も撃破した!
地下プロレスの“新聖地”として、もはや地下フリークの間でもすっかり定着した感のある東京・高田馬場の格闘新空間『ALAISE』。11月28日に、早くも同会場で4回目の地下プロレス『EXIT-56 WANABEE』が行われた。 この“高田馬場の地下プロレス”のメインを任されたのが、過去3回のALAISE開催地下プロレスにおいて、いずれも目ざましい活躍を見せている“革命王子”矢野啓太。自らの保持する「WALLABEE TV」王座のベルトを懸けて、各所で熱戦を繰り広げているのはプロレスマニアならご存じの通りだが、奇しくも11・28地下プロレスに、「WALLABEE」と響きの酷似した「WANABEE」という名が銘打たれた。そして11・28にALAISEで地下プロレス開催が決定して、いの一番に地下プロレス主催組織WUW(World Underground Wrestling)から参戦指令メールが送られたのも、矢野啓太。フランス地下組織は、この男に何かを託そうとしているのだろうか…!? 矢野にとって特別な一日になるに違いない、この日の闘い。地下のリングで始めて挙行されるWALLABEE TV選手権試合に、挑戦者として富豪2夢路が登場すると、場内にどよめきと緊張が走る。地下の牢名主を挑戦者に迎えてのタイトルマッチ…。地下のリングは、22歳の前途有望な青年に、どこまでも高いハードルを設定したようだ。 試合は矢野が頑なに追求し続ける「チェーン・レスリング」に夢路が呼応し、重厚なグラウンドテクニックの攻防がいつ果てるともなく続く。その闘いは、史実に伝わる19世紀プロフェッショナル・レスリングの源流を見ているような…。いつぞやの地下プロレスの闘いの際にも囁かれた、「バック・トゥ・ベーシック」に懸ける両者の思いを見た。 腕ひしぎ逆十時を極めんと、矢野が夢路の腕を取る。そうはさせまいと、夢路が全身の力で踏ん張る。すると矢野は、シューズのカカトで夢路の顔面をこすりつけ、髭をつかみ、踏ん張った腕を引きはがさんとする…。そんな手に脂汗がにじむようなグラウンドの攻防が、時にえげつなく、果てしなく続く。 15分、20分、25分…。リングアナの時間経過コールが進むたびに、観客に戸惑いにも似た反応が浮かぶ。地下では異例のマラソンマッチに決着をつけんと、両者は打撃技で激情をぶつけ合う。矢野のエルボースマッシュ、夢路の張り手、チョップが交差する中、先に切り札を出したのは挑戦者だった。 リング中央で繰り出した夢路の頭突きの衝撃音の凄まじさは、過去最高レベル! 一撃で額を叩き割られた矢野は、たちまち大流血でダウン。勝負あったか…と思いきや、死力を振り絞って立ち上がる矢野。試合はまだ終わらない。 そしてついに30分経過。ここで手負いの矢野が勝負に出た。ヘッドロックで絞める夢路を、矢野は鮮やかにワンハンドバックブリーカーで切り返す。腰に爆弾を抱える夢路は、これで致命的なダメージを負った。ダウンした夢路に矢野はすかさず覆い被さり、新技のオリジナルアームロック「TOKYOダンジョン」(キャメルクラッチとアームロックの複合技)を極める! そして夢路がタップアウト! 22歳の王者・矢野啓太が地下のリングで、地下の牢名主を撃破してベルトを護ったのだ! 試合後に矢野と握手した夢路の表情には悔しさがにじみ出ていたが、死力を尽くした闘いを終えた達成感も、どこか漂っていた。それにしても、地下の顔役たる夢路を倒した矢野にとって、この一勝は単なる一勝にとどまらないだろう。彼の今後の地下の闘いに、ますます目が離せなくなった。 しかし気になるのは、今回なぜか矢野のセコンドとして登場した、例の金髪の虎仮面の存在である。この男は、いったい誰の敵で、いったい誰の味方なのか…。地下史上屈指の名勝負に、虎仮面はモヤモヤとした余韻を残して去っていった。誰か教えてくれよ! 全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-56 WANABEE』2010年11月28日(日)開始:16:00会場:東京・高田馬場『ALAISE』<第1試合>○磯英弥(スリーパーホールド)●竹嶋健史<第2試合>○紅闘志也、梅沢菊次郎(TKO)ナイトキング・ジュリー、●長屋亮治 ※JOM殺し(マシンガンパンチラッシュ)<第3試合 WALLABEE TV 選手権>○[王者]矢野啓太(30分25秒 TOKYOダンジョン)●[挑戦者]富豪2夢路※初代王者・紅が王座防衛に成功。※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/魔都・東京の地下ネットワークが、高田馬場に拡散! 8・22地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』(1)http://npn.co.jp/article/detail/22766825/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
-
-
スポーツ 2010年12月15日 15時30分
松井アスレチックス入り効果のイチロー超え
エンゼルスからFAになっていた松井秀喜のアスレチックス入りが、日本時間の15日に発表される。憧れのピンストライプからのヤンキースから今季は球団カラーの赤ゴジラのエンゼルス、さらに来季は緑のゴジラだ。信号でいえば、赤がストップ、緑はゴーだから来季は期待できる。というのは冗談だが、緑のゴジラには「イチロー超えの松井」のセールスポイントがクローズアップされてくる。 アスレチックスといえば、楽天・岩隈久志のポスティングシステム(入札制度)での入団交渉が決裂、ご破算になったために、日本では評判が悪い。「最初から取る気がないのに、ライバルのレンジャーズ、マリナーズに岩隈を獲得させないための妨害工作だった。だから落札金だけ15億円もの莫大な金額を提示して独占交渉権を獲得。岩隈との交渉は決裂するように、4年総額12億円と、わざと低い条件を提示してご破算にした」というわけだ。 が、マリナーズ、レイズ、オリオールズ、ホワイトソックスなど松井争奪戦を繰り広げた球団の中から松井がアスレチックスを選択したのは賢明な判断と言える。老朽化した球場が悪評で、観客動員が30球団中29位という不人気球団だけに、日本のマスコミ、ファンを大量動員できる緑のゴジラは救世主扱いされるだろう。 それだけではない。ヤンキース、エンゼルスという名門、常勝軍団でシビアな扱いを受けた松井だが、アスレチックスでは、松井がこだわる「4番、常時出場、守備機会」の三大要求を保証されるというから、復活の絶好のチャンスだろう。さらに大きいのは、少ない投資で業績を挙げる経営手法、ベストセラーの『マネーボール』で知られるビーン・ゼネラルマネージャーが、打率よりも出塁率を高く評価するという点だ。 今季、エンゼルスで2割7分4厘に終わった松井だが、出塁率はなんと3割6分1厘。マリナーズ・イチローの3割5分9厘を上回る成績をあげているのだ。ヤンキース時代の7年間も通算打率は2割9分2厘で3割の大台に到達していないが、通算出塁率の方は3割7分を記録している。 ヤンキースやエンゼルスでは全く評価されなかった出塁率だが、ビーンGMが仕切るアスレチックスでは話は一変する。「出塁率では、あのイチローよりも上の松井」という新しい金看板になる。 巨人・松井vsオリックス・イチロー時代からマスコミはライバル扱いしてきているが、意識しているのは1年先輩のイチローの方だ。長打力を売りにする松井は安打製造器のイチローとはタイプが違うために、「イチローさんにはかないませんよ」と先輩を立てる態度を貫いている。が、イチローの方は老舗人気チームの巨人の4番、メジャーでも名門ヤンキースの4番を打っている松井に対して異様なライバル心を燃やしている。 「入団1年目以来、優勝と無縁になっているマリナーズにいる自分と対照的に常に日の当たる道を歩き続けている松井に敵愾心があるようだ。今回、松井争奪戦の最中、マリナーズ入り浮上情報があったときに、イチローが知人を通じ、松井へラブコールを送っているという報道があった。が、これは逆の意味だろう。マリナーズへはきてほしくないという、イチローのメッセージだ。松井がきたら、マスコミの関心はイチローでなく、新参の松井に集中してしまうからね」。 メジャーリーグを取材する日本人記者がこう明かす。松井も勝手にライバル心を燃やすイチローのいるマリナーズだけは選択肢になかっただろう。フォアザチームをモットーにする緑のゴジラはなんの気兼ねもなく、「イチローを超える出塁率」をアピールできる。
-
スポーツ 2010年12月14日 12時30分
T-1二見社長、サバイバル飛田への大反論&挑発開始! 「飛田よ、埼玉プロレスのチケットをT-1に置いてみろ!」
チケットショップ『T-1』二見社長と、『埼玉プロレス』サバイバル飛田の因縁が再燃!? 両者の因縁は水道橋のチケットショップ『T-1』二見理社長主催の7・5『T-1興行』(新木場1st Ring)までさかのぼる。この日会場まで現れた飛田が無断で女子控室に入り込んだことで、二見社長が「不法侵入だ!」と大激怒、次回8・23大会(会場同)での飛田出入禁止を宣言。会場に飛田の出禁が貼り紙付きで大々的に告知されて物々しい雰囲気となる中、飛田はこの日も会場に現れたが、二見社長と一触即発の事態に陥ることなく、興行は終了した。 リアルライブでは飛田側の主張を8・23大会の直後に掲載したが、その内容に二見社長が猛烈に抗議。「リアルライブに言いたいのは、オレの言い分を聞かないで記事にするとはどういうことだ!」との電話を受けたリアルライブ取材班が恐る恐る水道橋『T-1』を訪れたが、店内で待ち受けていた二見社長は記者を見るなり、「この記事を書いたのはオマエか!」と、烈火のごとく大激怒! 「いや、この記事は飛田さんからの売り込みで…」としどろもどろに返答する記者の弁明をよそに、二見社長は「8・23大会の記事に反論する!」と主張。この場で即、リアルライブ上で二見社長の証言を掲載する運びとなった。以下はリアルライブ初となる「生・二見激情」の大激白である。 「とにかくまぁ、飛田の言い分と、オレが見てきた事実には食い違いがあるんだよ。 まず7・5大会の、飛田の不法侵入の件。これはブログでも事実を書いたし、藪下めぐみもブログで書いている。藪下から『知らない男子レスラーが勝手に入ってきた』って言われて。当然、女子の控室は、関係者以外立ち入り禁止。なのに、飛田は勝手に入ってきた。アイツは『バックステージパス持って入った』って言ってるけど、あくまでチケット渡しただけで、アレはパスでも何でもないし。 女子の控室に入るのは、主催者であるオレでも気を遣っている。それぐらい女子を扱うのは難しい。だから14回興行が打てるわけだし、一歩間違えたらセクハラになるのに、その配慮が足りないんだから話にならない。T-1なら何でもオッケーと思っているなら、それは大きな間違いだ」 「それから8・23大会の記事の、飛田の言い分だよ。 まずリアルライブに言いたいのはさ、掘●●●子とかシ●●●●屋とか伏せ字を入れてるけど、どう読んでも堀田祐美子とシャーク土屋ってバレバレ。なんでわざわざ伏せ字にするの? 堂々と書けばいいじゃん。 で、真相は土屋に怒鳴られて、飛田はショゲてたんだよ(笑)。でも飛田って自分大好き人間だろ。だから、『入っちゃえばいいじゃん。なんで入らないんだよ!』なんて書いてるけど、土屋はホントは『入るんだったら入れよ!』と、飛田に怒鳴りつけたわけ。でも飛田は『いや、タイミングがあるから』と言ったらしいんだよ。喧嘩しに来たのにタイミングもクソもねぇだろ! しかも飛田、酒臭かったらしいんだよ。それで土屋、『酒飲んでいるのか! いくら何でも二見に失礼だろ!?』って、そこでも怒ったんだよね。しかも、独演会が終了し、興行が終わってもまだ飛田は待機してたらしく、三度土屋に「テメェまだいたのかこの野郎!」って、またまた怒鳴られてるんだよ。それは会場のファンも目撃してるしね。でもこの記事には、そのことが全然書かれてない!」 「それで飛田のヤツ、『二見に「逃げた」とか「フニャ●ン」とか書かれるのも馬鹿らしい』とか言ってるけど、もともと『嫌だから来るな』って出入禁止にしてるのに、『逃げた』なんてオレの方からは言わないって。逆だよ逆(苦笑)。 悪いけど埼玉プロレスは、20人30人っの人数を相手にしてる所だろ? T-1興行は曲がりなりにも新木場で興行打っている。いわば格が違うんだよ。オレからしたら飛田と絡むメリットなんてないワケで。 だいたい飛田も不満があるなら、なんでT-1興行の最前列のチケットを20、30枚買い占めたりしねぇって話だろ。それで10万20万とカネを使ったのに入場拒否されたんなら堂々と文句でも勝利宣言でもすればいいけど、カネも払わねぇで入口の前でじーっと待機してるって、それでもプロレスラーかよって話で。ひと言、セコすぎる。本気で喧嘩したいんなら、待機も何もしねぇで、試合中だろうが何だろうが乱入すればいい話で。まあ潰すけどな。 『クソみたいな興行のチケット買うのも馬鹿馬鹿しい』って書いてあるけど、そのクソみたいな興行の会場にオマエは来たんだろ? って話で。待機をして、そんな『マーキングだけしてきました』程度の気持ちで会場来たヤツに、本気になる必要もないし。飛田の一連の行動は、ただの売名だから。 こっちからしたら、オマエの名前売ってやったんだからいいだろ? あの時は『サバイバル飛田出入禁止』って貼り紙までしてあげて、わざわざ宣伝してあげたわけで」 …と、二見社長は8・23大会のリアルライブ記事に大反論。そして事態は…あらぬ方向に発展した! 「繰り返しになるが、多摩の20人30人程度の会場で自己満足してるヤツと一緒にされたくない。同好会じゃねーんだよ! 赤字になるから新木場できない? それはプロとは言えない。上昇志向がないなら消えろよ! ただ、飛田は基本的にサブカル思考だよね。少ない動員で自己満足したままで、それでいいのかって。あそこは、チケットも手書きだし(笑)。まずは埼玉プロレスのチケット、T-1に委託してみろって話だよ! T-1で埼玉プロレスのチケット、置いてやるよ。そしてポスターも作れよ! もちろん店の中に貼ってやってもいいから!」 「仮定の話だが、どうしても飛田がT-1興行のリングに上がりたいんなら、まずは選手を差し向けて来い。T-1は女子の興行だから、飛田が女子軍団結成して乗り込めばいいんだよ。ただしオレとは、飛田とリングで直接対決はしない。格が違いすぎる。ザ・グレート・サスケとも闘ってるし、オレが男子と闘うなら、それなりの相手じゃなきゃいけないから」 「それと怒鳴られた土屋と飛田がシングルマッチで闘うのはどうだ? 飛田も土屋に怒鳴られっぱなしでいいのか? って。それで飛田が勝ったら、飛田とトークバトルやってもいいし。オレが吉川晃司好きだからって『アイ・ウォッチ・ザ・モニカ』とか、『二、三歩会場内に入った』ってわざわざ『フタ・ミ』ってモジったりとか、結局飛田って、二見のファンなんだろ!(笑)。 まぁ土屋は甘くないし、飛田じゃ勝てないと思うよ。ほら、これ前に土屋と闘った時にできた、有刺鉄線バットでやられた時の傷(と、傷だらけの左手を差し出す)。土屋は、誰が相手だろうが容赦ないから。飛田は、土屋のことが怖いんだろうな」 …と、二見社長は、埼玉プロレスの次回大会(11・1・30 聖蹟桜ヶ丘「ファーストスピリット」)チケットのT-1での販売を提案、そして条件付きで飛田のT-1興行への挑戦を認めるという、記者も予想だにしない展開を持ち出した! これを受けて、サバイバル飛田はどう動くのか? 「二見vs飛田戦争」がリアルライブ上で、風雲急の事態に突入しようとしている!?サバイバル飛田、名指し出禁の8・23新木場『T-1興行』に出没! …で、中には入れたのか?http://npn.co.jp/article/detail/33497410/
-
スポーツ 2010年12月14日 10時30分
“ギリギリ”セーフ! 関係者も胸をなでおろしたK-1ワールドGP決勝戦の視聴率
K-1ヘビー級の10年最強戦士を決める「K-1 WORLD GP 2010 FINAL」が、12月11日、東京・有明コロシアムで開催され、決勝戦では総合格闘家のアリスター・オーフレイムがベテランのピーター・アーツを破り、初優勝を果たした。 このトーナメントは93年にスタート。K-1人気が爆発した全盛期には、放映しているフジテレビの視聴率も20%を超える“人気番組”に君臨。アーネスト・ホースト、アーツ、アンディ・フグ(故人)、マイク・ベルナルド、ジェロム・レ・バンナらの人気選手を輩出。ワールドGP決勝戦は97年から06年までの10年間は、東京ドームで開催されるほどの国民的関心事であった。 しかし、格闘技自体の人気下落により、K-1人気も下降。かつては、高視聴率を獲得できる優良番組であったK-1の視聴率もジリジリ低下。ワールドGPシリーズを放映するフジテレビの協力度も下がってきたのだ。 10年のワールドGPシリーズの国内開催興行は、昨年の3をさらに下回る2興行。トーナメントのベスト8を決する10月2日、韓国・ソウル大会の平均視聴率は10.0%と厳しいもの。決勝戦の視聴率は来年のK-1を占ううえで、重要な数字となった。 弾き出された平均視聴率は13.0%。昨年の決勝戦の15.3%から若干落ちたものの、一ケタ転落は免れ、辛うじて恰好はつく数字となった。裏番組の視聴率と比較すると、まずまずだった。 ここで視聴率が激落すれば、放映打ち切りの可能性もあったであろうが、今回のK-1中継は良くも悪くもなく、辛うじて来年につながった感あり。関係者も胸をなでおろした。(ジャーナリスト/落合一郎)
-
スポーツ 2010年12月14日 08時00分
「10年はやりたい!」松井が移籍交渉に求める絶対条件とは…
松井秀喜外野手(36)の代理人であるアーン・テレム氏が米ウインターミーティングの会場から姿を消した。米国人メディアによれば、「7日(現地時間)、早めに立ち去り、翌8日も会場入りが確認されていない」とのこと。この動きから察するに、松井の来シーズンの契約に見通しが立ったのではないだろうか。 「この時期、実績の有無に関わらず、代理人は担当選手の売り込みと交渉でウインターミーティングの会場を忙しく動き回っています。球団GMも同様です。テレム氏が売り込みをしないということは、交渉の具体的な約束を取り付けたのかもしれません」(前出・米メディアの1人) 別の見方もされている。松井に興味を示していた球団は多かったが、そのほとんどが交渉を求めていない。状況が芳しくないため、「代理人のテレム氏は作戦を練り直すため、一時的に引き上げたのではないのか?」というのだ。 松井は『左の指名打者タイプ』として、「比較的安値で獲得できるお手頃な選手」と位置づけられている。「左の大砲を必要としている球団」も少なくなく、松井の移籍先が決まるまで「さほど時間は掛からない」とも思われていた。しかし、 「アメリカで流れている情報では、松井が来季の契約先(球団)に望む条件がいくつかあり、それをクリアできないチームは交渉そのものを断られたようです」(前出・同)“安売りはしない”というわけか…。現地日本人メディアの1人もこう続ける。 「エンゼルスに残れるのなら残りたいというのが、第一希望だったようですね。我々の取材に対し、『優勝争いのできるチーム』、『自分を必要としてくれるチーム』と答えています。あまり関係ありませんが、松井夫人がロサンゼルス(エンゼルスの本拠地)での生活を気に入っているとも聞いています」 アスレチックス、ホワイトソックス、タイガース、ロイヤルズ、レイズ、オリオールズ、レンジャーズ。そして、可能性は低いがエンゼルス残留…。ここまで、さまざまな“移籍候補”が挙げられた。テレム氏が会場入りしなかったとされる8日、マリナーズとホワイトソックスは『別の指名打者選手』と契約してしまった。従って、この時点で指名打者タイプの選手をまだ探しているのは、オリオールズ、レンジャーズ、レイズだけ。「左打者に有利な本拠地球場なのは、レンジャーズの方」(前出・日本人メディア)だが、レンジャーズ側はまだアクションを起こしていない(10日時点)。レイズはかなり前向きだが、具体的な条件提示はまだされていない(同時点)。 「松井は複数年契約を求めているとの情報も聞かれました。30代半ばの指名打者タイプが複数年契約を取りにくいってことは本人も熟知しているはずですが」(前出・同) 松井は、代理人のアーン・テレム氏を始め、巨人時代の知人に「10年はアメリカでプレーしたい」と語ってきた。「来季から、あと2年」である。しかし、昨年の今ごろは「1年契約でも、自身のガンバリ次第で契約を延長できる」とも考えていたそうだ。それがエンゼルスとの1年契約を受け入れた要因にもなったが、実際は厳しかった。 「エンゼルスのマイク・ソーシア監督は指揮官として、2018年までの長期契約を保証されています。優勝争いから脱落した今季、ソーシア監督は早々に『来季以降を見据えた選手起用』にシフトチェンジし、そのため、松井もスタメンを外されました。松井はヒザの故障が完治したこと、打撃が上向きになってきたことをアピールしたかったのですが、ペナント後半での働き場所を奪われ、契約延長を勝ち取れませんでした」(前出・同) 「1年契約の危なさ」も痛感したようである。 複数年契約には悲観的にならざるを得ない。しかし、「優勝争いのできるチーム」との交渉が成功すれば、それは、実質2年契約を勝ち取ったのも同じことになる。 「優勝争いをするチームなら、ペナント後半戦で若手をテスト起用することはまず考えられません。つまり、松井側から出た『優勝争いの−』発言は、ペナントレース後半の出場機会を求めてのものです。そこで結果を残せば、『契約延長』も自ずと見えてくる」(前出・米メディアの1人) 「10年」の目標達成のため、今回の移籍交渉はより慎重に進めていく必要がありそうだ。「クリスマス前後に決まる」との見方もあるが、松井の交渉は年明けまで決まらない可能性も捨てきれない。
-
-
スポーツ 2010年12月13日 16時00分
岩隈残留で案の定起こった星野楽天の内乱
楽天・渡辺直人の横浜への金銭トレードに対し、鉄平、草野、嶋が悔し涙を流し、チームリーダーの山崎が球団側へ一言物申す異常事態に陥っている。 「ボクも非常に寂しい。プロだから、トレードは仕方ないが、出すべき選手ではなかったと思う」と明言した山崎は、20日の契約更改交渉の席で「選手が迷うようなことは避けて欲しいとお願いする」という。 選手たちが渡辺の金銭トレードに猛反発しているのは、ポスティングシステム(入札制度)でのアスレチックス入りがご破算に終わったエース・岩隈の残留余波で、犠牲者になったととらえているからだ。岩隈がすんなりとアスレチックス入りしていれば、15億円もの落札金が楽天に入り、星野監督が推進している大補強の資金になるはずだったのだ。 岩村、松井という日本人メジャーリーガーコンビの三遊間誕生も、岩隈マネーをアテにした補強だった。ところが、「4年12億円」という契約条件に不満の岩隈が残留を決断。「岩隈の落札金15億円と来季の岩隈の年俸3億円、合計18億円の補強費が消えたようなものだ。球団側、星野監督はどうするんだ」という、今後の対応を不安視する声がチーム内外から噴出していた。そこへ渡辺の横浜への金銭トレードだ。 「岩村、松井のメジャー帰りコンビを取った後に補強費用が消えてしまったものだから、2人の控えに回る渡辺を出してすこしでも経費削減しようとしているのだろう。金銭トレードだから、入ってくるお金もある」。楽天ナインはこう考え、猛反発しているのだ。 今季年俸6000万円弱の渡辺だし、金銭トレードの額も知れているだろう。それでも消えた大補強資金用の岩隈マネーを少しでも埋めたい球団側は、なりふり構っていられないのだろう。 渡辺の次は誰が犠牲者になるかわからない。楽天ナインの悔し涙の裏には、そういった戦々恐々たる思いもあるはずだ。「星野のやり方は、お金をかけて選手を取ってくるだけや。選手を育てることができんからな。が、阪神では成功しても楽天ではどうかな。疑問やで」。こう真っ向から星野流大補強を否定しているのは、元監督で現在楽天名誉監督の野村克也氏だ。 渡辺は野村監督が育てた選手の1人だけに、星野監督に対する舌鋒はさらに厳しくなるだろう。阪神の時には、3年連続して最下位に終わった野村監督が解任され、後を受けた星野監督がリーグ優勝という間柄だったが、蜜月関係だった。 「ワシが3年かけて土台作りをしたから、阪神は優勝できたんや。赤星など育てたのもワシや」。野村氏がこう自画自賛しても、星野監督は勝者の余裕で「本当にそうやな。ノムさんが土台を作ってくれたことが大きかった」と野村氏礼賛を惜しまなかった。 が、今回はそうはいかない。それでなくとも就任4年目で2位になり、続投に固執していたのに、勇退させられ、名誉監督に棚上げされた野村氏は、今でも球団側に対する恨み辛みがある。しかも、星野監督が成功したら、野村遺産は全否定されてしまう。早くも星野バッシングをしているのも、自らのメンツがかかっているからだ。今回の渡辺放出によるチーム内乱は、野村氏にとって格好の星野攻撃の材料になる。 「まだまだ補強するぞ。これからは投手だ」と大号令を発していた星野監督の方も岩隈マネーが消え、神経をとがらせているだろう。野村毒ガス口撃に過剰反応するのは避けられない。星野監督vs野村名誉監督の全面対決に発展する恐れがある、今回の内乱。今後の成り行きから目を離せない。
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分