スポーツ
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スポーツ 2010年11月30日 17時00分
ゴールデングラブ賞に見る正常パに、異常セ
29日、都内ホテルでゴールデングラブ賞の授賞式が行われたが、ここでも「パ高セ低」という実力格差の現実が浮き彫りにされた。正常なパ・リーグ、異常なセ・リーグと明暗が分かれたのだ。 「一流打者でも3割しか打てない攻撃はアテにならない。勝つためには投手力を含めたディフェンスの勝負」というのが、野球界の定説だ。が、セ・リーグのゴールデングラブ賞は、4年ぶりのリーグ優勝の中日、最後まで三つ巴の戦いの末に3位になった巨人からの受賞者はゼロ。2位の阪神から捕手・城島健司、二塁手・平野恵一の2人が選ばれ、ようやく面目を保っただけだ。 一方、5位の広島からは投手・前田健太、遊撃・梵英心、外野手・廣瀬純、赤松真人と、初受賞者が4人も出ている。さらに4位のヤクルトからも三塁手・宮本慎也、外野手・青木宣親の2人が表彰されている。その上、リーグの恥だが、一塁手は該当者なしだ。 対照的に、実力伯仲で最後の最後まで激烈なペナントレースを展開したパ・リーグは、正常な表彰になっている。6球団全部から受賞者が出ているからだ。 投手=西武・涌井秀章、捕手=楽天・嶋基宏、一塁手・小久保裕紀、二塁手=日本ハム・田中賢介、三塁手=日本ハム・小谷野栄一、遊撃手・西岡剛、外野手・=日本ハム・糸井嘉男、オリックス・坂口智隆、西武・栗山巧。 初受賞者を比べても、正常なパ、異常なセがよく表れている。パ・リーグは楽天・嶋と西武・栗山の2人だけ。小久保は初と言っても一塁手としてで、二塁手では受賞している。セの方は、パ・リーグで受賞している阪神・城島、遊撃手で受賞しているヤクルト・宮本を除いても、初受賞者は広島の4人の他にも阪神・平野と、9ポジション中半分以上の5人もいる。 世代交代の激しいセに対し、実績のある実力者のいるパ。そういう現実がハッキリと出ているのだ。これでは、日本シリーズでリーグ3位のロッテにリーグ優勝の中日が勝てなかったのも当然の結果と言えるだろう。「パ高セ低」という実力格差が想像以上に進んでいるのだ。セ・リーグOBがため息混じりにこう語る。 「セ・リーグがパ・リーグに少しでも近づくチャンスがあるのは、再来年のシーズンからだろう。まず今年、ポスティング・システム(入札制度)でロッテ・西岡がツインズ入りする。楽天・岩隈のアスレチックス入りは先行き不透明だが、来オフには間違いなく海外FAでメジャーへ行く。さらに離婚問題のためにポスティングを1年先送りにした、日本球界のエースのダルビッシュも来オフにはいなくなる。その他にもソフトバンク・和田、川崎の2人が海外FAでメジャー入りするだろう。パ・リーグを代表する選手が続々といなくなるから、セ・リーグがパ・リーグに一歩でも近づくチャンスはあるだろう」 が、パ・リーグOBは鼻先で笑ってこう応じる。「スターがいなくなっても、次々と後継者が出てくるから大丈夫だね。日本ハム・斎藤佑樹と楽天の新エース・田中将大のライバル対決。それに絡んでくる同じ『俺世代』の西武・大石達也といった具合に、ちゃんと後継者は出てくるよ」と。確かに説得力はある。「パ高セ低」という現実解消は、並大抵ではない。
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スポーツ 2010年11月30日 11時30分
阪神への置き土産は「大石入札」? 星野監督の投手ランキング
“星野遺産”が真弓阪神のチーム編成に影響を与えたようである。 楽天新監督・星野仙一氏(63)は今秋のドラフト会議において、阪神、楽天両球団に関わった。阪神のシニアディレクターから横滑りしたためだが、両球団とも、ドラフトの目玉・斎藤佑樹投手(22=早大/日本ハム)の指名を見送り、大石達也投手(22=早大/西武)の抽選に参加した。それは、星野氏の影響だという。 話は、9月17日に逆上る。その日、ドラフト会議の要項発表の記者会見が行われ、特別ゲストとして『北京五輪の仲良し3人組』が招かれた。3人組とは、星野氏と田淵幸一、山本浩二両氏のことだ。 「司会者はドラフトの関心を煽る意味もあって、斎藤クンのことを質問しました」(球界関係者) 田淵氏は「プロに入っていい思い出を作ってほしい」と言い、山本氏は「頭のいい投手だね。決め球の前に何を投げるかとか…。いい意味で完成された投手だと思う」と評した。両氏の人柄を感じさせるコメントだ。温厚な田淵氏は善し悪しを一切言わない。監督経験も豊富な山本氏は卓越された配球術を称賛していた。しかし、星野氏だけは違う言い方をした。 「打撃の良いチームなら、活躍できる」 当時、星野氏は楽天の監督候補に挙がっていなかった。山本氏は「阪神は(斎藤の指名を)狙ってるの?」と突っ込んだが、「今日はさ、阪神担当(の取材者)もたくさん来ているから」と言葉を濁したが、星野氏は斎藤を高く評価していなかったのである。 「打撃の良いチームに行けとは、それなりの失点も覚悟しなければならない投手という意味でしょう」(前出・同) 8月、9月のスポーツ報道を改めて見てみると、阪神が斎藤に強い関心を持っていたのは明白だ。出どころは「球団幹部」とされていたが、先発陣の柱となる投手を欲し、斎藤のゲームを支配できる投球術、大学4年間で1度も故障のない体調管理能力の高さを認める言動が報じられていた。 「星野氏は阪神内で、当時、少数派だった『斎藤回避論者』でした。スカウトの純粋な評価、つまり投手としての素質は大石、沢村、福井(優也=早大/広島)の方が上でしたが、斎藤クンには甲子園時代からの人気、集客力、そして、何か不思議な力もあったんですよね。素質を持った投手はほぼ毎年、出現します。でも、スター選手は10年に1人しか現れません…」(関係者) “政治力”にも長けた星野氏は、トークショーとはいえ、「斎藤を酷評すればどうなるか?」も分かっていたはずだ。また、中日監督時代から投手を見る眼が優れており、それを否定するプロ野球関係者は1人もいない。 「沢村クンは巨人の一本釣りでした。彼の素質も素晴しいが、星野氏は『空振りの取れないストレートだ』と、大石クンの方が上だと評していました。楽天が大石クンの抽選に参加することを決めたのは、そのためです」(是移出・同) 即戦力投手の宝庫とも称された今秋のドラフトにおいて、社会人・大学生投手の明確なランキングをつけることができたのは、星野監督だけだという。楽天内部を窺えば、エース・岩隈久志投手が抜けると想定した穴はまだ埋まっていない。星野監督は内々に、外国人投手の調査を開始したとの情報も交錯している。大石投手に指名を集中させた仕掛け人でもある星野監督の眼力が正しかったのか否か、来季の楽天は優勝争い以外でも注目である。
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スポーツ 2010年11月29日 17時30分
白鵬の5場所連続優勝で終わった大相撲 2011年も白鵬の独走は続く!?
大相撲九州場所(於:福岡国際センター)は、11月28日、千秋楽を迎え、14勝1敗での優勝決定戦の末、横綱・白鵬が、平幕の豊ノ島を下し、5場所連続17回目の優勝を成し遂げた。 白鵬はこの場所、双葉山の前人未到の69連勝にチャレンジしたが、2日目に平幕の稀勢の里に敗れて、連勝記録は63でストップ。それでも、3日目からは持ち直し、年6場所中5場所を制する偉業を達成した。年間を通しても、86勝4敗の圧倒的な強さを見せ、昨年、自身が作った年間最多勝記録に並んだ。 九州場所では地元の声援をバックに、“万年カド番大関”の魁皇が、健闘を見せ、優勝争いに絡んだものの、13日目に白鵬、14日目に豊ノ島に敗れ脱落。12勝3敗に終わった。 準優勝となった西前頭9枚目の豊ノ島は、野球賭博に関与したとして、7月の名古屋場所は謹慎となり、十両に陥落。先場所(秋場所)、十両優勝を果たし、幕内に復帰して初めての場所となった。豊ノ島のがんばりは大いに評価されるべきだが、前頭9枚目とあって、本割りで白鵬との対戦はなし。この地位では、横綱に大きなプレッシャーを与えるには至らなかった。 情けないのは、魁皇以外の大関陣だ。把瑠都の11勝4敗が精いっぱい。琴欧洲は8勝7敗で、勝ち越すのがやっと。日馬富士に至っては、3連敗の後、休場。4人も大関がいても、魁皇以外は白鵬を脅かすには至らぬ体たらくだった。 1月の初場所で優勝した朝青龍が、場所後に引退。白鵬は切磋琢磨するライバル不在が続いている現状。これでは、白鵬とはいえ、慢心する懸念もあるだろう。 だが、「白鵬は朝青龍と違い、横綱としての自覚があります。彼にかぎって慢心はしないと思います。しかし、ライバルがいてこそ、より強くなるもの。ひとり横綱では負担が大きいのです。早く新しい横綱の出現が望まれます。ですが、現状では、それも厳しいです。来年も白鵬の独走は続くでしょう」(ベテラン相撲記者のA氏)。 新横綱の誕生は協会の悲願ではあるが、当面は白鵬独走の状態は続きそうである。(ジャーナリスト/落合一郎)
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スポーツ 2010年11月29日 15時30分
プロレスラーは短命? 星野勘太郎さんらの死に見る現実
元日本プロレス、新日本プロレスのプロレスラーであった星野さんが、11月25日、肺炎のため、入院先の病院で死去した。享年67歳の若さであった。 わずか3カ月前の8月28日には、星野さんのタッグパートナーで、新日本の鬼コーチとして有名だった山本小鉄さん(享年68歳)が死去。その際、闘病中であった星野さんは、小鉄さんの死を聞いて号泣したという。まさに、小鉄さんの後を追うかのような星野さんの死に、胸を痛めた関係者は多い。 今年のプロレス界には訃報が相次いだ。年明け早々の1月16日には、日プロ、新日本でプロレスラー、レフェリーとして活躍した柴田勝久さん(享年66歳)が亡くなった。柴田さんは現在、総合格闘技団体DREAM等でファイトする柴田勝頼の父親で、親子2代にわたるプロレスラーとして話題をまいた。 5月24日には、“マイクパフォーマンスの鬼”として、人気があった元プロレスリング・ノアのラッシャー木村さんが、68歳で亡くなった。ノアでは現役の監査役兼GHCタイトル管理委員長であったジョー樋口さん(享年81歳)が亡くなったばかり。 11月20日には、みちのくプロレスなどでファイトした“かに道楽仮面”愚乱・浪花さんが、10月6日に33歳の若さで亡くなっていたことが公表され、プロレス界に衝撃を与えた。 厚生労働省によると、日本人男性の平均寿命は79.59歳(09年のデータ)とされている。亡くなったプロレスラーの方々は、樋口さんを除き、平均寿命より、かなり早く命を失ったことになる。 スポーツマンを中心に治療活動を行なっている整形外科医のA医師は、「プロレスラーは常に受け身を取らなければなりません。また、打撃技や投げ技で脳へのダメージは大きいのです。昔のプロレスラーは年間200〜300試合をこなしていたわけですから、ダメージの蓄積は少なくはないでしょう。それと寿命との関係は明確に証明されてはいませんが、否定はできないと思います。樋口さんはプロレスラーとしては長寿の方に入りますが、彼は若くして引退して、レフェリーに転向していますから、ダメージの蓄積も少なかったのでは…」と語る。 身を削ってファイトし、ファンに感動を与えるプロレスラー。その代償として、寿命をも削っているのならば、いたたまれぬ思いになる。 亡くなった星野さんには、慎んで哀悼の意を表します。(最強プロレスサイトBATTLENET ミカエル・コバタ)
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スポーツ 2010年11月27日 15時00分
何で2回目だけ? 尾花監督が突然のトライアウト視察
11月24日、2度目の12球団合同トライアウトが行われた(福岡ヤフードーム)。1回目のトライアウトでは33人の選手が受験したが、この日は17人まで激減した。もっとも、前横浜・野口寿浩捕手が「(2回目のトライアウトまでに)オファーがなかったら、きっぱり諦める!」と言ったように、2度目のトライアウトで他球団の目にとまるケースは極めて少ない。2回目で受験者が減るのも決して珍しいことではないのだが、会場には尾花雄・横浜監督(53)の姿も見られた。 受験選手の多い1回目は観戦していなかっただけに、会場には「ナゼ?」の声も飛び交っていた。 「尾花監督はホークスの投手コーチとして名を馳せた人ですし、今、横浜球団がぐらついていますからね…。王(貞治)会長に今後のことでいろいろ相談したかったのでは」(メディア関係者) 尾花監督はトライアウト視察の目的を質問されたが、「(監督が直接視察することは)珍しいことでも何でもない」と返しただけ。繰り返しになるが、受験者の多い1回目を見送って、2回目だけを視察するのは得策ではない。球団職員が同監督の脇を固めていたため、それ以上の質問は遮られてしまったが、この不可解なトライアウト視察と前後して、横浜は補強を巡る『迷走』も露呈させている。 去る11月22日、楽天新監督の星野仙一氏(63)が大阪のラジオ番組で松井稼頭央内野手(35=前ロッキーズ3A)の獲得を表明した。その際、「巨人、横浜、オリックスとのせめぎ合い」とも語っていたが、横浜の加地隆雄・球団社長はこれを完全否定。しかし、米特派員、米メディアは「横浜もカズオを調査していた」と言い切る。この“食い違い”について、球界関係者がこう言う。 「社長の知らないところで動いていたのではないだろうか。本当に知らないとしたら、それはそれで問題だろうけど…」 同社長は09年11月のドラフト会議直前、地元・横浜高校の雄、筒香嘉智内野手(19)を「欲しい!」と公言し、横浜のスカウティング戦略を一変させている。その是非はともかく、『鶴の一声』で1位指名選手を変更させたということは、それなりの影響力を持った球団社長だと思われてきたが、「知らないところで松井稼獲得を動いていた」説が本当なら、横浜フロントは「ゴタゴタ続き」と言わざるを得ない。 「横浜は森本(稀哲=29)のFA獲得を目指しています。加地社長は森本に気を遣って、カズオの件は知らないと言ったのかな? でも、星野監督の発言をマスコミから聞かされたとき、物凄い怒りようでした」(取材陣の1人) 一般論として、球団売却の話が報じられる場合、「あとはオーナー会議での承認を待つだけ」といったふうに、最終段階のツメに入っている。従って、今回の横浜は異例中の異例であり、「買い手の付かない」とのレッテルも貼られた球団を再建するのは並大抵ではないだろう。 「横浜の補強はかなり遅れています。他球団も(経営再建に)協力するつもりはあるものの、横浜とのトレードを避けているような節も見受けられます。村田修一、ベテランの金城龍彦は残留しましたが、内川聖一の移籍は確実で、チームの精神的支柱だった佐伯貴弘が解雇され、すぐに中日に拾われた一件も、横浜ナインに暗い影を落としています」(前出・同) 尾花監督も球団売却騒動の際、買収側が“解雇リスト”に挙げられた1人。そのため、積極的に来季のチーム編成に携われなかったせいもあるだろうが、2回目のトライアウト会場で自軍職員とナイショ話をする姿は、痛々しくも見えた。内川喪失に備え、ソフトバンクの王会長に「人的補償を求める旨」をいち早く伝えているため、福岡入りしたのかもしれない…。
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スポーツ 2010年11月27日 11時00分
元大麻力士が“横綱”で早くも聖地・両国国技館に凱旋!? プロレス界に倫理はないのか?
09年1月に大麻取締法違反(所持)で逮捕され、同年2月に日本相撲協会から解雇された日本人力士を覚えているだろうか? その人物とは元幕内(最高位=前頭9枚目)の若麒麟こと鈴川真一(27)。彼は相撲協会から解雇された後、退職金に当たる力士養老金の受け取りを辞退。同年4月には、横浜地裁から、懲役10カ月、執行猶予3年の判決を受け、表舞台から姿を消した。 その後、一般の仕事をしていたという鈴川は、今年2月にアントニオ猪木に弟子入り志願。これが認められ、猪木が会長を務めるプロレス団体・IGFに入門した。 猪木は元々、相撲取り嫌いといわれていた。ただ、鈴川に関しては、まだ20代と年齢も若く、化ける可能性があると判断しての入門許可であったのだ。 その鈴川はマジメに修行を積んで、9・25東京・JCBホール大会でデビュー。アマレスの元バルセロナ五輪米国代表で総合格闘技界の実力者、マーク・コールマンと対戦し、TKO勝ちを収める大金星を挙げた。 そして、2戦目が12・3両国国技館大会に決まった。対戦相手は身長2mを超える“ブラジルの大巨人”モンターニャ・シウバ。ここで、なんと鈴川は“結びの一番”となるメーンイベントに起用されることになったのだ。プロレス界では異例の大抜擢に鈴川は、「両国に戻るということで、ケジメをつけたい。メーンイベンターは相撲でいえば、横綱。それにふさわしい試合をしたい」と意欲を見せた。 鈴川が日本相撲協会を解雇されてから、わずか1年10カ月。相撲界に泥を塗った男が、早々に聖地・両国のメーンを務めるとあって、協会側も態度を硬化させているという。 だが、「協会にとって、国技館の会場使用料は重要な収入源。この不景気で国技館を借りる団体が減りましたので、借りてくれるIGFは“お客様”。協会側としては文句も付けづらいのです。とはいっても、猪木の非常識な抜擢には、問題もあります。まだ、執行猶予も終わっていませんから」(某ベテラン記者)。 プロレス界に世の常識は通用しないというが、日本相撲協会を逆なでするような猪木の判断には、さすがに業界からも批判が噴出しているようだ。
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スポーツ 2010年11月27日 10時30分
関東定着を目指し…信州の「LINKS」、関東第二弾大会も盛況
11月23日、総合格闘技色の強いスタイルを見せるアマチュアプロレス団体「LINKS」の第二回関東大会が蕨市の市民体育館で開催された。6月の第一回関東大会からちょうど半年。団体としては堅実な歩みを見せている。 ルールは総合のそれを用いながらも、頭部への打撃を禁じるなど、アマチュアらしく安全面への配慮が見られる。 入場は前回に引き続き無料で、観客もまずまずの入りである。 第1試合は、RAW所属のSAGATと秋葉原所属の山本国鉄の対決。スキンヘッドに空手着の山本が打撃で攻め、SAGATが寝技で攻める。SAGATの裏投げでKOされかかった山本だったが、起死回生の前蹴りでレフェリーストップ勝ちをおさめた。 第2試合は、LINKS長野の前田明日vsW.I.Nのウメタロウ。バチバチの打撃戦から、グラウンドではRINGSっぽい足関節の取り合いと、前田の目指す方向性がわかりやすく見える展開だ。互角の戦いが続いたが、キャプチュードからのフェイスロックで前田がギブアップを奪った。 第3試合は、LINKS埼玉のマッチョ・マイケルズvsRAWのケンタDX。前回前田を倒して暴言を吐いたケンタに、マッチョは雪辱しておきたいところ。打撃でガンガン、ケンタを押し込んでいくマッチョ。しかしケンタもパワーで強引に投げる。結局投げの連続の前にマッチョがダウンし、LINKSの雪辱は成らなかった。 第4試合はRAWのユウキ・ロバート・カワグチ対nkwのドクロ狂死郎。この試合に限り3カウントが採用され、三角締め等下から極めようとするとカウントを取られる、というシーンが続出した。試合はイケメンをいいことに暴言を吐きまくる狂死郎が腕十字で勝利した。この世には神も仏もないものか。 メインイベントはめ組のドラゴンソルジャーLAW(王者)とピンクタイガーモンスター軍のJOMの、LINKS認定無差別級王座戦。途中JOMの蹴りに追いつめられながらも、王者のDSLが胴締めスリーパーで勝利。しかし試合内容に納得がいかなかったのか、DSLは王座の返上を宣言。これを受けてLINKS無差別級王座は当分空位となることになった。 試合終了後、マッチョ選手にインタビューしたところ、大会の進行のミスをしきりに気にしていたが、記者は気にならなかったし、前回の関東大会より、試合内容もレベルアップしていたように思う。今後も年二回関東、年二回長野での興行を構想しているそうだ。 リアルライブ読者へのメッセージを求めると、 「我々はアマチュアとして入場無料でやっておりますので、お近くの方はご気軽にいらしてください。誰が一番最高かを決める熱い戦いをリングで続けていきますので、よろしくお願いします」 とのことであった。(「新宿のフォレストガンプ」杉田透 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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スポーツ 2010年11月26日 10時30分
熾烈なる優勝戦線争い、混沌の中抜け出すのは誰か!? E-1クライマックス第二戦では予想も付かない出来事が!!
STYLE-E10月大会から始まった「STYLE-E最強を決めるリーグ戦」であるE-1クライマックス。11月20日西調布格闘技アリーナにて119人の観客を集めて第二戦が繰り広げられた。 念のためにおさらいをしておくと、このリーグ戦は2ブロックにより行われ、勝者には勝ち点1が与えられる。敗者及び時間切れ等あらゆる引き分けには点数が加算されない。よって、あらゆる手を使っても勝利を収めなければならない。しかもリーグ公式戦は全て20分1本勝負と、かなり過酷なものとなっている。 各ブロックの出場選手は、Aブロック→竹田誠志(現STYLE-E無差別級王者)・藤田MI太郎(西調布妖怪組合)・趙雲“骨”子龍(獅子一色)・末吉利啓(プロレスリング・アライヴ)、Bブロック→田村和宏(STYLE-E)・柴田正人(STYLE-E)・冨宅飛駆(パンクラスMISSION)・ダイスケ(ガッツワールド)の総勢8名。10月大会ではAブロック、冨宅が柴田に、田村がダイスケに勝利してそれぞれ勝ち点1、Bブロックでは藤田が竹田に、趙雲が末吉に勝利してそれぞれ勝ち点1をマークしている。 第2試合で行われたAブロック公式戦、まずは末吉と藤田が対戦する。「今日はクリーンファイトで行く」と妖怪組合の砂かけCHANGOとアミゴの親父を下がらせた藤田。いまいち信用できないという表情をしている末吉。藤田の誠意は試合開始直後の握手で表された。しかしCHANGOが去る時、藤田はしっかりと砂袋を自分のコーナーに置いていた瞬間を見逃さなかった。左ひじへの集中攻撃から徐々に本性を現す藤田、レフェリーのてっしー手島に末吉を突進させて隙を作り砂攻撃! 一発目は命中せず、逆に末吉のファイナル・エルボーを食らってピンチに立たされるが、二発目は末吉の頭が白くなってしまう程見事に命中。すかさずサスケだましセグウェイに繋いだ藤田が負け無しの2点目をマーク。対する末吉は優勝戦線から脱落。IWA世界ジュニア王者としては悔しいリーグ戦となった。 第3試合ではAブロック、前回藤田に敗れて後が無い無差別級王者・竹田と「獅子一色を背負って立つ」趙雲。趙雲は入場してくる竹田の背後に襲い掛かり試合はスタート。竹田の出鼻をくじいた趙雲は丸め込み技を連発して精神的ダメージを負わせる。ロープワークの最中、竹田を場外に放り出してトップロープからのカンフーキック! 趙雲のクロスボディーをキャッチしてパワースラム気味に叩き付けた所から竹田の反撃が始まる。軽量の趙雲をポンポンと投げていく竹田のパワーから、精神的ダメージが回復している事が見られる。ところが趙雲の方が一枚上手だった。竹田のジャーマンを防ぐため手島レフェリーを掴んで急所攻撃…これは竹田がかわして逆にスピアで吹っ飛ばされる。それならと、前回末吉を破った回鍋肉を狙うが、竹田が持ち上げて叩き付ける。これは全て罠だったのか、自分の体重を上手く乗せて再び竹田を丸め込むと、レフェリーがカウント3を叩いた! 新技「棒々鶏」の初披露にセコンドの高梨岩兵衛も歓喜のマイク。Aブロックは藤田と趙雲による、妖怪組合と獅子一色の勝者が優勝戦に駒を進める形となる。逆に現無差別級王者でありながら優勝戦線に残れなかった竹田…予想も付かない結果となってしまう。 セミファイナル、Bブロック公式戦で冨宅とダイスケが初対決。試合前の握手を拒否し、先制のドロップキックで冨宅を吹っ飛ばすダイスケ。串刺し式のバックハンド・エルボーをキャッチした冨宅は何と、コーナー最上段に登ってダイスケの左腕を極めるワキ固めを披露! その後も冨宅はダイスケの左腕を執拗に攻める。 ダイスケは得意のエルボーで反撃。変則ロープワークで冨宅を困惑させた所にジャンピング・エルボーパッド。フィッシャーマンズ・バスターからフロッグ・スプラッシュで冨宅を追い込んでいく。ローリング・エルボーからのフォールはカウント2で返されるが、ここで肘サポーターを外して必殺のスライディングD…しかし冷静にこれをキャッチした冨宅は一気にチキンウイング・フェースロックの体勢に。キャメルクラッチ状にダイスケの上体を反らして締め上げると、たまらずダイスケはギブアップ! 寡黙なベテランが若いダイスケを沈めて負け無しの2点をマークする。 メインイベントになったBブロック公式戦、田村和宏と柴田正人によるSTYLE-E同門対決。過去両者は2度シングルで対戦し、田村が2試合共に勝利を収めている。最近では無差別級王者・竹田に先輩の意地を見せ付ける勝利を飾る等、突如として訪れる「柴田スーパーラッシュ」は脅威の的となっている。体格ではさすがに柴田が有利。不要意にヘッドロックを仕掛けた田村を軽々とバックドロップで投げ捨てる。田村は機動力で勝負。柴田のパワーを封じるために左足への集中攻撃を極めていく。 串刺し攻撃を狙った田村を場外に放り投げた柴田。再度コーナーに上る田村を叩き落し、場外で田村を担ぎ上げると驚愕の「リング内への投げ捨てアッサム・ボム」を炸裂させた! これで柴田のペースになるかと思われたが、田村も伊達にSTYLE-Eを牽引してきた訳ではない。柴田のベイダーハンマー、ベリィ・トゥ・バックを食らいながらロープの反動を利用してのアックスボンバー! 両者ダウン。 柴田がコーナーに登ってのエンジェル・プレスを狙うが、左足へのキックで逃れた田村。体重差60キロはある柴田をそのまま担ぎ上げ、膝から落とす変形のニークラッシャーからバズソーキック! カウント2で返した柴田に対し、更に左足を絞り上げる田村。得意のコーナーに駆け上がってのウルトラタイガードロップを狙うが、バックを取った柴田がベリィ・トゥ・バックで投げ捨てる!! ここから始まった「柴田スーパーラッシュ」。柴ちゃんこボンバーを正調・スライディング式と連続で決めると投げっ放しフルネルソン・スープレックス! 意地でカウント3を入れさせなかった田村に対しとどめのビッグクランチ(投げっ放しパワーボム)!! 体固めの体勢に入ると田村は肩を上げる事ができなかった。 田村戦初勝利、そしてBブロックの優勝戦線に踏みとどまった柴田は試合後「優勝したら『俺が優勝する』と予想してくれた人全員と焼肉食べに行くぞー!!」とぶち上げる。一方田村はビッグクランチのダメージが大きく、玲央に担がれて控室に去っていった…。 各ブロックをトップで通過したのが他団体、そして敵対するユニットの選手となりピンチに立たされてしまったSTYLE-E勢。特にAブロック、竹田の予選敗退は誰もが予想出来なかったことであろう。「毎週第三土曜日は晴天」という都市伝説(?)にも陰りが出た当日の天候は、今にも降り出してきそうな天気。「逆境に強い」STYLE-Eではあるが、12月18日の決勝戦に駒を進めるのは果たして田村か、柴田か。 ただでさえ興行がひしめく師走、5日と18日という一か月2大会を開催する事となったSTYLE-Eだが、優勝戦線に所属選手が出場してない事により客足が遠のいてしまう結果になってしまう可能性も出てくる。崖っぷちに立たされたと言ってもいいSTYLE-E、7年目の年末に嵐の予感がする…。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆STYLE-E11月大会『E-1クライマックス第二戦〜生き残れ! E-1戦士!』2010年11月20日(土) 東京・調布『西調布格闘技アリーナ』(観客119人)<メインイベント E-1クライマックスBブロック公式戦 20分1本勝負>○柴田正人〔1勝1敗=1点〕(17分01秒 体固め)●田村和宏〔1勝1敗=1点〕 ※ビッグクランチ<セミファイナル E-1クライマックスBブロック公式戦 20分1本勝負>○冨宅飛駈〔2勝=2点〕【パンクラスMISSION】(4分37秒 キャメルクラッチ式チキンウイング・フェースロック)●ダイスケ〔2敗=0点〕【ガッツワールド】<第4試合 新妖怪登場!? 新妖怪査定試合 タッグマッチ 30分1本勝負>砂かけCHANGO&○アミゴの親父【西調布妖怪組合】(6分23秒 呪縛)ヒデ久保田&●ヤス久保田【スポルティーバ・エンターテイメント】<第3試合 E-1クライマックスAブロック公式戦 20分1本勝負>○趙雲“骨”子龍〔2勝=2点〕【獅子一色】(6分20秒 棒々鶏)●竹田誠志〔2敗=0点〕<第2試合 E-1クライマックスAブロック公式戦 20分1本勝負>○藤田MI太郎〔2勝=2点〕【西調布妖怪組合】(12分27秒 体固め)●末吉利啓〔2敗=0点〕【プロレスリング・アライヴ】 ※サスケだましセグウェイ<第1試合 STYLE-Eフレッシュ・ファイト 6人タッグマッチ 30分1本勝負>○吉野達彦【ガッツワールド】&塚本拓海【大日本プロレス】&那須晃太郎(9分05秒 アスリートジャーマン)山田太郎【666】&橋本和樹【大日本プロレス】&●玲央
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スポーツ 2010年11月26日 09時00分
岩隈が直面した『マネー・ボール』の傷痕
岩隈久志投手(29=東北楽天ゴールデンイーグルス)のメジャー移籍交渉が暗礁に乗り上げた。その経緯は既報通りだが、米メディアは日本の野球ファンとは違う見方をしていた。岩隈がアスレチックスとの交渉を再開させるのかどうか、それは「ボストンを探れば見えてくる!」というのだ。 「ア軍のビリー・ビーンGMは、絶対にリップサービスをしてくれません。交渉過程すら教えようとしないGMが、唯一、接触を認めているのがボストンレッドソックスのエンドリアン・ベルトレ三塁手なんです」(米国人ライター) ビリー・ビーン氏は、メジャーきっての敏腕ゼネラルマネージャーと言ってもいい。名著『マネー・ボール』に象徴されるように、独自の目線と手法で「お金を掛けずにチームを強くする」策士でもある。 また、今オフの米FA市場は大物選手が少ない。ベルトレはその数少ない大物の1人である。 「ア軍はア・リーグ1位のチーム防御率を誇っています。打撃陣が不振で、今オフの補強ポイントは強打者でした。松井秀喜に興味を示しているチームの1つとして、ア軍が出てくるのはそのためです」(前出・同) ベルトレの今季の成績は、打率3割2分1厘、28本塁打、102打点。レッドソックスは1000万ドルを提示したが、ベルトレはFA選手として、所属先を探すことにした。 「ベルトレ? 典型的な右のプルヒッターですね。09年までマリナーズに在籍していたので、日本人メディアもよく知っていますよ。レフト方向に引っ張る打撃しかできず、かといって、(マ軍の本拠地の)セーフコフィールドのスタンドまで打球は届きません。レ軍の本拠地であるフェンウェイ・パークは左翼が前に出ているので、今季、本塁打を量産できたのはそのおかげです。ア軍の本拠地は広域球場なので、レ軍に残留した方がいいように思いますが…」(日本人メディアの1人) イチローの取材でマリナーズに張りついた日本人メディアは、ベルトレを高く評価していないようである。独自の眼力を持つビーンGMが「ベルトレはオークランドでも活躍できる」と判断したのかどうかはともかく、ア軍の補強候補選手のなかで、もっともお金の掛かる選手は、岩隈である。入札金1910万ドル(約16億円)、年俸4年総額1525万ドル(約12億7000万円/金額はともにUSAトゥデー・電子板22日付参考)。つまり、前出・米ライターや米国の野球取材陣は、岩隈との交渉をいったん打ち切ったのを受けて、「補強予算を岩隈で使い切る前に、ベルトレを獲ろうとしている」と判断したのだ。まして、岩隈はポスティング対象選手である。12月7日(現地時間)まで、他29球団は交渉のテーブルに着くことさえできない。岩隈の交渉を完全に断ち切ったのではなく、「今オフの最優先課題である打撃陣の強化を優先させた」と見ているのだ。 日本のメジャー中継関係者がこう続ける。 「近く、松井秀喜がホワイトソックスとの交渉を開始するとの情報も流れています(23日時点)。アスレチックスも松井に興味を示しているので、岩隈と松井がチームメイトになる可能性もあります」 ビーンGMは口が堅いことでも有名だ。これまで、日本人メディアに何度も「松井獲得の可能性」を質問されてきたが、「交渉過程はコメントしない」の一点張りだった。しかし、 「08年3月、レッドソックスとアスレチックスが日本で開幕戦を行いました。ビーンGMはこの開幕戦以降、日本市場に進出したいとし、マリナーズや、巨人と業務提携を交わしているヤンキースのことも研究しています。ビーンGMは愛想が良くないけど、わざわざ立ち止まってノーコメントを伝える誠実な一面もある。日本市場進出を目指している人が岩隈をコケにするような交渉はしないはず」(前出・米国人ライター) 名著『マネー・ボール』で知られるア軍は、補強にお金を掛けないと言われてきた。だが、ベルトレに『5年6400万ドル』(約51億円)を提示したとされ、08年11月には、強打者のマット・ホリデー(年俸15億円強)をトレード獲得し、リードオフマンのラファエル・ファーカルもドジャースから強奪しようともした。必要とあれば、補強に大金を投じると思わせておきながら、翌09年7月のことだった。チームの地区優勝の可能性がほぼなくなると、ホリデーをカージナルスに放出し、中堅、若手選手と交換してしまった。 「同じア・リーグ西地区のマリナーズが岩隈獲得を目指していたため、それを妨害する目的で岩隈の入札に参加したのではないか? あるいは、ベルトレの獲得に失敗した場合、岩隈を獲得し、岩隈を含めた自軍投手の1人をトレード要員にして打線強化をはかるのではないだろうか」 ドライな補強を見てきたからか、米国メディア陣はそんな“邪推”もしていた。『マネー・ボール』では生え抜きのFA取得選手も交換要員とし、若手や中堅をトレード獲得する利点も書かれていた。そのチーム編成論も間違っていない。しかし、日本での市場拡大を本気で目指すのであれば、岩隈が今、どんな気持ちでいるのかも理解すべきだろう。
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スポーツ 2010年11月25日 14時00分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第62回 大田原マラソン」
11月は、マラソン大会が非常に多い時期です。 11月23日(火)も栃木県大田原市で大田原マラソン大会が開催されました。伝統もあり、市民ランナーのトップ選手も参加されることでも有名な大会です。 フルマラソンの部は制限時間4時間で、楽しんで走るというよりも記録を狙う雰囲気の大会です。この大会にも多くのエアランメンバーがご参加されました。私も、朝5時30分に東京を出発し、応援に行って参りました。 朝から大粒の雨が降り、風も強い悪条件のレースが予想されました。出場予定の選手は大会に慣れているので、雨の天候でも最善を尽くせる準備をして来ていました。雨が染込んでこないように、ビニール袋を被ったり、長袖、グローブ、水を弾くようにワセリン、寒さ対策のホットクリームなど参加者が個々の工夫を凝らしていました。 今回取り上げる男性メンバーは、この日のために今シーズン計画的にしっかりとトレーニングしてきました。中距離が得意でスピードを持っていますがスタミナが課題でした。30代前半で仕事も忙しいと思いますが、夏場もしっかりと時間を作り、距離を走りスタミナを養っていました。エアラン東京の練習会にも積極的に参加して頂き、世界陸上代表の平塚コーチも期待を寄せるメンバーの1人でした。マラソンは年に何本も走れるものではありませんので、悪条件だからといっても簡単に引き下がるわけにはいかないのが本音です。 10時を過ぎると、雨も弱まり始めましたが、逆に風は増してきました。フルマラソンのスタート10時40分には、雨はあがりました。多くのランナーの願いがきっと届いたのでしょう。彼が狙うのは、2時間50分切りです。 1kmを4分ペースで走るのが目標です。号砲が鳴り、一斉にスタートです。公道を走りますので、水のたまりやすい端ではなく真ん中を走ることをアドバイスしました。 スタートを見送った私は、車で移動し10km地点でタイムチェックをします。彼は、38分12秒で通過していきます。少し速くは感じましたが、無理ないフォームと非常に落ち着いた表情をしていたので調子の良さを感じました。 ただ田園地帯ですので風を遮るものがなく、横風が強いので風を考えるようにとアドバイスをします。しっかりと頷き、私の前をあっという間に通り過ぎました。次は30km地点に移動です。 見れてはいないのですが、10km〜20kmは、39分18秒で通過し順調に進んでいたようです。私のいた30km地点を通過したのは、1時間58分32秒(10kmラップ40分42秒)。まだまだ余裕のある表情です。 しかし、彼の課題はここからです。そして、ここから更に強い向かい風です。結果的には、弱点であったスタミナを強化してきていたので誰もがペースダウンしやすい30km〜40kmの10kmで彼は、ペースアップしました。この間の10kmは39分58秒。 そのままの勢いで、見事2時間47分15秒でゴール! しっかりと自分自身を分析し、計画的にトレーニングしてきた結果がタイムに表れたのです。悪条件でなければ、もう少しタイムが良かったはずです。普段は寡黙な彼も喜んでいました、私も本当に嬉しい想いでした。 努力した分だけ結果が出やすい競技がマラソンです。これからも、大会が続きますのでエアランメンバーはじめ、しっかりとトレーニングしてきた方のご活躍が楽しみです。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。
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