スポーツ
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スポーツ 2010年12月18日 17時30分
早くも緑のゴジラ効果発揮の松井に世界の王がエール
アスレチックスに早々と松井獲得の経済効果が表れている。地元紙のサンフランシスコ・クロニクル電子版によると、松井秀喜の入団で来季のシーズンシートが爆発的に売れているという。 今週だけで今季のシーズンチケット(年間567ドル〜年間1万4175ドル=約4万7630円〜約119万700円)保持者のうち500人が来季の保持の更新を申請。入団会見後の15日に販売開始された金曜チケットプランの入場券(50ドル=約4200円)が1日で600組(トータル入場券2400枚)が売れている。昨年の同プランの初日の売り上げは200組だから、昨年の3倍だという。 ばら売り入場券は来年1月29日から販売開始でさらに松井効果が期待される。爆発的な松井人気に球団側は本拠地で迎えるイチローのいるマリナーズとの開幕戦を「ジャパニーズデー」にすることを検討している。 1年間だけの赤いゴジラも本拠地球場に日本企業の広告をもたらすなどエンゼルスに経済効果をもたらしたが、緑のゴジラの威光も変わらない。アスレチックスは万々歳だ。今季観客動員メジャー30球団中29位という不名誉な記録を持っている球団にとっては、まさに救世主だろう。 しかも、エンゼルスは松井に年俸5億4000万円払ったのに、アスレチックスの方は3億5700万円プラス出来高約840万円という格安年俸だ。それでいて、緑のゴジラ効果で来季のシーズンチケットがバカ売れなのだから、濡れ手に粟のビーン・ゼネラルマネージャーの『マネーボール』商法といえる。 早くも経済効果で存在感を見せつけた松井本人としても悪い気はしないだろうが、グラウンドで結果を出さなければ来オフも去就問題が繰り返される。そんな瀬戸際の松井に対し、世界の王ことソフトバンク・王貞治球団会長がエールを送る。「松井がメジャーへ行かなければ、間違いなくオレのシーズン本塁打日本記録、55本は破られていただろうね」と、世界の王の後継者として認めていただけではない。メジャー挑戦した日本のホームランキングのプレッシャーを誰よりも熟知していた。 「イチローは内野安打でもいいから楽だけど、松井の場合はどうしてもホームランを期待される。が、日本人のパワーだと、メジャーで40本を打つのは無理だよ。30本以上打てば、御の字だ」 超一流のホームラン打者同士でなければわからないプレッシャーをこう語り、暖かくも守ってきている。 それだけに他人事ではない。今度の移籍劇にも「成績を残していたけど、メジャーは厳しいね」と、同情しながらも改めて激励する。 「1年契約という意味では集中してやれる。西海岸は日本の人も多い。いいところだと思うよ」と。「プロ野球選手は1年、1年が勝負。長期契約はどうしても気がゆるんだりする弊害がある」という持論の王球団会長は、1年契約だからこそ真価が発揮できると期待する。ヤンキース、エンゼルス、アスレチックスと球団が変わっても、巨人時代の背番号『55』をつけ続ける松井。もちろん世界の王のシーズン日本記録55本を目標にした背番号だ。その王氏からの激励を背に、緑のゴジラは逆境からの完全復活に挑む。
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スポーツ 2010年12月18日 17時00分
プロレス観戦中のケガは自己責任か? 全日本プロレス・武藤敬司らが女性から提訴され、予期せぬ場外乱闘へ発展!
全日本プロレス社長兼プロレスラーの武藤敬司と、もう1人のプロレスラーが、観客から訴訟を起こされ、思わぬ場外乱闘に発展した。 損害賠償請求をした福岡県在住の30歳代の女性会社員は、全日本の06年9月27日、福岡・北九州市立小倉北体育館大会を観戦。武藤&バンピーロ&中嶋勝彦対TARU&近藤修司&“broter”YASSHI戦にて、武藤らの場外乱闘が2階にまで発展。そのうちの1人のプロレスラーが1階に転落、直撃された女性は左足を骨折した。 治療費のほとんどは全日本側が負担したが、女性によれば、足首が曲がりにくくなるなどの後遺症が残り、かがんだり、長時間歩いたりするのが困難になったという。女性は約4400万円の損害賠償を求め、福岡地裁に提訴。12月16日に、第1回口頭弁論が開かれ、全日本側は請求棄却を求める答弁書を提出した。 通常、プロレス各団体は観戦中のケガに関し、応急処置は行なうが、責任は負いかねるとの立場を貫いている。場外乱闘になった場合、リングアナウンサーは観客に注意喚起を促すのが慣例。ただ、このケースはプロレスラーが2階から転落するという特殊な例で、プロレス観戦に不慣れな観客であれば、想定しがたいもの。全日本側も誠意を見せ、ほぼ全額の治療費を支払っており、最善は尽くしている。女性が主張する「観客がケガをしないようにする安全配慮義務を怠った」との点について、全日本側は「安全配慮義務は尽くした」としている。 他のスポーツでも基本的にはプロレスと同じスタンスで、観戦中のケガは自己責任との考え。プロ野球観戦時にファウルボールが当たってケガを負った観客が、主催球団を提訴した事例もあるが、この裁判は判断が極めてむずかしいものになりそうだ。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月18日 14時30分
巨人に「菅野指名」を表明させた深い絆とは…
「このあと、記者会見があるらしい」−−。12月14日、巨人・清武英利球団代表が来秋のドラフト会議で「菅野智之投手(21=東海大学)の1位指名する」と表明した。 最速157キロ、球威では今年の1位指名投手・沢村拓一、大石達也(=西武)と比べても、引けを取らないとされる菅野が原辰徳監督(52)の甥っ子なのは、説明するまでもないだろう。清武代表は「結果的に」と、あくまでも『実力』を評価しての1位表明だと強調していたが、今年度のドラフト会議が終わってから、まだ2カ月も経っていない(会見時点)。この時期に、来季の指名を明かしたのは、他球団への牽制だろう。 「メジャースカウトが菅野クンを視察に来ているのは本当ですよ。本当にいいピッチャーだと思います。変化球も多彩で、精神面でも強い選手です。さすがは、原監督の甥、(原)貢さんのお孫さん…」(在阪球団スカウト) 清武代表もメジャースカウトの動向は気に掛けていた。 しかし、この会見で牽制したかったライバルは「国内チーム」だった。 「一般論として、親族の指名は見送る慣例も球界にはあるんです。例外ももちろんありますが」(前出・同) 「原監督の甥」よりも、「原貢氏(東海大学系列校総監督)の孫」であることが“問題”だという。原貢氏と『深い関係』にある者が、広島東洋カープにもいたのだ。貢氏が三池工業高校の野球部監督だった時代の教え子、苑田聡彦スカウト部長である。 「教え子が頭を下げに来たら、『ウン』と言わざるを得ません。高校野球の監督というのは、教え子に対し、特別な感情を抱くものです」(球界関係者) ドラフト1位指名は入札抽選制であり、巨人の思惑通りになるとは限らない。広島に菅野指名を辞退させるためか…。 野村謙二郎監督を迎えてからの広島は変わった。補強にも積極的になった。実現しなかったが、今オフは内川聖一(28)の獲得交渉に乗り出し、ドジャースとの契約が満了した黒田博樹(35)の“奪回”も本気で狙っていた。ドラフト戦略に関してもそうである。 「従来の広島なら、1位指名選手の競合を嫌い、単独指名可能な選手(社会人・大学)か、将来性を重視し、高校生を一本釣りする傾向も強く見られました。競合覚悟で大石(達也=西武)入札に参加したのは驚きました」(在京球団職員) こうした野村カープの動きに警戒を強め、巨人は『前年12月』に菅野指名を表明したというわけだ。 会見が行われた日の様子だが、報道陣はスカウト会議が行われることは知っていた。球団事務所に集まっていたのは、選手の契約更改を取材するためだった。一般論として、この時期に行われるスカウト会議は、重点追跡する選手を確認する程度である。大多数のメディアはそうタカを括っていたら、「このあと、会見を−−」と知らされたのだという。 「オジサン(原監督)との関係を考えれば、菅野の意中球団は巨人だと思います。でも、プロ志望が強いとも聞いていますので、指名された球団に入ると思いますよ」(前出・在阪球団スカウト) 先駆けて1位指名選手を表明するリスクは「ない」とは言い切れない。09年秋のドラフト会議では長野久義外野手の1位指名を表明し、その代償で、菊池雄星の入札に参加できなかった。2011年のドラフト会議まで、あと10カ月間強。新星のように、他の有望選手が出現するかもしれない。 「今回の巨人サンの指名表明は賛成しかねます。私見ですが、他球団が本当に菅野クンを欲しいと思って強行指名すれば、『叔父と甥の関係を壊した』と解釈するファンも出てくるでしょう。また、他選手を指名したいと思っている球団はどうなるのか…。『巨人に加勢するのか!?』と、ファンに勘繰られる恐れだってあるわけです。当の菅野クンだって、4年生最後のシーズンで、何かと窮屈な思いをさせられるかもしれません。巨人入りのイメージが先行するのは良いことではありませんよ」(前出・同) いずれにせよ、早すぎる1位指名表明は得策ではないようだ。
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スポーツ 2010年12月18日 12時30分
かつての隆盛はいずこへ… 正念場迎えたK-1
かつては格闘技界の中枢を担ったK-1が剣ヶ峰に立たされている。 現在、K-1を運営するFEG(ファイティング&エンターテインメント・グループ)が、プロデュースするイベントはヘビー級のK-1ワールドGPシリーズ、中量級のK-1 MAXシリーズ、総合格闘技のDREAMの3つ。 なかでも、K-1ブランドの衰退はFEGの経営に大きな影を差している。格闘技自体の人気下落もあるうえ、日本人スター選手の不在、新たなスターが生まれないなどの背景もあり、ワールドGPシリーズの注目度は急落。同シリーズは年間を通して、ヘビー級のチャンピオンを決める大会だが、興行数は激減し、放映するフジテレビからの協力も得がたくなっている。 一方、どん底に落ちた感があるのがMAXシリーズ。魔裟斗という絶対的なスターが引退し、苦境に立たされた。11・8両国で開催されたワールドMAX決勝戦の視聴率(TBS)は、K-1史上最低の7.6%。瞬間最高視聴率をマークした試合は、MAXとは関係がない元柔道北京五輪金メダリストの石井慧と柴田勝頼の対戦だったとあって、しゃれにもならないものだったのだ。 そもそも、K-1はヘビー級の大型選手同士の闘いが新鮮であったことで人気が出た競技。不人気だった中量級のキックボクシングに注目をさせたのは、魔裟斗ひとりの功績といってもいいのである。その魔裟斗なき後、元々人気がない中軽量級のキックボクシングを普通に見せたところで、世の注目は集められないだろう。 経営難のFEGは、今年7月に中国の投資銀行PUJIと業務提携を結び、現状打破を模索。年明けには新体制を発表するという。大みそかに開催される「Dynamite!!」の成否もさることながら、存続に向け、2011年は正念場を迎える。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月17日 12時30分
新日本プロレス1・4東京ドーム大会に黄信号点灯! 平凡なカード編成にファンから不満の声も…
新日本プロレス年始恒例のビッグイベント、1月4日・東京ドーム大会の全対戦カードが発表された。 かつては、年に3回ほどの東京ドーム大会を開催してきた新日本だが、今や年に1回となり、まさに団体の総力を結集した興行となっている。 今大会は小島聡(王者=フリー)対棚橋弘至(挑戦者)のIWGPヘビー級選手権戦をメーンイベントに、ボーナスマッチ2試合を含む全13試合が組まれる豪華版となったが、そのカード編成にプロレスファンから不満の声が飛んでいるというのだ。 このファンの冷ややかな反応について、興行関係者のA氏は「両国国技館クラスのカードですね。東京ドームクラスの大きな会場になれば、それなりのサプライズ的なもの、刺激的なものがないと入りません。新日本のファンだけではとても東京ドームは埋まりません。浮動客を動員するだけの魅力あるカードがあまりないですね。プロレスファンは、『東京ドームならでは』のカード実現を期待していたのでしょう」と分析する。 確かにメーンの小島対棚橋を始め、セミファイナルに組まれた真壁刀義対田中将斗(ZERO1)、中邑真輔対潮崎豪(プロレスリング・ノア)、永田裕志対鈴木みのる(パンクラス・ミッション)といった新日本勢と外敵のシングルマッチが多数並び、好カード揃いであるのは事実。しかしながら、いずれのカードも初対決ではなく、何度も組まれてきた新鮮味のない対戦。これに食いつくほど、今のファンは甘くはないのだろう。 近年の1・4東京ドームを見ると、昨年はノアとの対抗戦が勃発し、三沢光晴(故人)や秋山準らが参戦。全日本プロレス・武藤敬司も出場した。今年はノアとの対抗戦も継続し、丸藤正道のIWGPジュニア王座への初挑戦、中邑対高山善廣(高山堂)のIWGP戦、テリー・ファンクとアブドーラ・ザ・ブッチャーのまさかのリバイバル対決など、サプライズがあった。しかし、今年はサプライズ的なカードはなく、元WWEのロブ・ヴァン・ダム、ジェフ・ハーディーの参戦が目に付くぐらいだが、それとて大きな動員にはつながらないだろう。 大きな目玉がないなかで開催される今回の1・4東京ドーム大会。果たして、プロレスファンの審判はどう下されるのだろうか?●新日本プロレス 1月4日(火)東京ドーム(17時開始)「レッスルキングダム in 東京ドーム」http://www.njpw.co.jp/
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スポーツ 2010年12月17日 08時30分
住居侵入・窃盗未遂容疑の未成年力士におとがめなし裁定! 相撲協会が下した大甘処分の背景とは?
12月15日、日本相撲協会はさる5日に福岡県福津市内の飲食店に侵入し、金銭を盗もうとした容疑で同県宗像署に逮捕された未成年の序ノ口力士(17)から、10日付で出されていた引退届けを受理したことを明らかにした。これにより、処分は科されないことが確定した。 この決定について、協会広報部長の二所ノ関親方(元関脇・金剛)は、力士が未成年である点、被害者から情状酌量を求める意見があった点を挙げた。管理する立場の所属部屋の師匠、部屋付きの親方への処分は、24日の理事会で当該親方の話しを聞いたうえで決められる。 犯罪行為を行なっても、相撲界的にはおとがめなしとの裁定には、一般社会との大きな隔たりを感じざるを得ない。一般社会では未成年であろうと、犯罪を起こしたら即刻、懲戒免職で間違いないだろう。懲戒解雇になろうものなら、退職金が支払われないどころか、失業保険の給付にも制限が設けられ、かなりの社会的制裁を受ける。相撲界では“未成年”であれば、犯罪起こしても自主的引退とは…。その背景に何があったのだろうか? ベテランのスポーツジャーナリストのA氏は、「未成年かどうかというより、世間やマスコミがさして騒がなかったからでしょう。世間のバッシングが大きければ、未成年であっても間違いなく解雇処分にしているでしょう。甘い処分をしていると、悪い前例をつくることになりますので、いいことではないですね。仮定の話しですが、処分されていませんから、この少年が将来何らかの形で相撲界に戻ることもルール上は可能です」とコメント。 ちなみに幕下以下の力士には世間でいう退職金に当たる養老金はない。解雇は永久追放に相当し、何らかの形で相撲界にかかわることも許されない重い処分だ。 相撲協会から、よもやの温情裁定が下ったこの少年力士。協会の温情を肝に銘じて、無事更正してほしいものだ。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年12月16日 18時30分
意味深つぶやきでダルビッシュのメジャー行き騒動再燃
日本ハム・ダルビッシュ有(24)が自身の簡易投稿サイト・ツイッターで「ちょっと状況が変わった。てかかなり。どうなるのか」と意味深長なつぶやきをして、ひと騒動を起こしている。来オフに先送りしたはずのポスティングシステム(入札制度)でのメジャー入り決意とも受け取れる発言だからだ。が、波紋が広がると「トレーニングのこと」と火消しに回ったが、さて本当の所はどうなっているのか? ダルビッシュは10月19日のブログでこう来季残留宣言していた。「来年のこと。」と題して、「メジャーどうこう言われています。ブログやTwitterにもたくさんのコメント頂きましたが、皆さんの予想が合ってるかどうかわかりませんが。来年は北海道日本ハムファイターズのユニホームを着ていますよ」と。 その後に、紗栄子夫人との離婚問題が発覚して、現在離婚協議中といわれている。「今オフのポスティングを来オフに先送りしたのは、離婚問題を片づけてからメジャー入りするからか。身辺整理する時間か」と、メジャー挑戦先送りを誰もが納得した。しかも、テレビのワイドショーなどで大騒ぎされるはずの離婚問題も、海老蔵事件の勃発のおかげで、追いかけ回されることなく、現在に至っている。 「ちょっと状況がかわった。てかかなり。どうなるのか」というダルビッシュの意味深なつぶやきが、「トレーニングのこと」という修正発言通り素直には受け取れない状況なのも確かだ。最初のつぶやきが実は、離婚問題の解決を指すのならば、3月1日まで申請できるポスティングシステムでのメジャー入りの可能性は十分にある。 もう一つ考えられるのは、ゴールデンルーキー斎藤佑樹の入団だ。新庄剛志以来という札幌ドームでの入団発表にウイークデーの昼間にもかかわらず、8000人も集めるなど連日、マスコミに大々的に露出。早くも日本ハムの新しい顔になっている。ダルビッシュとすれば、後継者ができたからという意味で状況の激変をつぶやいたとの解釈もできる。 いずれにしろ、今オフのメジャー入りを決断したのならば、日本球界に止まらず、大リーグにも波紋は広がっていく。ヤンキース、レッドソックスをはじめ、メッツ、レンジャーズ、マリナーズ、ドジャースなど数多くの球団が入札、ダルビッシュ大争奪戦が展開されることになるだろう。 また、契約更改交渉を前にした駆け引き説もある。離婚協議中の最大の問題は慰謝料といわれているから、3億5000万円といわれる年俸も少しでもアップさせたいのが、ダルビッシュの本音だろう。そこで、意味深なつぶやきをしたが、波紋が広がりすぎたために、あわてて否定発言とも受け取れる。 もっかのところ真相は藪の中だが、海老蔵事件の陰に隠れて静かなオフを送っていたのに、自らマッチポンプして騒動を再燃させてしまったダルビッシュ。さて、どういう結果になるのか。日米球界、ファンも固唾を呑んで今後のダルビッシュの言動を見守るしかない。
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スポーツ 2010年12月16日 16時30分
地下プロレス2010年最後の格闘晩餐会『EXIT-57』@ZEST Setagaya、迫る!
「新・地下絶対王者」紅闘志也の初戴冠に沸いた、2010年の地下プロレス。血で血を洗う地下のリングの、今年最後の闘い『EXIT-57 ZEST』が12月21日、新戦場「ZEST Setagaya」で行われる。 フランスに本拠を置く地下プロレス主催組織WUW(World Underground Wrestling)から地下戦士たちへ、続々と参戦指令メールが届いているが、特に注目すべきは、二人の女子選手の名である。 一人は、9・12『EXIT-46』にて女子初の地下マット参戦を果たした“格闘浪漫乙女”華名。記念すべき初参戦で“超竜”高岩竜一とのシングルマッチという、この上なく過酷な試練を与えられた華名は、健闘及ばず高岩のデスバレー・ボムに撃沈! しかしながら試合後、彼女が黒い虎のマスクを被った男から「地下日本女子王座決定戦認定書」とも囁かれる謎の書類を手渡されたのは先のリポートの通り。 そして12・21血戦では、もう一人の女子選手の参戦がアナウンスされている。その名も「おんな人間狂気・AI」。 現在のところ彼女にまつわる詳細はいっさい不明なのだが、噂によると彼女は、“地下戦士養成基地”CORE STADIUMにおいて、紅闘志也より“人間狂気”を伝承されたともいわれる。 女子選手の二人に参戦メールが送られたということは、やはり当日に「地下日本女子王座決定戦」が挙行されるのか。そして、鋼の肉体に地下王者仕込みの“人間狂気”をインプットされた、すべてが謎の女AIは、はたしてどんなファイトを見せることになるのか…誰か教えてくれよ! そして当日は、紅の保持する地下世界選手権、地下日本阿吽選手権、キャプチャーインターナショナル選手権と、年末掉尾の格闘晩餐会にふさわしく、タイトルマッチの目白押しになる模様。すべての闘いから目が離せない!◆地下プロレス『EXIT-57 ZEST』2010年12月21日(火)開場:18:30/開始:19:00会場:東京『ZEST Setagaya』ADVANCE:5000yen/DAY 5500yen INCLUDE ONE DRINK AND APPETIZER MIST【IVANOV ROGOVSKI Jr.指名選手】第26代WUW世界地下王者 人間狂気 TOSHIYA SHOGUN KURENAI 第2代地下日本阿吽王者 阿 格闘僧侶 NICHIRYU 第2代地下日本阿吽王者 吽 銀座の鉄人 TSUBAKICHI SANSHU 第8代キャプチャーインターナショナル王者 地下の悪童 JOETA 革命王子 KEITA YANO 頭突き世界一 FUGOFUGO BUMPMAN YUMEJI 暗黒サラブレッド JAGUAR ROGOVSKI おんな人間狂気 AI 超竜 TATSUHITO TAKAIWA 地下横綱 KIKUJIRO UMEZAWA 格闘浪漫乙女 KANA 【IVANOV ROGOVSKI Jr. 指名候補】兇悪獣 NIGHT KING JULIE ブラジル大車輪 PEDRO TAKAISHI タックル将校 KENJI TAKESHIMA 魂のストライカー MAD KOUICHI メトロ街の貴公子 SEIKEN 求道妖怪 NYUDO カナディアンタイガー BLACK TOM CAT 【IVANOV ROGOVSKI Jr. 指名審判】足技の魔術師 KAZUHIKO OGASAWARA 歌舞伎町の不死鳥 RIKIYA 【IVANOV ROGOVSKI Jr. 指名演舞人】 地下プロレスEXIT Official Dance Team Ishtaria RIE&NON 予測不能ラッパー PRIMAL ZEST CANTINA 世田谷 〒154-0001 東京都世田谷区池尻3-29-4 東急田園都市線池尻大橋駅 徒歩15分 東急田園都市線三軒茶屋駅 徒歩15分 お問い合わせ/http://r.gnavi.co.jp/g279200/ 地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/華名、日本地下マットに女子初見参! そして…!? 9・12地下プロレス『EXIT-46 ANNIVERSAIRE』(1)http://npn.co.jp/article/detail/18410126/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年12月16日 13時00分
巨人来年のドラフト1位・菅野(東海大)スピード決定宣言の裏に斎藤狂騒曲
巨人が来年のドラフト1位に原辰徳監督のおいの東海大・菅野智之(21)決定を公表した。「メジャーの動きに対する意味もある」とフロント首脳は、メジャー流出への阻止策を口にする。が、実際はマスコミ独占状態の日本ハム・斎藤佑樹狂騒曲への対抗だろう。 「巨人は何があったんだ。リーグ4連覇に失敗して、ナベツネさんがあれだけ大補強を口にしていたのに、全く音無だし、系列の報知以外はどのスポーツ紙にも巨人の話題はゼロに近い」。球界関係者はこう首をひねっている。渡辺恒雄球団会長の大補強宣言が空手形になっているのには、二つの理由がささやかれている。 一つは、「ナベツネさんが命をかけている読売の新社屋建設がスタートしている。読売は大手町から銀座の借り社屋に引っ越している。この新社屋建設にはとんでもないお金がかかるから、巨人の大補強どころではないだろう」という理由だ。 もう一つは、政界が騒がしくなると、「野球どころではない」と公言する渡辺球団会長の“政界の黒幕病”再発だ。実際に、一度失敗している民主党と自民党の大連立を実現しようと、読売グループ本社会長として、自民党・谷垣総裁とトップ会談して、大連立を一蹴されている。 渡辺球団会長が巨人どころでなくなると、スター不在だけに、インパクトのない巨人の話題はさっぱりで、マスコミに露出しなくなってしまう。スポーツ紙、テレビのスポーツニュースを見ても、日本ハム・斎藤佑樹が主役になっている。巨人のドラフト・1位の沢村拓一に関して、原監督が「開幕投手の可能性もある」とリップサービスしても扱いは小さい。 そんな窮状だけに、フロント首脳が来季のドラフトの目玉と言われる東海大・菅野のドラフト1位決定公表で、マスコミの目を引きつけようとしたのだろう。が、スポーツ紙の1面は報知だけで4紙は斎藤佑樹が独占している。二軍の施設を電撃視察、紅白歌合戦のゲスト出演を断り野球一本やりetc。菅野スピード1位指名で仕掛けたつもりが、斎藤に返り討ちにあっている。 それはそうだろう。1年前のドラフト1位指名宣言は、斎藤に対し、ロッテ、ヤクルトがやったばかりで新鮮みがない。何よりも新しさを最優先させるマスコミからすれば、食指は動かない。さらに、巨人のもう一つの下心が丸見えだけに、なおさらだ。 今年のセ・リーグ新人王になった長野久義。ドラフト1位で入団した沢村。2年連続して一本釣りをしてきた巨人が、三匹目のドジョウを狙っているのは見え見えだろう。原監督のおいという最大の利点を使って他球団に手を引かせよう、という巨人の見え透いた戦術に乗せられるようなマスコミはファンからあきれられるだけだろう。 しかも、沢村の際に「巨人以外には行かない。その場合はメジャーへ行く」という手を使ったばかりなのに、またもやメジャーを口にする二番煎じでは芸がない。不発に終わった巨人フロントの東海大・菅野のスピード・ドラフト1位指名劇。それも当然だろう。
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スポーツ 2010年12月16日 08時30分
岡田監督を嫉妬させる(?)星野楽天の大型補強
岡田彰布監督・オリックス監督(53)は来季、星野楽天のせいで、『受難の年』になるかもしれない。 「阪神時代、岡田監督は星野監督の下でコーチを務めました。阪神指揮官に就任した後も、星野氏はシニアディレクターとしてチームに残り、それなりの発言力も持っていました。2人はお互いに一目置いていますが、信頼関係を築いていたかと聞かれれば、疑問です」(在阪メディア陣の1人) 両チームの対決は『遺恨試合』に発展するかもしれない。 ここに至るまでの経緯を改めて整理してみたい。 星野仙一氏(63)の楽天監督就任の記者会見が開かれたのは、10月27日。チーム再建に懸ける熱い思いも語られたが、リップサービスが過ぎたのか、岡田監督をカチンとさせる発言もあった。国内FA権を持つオリックス・後藤光尊内野手(32)に興味を示したのだ。後藤は残留を選択したが、当時、岡田監督は「タンパリングではないか!?」と星野監督に“応戦”した。 また、ドラフト会議でのこと。楽天、オリックスは大石達也投手の1位入札に参加したが、ともにその抽選に外れている。しかも、岡田監督はその後も1位指名の抽選クジに外しまくり、「1位指名の抽選3連敗」というワースト記録まで樹立させた。そのとき、星野監督は2度目の入札で左腕・塩見貴洋(22=八戸大)を獲得できたからか、「岡田よりはマシ」と茶化している。一方、岡田監督は報道陣からこの星野発言を知らされたが、ムッとした表情を浮かべただけ。テレビカメラの入った会場ではともに笑顔で談笑していたが、内心は違ったようだ。 「岡田監督が阪神を退き、解説者を務めてきた昨年の話ですが、星野シニアディレクター(当時)の『監督復帰願望』を見抜いていました。岡田監督は星野氏が阪神監督に復帰することには反対でしたが、阪神フロントは星野氏でなければまとめられないとも考えていました」(球界関係者) 阪神指揮官時代の岡田監督は、一部フロントとの小競り合いも絶えなかった。岡田監督の眼には「自身の展望に協力的な一派」と、「そうでない一派がある」と映っていたらしく、その両方を押さえ込む星野氏の政治力は認めていた。しかし、監督復帰の野心や、旧知のブレーンを球団に引き込むやり方には批判的だったという。 「真弓(明信)監督の後任を考えるときが来たら、星野、岡田両氏が候補に挙がったのは間違いありません」(前出・同) 岡田監督がオリックス指揮官の打診を受け入れたのは、星野カラーに染まっていく当時の阪神から距離を置くためでもあった。 オリックスに関係する一連の星野発言は「そんな岡田監督の性格を見抜いてのもの」だという。また、岡田監督も星野監督の発言の真意を分かって、わざと挑発に乗ったフリをしているというのだ。 しかし、こんな懸念も聞かれた。 「楽天はともかく、オリックスは補強らしい補強をしていません。今季の成績を見れば分かる通り、オリックスの戦力は阪神とは比べ物になりません。そういう野球レベルの低さに、今季、岡田監督は何度かブチ切れそうになりました。このままだと、来季も胃の痛いシーズンになりそう」(阪神OBのプロ野球解説者) 阪神は『大人の集団』でもあった。放っておいても練習をし、たとえノーサインでも打順に応じたバッティングができた。投手陣もストッパー・藤川球児に繋ぐスタイルが完成している。これに対し、オリックスT-岡田など成長著しいバッターも出現したが、投打の噛み合わない試合も多かった。この先も楽天のような大型補強がなければ、岡田監督のストレスは相当なものになるだろう。そのとき、星野監督が辛口の過激エールを送ったら…。 岡田監督はソフトバンク、西武、ロッテの上位チームとの対戦に集中するためにも、星野楽天を叩いておく必要がありそうだ。
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ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
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大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
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珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
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