スポーツ
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スポーツ 2010年11月19日 10時00分
斎藤佑樹がまた快挙!
何かを持っている男、斎藤佑樹がまたまた快挙だ。 18日、明治神宮大会決勝戦が神宮球場で行われ早大が福井、大石、斎藤のドラフト1位の黄金リレーで東海大を2対1で破り悲願の初優勝を飾った。 広島からドラフト1位指名を受けている早大の先発、福井は東海大を5回7三振、ショートのエラーによる失点1に押さえ、早大は6回裏、2死満塁から4番山田が初球外角高めのスライダーをライト前に放ち逆転タイムリーで2対1。 7回からは西武ドラフト1位指名の大石が登板、7回は2三振、圧巻は8回の3者連続三振の完璧な内容。大トリは日ハム1位指名の斎藤佑樹。学生生活最後のマウンドに立った斎藤は外角のスライダーで連続三振、最後の打者をサードゴロに打ち取りゲームセット、優勝の瞬間ガッツポーズを見せ、マウンドに駆け寄ってきたナインと抱き合い喜びを爆発させた。 「リーダーシップのない、どうしようもないキャプテンだったんですが、部員全員が背中を押してくれました、アマチュア野球は野球の原点だと思います。これからはエンターテイメントできるように頑張ります」何かを持っている男、斎藤佑樹のプロ野球での活躍が楽しみだ。(写真・文 アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2010年11月18日 12時30分
寂しい地味なFA市場
8年ぶりに二ケタのFA権利行使選手。というと、にぎやかなFA市場を想像するが、残念ながら中身は地味で寂しい。この選手が加われば、来季の優勝戦線の様相が一変するという大物はいない。 前回二ケタ、10人がFAの権利行使をした02年は豪華メンバーだった。巨人・松井秀喜、桑田真澄、広島・金本知憲、阪神・桧山進次郎、横浜・斎藤隆、鈴木尚典、三浦大輔、近鉄・中村紀、ダイエー・若田部健一、日本ハム・芝草宇宙。移籍したのは、ヤンキース・松井、阪神・金本、横浜・若田部の3人だけだが、注目度、話題性は抜群だった。 日本球界のホームランキング・松井は「日本で50本打ったゴジラが、ヤンキースでどれだけホームランを打つか」と日米のファンから一挙手一投足を注視されたし、金本は阪神の18年ぶりの優勝に貢献している。このビッグ2はFA市場で輝いている。 が、今年の11人はインパクトがない。スーパーサブの阪神・関本賢太郎は早々と3年契約で阪神残留。横浜・金城龍彦も残留が基本方針。西武・土肥義彦、日本ハム・建山義紀がメジャー挑戦といっても、取ってくれるチームがあるの? と大きなお世話で心配してしまう。楽天・藤井彰人が阪神と交渉といっても半月板を手術した城島健司が戦列復帰までのカバー要員にすぎない。 レギュラーになれそうなのは、横浜・内川聖一、西武・細川亨、日本ハム・森本稀哲、オリックス・後藤光尊の4人。メジャー挑戦を口にしているロッテ・小林宏之、ソフトバンク・多村仁志の2人もメジャーでは結果が見えているだろう。国内移籍ならば、それなりの活躍はするだろうが。 いずれにしても、関本、金城の2人を除いた9人が束になってかかっても02年のヤンキース・松井、阪神・金本のインパクトにはかなわない。実は、昨年も地味で話題にならなかった。巨人・高橋尚成、ヤクルト・五十嵐亮太の2人がメッツ入り、阪神・藤本敦士がヤクルト、日本ハム・藤井秀悟は巨人、ロッテ・橋本将は横浜移籍といった、地味な面々。成功したのは期待されていなかったマイナーからの挑戦のメッツ・高橋、巨人・藤井の2人だけだった。 長嶋茂雄監督時代の巨人が中日・落合博満、ヤクルト・広沢克己、広島・川口和久、西武・清原和博、ダイエー・工藤公康、広島・江藤智と、他球団の主砲、エースを次々と獲得したFA黄金期は今や昔話だ。大リーグバブルの前に、スター選手が続々と大リーグ入りするようになったからだ。FA選手が来季の日本球界を活性化するというのは、夢のまた夢だ。 となれば、日本野球機構(NPB)がドラフト会議用に制作した「俺世代、こい。」のポスターに登場した3人衆、広島・前田健太、楽天・田中将大、巨人・坂本勇人の呼びかけに応え、誕生の日本ハム・斎藤佑樹、西武・大石達也、巨人・沢村拓一の大学ビッグ3の活躍に期待するしかない。 中でも「斎藤と田中の投げ合いは面白いだろう」と、楽天・星野仙一新監督と日本ハム・梨田昌孝監督が早くも来季のパ・リーグの新目玉としてPRしている。これに西武・大石が加われば、さらに話題の輪が広がっていく。他球団で育ったスターの横取りよりも自前のスター育成。そういう時代になったのだ。
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スポーツ 2010年11月18日 10時00分
中日・落合監督、愛息の立派な成長ぶり
番記者に対しても“貝”になることで知られている中日・落合博満監督だが、一部スポーツ紙によると、16日に秋季練習が行われていたナゴヤ球場で先月18日に一般女性の花織さんと入籍した愛息・福嗣さんの結婚秘話を表情を崩しながら語ったという。 「本来ならば系列の『中日スポーツ』の番記者に語ってもおかしくないのに、別のスポーツ紙の記者に語ったところが“オレ流”」(プロ野球担当記者)というが、「いつでも結婚していいように、だいぶ前から用意してあった」と都内の自宅から徒歩1分の一軒家を福嗣さん夫妻にプレゼントしたことを明かすなど相変わらずの親バカぶりだったが、「週刊プレイボーイ」(集英社)での福嗣さんの連載をまとめた「フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!」(同社刊)から女性関係を中心に成長ぶりを紹介してみよう。 同書の福嗣さんの年表「フクシ歴」によると、ファーストキスは5歳だった92年。お相手は同じ幼稚園に通っていた肉食系園児ので、「校舎裏で半ば強引に唇を奪われた」(福嗣さん談)という。 初恋は10歳だった97年で、お相手はクラスメートで、好きになった理由は「目がデカイから」(同) 17歳だった04年、彼女ができて童貞喪失。お相手は同じ学校の一学年上の先輩でひと目惚れして交際スタート。巨乳だった彼女を落合家では「肉マンさん」と呼んでいたというからなんともほほ笑ましい。 今年1月、「週プレ」の新年会で出会った某昭和の名レスラーの愛娘を気に入り、大物2世同士で“お忍びデート”。その時、「彼女には決まった相手がいたことを知ったから、一度っきり」(同)というが、「彼女には来てくれたお礼に新品のプレステ3をプレゼントした」(同)というから俳優の石田純一も顔負けの気配りだ。 そして今年5月の連休明け、無料インターネット電話「スカイプ」で“運命の人”となった山口県に住む花織さんと出会い、「スカイプ」のコミュニケーションなどで遠距離恋愛を実らせ、交際わずか4カ月、「フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!」の発売日に晴れて入籍した。 今週発売の「週プレ」には新婚夫婦のラブラブ2ショット写真が掲載されているが、花織さんは186センチ・120キロの福嗣さんとはなんとも対照的にショートカットで小柄のかわいらしい女性だった。 小さい頃からやんちゃの限りを尽くしてきた福嗣さんだが、家庭を持つまで立派に成長していた。
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スポーツ 2010年11月18日 06時00分
根回しは6年越し? 西岡の入札が容認された真相
千葉ロッテは西岡剛内野手(26)のポスティングによるメジャー移籍を容認することを決めた。瀬戸山隆三・球団社長も前向きな言動をみせており、順調に進めば、21日の優勝パレードが、ロッテ・西岡の「最後の雄姿」となりそうだ。球団側によれば、西岡は04年の契約更改からメジャー志望を訴えてきたという。つまり、ポスティングによるメジャー挑戦を認めさせるため、長い歳月を掛けながら周囲を味方につけてきたのである。 「西岡の代理人は、リック・サーマン氏で間違いありませんでした」(米特派員の1人) スポーツマネジメント会社『ビバリーヒルズ・スポーツ・カウンシル社』のサーマン氏の名前は早くから報じられていた。氏は井口資仁(35)のメジャー時代の代理人でもある。「井口の紹介」であることは関係者も否定していない。前出の米特派員によれば、「サーマン氏に、千葉ロッテ側が希望する入札金額がいくらなのか、探りを入れている」とのことで、移籍交渉も円滑に進められるものと思われる。 「西岡の推定年俸は1億7000万円。海外FA権取得は2013年でした。来季からFA取得まで、あと3年を要する計算になりますから、現年俸額の3倍分に相当する約5億万円の落札金があれば、ロッテ側は断らないでしょう」(前出・同) 球団はポスティング・システムで2回、拒否することができる。1回目は選手が申し出たとき、2回目はメジャー球団側の落札金額に納得いかなかった場合で、サーマン氏は独自よそうとしながらも、千葉ロッテ側が拒否しない金額をメジャー側に伝えているという。 米現地報道によれば、「1500万ドル強(約12億円)で入札する球団も」と伝えていた。楽天・岩隈以上で落札される可能性もあるわけだ。その落札金が適当かどうかはともかく、西岡に強い関心を示している球団も、サーマン氏とのネットワークを持っている。 「SFジャイアンツ、ドジャースが内野手を欲しているので、入札に参加する可能性が高いと見られています。SFジャイアンツはかなり熱心です」(前出・同) SFジャイアンツは正遊撃手のホワン・ウリベがFA移籍する可能性が高く、早い時期から西岡に関する情報を集めてきた。サーマン氏がSFジャイアンツの大黒柱で、2年連続サイ・ヤング賞のティム・リンスカム投手を抱えているのは有名だが、西岡のエージェントを引き受けた理由は別のところにあった。 「08年オフ、当時、正二塁手を探していたSFジャイアンツは井口獲得に動いたんですよ。井口の守備力の高さは米球界も認めていましたが、SFジャイアンツ側が一方的に交渉を打ち切ってしまいました。代理人として、サーマン氏はそのときの屈辱を忘れていません」(米メディア陣の1人) 日本人内野手は厳しい見方もされている。確かに松井稼頭央、井口、岩村明憲は好成績を残せなかったが、前出の米メディアの言葉を借りれば、「送球したボールにスピード感がない」「接触プレーに発展した場合、当たり負けする」と体格面でのハンディがあるとし、「とくにカズオ(松井稼)がそうだったが、天然芝に対応できないケースが見られた」ともいう。今回の西岡にしても、批判的な見方をするメジャー球団もないわけではない。それでも、「岩隈以上の落札金」が期待される理由だが、今オフの米FA市場は「大物内野手が比較的少ない年」だからなのだ。サーマン氏と西岡の接触は「昨年オフ」とも言われている。その通りだとすれば、西岡&サーマン氏は、「大物内野手がFA市場に少ない2010年オフ」こそ、米挑戦するチャンスと見越していたのではないだろうか。また、氏はリンスカムが在籍するSFジャイアンツが落札した場合、強気な交渉にも出られるだろう。井口の交渉で失敗した08年のリベンジ…。西岡の交渉に期するものもあるはずだ。 米スポーツTV局『ESPN』の解説者に転じた元上司のボビー・バレンタイン氏は、同局HP上で西岡を絶賛していたが、ヘンな補足も付けていた。 「彼は目立つことも好き。どのチームで契約するかも大事ではないか(成績はモチベーションで左右されるのではないだろうか)」(8日付/現地時間) 西岡が米球界の「日本人内野手」に関する評価を変えれば、来年オフに渡米するとされる川宗則(29=福岡ソフトバンクホークス)の契約も好転してくるだろう。 「西武球団に『入札はダメ!』と言われた中島(裕之=28)は、地団駄を踏んでいるかもしれませんね(笑)。西岡は今季のポスティングに関して、井口に相談しています。井口は瀬戸山社長のお気に入りですし、そうやってフロントを味方につけていきました。落札金がいくらなら球団が納得するのか、いろいろと調べていたようですね」(球界関係者) プレースタイルは実直だが、強かな一面も兼ね備えていたようである。西岡は日本人内野手の低評価を変えられるか…。
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スポーツ 2010年11月17日 11時30分
城島『長期離脱』で阪神の投手補強は棚上げ?
城島の代役を探せ−−。去る11月15日、西宮市内の阪神球団事務所に南信男社長などフロント要人が集まり、“緊急会合”を開いた。その話し合いの結果、他球団との交渉が解禁となる同18日を待って、FA宣言した楽天・藤井彰人捕手(34)を獲得することを決めた(16日時点)。 「15日は、阪神にとって大忙しだったんじゃないですか」 大阪圏のメディア陣は苦笑いしていた。 同日、3度目のFA権を獲得した金本知憲外野手(42)との残留交渉が行われ、3億5000万円プラス出来高で合意に達した(FA権は行使せず)。また今季、FA権を獲得した関本賢太郎内野手(32)の代理人とも残留交渉も行い、そのうえで“補強会議”を開いたのである。長い1日になったことは想像に難くない。 正捕手・城島健司(34)の左ヒザ半月板損傷が発覚し、「来季開幕戦絶望」が伝えられたのは12日。この時点で、オフの「補強リストの順位」は完全に壊れたという。阪神は投手を中心とした補強を進める予定だったが、「ポスト城島」が優先させなければならなくなった。藤井捕手には申し訳ないが、今までの阪神だったら、今オフのFA市場の目玉・細川亨捕手(30=埼玉西武)を“強奪”するくらいの意気込みを見せたはずである。「チーム総年俸額を徐々に減らしていく」方向性は確かにあったが、阪神はオフの補強で強くなってきたチームでもある。 「城島が戦線に復帰しても、試合途中で『第2捕手』と交代する2人体制で、シーズンを臨むことになるでしょう。もし、星野SDがいたら、ビッグネームを獲りに行ったはずです。阪神は育成路線に方向転換する方向性だとは聞いていましたが」(球界関係者の1人) 中・長期ビジョンとして、生え抜き選手を重視する『育成路線』に反対するファンはいないだろう。しかし、今回の楽天・藤井を交渉の一番手に挙げたのには、他球団も驚いている。 「09年に115試合スタメンマスクをかぶった狩野(恵輔=27)も椎間板ヘルニアの手術を受け、『来季は外野一本で行く』と本人に伝えてあります。小宮山(慎二=24)に期待する声もありますが、経験が浅すぎる…。城島も復帰してからも、しばらくはフル出場できないでしょう」(ライバル球団職員) 城島の復帰は5月中旬以降とされている。開幕戦からしばらくは藤井で凌ぎ、小宮山にも経験を積ませていく。リスクは大きいが、それでも、育成による新しいチーム像を築き上げようとしているのだろう。 「野村(克也)時代にまで逆上りますが、フロントは補強に関して、現場の声を聞きすぎたと反省しています。外部補強に頼りすぎないチーム作りをしていくので、真弓(明信=57)監督も多くは望めなかったんでしょう」(選出・同) 肝心の『投手補強』だが、現時点では前横浜・加藤康介(32)に入団テストを受けさせた以外、目立った動きは見せていない。 15日時点、阪神の支配下登録選手数は、「66」。入団テストの加藤を合格させ、楽天・藤井の獲得に成功すれば、70人までのマックスまで、「あと2人分」しか残らない。緊急補強用に3人分ぐらいは空けておきたいとの声も、数日前まで聞かれたのだが…。「城島の代役を獲るから投手は補強できなくなった」では、ファンは納得しないだろう。10勝クラスの投手をトレード獲得するとすれば、それなりの出血も覚悟しなければならない。今年の阪神のオフは厳しいものになりそうである。
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スポーツ 2010年11月16日 17時30分
阪神・金本残留の損得勘定
FA権を持っていた阪神・金本知憲(42)が、1年契約、年俸5000万円ダウンの4億円(推定)で残留することになったが、本人、球団、現場にとっての損得勘定はどうなのか? ズバリ収支を計算してみると、泣き笑いが…。 金本が03年に広島から阪神へFA移籍、大成功できた恩人である星野仙一監督が、阪神シニアディレクターを退任して楽天監督に就任したことから、金本の楽天移籍情報が根強く流れ、注目を集めていた。「星野さんが阪神を辞めるのは、本当に寂しい」と金本本人が漏らしたのも、楽天移籍説に拍車をかけた。パ・リーグの楽天ならば、守らなくて良いDHのポジションもある。さらに、東北福祉大出身という地の利もある。 が、金本が下した決断は阪神残留だった。「失うものはないし、守るものもない。一から違う自分をつくっていくのも楽しみ」というのが、金本本人の弁だが、阪神で現役引退するメリットを考えているのだろう。『アニキ』の愛称が浸透、虎党から絶大な支持を得ており、元広島の主砲だったことさえ忘れ去られている。 「ケガしても痛いと言わず、黙々とプレーする鉄人・金本が入ったから阪神は変わった。弱小球団から常に優勝争いできるチームに代わった」。こう星野監督が断言するように、鉄人・金本はダメ虎を猛虎に変貌させた貢献度は計り知れない。阪神の永遠のスターとして現役引退すれば、評論家をしても食うには困らないし、近い将来の阪神監督の目も見えてくる。 来季から新たに2年契約した真弓明信監督だが、今季優勝目前で投手継投策の失敗で大事な試合を落とすなどサイ配面の不安がついて回る。監督としての能力に疑問符が付けられており、長期政権は難しいのが現実だ。しかも、ポスト真弓の最有力候補だった星野シニアディレクターが楽天監督に就任、もう1人の有力候補だった岡田彰布氏は今季からオリックスで指揮を執っている。真弓監督の後任は白紙状態に近い。 現役引退後の金本が、ポスト真弓最有力候補に躍り出る可能性は大だ。そのためには、阪神で現役を辞める必要がある。そうすれば、黙っていても阪神ファンから熱烈な金本新監督ラブコールが起こる。いくら恩師の星野監督とはいえ、楽天へ行けば、阪神監督のチャンスは消えてしまう。 ポスト真弓の後任難に頭を悩ます球団トップとしても、金本の流出は何がなんでも避けたい事態だろう。阪神・坂井信也オーナーが、金本残留決定にこうエールを送ったのも当然か。 「信じてましたけどね。存在感も違いますし、優勝するために是非とも必要なんですから。阪神の顔だけじゃなく、野球界を代表する選手。今シーズンは不本意だったと思いますし、取り返して欲しい」 さすがに真弓監督の手前、将来の監督候補とまで口にしなかったが、「阪神の顔だけじゃなく、野球界を代表する選手」という表現に、坂井オーナーの真情が込められている。金本本人、坂井オーナーともにメリットがある阪神残留だが、真弓監督の方はたまらないだろう。巨人とのクライマックスシリーズ・ファーストステージ最終戦は、金本を使わなかったように、すでに戦力としては見切っており、期待していない。 それどころか、残留されてしまったので、また起用法に頭を痛めることになる。右肩が奇跡的に完治して、守りもできればいい。が、42歳という年齢的な衰えも考えれば、いくら鉄人でも完全復活はあり得ないだろう。今季、2割4分1厘、16本塁打、45打点と、阪神移籍後ワーストの成績に終わったのは、右肩痛だけが原因ではないだけに、来季も大きな期待はできない。 しかし、坂井オーナーの言うように阪神の顔、日本球界を代表する選手だけに、起用法には神経を使う。今年4月にフルイニング出場が1492試合でストップしたものの、連続試合は衣笠祥雄(広島)に次ぐ史上2位の1763試合で継続しているからだ。今季も「5年ぶりのリーグ優勝への最大の障害は、故障でも使わないといけない金本」と言われ、実際にその通りになっている。決断力に欠ける、全方位外交の真弓監督は、金本残留に頭を抱えているだろう。その結果、自らの政権が短期に終わり、その後釜に金本新監督という図式が現実になったら、泣くに泣けない。
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スポーツ 2010年11月16日 12時30分
4度目の復帰を果たした大仁田厚の気になる事情
一体、何度、引退と復帰を繰り返してきたか分からないほどのプロレスラー・大仁田厚。 その大仁田が実に4度目の現役復帰を果たした。 大仁田といえば、2月の長崎県知事選に出馬。それに当たって、昨年末に引退を表明。落選後の新FMW5・5東京・新木場1st RING大会で、引退試合を行なっていた。 それ以前はというと、全日本プロレス時代、FMW時代、参議院議員当選後に“引退”しており、5月の引退は4度目。 復帰の舞台となったのは、闘聾門JAPAN11・13東京・江戸川区小松川さくらホール大会。闘聾門とは聞き慣れないプロレス団体だが、聴覚障害者が主宰する4年の活動実績をもつ組織。これまでも、デスマッチでおなじみの“ミスター・デンジャー”こと、ステーキ屋のオヤジである松永光弘が、頻繁に参戦し、マニア間では名の知れた団体なのだ。 実は大仁田は、これ以前にも長野の弱小インディー団体や、福岡でのシークレットプロレスイベント等でも、秘かに試合をこなしており、正確にはすでに復帰済。この試合が引退試合後に、初めて公となった復帰戦であったのだ。 11・13江戸川大会で、大仁田は側近の戸井克成、聴覚障害者のマグナムTAKASAGOとタッグを組み、矢口壹琅&ファントム船越&JOM太郎と対戦。規制の厳しい区の施設であるのにもかかわらず、大仁田は矢口とふだん通りの乱撃戦を展開。最後こそ、“主役”のTAKASAGOに譲ったものの、相変わらずの存在感を発揮し、満員の観衆を熱狂させた。 プロレス業界内では、引退試合から、わずか半年ほどでの復帰に、「またか…」と冷ややかな向きも多いが、今回の引退→復帰には、それなりにやむにやまれぬ事情も見え隠れする。 「大仁田さんは長崎県知事になっても、プロレスは続けるつもりでいました。しかし、周囲から『中途半端なことはしないでほしい』との強い要望があり、しぶしぶ、『当選したら引退』を口にしたのです」(大仁田に近い筋のA氏) そうであるならば、落選したのであれば、引退を撤回すればよかったのではないかという向きもあるだろう。しかし、5・5新木場大会は大仁田の興行ではなく、かつての番頭格のターザン後藤の主催興行。すでに、「大仁田厚引退試合」とうたわれており、撤回できなかったという。 「『引退試合』をうたえば、チケットが売れます。撤回すれば、チケットが売れなくなるどころか、払い戻しを希望する客も出てきかねません。それだけ、『引退試合』はビジネスになるのです。一度、『引退試合』と発表したものを取り下げることはできないのです」(某興行関係者) その5・5新木場大会では、大仁田自ら「戻ってきたときは、よろしく」とコメントしていたので、今回の復帰はファンの反応も上々で、批判も少ないようだ。 これだけ、プロレスに固執する大仁田。復帰には金銭的な事情もあるのかと思いきや、前出のA氏は「大仁田さんは不動産も所有してますし、食うには困りません。今はプロレスをやるにも、破格のギャラで出ています。インディーの選手とプロレスをするのが好きなんです」 どうやら、今の大仁田にとって、プロレスは信念の領域。もはや、誰も文句はつけられそうにない。
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スポーツ 2010年11月16日 11時00分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第61回 レースの持ち物」
今回は、レース出場のための持ち物です。 大会は、午前が多いので事前に準備して忘れ物のないようにしましょう! 自分だけのチェック表を作るなどして、万全の準備で大会会場に行きましょう。また、大会会場が近場ばかりではなく、遠方の方もいらっしゃると思います。一番気をつけることは、天候の違いです。 同じ関東でも大きく違いますし、同じ県でも全く違うことがありますので、事前に情報を得て行くのはもちろんですが、あらゆる状況に対応できるようにしておくと安心です。これからのシーズンは、雨が降るとかなり気温も下がりますので十分注意が必要です。 カイロやホットクリームなども用意してあると安心です。移動中の寒さも考えた服装や着替えなど工夫すればするほど快適なレースになるはずです。 さて、持ち物ですが、絶対必要な物とあれば安心という物があります。<まずは、絶対必要な物です>(1)レース用シューズ(2)レース用シャツ(ランシャツやTシャツ)(3)レース用短パン(タイツ)(4)ソックス(5)通知ハガキ、大会要項(事前配布の場合はゼッケンなど)(6)健康保険証(7)お金(小銭)(8)タオル、着替え一式(9)ランニングウォッチ<あれば安心な物>(1)手袋(2)長袖Tシャツ(3)キャップ(4)ゴミ袋(5)ティッシュ(6)ワセリン(7)バンドエイド(8)補食(9)傘(10)サングラス 他にも、日焼け止めなどもありますが上記の物があればある程度大丈夫でしょう。常にトレーニングでレースを意識し走ることでレース当日に何が必要か見えてきますので、これを参考に自分なりの用意をして下さい。 写真は、かなり寒い日を想定し、ネックウォーマーやアームウォーマーも装着しています。足は走りやすいように、膝下までのタイツです。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。
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スポーツ 2010年11月15日 18時15分
止めたのは稀勢の里 記録更新はならず…白鵬が負ける
福岡国際センターで行われた大相撲九州場所2日目、横綱白鵬(25)=宮城野部屋=は稀勢の里と対戦し、一月場所13日目の魁皇戦以来の敗北、連勝記録は63で止まった。 横綱白鵬が元横綱双葉山(元時津風親方)の69連勝を抜くことができるかに注目が集まった今場所だったが、連勝記録は63でストップ。 倒した稀勢の里は茨城県牛久市出身、鳴戸部屋所で東前頭筆頭。
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スポーツ 2010年11月15日 10時30分
お祭りの中に仰天のサプライズ! 11月1日「ヤングリボンわっしょい!」で真琴が宮本裕向から勝利!!
11月1日から6日にかけて、新木場1stRINGで様々な団体が興行を行った「新木場プロレスパーク」。初日には『暗黒プロレス組織』666とアイスリボンが合同で興行を行った「ヤングリボンわっしょい!」が開催され、148名の観衆を集めた。 両団体がチケットの売り上げ枚数を競い合い、勝利した団体が後日発売されるDVDの表カバーとなるという企画や、プロレスの試合に加えて「秋の大運動会」を会場内で開催する等、面白い企画が盛り込まれていた。それだけに両団体ともに必死にチケットを販売し、大会を盛り上げようとする心意気が伝わってくるような感じがした。 実況はFREEDOMSのGENTARO、解説はフリーライターの須山浩継が担当。両者共にそれぞれアイスリボン(19時女子プロレス)、666で生実況を担当している事もあり、軽快なトーク+絶妙な突っ込みで会場の空気を大いに盛り上げていた。 プロレスの試合での事実上メインイベントとなったタッグによる3WAYマッチでは、ダイナスティ&真琴組・忍&星ハム子組・宮本裕向&都宮ちぃ組が激突。666、アイスリボン勢共に序盤は「3WAYマッチでのお約束」を披露する。何故か他の2チームから目の敵にされていたのが忍&ハム子組。ハム子は真琴とちぃの攻撃に対し、投げキッスで反撃する。 得意満面にセクシーポーズでリング内を闊歩するハム子、あえなく真琴とちぃに捕まってしまう。ロープに振られてダブルの攻撃をしようとするが、逆に二人にラリアットをぶち込んだハム子。パワーならば一枚上手なのだ。 そんなハム子だったが、こと男性に対しては分が悪い。宮本に捕まると背中にパンチを振り下ろされる。ダイナスティが他のメンバーを誘って全員でハム子に攻撃を仕掛けようとするが、ここで割って入った忍が「待った!」一瞬躊躇した他の四人であるが、次の瞬間忍は袋叩きに逢っていた…。 その後、場外でダイナスティ&真琴を一人で捕まえていたハム子だったが、リング内では宮本とちぃによるダブルのアキレス腱固めを食らっている忍の姿が。ロープに逃れられると宮本がちぃをブレーンバスターの体勢で持ち上げる。そのままちぃを叩きつけようとしたのだろうが、逆にちぃが宮本をブレーンバスターで投げ忍に叩き付ける。 場外とリング内が逆転し、今度はダイナスティ&真琴がハム子を捕まえる。最もベビーフェース的な存在であるこのタッグは想像以上に連携攻撃も見せる。真琴の水面蹴りにあわせてダイナスティがハム子を河津落としで叩き付ける。真琴の側転からのダブルニードロップにはダイナスティがバック宙で動きを合わせる。視覚的にも息の合ったところを見せる両者。ハム子も電車道突っ張りやブルドッキング・ヘッドロック+ジャンピング・ネックブリーカーでダイナスティ&真琴に反撃するが、真琴の串刺しDDTを食らって再び捕まってしまう。 ハム子がスタンディング式のフェースロックに捕えられている横では、忍が宮本の逆エビ+ちぃのキャメルクラッチをかけられている。相変わらず他の2チームから集中攻撃を食らわされる忍&ハム子だったが、忍がダイナスティへのSEXボンバー、ハム子が宮本へのセクシャルボンバー等で反撃する。 気がつくとリング上は真琴とちぃの攻防になった終盤戦。真琴のボディースラムを旋回式DDTで切り返し、ロープに走って華麗なウラカン・ラナを決めたちぃ。もう一発を狙うが今度は真琴のネックハンギング・ボム。カウント2で跳ね返された真琴がちぃのバックを取るが、今度はちぃのジャングルクラッチ! ギリギリでカットに入るダイナスティ。 場外から宮本が戻ってくると、真琴をボディースラムで叩きつけてちぃとのファンタスティック・フリップ! 二人がかりで押さえ込むが真琴はカウント2で肩を上げる。それならばと宮本はコーナーに真琴を追い込んでパンチを叩き込みシュミット式バックブリーカーからムーンサルト・プレスを狙う。真琴がかわしたため両足で着地した宮本、バックの取り合いから真琴が急所蹴りを見舞うもかわす宮本。しかし真琴はあきらめずに正面から急所蹴り! 突っ込んできたちぃを宮本にぶつけると、忍のスピンキック→ダイナスティのトラースキック→ハム子のセクシャルボンバーを立て続けに食らってしまう。セクシャルボンバーは意地で耐えてみせた宮本、真琴にラリアットを見舞おうと突撃するが、すかさず三田さん固めで丸め込んだ真琴が殊勲の3カウントをゲット!! 「えっ、本当に?」と最初は信じられないような表情の真琴だったが、改めて勝利を確信すると拳を高々と突き上げて喜びを爆発させた。元・デスマッチヘビー級王者からの勝利を奪った真琴、今後の更なる飛躍を予感させる試合となった。 ちなみに敗れた宮本は真琴を応援していた観客席になだれ込んで憂さ晴らしをしていた。 メイン終了後は秋の大運動会。メンバーが一人足りない666側には新木場1stRINGの斉藤さんが助っ人に入る。障害物競走、顔面パンスト綱引き(!)、会場内と一体となった玉入れの三本勝負の結果は666側の勝利!(敗れたアイスリボンサイドには後日罰ゲームが執行され、その様子もDVDに収録されると知ったエース松本都と志田光は売店ブースで苦笑い。)最後はTHE101の歌で締めようとするが、やはり全員で阻止される。それでは私がとマイクを握ったさくらえみだったが、またもや全員に阻止される。せっかくこれだけのメンバーが揃ったのだからと、最後は666とアイスリボン全員による「世界に一つだけの花」の合唱で大会は締められた。全員が手を取って両腕を突き上げるシーンからこの大会の成功が見えた。 ハチャメチャなイメージに見えてしまいがちな当日の大会であったが、お祭り・運動会という秋の名物を盛り込んだコンセプトがしっかりと形になっていた。新木場プロレスパークの開催中、違う団体によるコラボレーション企画の大会を行ったのはこの日だけであった。コラボレーション大会の利点は「面白かったから今度はこっちの団体の興行を見に行ってみようかな?」というファンが生まれる可能性がある事。勿論団体としては個々で観客を増やしていきたいのが理想であろうが、たまにはこうして一緒になってみるのも一興ではないだろうか。 11月とは思えない程穏やかな気候だったこの日、名残を惜しんでいるのかいつまでもファンが会場外に設置された特設売店の周りを囲んで談笑していた。こんな光景を見られるのであれば、いつかまたこの大会を見てみたいと感じさせたものである。Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち)◆666・ヤングプロレスわっしょい!&アイスリボン合同興行『ヤングリボンわっしょい!』2010年11月1日(月) 東京・新木場『新木場1stRING』(観衆148名)<第1わっしょい! これがヤングプロレスわっしょいだ! タッグマッチ20分1本勝負>○小仲=ペールワン&K666(11分52秒 座禅トーン)●THE101&乞食<第2わっしょい! これがアイスリボンでございます! タッグマッチ20分1本勝負>藤本つかさ&○志田光(12分15秒 片エビ固め)松本都&●帯広さやか ※滞空時間の長いブレーンバスター<第3わっしょい! ADULTりぼん〜FMW同窓会!? あの頃僕等は若かった〜ミックスドタッグマッチ30分1本勝負>怨霊&○GOEMON(14分45秒 片エビ固め)さくらえみ&謎のオカマレスラーX ※スワントーンボム<第4わっしょい! おいでよヤングりぼんの森へ〜ミックスド3WAYタッグマッチ30分1本勝負>ダイナスティ&○真琴(17分44秒 三田さん固め)●宮本裕向&都宮ちぃ ※もう1チームは忍&星ハム子※チケット売り上げ対決はアイスリボン→76枚対666→72枚でアイスリボンの勝利。後日発売されるDVDの表パッケージはアイスリボンとなる。<ボーナスわっしょい! 666vs.アイスリボン前面対抗秋の大運動会>選手宣誓:小仲=ペールワン&都宮ちぃ第1競技:障害物競走(網潜り→飴探し→セカンドロープ渡り→ピンポン玉運びのリレー)○(666)K666&小仲=ペールワン&新木場1stRINGの斉藤さん&宮本裕向&ダイナスティ●(アイスリボン)都宮ちぃ&真琴&さくらえみ&みなみ飛香&藤本つかさ第2競技:顔面パンスト綱引き1本目 ○帯広さやか−●THE1012本目 ○星ハム子−●忍3本目 ○松本都−●乞食4本目 ○宮本裕向−●志田光第3競技:玉入れ(籠持ち アイスリボン→星ハム子、666→THE101)○666 66個−●アイスリボン 65個※勝利する毎にポイントが加算される。第3競技の勝者チームには666点が加算。結果は668対3で666の勝利、敗れたアイスリボン側には後日罰ゲームが施行され、DVDにその模様が収録される。
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