スポーツ
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スポーツ 2010年12月09日 12時00分
大仁田厚も仰天のスピード復帰! 俳優・坂口憲二の兄・征夫がカムバック!
元プロレスラー・坂口征二氏(新日本プロレス相談役)を父に、人気俳優の坂口憲二を弟にもつ坂口征夫(坂口道場一族)が、12月8日、東京都内で会見し、現役復帰を宣言。周囲を驚かせた。 坂口はパンクラス4・4ディファ有明大会で、引退セレモニーを行なったばかり。わずか、8カ月後のスピード復帰表明には、引退→復帰を繰り返すプロレスラー・大仁田厚もビックリの荒業だ。 SRCが主催する12月30日、東京・有明コロシアムでの「戦極 ソウル・オブ・ファイト」で復活する坂口は、ジャケットルールで韓国のジョン・ジンソクと対戦する。 坂口は07年4月にパンクラスでプロデビュー。33歳の遅咲きながら、父、弟が著名人とあって、常に注目を集めた。08年大みそかには「Dynamite!!」に初参戦。タレントのボビー・オロゴンの弟であるアンディ・オロゴンにKO負けした。 引退後は道場での指導の他、土木作業員として働き、俳優デビューも果たしていた。引退セレモニーの際にはすでに復帰を考えていたという坂口は、「後輩たちの活躍を見て、『オレは何をやっているんだ』と思って」とカムバックの理由を語った。引退の一因となった首の故障も、今は問題ないという。 「動けなくなるまでやります。もう五体満足のまま辞めたくない。次に辞めるときは死ぬとき。立っていられなくなるまでやり続けたい」と意欲を見せた坂口。 引退するも復帰するも本人の自由。しかし、あまりにも早すぎるカムバックには批判もあろう。坂口はそういった声を、リング上でのファイト内容で封印するしかない。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月09日 08時00分
契約更改で分かった! 谷繁の異例記録へのカウントダウン
“1000万円の微増”が、ベテラン捕手のプライドをくすぐったようである。 中日・谷繁元信捕手が「1000万円アップ」の1億7000万円(推定)で契約を更改した(11月24日)。同日は、優勝の立役者とも言える和田一浩外野手(38)の更改も行われたため、マスメディアの露出度では『主役の座』を譲ったが、来シーズン、谷繁への注目度はさらに高まりそうである。 「今年7月(28日)、捕手としては野村克也氏以来となる『2500試合出場』を果たしました(史上8人目)。今季前半戦は不振でスタメンマスクを譲る試合もありましたが、中日は谷繁に代わり得る正捕手候補を補強していません。細川亨(ソフトバンク移籍)、藤井彰人(阪神移籍)とFA市場には働き盛りの捕手がいて、トライアウトでは若い荒川雄太(西武移籍)もいたのに、中日は見向きもしませんでした。『来季も正捕手は谷繁』と判断しているんでしょう」(ライバル球団職員) 谷繁は40歳で来シーズンを迎える(23年目)が、『気力』が衰えないのは“異例の記録達成”が掛かっているからだという。 「今シーズンを終えた時点での通算安打数は1810本。順調に行けば、再来年の早い時期には名球会入りです」(関係者) 捕手というポジションの過酷さは説明するまでもない。『通算2000本安打』を達成させた捕手はほかにもいるが、谷繁の場合は野村、古田敦也両氏とは違う道程が評価されることになるだろう。 名球会入りを果たした往年のスタープレーヤーの大多数は、クリーンアップを任されてきた。1試合で打席数が多くまわってくる1、2番タイプも少なくない。 しかし、谷繁の打順は主に『下位』だ。今年は8番で出場する試合も多かった。つまり、谷繁は『守備の人』とも言える。下位の打順で2000本安打のバットマン記録に到達すれば、「いかに守備でチームに長く貢献してきたか」が証明される。 「09年後半かな、本人も名球会を意識しているような言動も見受けられました」(前出・同) 今季のペナントレース序盤(4月2日/対阪神戦)、谷繁は3回で交代させられた。 「今までの谷繁なら調子の悪い投手も何とかしてくれたが、今はそれが出来ていない」 田村藤夫バッテリーコーチ(51)の試合後の談話が残っていた(共同通信等を参考)。 同日時点での谷繁の打撃成績は1割3分台。谷繁と交代でマスクを被った小山桂司(30)が健闘していただけに、ファンも心配した時期である。そこから這い上がってきた気力は「さすが!」としか言いようがない。 「おそらく、球団は来季2年目となる吉田(利一=23)を育てるつもりなんでしょう。育成枠の赤田(龍一郎=22)も評判がいいです。とはいえ、捕手は一人前になるまで時間が掛かるし、来季も谷繁をメインで使わざるを得ません。まあ、出場試合数は減るかもしれないが」(同) 契約更改前、谷繁は減給も覚悟していたという。だが、球団側から昇給が提示された。微増とはいえ、ベテランのプライドは満たされ、中日もそれを応援しているというわけだ。2000本安打達成の際、8番を打っていたとなれば、「サプライズ」になる。 案外、谷繁の“異例記録”の達成は早いかもしれない。
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スポーツ 2010年12月08日 17時45分
東尾氏の華々しい殿堂入りパーティーで思い起こされる落合監督の3度目の挑戦
8日、都内ホテルで今年1月に野球殿堂入りした東尾修氏(元西武監督)の超豪華なお祝いのパーティーが行われた。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督、ソフトバンク・王貞治球団会長をはじめ、時の人の楽天・星野仙一監督、さらには西武時代の教え子のレッドソックス・松坂大輔、メジャー帰りの楽天・松井稼頭央ら500人もが出席したのだから、スケールが大きい。 そんな超豪華版の東尾氏の殿堂入りパーティーで思い起こされるのが、天国と地獄の差がある中日・落合博満監督の史上初の2年連続1票足らずの落選だ。あの世界の王、巨人・王も2度だけの三冠王を日本プロ野球史上初の3度達成しているのに、昨年、今年と、よりによってわずか1票足らずで落選しているのだ。 プロ・アマ球界の功労者を選んでたたえる制度の野球殿堂入り競技者表彰は、選手やコーチ、監督経験者で引退後5年を経た人を対象とし、経験15年以上の記者の投票によって選ばれる。 今年1月の具体例で言えば、有効投票数304で、当選に必要な票は75%の228以上。が、落合監督は227票で落選している。ちなみに東尾氏は254票を獲得している。「落合が2年連続して1票足らずに落選しているのは、名古屋の票が全く入らないからだ」と関係者は楽屋裏を漏らす。 マスコミを小ばかにしてろくな応対をしないオレ流に対する批判票が地元・名古屋で圧倒的なのはわかる気がする。が、今季は3年ぶりの日本一を逃したものの、4年ぶりのリーグ優勝。しかも、1シーズンを通じて担当記者にもコメントしている。 というのは訳ありだ。昨年オフに「新聞記者にしゃべらないのは、ウチの選手だってスポーツ新聞なんか読まないからだ」という暴言を吐き、親会社の中日新聞社・大島社長が激怒。白井オーナーを通じて落合監督に厳重注意。馬耳東風のオレ流落合監督もさすがに態度をひょう変。今年はキャンプから担当記者に毎日コメント。親会社の中日新聞社には『読む野球』というコラムまで書いている。 そんな落合監督のひょう変ぶりに対し、敵対する中日OBは、「大島社長に怒られたこともあるが、殿堂入りのためのマスコミ対策だろう。これ以上、赤恥はかけないだろう」と冷ややかな目を向けている。自己が持つ、「2年連続1票足らずの殿堂入り落選」という前代未聞のワースト記録更新を回避するためのマスコミ対策との見方は的を射ているかもしれない。 「2度あることは3度ある」という諺もある。3年連続で1票足らずの殿堂入り落選となれば、嫌われ者を自認する落合監督も立ち直れないダメージを受けるだろう。今月下旬に投票が締め切られる来年1月発表の殿堂入り投票。何が何でも「3度目の正直」で当選したいだろう。 07年にリーグ2位から球団史上53年ぶりという奇跡の日本一を達成して、毎年のプロ野球界で最も貢献のあった競技者に対して授与される正力松太郎賞を初受賞した際に、こう歓喜の弁を述べている。 「三冠王を3度も取っても1度ももらえなかった賞だから、縁がないと思っていた。それだけにうれしい」と。となると、正力賞と同じで3年連続して1票足らずで落選した後、再来年の1月に当選となるのか。いずれにしろ、注目される落合監督の来年1月の殿堂入り投票の結果だ。
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スポーツ 2010年12月08日 14時00分
「日本にいればギャンブルがやめられない」 “平成の借金王”安田忠夫が引退して海外脱出!
01年大みそかに、一躍ヒーローとなった男をご記憶だろうか? その名は元力士でプロレスラーの安田忠夫。 安田は孝乃富士のしこ名で小結まで昇進するも、28歳の若さで大相撲を廃業。プロレスに新天地を求め、93年に新日本プロレスに入門。日本人としては、類まれな190cmを越える長身で周囲の期待も大きかったが、生来のナマクラな性格が災いして伸び悩み中堅レスラー止まり。さらには、根っからのギャンブル好きが高じて、借金グセが直ることはなく、妻とは離婚し家庭も崩壊。新日本からも追われた。 その後、アントニオ猪木の勧めで総合格闘技にチャンレンジ。01年の大みそかに開催され、TBSで放映された「INOKI-BOM-BA-YE 2001」ではメーンイベントに抜てきされ、K-1の強豪であるジェロム・レ・バンナから勝利を挙げた。同年のファイナルを飾った安田は、時の人となり、古巣・新日本に出戻り。02年2月には新日本の至宝であるIWGPヘビー級王座を奪取。戴冠期間はわずか、1カ月半と短かったが、この時期が安田が最も輝いた時だった。 素行不良が原因で、05年1月に新日本から再度追われてからは、苦難の道を歩むこととなる。インディー団体や猪木が会長を務めるIGFなどでファイトするも精彩を欠いた。07年10月には自室で練炭自殺を図って救急車で搬送され、別の意味で話題となった(本人は自殺を否定)。 08年10月より、プロレス界の同僚であるケンドー・カシン(石澤常光)の実兄が岩手県八幡平市で営む養鶏・養豚場で働き始めるも、この7月にクビになったという。 日本にいるかぎり、ギャンブルの誘惑から逃げられず、借金グセも直らないと判断した安田は、この度、日本を脱出し、ブラジルに渡って相撲を教えることを決断。金がない安田は、引退興行を行なって、その収益金を渡航費に充てる腹づもりだ。 開催日時は来年2月4日、東京・後楽園ホール。大会タイトルは「日本とプロレスにおさらばします」。プロレスに未練はないという安田は、「最後の試合は必死でやりますので、2月4日の後楽園ホールに来てください。安田の最後のお願いです」とコメントを寄せた。 まさしくギャンブルで身を滅ぼした安田。地球の裏側での更正を祈るばかりだが、引退興行が赤字になったらどうするのであろうか? 興行も水モノ。つまり、ギャンブルなのである。(最強プロレスサイトBATTLENET ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2010年12月08日 12時30分
アスレチックス・岩隈消滅で楽天・星野監督大危機
楽天・岩隈久志とポスティング・システム(入札制度)で独占交渉権を得ていたアスレチックスとの交渉が、ついに期限切れになった。アスレチックスの応札額15億円も消滅、岩隈への来季年俸3億円を合わせ、総額18億円の大補強資金がなくなり、楽天・星野仙一監督は、大きなダメージを受け、絶体絶命の危機に直面する。 岩隈は来季楽天に残留して来オフに海外FA権を行使して、再度メジャーに挑戦する。「岩隈が残ってくれれば、それは大きいよ」。星野監督はエース残留に関し、大歓迎のコメントをしている。岩村明憲、松井稼頭央という日本人メジャーリーガーの三遊間コンビを獲得。「これからは投手陣の補強だ」と宣言していた星野監督だけに、エース・岩隈の残留はこれ以上ない戦力補強と同じだ。 が、実際には事はそう単純ではない。エース岩隈が残留したことで、今後の星野流大補強にはブレーキがかかってしまう。総額18億円という岩隈マネーが消えてしまえば、投手陣の補強は縮小せざるを得なくなる。抑えとして新外国人投手獲得くらいに限定されてくるだろう。しかも、岩隈が残ったことで、来季いきなり優勝を求めるファンの声は一気に高まる。 3年契約の就任2年目で阪神を18年ぶりに優勝させた、星野流チーム大改造は出来なくなる。1年目は開幕ダッシュしながら失速して最終的には4位。「やはり大幅な血の入れ替えが必要だ」と宣言して、チームの3分の2の選手を入れ替え、2年目に優勝したあの手法は使えない。 来季いきなりBクラスにでもなれば、銅メダルすら獲得できず、惨敗した北京五輪日本代表監督の悪夢再現になる。「監督として星野は完全に終わった」というらく印を、球界内部、世間からも押される。2年目に雪辱のチャンスなど与えられない。お得意の大補強でチーム大改造しようにも、岩隈マネーはないのだ。しかも、岩隈本人もいなくなる。八方ふさがりになる。 「1年、1年が勝負だ。来季勝たなければダメだ」と明言している星野監督だが、実は、2年目の来季に勝負をかけようとしている本音が見え隠れしていた。 来オフに中日監督時代の秘蔵っ子コンビ、カブス・福留孝介、ブレーブス・川上憲伸のダブル獲りの青写真を描いているからだ。1年目はとりあえずクライマックス・シリーズ出場権を確保するAクラス入り。星野監督就任前にエース岩隈のポスティングを決めた球団側、ファンも「エース岩隈がメジャーへ行ってしまったのだから、Aクラス入りなら御の字か」と執行猶予1年の期間をくれるだろう。 そして、2年目に岩隈マネーの残りを使ってさらに補強を進め、2年目にリーグ優勝する。猛虎再生プランの再現だ。しかし、岩隈の残留ですべてが白紙に戻ってしまう。言い訳無用で1年目の来季に結果を求められることになる。「星野が北京五輪日本代表監督になったこと自体が間違っている。中日で2度、阪神で1回リーグ優勝しただけじゃないか。日本一に1度もなったことのない監督に日本代表監督が出来るわけがないだろう」。北京五輪惨敗の時に、大バッシングしたアンチ星野監督の球界OBたちは、楽天での雪辱失敗に手ぐすねを引いて待っている。「野村遺産で優勝した阪神の夢よ再びは甘い。もう星野の時代ではない」と。
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スポーツ 2010年12月08日 09時00分
果てしなく続く「入道 vs 竹嶋」…地下の聖地CORE STADIUMに、また新たな伝説が加わった
11月15日に地下の聖地・東京歌舞伎町は『CORE STADIUM』で行われた地下プロレス『EXIT-58 CORE:R』は、目撃者にとって忘れ得ぬ一夜となった。 何しろ当日の闘いの前に、地下プロレス主催組織・WUW(World Underground Wrestling)より招集メールが届いたのは、入道、竹嶋健史、紅闘志也、Ishtaria(イシュタリア。地下プロレスオフィシャルダンスチーム)・Non嬢の4人のみ。ましてや紅は選手ではなく、審判としての指名である。まったくフランス地下組織は、何を企んでいるのか。憶測が憶測を呼び、「11・15に何が起こるのか」と、地下フリークの間でも『EXIT-58』はとりわけ大きな話題となっていた。 謎だらけのまま迎えた当日。やはり紅は審判としてリングイン。そして紅に呼ばれた入道と竹嶋のシングルマッチが始まる。 怒号を飛ばしながらビンタを張り合う両者…地下のリングに夢を見る“Underground Dreamers”同士の死闘は、入道が新兵器(10・24『EXIT-54』では、阿吽王者・日龍からもこの技で勝利!)・キャメルクラッチで勝利した。 そして闘いの終わったリングにNon嬢が現れ、可憐なダンスを披露する。 …と、ここまではよかった。 Non嬢が退き、ふたたび特別審判・紅闘志也がリングインする。そして紅にコールされたのは、またしても入道と竹嶋…。この一夜は、この二人のマラソンマッチで暮れるのか!? 全身から汗を光らせながら、前戦以上の気迫でぶつかる両者。9・26『EXIT-50』にて、兄貴分・富豪2夢路より「カンパイ・ボーイズ」の一員と認定された入道は、カンパイボーイの証=頭突きを思い切り竹嶋の脳天にぶち込む! 兄貴譲り(?)の石頭でKO、入道が2連勝した。 Non嬢2度目のダンスの後、またしても紅に呼ばれる入道と竹嶋。すでに両者は汗まみれ、青息吐息だ。肩で息する両者を、紅が思い切りはたき気合いを入れ、3連戦目のゴング。いつ果てるとも知れない二人の闘いは、竹嶋がテイクダウンからのグラウンドコブラで一矢報い、ここでようやく終結した。 過酷極まる3連戦を完走した両者の疲労困憊ぶりは激しく、試合終了後、ともになかなか起き上がれないほどであった。 この二人に3連戦を強いたのは、単なるフランス人の気まぐれなのか、それとも両者にさらなる成長を願う確固たる意志だったのか。 入道と竹嶋が、この闘いによって今後の地下のリングで大化けすることを願ってやまない。◆地下プロレス『EXIT-58 CORE:R』2010年11月15日(日)開始:18:00会場:東京・新宿歌舞伎町二丁目『CORE STADIUM』<第1試合>○“求道妖怪”入道(キャメルクラッチ)●“タックル将校”竹嶋健史<第2試合>○入道(KO)●竹嶋 ※頭突き<第3試合>○竹嶋(グラウンドコブラ)●入道地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年12月08日 08時00分
情報戦の勝利? 阪神が注目日本人選手を強奪へ
阪神の『情報分析力』の高さが改めて証明された。 メジャー挑戦を目指していた小林宏之投手(32=千葉ロッテ)の交渉も“破談の可能性”が出てきた。当初、小林は「どこでもいい!」と、球団(地域)も金額も問わないと言っていたが、慎重な姿勢も見せ始めた。 米国メディア陣の1人が、小林とメジャー各球団の交渉内容についてこう説明する。 「メジャーは小林サイドに50万ドルから100万ドル(約5000万円〜1億円)の年俸を提示したようです。情報源は言えませんが、小林は複数年契約と総額250万ドル強(3年)を希望しているそうです。五十嵐亮太(31=メッツ)の2010年の年俸が125万ドル。小林のキャリアを考えると少し安いかもしれませんね」 小林の2010年度の年俸は1億7000万円(推定)。3分の1以下になる可能性もあるわけだ。前出の米国メディアは、「契約年数を単年で妥協し、年俸を少し上げてくるだろう」と、今後の展開を予想していた。交渉は「長期化する」とも話していた。 また、岡島秀樹投手(34)がFAとなった。こちらはメジャー4年の実績からして、争奪戦に発展するだろう。 さて、前説が長くなってしまったが、選手総年俸費の削減を目指す阪神は、今オフの補強にはさほど積極的ではないと思われていた。しかし、実際は違った。 「楽天から藤井(彰人=34)をFA獲得したのは、緊急事態でした。正捕手の城島(健司)を故障で欠いたためです」(在阪球団関係者) だが、阪神の弱点は『投手陣』である。ローテーションの一角を任せられる先発タイプだけでなく、守護神・藤川球児投手(30)に繋ぐセットアッパーも「もう1人」欲しい…。なのに、これまで阪神フロントは「小林宏がメジャー交渉で失敗したら…」という言い方しかして来なかった。ペナントレース公式日程が終了したころからで、当時は小林宏のメジャー交渉が暗礁に乗り上げるなんて、誰も想像できなかった。 「小林宏の交渉難航を受け、ソフトバンクが慌てて身辺調査を始めました。阪神? とっくに終わっていますよ。小林宏がメジャー交渉で慎重になったのは、阪神が現状維持(ロッテ・2010年)の1億7000万円を出すのを知っていたからだと思います」(在京球団関係者) 阪神は、不況によって高額年俸を提示できないメジャーの台所事情まで調べ上げていたようだ。同様に、岡島の発言も想定範囲だったようだ。岡島はFAになるなり、「日米を問わず、オファーがあれば話を聞きたい」と発言。日本球界も騒然となったが、阪神は岡島発言が出たのとほぼ同時期に「交渉に行く」を表明した。 「日本のどの球団も、岡島は欲しいはず。でも、岡島の年俸は275万ドル(約2億5000万円)。球団の総選手年俸など年度予算に影響してくる金額なので、球団上層部に承諾を取らなければなりません」(前出・同) つまり、阪神は岡島の「日米問わず」の胸中をいち早くキャッチしていたのである。ここまで、阪神がトレードでも投手を積極的に補強しようとしなかったのは、岡島を最優先補強投手に挙げていたからかもしれない。 「去年、阪神が松井秀喜の獲得を検討した件が報じられました。半分はパフォーマンスだったと思いますが、日本人メジャーリーガーの代理人の誰か1人が『情報源』になっているなんて噂もあります」(前出・同) その真偽はともかく、小林宏、岡島の争奪戦が日本にも広がってくるとは、誰も予想できなかった。総選手年俸を削減する方向性は変わらないらしいが、情報収集力の凄さに他球団はかなり驚かされたようである。
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スポーツ 2010年12月07日 17時30分
黒田が減俸でもドジャース残留を選んだワケ
黒田博樹(35)がドジャースと再契約したのは、11月23日(現地時間)。1年1200万ドル(約10億円)、再契約金も支払われるとのことだが、『残留』は決して得策ではなかったようだ。 「広島ナイン同様、黒田にはマツダスタジアムを提供するつもり」 広島東洋カープの関係者がそう言う。オフに黒田が帰国した際、練習場所として、カープ選手同様、マツダスタジアムを無償提供するとし、その旨はすでに黒田側にも伝えてあるという。 2010年シーズン終了をもって、ドジャースとの3年契約が満了した。これを受け、古巣・広島は本気で黒田を奪還するつもりでいた。 「黒田とドジャースの独占交渉権を切れたのは、13日でした。広島は球団本部長以下数名が、13日の交渉一番手を目指しての渡米の準備を進めていました。それを伝え聞いた黒田が国際電話を掛けてきたんです」(前出・同) 球団本部長宛の電話で、黒田は「来年もメジャーでやりたい。やり残したことがある」と訴えた。「やり残したこと」とは、黒田が会見でも語っていた「ドジャースでワールドシリーズ制覇の夢」だが、それだけではない。 日本でも市販されているメジャーリーグ選手名鑑や米スポーツ専門TV局・ESPNが伝えている黒田の昨季までの年俸は1300万ドル。3年間の通算28勝30敗、防御率3.60。先発投手として安定した数字を残してきた。100万ドルとはいえ、『減給』での再契約である。 「ドジャースも経費節減に努めていますから、その影響でしょう。監督、コーチだけでなく、フロントも黒田を高く評価しています」(米特派員の1人) ドジャース以外のメジャー球団も黒田には興味を示していた。USAトゥデー紙が報じただけでも、ヤンキース、ロッキーズ、ダイヤモンドバックス、パドレスの名前があり、「巨人、阪神も調査も乗り出しており、ソフトバンクも本気で強奪を狙っていた」(球界関係者)そうだ。 「パドレスは1400万〜1500万ドルのオファーを黒田の代理人に伝えていたようですね。ドジャースも複数年契約を提示していましたが、黒田サイドが『1年』に縮めてほしいと申し出たんです。広島に帰還するつもりがあるからでしょう」(前出・米特派員) ドジャース残留の決め手となったのは、「所属チームに愛着を持つ」黒田の性格もあった。また、家族もロサンゼルスでの生活を気に入っており、「転居したくない」と強く訴えていたそうだ。 「黒田の再契約金ですが、ドジャース側の要望で2年に分割されることになりました。分割払いはメジャーでは珍しいことではないんです。ただ、減給に加えての『分割』ですからね。緊縮財政のドジャースは黒田に頭が上がらないはず。ビジネスに徹するとすれば、ドシャースよりも高い年俸を提示したヤンキースか、ダイヤモンドバックス、パドレスのいずれかと契約し、家族をロスに残す方法もあったのに」(前出・同) 黒田はこの3年間、ガンの研究や啓発を行う活動に多額な寄付も行ってきた。日本の関係者によれば、自身の両親をガンで失っており、06年オフの米挑戦を1年延期させたのは、実父の闘病生活を支えるためだった。黒田は来年も寄付活動も続けたいとし、ロス(=ドジャース)残留を選択したという。 何事もなければ、2012年シーズンは広島に帰還することになる。もっとも、ドジャースとの再契約は「100万ドル減」で済んだが、カープ帰還の際には「年俸が4分の1以下」になるかもしれない。兄貴分でもある野村謙二郎監督(44)が「帰って来い!」と強く言えなかったのはそのためか…。
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スポーツ 2010年12月07日 16時30分
「毎週火曜日はTruthの日」。新木場大会を前に二大対抗戦が実現したTruth#16!!
12月4日(土)に行われるガッツワールドvol.44を前に組まれた対抗戦。メインはガッツワールド正規軍vs.デビルワールド、セミでSTYLE-Evs.SECRET BASEがラインナップされた11月最後のTruth。特にメインで行われた6人タッグはGWCシングル選手権を前にして最後となるダイスケvs.ガッツ石島の直接対決。王者石島が精神的優位に立つか、挑戦者ダイスケが王手をかけるか。 セミのタッグマッチではSTYLE-Eの田村和宏&那須晃太郎がSECRET BASEの清水基嗣&小川内潤と対戦。前日のSECRET BASE#14で田村と清水はタッグを結成しガッツ石島&アミーゴ鈴木のデビルワールドと対戦、石島のラリアット誤爆から清水がアミーゴを丸め込んで勝利している。 「昨日の友は今日の敵」と言うべきだろうか、別コーナーに分かれて対戦した田村と清水。だがそれ以上に観客の注目を浴びたのは小川内と那須の張り手合戦であった。 那須が「脅威の新人」と呼ばれている理由の一つに、どんな相手にも物怖じしない「毛の生えた心臓」がある。この日も那須は小川内を相手にいきなり顔面への張り手を一閃! 序盤戦から一気に白熱した試合展開になる。 小川内に触発されたのか、清水も那須に対して厳しい攻撃を加える。コーナーで控えている田村の檄が飛ぶ。 つかまる展開の多かった那須だが、小川内へのドロップキックで逆襲。田村も続いてドロップキック。ダブルのクローズラインをダッキングでかわした田村は二人にドロップキック。「俺も負けちゃいられないぜ」と言う田村の言葉が聞こえてくるような気がした。 田村のスリングブレイド、ウルトラタイガードロップ。清水の後頭部へのミサイルキック、リバース・カーフブランディング。小川内のトラースキック。那須のバックドロップ、初公開となる鎌固め。それぞれの得意技がリング内で交錯。 流れがSECRET BASEに転じたのは清水が那須に決めたメスリカンドライブから。小川内のニードロップと清水のダブルフットスタンプが時間差で那須の体に刻み込まれる。必殺の鬼風車は防がれた小川内だったが、「それならこれでどうだ」とばかりに二度目の公開となる雷迎(らいごう)を那須に決めて3カウントを奪った。 滅多に出さない技を出すという事はそれだけ那須を認めたという事。実際小川内も那須を認め「次はシングルでやりたい」と言った程。若い那須は様々なレスラーに刺激を与えている事は事実。恐るべし「脅威の新人」である。 尚、試合後前日のSECRET BASEで小川内に宣戦布告したCHANGOが脱兎の如く乱入し襲い掛かった。「どこまでも追いかけてやる」のCHANGOの言葉に嘘は無かった。12月4日の新木場でも対戦する小川内とCHANGO、追われる立場となった小川内はどうCHANGOと対峙するのだろうか。 メインイベント、ダイスケ&山本SAN&吉野達彦vs.ガッツ石島&梁和平&円華はガッツワールド正規軍vs.デビルワールドの頂上対決となった。デビルワールドのセコンドには前の試合で乱入したCHANGOの姿が。一時はガッツワールド社長にまでなったCHANGO、Truthのリングは居心地が良いのだろうか。 まずは奇襲攻撃を仕掛けたデビルワールド。石島対吉野、梁対山本、円華対ダイスケという図式でそれぞれ場外戦から始まった。勢いはデビルワールドにあった。円華という大きな戦力を得たデビルワールドはセコンドのCHANGOも上手く使って徐々に正規軍を攻め込んでいく。 ローンバトルを強いられてしまう吉野、デビルワールドは連携で吉野を攻め込んでいく。コーナーに振られた吉野だがその反動を利用した正面飛びドロップキックで反撃の狼煙を上げる。 タッチを受けた山本、デビルワールドを相手に大立ち回りを演じる。石島と円華のツープラトンを自爆させ、円華に対しては得意のフライング・ニールキックを炸裂させる。上背のある円華には効果的な攻撃であった。 ダイスケと石島が本格的にリング上で相対したのは中盤過ぎ。ダイスケがローリング・エルボー、串刺し式ジャンピング・エルボーパッド、フィッシャーマンズ・スープレックスで先制する。コーナーに駆け上がったダイスケに対し、石島はその側頭部にハイキック、デッドリードライブで投げ捨ててラリアット一閃。しかし直後に放とうとしたブレーンバスターを返され、逆にネックブリーカーでダメージを負ってしまう石島。 滅多に決まらない山本の必殺「山本SANドライバー」からスライディングDを狙ったダイスケだが、円華のカットに阻まれる。三人がかりでダイスケを痛めつけて石島のデーモンボム。これもカットに入られる。 円華のランヒェイをロックボトムで切り返し、石島のラリアットをかわしてバックに回るダイスケ。逆にバックを取り返し、梁のカンフーキックを決めようとするが同士討ちとなってしまう。チャンスと見るやダイスケは変形ネックブリーカーから必殺のスライディングDを石島に叩き込み、前哨戦で王手をかけるフォール勝ちをスコアした。 フィニッシュ前の誤爆がまたもやデビルワールドに暗雲をもたらしてしまう。石島が梁を場外に放り投げてしまう。ビッグマッチを前に鉄壁のチームワークを誇るデビルワールドの亀裂が金曜日の嵐を呼んだのであろうか。 逆に勢いづくガッツワールド正規軍。このままの勢いでダイスケのグランドスラム(シングル・タッグ・6人タッグ)が達成されるのだろうか。記念すべき6周年を迎えるガッツワールドに一陣の光明を見た。 第1試合ではgosakuがガッツワールド所属となって以来初のシングルマッチ。対戦相手となった666の山田太郎相手にパワーのみならずテクニックを惜しげもなく披露。体格の差をスピードでカバーした山田を評価したのだろうか、滅多に見られないオースイ・スープレックスで3カウントを奪ったgosaku。実はgosakuも昭和時代を生き抜いてきたレスラーの一人。 gosakuを加えたガッツワールド正規軍の団結力は、この時点でデビルワールドを上回っていると言っても良いだろう。「ハッピーエンドばかりがプロレスじゃないんだよ!」初代GWC王者になった石島の言葉を忘れてはいない正規軍。12月4日、運命の日は刻一刻と迫っている…。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『Truth#16』2010年11月30日(火)会場:埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』(観客58人)<メインイベント 6人タッグマッチ 30分1本勝負>○ダイスケ&山本SAN&吉野達彦(12分55秒 片エビ固め)●ガッツ石島&梁和平&円華 ※スライディングD<セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負>清水基嗣&○小川内潤【SECRET BASE】(12分04秒 片エビ固め)田村和宏&●那須晃太郎【STYLE-E】 ※雷迎<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○gosaku(7分26秒 オースイ・スープレックス)●山田太郎【666】◆Truth12月の開催予定◎Truth#17 2010年12月7日(火)◎Truth#18 2010年12月14日(火)◎Truth#19 2010年12月21日(火)◎Truth#20 2010年12月28日(火)いずれも埼玉・蕨イサミレッスル武闘館にて19:00開場、19:30試合開始。入場料金は前売り2000円、当日2500円。4大会を通して観戦可能な月間パスポートも発売。自由席6000円、指定席7000円(自分で好きな座席を指定できる)。お問い合わせはガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com まで。
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スポーツ 2010年12月07日 08時00分
早くも来オフのカブス・福留争奪戦勃発
来季で4年契約が切れるカブスの福留孝介(33)を巡り、早くも楽天vs古巣・中日で争奪戦が起ころうとしている。1日に岐阜で行われた福留のチャリティーゴルフコンペで、思わぬところからストーブリーグの煙が立った。 中日時代から福留が傾倒している楽天・山崎武がコンペの表彰式でドッキリ発言。「(楽天の)星野監督から来年ダメならクビだけど、(来オフに)孝介を連れてきたらクビにしないと言われているんです。孝介にかかっています」。座を盛り上げる単なる冗談話かと思ったらそうではない。山崎は後でこう語っているからだ。 「星野監督はまんざらでもなさそうだけど、オレは10年くらいやってほしい。アメリカで(選手生命を)全うして欲しい」と。来オフの星野監督の福留獲りが本気であることを認めている。 福留自身は、古巣・中日に対する愛着を口にしている。自主トレもナゴヤ球場で行うとし、こう明言する。 「その時(来シーズン終了後にカブスとの契約切れ)になってみないとわからないが、帰ってきて欲しいと思われる選手でいたい。中日への愛着? ありますよ」 実際にシーズン中もネットで中日の最新情報をチェックしているという。「社会人(日本生命)の後輩の大島も楽しみだよ」と、ルーキーとして活躍した後輩・大島の働きもしっかりと知っている。 が、来オフに中日に復帰するかどうかは、メジャーでの成績はもちろんだが、中日の監督人事も関わってくるだろう。福留のメジャー行きに冷淡な態度を取った落合監督との関係は決して良好ではないからだ。今季4年ぶりのリーグ優勝を達成した落合監督は来季まで契約が残っている。球団史上初の連覇を達成したりすれば、さらに契約延長は間違いないだろう。 逆に惨敗を喫したら、落合監督の立場は微妙になってくるだろう。11月末の中日OB会でも大半が敵対関係にあるOBたちに対し、挑発発言をしている。 「どうかあの監督じゃダメなんだ。何回やってもダメなんだと言ってください。それが私のエネルギーになりますから」と。来季惨敗すれば、OBたちから落合降ろしの火の手が上がる。 「短命と言われていた落合政権が今も続いているのは、白井オーナーが全面擁護しているからだが、80歳過ぎた白井オーナーもいつまでもオーナー職にしがみついていられないだろう」と、OBたちは手ぐすねを引いて待ちかまえている。 しかも当初は後任難だったが、今は中日ファンも監督就任を熱望する生え抜きの切り札、ミスター・ドラゴンズの立浪和義氏がいる。ファン、OBたちが待望する立浪新監督が誕生すれば、福留の中日復帰の機運は一気に高まるだろう。立浪氏は福留にとっても、PL学園の先輩であり、立浪新監督、福留復帰となれば、中日ファンは熱狂する。今季優勝しても観客動員が減っている中日球団、さらに親会社の中日新聞にとっても最高のPLコンビ誕生になる。 その立浪氏、福留にとって恩師に当たる元中日監督の楽天・星野監督も黙っていない。星野楽天vs立浪中日の福留争奪戦となれば、盛り上がりは最高潮に達するだろう。
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